JPH0236003B2 - - Google Patents

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JPH0236003B2
JPH0236003B2 JP59068559A JP6855984A JPH0236003B2 JP H0236003 B2 JPH0236003 B2 JP H0236003B2 JP 59068559 A JP59068559 A JP 59068559A JP 6855984 A JP6855984 A JP 6855984A JP H0236003 B2 JPH0236003 B2 JP H0236003B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
interruption
power supply
reset
storage device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59068559A
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English (en)
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JPS60211525A (ja
Inventor
Minoru Takahashi
Kyoshi Yagi
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Publication of JPS60211525A publication Critical patent/JPS60211525A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、車両各部の制御に使用されるマイク
ロコンピユータの電源が過去に瞬断したか否かを
記憶しておく電源瞬断記憶装置に関する。
従来技術と問題点 車両の内燃機関(エンジン)、トランスミツシ
ヨンもしくはスロツトル開度(車速)等を制御す
る制御器として、近年マイクロコンピユータ(以
下、マイコンと略称する)が多く利用されるよう
になつている。通常、このマイコンは上述した制
御機能だけでなく、センサ、アクチユエータをチ
エツクして、デイーラ等でのトラブルシユート時
にその異常な項目を表示する自己診断機能も備え
る。
ところが、この種の制御システムで最も多く発
生し、しかも再現性がないために発見しにくいと
される不良に、コネクタの接続不良等によるマイ
コン電源の瞬断がある。センサがアクチユエータ
の場合はマイコンがラン(RUN)してさえいれ
ば、センサの入力異常もしくはアクチユエータ異
常として自己診断用RAM(バツテリでバツクア
ツプされている)に記憶しておくことにより、ト
ラブルシユート時にその不良原因を見つけること
ができる。これに対し、マイコンの電源が瞬断し
た場合は、マイコン各部が自己のリセツトルーチ
ンにより初期設定されてしまうので、その後のメ
インプログラムによつて適正な制御に移るまでの
間にドライバが異常を感じても、マイコン自体で
はそれを異常と検知できないため、その後デイー
ラなどに持込んで原因を調べようとしても判らな
いことが多い。
発明の目的 本発明は、上述したリセツトルーチンの起動が
電源の瞬断によるときは、その旨の情報を自己診
断用RAMに記憶しておくことにより、コネクタ
の接続不良等の電源ライン異常を発見しやすいよ
うにするものである。
発明の構成 本発明は、メインプログラムで車両各部の制御
をするマイクロコンピユータを、その電源立上り
時にはリセツトルーチンからスタートさせるよう
にしたシステムの電源瞬断記憶装置において、該
リセツトルーチンが起動されたときその原因が電
源の瞬断によるものか否かを断判する手段と、該
手段による判断結果が電源の瞬断であるときはバ
ツテリでバツクアツプされた自己診断用メモリに
電源ラインの接触不良を示す情報を書き込む手段
とを備え、該電源瞬断からの復旧後にもその情報
を保持しておくことを特徴とするが、以下図示の
実施例を参照しながらこれを詳細に説明する。
発明の実施例 第1図は本発明の一実施例をブロツク図で、1
はマイコンの中心となるCPU(中央処理装置)、
2は各センサ入力やアクチユエータのモニタ入力
等を取り込むデータ入力部、3はそのうちアナロ
グ入力をデジタル値に変換するA/D変換器、4
は内燃機関等の制御対象へ各種の制御信号を出力
するデータ出力部、5はメモリ、6は電源瞬断検
出回路である。メモリ5は各種のプログラムを格
納したROMや、一般的なRAMの総称であるが、
ここでは特にバツテリでバツクアツプされた自己
診断用のRAM領域として扱う。電源瞬断検出回
