JPH0523385Y2 - - Google Patents

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JPH0523385Y2
JPH0523385Y2 JP3438686U JP3438686U JPH0523385Y2 JP H0523385 Y2 JPH0523385 Y2 JP H0523385Y2 JP 3438686 U JP3438686 U JP 3438686U JP 3438686 U JP3438686 U JP 3438686U JP H0523385 Y2 JPH0523385 Y2 JP H0523385Y2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、燃料タンクのフイラーチユーブ開
口部にフイラーキヤツプが着脱自在に螺合される
燃料注入口部構造に関するものである。
従来技術 従来のこの種のものとしては、例えば特開昭57
−77226号公報に記載された第5図に示すような
ものがある。これは車体1の外表面に凹所2が形
成され、この凹所2にはフイラーチユーブ3の上
部4が突出しており、この上部4の開口部5にフ
イラーキヤツプ6が着脱自在に螺合されるように
なつている。そして、このフイラーキヤツプ6と
フイラーチユーブ3とが連結部材7で連結されて
いる。この連結部材7は、鋼板等が薄板状に形成
されて可撓性を有すると共に、所定の剛性を有し
ている。
フイラーキヤツプ6をフエーエルチユーブ開口
部5へ装着した状態では、その連結部材7が略U
字状に撓んで凹所2内に納まるようになつてい
る。そして、この凹所2はフイラーリツド8で閉
成される。一方、フイラーキヤツプ6を取り外し
た状態では、このフイラーキヤツプ6は連結部材
7にて第5図のように宙吊り状態に支持されるよ
うになつている。このように支持すると、フイラ
ーキヤツプ6が車体1に当ることがなく、損傷が
防止されると共に、このフイラーキヤツプ6の紛
失が防止されることとなる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来のものにあつて
は、連結部材7にてフイラーキヤツプ6を宙に浮
くように支持すると共に、この連結部材7は凹所
2内に納まる長さに形成する必要があるため、取
外されたフイラーキヤツプ6は、必然的にフイラ
ーチユーブ開口部5の近傍に位置するため、給油
時に給油ノズル等と干渉し易く、給油作業の邪魔
になる。また、フイラーキヤツプ6の装着状態に
おいて、車両の後面又は側面衝突時に、給油口部
が変形してこの力が連結部材7に作用した場合に
は、この連結部材7は比較的剛性のあるものであ
るため、連結部材7を介してフイラーキヤツプ6
等に入力が伝達されることにより、フイラーキヤ
ツプ6とフイラーチユーブ開口部5との間のシー
ル性を損う虞れがある。
問題点を解決するための手段 この考案は、かかる問題点を解決するため、フ
イラーチユーブの上部に形成された開口部に、フ
イラーキヤツプが着脱自在に螺合される燃料注入
口部構造において、前記フイラーチユーブの上部
又は該フイラーチユーブ上部近傍の車体に、柔軟
性を有する連結部材の一端部が装着される一方、
前記フイラーキヤツプの表面部に、前記連結部材
の他端部が装着されると共に、該他端部に該フイ
ラーキヤツプ取外し状態で前記車体に接触する当
接部が設けられた燃料タンクの燃料注入口部構造
としたことを特徴としている。
作 用 かかる手段によると、燃料を給油する場合に
は、フイラーキヤツプをフイラーチユーブ開口部
から外すのであるが、このフイラーキヤツプは連
結部材にて車体側に連結されているため、吊り下
げられて保持され、紛失が防止されることとな
る。この際、このフイラーキヤツプの表面部には
柔軟性を有する連結部材の他端部が装着され、こ
の他端部に設けられた当接部が車体に接触するた
め、フイラーキヤツプが直接車体に当接すること
がなく、車体の損傷が防止されると同時に当接時
に発生する音も低減されることとなる。また、フ
イラーキヤツプが下方に垂れ下がつて車体に略接
した状態に支持されると、このフイラーキヤツプ
はフイラーチユーブの開口部から離間することと
なるため、燃料給油時にフイラーキヤツプが邪魔
になつたりせず給油作業性が向上する。
また、フイラーキヤツプを締めた状態で、車両
衝突して車体が変形し、連結部材に衝撃が入力し
た場合でも、この連結部材は柔軟であるため、容
易に変形することから、この連結部材を介してフ
