JP2000276267A - 車両用電子制御装置 - Google Patents

車両用電子制御装置

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JP2000276267A
JP2000276267A JP11079590A JP7959099A JP2000276267A JP 2000276267 A JP2000276267 A JP 2000276267A JP 11079590 A JP11079590 A JP 11079590A JP 7959099 A JP7959099 A JP 7959099A JP 2000276267 A JP2000276267 A JP 2000276267A
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microcomputer
power
voltage
terminal
mode
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JP11079590A
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Shinji Takeuchi
伸二 竹内
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低コスト化を図りつつ、良好なる電源供給動作
を実現する。 【解決手段】ECU10は複数のマイコン11,12を
備え、各マイコン11,12はIGスイッチ21のオン
時には電力消費モードを通常モードとし、IGスイッチ
21のオフ時には電力消費を低減するためのパワーセー
ブモードに移行する。作動電圧VOS以上の所定電圧よ
りも+B電圧が低いことがパワーセーブ回路14により
検出される時、第1マイコン11のみが通常モードとな
り、第2マイコン12については通常モードへの移行が
禁止される。従って、例えば第1マイコン11の通常モ
ードへの移行当初には、唯一第1マイコン11にのみ通
常レベルの駆動電流IOSが供給され、その電流IOS
が小電力トランジスタTrSの電力定格を越えることは
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のマイクロコ
ンピュータを備えた車両用電子制御装置に係り、詳しく
は電源スイッチのオフ操作に伴い各マイクロコンピュー
タの電力消費モードを通常モードからパワーセーブモー
ドに移行させるようにした車両用電子制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両用電子制御装置のマイクロコンピュ
ータ(以下、マイコンという)においては一般に、イグ
ニッションスイッチ(以下、IGスイッチという)のオ
ン時に電力消費モードを通常モードとし、IGスイッチ
のオフ時には電力消費を低減するためのパワーセーブモ
ードに切り替えるものが知られている。このパワーセー
ブモードでは、消費電流がバックアップRAMの内容を
保持するための微小電流となり、車載バッテリの電流消
費量が節約されるようになっている。
【0003】図5は、車両用電子制御装置について電源
供給部の概略構成を示す回路図である。図5において、
車載バッテリ31は、IGスイッチ32を介して電子制
御装置の+B端子に接続されると共に、同電子制御装置
のBATT端子に直接接続される。電源IC33は、+
B電圧やBATT電圧から電圧VOM,VOSを生成
し、その電圧をマイコン34や各種センサに印加する。
【0004】ここで、IGスイッチ32のオン時には、
パワートランジスタTrMの駆動により+B電圧から所
定の定電圧VOMが生成され、この定電圧VOMがマイ
コン34の/PS端子(パワーセーブ端子、但し/は負
論理を示す。以下同様)に印加される。また、トランジ
スタTrMSのスイッチングによりマイコン34のVD
D端子(電源端子)に作動電圧VOSが印加され(VO
S=4.7V程度)、同端子に通常100mA程度の駆
動電流IOSが供給される。なお、定電圧VOMは、I
Gスイッチ32のオフ時には0Vであり、IGスイッチ
32のオン時に通常5Vに制御される。
【0005】他方、IGスイッチ32のオフ時には、小
電力トランジスタTrSの駆動によりBATT電圧から
作動電圧VOSが生成される。そして、その作動電圧V
OSがマイコン34のVDD端子に印加され、同端子に
1mA程度の微小な駆動電流IOSが供給される。
