JPS6019702Y2 - 冷温灸器 - Google Patents

冷温灸器

Info

Publication number
JPS6019702Y2
JPS6019702Y2 JP5565779U JP5565779U JPS6019702Y2 JP S6019702 Y2 JPS6019702 Y2 JP S6019702Y2 JP 5565779 U JP5565779 U JP 5565779U JP 5565779 U JP5565779 U JP 5565779U JP S6019702 Y2 JPS6019702 Y2 JP S6019702Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
cold
power
moxibustion
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5565779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55156740U (ja
Inventor
勇鋼 森
Original Assignee
小松エレクトロニクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小松エレクトロニクス株式会社 filed Critical 小松エレクトロニクス株式会社
Priority to JP5565779U priority Critical patent/JPS6019702Y2/ja
Publication of JPS55156740U publication Critical patent/JPS55156740U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6019702Y2 publication Critical patent/JPS6019702Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は人体各部を冷却または温めて局部的に刺激を与
える冷温灸器に関する。
近年、人体のいわゆる1つぼヨと呼ばれている部分に例
えば低周波微小電流を加えて電気的に刺激を与えること
により肩こり等を治療する簡易型の医療器具が普及しつ
つある。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、冷灸部と温
灸部とを有しこれらのいずれか一方または両方同時に人
体の所望部分に押圧して刺激を与えるようにした冷温灸
器を提供するものである。
以下本考案を添付図面の一実施例に基いて詳述する。
第1図において、冷温灸器1は略棒状をなし中央部1a
が握り部となっており、一方端側1bには両側方に温灸
部2、冷灸部3(第2図)が突出しており、他方端側1
cからはケーブル4及び冷却水循環ホース5,6が導出
している。
これらのケーブル4、ホース5,6には夫々コネクタ7
、ジヨイント8,9が取付けられており、電源本体20
(第3図)の対応するコネクタ26、ジヨイント35.
36に夫々接続されるようになっている。
冷温灸器1の一方端側1bの内部には第2図に示すよう
に略直方体状の水冷器10が配されている。
この水冷器10は電子冷却素子15の発熱面15aを冷
却するためのもので、熱伝導性部材例えばアルミニウム
或は銅部材で空胴に形成されており、前記ホース5,6
が接続されている。
そして、内部を冷却水が循環するようになっている。
この水冷器10の一側面10aには断熱部材11を介し
てPTC(Po5itive Temperature
Coefficient Thermister)発熱
体12が配設固定されている。
この発熱体12の発熱面12aには熱伝導のよい例えば
アルミニウム或は銅部材で形威した加熱板13が密着固
定されている。
そして、この加熱板13にはネジ14を介して略円柱状
の温灸部2が着脱自在に密着固定されている。
この温灸部2もアルミニウム或は銅等の熱伝導のよい部
材で形成されている。
水冷器10の他側面10bには電子冷却素子15の発熱
面15aが密着固定されている。
この電子冷却素子15の冷却面15bにはアルミニウム
或は銅等の熱伝導のよい部材で形成した冷却板16が密
着固定されている。
そして、この冷却板16にはネジ17を介して略円柱状
の冷色部3が着脱自在に密着固定されている。
この冷色部3もアルミニウム或は銅等の熱伝導のよい部
材で形成されている。
電子冷却素子としては例えはサーモモジュールがある。
これらの加熱板13、冷却板16等は温灸部2、冷色部
3に比べて熱容量を大きくしてあり、温灸部2、冷色部
3を人体に当接した際、これら温灸部2、冷色部3の温
度の急変を防ぐようになっている。
また、発熱体12、電子冷却素子15の接続線12b、
15cは夫々ケーブル4に接続されている。
尚、温灸部2、冷色部3の形状は円柱形状に限るもので
はなく、使用箇所に応じて所望の形状のものに適宜取り
替えて使用すればよい。
また、例えば、温灸部と冷色部とを略り形状に形成腰且
つこれらを冷温灸器の一方側に平行に突出するように取
付けることにより、温灸部と冷色部とを同時に当接させ
ることができる。
このようにして冷温灸器1が構成されている。
電源本体20の電源部21は発熱体12に電力を供給す
るためのもので、交流及び直流電圧を出力するようにな
っており、出力端子21a、21Cは例えは交流電圧1
00Vを、出力端子21bは直流電圧を出力する。
この直流出力電圧は温灸部調節ツマミ(図示せず)によ
り例えば10V〜18Vの範囲で自由に可変することが
できるようになっている。
タイマ22は例えばバイメタル式サーマルタイマで、発
熱体12に印加する電圧を電源投入後一定時間後に高電
圧の交流から低電圧の直流に切換えるためのもので、ス
イッチ23の固定接点23at23bは夫々接続端子2
2a、22bを介して電源21の出力端子21a、21
bに接続されている。
また、ヒータ24は接続端子22d、22eを介して電
源21の出力端子21c、21dに接続されている。
スイッチ23の可動接点23Cは接続端子22c1コネ
クタ26,7、ケーブル4(第2図)を介して発熱体1
2の線12bに接続される。
このタイマ22はノーマル時に雌接点23aに切換えら
れており、ヒータ24が加熱されて所定の温度に上昇す
ると接点23bに切換えられるようになっている。
電源部25は電子冷却素子15に所定の直流低電圧(例
えば工5v)を印加するための直流電源で、出力端子2
5aはコネクタ26,7、ケーブル4を介し電子冷却素
子15の線15cに接続される。
この電源25の出力電流は冷色部調節用ツマミ(図示せ
ず)により例えば0−5Aの範囲で自由に可変できるよ
うになっている。
尚、電流を制御する代りに電圧を制御してもよいことは
言うまでもない。
冷却水用のタンク30は熱伝導のよいアルミニウム或は
銅部材で形成されており、冷却水流出口30aはホース
31、ポンプ32を介してジヨイント35に、流入口3
0bはホース33を介してジヨイント36に接続されて
いる。
さて、冷温灸器1のコネクタ7、ジヨイント8.9を夫
々電源本体20のコネクタ26、ジヨイント35.36
に接続し、電源スィッチ(図示せず)を投入する。
