JPH0370687A - 弾性無限軌道帯 - Google Patents
弾性無限軌道帯Info
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- JPH0370687A JPH0370687A JP20936389A JP20936389A JPH0370687A JP H0370687 A JPH0370687 A JP H0370687A JP 20936389 A JP20936389 A JP 20936389A JP 20936389 A JP20936389 A JP 20936389A JP H0370687 A JPH0370687 A JP H0370687A
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 64
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- 150000002739 metals Chemical class 0.000 claims abstract description 23
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 5
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、建設作業機械などの走行装置として仕様さ
れる弾性無限軌道帯に関する。
れる弾性無限軌道帯に関する。
一般に、この種の弾性無限軌道帯は、無端状の軌道帯本
体内に周方向に一定間隔をおいて芯金が埋設され、芯金
の幅方向中央に設けた一対のガイド突起が軌道帯本体の
内周面よりも内方に突出し、このガイド突起の頂面を軌
道面として転輪が転動するようになっている。
体内に周方向に一定間隔をおいて芯金が埋設され、芯金
の幅方向中央に設けた一対のガイド突起が軌道帯本体の
内周面よりも内方に突出し、このガイド突起の頂面を軌
道面として転輪が転動するようになっている。
また、他の形式の弾性無限軌道帯においては、芯金のガ
イド突起よりも幅方向外側にガイド突起の頂面よりも低
い高さをもつ一対の段丘を設け、ガイド突起の頂面と段
丘の頂面とを、軌道面として転輪が転動するようになっ
ている。
イド突起よりも幅方向外側にガイド突起の頂面よりも低
い高さをもつ一対の段丘を設け、ガイド突起の頂面と段
丘の頂面とを、軌道面として転輪が転動するようになっ
ている。
従来の弾性無限軌道帯においては、芯金の片方のガイド
突起と他方のガイド突起との周方向幅が、芯金の幅方向
中心線に対して周方向前後方向に芯金基部端縁より突出
形成されているため、周方向に隣接する芯金相互間にお
いてはガイド突起の双方の頂面が周方向に不連続であっ
て、側面投影域では重なり合う部分がない状態になって
いる。
突起と他方のガイド突起との周方向幅が、芯金の幅方向
中心線に対して周方向前後方向に芯金基部端縁より突出
形成されているため、周方向に隣接する芯金相互間にお
いてはガイド突起の双方の頂面が周方向に不連続であっ
て、側面投影域では重なり合う部分がない状態になって
いる。
また、芯金にガイド突起と段丘とを設けた弾性無限軌道
帯においても、周方向に隣接する芯金相互間の段丘の頂
面の周方向の配列は、ガイド突起と同様に不連続になっ
ている。
帯においても、周方向に隣接する芯金相互間の段丘の頂
面の周方向の配列は、ガイド突起と同様に不連続になっ
ている。
このため、芯金のガイド突起の頂面を軌道面として転動
する転輪、または芯金のガイド突起と段丘との各頂面を
軌道面として転動する転輪は、周方向に隣接する芯金の
ガイド突起間、または段丘間の不連続部分で軌道面から
落下して、大きな振動が発生し、走行が不安定な状態に
なるという問題がある。
する転輪、または芯金のガイド突起と段丘との各頂面を
軌道面として転動する転輪は、周方向に隣接する芯金の
ガイド突起間、または段丘間の不連続部分で軌道面から
落下して、大きな振動が発生し、走行が不安定な状態に
なるという問題がある。
さらに、従来の弾性無限軌道帯においては、周方向に隣
接する芯金のガイド突起相互間の周方向の隙間が狭いた
め、この隙間に石嗜みが発生しやすく、これにより駆動
輪および誘導輪との巻掛部において、芯金の外周側に埋
設されている抗張体が大きな張力を受けて破断すること
があり、耐用寿命が短くなるという問題がある。
接する芯金のガイド突起相互間の周方向の隙間が狭いた
め、この隙間に石嗜みが発生しやすく、これにより駆動
