JPH0130230B2 - - Google Patents

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JPH0130230B2
JPH0130230B2 JP57109545A JP10954582A JPH0130230B2 JP H0130230 B2 JPH0130230 B2 JP H0130230B2 JP 57109545 A JP57109545 A JP 57109545A JP 10954582 A JP10954582 A JP 10954582A JP H0130230 B2 JPH0130230 B2 JP H0130230B2
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toothed gear
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Publication of JPH0130230B2 publication Critical patent/JPH0130230B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/05Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
    • G11B15/093Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing driving condition of record carrier, e.g. travel, tape tension
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
    • G11B15/442Control thereof

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  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テープレコーダの駆動装置に関する
もので、さらに詳言すれば、より簡単なテープレ
コーダの駆動装置を得ることを目的としたもので
ある。
他の目的は、より消費電力の少ない駆動装置を
得ることにある。
テープレコーダは、1個の駆動モータの回転力
を、各操作別に切替えて取出して作動されるもの
となつているが、従来、この各操作別の切替えは
大型の電磁プランジヤーにより個々に達成される
ものとなつていた。
このように、従来のテープレコーダは、各操作
別に大型の電磁プランジヤーを設けていたので、
この電磁プランジヤーにおいて大きな電力が消費
されることになり、特に携帯用のテープレコーダ
においては電源電力が短時間で無くなつてしまう
という大きな不満があつた。
また、この電磁プランジヤーは大きな吸引力を
発生しなければならないので、大型となり、これ
がため使用される銅量および鉄量も大きく、テー
プレコーダの小型化および軽量化の大きな障害と
なつていた。
さらにこの電磁プランジヤーは、その作動時に
大きな衝撃音を発するので、使用時に不快な思い
をさせられることがあつた。
本発明は、上記従来例における欠点および不満
点を解消すべく創案されたもので、テープレコー
ダの各操作は、それぞれが完全に独立して行なわ
れるものであり、個々の操作は、停止状態から駆
動状態に切替えられ、そして必ず駆動状態から停
止状態に切替え復帰させられるものであることに
着眼し、各操作の駆動源を1つの駆動装置により
共有させ、この駆動装置を欠歯歯車とカム機構と
により構成したものである。
以下、本発明の実施例を図面に従つて説明す
る。
本発明による駆動装置は、駆動モータ(図示省
略)により回転駆動されるフライホイール(図示
省略)の回転軸である駆動軸2に固着された駆動
ギヤ1と、周面に一定中心角度(図示実施例の場
合180度、以下180度として説明する)の相互位置
関係で歯のない第1および第2の待期域6―1,
6―2を形成し、この両待期域6―1,6―2に
より2分割された周面のうち一方を欠歯部5とす
ると共に他方を前記駆動ギヤ1と噛合う歯部4と
し、端面に前記第1および第2の待期域6―1,
6―2と対応して中心角180度の相互位置関係で
