JPH02129105A - 稲作用除草剤 - Google Patents

稲作用除草剤

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JPH02129105A
JPH02129105A JP28246588A JP28246588A JPH02129105A JP H02129105 A JPH02129105 A JP H02129105A JP 28246588 A JP28246588 A JP 28246588A JP 28246588 A JP28246588 A JP 28246588A JP H02129105 A JPH02129105 A JP H02129105A
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JP
Japan
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rice
herbicide
compound
weeds
active component
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JP28246588A
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English (en)
Inventor
Iwao Taketomi
武富 巌
Hiroshi Yamamura
山村 宏志
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Hokko Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokko Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産−五の利用ノ 本発明は、稲作用除草剤に関する。
更えΩ1遣 本発明の活性成分である2−(2−(4−(3,5−ジ
クロルピリジン−2−イルオキシ)フェノキシフプロピ
オニル}イソオキサゾリジン(本化合物には6体、立体
、およびラセミ体が存在するが、特にことわらないかぎ
り、以下これらを総称して「化合物A」という、)は、
特開昭59−55882号公報で除草剤として公知であ
る。この化合物Aは、土壌処理および生育期茎葉処理の
いずれの処理方法においても、メヒシバ、ノビエ、スズ
メノテッポウ、エノコログサなどイネ科雑草に対して優
れた除草効果を発揮し、ダイズ、ビート、ダイコンなど
の広葉作物あるいは棉などに対して、薬害をほとんど手
えない、しかし、広菓雑華であるハコベ、イヌビエ、コ
ナギ、ツユクサなどの一年生雑草に対しては、これらの
雑草の発芽期や生育期のいずれに処理しても、実用的な
除草効果はほとんど示さないという欠点がある。
また、一方の活性成分である化合物Bは、「農薬ハンド
ブック 1985年版」(社団法人 日本植物防疫協会
 昭和61年1月30日発行)の第343〜@345頁
、「ショートレビュー・オブ・バービサイド 1986
年版」(全国農林教′ff協会発行)の第30〜31頁
などにおいて公知の除草剤である。そして、畑地、水田
、果樹園などの栽培地における除草剤として雑草生育初
期の処理剤として使用されている。特に稲栽培地に3い
て生育初期のノビエ、メヒシバ、ハコベ、シロザに対し
て有効であることについて公知である。
しかし、発生前の雑草に対して効果がないうえ。
生育の進んだ上記雑草や防除困難なキシュウスズメノヒ
エ、エゾノサヤヌカグサなど多年生イネ科雑草に対して
は、除草効果が劣るという欠点を有している。
これに対して、化合物Aを含む除草混合剤として特開昭
63−135305号公報(化合物A+アシュラム)、
特開昭62−209002号公報(化合物A+ホルモン
系除草剤)、特開昭63−216807号公報(化合物
A+ペンタシン)、特開昭63−216800号公報(
化合物A+ジブロモシニルなど)が知られている。また
、化合物Bを含む混合剤として、イネ科雑草用除草剤で
ある(±) −2−(1−エトキシイミノブチル)−5
−(2−エチルチオ)プロピル−3−ヒドロキシシクロ
へキー2−エノンとの混合剤などが知られている/(「
リサーチ レボートーノースセントラル ウィード コ
ントロール コンフェレンス 1985年版」 (ノー
ス セントラルウイード コントロール コンフェレン
ス発行)の第124頁〕。また、化合物Bとフェノキシ
フェノキシ系除り剤、すなわち、エチル 2− (4−
(6−クロロ−2−ベンズオキサシリルオキシ)フェノ
キシフプロピオネートをイネ科の雑草の茎葉に体系処理
する方法(曲者を2葉期時に、後者を4〜5葉期に処理
)が知られている(「プロシーデインゲス オブ サウ
ス ウィート サイエンス ソサイエティ 1987年
版」の第63頁(サウス ウィート サイエンス ソサ
イエティ発行)」、シかし、化合物Aを含むこれまでの
除草混合剤は、水稲用としては効果、薬害などの点から
好ましとはいえない、また化合物Bを含む前記除草混合
剤や体系処理方法も同様に実用上好ましいとはいえない
