JPS6349870Y2 - - Google Patents

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JPS6349870Y2
JPS6349870Y2 JP7301482U JP7301482U JPS6349870Y2 JP S6349870 Y2 JPS6349870 Y2 JP S6349870Y2 JP 7301482 U JP7301482 U JP 7301482U JP 7301482 U JP7301482 U JP 7301482U JP S6349870 Y2 JPS6349870 Y2 JP S6349870Y2
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JP
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mode
lever
rotating body
operating
locking
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JP7301482U
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JPS58176232U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープレコーダ等のモード切換装置に
係り、殊に、PAD(Power Asslst DEVICE)と
言われるカム歯車の回転力でモード切換を行うモ
ード切換装置の改良に関するものである。
このようなPADメカニズムを持つモード切換
装置について本願出願人は既に昭和55年4月15日
付で特願昭55−51071号(特開昭56−148754号)
「テープレコーダ等のモード切換装置」を提案し
ているが、このものでは例えば再生操作レバーと
早送り操作レバーが同時に操作でき、従つて、こ
れら両レバーを同時に操作した場合上記カム歯車
の回転で磁気ヘツドを搭載したサブシヤーシを駆
動するトルク、再生機構の駆動トルク及び早送り
機構の駆動トルクを同時に得る必要がある為、上
記カム歯車を駆動する為のモータとして高トルク
モータを適用する必要がある。
しかし乍ら、テープレコーダを低トルクモータ
を使用する例えば超小型にした場合、高トルクモ
ータを使用することができない為、超小型テープ
レコーダに上記構造のPADメカニズムを直接適
用することは困難であり、低トルクモータを使用
せんとするテープレコーダではこの点の改良が要
望されていた。
本考案はこのような問題点に鑑みて考案された
ものであり、以下、その一実施例を図に従つて詳
細に説明する。図中、第1図は本考案に係るモー
ド切換装置の一実施例を備えているテープレコー
ダの停止モードを示す状態図であり、1は軸1a
を以つてメインシヤーシ上に枢支されたカム歯車
にして、その周辺に欠歯部1cを有すると共に板
面中央に軸1aと同軸となるカム部1bを有し
又、同周辺に係合ピン1dを有している。
このカム部1bは係合部1b′と作動部1b″を備
えている。
2は駆動歯車にして、軸2aを以つてメインシ
ヤーシ上に枢支されていて、図示しない駆動モー
タにより駆動され、上記カム歯車1を回動するべ
く成つている。
3はL字状のレバー体より成る係止レバーにし
て、その中腹部で軸3aに枢支されると共にメイ
ンシヤーシとの間に係合したスプリング4により
常時反時計方向、即ち、上記係合部1b′と係合し
得る位置(係合位置)方向に回転力を付与されて
いる。3bは上記係合部1b′に係合する為の係止
片であり、3cは係止レバー3の上記回転範囲を
規制する規制ピンである。
5は軸5aにより枢支されたT字状のレバー体
より成るトリガーアームにして、一端に当接面5
bを有すると共に他端に係合片5cを有し、か
つ、今一つの端部とメインシヤーシ間に懸架され
たスプリング6にて常時反時計方向、即ち、当接
面5bが上記カム部1bに当接する方向に回転力
を付与されている。
7はメインシヤーシ上に左右に往復動できるよ
うに支持されたロツク板にして、ロツク解除用の
傾斜面7cロツク片7a,7bとを有すると共に
上記トリガーアーム5側の端部に係合片5cに係
合する係合突起7dを設けている。
そして、このロツク板7はメインシヤーシとの
間に懸架したスプリング8にて図中右方向に付勢
されている。
9乃至11はロツク板7と交差する方向に往復
動できるように支持された再生、早送り及び停止
の各操作レバーであつて、夫々メインシヤーシと
の間に懸架されたスプリング12乃至14により
非操作位置方向に付勢されている。そして、これ
らのレバーはこの非操作位置よりスプリングに抗
して押圧されると再生及び早送りの操作レバー
9,10は夫々ロツクピン9a,10aを以つて
ロツク板7のロツク片7a,7bにロツクされて
操作位置に保持され、又、停止操作レバー11は
ロツク解除ピン11aを傾斜面7cに当接してロ
ツク板7を左動させることにより上記再生又は早
送り操作レバーのロツク板によるロツクを解除す
るべく成つている。
上記再生操作レバー9はその未端に当接片9b
を有していて、スプリング12に抗して操作位置
方向に押圧されたときスプリング4の付勢力に抗
して係止レバー3を時計方向に回転させ該係止レ
バー3における係止片3bの係合部1b′との係合
を解除するべく成つている。
本考案は叙上のように構成されるものであり、
以下、その作用について説明する。