路6はハードウエアによつてCPU1の電源(デ
ータ入力部2からの+B電源で、イグニツシヨン
スイツチを通したもの)の瞬断を検出し、その情
報をCPU1に入力する。瞬断は短時間内の電圧
低下を経ると復旧する性質のもので、イグニツシ
ヨンスイツチによる電源オフとは時間的に区別さ
れる。この区別には通常CR等の時定数回路を用
いる。
CPU1は電源瞬断検知回路6から出力が生ず
るとメモリ5の該当するアドレスに電源ラインの
接触不良を示す情報を書込む。これは自己診断用
の複数の項目のそれぞれの正異常が、1アドレス
でアクセスされる領域の各ビツトに対応している
場合は、該当するビツトに異常フラグを立てると
いう方法でもよい。
以下、第2図を参照して具体例を説明する。同
図はCPU1内を走るプログラムの概要を示すフ
ローチヤートである。メインプログラムは各種の
制御用であるが、ここでは省略してある。電源立
上り時はメインプログラムに入る前に必ずリセツ
ト(RESET)ルーチンを通るようにしてある。
本来のセツト処理はシステムの初期設定だけであ
るが、本例ではこれに電源瞬断記憶処理を加え
る。その1つは「スタータON?」によるガード
チエツクである。これはスタータをオンにする時
(エンジン始動時)はバツテリ電圧が下るのでリ
セツトが生じやすいからである。このガードチエ
ツクを行うことにより、この期間に電源瞬断検知
回路6が生じた出力を無視できる。
これに対し、スタータのオフ期間にリセツトが
生じたら、これが瞬断によるものか否かを判断す
る。そして、検出回路6の出力によつて瞬断と確
認されたら自己診断用メモリ5に「電源ライン接
触不良」として記憶する。しかし、瞬断でない場
合(例えばイグニシヨンスイツチのON→OFF→
ONによるリセツト)はそのままメインプログラ
ムに移行する。
第3図は電源瞬断検出回路6のハード構成例
で、この回路はCPU1のリセツト端子(図示せ
ず)に供給されるリセツト信号を監視して瞬断を
検出する。つまり、通常のリセツト信号発生回路
(図示せず)はCPU1に対する安定化電源+Bの
立上りを検出したら“1”になり、逆にその立上
りを検出したら“0”になるリセツト信号を生ず
るので、該リセツト信号の“0”期間の長短で瞬
断か否かが判定できる(CPU1のリセツトルー
チンはリセツト信号の立上りで起動される)。こ
の長短の判定基準となる時間をT0として以下に
動作説明をする。
60はリセツト信号の“0”期間をクロツク
CKでカウントするダウンカウンタで、ここには
時間T0に相当するクロツクCKの数Nがプリセツ
トされる。リセツト信号が“1”の状態のとき
は、ダウンカウンタ60にプリセツト値Nが設定
され続けるので、その出力bが“1”で、アンド
回路61よりクロツク発振器62の出力がダウン
カウンタ60に入力されてもそのカウンタ内容は
Nを保持している。また、アンド回路63,64
の出力に変化がないのでフリツプフロツプ65,
66の出力は共に“1”であり、オア回路67か
ら“1”の信号DETが出力されている。
リセツト信号が“0”になると、フリツプフロ
ツプ65,66がクリアされてそのQ出力c,d
が共に“0”となり、出力信号DETも“0”と
なる。このとき、ダウンカウンタ60はカウント
ダウンを開始する。しかし、瞬断であるとダウン
カウンタ60の内容が“0”になる前にリセツト
信号が“1”になり、ダウンカウンタ60には再
びN値がプリセツトされるのでその出力bは
“0”にはならない。従つて、インバータ68の
出力は“0”のままであり、フリツプフロツプ6
6はセツトされない。このとき、リセツト信号は
時間T1だけの遅延回路69を通してアンド回路
63の一方の入力端子に加えられているから、リ
セツト信号の立上がりから時間T1経過したとき
にアンド回路63の出力が“1”となり、フリツ
プフロツプ65はその出力cを“1”とする。従
つて、信号DETはリセツト信号の立上がりから
時間T1経過後に“1”となる。これが瞬断検出
時である。
これに対し、リセツト信号が“0”となり、こ
れがダウンカウンタ60の値が0になるまでの時
間(T0に相当)を経ても“1”に復帰しない場
合には、ダウンカウンタ60の出力bが“0”に
なり、インバータ68の出力が“1”になる。従
つて、この場合にはリセツト信号の立上がりと同
時にアンド回路64の出力が“1”になり、フリ
ツプフロツプ66がセツトされて信号DETがリ
セツト信号の立上がりとほぼ同時に“1”とな
る。これが電源投入時である。
CPU1はリセツト信号の立上りで起動される
リセツトルーチンにおいて、リセツト信号の立上
りからT1時間後に信号DETの“1”が入力され
ればこれを瞬断と判断し、その旨を自己診断
RAMに書込む。尚、このためには電源瞬断回路
6そのものがバツクアツプ電源で動作する必要が