輪および誘導輪との巻掛部において、芯金の外周側に埋
設されている抗張体が大きな張力を受けて破断すること
があり、耐用寿命が短くなるという問題がある。
この発明は、上記の問題を解決して、芯金の転輪軌道面
を周方向に連続させ、併せて隣接する芯金のガイド突起
相互間の周方向の隙間を広くした弾性無限軌道帯を提供
することを目的とする。
を周方向に連続させ、併せて隣接する芯金のガイド突起
相互間の周方向の隙間を広くした弾性無限軌道帯を提供
することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1発明にあっては、無端状
のゴム実質よりなる軌道帯本体と、転輪の転動用軌道面
を有する一対のガイド突起が平板状の基部の幅方向中央
に設けられた芯金とを備え、前記軌道帯本体内に、周方
向に一定間隔をおいて幅方向に配置した芯金の基部を埋
設し、一対のガイド突起を軌道帯本体の内周面よりも内
方に突出させてなる弾性無限軌道帯において、前記芯金
の一対のガイド突起の片方の軌道面と他方の軌道面との
互いに周方向反対側の各端縁を、隣接する芯金間の周方
向間隔の2等分線を越えて周方向に延出させるとともに
、延出側とは反対側の各周方向端縁を芯金基部周方向端
縁より芯金中心側に形成しである。
のゴム実質よりなる軌道帯本体と、転輪の転動用軌道面
を有する一対のガイド突起が平板状の基部の幅方向中央
に設けられた芯金とを備え、前記軌道帯本体内に、周方
向に一定間隔をおいて幅方向に配置した芯金の基部を埋
設し、一対のガイド突起を軌道帯本体の内周面よりも内
方に突出させてなる弾性無限軌道帯において、前記芯金
の一対のガイド突起の片方の軌道面と他方の軌道面との
互いに周方向反対側の各端縁を、隣接する芯金間の周方
向間隔の2等分線を越えて周方向に延出させるとともに
、延出側とは反対側の各周方向端縁を芯金基部周方向端
縁より芯金中心側に形成しである。
また、第2発明にあっては、無端状のゴム実質よりなる
軌道帯本体と、転輪の転動用第1軌道面を有する一対の
ガイド突起が平板状の基部の幅方向中央に設けられ、ガ
イド突起の第1軌道面よりも低い高さの第2軌道面を有
する一対の段丘がガイド突起の幅方向外側に設けられた
芯金とを備え、前記軌道帯本体内に、周方向に一定間隔
をおいて幅方向に配置した芯金の基部を埋設し、一対の
ガイド突起と段丘とを軌道帯本体の内周面よりも内方に
突出させてなる弾性無限軌道帯において、前記芯金の一
対のガイド突起の片方の第1軌道面と他方の第1軌道面
との互いに周方向反対側の各端縁を、隣接する芯金間の
周方向間隔の2等分線を越えて周方向に延出させ、該延
出側とは反対側の各周方向端縁を芯金基部周方向端縁よ
り芯金中心側とし、一対の段丘の片方の第2軌道面と他
方の第2軌道面とは、それぞれに隣り合うガイド突起の
第1軌道面の延出側とは反対側の周方向の各端縁を、隣
接する芯金間の周方向間隔の2等分線を越えて周方向に
延出させである。
軌道帯本体と、転輪の転動用第1軌道面を有する一対の
ガイド突起が平板状の基部の幅方向中央に設けられ、ガ
イド突起の第1軌道面よりも低い高さの第2軌道面を有
する一対の段丘がガイド突起の幅方向外側に設けられた
芯金とを備え、前記軌道帯本体内に、周方向に一定間隔
をおいて幅方向に配置した芯金の基部を埋設し、一対の
ガイド突起と段丘とを軌道帯本体の内周面よりも内方に
突出させてなる弾性無限軌道帯において、前記芯金の一
対のガイド突起の片方の第1軌道面と他方の第1軌道面
との互いに周方向反対側の各端縁を、隣接する芯金間の
周方向間隔の2等分線を越えて周方向に延出させ、該延
出側とは反対側の各周方向端縁を芯金基部周方向端縁よ
り芯金中心側とし、一対の段丘の片方の第2軌道面と他
方の第2軌道面とは、それぞれに隣り合うガイド突起の
第1軌道面の延出側とは反対側の周方向の各端縁を、隣
接する芯金間の周方向間隔の2等分線を越えて周方向に
延出させである。
第1および第2発明において、隣接する芯金のガイド突
起相互間の周方向の隙間を広くするため、一対のガイド
突起の軌道面の延出側とは反対側の各周方向端面に、各
軌道面の芯金の幅方向中心線から延出側とは反対側に偏
位した周方向位置を端縁として基部端縁に向かって下り
勾配の傾斜面を形成するのが好ましい。
起相互間の周方向の隙間を広くするため、一対のガイド
突起の軌道面の延出側とは反対側の各周方向端面に、各
軌道面の芯金の幅方向中心線から延出側とは反対側に偏
位した周方向位置を端縁として基部端縁に向かって下り