第1図に示される停止モードでは駆動歯車2は
駆動モータにより駆動されているも、カム部1b
の係合部1b′が係止レバー3の係止部3bに係合
されてカム歯車1が欠歯部1cを以つて駆動歯車
2に対応している為、カム歯車1は回転されな
い。従つて、テープレコーダは停止モードにあつ
て図示しないサブシヤーシは磁気ヘツドを磁気テ
ープより離脱させた停止の位置を取つている。
このような停止モードにおいて、再生操作レバ
ー9を非操作位置よりスプリング12に抗して押
圧しロツク板7にロツクされた操作位置に移行さ
せると、レバー9の往動に伴つて、それまで係合
位置にあつた係止レバー3はスプリング4に抗し
て時計方向に回動され、カム部1bの係合部1
b′との係止片3bの係合を解除する。
すると、この係合部1b′と係止片3bの係合解
除に相俟つて、カム歯車1はカム部1bの作動部
1b″を介してスプリング6により回転力を与えら
れているトリガーアーム5により反時計方向への
回転をトリガーされ同方向に少し回転する(第2
図参照)。
このカム歯車1の回転に基いて当該カム歯車1
は欠歯部1cに替えて有歯部を駆動歯車2に噛合
し、以後、この駆動歯車2の駆動力により回転さ
せられる。
そして、このカム歯車1が略々1周するに至る
と、カム歯車1は再びその欠歯部1cを駆動歯車
2に対向させると共に係合ピン1dを以つて係止
レバー3の係止片3bに係合され、時計方向への
回転を停止する(第4図参照)。
以上で、テープレコーダは再生モードに成つた
訳で、この時には上記カム歯車1の回転力によつ
て被作動部材としてのサブシヤーシは、例えば特
願昭55−51071号(特開昭56−148754号)におけ
るカムとサブシヤーシ作動アームの機構により磁
気ヘツドを磁気テープに接する位置に移行されて
おり、又、テープ駆動機構はテープ定速送り状態
に変換されている。
上述のようにして本考案に係るモード切換装置
では停止モードから再生モードに移行する訳であ
るが、上述のように停止モードから再生モードへ
の移行途中、殊にカム歯車1が歯車2で回転され
出した状態では、第3図に示すようにトリガーア
ーム5がスプリング6により回転され、その係合
片5cをロツク板7の係合突起7dに係合する位
置に置いている為、この第3図のようにモード変
換の途中において早送り操作レバー10又は停止
操作レバー11を押圧せんとしても、レバー10
又は11の押圧に伴うロツク板7の左動、即ち、
ロツク解除方向への動きが阻止されることによ
り、早送り操作レバー10又は11は押圧し得な
い。即ち、停止モードから再生モードへのモード
変換中にあつては他の操作レバーの操作は出来な
い訳である。
又、本考案では電源がオフされているか、又は
電池が入れられていなくて駆動歯車2が回転てい
ない時に、停止モードから再生操作レバーを操作
した場合、上述のように停止モードから再生モー
ドへのモード変換途中に再生操作レバー以外の操
作レバーが操作できなくなると云うような事とな
らず、停止操作レバー11の操作で再生操作レバ
ー9のロツク板7によるロツクを解き再生操作レ
バー9を非操作の位置に復帰できるように成つて
いる。
即ち、電池が入れられていない等の理由で駆動
歯車2が回転していない状態において、第1図の
停止モードより再生操作レバー9を押圧すると、
これに伴つて係止レバー3が第2図のように回転
して係止片3bによるカム部1bの係合部1b′の
係合を解除し、従つて、カム歯車1は作動部1
b″を介してトリガーアーム5により回転を惹起さ
れ、その有歯部分を駆動歯車2に噛合する。
しかし乍ら、駆動歯車2は上述のように回転し
ていないのでカム歯車2はそれ以上回転せず停止
する。
又、この時、トリガーアーム5はカム歯車1の
回転停止に相俟つてスプリング6の引張り力を受
けているもそれ以上の回転はできず、その結果、
第2図のように係合片5cをロツク板7の係合突
起7dに係合する位置まで移動させていない。
従つて、この状態で、停止操作レバー11を押
圧すると、ロツク板7はロツク解除ピン11aの
傾斜面7cに対する作用に相俟つて図中左動でき
るから、ロツク片7aによるロツクピン9aのロ
ツクが解除され、再生操作レバー9はスプリング
12の復帰力で操作位置より非操作位置に復帰で
きる。
この再生操作レバー9の非操作位置の復帰に相
俟つて係止レバー3はスプリング4の復帰力で係
合位置方向に回転し、第2図の一点鎖線の位置に
至つて係止片3bの側面をカム部1bの周面に当
接させた状態となる。
以上で、駆動歯車2が回転していないときに操
作された再生操作レバー9の停止操作レバー11
による復帰が実行できた訳である。
さて、このように再生操作レバー9が復帰した
後で、電池が投入されたり、或いは電源がオされ
て駆動歯車2が回転を開始すると、これに相俟つ
て、それまで、駆動歯車2に噛合したまゝで待期
していたカム歯車1が回転を始める。
このカム歯車1の回転に基いて係止レバー3は
カム部1bの周面に倣つて回転揺動し、カム歯車
1が略々1周したところで係止片3bを以つて係
合部1bを係止し、元の第1図の停止モードの状
態に復帰する。
尚、この間上記カム歯車1の回転に従つて、サ
ブシヤーシ及び定速駆動機構は瞬時再生モードの
状態に入るも、直ちに、停止モードの状態に戻
る。
従つて、この状態において、改めて再生操作レ
バー9を押圧すれば、上記第4図の再生モードが
得られることは言うまでも無い。
また、上述のような再生モードにおいて停止操
作レバー11を押圧すると、トリガーアーム5の
係合片5cがロツク板7の係合突起7dに係合し
