JPS5827766B2 - タンスイデンヨウジヨソウザイ - Google Patents

タンスイデンヨウジヨソウザイ

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Publication number
JPS5827766B2
JPS5827766B2 JP15511675A JP15511675A JPS5827766B2 JP S5827766 B2 JPS5827766 B2 JP S5827766B2 JP 15511675 A JP15511675 A JP 15511675A JP 15511675 A JP15511675 A JP 15511675A JP S5827766 B2 JPS5827766 B2 JP S5827766B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
agent
dcpa
present
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP15511675A
Other languages
English (en)
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JPS5279027A (en
Inventor
真 永富
誠登 近内
隆之 五十川
哲夫 竹松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hodogaya Chemical Co Ltd
Original Assignee
Hodogaya Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hodogaya Chemical Co Ltd filed Critical Hodogaya Chemical Co Ltd
Priority to JP15511675A priority Critical patent/JPS5827766B2/ja
Publication of JPS5279027A publication Critical patent/JPS5279027A/ja
Publication of JPS5827766B2 publication Critical patent/JPS5827766B2/ja
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、3・4−ジクロルプロピオンアニリド(以下
DCPAという)、特定のカーバメート化合物および特
定のトリアジン化合物を有効成分として含有する湛水田
用除草剤に関するものである。
DCPAは、茎葉処理剤としてイネに薬害なく、稲作の
主要雑草であるノビエを防除しうるとともに、幼少期の
広葉雑草を防除しうるため、広く稲作用除草剤として用
いられている。
しかしながら、この薬剤は、水が存在すると著しく活性
が減殺し、土壌表面が湿っている場合には著しく効果が
低下する。
さらに湛水下では、はとんど雑草防除効果を発揮するこ
とができない。
このため、この薬剤を用いるには、あらかじめ出水を落
水して処理し、処理後2〜3 B間は、降雨をさけねば
ならず、処理時期の制約のほか、落水、入水という余分
の労力を必要とする。
このようなりCPAの問題点を解決するため、本発明者
は種々研究した結果、特定のカーバメート化合物および
特定のトリアジン化合物の特異な作用を見出し、本発明
を完成させた。
本発明は、DCPA、β−ナフチル−N−メチルカーバ
メート(以下β−NACという)および2−メチルチオ
−4・6−ビス(エチルアミノ)S川・リアジン(以下
シメトリンという)を含有することを特徴とする湛水田
用除草剤である。
本発明に係るシメ) IJンは、通常lOアール当り7
5〜100Pの施用量で土壌処理剤として用いる、とさ
れているものであるが、単用はごくまれで他剤と混合し
て中期処理剤として用いられている。
その理由としては、移植後の土壌処理では効果と薬害の
関係から処理適期中が極めて狭く、また、その薬害は一
度発生すると稲のダメージが大きく、欠株が出たり、著
しい生育遅延となり、しかも、その回復が極めて困難な
ためである。
このような水稲への薬害をさげるため、移植後10日日
収降の処理をすると、除草効果が弱くなる等の欠点をも
っているからである。
DCPAにシメトリンを混合させると、共力効果は認め
られる。
ところが、この混合剤は、次のように経済的に有利とは
いえない。
すなわち、10アール当りDCPAが500〜5ooy
必要で、これはDCPAの茎葉処理の場合の2倍強とな
る。
そし゛(同時に、シメトリンも50〜801必要とされ
るためである。
次に、本発明の除草剤を使用するには、10ア−ル当り
、 DCPAを50〜500グ、好ましくは100〜400
P、さらに好ましくは200〜3501、β−NACを
2〜30グ、好ましくは5〜2(1、さらに好ましくは
7〜15グ、シメトリンを10〜i ooy、好ましく
は20〜601、さらに好ましくは30〜50Pの割合
で混合使用する。