勾配の傾斜面を形成するのが好ましい。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は、第1発明の実施例である。
同図に示した弾性無限軌道帯は、無端状のゴム実質より
なる軌道帯本体10と、軌道帯本体l。
なる軌道帯本体10と、軌道帯本体l。
内に一体に埋設された複数個の芯金20および複数条の
スチールコード等よりなる抗張体3oとにより構成され
、芯金20は軌道帯本体1oの周方向に一定間隔をおい
て幅方向に配置され、抗張体30は、芯金20の幅方向
両側部の外周側を取り囲んで軌道帯本体IOの周方向に
配列されている。
スチールコード等よりなる抗張体3oとにより構成され
、芯金20は軌道帯本体1oの周方向に一定間隔をおい
て幅方向に配置され、抗張体30は、芯金20の幅方向
両側部の外周側を取り囲んで軌道帯本体IOの周方向に
配列されている。
芯金20は、平板状の基部21の幅方向中心に駆動輪に
係合する噛合部22を有し、噛合部22の両側には駆動
輪および誘導輪を両側から挟み案内する一対のガイド突
起23a、23bが高く設けてあり(駆動輪、誘導輪の
図示は省略)、基部21は軌道帯本体10に埋設され、
噛合部22とガイド突起23a、 23bとは軌道帯
本体1oの内周面よりも内方に突出し、ガイド突起23
a。
係合する噛合部22を有し、噛合部22の両側には駆動
輪および誘導輪を両側から挟み案内する一対のガイド突
起23a、23bが高く設けてあり(駆動輪、誘導輪の
図示は省略)、基部21は軌道帯本体10に埋設され、
噛合部22とガイド突起23a、 23bとは軌道帯
本体1oの内周面よりも内方に突出し、ガイド突起23
a。
23bの頂面に形成された軌道面24a、24b上を転
輪40の転動面41a、41bが転動するようになって
いる。
輪40の転動面41a、41bが転動するようになって
いる。
軌道帯本体IOには、隣接する芯金20間の周方向中心
線上に、駆動輪の歯が嵌入する保合孔11が内外周面を
貫通して設けてあり、軌道帯本体10の外周面には、芯
金20と対応する位置にそれぞれ接地ラグ12が形成さ
れている。
線上に、駆動輪の歯が嵌入する保合孔11が内外周面を
貫通して設けてあり、軌道帯本体10の外周面には、芯
金20と対応する位置にそれぞれ接地ラグ12が形成さ
れている。
上記の弾性無限軌道帯において、芯金20の一対のガイ
ド突起23a、23bのうち、片方のガイド突起23a
には、周方向の一方の側に延びる延出部25aが頂部に
設けてあり、他方のガイド突起23bには周方向の他方
の側に延びる延出部25bが頂部に設けられている。こ
れらの延出部25a、25bの頂面がそれぞれ軌道面2
4a。
ド突起23a、23bのうち、片方のガイド突起23a
には、周方向の一方の側に延びる延出部25aが頂部に
設けてあり、他方のガイド突起23bには周方向の他方
の側に延びる延出部25bが頂部に設けられている。こ
れらの延出部25a、25bの頂面がそれぞれ軌道面2
4a。
24bの延長部分を形成しており、延出部25a。
25bの端縁は、隣接する芯金20の周方向間隔を2等
分する幅方向の境界線を越えて周方向に延出させである
。
分する幅方向の境界線を越えて周方向に延出させである
。
また、芯金20の一対のガイド突起23a、23bのう
ち、片方のガイド突起23aの軌道面24aの延出部分
とは反対側の周方向端面26aには、基部21の周方向
端縁に向かって下り勾配の傾斜面が形成され、他方のガ
イド突起23bの軌道面24bの延出部分とは反対側の
周方向端面26bにも同様に、基部21の周方向端縁に
向かって下り勾配の傾斜面が形成されている。これらの
周方向端面26a、26bの各軌道面24a、24b側
の端縁は、各軌道面24a、24bの芯金20の幅方向
中心線よりも延出部分とは反対側の周方向に偏位し、反
対側の芯金基部21の周方向端縁より芯金20の幅方向
中心線側に位置している。
ち、片方のガイド突起23aの軌道面24aの延出部分
とは反対側の周方向端面26aには、基部21の周方向
端縁に向かって下り勾配の傾斜面が形成され、他方のガ
イド突起23bの軌道面24bの延出部分とは反対側の
周方向端面26bにも同様に、基部21の周方向端縁に
向かって下り勾配の傾斜面が形成されている。これらの
周方向端面26a、26bの各軌道面24a、24b側
の端縁は、各軌道面24a、24bの芯金20の幅方向
中心線よりも延出部分とは反対側の周方向に偏位し、反
対側の芯金基部21の周方向端縁より芯金20の幅方向
中心線側に位置している。
