JP3516499B2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JP3516499B2 JP32844894A JP32844894A JP3516499B2 JP 3516499 B2 JP3516499 B2 JP 3516499B2 JP 32844894 A JP32844894 A JP 32844894A JP 32844894 A JP32844894 A JP 32844894A JP 3516499 B2 JP3516499 B2 JP 3516499B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクチュエータに関
し、特に、光磁気ディスク記録再生装置等の光学的情報
記録再生装置に用いられるアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】光ビームを収束し、その光ビームを光磁
気ディスクなどの情報記録媒体に照射させる対物レンズ
の位置を制御するアクチュエータは、対物レンズをフォ
ーカシング方向およびトラッキング方向に移動させる対
物レンズ駆動装置と、光ビームを情報記録媒体に垂直に
入射させるために対物レンズの傾きを調整する傾き調整
機構とから構成されている。
【0003】傾き調整機構としては、従来、対物レンズ
駆動装置またはハウジングの少なくとも一方に球面を設
けたもの(第1の従来例)が知られている(特開昭59
−223953号公報)。この傾き調整機構では、対物
レンズ直下に球面突起及び球面座が設けられており、そ
の球面に沿って対物レンズ駆動装置を摺動させることに
より傾き調整が行われる。
【0004】図10(a)は既にMD装置において用い
られているアクチュエータを示す側面断面図である(第
2の従来例)。対物レンズ駆動装置101には、光ビー
ムを収束して、その収束光を記録媒体に照射するための
対物レンズ102と、対物レンズ102を保持するため
のレンズホルダー103と、レンズホルダー103を固
定ベース104に対してフォーカシング方向及びトラッ
キング方向に移動可能に支持するための弾性体105
と、レンズホルダー103の中央部の穴に固着されたフ
ォーカシングコイル106及びトラッキングコイル10
7と、固定ベース104から上方に伸びた略U字形の磁
気回路108と、磁気回路108の開放端側に設けられ
たストッパー109とが備えられている。傾き調整機構
は、固定ベース104の裏面に設けられた球面突起11
1、及び、ハウジング112側に設けられた球面座11
3を備えており、ネジ116の締め具合により、図10
の固定ベース104の右側部を上下させ、球面突起11
1を球面座113に沿って摺動させて、対物レンズ10
2の傾きを調整する。球面突起111及び球面座113
は対物レンズ102の直下に配置されず、対物レンズ1
02の直下には立ち上げミラー110のみが設置され
る。このため、アクチュエータの厚さを薄くすることが
できる。尚、球面座113を用いる代わりに、図10
(b)に示すような円錐面座114を用いることも可能
である。
【0005】アクチュエータを薄くすることのできる傾
き調整機構としては、他に、特開昭64−46232号
公報に示される傾き調整機構が知られている(第3の従
来例)。この傾き調整機構には、対物レンズを移動可能
に支持する4本のワイヤーを固定する固定部材と、ベー
スに連結された調整コマとの間に円筒面あるいは球面が
設けられており、この円筒面あるいは球面に沿って前記
固定部材を摺動させることで、対物レンズの傾き調整が
行われる。対物レンズの直下に球面突起等がないため、
装置を薄くすることが可能になり、かつ、円筒面あるい
は球面の中心が対物レンズの主点近傍を通るので、傾き
調整の際の対物レンズの高さ変化を抑えることができ
る。
【0006】また、本出願人は、先に、球面座あるいは
球面突起を用いない傾き調整機構を提案した(特願平6
−240911,出願日:平成06年10月05日,発
明の名称:対物レンズの傾き調整機構)。図11はその
傾き調整機構を用いたアクチュエータを示す側面断面図
である(出願人の先の提案例)。ここでは、球面に沿っ
て傾き調整を行う代わりに、ヨークの先端の一部を支点
として傾き調整を行う。図11において、対物レンズ駆
