JPS62175405A - 水田用除草剤 - Google Patents

水田用除草剤

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JPS62175405A
JPS62175405A JP61014787A JP1478786A JPS62175405A JP S62175405 A JPS62175405 A JP S62175405A JP 61014787 A JP61014787 A JP 61014787A JP 1478786 A JP1478786 A JP 1478786A JP S62175405 A JPS62175405 A JP S62175405A
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Japan
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herbicide
weeds
paddy field
dichlorobenzoyl
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Toshiyuki Fujiwara
俊行 藤原
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Yashima Chemical Industrial Co Ltd
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Yashima Chemical Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改善された作用を有する水田用除草剤に関する
一般に水田雑草の発生消長は代かき時より約3週間にわ
たるが、この間に使用される除草剤の多くは一部の雑草
のみを枯殺し、しかも発芽期又は二葉期等の短期間にわ
たり施用しないと満足すべき除草効果が得られない。
しかしこの時期は農作業の最も忙しい時期であるため、
田植vklo〜20日間に1回の使用で広範囲の雑草に
対し充分な効果が得られる除草剤が要望されている。
本発明は、S−ベンジル−N−エチル−N−(l、2−
ジメチルプロピン)チオカーノドメート(以下化合物(
1)と略称する)と、l。
3−ジメチル−4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−
5−(4−)リルスルホニルオキシ)ピラゾール(以下
化合物(A)と略称する)。
1.3−ジメチル−4−(2,4−ジクロロベンゾイル
)−5−フェナシルオキシピラゾール(以下化合物(B
)と略称する)及び/又は2−[4−(2,4−ジクロ
ロ−3−メチルベンゾイル)1.3−ジメチルピラゾー
ル−5−イル7rキシ] −4′−メチルアセトフェ、
ノン(以下化音物(C)と略称する)を有効成分とする
水[U用除草剤である。
化合物(1〕は雑草発生始期のイネI+雑草、特にノビ
エ及び−年生カヤツリグサ科雑草に対する除草作用がす
ぐれている。しかし、ウリカワ、オモダカ等の多年生広
葉雑草に対する除草効果はほとんど無く、またミズガヤ
ツリ、ホタルイ、ヒルムシ口等の雑草に対する除草効果
も不十分である。これに対し、化合物(A)、化合物(
B)、化合物(C)のピラゾール系化合物は光合成阻害
型の除草剤でコナギ、キカシグサ、アゼナ等の一年生広
葉雑草及びウリカワ、オモダカの多年生広葉除草に活性
が高い、しかし処理適期幅が狭く、比較的多量に施用量
が要求される難点がある。このように両孔合物は典型的
な初期除草剤であり雑草の発生始期までに処理すればす
ぐれた除草効果を示すが生育の進んだ雑草にはその効果
が急激に低下するという難点がある0本発明者らの研究
によれば、以外にも化合物(1)と特定のピラゾール系
化合物、即ち化合物(A)、化合物(B)、化合物(C
)のどれか一種以上とを適当な割合で混合使用すること
により顕著な相乗作用を示し、ノビエ、タマガヤツリ、
コナギおよび一年生広葉雑草、ミズガヤツリ、ホタルイ
、ウリカワ、マツバイ等、特に多年生雑草に対し強い活
性を示すことが考察された。
その結果、単独施用より雑草スペクトラム及び処理適期
幅が拡大され、更に環境変化による効果の変動、特に低
温条件による効果の低下も少なく、かつ卓越した相乗効
果をもって長期間にわたり雑草の発生を防止することが
出来る。
したがって、本発明の除草剤は雑草の発生前から発生盛
期の間に1回処理するのみですぐれた除草効果を挙げる
ことができ、かつ農作業の省力化を図ることが出来る。
本発明の除草剤は各薬剤の混合物そのまま用いても良い
が、通常は担体もしくは希釈剤と混合し、場合により補
助剤を用いて農薬製造分野において、一般に行なわれて
いる方法により粉剤、粒剤、水和剤、乳剤などに製剤化
して用いられる。神体もしくは希釈剤としては、農薬に
おいて一般に使用されている固体只は液状物が用いられ