第1および第2の係止段部11―1,11―2を
設けた欠歯歯車3と、この欠歯歯車3の回転軸1
4に固着され、この回転軸14から最も離れたカ
ム面位置13から最も近いカム面位置Aに近づく
に従つて順次連続して前記回転軸14との距離を
減少させるカム面16を有するカム板15と、前
記待期域6―1,6―2が前記駆動ギヤ1に対向
した位置で前記係止段部11―1,11―2に先
端部を係止させる適宜揺動駆動体19により揺動
変位されるロツクバー17と、先端に設けたカム
フオロア22を前記カム面16に圧接させて揺動
可能に固定された操作リンク21とを有し、前記
カムフオロア22を、前記待期域6―1,6―2
が前記駆動ギヤ1に対向位置した時に前記カム面
16の位置Aのわずか手前かもしくは位置Bをわ
ずかに過ぎた位置に当接すべくカム板15に対す
る操作リンク21の位置関係を設定して構成され
たものである。
駆動ギヤ1は、図示省略したフライホイールの
駆動軸2に一体に固着されているので、テープレ
コーダの電源を投入することにより駆動する駆動
モータの駆動と一緒にテープレコーダの電源スイ
ツチが投入された状態で常に回転していることに
なる。
欠歯歯車3は、その歯部4を駆動ギヤ1に噛み
合せることにより半回転回動し、この半回転の回
動によつてカム板15を半回転回動させて操作リ
ンク21に所定の揺動変位を発生させるものであ
るが、この欠歯歯車3は、駆動ギヤ1だけにより
回転させられるのではなく、逆にカム板15の作
用により操作リンク21によつても回動変位させ
られるものとなつている。
すなわち、欠歯歯車3は、その歯部4が駆動ギ
ヤ1と噛合つた時にだけ駆動ギヤ1により回動駆
動されるのであるが、他の場合は、操作リンク2
1により回動させられるものとなつているのであ
る。
この欠歯歯車3には、第1と第2の待期域6―
1,6―2および第1と第2の係止段部11―
1,11―2が設けられているが、この両待期域
6―1,6―2と両係止段部11―1,11―2
との直接的な相互位置関係の規制は全くなく、単
に駆動ギヤ1に一方の待期域6が対向した時に、
一方の係止段部11にロツクバー17の先端が係
止するようになつているのである。
図示実施例の場合、係止段部11は、欠歯歯車
3の端面に周溝8を削設成形し、この周溝8の溝
内面9の前記待期域6に最も近い箇所に突片12
を溝外面10に向かつて突設することにより形成
されている。
この係止段部11には、ロツクバー17の先端
が係止するようになつているが、このロツクバー
17の先端が係止段部11に係止するのは、欠歯
歯車3がその待期域6を駆動ギヤ1に対向させた
回動位置に達した時となるようロツクバー17の
配置および両係止段部11の附形位置が設定され
ている。
ロツクバー17は、その基端をロツクバー17
を揺動変位させる揺動駆動体19に組付けてお
り、第5図に示す如く、周溝8内に位置すべくロ
ツクバー17の先端を折曲成形して形成され係止
片18が前記係止段部11に係止するようになつ
ている。
揺動駆動体19は、係止段部11に係止した係
止片18の係止段部11との係止を解除させるべ
くロツクバー17を揺動変位させるもので、最も
一般的なものとしては、第3図に示す如く、枠体
19bにロツクバー17を回動自在に組付けてお
き、この枠体19bに電磁ソレノイド19aを取
付け、この電磁ソレノイド19aの励磁によりロ
ツクバー17の基端部を吸引してロツクバー17
に所定の揺動を引き起こさせるようにしたものが
あるが、この電磁ソレノイド19aを利用したも
のの他に、第4図に示す如く、金属板製のロツク
バー17の基端をベース体19cに固着してお
き、このロツクバー17の両面に金属セラミツク
19d,19dを積層固着した構成とし、一方の
セラミツク19dのプラス電位を、そして他方の
セラミツク19dにマイナス電位を印加すること
によりロツクバー17に揺動変位を発生させる構
成のものであつても良いし、さらには最近開発さ
れた磁力の作用により伸縮変形する素子を使用し
たものであつても良い。
ロツクバー17には、揺動駆動体19により係
止段部11との係止を解除すべく揺動変位させら
れた後に、欠歯歯車3が半回転して他方の係止段
部11と確実に係止できるように、ロツクバー1
7を元の位置に揺動復帰させるための復帰バネ2
0が設けられている。
この復帰バネ20と同様にロツクバー17の先
