JPH0133843B2 - - Google Patents
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- JPH0133843B2 JPH0133843B2 JP55075883A JP7588380A JPH0133843B2 JP H0133843 B2 JPH0133843 B2 JP H0133843B2 JP 55075883 A JP55075883 A JP 55075883A JP 7588380 A JP7588380 A JP 7588380A JP H0133843 B2 JPH0133843 B2 JP H0133843B2
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- supply voltage
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 5
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- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 3
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- 244000145845 chattering Species 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/004—Error avoidance
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Power Sources (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Microcomputers (AREA)
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は常時電源供給を受けるリード・ライト
メモリを付加的に有するマイクロコンピユータへ
の電源電圧低下時に誤作動を防止する車載システ
ムのマイクロコンピユータ制御装置に関するもの
である。
メモリを付加的に有するマイクロコンピユータへ
の電源電圧低下時に誤作動を防止する車載システ
ムのマイクロコンピユータ制御装置に関するもの
である。
従来、常時電源供給を受けてそのライトデータ
の記憶が消えずに保持される不揮発性RAM(リ
ード・ライトメモリ)を有するマイクロコンピユ
ータによる制御装置では、その電源電圧が設定値
より低下したことを検出してそのマイクロコンピ
ユータのCPU(中央処理部)の演算を停止させる
のがある。
の記憶が消えずに保持される不揮発性RAM(リ
ード・ライトメモリ)を有するマイクロコンピユ
ータによる制御装置では、その電源電圧が設定値
より低下したことを検出してそのマイクロコンピ
ユータのCPU(中央処理部)の演算を停止させる
のがある。
この装置においては、電源電圧低下によりその
時点で実行中のマイクロコンピユータの演算処理
を完全に停止させてしまう為、例えば車両のエン
ジン制御等の如く、リアルタイム処理の必要なシ
ステムに於ては電源電圧低下によりCPUが停止
し、何ら演算処理が行なえなくなつてしまう。通
常、CPUの電源電圧は5Vであるから車両用のエ
ンジン制御システムに於ては、RAMの確実な動
作を保障するため、安定化電源回路の入力電圧
が、RAMおよびCPUの最低動作電圧より充分高
い5.5〜7V位であるのを検出してRAMのスタン
バイ状態に備える必要がある。しかし、この時に
CPUを停止させて演算処理の実行を中止してし
まうと、CPUの動作電圧以上であつても電源が
低い時は何ら演算処理が行なわれなくなり、例え
ばスタータ駆動時に何らかの処理を行う必要があ
るエンジン制御システムなどでは、不計合を生じ
てしまうことがある。
時点で実行中のマイクロコンピユータの演算処理
を完全に停止させてしまう為、例えば車両のエン
ジン制御等の如く、リアルタイム処理の必要なシ
ステムに於ては電源電圧低下によりCPUが停止
し、何ら演算処理が行なえなくなつてしまう。通
常、CPUの電源電圧は5Vであるから車両用のエ
ンジン制御システムに於ては、RAMの確実な動
作を保障するため、安定化電源回路の入力電圧
が、RAMおよびCPUの最低動作電圧より充分高
い5.5〜7V位であるのを検出してRAMのスタン