【0006】次に、図6のタイムチャートを参照し、I
Gスイッチ32のオン/オフ操作に伴う電力消費モード
の切替動作を説明する。図6において、IGスイッチ3
2のオフ時には/PS=0Vのため、マイコン34はパ
ワーセーブモードとなる(時刻t21以前)。このと
き、BATT端子から小電力トランジスタTrSを経由
して、非常に小さな駆動電流IOS(1mA程度)がマ
イコン34に供給される。
【0007】時刻t21でIGスイッチ32がオン操作
されると、+B端子から電流が供給されるので定電圧V
OMが徐々に上昇する。そして、時刻t22で定電圧V
OMが/PS端子の認識レベル(例えば0.25×VO
S)に達すると、パワーセーブモードが解除され、通常
モードに移行する。これにより、マイコン34の駆動電
流IOSが増大し(100mA程度)、マイコン34は
演算動作を開始する。この通常モードでは、パワートラ
ンジスタTrMにて定電圧VOMが生成され、トランジ
スタTrMSを経由してマイコン34に駆動電流IOS
が供給される。
【0008】ここで、定電圧VOMの上昇過程において
は、同電圧VOMがマイコン34の作動電圧VOSに達
するまで、定電圧VOMから駆動電流IOSを供給する
ことができない。そのため、通常モードへの移行後、時
刻t22〜t23の期間では、小電力トランジスタTr
Sから通常の駆動電流IOSが供給される。
【0009】また、IGスイッチ32のオフ操作時にも
同様に、定電圧VOMの下降過程において、マイコン3
4が通常モードで、且つVOM<VOSとなる時に、小
電力トランジスタTrSから短時間のみ通常の駆動電流
IOSが供給される(時刻t24〜t25)。そして、
定電圧VOMが/PS端子の認識レベル(例えば0.2
5×VOS)を下回ると、再びパワーセーブモードに突
入する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、複数のマイコンを持つ車両用電子制御装置への
適用に際し、以下の問題を呈する。すなわち、定電圧V
OMの上昇又は下降過程(VOM=0.25×VOS〜
VOSの期間)には上述の通り、短時間のみ小電力トラ
ンジスタTrSから通常の駆動電流IOSが供給される
が、マイコンをn個持つ電子制御装置の場合、トランジ
スタTrSから供給する駆動電流IOSがn倍になる
(例えば2個の場合は2倍)。それ故、駆動電流IOS
が同トランジスタTrSの電力定格を越えるという問題
を招く。これを解決するには、トランジスタTrSを小
電力タイプからパワータイプに変更する必要があり、I
C化困難、コストアップ、設置面積増大等の諸問題を招
く。
【0011】本発明は、上記問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、低コスト化を図
りつつ、良好なる電源供給動作を実現することができる
車両用電子制御装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用電子制御
装置は、電源スイッチのオン操作に従い通常モードで電
力が供給される複数のマイクロコンピュータを備え、電
源スイッチのオフ操作に従い各マイクロコンピュータが
通常モードから電力消費を低減するためのパワーセーブ
モードに切り替わり、該パワーセーブモードでは小電力
トランジスタを介して各マイクロコンピュータに電流が
流れることを前提とする。
【0013】そして、請求項1に記載の発明では、電源
スイッチのオン時における電源電圧を検出する電圧検出
手段を備え、前記電圧検出手段により検出される電源電
圧が、マイクロコンピュータの作動電圧以上の所定電圧
よりも低い時、任意の第1マイクロコンピュータのみ通
常モードとすることを許可し、該第1マイクロコンピュ
ータとは別の第2マイクロコンピュータについては通常
モードとすることを禁止する。
【0014】上記構成によれば、例えば電源スイッチの
オン操作後、電源電圧が所定電圧以上になるまでは、第
1マイクロコンピュータのみが通常モードへ移行する。
そしてその後、電源電圧が所定電圧以上になると、第2
マイクロコンピュータも併せて通常モードへ移行する。
この場合、第1マイクロコンピュータの通常モードへの
移行当初には小電力トランジスタを介して駆動電流が流
れるが、唯一第1マイクロコンピュータにのみ駆動電流
が供給されるため、その電流が小電力トランジスタの電
力定格を越えることはない。なお、第2マイクロコンピ
ュータが通常モードに移行する際には、電源電圧が既に
マイクロコンピュータの作動電圧以上となっているた