この電源スィッチを投入すると、発熱体12及びタイマ
22のヒータ24には交流電圧100Vが印加され、電
子冷却素子15には直流電圧が印加される。
また、ポンプ32が回転してタンク30→ホース5→水
冷器10→ホース6→タンク30へと水冷水を循環させ
る。
発熱体12は交流電圧100Vが印加されると急速に発
熱して短時間で所定の温度Tmに達する(第4図の曲線
I)。
また、タイマ22のスイッチ23はヒータ24が発熱し
て所定温度に達すると接点23aから23bに切換えら
れる。
このスイッチ23が切換えられるまでの間に発熱体12
の温度がTmに達するようにタイマ22のスイッチ切換
時間tsを設定する。
そして、時間tsの後、発熱体12に印加する電圧を直
流電圧に切換えて、前記調節ツマミの位置に応じた電圧
を印加して発熱体を所望の温度に保持する。
この発熱体12の熱は加熱板13を介して温灸部2に伝
導され、この温灸部2が発熱体12の温度に加熱される
この温灸部2の温度は調節ツマミにより室温を25℃と
した場合、例えば最底35℃位から最大50℃位まで変
えることができる。
尚、発熱体12の印加電圧を交流から直流低電圧に切替
える理由は、電圧の調節が容易かつ安全であるためであ
る。
また、発熱体12に起動時(最初)から所定の低い直流
電圧を印加した場合の温度上昇は第4図の曲線Hに示す
ようになり所定温處Tmに達するまでの時間が非常に長
くなる。
因みに、曲線■と■との立上り時間(所定温度Tmの1
0%から90%に達するまでに要する時間)を比べてみ
ると、曲線Iは曲線■の約1ハ咀度となり、非常に短縮
することができる。
従って、その分だけ温灸部2の使用可能になる時間を短
くすることができる。
すなわち、発熱体が所望の温度に加熱されるのに必要な
電力は、電子冷却素子を所望の温度に冷却するのに必要
が電力に比べて大であり、発熱体の立ち上りに必要な時
間は、同程度の電源を用いた場合、大である。
そして、電子冷却素子の発熱面の冷却に熱容量の大きい
水を使用した場合、特に電子冷却素子の冷却効果は上り
冷却部の立ち上がり時間は短縮される一方、発熱体の方
は断熱部材11を介在せしめ、熱の移動を阻止している
とはいえ熱容量の大きな水が循環するため、この冷却水
を通して損失されるエネルギーが無視できないものとな
り、立ち上り時には特に多大な電力を必要とすることに
なる。
そしてこれは、冷却水は循環するため立ち上り時間が長
ければ長い程、電力の損失は大きくなる。
従って始動時に大電力を加え、発熱体の立ち上り時間を
短縮することにより、即時の使用を可能とする上、電力
損失を小さくすることができるものと考えられる。
電子冷却素子15は直流電圧が印加されると、発熱面1
5aの温度が上昇し、冷却面15bの温度が下降する。
そして、冷却面15bの温度は発熱面15aの温度を低
くする程低くすることができる。
発熱面15aは水冷器10により絶えず室温以上、ある
一定の温度上昇以内に冷却されており、従って、これに
応じて冷却面15bの温度を低くすることができる。
また、タンク30は熱伝導のよい部材で形成されている
ため水冷器10で暖められた冷却水はこノタンク30で
放熱される。
尚、このタンク30を放熱ファンで強制冷却すれば更に
冷却水温を下げることができ、電子冷却素子15の冷却
効果を高めることができる。
この電子冷却素子15の冷却面15bの温度は冷却板1
6を介して冷色部3に伝導され、この冷色部3が冷却面
15bの温度に冷却される。
因みに、室温を25℃とした場合、冷色部3の温度を約
−5℃位から室温の範囲で可変することができる。
このようにして、温灸部2、冷色部3を所定の温度に保
持し、冷温灸器1の中央部1aを握り、温灸部2または
冷色部3を人体の所望箇所の1つぼヨに当接押圧して刺
激を与える。
以上説明したように本考案によれば、発熱体と電子冷却
素子とを熱的に完全に遮断し、且つ冷却水により電子冷
却素子の発熱面を冷却することにより電子冷却素子の冷
却効果を高めて冷色部の温度を非常に低くすることがで
き、しかも、発熱体用の電源を起動時用の大電力電源と
通常使用時用の小電力電源とから構成することにより、
立ち上り時間を短かくし、即時使用を可能とする上、温
灸部と冷色部とを夫々各別に所望の温度に設定すること
ができ、非常に効果的に人体各部を刺激することができ
、また、非常にコンパクトな冷温灸器を構成することが
できる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る冷温灸器の一実施例を示す正面図
、第2図は第1図のA−A’断面図、第3図は第1図に
示す本考案の冷温灸器の電源の一実施例を示すブロック
図、第4図は本考案に係る冷温灸器に使用する発熱体の
温度特性の一実施例を示す図である。 1・・・・・・冷温灸器、2・・・・・・温灸器、3・
・・・・・冷色器、4・・・・・・ケーブル、5,6・
・・・・・ホース、7・・・・・・コネクタ、8,9・
・・・・・ジヨイント、10・・・・・・水冷器、11
・・・・・・断熱部材、12・・・・・・発熱体、13
・・・・・・加熱板、15・・・・・・電子冷却素子、
16・・・・・・冷却板、20・・・・・・電源本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱伝導性部材で形成され内部を冷却水が循環する水冷器
    と、該水冷器の一側に断熱部材を介して固定された発熱
    体と、該発熱体の発熱面に熱伝導の良い加熱板を介して
    密着固定され熱伝導性部材で形成された温灸部と、発熱
    面が前記水冷器に密着固着され冷却面には熱伝導の良い
    冷却板が密着固定された電子冷却素子と、前記冷却面に
    密着固定され熱伝導性部材で形成された冷灸部と前記発
    熱体に給電するための第1の電源と、前記電子冷却素子
    に給電するための第2の電源とを具え、前記第1の電源
    は起動時用の大電力電源および通常使用時用の小電力電
    源からなりこれらを切り換え可能なように接続されてお
    りかつ、前記水冷器に冷却水を循環させて前記電子冷却
    素子の発熱面を冷却し、前記温灸部および冷灸部を夫々
    所定の温度に加熱及び冷却するようにした冷温灸器。
JP5565779U 1979-04-24 1979-04-24 冷温灸器 Expired JPS6019702Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5565779U JPS6019702Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 冷温灸器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5565779U JPS6019702Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 冷温灸器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55156740U JPS55156740U (ja) 1980-11-11
JPS6019702Y2 true JPS6019702Y2 (ja) 1985-06-13