バイ状態に備える必要がある。しかし、この時に
CPUを停止させて演算処理の実行を中止してし
まうと、CPUの動作電圧以上であつても電源が
低い時は何ら演算処理が行なわれなくなり、例え
ばスタータ駆動時に何らかの処理を行う必要があ
るエンジン制御システムなどでは、不計合を生じ
てしまうことがある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、常時電源供
給を受けるバツクアツプ式リードライトメモリ
と、キースイツチ、安定化電源回路を通して電源
供給を受けて作動する演算部とを有するマイクロ
コンピユータへの電源電圧が低下した場合に速や
かに前記メモリを作動状態からスタンバイ状態に
切換え、前記メモリの確実な動作を保障しつつ、
このメモリをスタンバイ状態に切り換えた後も演
算部に供給される電圧で演算部は作動状態を継続
することができ、前記メモリに間違つたデータが
書込まれる誤動作を防止することができる車載シ
ステムのマイクロコンピユータ制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
給を受けるバツクアツプ式リードライトメモリ
と、キースイツチ、安定化電源回路を通して電源
供給を受けて作動する演算部とを有するマイクロ
コンピユータへの電源電圧が低下した場合に速や
かに前記メモリを作動状態からスタンバイ状態に
切換え、前記メモリの確実な動作を保障しつつ、
このメモリをスタンバイ状態に切り換えた後も演
算部に供給される電圧で演算部は作動状態を継続
することができ、前記メモリに間違つたデータが
書込まれる誤動作を防止することができる車載シ
ステムのマイクロコンピユータ制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
以下本発明を図に示す一実施例について説明す
る。第1図はその全体構成図で、自動車のエンジ
ン制御に適用したものである。
る。第1図はその全体構成図で、自動車のエンジ
ン制御に適用したものである。
この第1図において、100は車載バツテリ、
200は自動車のキースイツチで、そのオン、オ
フに連動して電源電圧VCの供給の断続を行なつ
ている。300はその電源電圧VCの供給に基い
て5Vの第1安定化電圧VDを発生する第1の安定
化電源回路で、その出力端とアース間にコンデン
サ300aを接続している。400はバツテリ1
00に直接接続して電源電圧VBの供給を受け第
2安定化電圧VEを発生する第2の安定化電源回
路である。
200は自動車のキースイツチで、そのオン、オ
フに連動して電源電圧VCの供給の断続を行なつ
ている。300はその電源電圧VCの供給に基い
て5Vの第1安定化電圧VDを発生する第1の安定
化電源回路で、その出力端とアース間にコンデン
サ300aを接続している。400はバツテリ1
00に直接接続して電源電圧VBの供給を受け第
2安定化電圧VEを発生する第2の安定化電源回
路である。
500は第1、第2の安定化電源回路300,
400よりの各安定化電圧VD,VEを受けて作動
するマイクロコンピユータで、中央処理部
(CPU)501とメモリ502と入出力回路
(I/O)503とからなり、キースイツチ20
0を介して発生する第1安定化電圧VDの供給に
より作動する演算部、キースイツチ200を介さ
ずに常時発生している第2安定化電圧VEの供給
を受けるバツクアツプ式リード・ライトメモリ
(不揮発性RAM)504、およびそれぞれを接
続するデータバス(BUS)505とコントロー
ルバス506を有したものであり、予め定めた制
御プログラムに従つて演算処理を実行して、エン
ジン駆動回路600にその制御信号を加えてエン
ジンの点火時期、燃料噴射量を制御している。そ
して、不揮発性RAM504には点火時期、燃料
噴射量の補正などの学習演算部のために各種デー
タをCPU501が書込んでおり、必要に応じて
CPU501がそのデータを読出している。
400よりの各安定化電圧VD,VEを受けて作動
するマイクロコンピユータで、中央処理部
(CPU)501とメモリ502と入出力回路
(I/O)503とからなり、キースイツチ20
0を介して発生する第1安定化電圧VDの供給に
より作動する演算部、キースイツチ200を介さ
ずに常時発生している第2安定化電圧VEの供給
を受けるバツクアツプ式リード・ライトメモリ
(不揮発性RAM)504、およびそれぞれを接
続するデータバス(BUS)505とコントロー
ルバス506を有したものであり、予め定めた制