め、小電力トランジスタを介して駆動電流が供給されな
くても同電流が供給できる。実際には、通常モードで使
用されるパワートランジスタを介して駆動電流が供給さ
れるようになる。
【0015】一方、電源スイッチのオフ操作に伴い電源
電圧が低下する際には、該電源電圧が所定電圧を下回る
と早々に第2マイクロコンピュータがパワーセーブモー
ドに移行する。従って、かかる際にも第1マイクロコン
ピュータのみが通常モードとなり、当該コンピュータだ
けに小電力トランジスタを介して通常レベルの駆動電流
が供給される。従って、その電流が小電力トランジスタ
の電力定格を越えることはない。
【0016】以上の通り本発明では、小電力トランジス
タをパワータイプに変更する必要もなく、従来既存の装
置とは異なりIC化困難、コストアップ、設置面積増大
等の諸問題が解消される。その結果、低コスト化を図り
つつ、良好なる電源供給動作を実現することができる。
【0017】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、第2マイクロコンピュータがパワー
セーブモードから通常モードに切り替わる時、第1マイ
クロコンピュータは、第2マイクロコンピュータが安定
した動作を行うための内部クロックが発生するまでの所
定の時間が経過した後に、当該第2マイクロコンピュー
タの動作開始を許可する。
【0018】つまり、第2マイクロコンピュータでは、
パワーセーブモードが解除されて通常モードへ移行した
後にクロックの発振が開始され、安定した内部クロック
が発生するまでには時間を要する。具体的には、内部ウ
ォーミングアップカウンタのオーバーフロー後に内部ク
ロックが発生する。こうした実状において、上記請求項
2の構成によれば、第2マイクロコンピュータが通常モ
ードに移行する時、内部クロックが発生するまでの所定
時間だけ当該第2マイクロコンピュータの動作開始が待
たされるので、該コンピュータが不安定状態で動作する
ことはなく、動作開始当初から安定動作が得られる。
【0019】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記電圧検出手段により検出
される電源電圧が所定電圧よりも低下する時、第1マイ
クロコンピュータはその旨を検出し、第2マイクロコン
ピュータの動作を停止させる。
【0020】例えば電源電圧の瞬時低下が生じた際に
は、第2マイクロコンピュータがパワーセーブモードに
移行し内部クロックが一旦停止されるが、その時、第1
マイクロコンピュータにより第2マイクロコンピュータ
の動作が停止される。つまり、通常モードで動作してい
る第1マイクロコンピュータにより第2マイクロコンピ
ュータがリセットされる。かかる場合、第2マイクロコ
ンピュータでの誤動作が確実に防止できる。
【0021】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、第1マイクロコンピュータは、所定
の時間割込みにて第2マイクロコンピュータの動作を停
止させるものであり、当該時間割込みよりも先に第1マ
イクロコンピュータの動作が停止される場合、第1マイ
クロコンピュータの動作停止に同期させて第2マイクロ
コンピュータの動作を停止させる。
【0022】要するに、電源電圧が所定電圧よりも低下
する際、第1マイクロコンピュータが通常動作していれ
ば、同コンピュータによる時間割込みにて第2マイクロ
コンピュータの動作が停止される。また、同じく電源電
圧が所定電圧よりも低下する際、前記時間割込みよりも
先に第1マイクロコンピュータの動作が停止されれば、
その動作停止に同期させて第2マイクロコンピュータの
動作が停止される。本構成によれば、第2マイクロコン
ピュータの動作停止(リセット)が適正に行われる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態におけ
る車両用電子制御装置(以下、単にECUという)は、
エンジン制御や車両制御等を各々実施するための複数の
マイコンを備え、各マイコンには共通の電源回路から電
力が供給される。各マイコンは、電源スイッチとしての
IGスイッチのオン時には電力消費モードを通常モード
とし、IGスイッチのオフ時には電力消費を低減するた
めのパワーセーブモードに移行する。このパワーセーブ
モードでは、消費電流がバックアップRAMの内容を保
持するための微小電流となり、車載バッテリの電流消費
量が節約される。
【0024】図1は電源供給部分を含むECUの構成を