動装置201は、光ビームを収束して、その収束光を記
録媒体に照射するための対物レンズ202と、対物レン
ズ202を保持するためのレンズホルダー203と、レ
ンズホルダー203を固定ベース204に対してフォー
カシング方向及びトラッキング方向に移動可能に支持す
るための弾性体205と、レンズホルダー203の中央
部の穴に固着されたフォーカシングコイル206及びト
ラッキングコイル207と、固定ベース204から下方
に伸びた略U字形の磁気回路208と、磁気回路208
の開放端側に設けられたストッパー209とで構成され
ている。対物レンズ202は、ヨーク壁211の先端2
12を支点として、2方向に傾動可能に支持されてお
り、その傾き調整は、図中のA部を弾性力により押圧し
ながら、調整ねじ213(一方向のみ図示)を締めたり
緩めたりすることにより行われる。この傾き調整機構で
は、対物レンズの直下に球面突起等を配置しないため、
アクチュエータを薄くすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来例では、球面突起及び球面座が対物レンズ直下に配
置されているため、アクチュエータの厚さが厚くなって
してしまうという問題がある。
【0008】第2の従来例では、球面の中心115が対
物レンズ102の主点からずれているため、対物レンズ
102を球面に沿って摺動させて、その傾きを調整する
場合に、対物レンズ102の高さが変化してしまい、高
さ精度が悪化するという問題がある。
【0009】また、第3の従来例では、4本のワイヤー
の固定部を動かすことにより傾き調整を行うが、このと
き、コイルは対物レンズとともに動かされるが、磁気回
路は固定されたままである。このため、コイルと磁気回
路との相対位置関係が傾き調整によってずれてしまうと
いう問題がある。
【0010】更に、出願人の先の提案例では、支点とな
るヨークの先端212が対物レンズ202の主点からず
れているため、傾き調整を行うと、第2の従来例と同様
に対物レンズ202の高さが変化し、高さ精度が悪化す
るという問題がある。
【0011】本発明は、以上の問題点を解決するために
創案されたものであって、傾き調整により対物レンズの
高さやコイルと磁気回路との相対位置関係を変化させな
い薄型のアクチュエータを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のアクチュエータは、次のような構成であ
る。対物レンズ駆動装置は、光ビームを収束して記録媒
体に照射させる対物レンズを、フォーカシング方向およ
びトラッキング方向に移動させるためのコイルおよび磁
気回路からなる1つの駆動力発生部を備えている。ま
た、本発明のアクチュエータは、対物レンズ駆動装置を
収納するハウジングを有している。また、本発明のアク
チュエータは、対物レンズ駆動装置をハウジングに対し
て一体的に対物レンズの主点近傍に中心を有する球面に
沿って、摺動させることにより、対物レンズの傾きを調
整する。また、駆動力発生部は対物レンズの側端面の近
傍に設けられ、かつ対物レンズ駆動装置とハウジングと
の摺動部が駆動力発生部直下近傍に設けられている。
【0013】また、球面座は、先端が球面部と接する少
なくとも3点の微小突起部からなり、その微小突起部と
球面突起との接触部分で対物レンズ駆動装置をハウジン
グに対して摺動させるものであってもよい。
【0014】
【作用】上記構成のアクチュエータは、対物レンズ駆動
装置をハウジングに対して一体的に対物レンズの主点近
傍に中心を有する球面に沿って、摺動させることによ
り、対物レンズの傾きを調整する。このとき、その球の
中心が対物レンズの主点近傍にあるため、対物レンズの
高さを変化させずに、傾き調整を行なうことができる。
また、駆動力発生部は対物レンズの側端面の近傍に設け
られ、かつ対物レンズ駆動装置とハウジングとの摺動部
が駆動力発生部直下近傍に設けられているため、対物レ
ンズ直下に、立ち上げミラーを設置するスペースが確保
でき、アクチュエータの薄型化を実現できる。さらに、
対物レンズ駆動装置全体を動かすため、コイルと磁気回
路との間の相対位置関係をずらさないで、調整を行なう
ことができる。
【0015】また、球面座を少なくとも3点の微小突起
部とすれば、その部分が球面形状のものである場合より
も、アクチュエータの加工を容易に行なうことができ