御プログラムに従つて演算処理を実行して、エン
ジン駆動回路600にその制御信号を加えてエン
ジンの点火時期、燃料噴射量を制御している。そ
して、不揮発性RAM504には点火時期、燃料
噴射量の補正などの学習演算部のために各種デー
タをCPU501が書込んでおり、必要に応じて
CPU501がそのデータを読出している。
700は電圧低下検出回路で、電源電圧VCの
電圧低下又は第1安定化電圧VDの電圧低下を検
出して検出信号を発生するものである。80
0は切換回路で、電圧低下検出回路700よりの
検出信号を受けているときにCPU501のラ
イト命令以外のコントロール信号に同期して不揮
発性RAM504を作動状態からスタンバイ状態
に切換えるスタンバイ信号を発生するもので
ある。
電圧低下又は第1安定化電圧VDの電圧低下を検
出して検出信号を発生するものである。80
0は切換回路で、電圧低下検出回路700よりの
検出信号を受けているときにCPU501のラ
イト命令以外のコントロール信号に同期して不揮
発性RAM504を作動状態からスタンバイ状態
に切換えるスタンバイ信号を発生するもので
ある。
次に、第2図は上記電圧低下検出回路700の
具体構成を示す電気結線図であり、701は電源
電圧VCの電圧低下検出の為のコンパレータ、7
02は第1安定化電圧VDの電圧低下検出の為の
コンパレータ、703,704は抵抗とコンデン
サで、両コンパレータ701,702の出力を受
けて時限回路を作る為の時定数回路、705は時
定数回路の時限を決定するコンパレータ、VR1,
VR2,VR3は上記各コンパレータ701,70
2,705の比較基準電圧を示し、706は前記
コンパレータ701,705の出力を受けて検出
信号を出力するORゲートである。さらに、
第4図は前記切換回路800の具体構成を示す電
気結線図であり、前記検出信号をデータD端
子に入力し、CPU501のライト命令以外のコ
ントロール信号をクロツク(CK)端子に入力し
てQ出力にスタンバイ信号を発生するDタイ
プフリツプフロツプにて構成している。ここで、
スタンバイ信号は不揮発性RAMのチツプセレ
クトを示しが“L”の時書き込み、読出しが
可能な作動状態となる。この同期化により遅れる
わずかな時間は、コンデンサ300aの電荷によ
りCPUの作動を保持している。
具体構成を示す電気結線図であり、701は電源
電圧VCの電圧低下検出の為のコンパレータ、7
02は第1安定化電圧VDの電圧低下検出の為の
コンパレータ、703,704は抵抗とコンデン
サで、両コンパレータ701,702の出力を受
けて時限回路を作る為の時定数回路、705は時
定数回路の時限を決定するコンパレータ、VR1,
VR2,VR3は上記各コンパレータ701,70
2,705の比較基準電圧を示し、706は前記
コンパレータ701,705の出力を受けて検出
信号を出力するORゲートである。さらに、
第4図は前記切換回路800の具体構成を示す電
気結線図であり、前記検出信号をデータD端
子に入力し、CPU501のライト命令以外のコ
ントロール信号をクロツク(CK)端子に入力し
てQ出力にスタンバイ信号を発生するDタイ
プフリツプフロツプにて構成している。ここで、
スタンバイ信号は不揮発性RAMのチツプセレ
クトを示しが“L”の時書き込み、読出しが
可能な作動状態となる。この同期化により遅れる
わずかな時間は、コンデンサ300aの電荷によ
りCPUの作動を保持している。
次に、上記構成においてその作動を説明する。
今、電源電圧VCを抵抗R1,R2により分圧し、
比較基準電圧VR1とその分圧値をコンパレータ7
01にて比較しており、その電源電圧VCの低下
により電気的に“H”レベルの信号を、ORゲー
ト706に入力する。従つて、電源電圧VCが低
下すると検出信号は“H”レベルになる。こ
の時、コンパレータ701の出力からバツフアE
を通してトランジスタTr1は導通状態とり、コン
デンサ704の電荷は急速放電され、コンパレー
タ705の出力も“H”レベルになる。従つて、
キースイツチ200のチヤタリングにより即刻電
源伝圧VCが復帰しても、抵抗703がコンデン
サ704を充電するまで一定時間は検出信号
を“H”レベル保ち続ける。これにより、安定化
電圧の低下検出のためのコンパレータ702の検
出精度を粗くでき又、その応答性もそれほど要求
されないものとすることが可能になる。また、コ
ンパレータ701と同様にしてコンパレータ70
2は安定化電圧の低下を検出してトランジスタ
Tr2をオンさせ、コンデンサ704の電荷を急速