上記のように構成した弾性無限軌道帯は、芯金20の一
対のガイド突起23a、23bに設けた延出部25a、
25bとその側面投影域での重なり部分とによって、軌
道面24a、24bの周方向の不連続部分が継ぎ合わさ
れるため、周方向に隣接する芯金20相互間においては
、片方の軌道面24aと他方の軌道面24bとの間が連
続した状態となる。
対のガイド突起23a、23bに設けた延出部25a、
25bとその側面投影域での重なり部分とによって、軌
道面24a、24bの周方向の不連続部分が継ぎ合わさ
れるため、周方向に隣接する芯金20相互間においては
、片方の軌道面24aと他方の軌道面24bとの間が連
続した状態となる。
したがって、芯金20のガイド突起23a、23bの軌
道面24a、24bを転動する転@40は、双方の転動
面41a、41bのうち、少なくとも片方の転動面が常
時軌道面24a、24bのいずれか一方に乗駕している
状態で転動する。
道面24a、24bを転動する転@40は、双方の転動
面41a、41bのうち、少なくとも片方の転動面が常
時軌道面24a、24bのいずれか一方に乗駕している
状態で転動する。
また、周方向に隣接する芯金20のガイド突起23a、
23b相互間においては、延出部25a。
23b相互間においては、延出部25a。
25bとは反対側の周方向端面26a、26bが下り勾
配の傾斜面であるため、内周側に向かって広く開放され
た隙間が形成されることになり、この隙間に入り込んだ
石塊等は容易に排出することができる。
配の傾斜面であるため、内周側に向かって広く開放され
た隙間が形成されることになり、この隙間に入り込んだ
石塊等は容易に排出することができる。
第4図ないし第6図は、第2発明の実施例である。
同図の弾性無限軌道帯は、芯金20のガイド突起23a
、23bの幅方向外側に、ガイド突起23a、23bの
頂面よりも低い高さをもって軌道帯本体10の内周面よ
りも内方に突出する一対の段丘27a、27bが設けで
ある。
、23bの幅方向外側に、ガイド突起23a、23bの
頂面よりも低い高さをもって軌道帯本体10の内周面よ
りも内方に突出する一対の段丘27a、27bが設けで
ある。
転輪40は、内側転動面41a、41bと外側転動面4
2a、42bとを有するものであり、芯金20のガイド
突起23a、23bの頂面に形成された第1軌道面24
a、24b上を内側転動面41a、41bが転動し、段
丘27a、27bの頂面に形成された第2軌道面28a
、28b上を外側転動面42a、42bが転動するよう
になっている。
2a、42bとを有するものであり、芯金20のガイド
突起23a、23bの頂面に形成された第1軌道面24
a、24b上を内側転動面41a、41bが転動し、段
丘27a、27bの頂面に形成された第2軌道面28a
、28b上を外側転動面42a、42bが転動するよう
になっている。
そして、芯金20の一対の段丘27a、27bの第2軌
道面28a、28bのうち、片方の第2軌道面28aは
、これに隣り合うガイド突起23aの第1軌道面24a
の延出側とは反対側の周方向の端縁が隣接する芯金20
の周方向間隔の2等分線を越えて周方向に延出し、また
他方の第2軌道面28bも同様に、これに隣り合うガイ
ド突起23bの第1軌道面24bの延出側とは反対側の
周方向の端縁が隣接する芯金20の周方向間隔の2等分
線を越えて周方向に延出している。
道面28a、28bのうち、片方の第2軌道面28aは
、これに隣り合うガイド突起23aの第1軌道面24a
の延出側とは反対側の周方向の端縁が隣接する芯金20
の周方向間隔の2等分線を越えて周方向に延出し、また
他方の第2軌道面28bも同様に、これに隣り合うガイ
ド突起23bの第1軌道面24bの延出側とは反対側の
周方向の端縁が隣接する芯金20の周方向間隔の2等分
線を越えて周方向に延出している。
このように構成することにより、芯金20の一対の段丘
27a、27bに設けた周方向の延出部分と、その側面
投影域での重なり部分とによって、第2軌道面28a、
28bの周方向の不連続部分が継ぎ合わされるため、周
方向に隣接する芯金20相互間においては、各第2軌道
面28a、28bの間が連続した状態となる。
27a、27bに設けた周方向の延出部分と、その側面
投影域での重なり部分とによって、第2軌道面28a、
28bの周方向の不連続部分が継ぎ合わされるため、周
方向に隣接する芯金20相互間においては、各第2軌道
面28a、28bの間が連続した状態となる。
上記以外の構成については、前述した第1発明と変わり