る。さらに、微小突起部のうちの少なくとも1つを、他
微小突起部とは異なる高さにおいて球面突起と接する
ように配置すれば、球面突起を安定して支持することが
できる。
【0016】更に、球面突起および球面部のほぼ中央を
通る球の中心線と対物レンズの光軸との角度を30度以
上とすれば、対物レンズ直下に立ち上げミラーを設置す
るためのスペースが確保できる。また、球面突起および
球面部のほぼ中央を通る球の中心線と対物レンズの光軸
の角度を60度以下とすれば、球の半径が比較的小さ
くなり、モーメントを小さくできるため、対物レンズ駆
動装置を安定して支持することができる。
【0017】
【実施例】
(第1の実施例)図1は本発明の第1の実施例のアクチ
ュエータの主要部を示す斜視図であり、図2はそれをハ
ウジングに搭載した時の平面図である。図3はアクチュ
エータの傾き調整機構を説明する側面中央断面図であ
る。図4はアクチュエータから磁気回路のストッパーを
取り外した状態を示す平面図である。尚、図1では、球
面突起19,調整板ばね2,固定ねじ21をベース7か
ら分離して示している。以下に、図1乃至図4を参照し
て、本実施例を説明する。
【0018】対物レンズ駆動装置は、光ビームを収束し
て、その収束光を記録媒体に照射するための対物レンズ
2と、先端に対物レンズ2を保持するレンズホルダー3
と、レンズホルダー3の両側面に取り付けられた基板4
と、レンズホルダー3の中央部の穴に固着されたフォー
カシングコイル5およびトラッキングコイル6とにより
可動部を形成している。基板4の側方の上下には、それ
ぞれレンズホルダー3をベース7に対してフォーカシン
グ方向およびトラッキング方向に移動可能に支持するた
めの弾性体8が配置されている。弾性体8の一端8aは
半田9によって基板4に固着され、弾性体8の他端8b
は、スペーサ10を介してベース7からの立設部11に
取り付けられた基板12に半田13によって固着されて
いる。弾性体8の固定部付近の根元部にはダンパー材1
4が固着されており、弾性体8の共振を抑える働きがあ
る。一方、ベース7からは略U字形の磁気回路15が延
びており、磁気回路15の開放端側にはストッパ16が
設けられて、可動部のフォーカシング方向の可動範囲を
制限している。フォーカシングコイル5およびトラッキ
ングコイル6の一部は、磁気回路15の磁気ギャップ1
5aの中に配置されている。磁気回路15は、永久磁石
17a,17bと、ヨーク部18a,18bとから構成
されている。フォーカシングコイル5は、一方の永久磁
石17aとヨーク部18aを取り囲むように巻かれてお
り、駆動力を発生するのに不要な部分は磁気ギャップ1
5aの外に位置するように構成されている。本例の対物
レンズ駆動装置は以上のように構成されており、フォー
カシングコイル5およびトラッキングコイル6に電流を
流すことにより、可動部をフォーカシング方向およびト
ラッキング方向に独立して駆動する。
【0019】ベース7の裏面には球面突起19と、ベー
ス7に対して下方向のばね力を付与する調整板ばね2
0、調整板ばね20を固定するための固定ねじ21、と
が設けられている。
【0020】図5は、ハウジング22及び球面座23の
形状を示す平面図である。図6は、球面突起19の形状
を示す図であり、(a)が平面図、(b)が側面図であ
る。ハウジング22上には上記した対物レンズ駆動装置
が載置される。ハウジング22の球面突起19との接触
部分には球面座23が形成されている。この球面座23
は、部分的な球面を形成するための加工が困難なため、
ハウジング22を直接加工したものではなく別部品とし
ている。ハウジング22にはピン24a,24bが形成
されており、ベース7には、そのピン24a,24bに
嵌合させて位置決めを行うための基準穴25a,25b
が設けられている。また、ベース7には、傾き調整用の
ねじ26a,26b(図3では一方のみ図示)がねじ込
まれるねじ穴27a,27bも設けられている。ハウジ
ング22上には、他に、光源(図示せず)からの光ビー
ムを偏向させる立ちあげミラー28が載置される。
【0021】次に、傾き調整機構について説明する。球
面突起19および球面座23には、球面の一部が形成さ
れており、その球の中心は対物レンズ2の後ろ側の主点
29の近傍にある。その球面のほぼ中央を通る球の中心
線は、対物レンズ2の光軸に対して一定の角度を有して
