JPH01282736A - 対物レンズ駆動装置の傾き調整機構 - Google Patents

対物レンズ駆動装置の傾き調整機構

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JPH01282736A JP63111286A JP11128688A JPH01282736A JP H01282736 A JPH01282736 A JP H01282736A JP 63111286 A JP63111286 A JP 63111286A JP 11128688 A JP11128688 A JP 11128688A JP H01282736 A JPH01282736 A JP H01282736A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、光磁気ディスクなどの記録、再生、消去など
に使用される光学ピックアップ装置において、対物レン
ズをフォーカス方向又はトランキング方向に駆動する対
物レンズ駆動装置の傾きを調整する傾き調整機構に関す
るものである。
（従来の技術） まず、本発明の背景となる光磁気ディスク装置の一例を
第４図を参照して説明する。
同図において、光磁気ディスク１はモータ２により回転
駆動され、レーザ光源３ａから発射されたレーザ光７は
ミラー３ｂで反射された後、対物レンズ６を通って光磁
気ディスク１に内蔵されたディスク記録媒体１ａの表面
上に集束し、情報の記録、再生もしくは消去を行う。４
は上記対物レンズ６を上下左右に駆動してレーザ光７の
集束位置をディスク記録媒体１ａの記録トラック上に追
従制御するための対物レンズ駆動装置、３はレーザ光源
３ａやミラー３ｂなどの光学系を収納するハウジングで
あり、このハウジング３と前記対物レンズ駆動装置４と
で光ピックアップ装置（光学ヘッド）を構成する。また
、５は情報の記録、消去用の電磁石コイルである。
上記のような光磁気ディスク装置において、対物レンズ
６が光軸７ａに対して傾いて取付けられた場合、対物レ
ンズ６から光磁気ディスク１に向かうレーザ光７に収差
が発生し、レーザ光７が十分に集束されず隣接トラック
の情報同士がクロストークを起こす結果になる。
よって、従来、上述の問題を解消するために、対物レン
ズ駆動装置４とハウジング３との間にスペーサ８・・・
を介装し、対物レンズ６が光軸７ａに対して傾かないよ
うに調整していた。
また、第５図及び第６図に示すようにハウジング３の上
面に球面座９ａを設けるとともに、対物レンズ駆動装置
４の底部に球状突起９ｂを設け、ネジ１０ａ、１０ｂと
対物レンズ駆動装置４の間にコイルバネ１１を介装し、
固定ネジ１０ｃ、１０ｄにより傾き調整を行うものもあ
り、固定は１０ａ、１０ｂを締めきるか、或いは球面座
９ａに接着剤を注入することによって行われていた。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来の傾き調整機構では次のような
問題があった。
■　スペーサ８による傾き調整は調整作業が煩雑であり
、調整に時間がかかり、コストアンプの要因になる。
■　球面座９ａによる傾き調整ではハウジング３に球面
座９ａを形成するための領域１２を確保しなければなら
ず全高が増し、しいては装置全体の薄型化の妨げになる
という問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、簡易
で且つ薄型化が可能な構成で、しかも傾き調整が迅速に
行えるものを提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） 本発明の対物レンズ駆動装置の傾き調整機構は、レーザ
光源を備えたハウジングと、レーザ光源からのレーザ光
を集束する対物レンズを備えた対物レンズ駆動装置とか
らなる光ピックアップ装置において、前記対物レンズ駆
動装置と前記ハウジングとの間に該対物レンズ駆動装置
を点で支持する支持体が介装され、対物レンズ駆動装置
が支持体を支点として調整手段により傾き調整可能に構
成されたものである。
（作用） 調整手段により対物レンズ駆動装置を支持体を支点にし
て傾き調整することで、対物レンズ駆動装置に設けられ
た対物レンズとレーザ光の光軸との傾きを調整し、レー
ザ光の収差が最も小さくなるように補正する。
（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第１図は傾き調整機構を示す分解斜視図、第２図は傾き
調整機構を示す断面図、第３図は調整手段を示す部分拡
大の断面図である。なお、前記従来例で述べた部材と同
部材には同符号を付す。
図において、対物レンズ駆動装置４はハウジング３上に
支持体として鋼球１４を介して配設されている。この鋼
球１４は、ハウジング３のコーナ部付近に形成された凹
部１７に嵌入され、上部がハウジング３の上面より少し
突出した状態で保持されている。よって、対物レンズ駆
動装置４の底部に設けられたベース１３の底面の一部が
前記鋼球１４と当接するとともに、押え金具１６により
第２図においてベース１３と鋼球１４との接触点１４ａ
に対向するベース１３の上面の点１６ａを下方に押圧す
ることで、対物レンズ駆動装置４が鋼球１４との接触点
１４ａを支点として傾動自在に構成されている。
また、ハウジング３には、調整ネジ１８ａ、１８ｂを取
り付ける取付孔２０ａ、２０ｂが形成されており、この