Family

ID=29289844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5565779U Expired JPS6019702Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 冷温灸器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6019702Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55156740U (ja) 1980-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2459507A (en) Hair styling device with heated and cooled hair-contacting portions
KR100734901B1 (ko) 열전 소자를 이용하는 의료용 전기 및 냉온 자극 장치
KR102444417B1 (ko) 열전모듈을 이용한 안면 냉온 찜질 장치
US20210059854A1 (en) Portable Thermal Therapy System
KR20130005051A (ko) 열전소자를 사용한 통증완화 장치
CN104224430B (zh) 热疗设备的发热装置
KR101006738B1 (ko) 광선 자극, 전기 자극 및 냉온 자극이 가능한 의료용 자극생성 장치
KR101193935B1 (ko) 공랭식 냉온 자극 생성 장치
KR100337965B1 (ko) 냉.온 마사지기
JPH08229061A (ja) 体温冷却加温装置
JPS6019702Y2 (ja) 冷温灸器
KR20110066324A (ko) 냉각기능을 갖는 고주파 치료기용 일렉트로드
KR100502301B1 (ko) 열전소자를 이용한 냉온 겸용 찜질 기구
JP2004267370A (ja) 美顔器
KR200178786Y1 (ko) 열전소자를 이용한 냉온찜질기구.
JPS5854101Y2 (ja) 冷却器
US20150021313A1 (en) Energy-saving heating pad
KR200477189Y1 (ko) 온열 찜질기
KR101585104B1 (ko) 냉온 자극기
CN207012411U (zh) 带冷却的碳晶远红外理疗仪
KR200394323Y1 (ko) 온열지압봉
KR200219949Y1 (ko) 목, 손목, 발목 밴드 히터
WO1998023235A1 (fr) Tube thermo-isolant et revetement thermo-isolant
JPS5845688Y2 (ja) 皮膚刺激装置
CN110433027A (zh) 一种电动循环降温器