あるが、必ずしもバツテリと別電源である必要は
なく、バツテリからイグニツシヨンスイツチに至
る途中の電源ラインであれば瞬断の発生率は極め
て少ないのでこれを利用することができる。
以上の説明ではハードウエアによる電源瞬断検
出回路6を用いたが、この代りに、リセツト直後
にエンジン回転数を検知し、それが一定値以上で
あれば瞬断と判断するようにしてもよい。これは
エンジン回転中の瞬断が問題となるからである。
また、メモリ5内に設定したカウンタにより1時
間内の瞬断発生回数を計数し、それが一定値を越
えたときのみ自己診断用RAMに電源ライン異常
を記憶するようにしてもよい。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、マイコンを
用いた車両用の制御器で、電源瞬断の記録を残し
ておくことができるので、トラブルシユート時に
その記録を参照することにより、瞬断の発生原因
であるコネクタの接触不良、電源コードの異常等
を発見し易くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図はそのフローチヤート、第3図は電源瞬断
検知回路のハード構成図である。 図中、1はCPU、5は自己診断用メモリ、6
は電源瞬断検出回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メインプログラムで車両各部の制御をするマ
    イクロコンピユータを、その電源立上り時にはリ
    セツトルーチンからスタートさせるようにしたシ
    ステムの電源瞬断記憶装置において、該リセツト
    ルーチンが起動されたときその原因が電源の瞬断
    によるものか否かを判断する手段と、該手段によ
    る判断結果が電源の瞬断であるときはバツテリで
    バツクアツプされた自己診断用メモリに電源ライ
    ンの接触不良を示す情報を書き込む手段とを備
    え、該電源瞬断からの復旧後にもその情報を保持
    しておくことを特徴とする電源瞬断記憶装置。 2 電源の瞬断を判断する手段に、該電源の一時
    的な電圧低下を検出する回路を用いたことを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項記載の電源瞬断記
    憶装置。 3 電源の瞬断を判断する手段に、リセツト直後
    のエンジン回転数が一定値以上であるか否かを判
    断する手段を用いたことを特徴とする、特許請求
    の範囲第1項記載の電源瞬断記憶装置。
JP59068559A 1984-04-06 1984-04-06 電源瞬断記憶装置 Granted JPS60211525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59068559A JPS60211525A (ja) 1984-04-06 1984-04-06 電源瞬断記憶装置

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JP59068559A JPS60211525A (ja) 1984-04-06 1984-04-06 電源瞬断記憶装置

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Publication Number Publication Date
JPS60211525A JPS60211525A (ja) 1985-10-23
JPH0236003B2 true JPH0236003B2 (ja) 1990-08-15

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JP59068559A Granted JPS60211525A (ja) 1984-04-06 1984-04-06 電源瞬断記憶装置

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JP2587078Y2 (ja) * 1991-07-04 1998-12-14 本田技研工業株式会社 Ramデータ保証装置
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TWI822472B (zh) * 2022-11-17 2023-11-11 宏正自動科技股份有限公司 連接裝置及其控制方法

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JPS60211525A (ja) 1985-10-23

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