JPH01266080A

JPH01266080A - ゴムクローラ用芯金及びクローラ装置

Info

Publication number: JPH01266080A
Application number: JP3656188A
Authority: JP
Inventors: Yusaku Kato; 祐作加藤
Original assignee: Komatsu Ltd; Fukuyama Rubber Industry Co Ltd
Current assignee: Komatsu Ltd; Fukuyama Rubber Industry Co Ltd
Priority date: 1988-02-18
Filing date: 1988-02-18
Publication date: 1989-10-24
Also published as: JPH0579550B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はゴムクローラ用芯金及びクローラ装置に関する
。

（従来の技術）従来、土木作業機械Ｑ足廻シとしては専ら鉄キャタピラ
１が使用されておシ、これが走行回動手段には第１図Ａ
、Ｈに示す如き中転輪２及び外鍔転輸３がある。

近年ゴムクローラ、４が一部使用されるものとなり、こ
れには第２図Ａ、Ｂに示すｙ口き中転輸２と、外転ｌｌ
１ｉ５が必シ、図Ａのものは鉄キャタピラ用の中祇暢２
が使用できるため兼用タイプとなって生産工程上に大き
なメリットとされている。

これに対し、図Ｂのものは外転輪５の外輪５ａ１５ａが
鉄キャタピラに適さないため兼用することができない。

本図面で６は芯金、７はゴムクローラ４内でその長さ方
向に埋設してなるスチールコードで６る。

（究明が解決しようとした課題）ところで土木作業機械でゴムクローラ４を使用する場公
、中転＠（第２図Ａ）は転輪走行面が芯金６の角型上面
ｍとなることから、隣シ合う両者間の不連続面で振動が
生じるとか、或は石などの凸起体を乗シ越すとき中折やれ現象を生じ、このとき隣夛合う芯金角部間が開いて転
輸が落ち込み、次に抜は出るさいに両角部が強く畝られ
ることから芯金目体の剥離が起る問題となって１耐久注
が損われるものとなる。

これを防止するには芯金角部′Ｊ＆：Ｔ字型として該寸
法長ｆを大としたことが考えられるが、これを大とした
と第８図に示す如くスズロケット８との巻回箇所ではク
ローラ内周面は圧権されることから前後間で矢当シ現象
ｆが発生するのであり、従って成る限界以上は大きくす
ることができないことから、振動の減少や中折れ現象の
効果的な防止には自と限界があるものとなっている。

これに対し外転輪（第２図Ｂ）のものは転輪走行面がゴ
ムクローラ内周面上てらって連続しているため、斯有る
問題はなくて振動を小ならしめることができるもの！、
鉄キャタピラと兼用できないこと及び転輌が直接ゴムク
ローラ表面と接触することから該接触面に「えぐれ現象
、（水虫現象）」を生ずるものとなって耐久性が低下す
るものとなっている。

本発明は斯有る問題点を解決せんとしたものである。

（課題を解決するための手段）本すご明は第４図に示す如く芯金中央附近に対向配設す
る一対の角部外側面と、左右１Ａ部との境界における各
ｎ部の一部を、翼部巾方向の６１１後へ突出させて平行
張り出し部を形成し、該平行張り出し部の上面ははソ平
坦面となさしめると共に、平行張り出し部上面高さは左
右翼部よシー段高くし、且つ左右異郡山方向前後の平行
張出し部間はこれより一段低くなる形状に（４成したこ
とにある。

（作用）芯金の平行張り出し部上面がゴムクローラ内周面側へ露
出するように埋設してあシ、転輸が芯金の角部上面に位
置する時は転輪の内輪が角部上面を走行し、その他では
外鍔が平行張り出し部上面を走行する。

従って転輸の走行が安定すると共に振動が低減し、また
クローラ自体の耐久性も向上するものとなる。

（実砲例１）第４図は本発明に係るゴムクローラ芯金１０を示すもの
であって、１１及び１１’は左右一部、１２及び１２’
は中央部で一定対向間隔に立設する角部であシ、該構成
は従来のもの８０がないが本発明では各角部１２．１２
’外側面と左右回部１１，１１’との境界に於ける前後
端縁部を夫々れ央部巾方向へ一定長突出させて平行張り
出し部ｔａａ、　１８ｂ’及び１Ｂ＋１’　、１８ｂ”
ｉ形成し、該平行張夛出し部上面をはｙ平坦で且つ左右
翼部１１，１１’より一段妬くなさしめると共に、各平
行張り出部ｔａａ、　１３＆’及びｘａカ、ｌｓｂ’間
は一段低くした凹み１４．１４’に形成しである。

