JPS601235Y2 - エンジン防音カバ− - Google Patents

エンジン防音カバ−

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Publication number
JPS601235Y2
JPS601235Y2 JP7553680U JP7553680U JPS601235Y2 JP S601235 Y2 JPS601235 Y2 JP S601235Y2 JP 7553680 U JP7553680 U JP 7553680U JP 7553680 U JP7553680 U JP 7553680U JP S601235 Y2 JPS601235 Y2 JP S601235Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
engine
crank
base material
oil seal
Prior art date
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Expired
Application number
JP7553680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5731U (ja
Inventor
直樹 小川
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンのクランクフレーム両側に取付けられ
るクランクカバーやシリンダヘッド上側に取付けられる
ロッカカバー等として用いられるエンジン防音カバーの
改良に関する。
第1図はエンジン防音カバーをクランクカバーに利用じ
たもので、シリンダブロック1はスカート部を廃してク
ランクフレーム構造としてあ↑。
即ち、シリンダブロック1にはベアリング部2.を一体
戊形して西り、このベアリング部2にベアリングビーム
プ4を一体戊形したベアリングビーム3をホルト″6結
合して図外のクランクシャフトを支持するクランクフレ
ーム5を構成している。
そして、このクランクフレーム5の両側部にクランクカ
バー10を取付は土ある。
このクランクカバー10は第2図に示す うに、振動に
対してダンピング性能を有する部材、勿えば高分子材料
、繊維質材料、発泡金属等からなるカバー基材11と、
その内面に設けた耐油性のゴム、樹脂等の弾性材からな
るオイルシール層12とで形成してあり、周縁部に形成
した取付フランジ16をクランクフレーム5に当接し、
リテーナプレート14をあてがって該クランクフレーム
5にボルト15結合しである。
即ち、このクランクカバー10によれば1、カバー基材
11が前述のように振動のダンピング材料から構成され
ているため、エンジン振動をダンピングして、騒音放射
を低減できるのである。
しかしながら、クランクカバー10をクランクフレーム
5に直接ボルト15結合しているため、エンジン振動は
該クランクカバー10に直接入力してしまい、この結果
、カバー基材11が振動のダンピング材からなっていて
も、発音抑制効果が十分でないという欠点があらた。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、カバー基材内面のオ
イルシール層がゴム等の弾性材から形成されていて、こ
のオイルシール層自体にも振動減衰機能を有している点
に着目し、該オイルシール層をカバー基材周縁よりも外
方に延設して取付フランジを形成し、このオイルシール
層延設部の取査フ)ンジを介してエンジンに取付けるこ
とにより、エンジン振動を該取付フランジで減衰腰ダン
ピシグ材からなるカバー基材のダンピング性能を十分に
発揮させてより一層の騒音低減効果が得られるようにし
たものである。
以下、本考案の実施例をエンジンのクランクカバーを例
に採って前記従来の構成と同一部分に同一符号を付して
詳述する。
即ち、本考案にあっては第3図に例示するように、クラ
ンクカバー10を、振動のダンピング材料からなるカバ
ー基材11と、その内面に形成した耐油性ゴム等の弾性
材からなるオイルシール層12とで形成した構成にあっ
て、前記オイルシール層12をカバー基材11の周縁よ
りも外方に延設して取付フランジ12aとしてあり、そ
して、この取付フランジ12aをクランクフレーム5に
当接して、リテーナプレート14をあてがってポルト1
5結合してクランクカバー10を取付けけるようにしで
ある。
以上の構成により、クランクカバー10のクランクフレ
ーム5に対するポルト15結合部は、オイルシール層1
2の延長である弾性材で構成されているため、クランク
フレーム5からのエンジン加振入力はこの取付フランジ
12aで効果的に減衰され、この結果、カバー基材11
の発音抑制効果を最大に発揮させることができるのであ
る。
なお、本実施例のように取付フランジ12aの延設基部
に蛇腹状部分12bを形成すればより加振入力を減衰す
ることができる利点がある。
前記実施例では防音カバーをクランクカバーとして形成
した場合を開示したが、この他、ロッカカバーとしても
同様に適用することができる。
以上のように本考案防音カバーによれば、ダンピング材
料からなるカバー基材内面の弾性オイルシール層を有効
利用し、このオイルシール層をカバー基材周縁より延設
して取付フランジとして、該取付フランジを介して防音
カバーをエンジンに取付けるようにしであるため、エン
ジンの加振入力は防音カバーに伝達される前に取付フラ
ンジで効果的に減衰されることになり、働って、カバー
基材のダンピング性能を最大に発揮させて騒音放射をよ
り一層低減できるという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は防音カバーの使用例を示す断面図、第2図は従
来の防音カバーの断面図、第3図は本考案防音カバーの
一例を示す断面図である。 10・・・・・・防音カバー、11・・・・・・カバー
基材、12・・・・・・オイルシール層、12a・・・
・・・取付フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動のダンピング材料からなるカバー基材の内面に弾性
    材b)らなるオイルシール層を形成した構成にあって、
    前記オイルシール層をカバー基材の周縁よりも外方に延
    設してエンジンへの取付フランジを形成したことを特徴
    とするエンジン防音カバ゛−0
JP7553680U 1980-05-30 1980-05-30 エンジン防音カバ− Expired JPS601235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7553680U JPS601235Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30 エンジン防音カバ−

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JP7553680U JPS601235Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30 エンジン防音カバ−

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Publication Number Publication Date
JPS5731U JPS5731U (ja) 1982-01-05
JPS601235Y2 true JPS601235Y2 (ja) 1985-01-14

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ID=29438211

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JP7553680U Expired JPS601235Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30 エンジン防音カバ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4623585B2 (ja) * 2006-01-18 2011-02-02 豊田合成株式会社 プロテクタ付きカバー

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Publication number Publication date
JPS5731U (ja) 1982-01-05

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