JP3373308B2 - 対物レンズ駆動装置の傾き調整機構 - Google Patents

対物レンズ駆動装置の傾き調整機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対物レンズ駆動装置の
傾き調整機構に関し、より詳細には、記録媒体に光ビー
ムを照射することによって情報を光学的に記録,再生ま
たは消去することができる光学的情報記録再生装置など
に備えられる対物レンズ駆動装置の傾き調整機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ビームを収束して、その収束光を光磁
気ディスクなどの情報記録媒体に照射するための対物レ
ンズをフォーカシング方向およびトラッキング方向に移
動制御する2軸駆動の対物レンズ駆動装置において、光
ビームが情報記録媒体に垂直に入射しない場合は、収差
が発生し、所定のスポット形状で集光できなくなるた
め、対物レンズの傾きを調整する必要がある。
【0003】従来の対物レンズ駆動装置の傾き調整機構
について記載された公知文献としては、例えば、特開平
2−294935号公報(従来例1)がある。この公報
のものは、固定支持台に配された永久磁石の磁力によ
り、傾動支持部材に固定された磁性体片に吸引力が作用
し、傾動支持部材が支持体に押圧されるので、傾動支持
部材は、支持体との接触点を支点として傾動が自在とな
るものである。このように、傾動支持部材を支持体に対
し押圧する永久磁石および磁性体片が支持体の周囲に配
されているので、支持体周囲のスペースを有効に利用す
ることができる。また、磁気回路が固定支持台に配され
ているので、磁気回路を可動部と一体に傾動させる場合
に必要であった磁気回路と可動部とを支持する部材を省
くことができる。したがって、対物レンズ駆動装置の小
型化や薄型化を図ることができるものである。
【0004】図10は、前記公報に記載されている対物
レンズ駆動装置の傾き調整機構の分解斜視図で、図中、
21は対物レンズ駆動装置、22は対物レンズ、23は
可動部、24a,24bはフォーカシングコイル、25
a,25bはトラッキングコイル、26a〜26dは板
ばね、27は中間支持体、28a,28bは板ばね、2
9は傾動支持部材、30a,30bは調整ねじ、31は
板部材、32は固定支持台、33a,33bはフォーカ
シング用磁気回路、34はトラッキング用磁気回路、3
5は偏向ミラー、36は永久磁石、37は鋼球、38
a,38bはスプリングである。
【0005】対物レンズ駆動装置21において、対物レ
ンズ22を保持する可動部23には、フォーカシングコ
イル24a,24bおよびトラッキングコイル25a,
25bが取り付けられている。可動部23は、板ばね2
6a〜26dを介して中間支持体27に支持され、該中
間支持体27は、板ばね28a,28bを介して傾動支
持部材29に支持されている。傾動支持部材29には、
調整ねじ30a,30bを通すための穴29a,29b
が設けられている。また、傾動支持部材29下端面に磁
性体片として鉄などの板部材31が固定されている。
【0006】一方、固定支持台32には、フォーカシン
グ用磁気回路33a,33bとトラッキング用磁気回路
34および偏向ミラー35が固定されている。また、固
定支持台32には、傾動支持部材29が固定支持台32
に固定された状態で板部材31と対向する位置に保持穴
32aが設けられている。保持穴32aには、環状の永
久磁石36が嵌入されて固定されており、さらに永久磁
石36の内側には、支持体となる鋼球37が入れられて
固定されている。該鋼球37は、その一部が永久磁石3
6より突出するようになされている。
【0007】さらに、固定支持台32には、調整ねじ3
0a,30bをねじ込むためのねじ穴32b,32cが
設けられている。穴29a,29bとねじ穴32b,3
2cとの間には、それぞれスプリング38a,38bが
介装されており、これらスプリング38a,38bを介
して調整ねじ30a,30bがねじ穴32b,32cに
ねじ込まれることにより、傾動支持部材29の運動が上
下方向に制限されるようになっている。
【0008】前述のような構成で、永久磁石36の磁力
が板部材31に対して吸引力として作用しているので、