しかして、該構成の芯金１０は第５図に示す如く平行張
り出し部１ａｎ　、　１ａＡ及び１３１１’　、　１８
７’上面がゴムクローク４内周面に露出するように埋設
する。なお、本図向で１５はスプロケット８の爪が保合
するだめの保合孔、１６はゴムクローラ４内に埋設して
なるスチールコード、１７は隣シ合う芯金間で芯金と平
行状態に穿設した凹溝でるる。

第６図ＡＳＥ、Ｃは使用伏頭図であって、転°帛輪は外鍔型で転輪３Ｍの内周向及び外鍔Ｂｂ。

３ｂ１の外周面が夫々れ各角部頂面１２ａ％１２ａ′及
び平行張り出し部ｔａａ、　１８ｂ、　ｔａａ’、１８
ｂ’と順次当接するようになされる。具体的には転−３
が角部頂面１２ａ、　１２ａ’上に位置する時は、内周
、而３ａが角部頂面１２−１１２″ａ１を押圧して走行
し、その前後では外鍔３ｂ、３ｂ’が平行張り出し部１
８ａ　、　１８ｂ及び１’３ａ１．１３に’を押圧して
走行する。

このさい角部１２．１２’上面の範囲Ｘはクローク本体
に於ける剛性の大なる部分であるため、この部分に転輸
３が位置する時には大なる応力を受け、これに対し平行
張り出し部１３ａ１３ｂ及び１３ａ’　、１８！’上面
の範囲ｒでは、Ｘに於けるよシも剛性が低いため転輪に
対する応力は小さいものとなシ、このため平行張り出し
部に当接する外鍔ｓｂ、ｓｂ’ｏ巾Ｖは比較的小さいも
のとしたことができる。

上記走行ｉ心、転輸３が角部１２．１２’上面に位置す
るさい外鍔３ｂ、３ｂ１は夫々れ平行張り出し部ＩＢａ
　５１８ｂ及びｘｓａ’　％　ｔａｂ’間の凹み１４．
１４’に非接触状態で位置するものとなる。

第６図Ｃは鉄キャタピラの走行状態に於ける断面図でお
って、転輸３の内部の外周面３ａがシューリンクと当接
するものとなる。

（実砲例２）第７図は芯金の他の例を示すもので上記到で平行張り出
し部ｔａａ、　１３ｂ及びｔａａ’　、　１３ｂ’の長
；さ寸法１　、　’　ｌ’に夫々れ長、短を設け、且つ
角部１２．１２１の外側、左右位置で相反する方向に形
成したものであシ、第８図は該芯金をゴムクローラ本体
内に埋設した伏侭の平面図である。このさい、上記長、
短に形成した平行張り出し部１ｓａ　、　ｘｓｂ及び１
３４’　、１３６’　ｌ長さ方向へ交互となる状態に配
設される。

（実施例３〕第９図は上記例で長、短の平行張υ出し部のうち短かい
ものを省略（寸法零）した例であシ、第１Ｏ図は所有る
芯金をゴムクローラ本体内に埋設した平面図である。

本来ｍ例では上記実施例２同様に芯金１０のゴムクロー
ラ本体に於ける埋設時、隣り合う芯金１℃、ＩＯ’の平
行張り出し部間距離を可及的に小なるようになさしめる
ことのできるものである。

（実施例４）上記実施例１，２．３では芯金の角部１２．１２’は芯
金中央部で対向する平行状ｔａに設けたものであるが、
本例では第１１図に示す通シ位相をずらした千鳥状の平
行状態に設けたものであって、これは第１２図に示す如
く平行張り出し部の張夛出し長さを艮くすることができ
、隣接する芯金転動部間隔ｊを小ならしめると共に、左
右の平行張り出し部間隔ｉを可及的に小（′４）ならし
めることができる。従って、走行振動は更に低減きせる
ことのできるものである。

（発明の効果）本発明は以上のｇＯ＜　ｈ″４成せしめるものであって
、転輪が鉄キャタピラ用とゴムクローラ用の双方で簡便
に兼用できるものとなるのであシ、且つ転輸走行面ｍと
スチールコート１６間の距離全従来例のものに比べ比較
的小さくすることができる。即ち、第１３図Ａ（従来例
）Ｂ（本発明シリ）に示す如く転輸走行面が低（ｔｉ　
＞　ｄＩであわ、且っｔ　：）　Ｉ’であって走行の安
定性（中折れ現象が防止され振動が小）、が図れると共
にスプロケットとの巻付圧部率を小ならしめ、しかも巻
付時の衝突を防止して効果的な駆動伝達の行われるもの
となるのである。このさい、凹１ｆｔｔＬ７はゴムクロ
ーラ本体の内周面側に向う圧砺歪を逃がす作用効果を奏
せしめるものとなる。