がないから、同一部分を同一符号を用いて示すにとどめ
、説明を省略する。
がないから、同一部分を同一符号を用いて示すにとどめ
、説明を省略する。
第2発明においては、芯金20のガイド突起23a、2
3bの第1軌道面24a、24bと段丘27a、27b
の第2軌道面28a、28bとを転動する転輪40は、
内側転動面41a、41bのうち、少なくとも片方が常
時第1軌道面24a。
3bの第1軌道面24a、24bと段丘27a、27b
の第2軌道面28a、28bとを転動する転輪40は、
内側転動面41a、41bのうち、少なくとも片方が常
時第1軌道面24a。
24bのいずれか一方に乗駕している状態で転動し、外
側転動面42a、42bのうち、少なくとも片方が常時
第2軌道面28a、28bのいずれか一方の乗駕してい
る状態で転動する。
側転動面42a、42bのうち、少なくとも片方が常時
第2軌道面28a、28bのいずれか一方の乗駕してい
る状態で転動する。
とくに、この実施例によると、転輪40の内側転動面4
1a、41bのいずれか一方の側、たとえば内側転動面
41aが第1軌道面24aの不連続部分に会合したとき
は、他方の側の内側転動面41bはこれに対応する第1
軌道面24b上を転動し、第1軌道面24aの不連続部
分の周方向と同一位置の第2軌道面28bの不連続部分
に転輪40の外側転動面42bが会合したときにおいて
も、他方の側の外側転動面42aは、これに対応する第
2軌道面28a上を転動するから、転輪40の内側転動
面41a、41bと外側転動面42a、42bとが第1
軌道面24’a、24bと第2軌道面28a、28bと
の一方の同じ側で不連続部分に会合することがなく、転
輪40を安定した状態で案内することができる。
1a、41bのいずれか一方の側、たとえば内側転動面
41aが第1軌道面24aの不連続部分に会合したとき
は、他方の側の内側転動面41bはこれに対応する第1
軌道面24b上を転動し、第1軌道面24aの不連続部
分の周方向と同一位置の第2軌道面28bの不連続部分
に転輪40の外側転動面42bが会合したときにおいて
も、他方の側の外側転動面42aは、これに対応する第
2軌道面28a上を転動するから、転輪40の内側転動
面41a、41bと外側転動面42a、42bとが第1
軌道面24’a、24bと第2軌道面28a、28bと
の一方の同じ側で不連続部分に会合することがなく、転
輪40を安定した状態で案内することができる。
以上説明したように、第1発明によれば、芯金のガイド
突起の頂面を軌道面として転動する転輪は、軌道面に周
方向の延出部分が設けであるため、隣接する芯金相互間
において軌道面から落下することがなくなるので、振動
の発生を防止することができ、円滑な安定した走行性能
をもつ弾性無限軌道帯が得られる。
突起の頂面を軌道面として転動する転輪は、軌道面に周
方向の延出部分が設けであるため、隣接する芯金相互間
において軌道面から落下することがなくなるので、振動
の発生を防止することができ、円滑な安定した走行性能
をもつ弾性無限軌道帯が得られる。
また、第1発明において、芯金のガイド突起の軌道面延
出側とは反対側の同方向端面に傾斜面を形成して、ガイ
ド突起相互間の周方向の隙間を広くした場合は、石噛み
が発生し難くなるので、抗張体の破断を防止して耐久性
を高くすることができる。
出側とは反対側の同方向端面に傾斜面を形成して、ガイ
ド突起相互間の周方向の隙間を広くした場合は、石噛み
が発生し難くなるので、抗張体の破断を防止して耐久性
を高くすることができる。
また、第2発明によれば、芯金のガイド突起とその幅方
向外側の段丘との頂面を軌道面として転動する転輪は、
各軌道面に周方向の延出部分が設けであるため、隣接す
る芯金相互間において軌道面から落下することがなくな
るので、振動の発生を防止することができ、円滑な安定
した走行性能をもつ弾性無限軌道帯が得られる。
向外側の段丘との頂面を軌道面として転動する転輪は、
各軌道面に周方向の延出部分が設けであるため、隣接す
る芯金相互間において軌道面から落下することがなくな
るので、振動の発生を防止することができ、円滑な安定
した走行性能をもつ弾性無限軌道帯が得られる。
また、第2発明において、芯金のガイド突起の軌道面延
出側とは反対側の周方向端面に傾斜面を形成して、ガイ
ド突起相互間の周方向の隙間を広くした場合は、石嗜み
が発生し難くなるので、抗張体の破断を防止して耐久性
を高くすることができる。
出側とは反対側の周方向端面に傾斜面を形成して、ガイ
ド突起相互間の周方向の隙間を広くした場合は、石嗜み