いる。その角度が小さすぎると、立ちあげミラー28を
配置するためのスペースが確保できない。また、大きす
ぎると、球面座23が対物レンズ2の直下の位置から離
れた位置に配置されることになり、球の半径が大きくな
って、モーメントが大きくなるため、対物レンズ駆動装
置を支持することが難かしくなる。このため、球の中心
線は光軸に対して30度から60度程度傾いているのが
好適である。
【0022】調整板ばね20は固定ネジ21により球面
突起19及びベース7に固定されているとともに、その
端部がハウジング22の裏面に接触しており、ベース7
を下向きに引っ張る力を加えている。傾き調整用ねじ2
6a,26bを緩めたり締めたりすると、傾き調整用ネ
ジ26a,26bの上方のベース7が球面部分を支点と
して上下し、対物レンズ駆動装置が主点29近傍を中心
として摺動する。従って、2本の傾き調整用ねじ26
a,26bの締め具合により、対物レンズ2を2方向に
傾かせることができる。
【0023】以上のように本例では、対物レンズ2の直
下に、磁気回路15や傾き調整機構が配置されていない
ため、アクチュエータの薄型化が図れる。また、球面突
起19及び球面座23の球の中心が対物レンズ2の主点
29の近傍にあるため、傾き調整による対物レンズ2の
高さの変化を抑制することができる。また、対物レンズ
駆動装置全体を動かすため、コイル5,6と磁気回路1
5の相対位置関係を変化させない。
【0024】(第2の実施例)図7は第2の実施例を示
す側面中央断面図であり、図8は図7のハウジング22
の形状を示す平面図であり、球面突起19が載置される
部分を2点鎖線で示している。図9(a),(b)はそ
れぞれ、図8におけるX−X断面及びY−Y断面を示す
断面図である。以下に、第2の実施例を図7乃至図9を
用いて説明する。但し、第1の実施例と同一部分につい
ては同一符号を付し、説明を省略する。
【0025】本例は、第1の実施例に示したような球面
形状の球面座の代わりに、3点の突起30,31,32
を設けており、これらにより球面突起19を支持する。
そして、突起30,31,32と球面突起19との接触
部分において対物レンズ駆動装置を摺動させることによ
り対物レンズ2の傾きの調整を行う。3点の突起30,
31,32による支持の代わりに、円錐面座により支持
する方法も考えられるが、この場合は球面と円錐面とが
同一の円周上で接触するため、広い部分で支持できる場
合は問題ないが、本発明のように球面のほんの一部でし
か支持できない場合には、安定な支持ができなくなる。
【0026】突起31,32はほぼ同一の円周上に形成
されており、球面突起19の下方部分と接触するが、突
起30は球面突起19の上方部分と接触するように、前
記の円周とは異なった位置に形成されている。このよう
に、突起30,31,32を同一の円周上に配置せず、
異なる高さで球面突起19と接するように配置している
ため、球面突起19を安定して支持することができる。
【0027】本例で使用する3点の突起30,31,3
2は、ハウジング22上への一体加工により形成できる
ため、第1の実施例よりも、アクチュエータの作製が容
易となる。
【0028】尚、ここでは対物レンズ駆動装置のベース
7に球面突起19を、ハウジング22に3点突起30,
31,32を形成した構成で説明したが、ベース7に3
点突起30、31、32を形成し、ハウジング22に球
面座を設ける方法も考えられる。しかしながら、この組
み合わせでは、第1の実施例と同様にハウジング22上
への球面座の一体加工が困難なため、別部品として球面
座を設置しなければならない。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明では、コイルおよび
磁気回路を構成する駆動力発生部が対物レンズの側端面
の近傍に設けられ、かつ対物レンズ駆動装置とハウジン
グとの摺動部が駆動力発生部直下近傍に設けられている
ことにより、対物レンズの直下に磁気回路や傾き調整機
構を配置せず、立ち上げミラーを配置するためのスペー
スを設けることができるため、アクチュエータの薄型化
を図ることができる。また、球面突起および球面部の球
の中心が対物レンズの主点の近傍にあるため、傾き調整
による対物レンズの高さの変化を抑制することができ
る。更に、傾き調整の際に、対物レンズ駆動装置全体を
動かすため、コイルと磁気回路との相対位置関係が変化