示す概略図である。ECU10は主要な構成として、第
1マイコン11、第2マイコン12、電源IC13及び
パワーセーブ回路14を有する。ここで、第1マイコン
11は、例えば燃料噴射や点火時期等のエンジン制御を
司るホストマイコンとして設けられ、第2マイコン12
は、例えばオートマチックトランスミッションの電子制
御を行うサブマイコンとして設けられる。マイコン1
1,12は何れも、CPU、ROM、RAM、バックア
ップRAM等からなる周知の論理演算回路として構成さ
れている。
【0025】ECU10の+B端子にはIGスイッチ2
1を介して車載バッテリ22が接続され、同ECU10
のBATT端子には直接、車載バッテリ22が接続され
ている。
【0026】電源IC13には小電力タイプのトランジ
スタTrSと、パワータイプのトランジスタTrM,T
rMSの各ベース端子が接続されている。IGスイッチ
21のオフ時において、電源IC13はトランジスタT
rSを駆動し、BATT端子から比較的小さな駆動電流
IOS(1mA程度)を各マイコン11,12に供給す
る。また、IGスイッチ21のオン時において、電源I
C13はトランジスタTrMを駆動させて+B端子から
所定の定電圧VOM(例えば5V)を生成する。この定
電圧VOMは主に各種センサに供給される。またこのと
き、電源IC13は、トランジスタTrMSをスイッチ
ングして比較的大きな駆動電流IOS(100mA程
度)を各マイコン11,12に供給する。
【0027】第1マイコン11の/PS端子(パワーセ
ーブ端子)には定電圧VOMが入力される。ECU起動
時において、同マイコン11は、定電圧VOMが所定の
しきい値を越えるとパワーセーブモードを解除し、電力
消費モードを通常モードに切り替える。VDD端子(電
源端子)には当該マイコン11の作動電圧VOS(例え
ば4.7V)が入力される。
【0028】また、/RESET端子(リセット端子)
には、当該マイコン11の動作を許可又は禁止するため
のリセット信号が入力される。実際には、+B電圧が所
定電圧(例えば4.5V)に達した後に内部クロックの
発振が安定すると、リセット信号(/RESET端子)
が論理ハイレベルに立ち上げられ、第1マイコン11の
動作が開始されるようになる。
【0029】/WI端子(書込監視端子)には、電源I
C13からバックアップRAMへの書込禁止信号が入力
され、第1マイコン11は、当該入力が所定電圧以下で
あればバックアップRAMへの書込動作を禁止する。L
VG端子(電源電圧監視端子)には、システム電源の低
下による自己診断の誤判定を防止すべく電源電圧低下検
出信号が入力され、第1マイコン11はこの入力に従い
自己診断を実施又は停止する。
【0030】更に、ラッチ入力端子には、後述するパワ
ーセーブ回路14による+B電圧の監視結果が入力され
る。このラッチ入力端子は、パワーセーブ回路14の出
力の立ち下がりがあると、その履歴を保持する。PA端
子は、第2マイコン12側の/RESET端子を論理ハ
イ又はローレベルに操作するための端子である。
【0031】一方、第2マイコン12の/PS端子に
は、前記第1マイコン11のラッチ入力端子と同様、後
述するパワーセーブ回路14による+B電圧の監視結果
が入力される。第2マイコン12は、/PS=LOであ
れば電力消費モードをパワーセーブモードとし、/PS
=HIであれば電力消費モードを通常モードとする。V
DD端子には当該マイコン12の作動電圧VOSが入力
される。
【0032】同じく第2マイコン12の/RESET端
子には、第1マイコン11のPA端子からのリセット信
号が入力され、同リセット信号(PA)=HIであれば
第2マイコン12の通常動作が許可され、同リセット信
号(PA)=LOであれば第2マイコン12の通常動作
が禁止される。なお、例えばECU起動に伴い第2マイ
コン12でのパワーセーブモードが解除される時、内部
クロックの発振が安定した後にPA端子からのリセット
信号が論理ハイレベルに立ち上げられ、第2マイコン1
2の動作開始が許可されるようになる。また、/RES
ET端子には、外部のプルダウン抵抗15が接続されて
いる。
【0033】その他、/WI端子には、バックアップR
AMへの書込禁止信号が入力され、第2マイコン12
は、例えば/WI>8VであればバックアップRAMへ
の書き込みを許可し、その後、/WI<7.5Vになる
と同バックアップRAMへの書き込みを禁止する。LV
G端子には、システム電源の低下による自己診断の誤判
