JP3115004B2 - 合成樹脂性燃料タンク - Google Patents

合成樹脂性燃料タンク

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JP3115004B2
JP3115004B2 JP02412032A JP41203290A JP3115004B2 JP 3115004 B2 JP3115004 B2 JP 3115004B2 JP 02412032 A JP02412032 A JP 02412032A JP 41203290 A JP41203290 A JP 41203290A JP 3115004 B2 JP3115004 B2 JP 3115004B2
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JP
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synthetic resin
fuel tank
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pipe
plate
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森  英二
秀文 園田
禎二郎 後藤
純一 杉本
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堀江金属工業株式会社
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂性燃料タンク
に関し、経年歪みとか外力による歪みがあり勝ちな前記
タンク本体の口部に、ブラケツトにより吊持したり前記
口部を塞いで固定する合成樹脂性プレートにブラケツト
を吊り下げ状に取付けるインナーポンプの支持、リター
ンパイプの挿通支持等の部品の形成、又は取付けを施し
ても、該タンク本体に歪みが来た場合、前記プレート又
は部品に影響しない構成にしたものである。
【0002】
【従来の技術】自動車搭載用の燃料タンク生産に合成樹
脂が適するものとして選ばれ、大量生産に極く良好な成
果を上げている。しかしながら合成樹脂性燃料タンクの
多くは経年歪みとか外力による歪みを免れることができ
ず、この経年歪みとか外力による歪みが口部に及ぶと該
口部に密着する合成樹脂性プレートにも及び、該プレー
トに一体成形したり、取付けたりする部品の作用を不調
にする恐れがある。ここで、燃料タンクの交換、部品の
交換等を施さず、何等かの対策を施すことにより耐久性
を増加できるのではないかと考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記に鑑み本発明は殊
に合成樹脂性燃料タンク、あるいは合成樹脂性プレート
に経年歪みとか外力による歪みが来ることがあつても、
該プレートに一体形成しあるいは取付ける部品に影響が
ない構成にすることを解決する課題とし、発明の目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の合成樹脂性燃料
タンクは前記の課題を解決するものであつて、合成樹脂
性燃料タンク本体の口部に当てて該口部を密閉する合成
樹脂性プレートに伸縮可能な環状凹部を形成し、その
凹部に囲まれた内部インナーポンプの吊下げ支持、
リターンパイプの取付け等のタンク内に装置する部品の
成形または取付けを施す領域とし、合成樹脂性燃料タン
ク本体の経年歪みとか外力により歪みが前記プレートの
環状凹部に囲まれた領域に影響しない構成にしたことを
特徴とするもので、前記した目的に合致するものであ
る。
【0005】
【実施例】添付図面図1〜4は本発明の数実施例を示
し、図1は第1実施例の鞍形燃料タンクを示した側断面
図、図2は第1実施例の一部の縦断側面図、図3は第2
実施例、図4は第3実施例をそれぞれに示した縦断側面
図である。
【0006】図1、2の実施例は自動車に搭載する合成
樹脂性燃料タンク本体1を例示するもので、底部に中央
部にドライブシヤフトを跨ぐ屈曲2を施して鞍形とした
ものを示す。この鞍形の燃料タンク本体1は巾方向の底
部中央が屈曲2により左室2aと右室2bとに区劃されて
燃料が2つの部屋に蓄えられるから燃料残量が少なくな
れば1つの部屋から他の1つの部屋に燃料を移さねばな
らない。図1、2の実施例はそれに適応する構成をもつ
ものである。
【0007】前記タンク本体1は図2のように上面の一
側に突出縁4を設け、その突出縁の外周にねじ5を形成
した部品取付けの作業孔6を成形し、突出縁4にパツキ
ン7を嵌め、さらにプレート8の周縁を落とし嵌めした
上でリング形のキヤツプ9のねじ10を前記のねじ5に
締めて固定する。本発明は前記したプレート8に関する
もので、他の形式の燃料タンクの同種プレートも同じで
ある。
【0008】プレート8には突出縁4の内周に接近させ
てU形に垂下する環状凹部11を形成し、その環状凹部
11に囲まれた内部に燃料タンク本体1及び凹部11よ