イーキヤツプへ衝撃が入力することがなく、シー
ル性等が確保され、燃料漏れが防止されることと
なる。
実施例 以下、この考案を実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図は、この考案の第1実施例
を示す図である。
まず構成を説明すると、図中符号11は車体
で、この車体11の所定位置にフイラーリツド1
2にて開閉される燃料注入口用の凹所13が形成
されている。凹所13には、図示省略のフユーエ
ルタンクから延長されたフイラーチユーブ14の
上部15が突出しており、この上部15に形成さ
れた燃料注入口としての開口部16には、この開
口部16を開閉するフイラーキヤツプ17が螺合
されるようになつている。このフイラーキヤツプ
17は、前記凹所13のフイラーチユーブ開口部
16の下側近傍に、連結部材18を介して連結さ
れている。
具体的には、この連結部材18は、柔軟性を有
する、例えばゴム材にて形成され、一端部18a
がフイラーチユーブ開口部16の下側近傍の凹所
13にビス22にて取付けられている。
一方、この連結部材18の他端部18bは、大
略扇形状を呈し、フイラーキヤツプ17の表面部
17aにリベツト20にて回転自在に取付けられ
ている。また、この他端部18bには、前記リベ
ツト20の頭部20aを覆うように接着されたゴ
ム製の当接部21が設けられている。この当接部
21は、フイラーキヤツプ17取外し状態におい
て車体11に当接するように設定されている。
次に、かかる構成よりなる燃料注入口部構造の
作用について説明する。
燃料を給油するのに、フイラーキヤツプ17を
緩めてフイラーチユーブ14の開口部16から外
すのであるが、この際、連結部材18の他端部1
8bは、フイラーキヤツプ17に回動自在に取付
けられているため、フイラーキヤツプ17を回転
させるのに支障を来たすことはない。そして、こ
のフイラーキヤツプ17を外した状態では連結部
材18にて支持されるが、この連結部材18は柔
軟性を有するため、このフイラーキヤツプ17は
図中二点鎖線に示すように車体11に略当接した
状態で吊り下げられて支持されることとなる。こ
の場合には、連結部材18の他端部18bの当接
部21が車体11に接触するため、フイラーキヤ
ツプ17と車体11とのいわゆるメタルタツチが
防止されて、車体11の損傷が防止されると共
に、この他端部18b等が緩衝材となつて車体1
1への当接時の騒音が低減されることとなる。
また、このようにフイラーキヤツプ17を外し
た状態では、このフイラーキヤツプ17は柔軟な
連結部材18にて主に第1図中二点鎖線に示すよ
うに車体11に略接触した状態に吊り下げられて
支持されるため、従来と異なりフイラーチユーブ
14の開口部16から離間させることができ、給
油時にフイラーキヤツプ17が邪魔にならず、給
油作業性が向上することとなる。
さらに、フイラーキヤツプ17を閉成した状態
で車両が衝突すると、車体11が変形し、この入
力が連結部材18に伝達される。だが、この連結
部材18は従来と異なり、柔軟であることから容
易に変形し、この連結部材18を介してフイラー
キヤツプ17に外力が伝達されることがない。そ
の結果、フイラーキヤツプ17のシール性が維持
され、燃料洩れ等が防止されることとなる。
さらにまた、フイラーキヤツプ17を取外した
状態でフイラーリツド12を閉成しようとする
と、連結部材18が邪魔になり閉成できないこと
から、フイラーキヤツプ17の締め忘れを未然に
防止することができる。
ところで、上記実施例では、連結部材18の一
端部18aの取付位置を、フイラーチユーブ開口
部16の真下に設定したが、この位置より左右ど
ちらかにズラせば、燃料垂れにより連結部材18
およびフイラーキヤツプ17への燃料付着を防止
することができる。
一方、第3図には、この考案の第2実施例を示
す。
この実施例の連結部材28は、他端部28bが
第1実施例と同様にフイラーキヤツプ17に取付
られているのに対し、一端部28aがフイラーチ
ユーブ14の上部15に装着されている。具体的
には、この一端部28aは円環状に形成されてお
り、この一端部28a内にフイラーチユーブ上部
15が挿入されて装着されている。なお、この一
端部28aにフイラーチユーブ上部15を遊挿さ
せるようにすれば、一端部28aを回転自在に装
着することもできる。
このようにすれば、第1実施例のように車体1
1にビス22止めする必要がなく、取付作業性が
良好であると共に、車体22に取付孔を形成する
