JPS6316888Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316888Y2 JPS6316888Y2 JP1983011026U JP1102683U JPS6316888Y2 JP S6316888 Y2 JPS6316888 Y2 JP S6316888Y2 JP 1983011026 U JP1983011026 U JP 1983011026U JP 1102683 U JP1102683 U JP 1102683U JP S6316888 Y2 JPS6316888 Y2 JP S6316888Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting hole
- accessory
- flange
- steel plate
- damping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 17
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 16
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 16
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 8
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 229920006332 epoxy adhesive Polymers 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はたとえばサンドイツチ形制振鋼板製
部品に対する付属品の取付構造を改良した制振鋼
板製部品への付属品取付構造に関する。
部品に対する付属品の取付構造を改良した制振鋼
板製部品への付属品取付構造に関する。
自動車エンジンのシリンダヘツド1には第1図
aに示すようにロツカカバー2が設けられてい
る。そして、このロツカカバー2は第1図bに示
すように2枚の鋼板Aの間にゴム等のダンピング
フイルムをBがサンドイツチ状に設けられた制振
鋼板Cで成形されている。そしてロツカカバー2
は第1図aに示すように付属品たとえばブリーザ
アダプタ3がそのフランジ3aをロツカカバー2
の上面に接着剤Dにより固着されている。しかし
ながら、従来このようにフランジ3aの下面とロ
ツカカバー2の上面のみを接着する方法ではロツ
カカバー2に設けた上記ブリーザアダプタ3のた
めの取付孔2aの切り口2bから自動車エンジン
の油、水分等が鋼板AとダンピングフイルムBと
の間に侵入し経時劣化を起こすという欠点があつ
た。
aに示すようにロツカカバー2が設けられてい
る。そして、このロツカカバー2は第1図bに示
すように2枚の鋼板Aの間にゴム等のダンピング
フイルムをBがサンドイツチ状に設けられた制振
鋼板Cで成形されている。そしてロツカカバー2
は第1図aに示すように付属品たとえばブリーザ
アダプタ3がそのフランジ3aをロツカカバー2
の上面に接着剤Dにより固着されている。しかし
ながら、従来このようにフランジ3aの下面とロ
ツカカバー2の上面のみを接着する方法ではロツ
カカバー2に設けた上記ブリーザアダプタ3のた
めの取付孔2aの切り口2bから自動車エンジン
の油、水分等が鋼板AとダンピングフイルムBと
の間に侵入し経時劣化を起こすという欠点があつ
た。
この考案は上記の事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは付属品を取付ける取
付孔の切り口を付属品を取付けるための耐油性を
有する接着剤で封止することにより鋼板とダンピ
ングフイルムとの間に油が侵入するのを防止した
制振鋼板部品への付属品取付構造を提供しようと
するものである。
で、その目的とするところは付属品を取付ける取
付孔の切り口を付属品を取付けるための耐油性を
有する接着剤で封止することにより鋼板とダンピ
ングフイルムとの間に油が侵入するのを防止した
制振鋼板部品への付属品取付構造を提供しようと
するものである。
以下、この考案の実施例を添付図面を参照して
説明する。
説明する。
第2図はこの考案の第1の実施例を示すもので
ある。従来と同一の制振鋼板からなるロツカカバ
ー11の取付孔11aには立上がり壁14を形成
している。付属品たるブリーザアダプタ12は取
付孔11aに挿入される筒部とこの取付孔11a
の周縁部に着座可能なフランジを一体に有してい
る。さらに、このブリーザアダプタ12のフラン
ジの外周には立下がり壁15を設けて、上記取付
孔11aの立上がり壁14を嵌挿するようになつ
ている。そして、立上がり壁14の周囲の隙間に
耐油性のエポキシ系接着剤Eを注入してブリーザ
アダプタ12を固着させ切り口11bを封止した
ものである。
ある。従来と同一の制振鋼板からなるロツカカバ
ー11の取付孔11aには立上がり壁14を形成
している。付属品たるブリーザアダプタ12は取
付孔11aに挿入される筒部とこの取付孔11a
の周縁部に着座可能なフランジを一体に有してい
る。さらに、このブリーザアダプタ12のフラン
ジの外周には立下がり壁15を設けて、上記取付
孔11aの立上がり壁14を嵌挿するようになつ
ている。そして、立上がり壁14の周囲の隙間に
耐油性のエポキシ系接着剤Eを注入してブリーザ
アダプタ12を固着させ切り口11bを封止した
ものである。
第2図はこの考案の第2の実施例を示し、第1
の実施例と同じくロツカカバー11の取付孔11
aには立上がり壁14を設ける一方、この立上が
り壁14の周囲には凹陥部16が形成されてい
る。また、ブリーザアダプタ12は第2図に示し
たように外周に立下がり壁15を設けるとともに
外周にもフランジ17を設け、このフランジ17
が上記凹陥部16に装入するようになつており、
装入された状態において上記フランジ17の上面
はロツカカバー11の上面よりも低くなつてい
る。そして、接着剤Eを上記立上がり壁14の周
囲の隙間に注入し、ブリーザアダプタ12を固着
