JP6428289B2 - 液体消費装置 - Google Patents
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Description
液体消費部と、
前記液体消費部によって消費される液体が貯留される液体貯留室及び前記液体貯留室に液体を注入するための注入口を有するタンクと、
前記注入口に挿脱可能に装着されて当該注入口を閉塞可能なキャップと、
前記液体消費部と前記タンクの少なくとも一部分が収容された筐体とを備え、
前記キャップは、前記キャップが前記注入口に装着されているときに、当該注入口内に位置する柱状の第1部分と、前記キャップが前記注入口に装着されているときに、前記タンクの外部に位置する部分であって、前記注入口の開口中心線と交わり且つ前記タンクの外部を向く外面、及び前記外面から突出する操作突起を有する第2部分と、前記タンク又は前記筐体と前記キャップとを繋ぐ弾性体であるアームとを有し、
前記アームは、前記キャップが前記注入口に装着されているときに弾性変形しており、前記キャップが前記注入口から外されると、弾性回復により基部を中心として前記キャップが連結された先端部が回動するように、当該アームの基部が前記タンク又は前記筐体に支持されており、
前記筐体又は前記タンクは、前記アームが回動する過程で、前記アーム及び前記第2部分の前記外面よりも先に前記キャップの前記操作突起と当接する壁部を有し、
前記キャップが前記注入口から外されると、前記アームの先端部が上方に回動するように、前記アームのうち少なくとも基部が自然状態で起立した姿勢で前記アームの基部が前記タンク又は前記筐体に支持されていることを特徴としている。
また、本発明の一態様に係る液体消費装置は、
液体消費部と、
前記液体消費部によって消費される液体が貯留される液体貯留室及び前記液体貯留室に液体を注入するための注入口を有するタンクと、
前記注入口に挿脱可能に装着されて当該注入口を閉塞可能なキャップと、
前記液体消費部と前記タンクの少なくとも一部分が収容された筐体とを備え、
前記キャップは、前記キャップが前記注入口に装着されているときに、当該注入口内に位置する柱状の第1部分と、前記キャップが前記注入口に装着されているときに、前記タンクの外部に位置する部分であって、前記注入口の開口中心線と交わり且つ前記タンクの外部を向く外面、及び前記外面から突出する操作突起を有する第2部分と、前記タンク又は前記筐体と前記第2部分とを繋ぐ弾性体であるアームとを有し、
前記キャップが前記注入口に装着されているときに、前記操作突起は、前記注入口の開口中心線よりも前記アームの方向にずれた位置から突出しており、前記アームは、基部において前記タンク又は前記筐体と連結されており、基部から上方へ向かって延び、弾性変形により屈曲した後、下方へ向かって延びて、その先端部が前記第2部分と連結されており、
前記キャップが前記注入口から外されると、前記アームの前記第2部分と連結された先端部が弾性回復により前記アームの基部を中心として回動するように、当該アームの基部が前記タンク又は前記筐体に支持されており、
前記筐体又は前記タンクは、前記アームが回動する過程で、前記アーム及び前記第2部分の前記外面よりも先に前記キャップの前記操作突起と当接する壁部を有することを特徴としている。
上記構成の液体消費装置では、ユーザにはタブとアーム部の屈曲部分との干渉を避けるために、アーム部の屈曲部分とは反対の方向へタブを引っ張ろうとする心理が働く。これにより、ユーザがタブを引っ張る方向が開口中心線と交わりやすくなる。よって、キャップにおけるタブに近い部分が注入口から抜けやすくなる。
図1は本発明の一実施形態に係るインクジェット式プリンタ複合機の一例を示す斜視図であり、図1(A)はカバー閉の状態の斜視図、図1(B)はカバー開の状態の斜視図である。これらの図に示すように、本実施形態に係る複合機10は、全体として概ね直方体に形成されており、その上部に設けられたスキャナ部13と、その下部に設けられたプリンタ部11と、複合機10の動作を司る制御部12とを備えている。プリンタ部11は、インクジェット記録方式で用紙P(図2参照)に画像を形成することができる。上記構成の複合機10は、制御部12によってスキャナ部13とプリンタ部11の動作が制御されることによって、複写機、インクジェット式プリンタ、イメージスキャナ、ファクシミリなどの複数の機能を発揮することができる。
続いて、プリンタ部11について詳細に説明する。図2は、プリンタ部11の概略構成を模式的に示す縦断面図である。この図に示すように、プリンタ部11は、送給部15と、送給トレイ20と、排出トレイ21と、搬送ローラ部18と、記録部24と、排出ローラ部19と、プラテン22と、液体回収部16と、タンクユニット100とを備えている。これらのプリンタ部11の各構成要素は筐体14に内装されている。