定を防止すべく電源電圧低下検出信号が入力される。
【0034】パワーセーブ回路14は、比較器14aと
インバータ14bを備え、比較器14aの反転入力端子
には+B電圧が入力され、非反転入力端子には所定の基
準電圧が入力される。比較器14aの出力は、インバー
タ14bを介して第1マイコン11のラッチ入力端子と
第2マイコン12の/PS端子とに各々入力される。比
較器14aの基準電圧は、作動電圧VOS以上の電圧値
で設定されており、+B電圧が作動電圧VOS以上の所
定電圧に達すると、パワーセーブ回路14の出力が論理
ハイレベルに立ち上げられる。
【0035】なお、同パワーセーブ回路14は0.5V
のヒステリシスを持つ回路として構成され、+B>6V
でその出力を論理ハイレベルに立ち上げると共に、その
後、+B<5.5Vになるとその出力を論理ローレベル
に立ち下げるようになっている。パワーセーブ回路14
は、IGスイッチ21のオン時における電源電圧(+B
電圧)を検出する回路であって、本発明の「電圧検出手
段」に相当する。
【0036】次に、本実施の形態における作用を説明す
る。図2は、IGスイッチ21のオン時及びオフ時にお
ける各マイコン11,12の電力消費モードの切替動作
を示すタイムチャートである。
【0037】さて、IGスイッチ21のオン操作に伴い
+B電圧が上昇すると、時刻t1ではトランジスタTr
Mの駆動により定電圧VOMが上昇し始め、そのVOM
と同一波形で第1マイコン11の/PS電圧も上昇す
る。そして、定電圧VOM(/PS電圧)が/PS端子
の認識レベル(例えば0.25×VOS)に達すると、
第1マイコン11がパワーセーブモードから通常モード
に移行する。つまり、駆動電流IOSがそれまでの1m
A程度から100mA程度にまで上昇する。但し、第2
マイコン12についてはパワーセーブモードのまま維持
される。
【0038】第1マイコン11の通常モードへの移行当
初には、VOM<VOSであるため、小電力トランジス
タTrSを介して駆動電流IOSが流れるが、唯一第1
マイコン11にのみ駆動電流IOSが供給される。それ
故、その駆動電流IOSが小電力トランジスタTrSの
電力定格を越えることはない。
【0039】時刻t2では、+B電圧が所定電圧(4.
5V)に達し、その後、第1マイコン11が安定した動
作を行うための内部クロックが発生するまでの所定時間
T1だけ待って同第1マイコン11の/RESET端子
が論理ハイレベルに立ち上げられる(時刻t4)。時刻
t4では、/RESET端子の立ち上げに伴い第1マイ
コン11の通常動作が開始される。因みに、所定時間T
1は、内部ウォーミングアップカウンタのオーバーフロ
ーの時間であって、16MHzクロックで16bitカ
ウンタの場合、4.096ms以上の時間である。
【0040】また、時刻t3で+B>6Vになると、パ
ワーセーブ回路14の出力が論理ハイレベルに立ち上げ
られる。従って、第2マイコン12の/PS端子が論理
ハイレベルに立ち上げられ、またそれと同時に、第1マ
イコン11のラッチ入力端子も論理ハイレベルに立ち上
げられる。すなわち、第2マイコン12のパワーセーブ
モードが解除されて通常モードへの移行が許可される。
第2マイコン12は、/PS端子の立ち上げに伴いクロ
ック発振を開始する。この時刻t3では、定電圧VOM
が既に作動電圧VOSを上回っており(VOM>VO
S)、小電力トランジスタTrSが第2マイコン12の
駆動電流IOSを供給することはない。
【0041】時刻t5では、第2マイコン12の/RE
SET端子が第1マイコン11により論理ハイレベルに
立ち上げられ、該/RESET→HIを受けて第2マイ
コン12の動作が開始される。すなわち、第1マイコン
11は、時刻t4以後、第2マイコン12の/PS(第
1マイコンのラッチ入力)=HIを確認し、且つ同第2
マイコン12が安定した動作を行うための内部クロック
が発生するまでの所定時間T2だけ待って/RESET
端子を論理ハイレベルに立ち上げる(時刻t5)。所定
時間T2は、前記T1と同様に、内部ウォーミングアッ
プカウンタのオーバーフローの時間であって、16MH
zクロックで16bitカウンタの場合、4.096m
s以上の時間である。
【0042】なお、上記の如く+B電圧が上昇する過程
において、例えば+B>4.75Vになると、第1マイ
コン11の/WI端子が論理ハイレベルに立ち上げら
れ、同マイコン11内のバックアップRAMへの書き込
みが許可される。また、+B>8Vになると、第2マイ
コン12の/WI端子が論理ハイレベルに立ち上げら
