JPS6021480Y2 - 内燃機関のオイルパンの取付構造 - Google Patents
内燃機関のオイルパンの取付構造Info
- Publication number
- JPS6021480Y2 JPS6021480Y2 JP15756978U JP15756978U JPS6021480Y2 JP S6021480 Y2 JPS6021480 Y2 JP S6021480Y2 JP 15756978 U JP15756978 U JP 15756978U JP 15756978 U JP15756978 U JP 15756978U JP S6021480 Y2 JPS6021480 Y2 JP S6021480Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil pan
- internal combustion
- mounting structure
- combustion engine
- cylinder block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関のオイルパンの取付構造に関する。
機関のシリンダブロックの下端に、オイルパンの上縁部
に形成した平面部を支持する縁板を設け、この縁板上に
、防振ゴムを介して前記平面部を固着することにより、
オイルパンをシリンダブロックの下側に防振的に取付け
るようにしたものは従来から知られている。
に形成した平面部を支持する縁板を設け、この縁板上に
、防振ゴムを介して前記平面部を固着することにより、
オイルパンをシリンダブロックの下側に防振的に取付け
るようにしたものは従来から知られている。
しかしこのような防振支持装置では、オイルパンに下方
から上向きの衝撃が作用したときに、防振ゴムには過大
な引張り力が作用して防振ゴムを破損したり、防振ゴム
と縁板との接着面あるいは防振ゴムとオイルパンの平面
部との接着面が剥離したりするおそれがある。
から上向きの衝撃が作用したときに、防振ゴムには過大
な引張り力が作用して防振ゴムを破損したり、防振ゴム
と縁板との接着面あるいは防振ゴムとオイルパンの平面
部との接着面が剥離したりするおそれがある。
それを防止するために、防振ゴムの設置個所の直上に防
振ゴムと少許のすき間をおいてオイルパンの上向きの変
位を制限する突起を設け、オイルパンに上向きの衝撃が
作用したとき、オイルパンの上動を防振ゴムの耐えうる
範囲内に制限するようにしたものを本出願人はさきに出
願した。
振ゴムと少許のすき間をおいてオイルパンの上向きの変
位を制限する突起を設け、オイルパンに上向きの衝撃が
作用したとき、オイルパンの上動を防振ゴムの耐えうる
範囲内に制限するようにしたものを本出願人はさきに出
願した。
一方、クランクケースのスカート部（下端開口部）は剛
性が低く、またスカート部分から外部に放散される騒音
は大きい。
性が低く、またスカート部分から外部に放散される騒音
は大きい。
そこで、本考案は、クランクケースのスカート部を多孔
状の板体で覆うことにより、スカート部の剛性を大きく
すると共に、スカート部から外部に放散される騒音の減
少をはかると共に、この多孔板に、前述のオイルパンの
上方への変位を制限する突起の機能を持たせることによ
り、クランクケースの剛性の増大化と、騒音の減少化と
共にオイルパンの弾性支持を安定かつ防振ゴムの耐久性
の増大をはかるようにした点を特長とするものである。
状の板体で覆うことにより、スカート部の剛性を大きく
すると共に、スカート部から外部に放散される騒音の減
少をはかると共に、この多孔板に、前述のオイルパンの
上方への変位を制限する突起の機能を持たせることによ
り、クランクケースの剛性の増大化と、騒音の減少化と
共にオイルパンの弾性支持を安定かつ防振ゴムの耐久性
の増大をはかるようにした点を特長とするものである。
即ち、本考案は、機関シリンダブロック１の下端に設け
た縁板２上に、オイルパン４の上縁部に形成した平面部
５を防振ゴム６を介して固定することにより、オイルパ
ン４をシリンダブロック１の下端に弾性支持すると共に
、クランクケースの下端開口部を覆うように多数の小孔
８を有する多孔板７を設け、該多孔板７をオイルパン４
の上縁部の平面部５が位置する個所の直上に、これと少
許の間隙において配置することにより構成される。
た縁板２上に、オイルパン４の上縁部に形成した平面部
５を防振ゴム６を介して固定することにより、オイルパ
ン４をシリンダブロック１の下端に弾性支持すると共に
、クランクケースの下端開口部を覆うように多数の小孔
８を有する多孔板７を設け、該多孔板７をオイルパン４
の上縁部の平面部５が位置する個所の直上に、これと少
許の間隙において配置することにより構成される。
次に、図面により、本考案の実施例を説明する。
図において、１０は機関本体を示し、そのシリンダブロ
ック１の下端には、縁板２がボルト３により固着されて
いる。
ック１の下端には、縁板２がボルト３により固着されて
いる。
４はオイルパンでその上縁の平面部５は防振ゴム６を介
して縁板２に固定される（防振ゴム６の上下面をそれぞ
れ縁板２、平面部５に接着することにより、オイルパン
４はシリンダブロック１の下端に弾性的に取付けられる
ことになる）。
して縁板２に固定される（防振ゴム６の上下面をそれぞ
れ縁板２、平面部５に接着することにより、オイルパン
４はシリンダブロック１の下端に弾性的に取付けられる
ことになる）。
７は多孔板で、クランクケース（シリンダブロック）の
下端開口部に取付けられ、クランクケースのスカート部
（開口部）の剛性を高めるものであり、該多孔板７は防