る。固体担体としては、例えばベントナイト、クレー、
タルク、石灰石、珪藻土等又はこれらの混合物、液状担
体としては、水のほか、種々の有機溶剤、例えばベンゼ
ン、トルエン、キンレユ/、アルコール類、ケトン類、
例えばアセトン、シクロヘキサノン等又はこれらの混合
物が挙げられる。補助剤としては、界面活性剤、例えば
ラウリル硫酸ナトリウム、アルキルアリールスルホン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルなど
が挙げられる。
又固着剤、分散剤あるいは安定剤としては、リグニンポ
リビニルアルコール、リン酸イソプロピルなどが挙げら
れる。
本発明の除草剤は、化合物(1)の1重量部に対し、化
合物(A)、化合物(B)、化合物(C)の一種以上を
0.3〜2.0重量部、好ましくは、0.5〜1.0重
量部の割合で併用する6本発明の除草剤を施用する方法
は、通常一般に行なわれている洪水土壌処理が好ましく
、使用量は、通常10アール当り有効成分として50〜
800g好ましくは100〜500gである。
実施例1 化合物(1)        7 重量部化合物(A 
)         5  7/リグニンスルホン酸ソ
ータ2   ttアルキルベンゼンスルホン酸ソーグ ベントナイト        3 Q   ttタルク
           55  l!これらの成分を均
一に粉砕混合し、水を加えて練合し、造粒機により造粒
し、乾燥後整粒して粒剤を得る。また化合物(A)に代
えて化合物(B)又は化合物(C)を用いて同様にして
粒剤を得る。
実施例2 化合物(1)         20  重量部化合物
(A)        15   //リグニンスルホ
ン酸ソーダ  2  〃アルキルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ 3  〃 珪藻±          5 Q   //これらの
成分を均一に粉砕混合して水和剤を得る。また、化合物
(A)に代えて化合物CB)又は化合物(C)を用いて
同様にして水和剤を得る。
実施例3 化合物(1)        20  重量部化合物(
A)        15   /1ポリオキシアルキ
レン   12  //アルキルアリルエーテル キシレン         53  l/これらの成分
を均一に混合溶解して乳剤を得る。また、化合物(A)
に代えて化合物(B)又は化合物(C)を用いて同様に
して乳剤を得る。
試験例1 等効果線法による相互作用検定試験175.
000アールポツトに砂壌土を充填し、施肥、温水及び
代かき後ミズガヤツリの塊茎をlポット当り5ケを約0
.5cmの深さに植付し20〜30℃の温室内に設着し
て育成した。ミズガヤツリの1葉期程度に生育した時に
実施例2に準じて製造した水和剤を水で希釈して各所定
量の薬剤を水深的3cmの状態で湛水土壌処理した。薬
剤処理後30日0に残存しているミズガヤツリを抜き取
り、風乾重量を測定して無処理区に対する生育抑制率を
求めた。
その結果を第1表に示した。
初めに等効果線法(雑草研究14巻、12〜18頁、1
972年参照)について図面により説明する。
第1図はA剤及びB剤の等効果線図である。
除草剤A及び除草剤Bが単用でP%の効果をあげる薬量
をそれぞれm及びnとする。
両割の混合剤Cが同P%の効果をあげるとき。
A剤の薬11XAとB剤の薬量XBとの間には、両割が
相加作用の場合、 m                nの関係が成り立
つ、これをA、B剤の相加作用におけるP%の等効果線
(相加作用線)という、この相加作用線を基準とし、実
測値からあたえられた等効果線が下にくれば共力的効果
を示し、上にくれば↑奢抗的効果を示すものである。こ
の方法で第1表の結果を解析する。
第1表に基づ!!90%生育抑制を得る薬量を求め、9
0%抑制等効果線を得た。
一方、化合物(1)、化合物(A)、化合物(B)又は
化合物(C)を単用で用いたときの90%生育抑制量か
ら相加作用線を得る。第2図、第3図及び第4図におけ
る実線(a)はミズガヤツリに対する生育抑制率90%
の相加作用線で、点線(b)は実測等効果線を示す、−
したがって、第2図、第3図及び第4図から明らかなよ
うに、化合物(1)と化合物(A)化合物CB)及び化
合物(C)との混合処理におけるミズガヤツリ生育90
%抑制の実測等効果線(b)は相加作用線(a)よりも
下方に位置し、この解析法によって両割の混用が共力的
作用を有することが明確である。
試験例2 雑草盛期における除草効果試験1/2000
アールのワグネルポットに砂壌土を充填し、施肥、湛水
、代かきし、湛水状態とした。あらかじめ温室で生育さ
せた水稲苗(2,0〜2.5葉令)の2本を1株として
エポット当り2株を植付けた0次に水田雑草のノエビ、
ウリカワ、ミズガヤツリ、ホタルイを表層0.5〜1c
mに播種又は移植し、水深的3cmに保ちながら20〜
25℃の温室内で生育させた。ノビエ、ウリカワの2.
5〜3.0葉期、ミズガヤツリ、ホタルイの2.0〜2