傾動支持部材29は、板部材31が下方に力を受けて鋼
球37に押圧されることにより、板部材31と鋼球37
の接触部を支点として傾動が可能となる。
【0009】また、特開昭59−223953号公報
(従来例2)のものは、対物レンズ駆動装置か光学ブロ
ックの少なくともどちらか一方に球面を設け、この球面
に沿ってすべらせながら、ねじとコイルばねにより傾き
調整を行うものである。さらに、特開平5−33468
4号公報(従来例3)のものは、板状の対物レンズ駆動
装置のベースの先端を円弧形状に形成し、この円弧形状
に沿って摺動させることで傾き調整を行うものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例では、傾
き調整の支点として鋼球を用いている。しかしながら、
このような鋼球は、部品として非常に小さく、組み立て
作業中に紛失する恐れがあったり、磁気回路や吸引用の
磁石に吸い寄せられてしまったりするなど、問題点があ
った。また、第2の従来例では、球面に沿って摺動させ
ることで、傾き調整を行っている。しかしながら、摺動
させるために傾き調整のための動きがなめらかでなかっ
たり、球面の加工が複雑であったりするなどの問題点が
あった。さらに、第3の従来例では、ベース先端の円弧
形状に沿って摺動させることで、傾き調整を行ってお
り、円弧形状は板金をそのような形状に切断して曲げる
だけなので、加工は容易である。しかしながら、第2の
従来例と同様、摺動させるために傾き調整のための動き
がなめらかでなかったり、この機構だけでは1方向の傾
き調整しかできなかったりするなどの問題点があった。
【0011】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、傾き調整のための支点となる鋼球など余分の
部品を必要とせずに簡単な加工で支点となる部分を形成
でき、摺動させることなく、傾き調整のための動きがな
めらかで、2方向の傾き調整が容易にできる対物レンズ
駆動装置の傾き調整機構を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)光ビームを収束して得られる収束
光を記録媒体に照射するための対物レンズを、所定方向
に移動させるための駆動手段と、前記対物レンズの光軸
を前記記録媒体に対して傾き調整するための傾き調整手
段と、前記駆動手段が前記対物レンズを保持するレンズ
ホルダと一体に固定された駆動コイルと、固定部に配置
され、永久磁石とヨークを有する磁気回路とによって構
成された対物レンズ駆動装置の傾き調整機構であって、
前記ヨークは、板金の曲げ加工により形成され、開放端
が前記対物レンズとは反対側であり、前記板金の先端部
分の一部に形成されたひとつの突出部を支点として、前
記対物レンズの傾き調整を行うこと、更には、(2)前
記ヨークの開放端側の先端が円弧形状をなしているこ
と、更には、(3)前記ヨークの開放端側の先端が先鋭
形状をなしていること、更には、(4)前記ヨークの開
放端側の先端の支点となる部分の上方近傍を押圧する弾
性手段を有すること、更には、(5)前記ヨークの一
部、あるいはヨークに連接したベースに対し、ばね力を
付与するための弾性手段と、少なくとも2本のねじ手段
とにより傾き調整を行うこと、更には、(6)前記
(4)において、前記ヨークの開放端側の先端の支点と
なる部分の上方近傍を押圧する弾性手段が、対物レンズ
駆動装置の全体、あるいは一部を覆うためのカバーであ
ることを特徴としたものである。
【0013】
【作用】前記構成を有する本発明の対物レンズ駆動装置
の傾き調整機構は、(1)板金の先端部分の一部に形成
されたひとつの突出部を支点として、対物レンズの傾き
調整を行うので、傾き調整のための支点となる鋼球など
余分の部品を必要とせず、摺動させないので、傾き調整
のための動きがなめらかで、2方向の傾き調整が容易に
できる。(2)ヨークの開放端側の先端が円弧形状をな
しているので、簡単な加工で支点となる部分を形成でき
る。(3)ヨークの開放端側の先端が先鋭形状をなして
いるので、簡単な加工で支点となる部分を形成できる。
(4)ヨークの開放端側の先端の支点となる部分の上方
近傍を押圧する弾性手段を有するので、ヨークを2方向