せず、対物レンズ駆動装置による位置制御が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のアクチュエータをハウジングに搭載した
場合の平面図である。
【図3】図2の傾き調整機構を示す側面中央断面図であ
る。
【図4】図2のアクチュエータから磁気回路のストッパ
ーを取り外した状態を示す平面図である。
【図5】図1のハウジングおよび球面座の形状を示す平
面図である。
【図6】図1の球面突起の形状を示す図である。
【図7】第2の実施例を示す側面中央断面図である。
【図8】図7のハウジングの形状を示す平面図である。
【図9】図8のX−X断面図(a)及びY−Y断面図
(b)である。
【図10】第2の従来例を示す図である。
【図11】出願人の先の提案例を示す側面中央断面図で
ある。
【符号の説明】
2 対物レンズ 7 ベース 19 球面突起 20 調整板ばね 21 固定ねじ 22 ハウジング 23 球面座 26 調整ねじ 28 立ちあげミラー 30,31,32 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−251381(JP,A) 特開 平5−20703(JP,A) 特開 平3−259426(JP,A) 特開 昭64−78438(JP,A) 特開 平6−44574(JP,A) 特開 平7−78342(JP,A) 特開 昭62−168112(JP,A) 特開 平8−161756(JP,A) 実開 平1−107015(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/08 - 7/085

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを収束して記録媒体に照射させ
    る対物レンズを、フォーカシング方向およびトラッキン
    グ方向に移動させるためのコイルおよび磁気回路からな
    る1つの駆動力発生部を備えた対物レンズ駆動装置と、
    前記対物レンズ駆動装置を収納するハウジングと、を有
    し、コイルおよび磁気回路を備えた前記対物レンズ駆動
    装置を前記ハウジングに対して一体的に前記対物レンズ
    の主点近傍に中心を有する球面に沿って、摺動させるこ
    とにより対物レンズの傾きを調整するアクチュエータ
    であって前記コイルおよび磁気回路を構成する駆動力発生部は前
    記対物レンズの側端面の近傍に設けられ、かつ 前記対物
    レンズ駆動装置と前記ハウジングとの摺動部が前記駆動
    力発生部直下近傍に設けられていることを特徴とするア
    クチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記対物レンズ駆動装置に球面部を有す
    る球面突起を設けるとともに、前記ハウジングの一部に
    球面座を設けて、前記球面部と前記球面座との接触部分
    で、前記対物レンズ駆動装置を前記ハウジングに対して
    摺動させることを特徴とする請求項1に記載のアクチュ
    エータ。
  3. 【請求項3】 前記球面座は、先端が前記球面部と接す
    る少なくとも3点の微小突起部からなり、該微小突起部
    と前記球面突起との接触部分で前記対物レンズ駆動装置
    を前記ハウジングに対して摺動させることを特徴とする
    請求項2に記載のアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記微小突起部のうち少なくとも1つ
    は、前記対物レンズの光軸方向において他の微小突起部
    とは異なる高さ前記球面突起と接するように配置され
    てなることを特徴とする請求項3に記載のアクチュエー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記球面突起および前記球面部のほぼ中
    央を通る球の中心線と前記対物レンズの光軸方向とがな
    角度が30度から60度であることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4に記載のアクチュエータ。
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