発明が解決しようとする課題 稲作用除草剤としては、少ない薬量の使用で、−年少雑
草から多年生雑草に至るまで幅広い殺草スペクトラムと
種々の生育段階の雑草を防除し得る幅広い処理適期幅を
有し、かつ稲に薬害を与えず、また人畜や魚介類に対す
る毒性のないものが望まれる。なかでも、ノビエ、メヒ
シバなど一年生イネ科雑草や、キシュウスズメノヒエ、
エゾノサヤヌカグサなどの除草困難な多年生イネ科雑草
に対して幅広い処理適期幅を示す新しい除草剤の出現が
望まれている。
本発明は、このような要望に合致した除草剤を提供する
ことを目的とするものである。
課 な   るだめの手 本発明者らは、こうした現状に鑑み一年生および多年生
のイネ科雑草並びに広′Ij雑草に対して有効で、しか
も薬害のない稲作用除草剤を開発するために鋭意研究を
重ねた。その結果、下記構造式で表される化合物Aと化
合物Bとの2種の活性成分を含有する除草剤がその目的
に合致し、極めて有効であることを見いだした。
化合物A: 2− (2−(4−(3,5−ジクロルピリジン−2−
イルオキシ)フェノキシ)プロピオニル)イソオキサゾ
リジン 化合物B; 3.4−ジクロルプロピオンアニリド 主」 本発明で使用する化合物A3よび化合物Bは。
本発明の稲作用除草剤の活性成分として作用する。そし
て、この2稀酸分の併用により、稲栽培の各種雑草、例
えばノビエ、メヒシバ、エノコログサなどのイネ科雑草
をはじめ、コナギ、ハコベ、イヌタデ、ナズナなどの広
′tJ雑苧に高い除草効果を示す、そして、化合物Aお
よび化合物Bの単独使用では除りしがたいキシュウスズ
メノヒエ、エゾノサヤヌカグサなどの多年生イネ科雑草
に対しても高い除草効果を示す、しかもその除草効果の
増強作用は、化合物Aと化合物Bのそれぞれの長所を損
なうことなく、短所を補完しつつ強めあるように作用す
る。そしてその効果の現れ方は少ない薬量の併用でより
強められる傾向にある。
また、化合物Aの単用では、稲に軽い生育抑制の症状か
現れるが、これに化合物Bとを併用すると、そのような
薬害現象がほとんど認められなくなる。
l流側  削孔の 法) 本発明の稲作用除草剤は、化合物Aと化合物Bとからな
る2種の活性成分と担体および各種補助剤と共に、常法
により、水和剤、フロアブル(ゾル剤)などに製剤化し
て使用できる。使用される担体としては、クレー、タル
ク、ベントナイト、カオリン、珪藻土、シリカ、ショ糖
などの固体担体、あるいは水、アルコール類(メタノー
ル、エタノール、イソプロパツールなど)、グリコール
類(エチレングリコール、プロピレングリコールなど)
の液体担体が使用される。これらに適当な界面活性剤や
その他の補助剤、例えば、安定剤。
展着剤などを適漬配合して製剤化し、使用できる。
本発明における活性成分の配合割合は、重量比で化合物
Aを1部に対して、化合物Bを5〜100部の割合で配
合するのが適当である。ただし、使用時の条件に応じて
配合割合を適宜変更して使用することができる。また他
の除草剤、殺菌剤、殺虫剤、植物調節剤などを配合して
使用することもできる。
また、化合物Aは特開昭59−55882号公報に記載
の方法によって製造して使用することができる。そして
化合物Aを6体1文体、ラセミ体のいずれの形態として
も有効に使用できるか、特に6体、ラセミ体が好ましい
次に本発明の稲作用除草剤の製剤化の方法について、実
施例を示す。
なお、実施例中で部とあるのは、すべて重量部である。
実施例1(水和剤) 化合物A(ラセミ体) 5部、化合物B  50部、ポ
リオキシエチレンアルキルアリールエーテル 5部、リ
グニンスルホン酸カルシウム 3部およびクレー 37
部を混合して十分粉砕し、水和剤を得る。
一流側2(水和剤) 化合物A(6体) 2部、化合物8 50部、ポリオキ
シエチレンアルキルアリールエーテル5部、リグニンス
ルホン酸カルシウム 3部およびクレー 40部を混合
して十分に粉砕し、水和剤を得る。
・−流側3(フロアブル) 化合物A(ラセミ体) 3部、化合物B  50部、ア
ルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム1部、リグニン
スルホン酸ナトリウム 3部、キサンタンガム 0.3
部および水 42.7部を均一に混合して、フルアブル
を得る。
−470アブル 化合物A(6体) 2部、化合物A  so部、アルキ
ルナフタレンスルホン酸ナトリウム1部、リグニンスル
ホン酸ナトリウム 3部、キサンタンガム 0.3部お
よび水 43.7部を均一に混合して、フロアブルを得
る。
上記した実施例1〜4の水和剤、フロアブルを散布して
除草するには、木に希釈して、活性成分縫としてlOア
ール当り5〜1000gとなるように調整し、稲作栽培
地の雑草発生始期から生育期に1壌処理または雑草の茎
葉にloアール当り5〜150文を処理すれば、高い除
草効果か得られる。
発明の効果 本発明の稲作用除草剤は、その実施により次のような効
果がもたらされる。すなわち、化合物Aと化合物Bを併
用することによって、それぞれの単用ではみられないよ
うな特異な除草効果を発揮し、移植水稲、乾田直播水稲