端の係止片12が確実に係止段部11と係止し
て、ロツクバー17による欠歯歯車3の回動停止
動作を確実なものとすべく、欠歯歯車3の回動方
向に沿つて、両係止段部11の手前となる溝外面
10箇所には、係止片18を強制的に溝内面9側
に変位させる復帰突出部13が設けられている。
欠歯歯車3の回動により揺動変位し、この揺動
による変位がテープレコーダにおける各操作の駆
動力として使用される操作リンク21には、この
操作リンク21の先端に設けられたカムフオロア
22を常時カム面16に押圧するための引きバネ
24が組付けられており、そして基端は支点23
により不動箇所、例えばシヤーシ等に枢着されて
いる。
図示実施例の場合、操作リンク21の揺動変位
は、この操作リンク21に一体形成された作動腕
25により取出されるようになつており、この作
動腕25の先端に作動バネ26とか作動バー28
が組付けられている。
そしてこの操作リンク21の揺動変位によりス
イツチ状態が切替えられる切替スイツチ27が設
けられていて、この切替スイツチ27を介して前
記揺動駆動体19への電源電力の供給、遮断が制
御されるようになつている。
本発明は、上記の如き構成となつているので、
第1図に示した駆動ギヤ1が第1の待期域6―1
に対向し、係止片18が第1の係止段部11―1
に係止している非操作状態から揺動駆動体19を
作動させてロツクバー17を揺動変位させて係止
片18と第1の係止段部11―1との係止を解除
すると、カムフオロア22の位置Aよりもわずか
手前のカム面16箇所への圧接により欠歯歯車3
は、わずかに第1図において時計方向に回動し、
この回動により歯部4が駆動ギヤ1と噛合つて、
そのまま欠歯歯車3は駆動ギヤ1により時計方向
に強制的に回動させられる。
この駆動ギヤ1による欠歯歯車3の強制回動に
よりカム板15も欠歯歯車3と一体に回動し、先
端のカムフオロア22をカム面16に圧接触させ
た操作リンク21は、このカム面16の形状に従
つて揺動変位し、作動腕25を介して操作用の変
位が取出される。
欠歯歯車3が半回転して駆動ギヤ1が第2の待
期域6―2に対向位置すると、係止片18は第2
の係止段部11―2と係止して欠歯歯車3の回動
を強制的に停止させて、第2図に示した操作状態
に保持する。
この時、カムフオロア22は、カム面16の位
置Bをわずかに過ぎた位置に圧接し、欠歯歯車3
を時計方向に回動させようとするベクトル分力を
カム板15に作用させている。
この第2図に示した操作状態から、また揺動駆
動体19を作動させて係止片18の第2の係止段
部11―2との係止を解くと、欠歯歯車3は、カ
ム板15とカムフオロア22との作用により、時
計方向に回動し、第1図に図示した非操作状態に
復帰する。
なお、欠歯車5と第1の待期域6―1との境界
部に設けられたストツプ歯7は、上記した操作状
態から非操作状態に空転状態で回動変位する欠歯
歯車3の回動慣性力を無くすためのものである。
上記した欠歯歯車3の回動により操作リンク2
1も復帰し、その操作のための変位もなくなるの
で、テープレコーダは操作状態から非操作状態に
切替わる。
所で、上記した動作説明から明らかな如く、揺
動駆動体19は、極めて短時間の間ロツクバー1
7を揺動変位させれば良いものであり、その消費
電力もほんのわずかで良いので、第1図に示す如
く、操作リンク21の揺動変位によりスイツチ状
態が切替わる切替スイツチ27を設け、第6図お
よび第9図に示す如く、揺動駆動体19と、この
揺動駆動体19の駆動用電源としての蓄電用コン
デンサCとのいづれか一方を前記切替スイツチ2
7により電源に接続し、他方を電源から遮断すべ
く構成する。
すなわち、第6図図示実施例の場合、第1図に
示した非操作状態時に切替スイツチ27の接片は
一方の接点27aに接触して揺動駆動体19を電
源端子Vに接続している。
今、テープレコーダの電源スイツチがオン状態
になつているとすると、端子Vにはプラスの電位
が印加されるが、トランジスタTr1がターンオン
していないので、揺動駆動体19への電力の供給
は達成されない。
この状態から端子PLYに信号(この信号は正
電位である)を与えると、抵抗r1を通つてトラン
ジスタTr1のベースにベース電流が流れることに
なるので、トランジスタTr1はターンオンし、揺
動駆動体19に電源電力が供給され、揺動駆動体
19が作動する。
揺動駆動体19の作動により欠歯歯車3が回動