り外周の振動が及ばない領域12を形成する。領域12
にはプレート8を貫通するリターンパイプ13と燃料送
給パイプ14を一体成形する。リターンパイプ13には
ノズル15を設け、該ノズル15上部に臨ませた還流パ
イプ16を一体形成すると共に、リターンパイプ13の
側部に、下部をノズル15の下面から還流パイプ16に
向かつて開口し、上部に連結パイプ18をもつジェット
形ポンプ形成空洞17を設ける。
【0009】燃料送給パイプ14の内面外側に、上下両
端を180°曲げたブラケツト20の上方の取付部21
をプレート8の内面に接着し、下方の支持面22上に前
記の送給パイプ14を連結したインナーポンプ23を据
え付けて支持する。24は前記ポンプの吸込口に連結し
たフイルターである。
【0010】本実施例は作業孔6を例えば右室2bに設
けてプレート8を固定するときは左室2aの上面に底面
まで届く吸込管25を挿入し、燃料タンク本体1の上で
吸込管25を連結パイプ18に連結し、エンジンからリ
ターンパイプ13により還流するリターン燃料のジェッ
ト作用により左室2aの燃料を右室2bに移す。
【0011】図3の第2実施例はプレート8aに前記
第1実施例と同じ形状の伸縮可能な環状凹部11aを
して振動が及ばない領域12aを設け、その領域12a
にリターンパイプ13aと燃料送給パイプ14aを一体成
形する態様を示す。本例はインナーポンプを燃料タンク
内のサブタンク(図示しない)に取付ける場合に使用す
る。
【0012】図4の第3実施例は第1実施例に示したと
同じに、プレート8bにリターンパイプ13b及びノズル
15bを設け、該ノズル15bを上部に臨ませた還流パイ
プ16bを設けると共に、リターンパイプ13bの側部
に、下部をノズル15bの下面から還流パイプ16bに向
かつて開口し、上部に連結パイプ18bをもつジェット
形ポンプ形成空洞17bを設けるプレート8構成におい
て、リターンパイプ13bの上方のほぼ水平方向のパイ
プ13b‐b、還流パイプ16b、ジェット形ポンプ形成
空洞17aの上方の連結パイプ18bを後付けにより接着
した実施例を示した。
【0013】第2実施例及び第3実施例中には第1実施
例に使用した符号をそのままに使用した部分がある。
【0014】
【発明の効果】本発明は合成樹脂性燃料タンク本体の口
部に当てて該口部を密閉する合成樹脂性プレートの部品
領域の周囲に環状凹部を形成することにより、合成樹脂
性燃料タンク本体の経年歪みとか外力による歪みがその
環状凹部に吸収され、部品領域への影響が低減されるの
で、合成樹脂性燃料タンクの耐久性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
添付図面図1〜4は本発明の数実施例を示し、
【図1】第1実施例の鞍形燃料タンクを示した側断面図
【図2】第1実施例の一部の縦断側面図
【図3】第2実施例を示した縦断側面図
【図4】第3実施例を示した縦断側面図
【符号の説明】
1 合成樹脂性燃料タンク本体、 2 屈曲、 2a
左室、 2b 右室、4 突出縁、 5 ねじ、 6
作業孔、 7 パツキン、 8 プレート、8a プレ
ート、 8b プレート、 11 環状凹部、 11a
環状凹部、11b 環状凹部、 12 領域、 12a
領域、 12b 領域、13 リターンパイプ、 13a
リターンパイプ、13b リターンパイプ、 13b‐
b パイプ、 14 燃料送給ポンプ、14a 燃料送給
パイプ、 15 ノズル、 15b ノズル、16 還
流パイプ、 16b 還流パイプ、17 ジェットポン
プ形成空洞、 17b ジェットポンプ形成空洞 18 連結パイプ、 18a 連結パイプ、 18b 連
結パイプ、20 ブラケツト、 21 取付部、 22
支持面、23 インナーポンプ、 24 フイルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 純一 愛知県豊田市鴻ノ巣町2丁目26番地 堀 江金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−56917(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 15/00 - 15/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂性燃料タンク本体の口部に当て
    て該口部を密閉する合成樹脂性プレートに、インナーポ
    ンプの吊下げ支持、リターンパイプの取付け等のタンク
    内に装置する部品の成形または取付けを施す部品領域が
    設定され、該部品領域の周囲において前記合成樹脂性プ
    レートに伸縮可能な環状凹部が形成されていることを特
    徴とする合成樹脂性燃料タンク。
JP02412032A 1990-12-18 1990-12-18 合成樹脂性燃料タンク Expired - Fee Related JP3115004B2 (ja)

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