振ゴム６の直上に、少許の間隙をおいて取付けられ、該
多孔板７には多数の小孔８が穿設されている。
下端開口部に取付けられ、クランクケースのスカート部
（開口部）の剛性を高めるものであり、該多孔板７は防
振ゴム６の直上に、少許の間隙をおいて取付けられ、該
多孔板７には多数の小孔８が穿設されている。
本考案によれば、機関シリンダブロック１の下端の縁板
２上に、オイルパン４の上縁部の平面部５を防振ゴム６
を介して固定すると共に、クランクケースの下端開口部
を覆うように多孔板７を設け、その多孔板７を前記平面
部５が位置する個所の直上に少許の間隙をおいて配置し
ているので、オイルパン４が下方から上向きの衝撃をう
けたようなときでも、オイルパン４の上向きの変位をこ
の多孔板７で制限することができる。
２上に、オイルパン４の上縁部の平面部５を防振ゴム６
を介して固定すると共に、クランクケースの下端開口部
を覆うように多孔板７を設け、その多孔板７を前記平面
部５が位置する個所の直上に少許の間隙をおいて配置し
ているので、オイルパン４が下方から上向きの衝撃をう
けたようなときでも、オイルパン４の上向きの変位をこ
の多孔板７で制限することができる。
従って、防振ゴム６に過大な引張り力が作用するのを阻
止しえて、防振ゴム６の耐久性を増大し、またオイルパ
ン４の弾性支持機能を安定に保つことができる。
止しえて、防振ゴム６の耐久性を増大し、またオイルパ
ン４の弾性支持機能を安定に保つことができる。
また、クランクケースの下端開口部を覆うように多孔板
７を設けたので、クランクケースのスカート部（開口部
）の剛性を高めることができると共に、この部分から外
部へ放散される騒音を減少させることができる。
７を設けたので、クランクケースのスカート部（開口部
）の剛性を高めることができると共に、この部分から外
部へ放散される騒音を減少させることができる。
また、多孔板７には多数の小孔８が穿設されているので
、クランクケースからオイルパン４への潤滑油の戻りが
容易である。
、クランクケースからオイルパン４への潤滑油の戻りが
容易である。
従って、本考案によれば、クランクケースの剛性の増大
化及び騒音の減少化と共に、オイルパンの弾性支持をよ
り一層安定化し、かつ防振ゴムの耐久性の増大をはかる
ことのできるオイルパンの取付構造を提供することがで
き、本考案の奏する工業的効果は極めて顕著である。
化及び騒音の減少化と共に、オイルパンの弾性支持をよ
り一層安定化し、かつ防振ゴムの耐久性の増大をはかる
ことのできるオイルパンの取付構造を提供することがで
き、本考案の奏する工業的効果は極めて顕著である。
図は本考案に係るオイルパンを装着した内燃機関の一部
断面側面図である。 １・・・・・・シリンダブロック、２・・・・・・縁板
、４・・・・・・オイルパン、６・・・・・・防振ゴム
、７・・・・・・多孔板、８・・・・・・小孔、１０・
・・・・・機関本体。
断面側面図である。 １・・・・・・シリンダブロック、２・・・・・・縁板
、４・・・・・・オイルパン、６・・・・・・防振ゴム
、７・・・・・・多孔板、８・・・・・・小孔、１０・
・・・・・機関本体。
Claims (1)
- 機関シリンダブロック１の下端に設けた縁板２上に、オ
イルパン４の上縁部に形成した平面部５を防振ゴム６を
介して固定することにより、オイルパン４をシリンダブ
ロック１の下端に弾性支すると共に、クランクケースの
下端開口部を覆うように多数の小孔８を有する多孔板７
を設け、該多孔板７をオイルパン４の上縁部の平面部５
が位置する個所の直上に、これと少許の間隙において配
置した内燃機関のオイルパンの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15756978U JPS6021480Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 内燃機関のオイルパンの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15756978U JPS6021480Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 内燃機関のオイルパンの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5573537U JPS5573537U (ja) | 1980-05-21 |
| JPS6021480Y2 true JPS6021480Y2 (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=29148604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15756978U Expired JPS6021480Y2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 内燃機関のオイルパンの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021480Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-16 JP JP15756978U patent/JPS6021480Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5573537U (ja) | 1980-05-21 |
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