し、この欠歯歯車3の回動に従つて操作リンク2
1も揺動して、所定の変位を出力する。
操作リンク21の揺動により切替スイツチ27
は、その接片を接点27aから27bに切替え
て、揺動駆動体19を電源から切離すと共にコン
デンサCを電源に接続し、第6図に示した極性で
充電する。
すなわち、電源スイツチがオンした状態で、第
7図に示す如く、時点t1で端子PLYに第7図aに
示すPLY入力Vpが入力されると、同時点t1で揺
動駆動体19に第7図cに示す入力Vsが入力さ
れる。
しかしながら、揺動駆動体19の作動により、
欠歯歯車3が回動し、この欠歯歯車3の回動によ
つて第7図bに示すタイミングで操作リンク21
の揺動により切替スイツチ27の所定の操作が時
点t2で作動するため、揺動駆動体19への入力
は、時点t2で停止する。
欠歯歯車3の回動により、前記した如く、本発
明による駆動装置は、第1図図示状態から第2図
図示状態となつて所定の操作状態に保持される。
この操作状態において、切替スイツチ27は、
その接片を接点27b側に位置させていること、
および制御回路ICの入力はPLY入力が入力され
ているのでハイレベルであることから、トランジ
スタTr2のベースには正電位が印加されず、これ
がためトランジスタTr2はオフ状態にあることか
ら、揺動駆動体19は入力されない状態に保持さ
れている。
このような操作状態から、PLY入力を断つと、
制御回路ICの入力がローレベルとなるのでトラ
ンジスタTr2のベースに抵抗r2を介して信号が印
加され、トランジスタTr2がターンオンする。
このトランジスタTr2がターンオンすると、切
換スイツチ2の接片が接点27b側に位置してい
るので、コンデンサC、揺動駆動体19、トラン
ジスタTr2による閉路が形成され、揺動駆動体1
9が作動し、瞬間的にロツクバー17の係止片1
8が係止段部11―2から外れ、欠歯歯車3がカ
ム板15とカムフオロア22との作用によつて回
動し、第1図の非操作状態に復帰するのである。
上記作動に際し、操作リンク21も揺動するの
で、切換スイツチ27はその接片が接点27aに
位置して次の作動のために待期することになる
が、PLY入力が遮断されたためにトランジスタ
Tr1のベースには入力がなく、回路は当初の開い
た状態である。
次にPLY作動中に何等かの事故、例えば停電
とかコンセントが脱落したような場合について考
えると、電源がオフ状態となつたために、コンデ
ンサCの電圧よりも先に電源端子Vの電圧が下
り、同時に端子PLYの電圧も下がることになり、
コンデンサCの電圧が制御回路ICの作用により
トランジスタTr2のベースにハイレベルとして入
力し、揺動駆動体19が作動し、欠歯歯車3を第
2図の状態から第1図の状態まで半回動させるの
である。
もちろん、この半回動時に駆動ギヤ1が駆動し
ている必要はない。
ところで本発明から上述したような作用を得る
結果、以下の如き具体的な運動操作が得られる。
第8図にあつて、操作リンク21の作動腕25
先端には前述したような作動バー28が枢着さ
れ、この作動バー28先端に作動バネ26が配さ
れている。
作動バー28側面には、所定間隔をあけて、そ
れぞれプレイ用係止片29、巻戻し用係止片3
0、早送り用係止片31が突設され、各係止片2
9,30,31に対して作動リンク32,33,
34が対向配置される。
図示実施例にあつて、プレイ用作動リンク3
2、巻戻し用作動リンク33は、その近傍に配さ
れた例えば電磁ソレノイドの如き駆動体35,3
6の励磁によつて作動バー28方向に移動して各
係止片29,30と係止し得るように変位し、ま
た早送り用係止片31両面にはセラミツクバイメ
タル37が固着されてあつて、所定の電位の付与
により係止片31と係止し得るように変位する
が、各作動リンク32,33,34はさらにリン
ク等を介してプレイ用作動バネ38、巻戻し用作
動バネ39、早送り用作動バネ40と連結され、
各作動リンク32,33,34が所定量変位する
ことにより、それぞれ所定の機構が作動してプレ
イ等の運転操作が開始し、かつ継続する。
第9図は上記運転操作を得る回路構成の一実施
例を示すものにして、各スイツチ41,42,4
3はそれぞれ駆動体35,36、或いはセラミツ
クバイメタル37を作動させ、かつPLY入力と
して揺動駆動体19を作動させる。
例えば今、テープレコーダの電源スイツチがオ