するようになつている。
の実施例と同じくロツカカバー11の取付孔11
aには立上がり壁14を設ける一方、この立上が
り壁14の周囲には凹陥部16が形成されてい
る。また、ブリーザアダプタ12は第2図に示し
たように外周に立下がり壁15を設けるとともに
外周にもフランジ17を設け、このフランジ17
が上記凹陥部16に装入するようになつており、
装入された状態において上記フランジ17の上面
はロツカカバー11の上面よりも低くなつてい
る。そして、接着剤Eを上記立上がり壁14の周
囲の隙間に注入し、ブリーザアダプタ12を固着
するようになつている。
上記実施例のようにブリーザアダプタ12をロ
ツカカバーに取付けた際に、上記フランジ17は
ロツカカバー上面よりも低位にあるので接着剤E
が流出することがないので確実に固着されるとい
う効果がある。
ツカカバーに取付けた際に、上記フランジ17は
ロツカカバー上面よりも低位にあるので接着剤E
が流出することがないので確実に固着されるとい
う効果がある。
以上説明したように、この考案においては、制
振鋼板からなる部品に付属品を取付け接着剤で固
着するのに切り口を耐油性の接着剤で封止する構
造としたので、鋼板とダンピングフイルムとの間
に油、水が侵入するのが防止されるという効果が
ある。
振鋼板からなる部品に付属品を取付け接着剤で固
着するのに切り口を耐油性の接着剤で封止する構
造としたので、鋼板とダンピングフイルムとの間
に油、水が侵入するのが防止されるという効果が
ある。
第1図aは従来の付属品取付構造を示す一部を
切欠した側面図、第1図bは制振鋼板を示す断面
図、第2図はこの考案の第1の実施例を示す断面
図、第3図は同じく第2実施例の断面図である。 11……ロツカカバー(制振鋼板製部品)、1
1a……付属品取付け孔、11b……切り口、1
2……ブリーザアダプタ(付属品)。
切欠した側面図、第1図bは制振鋼板を示す断面
図、第2図はこの考案の第1の実施例を示す断面
図、第3図は同じく第2実施例の断面図である。 11……ロツカカバー(制振鋼板製部品)、1
1a……付属品取付け孔、11b……切り口、1
2……ブリーザアダプタ(付属品)。
Claims (1)
- 2枚の鋼板間にダンピングフイルムをサンドイ
ツチ状に介在させた制振鋼板製部品に穿設した付
属品取付孔および上記取付孔に挿入される筒部と
同筒部外側面に設けられ上記取付孔周縁部に着座
可能に延びるリング形状のフランジとからなる付
属品を有し、上記付属品を上記取付孔に挿入し接
着剤で取付けるものにおいて、上記取付孔の内周
縁に上記制振鋼板製部品外壁面から筒状に突出さ
せた立上がり壁を形成し、上記付属品の上記フラ
ンジに同フランジ外周部より垂下させた立下がり
壁を形成し、さらに上記筒部を上記立上がり壁に
挿入して形成される上記立上がり壁と上記筒部、
上記フランジ及び上記立下がり壁との間に存在す
る隙間に耐油性の接着剤を充填したことを特徴と
する制振鋼板製部品への付属品取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1102683U JPS59118806U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 制振鋼板製部品への付属品取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1102683U JPS59118806U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 制振鋼板製部品への付属品取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59118806U JPS59118806U (ja) | 1984-08-10 |
JPS6316888Y2 true JPS6316888Y2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=30142451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1102683U Granted JPS59118806U (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 制振鋼板製部品への付属品取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59118806U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5096547B2 (ja) * | 2010-11-12 | 2012-12-12 | トヨタ自動車株式会社 | ピストン測温装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS438892Y1 (ja) * | 1964-08-13 | 1968-04-19 | ||
JPS5576212A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-09 | Toyoda Gosei Kk | Seal washer |
-
1983
- 1983-01-31 JP JP1102683U patent/JPS59118806U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS438892Y1 (ja) * | 1964-08-13 | 1968-04-19 | ||
JPS5576212A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-09 | Toyoda Gosei Kk | Seal washer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59118806U (ja) | 1984-08-10 |
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