調整ネジ１８ａ、１８ｂは後述する波ワッシ＋　２５　
ａ　＋　２５　ｂ、固定ネジ２３ａ、２３ｂによりその
ネジ部がハウジン°グ３の上面から突出した状態で保持
されるようになされている。そして、これら調整ネジ１
８ａ、１８ｂにより傾きを調整する調整手段を構成して
いる。ここで、これら取付孔２０ａ、２０ｂは、第１図
に示すように、各取付孔２０ａ、２０ｂと前記凹部１７
とを結ぶ軸線Ａ、Ｂが直交するように配置されている。
取付孔２０ａは、第３図に示すように、座ぐり状に形成
されたもので、上部が調整ネジ１８ａのネジ部の径より
も大きく且つ調整ネジ１，８ａの頭部の径よりも小さい
挿通孔２１に形成されるとともに、下部が上記挿通孔２
１と同軸延長線上で且つ調整ネジ１８ａの頭部の径より
山径の大きいネジ孔２２に形成されている。このように
形成された取付孔２０ａには、調整ネジ１８ａが下方か
ら差し込まれて調整ネジ１８ａのネジ部が挿通孔２１を
挿通してハウジング３の上面から突出するとともに、ネ
ジ孔２２に固定ネジ２３ａを螺入することで調整ネジ１
８を下方から押圧し調整ネジをこの状態で保持するよう
になされている。また、固定ネジ２３ａの中心部には、
調整用工具が挿通可能な孔２４が形成されており、この
孔２４に調整用工具を挿通して調整ネジ１８ａを回転調
整することができるようになされている。また、固定ネ
ジ２３ａと調整ネジｌｅａの頭部との間には波ワツシヤ
２５ａが弾性変形して圧縮された状態で介装されており
、これにより、調整ネジ１８ａの頭部は常にハウジング
３に押圧されている。また、取付孔２０ｂについても上
述した取付孔２０ａと同様に形成されており、この取付
孔２０ｂに調整ネジ１８ｂがワッシャ２５ｂ、固定ネジ
２３ｂにより上記と同様に保持されている。
さらに、ベース１３には、前記取付孔２０ａ。
２０ｂと対向する位置にそれぞれネジ孔１９ａが形成さ
れており（取付孔２０ｂと対向する位置に形成されたネ
ジ孔は図示を省略している。）、これらネジ孔１９ａに
ハウジング３の調整ネジ１８ａ、１８ｂが螺合されてい
る。
符号２６　ａ、　　２６　ｂは、各軸線Ａ、　Ｂ上に形
成されたネジ孔２７ａ、２７ｂに螺合され、ハウジング
３の上面から突出した先端部でベース１３の底面を支持
するロックネジである。また、１５はハウジング３に形
成されたネジ孔２８に押え金具１６を介して螺合し、押
え金具１６を保持する止めネジである。
よって、調整ネジ１８ａを時計方向に回転すると、ベー
ス１３は接触点１４ａを支点として第２図及び第３図に
おいて矢符Ｐ、の方向へ回動されることになる。また、
調整ネジ１８ａを反時計方向に回転すると、波ワツシヤ
２５ａの弾性力によりベース１３は接触点１４ａを支点
にして矢符Ｐｔの方向へ回動する。すなわち、ベース１
３と一体に設けられた対物レンズ駆動装置４の傾き調整
を行うことができる。このように傾き調整した後、ハウ
ジング３のネジ孔２７ａにロックネジ２６ａを螺合し、
ロックネジ２６ａの先端をベース１３の底面に押し当て
ることにより、傾き調整されたベース１３を安定的に支
持する。このように、調整ネジ１８ａにより対物レンズ
駆動装置４を第２図において矢符Ｐ１．Ｐ２方向に傾き
調整することができる。また、調整ネジ１８ｂにより矢
符Ｐｌ＋Ｐ８と直角する方向の傾き調整も前述と同様に
行うことができ、これら調整ネジ１３ａ、１８ｂにより
、対物レンズ駆動装置４をあらゆる方向に傾き８周整す
ることができる。
なお、本例では、支持体として鋼球１４を用いたが、形
状及び材質はこれに限定されるものではない。すなわち
、支持体の形状は、例えば、上部のみが半球状に形成さ
れたものや、強度が許せば針状に形成されたものでもよ
く、要するに、対物レンズ駆動装置４を点で支持するよ
うに形成されていればよい。また、支持体の材質も強度
が許せばプラスチック等でもよい。
（発明の効果） 以上述べたように、本発明によれば、構造が簡単で複雑
な加工を要せず、コストの低減を図ることができるとと
もに、調整手段により対物レンズ駆動装置の傾き調整を
容易且つ迅速に行うことができる。また、球面座のよう
に全高が高（なる要因もないため光ビックアンプ装置の
薄型化、しいては光デイスク装置の薄型化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第１図乃至第３図は本発明に係る対物レンズ駆動装置の
傾き調整機構の実施例を示し、第１図は対物レンズ駆動
装置の傾き調整機構を示す分解斜視図、第２図は第１図
におけるｎ−ｎ線断面図、第３図は調整手段及びその周
辺部を示す部分拡大の断面図、第４図は本発明の背景と
なる光磁気ディスク装置の一例を示す概略図、第５図及
び第６図は従来の対物レンズ駆動装置の１頃き調整機構
を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １）レーザ光源を備えたハウジングと、レーザ光源から
    のレーザ光を集束する対物レンズを備えた対物レンズ駆
    動装置とからなる光ピックアップ装置において、 前記対物レンズ駆動装置と前記ハウジングとの間に該対
    物レンズ駆動装置を点で支持する支持体が介装され、対
    物レンズ駆動装置が支持体を支点として調整手段により
    傾き調整可能に構成されたことを特徴とする対物レンズ
    駆動装置の傾き調整機構。
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