ン状態になつていて第1図の待期状態からスイツ
チ41をオンさせると、切換スイツチ27は一方
の接点27aと接続しているので、揺動駆動体1
9に電源電力が供給されて揺動駆動体19が作動
するが、同時にプレイ用駆動体35も作動してプ
レイ用作動リンク32を前述の如く作動バー28
方向に変位させプレイ用係止片29と係止し得る
姿勢となる。
一方揺動駆動体19の作動により欠歯歯車3が
半回動するのは、先の実施例と同様であり、従つ
て操作リンク21が揺動して切換スイツチ27を
接点27bに切り替え、同時に作動腕35を介し
て作動バー28を第8図で左方向に引くことにな
り、すでにプレイ用係止片29と係合しているプ
レイ用作動リンク32を回動変位させ、プレイ用
作動バネ38を介してプレイ機構に所定の作動を
開始させ継続させるのである。
この切替スイツチ27の接点27bへの切り替
えによつて、トランジスタTr2のベース電流はア
ースに側路されて遮断状態となり、揺動駆動体1
9とプレイ用駆動体35への電力供給を停止し、
第9図の回路ではコンデンサCに対する充電のみ
が達成されている。
そして所定の作動が終了しスイツチ41をオフ
させると、切替えスイツチ27が接点27bと接
触しているために、コンデンサCの充電電荷の一
部は、抵抗R2,R3を通つてトランジスタTr2のベ
ースに供給されてトリガ状態にし、従つてコンデ
ンサCのプラス極、トランジスタTr2のコレク
タ、エミツタ、揺動駆動体19、コンデンサCの
マイナス極の閉回路が形成されてコンデンサCの
電荷が揺動駆動体19に放電されて作動させ、欠
歯歯車3は第1図の状態に復帰し、同時に作動バ
ー28およびプレイ用作動バネ38も第8図の状
態に復帰するのである。
続いて第10図はバツテリー方式の回路の一例
を示すものにして、電源として電池44が用いら
れ、揺動駆動体19にはポジシヨンセンター45
及びスタートスイツチ46aとストツプスイツチ
46bとを有するコントローラー46とが接続さ
れる。
ポジシヨンセンサー45のスイツチは、作動完
結時には接点45aと接触していて待期してお
り、今コントローラー46のスタートスイツチ4
6aをオンすると揺動駆動体19が作動するが、
ポジシヨンセンサー45のスイツチは接点45b
に切り替つて待期し、所定の作動が完了してコン
トローラ46のストツプスイツチ46bをオンす
ると(同時にスタートスイツチ46aはオフ)、
再度揺動駆動体19が作動し、ポジシヨンセンサ
ー45のスイツチは接点45aに切り替わる。
従つて揺動駆動体19に所定の作動を励磁する
と各作動中には電力の供給がなされないのであ
る。
以上の説明から明らかな如く、本発明は、テー
プの録音再生走行、早送り、巻戻しの各操作の駆
動源を1つの駆動装置により共有させるようにし
たので、その構成が極めて簡単となり、またこの
駆動装置を欠歯歯車とカム機構とにより構成した
ので、作動が正確となり、さらに例えば機械的に
1つの作動バーを作動させるだけで各操作が達成
できるので、故障しにくく保守管理が極めて簡単
となる。
そして各操作の始動および完了のスイツチを押
した際の一瞬だけ電磁プランジヤーが作動するだ
けで、欠歯歯車とカム機構とは作動することにな
るので、電磁プランジヤーは小型で加えられる電
力も少なくて済み、衝撃音が生ずることもない。
よつて本発明の駆動装置は、構成および操作が
簡単であつて作動が確実であり、小型化が図れて
軽量化が達成でき、消費電力も少なくて済む等、
多くの優れた作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の駆動装置の一実施例を示す平
面図である。第2図は同じく作動状態を示す平面
図である。第3図は揺動駆動体の他の実施例を示
す平面図である。第4図は揺動駆動体のさらに他
の実施例を示す平面図である。第5図はロツクバ
ーの要部を示す平面図である。第6図は本発明の
駆動装置の動作に関する回路図である。第7図は
タイミングチヤートを示す電圧波形図である。第
8図は録音再生等の運転動作を達成する機構の説
明図である。第9図は第8図の実施例の回路図で
ある。第10図はバツテリーを用いた場合の回路
図である。 符号の説明、1…駆動ギヤ、3…欠歯歯車、4
…歯部、5…欠歯部、6…待期域、8…周溝、1
1…係止段部、12…突片、15…カム板、16