が発生し難くなるので、抗張体の破断を防止して耐久性
を高くすることができる。
第1図ないし第3図は、第1発明の実施例を示し、第1
図は一部分の平面図、第2図は第1図のADEF線の断
面図、第3図は第1図のBCDE線の断面図、第4図な
いし第6図は第2発明の実施例を示し、第4図は一部分
の平面図、第5図は第4図のADEF線の断面図、第6
図は第4図のBCDE線の断面図である。 図中、10は軌道帯本体、20は芯金、21は基部、2
3a、23bはガイド突起、24a、24bは軌道面(
第1軌道面)、26a、26bは周方向端面、27a、
27bは段丘、28a、28bは第2軌道面、40は転
輪、41a、41bは転動面(内側転動面)、42a、
42bは外側転動面である。
図は一部分の平面図、第2図は第1図のADEF線の断
面図、第3図は第1図のBCDE線の断面図、第4図な
いし第6図は第2発明の実施例を示し、第4図は一部分
の平面図、第5図は第4図のADEF線の断面図、第6
図は第4図のBCDE線の断面図である。 図中、10は軌道帯本体、20は芯金、21は基部、2
3a、23bはガイド突起、24a、24bは軌道面(
第1軌道面)、26a、26bは周方向端面、27a、
27bは段丘、28a、28bは第2軌道面、40は転
輪、41a、41bは転動面(内側転動面)、42a、
42bは外側転動面である。
Claims (4)
- (1)無端状のゴム実質よりなる軌道帯本体と、転輪の
転動用軌道面を有する一対のガイド突起が平板状の基部
の幅方向中央に設けられた芯金とを備え、前記軌道帯本
体内に、周方向に一定間隔をおいて幅方向に配置した芯
金の基部を埋設し、一対のガイド突起を軌道帯本体の内
周面よりも内方に突出させてなる弾性無限軌道帯におい
て、前記芯金の一対のガイド突起の片方の軌道面の周方
向の一方の端縁と、これとは反対側の他方の軌道面の周
方向端縁とを、それぞれ隣接する芯金の周方向間隔の2
等分線を越えて周方向に延出させるとともに、該延出側
とは反対側の各周方向端縁を芯金基部周方向端縁より芯
金中心側としたことを特徴とする弾性無限軌道帯。 - (2)芯金の一対のガイド突起の軌道面の延出側とは反
対側の各周方向端面に、各軌道面の芯金の幅方向中心線
から延出側とは反対側に偏位した周方向位置を端縁とし
て基部端縁に向かって下り勾配の傾斜面が形成されてい
る請求項(1)記載の弾性無限軌道帯。 - (3)無端状のゴム実質よりなる軌道帯本体と、転輪の
転動用第1軌道面を有する一対のガイド突起が平板状の
基部の幅方向中央に設けられ、ガイド突起の第1軌道面
よりも低い高さの第2軌道面を有する一対の段丘がガイ
ド突起の幅方向外側に設けられた芯金とを備え、前記軌
道帯本体内に、周方向に一定間隔をおいて幅方向に配置
した芯金の基部を埋設し、一対のガイド突起と段丘とを
軌道帯本体の内周面よりも内方に突出させてなる弾性無
限軌道帯において、前記芯金の一対のガイド突起の片方
の第1軌道面の周方向の一方の端縁と、これとは反対側
の他方の第1軌道面の周方向端縁とを、それぞれ隣接す
る芯金の周方向間隔の2等分線を越えて周方向に延出さ
せ、該延出側とは反対側の各周方向端縁を芯金基部周方
向端縁より芯金中心側とし、一対の段丘の双方の第2軌
道面は、それぞれの段丘に隣り合うガイド突起の第1軌
道面の延出側とは反対側の周方向の各端縁を、隣接する
芯金の周方向間隔の2等分線を越えて周方向に延出させ
たことを特徴とする弾性無限軌道帯。 - (4)芯金の一対のガイド突起の第1軌道面の延出側と
は反対側の各周方向端面に、各第1軌道面の芯金の幅方
向中心線から延出側とは反対側に偏位した周方向位置を
端縁として基部端縁に向かって下り勾配の傾斜面が形成
されている請求項(3)記載の弾性無限軌道帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1209363A JP2804104B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 弾性無限軌道帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1209363A JP2804104B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 弾性無限軌道帯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0370687A true JPH0370687A (ja) | 1991-03-26 |