必要もなく防錆面でも効果的である。
他の構成および作用は第1実施例と同様である
ので説明を省略する。
さらに、第4図には、この考案の第3実施例を
示す。
この実施例は、第1実施例のようにリベツト2
0の頭部20aに、当接部21が貼付られておら
ず、連結部材38の他端部38bに、当接部とし
ての突部38cが一体成形されている。フイラー
キヤツプ17を取外した時には、この突部38c
が車体11に当接することにより、車体11の損
傷等が防止されることとなる。
このように突部38cを他端部38bに一体成
形すると、第1実施例のように別体の当接部21
をリベツト20の頭部20aに貼付ける必要がな
く、簡単に製造できる。
他の構成および作用は第1実施例と同様である
ので説明を省略する。
考案の効果 以上説明してきたように、この考案によれば、
柔軟性を有する連結部材の他端部により、フイラ
ーキヤツプをフイラーチユーブ開口部から外した
状態で、このキヤツプと車体との直接接触を防止
することができるため、車体の損傷を防止するこ
とができると同時に、当接時の騒音低減させるこ
とができる。また、取外したフイラーキヤツプを
柔軟性を有する連結部材により車体に略接触した
状態に吊り下げて支持しているため、従来よりフ
イラーチユーブ開口部から離間させることがで
き、燃料給油作業性を向上させることができる。
さらに、連結部材が柔軟であるため、車両衝突時
における入力が、この連結部材を介してフイラー
キヤツプに作用することがなく、このキヤツプの
シール性等を確保でき、燃料洩れを防止できる、
という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の燃料タンクの
燃料注入口部構造の第1実施例を示す図で、第1
図は第2図の−線に沿う断面図、第2図は燃
料注入口部を示す斜視図、第3図はこの考案の第
2実施例を示す第1図に相当する断面図、第4図
はこの考案の第3実施例を示す第1図に相当する
断面図、第5図は従来例を示すフイラーキヤツプ
取外し状態の斜視図である。 11……車体、14……フイラーチユーブ、1
5……上部、16……開口部、17……フイラー
キヤツプ、17a……表面部、18,28,38
……連結部材、18a,28a……一端部、18
b,28b,38b……他端部、21……当接
部、38c……突部(当接部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フイラーチユーブの上部に形成された開口部
    に、フイラーキヤツプが着脱自在に螺合される燃
    料注入口部構造において、 前記フイラーチユーブの上部又は該フイラーチ
    ユーブ上部近傍の車体に、柔軟性を有する連結部
    材の一端部が装着される一方、前記フイラーキヤ
    ツプの表面部に、前記連結部材の他端部が装着さ
    れると共に、該他端部に該フイラーキヤツプ取外
    し状態で前記車体に接触する当接部が設けられた
    ことを特徴とする燃料タンクの燃料注入口部構
    造。
JP3438686U 1986-03-10 1986-03-10 Expired - Lifetime JPH0523385Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3438686U JPH0523385Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JP3438686U JPH0523385Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JPS62145837U JPS62145837U (ja) 1987-09-14
JPH0523385Y2 true JPH0523385Y2 (ja) 1993-06-15

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KR20080042506A (ko) * 2006-11-10 2008-05-15 현대자동차주식회사 연료 필러 캡용 테더유닛
JP5331520B2 (ja) * 2009-03-09 2013-10-30 本田技研工業株式会社 車両
JP6428289B2 (ja) * 2015-01-19 2018-11-28 ブラザー工業株式会社 液体消費装置

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