JPH0132202B2 - - Google Patents

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JPH0132202B2
JPH0132202B2 JP60216135A JP21613585A JPH0132202B2 JP H0132202 B2 JPH0132202 B2 JP H0132202B2 JP 60216135 A JP60216135 A JP 60216135A JP 21613585 A JP21613585 A JP 21613585A JP H0132202 B2 JPH0132202 B2 JP H0132202B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
parts
weeds
line
crabgrass
Prior art date
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Expired
Application number
JP60216135A
Other languages
English (en)
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JPS6277301A (ja
Inventor
Tetsuo Takematsu
Masuo Goto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YASHIMA KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
YASHIMA KAGAKU KOGYO KK
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Publication date
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Priority to JP21613585A priority Critical patent/JPS6277301A/ja
Publication of JPS6277301A publication Critical patent/JPS6277301A/ja
Publication of JPH0132202B2 publication Critical patent/JPH0132202B2/ja
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、改善された作用を有する芝生用除草
剤に関する。 芝生は住宅、庭園、都市公園、各種レクリエー
シヨン施設、運動競技場、工場、校庭、墓地など
で広く利用されているが、労力などの問題から十
分な管理が難しいのが現状である。このため除草
作業に要する労力を削減する目的で除草剤が用い
られている。芝生用除草剤としては例えば2―ク
ロロ―4,6―ビス(エチルアミノ)―1,3,
5―トリアジノン(CAT),2,4―ジクロロ酢
酸(2,4―PA),O,O―ジイソプロピル―S
(2―ベンゼンスルホニルアミノエチル)ホスホ
ロジチオエート(SAP)等が知られている。し
かしCATは一年生雑草のメヒシバ、スズメノカ
タビラ等のイネ科雑草及び広葉雑草に有効である
が、多年生のマメ科、セリ科及びカタバミ科雑草
に対して効果が劣る。2,4―PAはホルモン型
の移行性のある除草剤で、特に一年生広葉雑草の
アオビエ、アカザ等に効果を示すが、イネ科雑草
には無効な薬剤である。SAPはノビエ、メヒシ
バ、カヤツリグサ等の一年生雑草に効果を有する
が、ツメクサ、カタバミ等の多年生雑草に対して
効果が劣る。したがつて芝地の雑草を十分に防除
するには、数種の薬剤を散布しなければならな
い。また芝地は雑草の発生期間が長いので、1年
間に数回にわたり薬剤を散布する必要がある。本
発明者らはこれらの点を改善するため研究を進め
た結果、下記の化合物と化合物を併用するこ
とにより、優れた相乗効果が得られることを見出
し、本発明を完成した。 本発明は、下記式で表わされる2,4―ジクロ
ロフエニル―3′―メトキシカルボニル―4′―ニト
ロフエニルエーテル(以下化合物と記す)及び
2―クロロ―4―エチルアミノ―6―イソプロピ
ルアミノ―1,3,5―トリアジン(以下化合物
と記す)を有効成分として含有することを特徴
とする芝生用除草剤に関する。 化合物及び化合物は後記の実施例に示すよ
うに、広葉雑草に対し卓効(ただし化合物はハ
コベに対し無効)を示すが、イネ科雑草に対して
は効果は劣る。またこれらの化合物は、高温時又
は過量に散布すると薬害を生じやすいなどの欠点
がある。 これに対し、化合物と化合物とを配合した
本発明の除草剤が、各化合物単独では防除困難な
イネ科雑草例えばメヒシバ、スズメノカタビラ等
に対し、優れた相乗効果を有することは予想外の
ことであつた。本除草剤はイネ科雑草を防除でき
るだけでなく、薬剤使用量の低減、処理適期幅の
拡大及び散布回数の削減が可能である。 本発明の除草剤に含有される有効成分の配合割
合は、化合物の1重量部に対し、化合物を
0.1〜5.0重量部とすることが好ましい。 本発明の除草剤は、化合物と化合物の混合
物をそのまま用いてもよいが、通常は担体もしく
は希釈剤と混合し、場合により補助剤を用いて粒
剤、水和剤、乳剤等に製剤化する。 固体担体としては、例えばクレー、タルク、珪
藻土、ベントナイト等又はこれらの混合物、液体
担体としては、例えば水、アルコール類、ケトン
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等又はこれら
の混合物が挙げられる。補助剤としては湿展剤、
固着剤、分散剤、乳化剤等が用いられる。更に使
用目的に応じて殺虫剤、殺菌剤、植物生長調節
剤、肥料等をあらかじめ又は使用時に混合して用
いることができる。 本発明の除草剤の使用量は、1アール当り有効
成分として5〜50g好ましくは8〜30gである。 下記製造例中の部は重量部を意味する。 製造例1 (粒剤) 化合物5部、化合物3部、リグニンスルホ
ン酸塩5部及びクレー87.0部を均一に粉砕混合
し、水を加えてよく練り合わせたのち、造粒乾燥
して粒剤とする。 製造例2 (水和剤) 化合物24部、化合物8部、アルキルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム2部、リグニンスルホン
酸ナトリウム2部及び珪藻土64部を均一に粉砕混
合して水和剤とする。 製造例3 (乳剤) 化合物20部、化合物10部、ポリオキシエチ
レンアルキルアリールエーテル10部及びキシレン
60部を均一混合溶解して乳剤とする。 実験例 1/10000アールのポツトに砂壌土を充填し、メ
ヒシバの種子を土壌表層1cmに播種した。播種後
4日目(メヒシバ発生前)及び25日目(メヒシバ