なお、本発明によればえぐれ現象がなくて耐久性に侵れ
ると共に、しかも外鍔は張り出し部を押圧するのみでめ
るため転輸１０の外鈎巾■（第６図Ａ参照）を小ならし
めるほか鉄キャタピラとの服用を可能となし、また従来
中鍔転輪ではクローラの外れ防止のために外れ防止板を
設ける必要があったが、本発明では外鍔転輸の使用で外
れ防止効果の優れたコ。

ムクローラ装置となすことのできるものである。

更に発明では芯金周部上における張出し部間に凹部１４
．１４′があるため、第１４図Ａ、　Ｂに示す如くゴム
クロークが傾斜した場合の転輪の浮き上シが小となるた
めクローラ外れ防止効果は増大されるのである。

又、９図に掲げる実砲例では巻回部での突き当シがない
ため、張り出し部の寸法を大としたことができる。この
ため、角部間における転輪の落ちこみが更に小なるもの
となシ、従って振動防止効果は更に増大されるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図Ａ１Ｂ及び第２図Ａ、Ｂは従来装置を示すもの、
第３図は従来装置のスズロケット箇所に於ける巻回状ａ
を示すもの、第４図は本発明に係るゴムクローラ芯金を
示すもの、第５図はこれをゴムクローラ本体に埋込んだ
状態を示すもの、第６図Ａ、Ｂ、Ｃは転輪との接触状態
を示すものでＡはゴムクロークの巾方向断面図、ＢはＡ
のＸ−Ｘ線切断側面図、Ｃは鉄キャタピラとの接触法）
諜を示す巾方向断面図、第７図第９図及び第１１図はゴ
ムクローラ芯金の他の例を示すもの、第８図、′ｆＪ１
０図及び第１２図は上記芯金をゴムクローラ本体に埋込
んだ使用状態図、第１３図Ａ、Ｂはスプロケット箇所の
巻回状態を示すものでＡは従来のもの、Ｂは本発明を示
すもの、第１４図Ａ、Ｂはゴムクローラが傾斜した場合
の転輪の浮上シ伏態を示すものでＡは従来のもの、Ｂは
本発明を示すものである。１　・・・鉄キャタピラ　　　２　・・・中転輪３　・
・・外鍔転Ｊｌａ４　　・・・ゴムクローラ５・・・外
＃５輪　　　　６・・・芯金７　・・・スチールコード
　　８°・・・スプロケット１０　・・・芯金　　　　
　　１１，１１’　　・・・左右翼部１２．１２’・・
・角部　　１４．１４１・・・凹み１３ａ、　１ｓｂｓ
　ｔａａ’　ｔａｂ’　−−−平行＠シ出し部長　ｊ　
、二′− Ａ　　　　　　　日、］几　　２八　　　　　　　　　　巳、／− １８。・９几１．−’、　　／Ｉ　　、− Ｏ＋、、’　　７２　　’。１′３１、二、７４　、−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）芯金中央附近に対向を対向配設する一対の角部外
側面と、左右翼部との境界に於ける各翼部の一部を、翼
部巾方向の前後に張り出して平行張り出し部を形成し、
該平行張り出し部の上面はほゞ平坦面として上面の高さ
は左右翼部より一段高くなし、且つ左右翼部巾方向前後
の平行張り出し部間はこれより一段低くなる形状になさ
れていることを特徴としたゴムクローラ用芯金。
（２）請求項（１）記載のゴムクローラ用芯金の平行張
り出し部が長、短（零を含む）の長さ寸法を有し、且つ
これが左右位置で相反する方向に形成されていることを
特徴としたゴムクローラ用芯金。
（３）請求項（１）又は（２）記載のゴムクローラ用芯
金の平行張り出し部上面がゴムクローラ内周面に露出す
るように埋設されていることを特徴としたクローラ装置
。
（４）ゴムクローラ内周面側の隣り合う芯金間に芯金と
平行の凹溝が形成されていることを特徴とした請求項（
１）又は（２）記載のクローラ装置。
（５）転輪が外鍔型転輪であつてゴムクローラでは転輪
の内輪及び外鍔が夫々れ芯金の角部上面及び平行張り出
し部上面と当接し、鉄キャタピラでは転輪の内輪が鉄キ
ャタピラのシューリンク上面と当接することを特徴とし
たクローラ装置。