JPH0125738Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0125738Y2 JPH0125738Y2 JP12711181U JP12711181U JPH0125738Y2 JP H0125738 Y2 JPH0125738 Y2 JP H0125738Y2 JP 12711181 U JP12711181 U JP 12711181U JP 12711181 U JP12711181 U JP 12711181U JP H0125738 Y2 JPH0125738 Y2 JP H0125738Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- reservoir tank
- rubber hose
- power steering
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 2
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 2
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 1
Landscapes
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパワーステアリング用リザーバタンク
構造に係り、特にタンク本体内に貯えられた液体
のこぼれ出のないパワーステアリング用リザーバ
タンク構造に関する。
構造に係り、特にタンク本体内に貯えられた液体
のこぼれ出のないパワーステアリング用リザーバ
タンク構造に関する。
従来のパワーステアリング用リザーバタンクは
第１図に示されるように、タンク本体を構成する
ロアタンク１と、蓋体を構成する、アツパータン
ク２およびキヤツプ３、とから主として構成され
ている。ロアタンク１の上面は開口となつてお
り、一方、下部には排液管４と、整流板５とが取
設されている。アツパータンク２とロアタンク１
とは、第１のシール材６を介して一体的に結合さ
れており、また、キヤツプ３は第２のシール材７
を介してアツパータンク２に組付けられている。
さらに、キヤツプ３には大気導通孔８が設けられ
ており、排液管４から液を排出するときに空気が
タンク内に流入されるようになつている。図中９
はレベルゲージである。なお、図示は省略してあ
るが、ポンプはロアタンク１の下部に一体的に取
り付けられた構造となつている。
第１図に示されるように、タンク本体を構成する
ロアタンク１と、蓋体を構成する、アツパータン
ク２およびキヤツプ３、とから主として構成され
ている。ロアタンク１の上面は開口となつてお
り、一方、下部には排液管４と、整流板５とが取
設されている。アツパータンク２とロアタンク１
とは、第１のシール材６を介して一体的に結合さ
れており、また、キヤツプ３は第２のシール材７
を介してアツパータンク２に組付けられている。
さらに、キヤツプ３には大気導通孔８が設けられ
ており、排液管４から液を排出するときに空気が
タンク内に流入されるようになつている。図中９
はレベルゲージである。なお、図示は省略してあ
るが、ポンプはロアタンク１の下部に一体的に取
り付けられた構造となつている。
このような従来のパワーステアリング用リザー
バタンクの構造においては、ポンプブラケツト
（図示せず）とエンジン（図示せず）との取付け
が充分剛にできない場合、該リザーバタンクに
は、エンジン高回転時に大きな振動が与えられ
る。そして、該リザーバタンクに振動の如き周期
的外力が作用すると、ロアタンク１の内部に貯え
られた液体が振動によつて該ロアタンク１、アツ
パータンク２の内周壁を伝つて上昇しキヤツプ３
に液体が掛かつて、該キヤツプ３の穴３ａを通つ
て大気導通孔８からエンジンルーム内にこぼれ出
すという問題があつた。
バタンクの構造においては、ポンプブラケツト
（図示せず）とエンジン（図示せず）との取付け
が充分剛にできない場合、該リザーバタンクに
は、エンジン高回転時に大きな振動が与えられ
る。そして、該リザーバタンクに振動の如き周期
的外力が作用すると、ロアタンク１の内部に貯え
られた液体が振動によつて該ロアタンク１、アツ
パータンク２の内周壁を伝つて上昇しキヤツプ３
に液体が掛かつて、該キヤツプ３の穴３ａを通つ
て大気導通孔８からエンジンルーム内にこぼれ出
すという問題があつた。
本考案の目的は、このような従来のリザーバタ
ンクの問題点を解消し、周期的外力が作用しても
エンジンルーム内への液体の流出が発生しないパ
ワーステアリング用リザーバタンク構造を提供す
るにある。
ンクの問題点を解消し、周期的外力が作用しても
エンジンルーム内への液体の流出が発生しないパ
ワーステアリング用リザーバタンク構造を提供す
るにある。
このような目的を達成するために、本考案は、
リザーバタンクのタンク本体上部に装着されたキ
ヤツプの大気導通孔にゴムホースの一端を接続す
ると共に、該ゴムホースの他端をリザーバタンク
より高い位置で、かつ、振動の少ないボデイ側に
ゴムブツシユを介して固定するようにしたもので
ある。
リザーバタンクのタンク本体上部に装着されたキ
ヤツプの大気導通孔にゴムホースの一端を接続す
ると共に、該ゴムホースの他端をリザーバタンク
より高い位置で、かつ、振動の少ないボデイ側に
ゴムブツシユを介して固定するようにしたもので
ある。
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を
説明する。
説明する。
第２図は本考案に係るパワーステアリング用リ
ザーバタンク構造の一実施例を示す一部断面構成
図である。第２図の実施例が第１図の従来例と異
なる点は、キヤツプ１０の上部に設けた大気導入
孔１０ａを形成する大気導入部１０ｂに、ゴムホ
ース１１の一端１１ａをクランプ２２にて結合す
ると共に、該ゴムホース１１の他端１１ｂをリザ
ーバタンク２１により高い位置で、振動の小さい
ボデイ１２にゴムブツシユ１３を介して、クラン
プ１４、ボルト１５により締結するよう構成した
点である。また、該ゴムホース１１の他端１１ｂ
には、パイプ１６の下部１６ａが挿入され、該パ
イプ１６の上部１６ｂはゴムホース１１の他端１
１ｂより外部に突出しており、リザーバタンク２
１内を大気開放させた構造となつている。なお、
この第２図において、前記キヤツプ１０と共に、
リザーバタンク２１を構成するロアタンク１７と
アツパータンク１８、それに該ロアタンク１７内
に収容されている液体１９、およびポンプ２０、