JP2804104B2 JP2804104B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=16571699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1209363A Expired - Lifetime JP2804104B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 弾性無限軌道帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2804104B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5295741A (en) * | 1991-01-30 | 1994-03-22 | Bridgestone Corporation | Core bar for rubber track and rubber track traveling device |
US5308155A (en) * | 1990-08-08 | 1994-05-03 | Fukuyama Gomu Kogyo Kabushikikaisha | Core bar member for rubber crawler and rubber crawler device |
US5362142A (en) * | 1990-04-17 | 1994-11-08 | Fukuyama Gomu Kogyo Kabushiki Gaisha | Combination linkage type rubber crawler |
US5813733A (en) * | 1994-04-26 | 1998-09-29 | Komatsu Ltd. | Metal core member for rubber crawler belt, the rubber crawler belt and method of winding the same |
US5997110A (en) * | 1997-04-08 | 1999-12-07 | Fukuyama Gomu Kogyo Kabushiki Gaisha | Core metal for rubber crawler |
WO2001002236A1 (en) * | 1999-07-02 | 2001-01-11 | Tweco | Rubber crawler track |
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JPS6430894A (en) * | 1987-07-24 | 1989-02-01 | Bridgestone Corp | Rubber crawler |
JPH01266080A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-10-24 | Fukuyama Rubber Kogyo Kk | ゴムクローラ用芯金及びクローラ装置 |
JPH02142391U (ja) * | 1989-04-27 | 1990-12-03 |
-
1989
- 1989-08-11 JP JP1209363A patent/JP2804104B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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US6588862B1 (en) | 1999-02-07 | 2003-07-08 | Koenraad Pringiers | Rubber crawler track |
WO2001002236A1 (en) * | 1999-07-02 | 2001-01-11 | Tweco | Rubber crawler track |
BE1012772A3 (nl) * | 1999-07-02 | 2001-03-06 | Tweco | Rubber ketting. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2804104B2 (ja) | 1998-09-24 |
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