れ、同マイコン12内のバックアップRAMへの書き込
みが許可される。
【0043】一方、IGスイッチ21がオフ操作される
と+B電圧が低下に転じ、+B<5.5Vになる時刻t
6では、VOM、第1マイコン11の/PS端子、/R
ESET端子、/WI端子の各電圧が下降し始める。ま
た同時刻t6では、パワーセーブ回路14の出力が論理
ローレベルに立ち下げられるために、第2マイコン12
の/PS端子が論理ローレベルに立ち下げられ、それと
同時に、第1マイコン11のラッチ入力端子も論理ロー
レベルに立ち下げられる。すなわち、第2マイコン12
が通常モードからパワーセーブモードへ移行する。従っ
て、+B<5.5Vの直後には第1マイコン11のみが
通常モードとなり、VOM<VOS時には同第1マイコ
ン11にのみ、小電力トランジスタTrSを介して通常
レベルの駆動電流IOSが供給される。従って、駆動電
流IOSが小電力トランジスタTrSの電力定格を越え
ることはない。
【0044】その後、時刻t7では、第1マイコン11
の/RESET端子が論理ローレベルに立ち下げられ、
それを受けて第2マイコン12でも/RESET端子が
論理ローレベルに立ち下げられる。すなわち、第1マイ
コン11がリセットされると、同マイコン11のPA端
子が入力状態になる。そのため、プルダウン抵抗15に
より第2マイコン12の/RESET端子も論理ローレ
ベルになり、第2マイコン12は第1マイコン11に同
期して作動を停止する。従って、各マイコン11,12
は何れもこの時刻t7で動作を停止する。
【0045】なお、+B電圧の下降途中において、+B
<7.5Vになると、第2マイコン12の/WI端子が
立ち下げられ、+B<4.5Vになると、第1マイコン
11の/WI端子が立ち下げられる。
【0046】次に、+B瞬時低下時おける各マイコン1
1,12の電力消費モードの切替動作を図3を用いて説
明する。時刻t11では+B<5.5Vになり、パワー
セーブ回路14の出力が論理ローレベルに立ち下げられ
るため、第2マイコン12の/PS端子が論理ローレベ
ルに立ち下げられる。すなわち、第2マイコン12が通
常モードからパワーセーブモードに移行し、当該第2マ
イコン12のクロック発振が一旦停止される。またそれ
と同時に、第1マイコン11のラッチ入力端子も論理ロ
ーレベルに立ち下げられる。
【0047】その後、時刻t12では、前記時刻t11
での/PS=LO(ラッチ入力=LO)を受けて、第1
マイコン11により第2マイコン12の/RESET端
子が論理ローレベルに立ち下げられる。これにより、第
2マイコン12は動作を停止する。
【0048】また、+B電圧が上昇に転じ、時刻t13
で+B>6Vになると、第2マイコン12の/PS端子
が論理ハイレベルに戻される。この時刻t13では、第
2マイコン12の電力消費モードが通常モードに戻り、
それ以降、クロック発振は再開されるが、内部クロック
は一旦停止されているので、クロック停止直後には第2
マイコン12の正常動作は保証されない。そのため、I
Gスイッチ21のオン時と同様に、第1マイコン11
は、第2マイコン12の/PS端子の立ち上げ後(時刻
t13後)、同第2マイコン12が安定した動作を行う
ための内部クロックが発生するまでの所定時間T3だけ
待ち、T3経過後に/RESET端子を論理ハイレベル
に立ち上げる。そして、時刻t14では、/RESET
→HIを受けて第2マイコン12の動作が再開される。
【0049】因みに、所定時間T3は、前記T1,T2
と同様に、内部ウォーミングアップカウンタのオーバー
フローの時間であって、16MHzクロックで16bi
tカウンタの場合、4.096ms以上の時間である。
【0050】図4は、第1マイコン11により実行され
る1ms割込み処理を示すフローチャートであり、同処
理により第2マイコン12の/RESET端子がLO又
はHIに操作されるようになっている。
【0051】図4において、先ずステップ101では、
ラッチ入力の立ち下がり履歴があったか否かを判別す
る。すなわち、パワーセーブ回路14の出力が論理ロー
レベルになり(+B<5.5Vとなり)、それに伴い第
2マイコン12がパワーセーブモードに入った履歴があ
るか否かを判別する。
【0052】ステップ101がYESであればステップ
102に進み、ラッチ入力の立ち下がり履歴を消去す
る。また、ステップ103ではリセットカウンタを
「0」にクリアし、続くステップ104ではPA端子を
論理ローレベル(LO)とする。これにより、第2マイ