ていない為、ロツク板7は図中左動でき、従つ
て、再生操作レバー9はスプリング12の復帰力
により非操作位置に復帰する。
このレバー9の復帰に基いて係止レバー3はス
プリング4の力により反時計方向に回転して係合
ピン1dの係合を解除した後、カム部1bの係合
部1b′との係止位置に移向する。
カム歯車1はこの時、カム部の作動部1b″を介
してトリガーアーム5よりスプリング6の力を受
けて少し回転し、上記係止位置にある係止レバー
3の係止片3bにカム部の係合部1b′を係合され
て、その回転を停止し、第1図の停止モードに復
帰する。
図示されていないサブシヤーシはこの時上記カ
ム歯車1の少しの回転に基いて、元の停止モード
の位置に復帰される。
又、上記再生モードにおいて、早送り操作レバ
ー10を押圧すると、このレバー10の押圧でロ
ツク板7が一旦左動して再生操作レバー9のロツ
クを解除し、このレバー9を非操作位置に復帰さ
せる為、係止レバー3、カム歯車1、サブシヤー
シ等は上記再生モードから停止モードへのモード
切換時と同様に動作し、又上記早送り操作レバー
10はロツクピン10aを以つてロツク板7のロ
ツク片7bにロツクされテープレコーダは早送り
モードとなる。
勿論、この早送り操作レバー10は停止モード
において操作されることによりロツク板7にロツ
クされテープレコーダを早送りモードとすること
は言うまでも無い。
本考案は叙上のように間欠回転されるカム歯車
の如き回転体の回転を操作レバーの押圧に基いて
惹起し、上記回転体の回転によつて被作動部材を
作動させ上記操作レバーに対応する特定モードに
停止モードから切換え得るものにおいて、上記操
作レバーを操作位置にロツクするロツク板には係
合部を設け、かつ上記回転体には該回転体の回転
に従つて上記係合部に係脱するアーム手段を機械
的に連係して設け、該アーム手段は上記停止モー
ドから特定モードにモード切換する間上記回転体
に応動して上記係合部に係合する状態を取り上記
ロツク板のロツク解除方向への動きを阻止するも
のであるから、モード切換途中に複数の操作レバ
ーを操作できず、従つて、一度に回転体に掛かる
負荷を極力抑制できるから低トルクのモータを使
用でき小型のテープレコーダの実施が可能となる
優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
添附した図面は本考案に係るモード切換装置の
一実施例の異る動作状態を示す状態説明図であ
り、第1図は停止モードを、第2図及び第3図は
停止モードから再生モードに切換る途中の動作状
態を又、第4図は再生モードを夫々している。 1:カム歯車、7:ロツク板、7d:係合片、
9:再生操作レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間欠回転される回転体の回転を操作レバーの押
    圧に基いて惹起し、上記回転体の回転によつて被
    作動部材を作動させ上記操作レバーに対応する特
    定モードに停止モードから切換え得るものにおい
    て、上記操作レバーを操作位置にロツクするロツ
    ク板には係合部を設け、かつ上記回転体には該回
    転体の回転に従つて上記係合部に係脱するアーム
    手段を機械的に連係して設け、該アーム手段は上
    記停止モードから特定モードにモード切換する間
    上記回転体に応動して上記係合部に係合する状態
    を取り、上記ロツク板のロツク解除方向への動き
    を阻止するものである事を特徴とするテープレコ
    ーダのモード切換装置。
JP7301482U 1982-05-18 1982-05-18 テ−プレコ−ダ等のモ−ド切換装置 Granted JPS58176232U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7301482U JPS58176232U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 テ−プレコ−ダ等のモ−ド切換装置

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JP7301482U JPS58176232U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 テ−プレコ−ダ等のモ−ド切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58176232U JPS58176232U (ja) 1983-11-25
JPS6349870Y2 true JPS6349870Y2 (ja) 1988-12-21

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ID=30082541

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7301482U Granted JPS58176232U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 テ−プレコ−ダ等のモ−ド切換装置

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JPS58176232U (ja) 1983-11-25

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