傾動自在に固定して、なめらかに傾き調整することがで
きる。(5)ヨークの一部あるいはヨークに連接したベ
ースに対し、ばね力を付与するための弾性手段と、少な
くとも2本のねじ手段とにより傾き調整を行うので、2
方向の傾き調整をなめらかに行うことができる。(6)
ヨークの開放端側の先端の支点となる部分の上方近傍を
押圧する弾性手段が、対物レンズ駆動装置の全体あるい
は一部を覆うためのカバーであるので、余分な部品を必
要とせずに、ヨークの開放端側の先端の支点となる部分
の上方近傍を押圧することができる。
【0014】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1〜図3は、本発明による対物レンズ駆動装置
の傾き調整機構の一実施例を説明するための構成図で、
図1は、2軸駆動型の対物レンズ駆動装置を示した斜視
図、図2は、図1の平面図、図3は、図1のA−A断面
図である。図中、1は対物レンズ駆動装置、2は対物レ
ンズ、3はレンズホルダ、4は固定部、5a〜5dは弾
性体、6a〜6dはダンパー材、7はフォーカシングコ
イル、8a,8bはトラッキングコイル、9は磁気回
路、9aは磁気ギャップ、10はベース、11は調整板
ばね、12a,12bは永久磁石、13a〜13cはヨ
ーク部、14はハウジング、15a,15bは基準穴、
16a,16bは傾き調整用ねじ、17a,17bはね
じ穴である。
【0015】対物レンズ駆動装置1は、光ビームを収束
して、その収束光を記録媒体に照射するための対物レン
ズ2と、該対物レンズ2を保持するためのレンズホルダ
3と、該レンズホルダ3の両側面の上下にそれぞれ取り
付けられ、レンズホルダ3を固定部4に対してフォーカ
シング方向およびトラッキング方向に移動可能に支持す
るための弾性体5a〜5dと、該弾性体5a〜5dの固
定部付近の根元部に固着されたダンパー材6a〜6d
と、レンズホルダ3の中央部の穴に固着されたフォーカ
シングコイル7およびトラッキングコイル8a,8b
と、固定部4から延び、下側に開放端をもつ略U字形の
磁気回路9と、該磁気回路9の開放端側に設けられたベ
ース10と、該ベース10の裏面側に設けられ、ベース
10に対して上方向のばね力を付与する調整板ばね11
とを備えている。なお、調整板ばね11は、図1ではベ
ース10に対して分解して示され、図3ではベース10
に装着されて示されている。
【0016】フォーカシングコイル7およびトラッキン
グコイル8a,8bの一部は、磁気回路9の磁気ギャッ
プ9aの中に配置されている。磁気回路9は、永久磁石
12a,12bとヨーク部13a,13bとから構成さ
れている。フォーカシングコイル7は、一方の永久磁石
12aとヨーク部13aを取り囲むように巻かれてお
り、駆動力を発生するのに不要な部分は磁気ギャップ9
aの外に位置するように構成されている。
【0017】ベース10には、光学部品(図示せず)を
収納するハウジング14から突出するピン(図示せず)
に嵌合させて位置決めを行うための基準穴15a,15
bと、傾き調整用ねじ16a,16b(図3では、一つ
のみ図示)がねじ込まれるねじ穴17a,17bが設け
られている。ベース10は、磁気回路9の開放端側をふ
さぐように磁気回路9と一体化されている。このような
構成とすることで、磁気回路9とベース10とで一周の
閉磁路を形成でき、磁束の漏れを低減できるとともに、
サーボはずれの際にレンズホルダ3が飛び出さないよう
に、ストッパとしても働かせることができる。
【0018】次に、傾き調整機構について説明する。ヨ
ーク部13a,13bは、固定部4と一体的に板金にて
構成され、その一方の壁13bの先端は、図4(a),
(b)に示すように円弧形状に切り抜かれている。そし
て、図3に示すように、円弧形状の先端部分13cのみ
がハウジング14に当接し、ヨークの他の部分およびベ
ース10は、ハウジング14に対して浮いている。ヨー
クの円弧形状の先端部分13cの上方近傍を、図3の矢
印Aで示す方向に弾性的に押圧することで、円弧形状の
先端部分13cを支点として、磁気回路9、ひいては対
物レンズ駆動装置1全体が傾動自在にハウジング14に
対して固定されることになる。
【0019】調整板ばね11は、ベース10とハウジン