本発明剤は、使用場面に応じて、乳剤、水相剤、粒剤な
ど適宜の剤形を選ぶことができる。
製剤に当たっては、目的とする剤形に応じて、前記の各
成分に不活性担体を用いて、農薬の一般的製剤手段によ
って製剤することができる。
DCPAは植物の茎葉に散布しなげれば効果を発揮でき
ないとされている。
本発明剤は、DCPA単剤では不可能な、湛水中の田水
中に処理することによっても除草活性を発揮させ得るの
である。
DCPAとβ−NACとの湿剤にさらにシメトリンを混
用することにより、一層少い薬量で、速かに、広い範囲
の雑草を完全に枯殺できる。
以下に実施例によって本発明を説明する。
実施例 1 水相剤 DCPA30部(部は重量部、以下同じ)、βN A
C1部、シメトリン4部、カオリンクレー55部、ツル
ポール(東邦化学工業■商標)5039 5部およびラ
ピゾール(目本油JffjXm商標)BB−755部を
混合し、均一に攪拌して**水相剤を調製した。
実施例 2 粒剤 DCPAIO部、β−NAC0,3部、771971.
3部、カオリンクレー50部、ベントナイト33、4
部およびリグニンスルホン酸カルシウム5部を混合攪拌
し、少量の水を加えて練す、造粒機を用いて粒状とした
のち乾燥して、粒剤を調製した。
以下に試、部側によって本発明の詳細な説明する。
試験例 ] 1万分の1アールの水田式1験用ポットに水口」土壌を
つめ、表層に各種水田雑草種子を含む水田土壌を加えて
、ノビエ種子を播種し、代かきした後、2〜2.5葉期
の水稲苗(品種:コシヒカリ)を移植した後、湛水2〜
3crrlで育成管理した。
ノビエが35〜4葉に達した時、湛水3crrLにて実
施例1によって調製した本発明の水相剤の水による希釈
液を所定量、植物の茎葉に接種しないようにピペットで
水面に滴下処理した。
薬剤処理後20日回収、各雑草および水稲の薬剤に対す
る反応を下記の基準により観察調査した。
10・・・・・・・・・・・・完全枯死 0・・・・・・・・・・・・無害 その結果を第1表に示す。
第1表によって明らかなとおり、苅照区では、いずれも
雑草の完全枯殺には至らない。
一方、本発明剤を処理した区域では、より少い量で、よ
り多くの種類の雑草を完全に枯殺している。
試1験例 2 5千分の1アールのワグネルポットに水田土壌をつめ、
ノビエを播種し、代かきした後、2.5〜3葉期の水稲
苗(品種二日本晴)を1株2本植に**で3株移植し、
湛水2〜3cr/Lで育成管理した。
ノビエが3〜35葉に達した時、湛水4crrLで実施
例1の水相剤の水による希釈液を、所定量ピペットで水
面に滴下処理した。
処理後1週間目、2週間目、3週間目に、試験例1と同
様の評価基準に従って観察調査した。
その結果を第2表に示す。
上表に示すとおり、対照区の2つの薬剤の混合処理では
、効果が現れ始めるまでの日数が長く、最終的な効果も
弱い。
これに対して、本発明剤によれば活性の発現が極めて早
く、しかも、最終的に完全に枯殺し、明らかな効果が認
められる。
試験例 3 5千分の1アールワグネルポツトに水田土壌をつめ、表
層的3cmに各種水田雑草種子を含む水田**土壌を加
え、ノビエを播種して代かきした後、2〜2.5葉の水
稲苗(品種:コシヒカリ)を1株2本植で3株移植し、
水深2〜3cTLにて育成管理した。
ノビエが3〜3.5葉になった時、水深4cIrLテ実
施例2の粒剤を、製品で10アール当り、2kg、3k
g、4に9となるよう処理した。
処理後20日日収、試験例1と同様の評価に従って、観
察調査した。
その結果を第3表に示す。第3表に示すとおり、本発明
剤は粒剤化して用いた場合も、水相剤と同様高い活性を
示し、水稲には全く薬害がみられず、安定した除草効果
を示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 13・4−ジクロルプロピオンアニリド、βナフチル−
    N−メチルカーバメートおよび2−メチルチオ−4・6
    −ビス(エチルアミノ)−Sトリアジンを含有すること
    を特徴とする湛水田用除草剤。
JP15511675A 1975-12-26 1975-12-26 タンスイデンヨウジヨソウザイ Expired JPS5827766B2 (ja)

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JPS5279027A JPS5279027A (en) 1977-07-02
JPS5827766B2 true JPS5827766B2 (ja) 1983-06-11

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JPS54143522A (en) * 1978-04-26 1979-11-08 Kanesho Kk Herbicide for rice field

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JPS5279027A (en) 1977-07-02

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