コン12の/RESET端子が論理ローレベルに立ち下
げられる。
【0053】例えば前記図2において、時刻t6でラッ
チ入力(第2マイコンの/PS)が立ち下がると、その
直後の上記1ms割込みにて第2マイコン12の/RE
SET端子が立ち下げられることとなる(図4のステッ
プ101→102→103→104の順に処理が実施さ
れる)。なお図2では既述の通り、第1マイコン11の
/RESET=LOに同期して第2マイコン12でも/
RESET=LOとなる旨を記載したが(時刻t7)、
仮に第1マイコン11の/RESET=LOよりも先に
上記1ms割込みがかかると、その割込み時に第2マイ
コン12で/RESET=LOとなる。
【0054】一方、ステップ101がNOであればステ
ップ105に進み、ラッチ入力が論理ハイレベルである
か否かを判別する。そして、ラッチ入力=HIであるこ
とを条件にステップ106に進み、その時のリセットカ
ウンタが4以上であるか否かを判別する。カウンタ<4
であれば、ステップ107でリセットカウンタを「1」
インクリメントし、その後ステップ104に進む。すな
わち、PA=LO(/RESET=LO)の状態を保持
する。
【0055】その後、カウンタ≧4になるとステップ1
08に進み、PA端子を論理ハイレベル(HI)とす
る。すなわち、第2マイコン12の/RESET端子を
論理ハイレベルとする。
【0056】例えば前記図2において、時刻t3でラッ
チ入力(第2マイコンの/PS)が立ち上がり、時刻t
4で第1マイコン11が通常動作を開始すると、それ以
降、上記1ms割込みにてリセットカウンタが計数され
る。そして、カウンタ≧4になると、すなわち図2の所
定時間T2が経過すると、第2マイコン12の/RES
ET端子が立ち上げられる(図4のステップ101→1
05→106→108の順に処理が実施される)。
【0057】また、前記図3では、時刻t11でラッチ
入力(第2マイコンの/PS)が立ち下がると、その直
後の上記1ms割込みにて第2マイコン12の/RES
ET端子が立ち下げられる(時刻t12)。また、時刻
t13でラッチ入力(第2マイコンの/PS)が論理ハ
イレベルに復帰すると、それ以降、上記1ms割込みに
てリセットカウンタが計数され、カウンタ≧4になる
と、すなわち図3の所定時間T3が経過すると、第2マ
イコン12の/RESET端子が論理ハイレベルに戻さ
れる。
【0058】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。 (1)作動電圧VOS以上の所定電圧よりも+B電圧が
低い時、第1マイコン11のみ通常モードとすることを
許可し、第2マイコン12については通常モードとする
ことを禁止するこで、IGスイッチ21のオン/オフ操
作時の何れにおいても、複数のマイコンに対して同時に
小電力トランジスタTrSを介して駆動電流IOSが流
れることはなく、その駆動電流IOSが小電力トランジ
スタTrSの電力定格を越えることはない。従って、小
電力トランジスタTrSをパワータイプに変更する必要
もなく、従来既存の装置とは異なりIC化困難、コスト
アップ、設置面積増大等の諸問題が解消される。その結
果、低コスト化を図りつつ、良好なる電源供給動作を実
現することができる。この場合、小電力トランジスタT
rSを複数個設ける必要もない。
【0059】(2)パワーセーブ回路14のしきい値と
して0.5Vのヒステリシスを持たせたので、+B電圧
がしきい値付近で変動しても、制御動作のハンチングが
防止できる。この場合、第2マイコン12について、電
力消費モードの切替え動作やリセット動作が不用意に繰
り返されるといった不都合も生じない。
【0060】(3)第2マイコン12が通常モードに移
行する時、内部クロックが発生するまでの所定時間(図
2,3のT2,T3)だけ当該第2マイコン12の動作
開始が待たされるので、該マイコン12が不安定状態で
動作することはなく、動作開始当初から安定動作が得ら
れる。また、第2マイコン12の動作開始のタイミング
においてリセットが不正確になるといった不都合も解消
される。
【0061】(4)+B電圧が所定電圧よりも低下する
時、第1マイコン11はその旨を検出し、第2マイコン
12の動作を停止させるので、第2マイコン12での誤
動作が確実に防止できる。
【0062】(5)第1マイコン11での1ms割込み
よりも先に当該第1マイコン11の動作が停止される場
合、第1マイコン11の動作停止に同期させて第2マイ
コン12の動作を停止させるので、第2マイコンの動作