、湛水直播水種、陸稲などの積載培地における除草剤と
して優れた作用を示す。
まず第1に、発生始期から第5葉期程度に生育したノビ
エ、メヒシバなどのイネ科雑草およびへコベ、イヌタデ
、コナギ、キカシグサ、アゼナなどの広葉雑草はもとよ
り、防除困難なキシュウスズメノヒエ、エゾノサヤヌカ
グサなど多年生イネ科雑草に対しても完全に枯死に至ら
しめる。よって、本発明の稲作用除草剤は幅広い草種に
対して発生始期から生育期までの処理が可能となった。
第2に、その除草効果には持続性があり、これらの雑草
の再生を阻止し続けることがてきる。
第3に、本発明の稲作用除草剤は、化合物Aと化合物B
とが、それぞれの長所を損なうことなく、短所を補完し
つつも強めあって高い除草効果える心配もなく、各種の
イネ科雑草、広′tJIIs草に対して高い除草効果を
発揮して、それらを枯死に至らしめることかできる。
したがって、本発明における化合物Aと化合物Bとの併
用は、稲作用除草剤として有用である。
次に、本発明の稲作用除草剤の有用性を試験例により説
明する。
入鼠璽1  a期  による除草効果(ボット。
論り一 1/2,000アールの大きさのプラスチック製ポット
に畑−ト壌(沖積壌土)をつめ、この上にノビエ、メヒ
シバ、ハコベ、イヌタデの種子を播種し、キシュウスズ
メノヒエの株を埋め込んだ。
そして、稲の種籾を20粒宛播種した。各雑草か第2葉
期〜第4葉期、稲が3tJ期に達したときに、実施例1
に準じてrA製した水和剤を水で希釈して10アール当
りの活性成分の使用量が第1表に示した量となるように
調整し、この薬液をlθアール当り40文の割合で雑草
の茎葉部に散布した。
本試験はl薬液濃度区当り3ボツト制で行った。そして
薬剤処理30日後に生き残り雑草を抜きとり、その乾燥
m (g)を測定し、次式により3区乎均の除草率(%
)を求めた。
また、稲は地上部を切り取り、その乾燥重量(g)を測
定し、稲に対する薬害程度((抑制率(2)〕を除草率
の算出方法に準じて求めた。
その結果は、第1表に示すとおりである。
なお、表中かっこ内の数(aは、無処理区の残草ならび
に闇の乾燥重量(g/ボット)を示す6試験例2 乾I
II直播木10における除草効果・薬害詩 1区画の面積が1Orry’の試験区を作り、ノビエ、
メヒシバ、ハコベ、イヌタデの種子を播種し、キシュウ
スズメノヒエの株を埋め込んだのち、補の種子(50g
)を播種した。
薬剤処理は、雑草の第2葉期〜第3葉期および第4菓期
〜第5葉期に、実施例4に準じて7A製した70アブル
を水で希釈し、10アール当りの活性成分の使用量が第
2表および第3表に示した縫となるように調整し、この
薬剤をlθアール当り40文の割合で雑草の茎葉部に散
布した。
本試験はl薬液濃度区当り3連制で行った。そして、薬
剤処理30日後に試験区内の3か所から計3rn’中(
lか所当りlrn’)に生き残った雑草を抜き取り、そ
の乾燥重量(g)を測定し、試験例1と同様に除草率(
%)を求めた。また、試験例1と同様にして稲に対する
薬害程度(抑制率(%))を求めた。その結果は、第2
表、第3表に示した。
なお、表中かっこ内の数値は、 ならびに稲の乾燥ff1ti (g/rn’)無処理区
の残草 を示す。
入鼠菫ユ   植  、 水石 水 田における水田に
1区画の面積が10rn”の試験区を作り。
ノビエ、コナギ、キカシグサの種子を播種し1代掻を行
ったのち、キシュウスズメノヒエ、エゾノサヤヌカグサ
の株を1区当り10株埋め込んだ。
また水稲薬害をみるために、1区画のうち5rn’に2
葉期の水稲苗(品種 日本晴)を移植し、残り5m’に
催芽した種籾(品種 黄金晴)を播種した。
雑草が第2葉期〜第3IJ期および第4葉期〜第5tJ
期に達したとき、田面水を完全に落水し、2■後に薬剤
処理を行った。すなわち、実施例4に準じて調製したフ
ロアブルを水で島釈し、10アール当りの活性成分の使
用量か第4表および第5表に示した量となるように調整
し、この薬剤をlθアール当り100文の割合で雑草の
茎葉部に散布した。
本試験はl薬液濃度区当り3連制で行った。そして、薬
剤処理30日後に試験区内の2か所から計2rn’(1
か所1IT1″)に生き残った雑草を抜きとり、その乾
燥重量(g)を測定し、試験例1と同様に除草率(%)
を求めた。また、試験例1と同様に稲に対する薬害程度
(抑制率(%))を求めた。
その結果は、第4表、第5表に示した。
なお、表中かっこ内の数値は、無処理区の残菜ならびに
稲の乾燥重量(g/rn’)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2−{2−〔4−(3,5−ジクロルピリジン−2−イ
    ルオキシ)フェノキシ)プロピオニル}イソオキサゾリ
    ジンと3,4−ジクロルプロピオンアニリドとの2種混
    合物を活性成分として含有することを特徴とする稲作用
    除草剤。
JP28246588A 1988-11-10 1988-11-10 稲作用除草剤 Pending JPH02129105A (ja)

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