図示しないポンプブラケツト、エンジンの構成は
従来と同様なのでその説明は省略する。
ザーバタンク構造の一実施例を示す一部断面構成
図である。第２図の実施例が第１図の従来例と異
なる点は、キヤツプ１０の上部に設けた大気導入
孔１０ａを形成する大気導入部１０ｂに、ゴムホ
ース１１の一端１１ａをクランプ２２にて結合す
ると共に、該ゴムホース１１の他端１１ｂをリザ
ーバタンク２１により高い位置で、振動の小さい
ボデイ１２にゴムブツシユ１３を介して、クラン
プ１４、ボルト１５により締結するよう構成した
点である。また、該ゴムホース１１の他端１１ｂ
には、パイプ１６の下部１６ａが挿入され、該パ
イプ１６の上部１６ｂはゴムホース１１の他端１
１ｂより外部に突出しており、リザーバタンク２
１内を大気開放させた構造となつている。なお、
この第２図において、前記キヤツプ１０と共に、
リザーバタンク２１を構成するロアタンク１７と
アツパータンク１８、それに該ロアタンク１７内
に収容されている液体１９、およびポンプ２０、
図示しないポンプブラケツト、エンジンの構成は
従来と同様なのでその説明は省略する。
このように構成されたリザーバタンクの構造に
おいては、エンジン高回転時に大きな振動を与え
られた場合、リザーバタンク２１のロアタンク１
７内の液体１９は大気導入孔１０ａより洩れてゴ
ムホース１１内に導びかれることになるが、該ゴ
ムホース１１の他端１１ｂはリザーバタンク２１
より高い位置で、振動の小さいボデイ１２に固定
されているため、該ゴムホース１１内に導入され
た液体１９が該ゴムホース１１の他端１１ｂに装
着されたパイプ１６からエンジンルーム内に洩れ
るのは確実に防止できることになる。
おいては、エンジン高回転時に大きな振動を与え
られた場合、リザーバタンク２１のロアタンク１
７内の液体１９は大気導入孔１０ａより洩れてゴ
ムホース１１内に導びかれることになるが、該ゴ
ムホース１１の他端１１ｂはリザーバタンク２１
より高い位置で、振動の小さいボデイ１２に固定
されているため、該ゴムホース１１内に導入され
た液体１９が該ゴムホース１１の他端１１ｂに装
着されたパイプ１６からエンジンルーム内に洩れ
るのは確実に防止できることになる。
以上説明したように本考案に係るパワーステア
リング用リザーバタンク構造によれば、リザーバ
タンクのタンク本体上部に装着されたキヤツプの
大気導入孔にゴムホースの一端を接続すると共
に、該ゴムホースの他端をリザーバタンクより高
い位置で、かつ、振動の少ないボデイ側にゴムブ
ツシユを介して固定するという極めて簡単な構成
によつて、エンジン高回転時に与えられる振動に
よつてリザーバタンク内の液体がエンジンルーム
内へ洩れてしまうという不具合を確実に解消する
ことができる。加えて、ポンプブラケツトの大幅
な重量増大の防止を図れると共に、ポンプの配置
の設計自由度を増すことができるという利点も有
する。
リング用リザーバタンク構造によれば、リザーバ
タンクのタンク本体上部に装着されたキヤツプの
大気導入孔にゴムホースの一端を接続すると共
に、該ゴムホースの他端をリザーバタンクより高
い位置で、かつ、振動の少ないボデイ側にゴムブ
ツシユを介して固定するという極めて簡単な構成
によつて、エンジン高回転時に与えられる振動に
よつてリザーバタンク内の液体がエンジンルーム
内へ洩れてしまうという不具合を確実に解消する
ことができる。加えて、ポンプブラケツトの大幅
な重量増大の防止を図れると共に、ポンプの配置
の設計自由度を増すことができるという利点も有
する。
第１図は従来のパワーステアリング用リザーバ
タンクの縦断面図、第２図は本考案に係るパワー
ステアリング用リザーバタンク構造の一実施例を
示す一部断面構成図である。 １０……キヤツプ、１０ａ……大気導入孔、１
１……ゴムホース、１１ａ……一端、１１ｂ……
他端、１２……ボデイ、１７……ロアタンク。
タンクの縦断面図、第２図は本考案に係るパワー
ステアリング用リザーバタンク構造の一実施例を
示す一部断面構成図である。 １０……キヤツプ、１０ａ……大気導入孔、１
１……ゴムホース、１１ａ……一端、１１ｂ……
他端、１２……ボデイ、１７……ロアタンク。
Claims (1)
- リザーバタンク本体上部に装着されたキヤツプ
の大気導通孔にゴムホースの一端を接続すると共
に、該ゴムホースの他端をリザーバタンクより高
い位置で、かつ、振動の少ないボデイ側にブツシ
ユを介して固定するようにしたことを特徴とする
パワーステアリング用リザーバタンク構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12711181U JPS5832061U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | パワーステアリング用リザーバタンク構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12711181U JPS5832061U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | パワーステアリング用リザーバタンク構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5832061U JPS5832061U (ja) | 1983-03-02 |
| JPH0125738Y2 true JPH0125738Y2 (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=29920857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12711181U Granted JPS5832061U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | パワーステアリング用リザーバタンク構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5832061U (ja) |
-
1981
- 1981-08-27 JP JP12711181U patent/JPS5832061U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5832061U (ja) | 1983-03-02 |
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