放電する。このとき、バツテリの電圧が低下する
場合は、必ずコンパレータ701の方がコンパレ
ータ702より早く“H”レベルになる様に基準
電圧VR1,VR2及び抵抗R1〜R4を設定しており、
コンデンサ704の電荷が放電される為に若干の
時間遅れが生じたとしても、コンパレータ701
の出力がORゲート706へ直結されている為、
検出信号の立上りが安定化電圧VDの低下より
遅れることはない。逆に、電源電圧VCが立上る
時(キースイツチ投入時)には、第1の安定化電
圧電源回路300の応答遅れの為、コンパレータ
701の出力の方がコンパレータ702の出力よ
りも早く“L”レベルになる。この時コンパレー
タ702は末だ“H”レベルであり、従つてコン
パレータ705の出力により検出信号は
“H”レベルである。次に第1安定化電圧VDが
CPU501の作動電圧近くになる電圧をコンパ
レータ702によつて検出し、トランジスタ
Tr1,Tr2がオフとなる為、この時から一定時間
後にコンパレータ705は反転して検出信号
は“L”レベルになる。第3図にそのタイミング
図を示す。この第3図に於て、ERIはコンパレー
タ701が反転する電源電圧VCの検出電圧であ
り、5.5V〜7Vに設定される。ER2はコンパレー
タ702が反転する安定化電圧VDの検出電圧で
あり、4.5〜4.75Vに設定される。時間Tは時限回
路における抵抗703、コンパレータ704にて
遅延させる時間である。そして、検出信号出
力は安定化電圧VDがCPU501の作動電圧以上
になつている時のみ“L”レベルであり、それ以
外の時は“H”レベルになる。この状態はキース
イツチ200にチヤタリングが生じた時でも、時
限回路により成立させることができる。この検出
信号を受けて第4図に示すDタイプフリツプ
フロツプのD端子に入力し、CPU501のライ
ト命令以外のコントロール信号に同期させてQに
出力する。このタイミング図を第5図に示す。
RDはCPU501のリード命令となる読出し信
号、はライト命令となる書込み信号を示す。
このの立上りに同期させてスタンバイ信号
を出力することによりが“L”の時(つまり
不揮発性RAMに書き込んでいる時)に検出信号
ENが反転しても、スタンバイ信号は反転しな
い。ここで、CPU501が不揮発性RAM504
に書き込んでいる間にスタンバイ信号を反転
させると、そのRAM504のアクセス時間によ
つてBUSラインの全ビツトが全て書き込まれる
かどうかが不明となり、場合によつては、MSB
だけ、あるいは2〜3のビツトのみ反転して他の
ビツトは書き込まれない状態が生ずることにな
り、デジタル量としては全く予想しなかつたデー
タがRAMに残つてしまい、システムの誤動作を
招いてしまうが、切換回路800にてライト命令
以外のコントロール信号と同期とをとつてスタン
バイ状態に反転させることで、上記の不具合を防
止することができる。
比較基準電圧VR1とその分圧値をコンパレータ7
01にて比較しており、その電源電圧VCの低下
により電気的に“H”レベルの信号を、ORゲー
ト706に入力する。従つて、電源電圧VCが低
下すると検出信号は“H”レベルになる。こ
の時、コンパレータ701の出力からバツフアE
を通してトランジスタTr1は導通状態とり、コン
デンサ704の電荷は急速放電され、コンパレー
タ705の出力も“H”レベルになる。従つて、
キースイツチ200のチヤタリングにより即刻電
源伝圧VCが復帰しても、抵抗703がコンデン
サ704を充電するまで一定時間は検出信号
を“H”レベル保ち続ける。これにより、安定化
電圧の低下検出のためのコンパレータ702の検
出精度を粗くでき又、その応答性もそれほど要求
されないものとすることが可能になる。また、コ
ンパレータ701と同様にしてコンパレータ70
2は安定化電圧の低下を検出してトランジスタ
Tr2をオンさせ、コンデンサ704の電荷を急速
放電する。このとき、バツテリの電圧が低下する
場合は、必ずコンパレータ701の方がコンパレ
ータ702より早く“H”レベルになる様に基準
電圧VR1,VR2及び抵抗R1〜R4を設定しており、
コンデンサ704の電荷が放電される為に若干の
時間遅れが生じたとしても、コンパレータ701
の出力がORゲート706へ直結されている為、
検出信号の立上りが安定化電圧VDの低下より
遅れることはない。逆に、電源電圧VCが立上る
時(キースイツチ投入時)には、第1の安定化電
圧電源回路300の応答遅れの為、コンパレータ