…カム面、17…ロツクバー、19…揺動駆動
体、20…復帰バネ、21…操作リンク、22…
カムフオロア、25…作動腕、27…切替スイツ
チ、28…作動バー、29,30,31…係止
片、32,33,34…作動リンク、35,36
…駆動体、37…セラミツクバイメタル、38,
39,40…作動バネ、41,42,43…スイ
ツチ、45…ポジシヨンセンサー、46…コント
ローラー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動モータにより回転駆動される駆動ギヤ
    と、周面に一定中心角度の相互位置関係で第1お
    よび第2の歯のない待期域を形成し、該両待期域
    により2分割された周面のうちの一方を欠歯部と
    すると共に他方を前記駆動ギヤと噛合う歯部と
    し、端面に一定中心角度の相互位置関係で第1お
    よび第2の係止段部を設けた欠歯歯車と、該欠歯
    歯車の回転軸に固着され、該回転軸から最も離れ
    たカム面位置から最も近いカム面位置に近づくに
    従つて順次連続して前記回転軸との距離を減少さ
    せるカム面を有するカム板と、前記待期域が前記
    駆動ギヤに対向した位置で前記係止段部に先端部
    を係止させる適宜揺動駆動体により揺動変位され
    るロツクバーと、先端に設けたカムフオロアを前
    記カム面に圧接させて揺動可能に固定された操作
    リンクと、該操作リンクの変位により前記揺動駆
    動体の電力供給のスイツチ切換動作をする切替ス
    イツチとを有し、前記カムフオロアを、前記待期
    域が前記駆動ギヤに対向位置した時に前記カム面
    の前記回転軸に最も近い点のわずか手前かもしく
    は最も離れた点をわずかに過ぎた点に当接させて
    或るテープレコーダの駆動装置。
JP57109545A 1982-06-25 1982-06-25 テ−プレコ−ダの駆動装置 Granted JPS592248A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57109545A JPS592248A (ja) 1982-06-25 1982-06-25 テ−プレコ−ダの駆動装置
CA000431243A CA1213367A (en) 1982-06-25 1983-06-27 Drive system of taperecorder
GB08317410A GB2126405B (en) 1982-06-25 1983-06-27 Changeover mechanism for a tape recorder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57109545A JPS592248A (ja) 1982-06-25 1982-06-25 テ−プレコ−ダの駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS592248A JPS592248A (ja) 1984-01-07
JPH0130230B2 true JPH0130230B2 (ja) 1989-06-16

Family

ID=14512959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57109545A Granted JPS592248A (ja) 1982-06-25 1982-06-25 テ−プレコ−ダの駆動装置

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JP (1) JPS592248A (ja)
CA (1) CA1213367A (ja)
GB (1) GB2126405B (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
GB2126405B (en) 1986-02-12
CA1213367A (en) 1986-10-28
GB2126405A (en) 1984-03-21
GB8317410D0 (en) 1983-07-27
JPS592248A (ja) 1984-01-07

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