4葉期)に製造例3に準じて調製した所定量の供
試薬剤を水で希釈し、均一に散布した。薬剤処理
後30日目に残存した個体を抜き取り、風乾重量を
測定し、対無処理区比(%)を算出した。メヒシ
バ発生前処理の結果を第1表、4葉期処理の結果
を第2表に示す。
【表】
【表】 この結果をウイーズ、15巻20〜22頁1967年に記
載のコルビーの方法で解析する。コルビーの方法
によると、混合剤生育量期待値は次式から計算で
きる。 混合剤生育量期待値(%) =化合物実測値(%)×化合物実測値(%)/100 この計算した期待値が単味処理実測値より大き
い場合は相乗効果ありと判定する。この式に従つ
て第1表を解析すると例えば化合物の20g/a
と化合物の5.0g/a混合施用の場合 期待値=34×66/100=22.4 実測値=2 となり、期待値>実測値であり、明らかに相乗効
果があると判定できる。 また相乗効果を判定する方法として等効果線法
による除草剤混用の相互作用検定法(雑草研究、
14巻、12〜18頁、1972年参照)が知られている。
等効果線法について図面により説明する。第1図
はA剤及びB剤の等効果線図である。除草剤A及
び除草剤Bが単用でP%の効果をあげる薬量をそ
れぞれm及びnとする。両剤の混合剤Cが同じp
%の効果をあげるとき、A剤の薬量XAとB剤の
薬量XBとの間には、両剤が相加作用の場合、 XA/m+XB/n=1 の関係が成り立つ。これをA,B剤の相加作用に
おけるP%の等効果線(相加作用線)という。こ
の相加作用線を基準とし、実測値から得られた等
効果線が下にくれば共力的効果を示し、上にくれ
ば拮抗的効果を示す。 この方法で第1表及び第2表の結果を解析す
る。これらの表に基づき90%生育抑制を得る薬量
を求め、これを第2図(メヒシバ発生前処理)及
び第3図(メヒシバ4葉期処理)に示すように図
上にプロツトし、90%抑制等効果線を得る。 一方、化合物又はを単独で用いたときの90
%生育抑制量から相加作用線を得る。第2図及び
第3図における実線aはメヒシバに対する生育抑
制率90%の相加作用線、点線bは実測等効果線を
示す。第2図及び第3図から明らかなように、化
合物及びの実測等効果線bは相加作用線aの
下方に位置し、この解析法によつても相乗作用を
有することが知られる。 実施例 1 1/10000アールのバツト(深さ10cm)に砂壌土
を充填し、ノビエ、メヒシバ、スズメノカタビ
ラ、アオビユ及びハコベの種子を表層1cmに播種
した。またコウライシバの株を移植し、移植後3
日目(雑草発生前)及び25日目(メヒシバ4葉
期)に製造例2に準じて調製した所定量の供試薬
剤を水で希釈し、均一に散布した。処理後30日目
に除草効果及び薬害を調べた。その結果を第3表
及び第4表に示す。なお表中の数字は下記の除草
効果指数を示す。 除草効果指数 0:29%以下の抑制率 1:30〜39%の抑制率 2:40〜49 〃 3:50〜59 〃 4:60〜69 〃 5:70〜79 〃 6:80〜84 〃 7:85〜89 〃 8:90〜94 〃 9:95〜99 〃 10:100の抑制率(完全枯死) 薬 害 −:無害 ±:僅小害 +:小害 :中害 :甚害
【表】
【表】
【表】 実施例 2 1/10000アールのポツトに砂壌土を充填し、製
造例2に準じて調製した所定量の供試薬剤を水で
希釈し均一に散布した。散布後10日目ごとにメヒ
シバの種子を播種し、播種後20目に雑草を抜き取
り、風乾重量を測定し、対無処理区比(%)を算
出した。その結果を第5表に示す。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図はA剤及びB剤の相加作用における効果
P%の等効果線図、第2図はメヒシバ発生前処
理、第3図は4葉期処理における化合物及び
のメヒシバに対する生育抑制率90%の相加作用線
及び実測等効果線を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2,4―ジクロロフエニル―3′―メトキシカ
    ルボニル―4′―ニトロフエニルエーテル及び2―
    クロロ―4―エチルアミノ―6―イソプロピルア
    ミノ―1,3,5―トリアジンを有効成分として
    含有することを特徴とする芝生用除草剤。
JP21613585A 1985-10-01 1985-10-01 除草剤 Granted JPS6277301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21613585A JPS6277301A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 除草剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP21613585A JPS6277301A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 除草剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6277301A JPS6277301A (ja) 1987-04-09
JPH0132202B2 true JPH0132202B2 (ja) 1989-06-29

Family

ID=16683811

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JP21613585A Granted JPS6277301A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 除草剤

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JP (1) JPS6277301A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5042047A (ja) * 1973-08-20 1975-04-16
JPS5877804A (ja) * 1981-05-22 1983-05-11 Chugai Pharmaceut Co Ltd 除草用組成物
JPS6067401A (ja) * 1983-09-26 1985-04-17 Hokko Chem Ind Co Ltd 畑作および園芸用除草剤

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6067401A (ja) * 1983-09-26 1985-04-17 Hokko Chem Ind Co Ltd 畑作および園芸用除草剤

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JPS6277301A (ja) 1987-04-09

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