701の出力の方がコンパレータ702の出力よ
りも早く“L”レベルになる。この時コンパレー
タ702は末だ“H”レベルであり、従つてコン
パレータ705の出力により検出信号は
“H”レベルである。次に第1安定化電圧VDが
CPU501の作動電圧近くになる電圧をコンパ
レータ702によつて検出し、トランジスタ
Tr1,Tr2がオフとなる為、この時から一定時間
後にコンパレータ705は反転して検出信号
は“L”レベルになる。第3図にそのタイミング
図を示す。この第3図に於て、ERIはコンパレー
タ701が反転する電源電圧VCの検出電圧であ
り、5.5V〜7Vに設定される。ER2はコンパレー
タ702が反転する安定化電圧VDの検出電圧で
あり、4.5〜4.75Vに設定される。時間Tは時限回
路における抵抗703、コンパレータ704にて
遅延させる時間である。そして、検出信号出
力は安定化電圧VDがCPU501の作動電圧以上
になつている時のみ“L”レベルであり、それ以
外の時は“H”レベルになる。この状態はキース
イツチ200にチヤタリングが生じた時でも、時
限回路により成立させることができる。この検出
信号を受けて第4図に示すDタイプフリツプ
フロツプのD端子に入力し、CPU501のライ
ト命令以外のコントロール信号に同期させてQに
出力する。このタイミング図を第5図に示す。
RDはCPU501のリード命令となる読出し信
号、はライト命令となる書込み信号を示す。
このの立上りに同期させてスタンバイ信号
を出力することによりが“L”の時(つまり
不揮発性RAMに書き込んでいる時)に検出信号
ENが反転しても、スタンバイ信号は反転しな
い。ここで、CPU501が不揮発性RAM504
に書き込んでいる間にスタンバイ信号を反転
させると、そのRAM504のアクセス時間によ
つてBUSラインの全ビツトが全て書き込まれる
かどうかが不明となり、場合によつては、MSB
だけ、あるいは2〜3のビツトのみ反転して他の
ビツトは書き込まれない状態が生ずることにな
り、デジタル量としては全く予想しなかつたデー
タがRAMに残つてしまい、システムの誤動作を
招いてしまうが、切換回路800にてライト命令
以外のコントロール信号と同期とをとつてスタン
バイ状態に反転させることで、上記の不具合を防
止することができる。
なお、上述の実施例では電圧低下検出回路70
0にて電源電圧VCと第1安定化電圧VDの両方の
電圧低下を検出するものを示したが、第1安定化
電圧VDの低下のみを検出して検出信号を発生
するようにしてもよく、その際に高い検出精度と
速い検出速度が必要となる。
0にて電源電圧VCと第1安定化電圧VDの両方の
電圧低下を検出するものを示したが、第1安定化
電圧VDの低下のみを検出して検出信号を発生
するようにしてもよく、その際に高い検出精度と
速い検出速度が必要となる。
以上述べたように本発明においては、常時電源
供給を受けるバツクアツプ式リードライトメモリ
と、キースイツチ、安定化電源回路を通して電源
供給を受けて作動する演算部とを有するマイクロ
コンピユータへの電源電圧が、演算部およびリー
ド・ライトメモリの最低動作電圧と電源電圧との
間の所望の設定値より低下すると検出信号を発生
する検出回路、およびその検出信号が発生し、か
つ前記演算部よりのライト命令以外のコントロー
ル信号が発生した時点に前記リードライトメモリ
のみをスタンバイ状態に切換える切換回路を設け
ているから、電源の電圧低下時に速やかに前記リ
ードライトメモリをスタンバイ状態に切換え、演
算部は、そのまま作動状態を継続させることがで
き、これにより前記リードライトメモリに間意つ
たデータが書込まれるという誤動作を確実に防止
し、しかも、演算部は演算処理のランニング状態
にすることができるため、演算部が動作できる電
圧範囲内にある限りは、車両のエンジン制御シス
テム等の如く車載システムの制御を中断すること
なく、前記リードライトメモリ以外のデータを用
いて制御を継続させることができるという優れた
効果がある。
供給を受けるバツクアツプ式リードライトメモリ
と、キースイツチ、安定化電源回路を通して電源
供給を受けて作動する演算部とを有するマイクロ
コンピユータへの電源電圧が、演算部およびリー
ド・ライトメモリの最低動作電圧と電源電圧との
間の所望の設定値より低下すると検出信号を発生
する検出回路、およびその検出信号が発生し、か
つ前記演算部よりのライト命令以外のコントロー
ル信号が発生した時点に前記リードライトメモリ
のみをスタンバイ状態に切換える切換回路を設け