グ14の間に介在し、前記のAの押圧力よりも弱い力
で、ベース10を上方に持ち上げるばね力を与えてい
る。このような状態で、2本の傾き調整用ねじ16a,
16bを締めたりゆるめたりすることで、図3及び図4
に示すB,C2方向の傾き調整を行うことができる。
【0020】ヨークの先端部分の形状について、もう少
し詳しく説明する。図4(a)は、ヨーク13bを図3
のDの方向から見た図であり、図4(b)は、その側面
図(つまり図3と同じ方向からの図)である。先端部分
13cの形状は円弧形状であり、Cの方向に容易に傾く
ことができる。板金の厚さ方向は、図4(b)に示すよ
うに平らであるが、十分に薄いので、Bの方向に容易に
傾くことができる。
【0021】図5(a),(b)は、ヨーク先端形状の
第2の実施例を示す図であり、図4(a),(b)と同
様の図である。図5(a),(b)では、ヨークの厚さ
方向の円弧形状をしており、より点に近く先端部分13
cをハウジング14に当接できるので、傾き調整がより
なめらかにできる。ただし、ヨークの加工としては、図
4の例より複雑となる。
【0022】図6(a),(b)は、ヨーク先端の形状
が先鋭形状をしており、板金の厚さ方向には平らであ
る。効果としては、図4(a),(b)と同様である。
図7(a),(b)は、同じくヨーク先端の形状は先鋭
形状で、板金の厚さ方向も先鋭形状である。その効果お
よび課題については、図5(a),(b)の例と同様で
ある。このように、ヨーク先端の形状については種々考
えられ、これらの実施例だけに限定されるものではな
い。また、幅方向と厚さ方向とで、円弧形状と先鋭形状
を組み合わせることなども可能である。
【0023】次に、図3に示したAの方向への押圧力を
与える方法について説明する。押圧力を与える方法とし
ては、別のばね材をハウジング14にねじ止めしてばね
力をAの方向に加える方法や、従来例として挙げた特開
平2−294935号公報に記載された例のように、磁
石の吸引力を利用する方法も考えられるが、図8に示す
ような対物レンズ駆動装置の全体あるいは一部を覆うた
めのカバー18を利用すると、余分な部品を必要とせ
ず、簡単に押圧力を与えることができる。カバー18に
は、対物レンズ2に対向して、光ビームを通すための穴
18aと、ヨークの円弧形状の先端部分13cの上方近
傍を、図3の矢印Aで示す方向に弾性的に押圧するため
の爪部18bとが設けられ、ハウジング14に固定され
ている。なお、図9は、ヨークの上方を爪部18bが押
圧する様子を示す側面断面図である。このようにして、
ヨークは爪部18bのばね力により下方に押圧され、傾
動可能にハウジング14上に固定されることになる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:板金の先端部分の一部
に形成されたひとつの突出部を支点として、対物レンズ
の傾き調整を行うので、傾き調整のための支点となる鋼
球など、余分の部品を必要とせず、摺動させないので、
傾き調整のための動きがなめらかで、2方向の傾き調整
が容易にできる。 (2)請求項2に対応する効果:ヨークの開放端側の先
端が円弧形状をなしているので、簡単な加工で支点とな
る部分を形成できる。 (3)請求項3に対応する効果:ヨークの開放端側の先
端が先鋭形状をなしているので、簡単な加工で支点とな
る部分を形成できる。 (4)請求項4に対応する効果:ヨークの開放端側の先
端の支点となる部分の上方近傍を押圧する弾性手段を有
するので、ヨークを2方向傾動自在に固定して、なめら
かに傾き調整することができる。 (5)請求項5に対応する効果:ヨークの一部あるいは
ヨークに連接したベースに対し、ばね力を付与するため
の弾性手段と、少なくとも2本のねじ手段とにより傾き
調整を行うので、2方向の傾き調整をなめらかに行うこ
とができる。 (6)請求項6に対応する効果:ヨークの開放端側の先
端の支点となる部分の上方近傍を押圧する弾性手段が、
対物レンズ駆動装置の全体あるいは一部を覆うためのカ
バーであるので、余分な部品を必要とせずにヨークの開
放端側の先端の支点となる部分の上方近傍を押圧するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による対物レンズ駆動装置の傾き調整機