停止(リセット)が適正に行われるようになる。
【0063】なお本発明は、上記以外に次の形態にて具
体化できる。上記実施の形態では、2つのマイコンを持
つ制御システムに本発明を具体化したが、3個以上のマ
イコンを持つシステムにも適用できる。この場合、複数
のマイコンのうち一つだけを「第1マイコン」として特
定し、例えばIGオン当初にはその第1マイコンのみ早
期に「パワーセーブモード→通常モード」の切り替えを
許可し、他のマイコンについては+B>6Vとなった時
に「パワーセーブモード→通常モード」の切り替えを許
可する。また、+B低下時には、+B<5.5Vになる
と、第1マイコン以外の他のマイコンを早々にパワーセ
ーブモードとする。かかる場合にも既述の通り、小電力
トランジスタTrSをパワータイプに変更する必要もな
く、低コスト化や良好なる電源供給動作を実現すること
ができる。
【0064】上記実施の形態では、パワーセーブ回路1
4のしきい値を「6V,5.5V」としたが、そのしき
い値を変更する。要は、各マイコンの作動電圧VOSよ
りも前記しきい値が高い電圧であればよい。但し、高す
ぎるとパワーセーブモードの解除が遅れる等の不都合も
生じるため、しきい値=VOS〜VOS+1.5Vの範
囲で設定するのが望ましい。また、パワーセーブ回路1
4に設定したヒステリシスの有無も任意でよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態における車両用電子制御装置
の概要を示す構成図。
【図2】実施の形態における作用を説明するためのタイ
ムチャート。
【図3】実施の形態における作用を説明するためのタイ
ムチャート。
【図4】1ms割込み処理を示すフローチャート。
【図5】従来技術において電子制御装置の構成図。
【図6】従来技術の説明のためのタイムチャート。
【符号の説明】
10…ECU(車両用電子制御装置)、11…第1マイ
コン、12…第2マイコン、13…電源IC、14…電
圧検出手段としてのパワーセーブ回路、21…電源スイ
ッチとしてのIGスイッチ、TrS…小電力トランジス
タ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源スイッチのオン操作に従い通常モード
    で電力が供給される複数のマイクロコンピュータを備
    え、電源スイッチのオフ操作に従い各マイクロコンピュ
    ータが通常モードから電力消費を低減するためのパワー
    セーブモードに切り替わり、該パワーセーブモードでは
    小電力トランジスタを介して各マイクロコンピュータに
    電流が流れる車両用電子制御装置において、 電源スイッチのオン時における電源電圧を検出する電圧
    検出手段を備え、 前記電圧検出手段により検出される電源電圧が、マイク
    ロコンピュータの作動電圧以上の所定電圧よりも低い
    時、任意の第1マイクロコンピュータのみ通常モードと
    することを許可し、該第1マイクロコンピュータとは別
    の第2マイクロコンピュータについては通常モードとす
    ることを禁止する車両用電子制御装置。
  2. 【請求項2】第2マイクロコンピュータがパワーセーブ
    モードから通常モードに切り替わる時、第1マイクロコ
    ンピュータは、第2マイクロコンピュータが安定した動
    作を行うための内部クロックが発生するまでの所定の時
    間が経過した後に、当該第2マイクロコンピュータの動
    作開始を許可する請求項1に記載の車両用電子制御装
    置。
  3. 【請求項3】前記電圧検出手段により検出される電源電
    圧が所定電圧よりも低下する時、第1マイクロコンピュ
    ータはその旨を検出し、第2マイクロコンピュータの動
    作を停止させる請求項1又は2に記載の車両用電子制御
    装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の車両用電子制御装置にお
    いて、 第1マイクロコンピュータは、所定の時間割込みにて第
    2マイクロコンピュータの動作を停止させるものであ
    り、当該時間割込みよりも先に第1マイクロコンピュー
    タの動作が停止される場合、第1マイクロコンピュータ
    の動作停止に同期させて第2マイクロコンピュータの動
    作を停止させる車両用電子制御装置。
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