.5葉期に実施例2に準じて製造した水和剤の所定量を
水深3cmの状態で湛水土壌処理した。薬剤処理30日
後に1ポツト内のすべての雑草を抜き取り、風乾重量を
測定して無処理区に対する歿草率(%)及び水稲に対す
る薬害を調査した。その結果を第2表に示した。
比較薬剤1 1.3−ジメチル−4−(2,4−ジクロロベンゾイル
)−5−(4−)リルスルホニルオキシ)ピラゾール 
6%、2−クロロ−2′。
6′−ジエチル−N−(ブトキシメチル)アセトアニリ
ド 2.5%との混合剤 比較薬剤2 S−(4−クロロベンジル)−N−ジエチルアミンカル
ボチオレート 10%、2−メチルチオ−4,6−ビス
(エチルアミノ)−3−)リアジン 1.5%、2−メ
チル−4−クロロフェノキシ醋酸エチル 0.8%との
混合剤*1: 茎数(対無処理比%) 木2: 観察(下葉枯れ程度) 無(−)、微(±)、小(+) 中(++) 、大(+ + +) 試験例3 温度差における除草効果試験115000ア
ールボー、トに砂壌土を充填し、施肥、温水、代かきし
、湛水状態とした。
次に水田雑草のノビエ、ホタルイ、ミズガヤツリを表層
0.5〜1cmに播種又は塊茎を植付は水深的3cmに
保ちながらグロース・キャビネット内で生育させた。ノ
ビエの2葉期に実施例2に準じて製造した水和剤の所定
量を水深3cmの状態で湛水土壌処理した。
薬剤処理21日後にポット内のすべての雑草を抜き取り
、風乾重量を測定して、無処理区に対する歿草率(%)
を求めた。その結果を第3表に示した。
試験例4ii場試験 水田圃場に1区2mx3m (6m2 )の区を設け、
施肥、湛水及び代かき後、水稲稚苗(2,5葉期)を移
植し、移植後15日0(ノビエ2葉期)に実施例1に準
じて製造した粒剤を水深4〜5cmの状態で湛水土壌処
理した。
薬剤処理後30日0に1区当り1m2に残った残草を抜
き取り、風乾重量を測定して無処理区に対する残草率(
%)を算出した。なお、同時に水稲に対する薬害につい
ても観察調査を行つった。その結果を第4表に示した。
比較薬剤1 1,3−ジメチル−4−(2、4−ジクロロベンゾイル
)−5−(4−)リルスルホニルオキシ)ピラゾール 
6%、?−クロロー2′。
6′−ジエチル−N−(ブトキシメチル)アセトアニリ
ド 2.5%との混合剤 比較薬剤2 S−C4−クロロベンジル)−N−ジエチルアミン力ル
ポチオレー)  10%、2−メチフレチオ−4,6−
ビス(エチルアミノ)−S−)リアジン 1.5%、2
−メチル−4−クロロフェノキシ醋酸エチル 0.8%
との混合剤
【図面の簡単な説明】
第1図はA剤及びB剤の相加作用における効果P%の等
効果線図、第2図、第3図及び第4図はミズガヤツリの
生育期(1葉期)処理における化合物(1)と化合物(
A)、化合物(B)及び化合物(C)のミズガヤツリに
対する生育抑制率90%の相加作用線及び実測等効果線
を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. S−ベンジル−N−エチル−N−(1,2−ジメチルプ
    ロピン)チオカーバメートと1,3−ジメチル−4−(
    2,4−ジクロロベンゾイル)−5−(4−トリルスル
    ホニルオキシ)ピラゾール、1,3−ジメチル−4−(
    2,4−ジクロロベンゾイル)−5−フェナシルオキシ
    ピラゾール及び/又は2−[4−(2,4−ジクロロ−
    3−メチルベンゾイル)1,3−ジメチルピラゾール−
    5−イルオキシ]−4′−メチルアセトフェノンとを有
    効成分として含有することを特徴とする水田用除草剤。
JP61014787A 1986-01-28 1986-01-28 水田用除草剤 Granted JPS62175405A (ja)

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JP61014787A JPS62175405A (ja) 1986-01-28 1986-01-28 水田用除草剤

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JPH0578526B2 JPH0578526B2 (ja) 1993-10-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008524147A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 除草剤組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008524147A (ja) * 2004-12-17 2008-07-10 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 除草剤組成物

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