ているから、電源の電圧低下時に速やかに前記リ
ードライトメモリをスタンバイ状態に切換え、演
算部は、そのまま作動状態を継続させることがで
き、これにより前記リードライトメモリに間意つ
たデータが書込まれるという誤動作を確実に防止
し、しかも、演算部は演算処理のランニング状態
にすることができるため、演算部が動作できる電
圧範囲内にある限りは、車両のエンジン制御シス
テム等の如く車載システムの制御を中断すること
なく、前記リードライトメモリ以外のデータを用
いて制御を継続させることができるという優れた
効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、
第2図は第1図中の電圧低下検出回路の具体構成
を示す電気結線図、第3図は第2図の回路の作動
説明に供するタイミング図、第4図は第1図中の
切換回路の具体構成を示す電気結線図、第5図は
第4図の回路の作動説明に供するタイミング図で
ある。 100……車載バツテリ、200……キースイ
ツチ、300……第1の安定化電源回路、400
……第2の安定化電源回路、500……マイクロ
コンピユータ、501,502,503……演算
部をなすCPU、メモリ、I/O、504……バ
ツクアツプ式リードライトメモリ、600……エ
ンジン駆動回路、700……電圧低下検出回路、
800……切換回路。
第2図は第1図中の電圧低下検出回路の具体構成
を示す電気結線図、第3図は第2図の回路の作動
説明に供するタイミング図、第4図は第1図中の
切換回路の具体構成を示す電気結線図、第5図は
第4図の回路の作動説明に供するタイミング図で
ある。 100……車載バツテリ、200……キースイ
ツチ、300……第1の安定化電源回路、400
……第2の安定化電源回路、500……マイクロ
コンピユータ、501,502,503……演算
部をなすCPU、メモリ、I/O、504……バ
ツクアツプ式リードライトメモリ、600……エ
ンジン駆動回路、700……電圧低下検出回路、
800……切換回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 キースイツチを通してバツテリよりの電源電
圧の供給を受ける安定化電源回路より安定化電圧
が供給され、予め定めた制御プログラムに従つた
演算処理を実行する演算部と、前記バツテリから
直接に電源供給を受けて前記演算部によるデータ
のリード、ライトの作動状態になるバツクアツプ
式リード・ライトメモリとを有するマイクロコン
ピユータにおいて、 前記電源電圧が前記演算部および前記リード・
ライトメモリの最低動作電圧と前記電源電圧との
間の所望の設定値より低下すると検出信号を発生
する検出回路、および この検出回路の検出信号が発生し、かつ前記演
算部よりの前記リード・ライトメモリへのライト
命令以外のコントロール信号が発生した時点に前
記リード・ライトメモリのみを作動状態からスタ
ンバイ状態に切り換える切り換え回路を設け、前
記演算部は、前記電源電圧のいかんにかかわらず
電源が供給される構成としたことを特徴とする車
載システムのマイクロコンピユータ制御装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP7588380A JPS573164A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Microcomputer control device |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7588380A JPS573164A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Microcomputer control device |
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JPS573164A JPS573164A (en) | 1982-01-08 |
JPH0133843B2 true JPH0133843B2 (ja) | 1989-07-17 |
Family
ID=13589124
Family Applications (1)
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1981
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