構の一実施例を説明するための斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】本発明におけるヨーク先端形状を示す2方向の
側面図である。
【図5】本発明におけるヨーク先端形状の実施例2を示
す2方向の側面図である。
【図6】本発明におけるヨーク先端形状の実施例3を示
す2方向の側面図である。
【図7】本発明におけるヨーク先端形状の実施例4を示
す2方向の側面図である。
【図8】本発明におけるカバーの形状の例を示す斜視図
である。
【図9】本発明におけるカバーによるヨーク先端上方の
押圧の方法の例を示す側面中央断面図である。
【図10】従来の対物レンズ駆動装置の傾き調整機構の
分解斜視図である。
【符号の説明】
1…対物レンズ駆動装置、2…対物レンズ、3…レンズ
ホルダ、4…固定部、5a〜5d…弾性体、6a〜6d
…ダンパー材、7…フォーカシングコイル、8a,8b
…トラッキングコイル、9…磁気回路、9a…磁気ギャ
ップ、10…ベース、11…調整板ばね、12a,12
b…永久磁石、13a〜13c…ヨーク、14…ハウジ
ング、15a,15b…基準穴、16a,16b…調整
ねじ、17a,17b…ねじ穴、18…カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小嶋 邦男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 佐藤 秀朗 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−102234(JP,A) 特開 平7−14188(JP,A) 実開 平2−76318(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 - 7/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを収束して得られる収束光を記
    録媒体に照射するための対物レンズを、所定方向に移動
    させるための駆動手段と、前記対物レンズの光軸を前記
    記録媒体に対して傾き調整するための傾き調整手段と、
    前記駆動手段が前記対物レンズを保持するレンズホルダ
    と一体に固定された駆動コイルと、固定部に配置され、
    永久磁石とヨークを有する磁気回路とによって構成され
    た対物レンズ駆動装置の傾き調整機構であって、前記ヨ
    ークは、板金の曲げ加工により形成され、開放端が前記
    対物レンズとは反対側であり、前記板金の先端部分の一
    部に形成されたひとつの突出部を支点として、前記対物
    レンズの傾き調整を行うことを特徴とする対物レンズ駆
    動装置の傾き調整機構。
  2. 【請求項2】 前記ヨークの開放端側の先端が円弧形状
    をなしていることを特徴とする請求項1記載の対物レン
    ズ駆動装置の傾き調整機構。
  3. 【請求項3】 前記ヨークの開放端側の先端が先鋭形状
    をなしていることを特徴とする請求項1記載の対物レン
    ズ駆動装置の傾き調整機構。
  4. 【請求項4】 前記ヨークの開放端側の先端の支点とな
    る部分の上方近傍を押圧する弾性手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の対物レンズ駆動装置の傾き調整
    機構。
  5. 【請求項5】 前記ヨークの一部、あるいはヨークに連
    接したベースに対し、ばね力を付与するための弾性手段
    と、少なくとも2本のねじ手段とにより傾き調整を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の対物レンズ駆動装置の
    傾き調整機構。
  6. 【請求項6】 前記ヨークの開放端側の先端の支点とな
    る部分の上方近傍を押圧する弾性手段が、対物レンズ駆
    動装置の全体、あるいは一部を覆うためのカバーである
    ことを特徴とする請求項4記載の対物レンズ駆動装置の
    傾き調整機構。
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