ここで、タンクユニット100について詳細に説明する。図3は、カバー70が開放されてその一部分が複合機10の外部へ露出した状態のタンクユニット100を示す複合機10の部分縦断面図であり、図4は、タンクユニット100のタンク4の注入口50の近傍の部分縦断面図であり、図5はタンクユニット100の正面図である。なお、図5では、タンク4に設けられたアーム連結部48の構成を明らかとするために、4つのキャップ6のうちの一つが省略されている。
続いて、キャップ6について詳細に説明する。本実施形態に係るタンクユニット100が備える4つのキャップ6は同一形状である。図6はキャップ6の側面図であり、図7はキャップ6の図6におけるVII矢視図である。これらの図に示されたキャップ6は弾性変形していない(つまり、自然状態にある)。図6及び7に示すように、キャップ6は、注入口50を閉塞するキャップ本体部6Aと、キャップ本体部6Aをタンク4の外壁と連結するアーム部6Bとを有している。キャップ6のキャップ本体部6Aとアーム部6Bは、ゴムやエラストマーのように弾性変形可能な素材によって一体成形されている。
6 :キャップ
6A :キャップ本体部
6B :アーム部(アーム)
10 :複合機(液体消費装置の一例)
11 :プリンタ部
12 :制御部
13 :スキャナ部
14 :筐体
14f :垂直壁(タブ66が当接する壁部)
24 :記録部
25 :液体吐出ヘッド(液体消費部の一例)
40 :インク室(液体貯留室の一例)
42 :傾斜壁(注入口50を画定する壁部)
43 :筒状壁(注入口50を画定する壁部)
48 :アーム連結部
48a :溝
50 :注入口
50a :開口部
50b :開口通路部
61 :ボディ(第1部分)
62 :フランジ(第2部分)
62a :ニップ面
62b :外面
63 :ヘッド
63a :基端部
63b :先端部
63c :ニップ面
66 :タブ(操作突起)
66a :第1面
66b :第2面
67 :引っ掛かり部(突部又は窪み)
68 :アーム本体
68a :基端部
68b :先端部
68c :薄肉部
69 :アーム根部
70 :カバー
100 :タンクユニット
A1 :手前側半分
A2 :奥側半分
B1 :手前側半分
B2 :奥側半分
D1 :第1方向
D2 :第2方向
D3 :第3方向
L :開口中心線
Claims (8)
- 液体消費部と、
前記液体消費部によって消費される液体が貯留される液体貯留室及び前記液体貯留室に液体を注入するための注入口を有するタンクと、
前記注入口に挿脱可能に装着されて当該注入口を閉塞可能なキャップと、
前記液体消費部と前記タンクの少なくとも一部分が収容された筐体とを備え、
前記キャップは、前記キャップが前記注入口に装着されているときに、当該注入口内に位置する柱状の第1部分と、前記キャップが前記注入口に装着されているときに、前記タンクの外部に位置する部分であって、前記注入口の開口中心線と交わり且つ前記タンクの外部を向く外面、及び前記外面から突出する操作突起を有する第2部分と、前記タンク又は前記筐体と前記第2部分とを繋ぐ弾性体であるアームとを有し、
前記アームは、前記キャップが前記注入口に装着されているときに弾性変形しており、前記キャップが前記注入口から外されると、弾性回復により基部を中心として前記第2部分と連結された先端部が回動するように、当該アームの基部が前記タンク又は前記筐体に支持されており、
前記筐体又は前記タンクは、前記アームが回動する過程で、前記アーム及び前記第2部分の前記外面よりも先に前記キャップの前記操作突起と当接する壁部を有し、
前記キャップが前記注入口から外されると、前記アームの先端部が上方に回動するように、前記アームのうち少なくとも基部が自然状態で起立した姿勢で前記アームの基部が前記タンク又は前記筐体に支持されている、
液体消費装置。 - 前記キャップが前記注入口に装着されているときに、前記操作突起は前記外面の前記注入口の開口中心線と重複しない位置から突出している、
請求項1に記載の液体消費装置。 - 前記キャップが前記注入口に装着されているときに、前記操作突起の基端は、前記注入口の外縁から前記注入口の開口中心線と平行に延長した延長線上に位置する、
請求項1又は2に記載の液体消費装置。 - 前記キャップが前記注入口に装着されているときに、前記アームは屈曲しており、前記操作突起が前記アームの屈曲部分と前記注入口の開口中心線との間に位置する、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体消費装置。 - 液体消費部と、
前記液体消費部によって消費される液体が貯留される液体貯留室及び前記液体貯留室に液体を注入するための注入口を有するタンクと、
前記注入口に挿脱可能に装着されて当該注入口を閉塞可能なキャップと、
前記液体消費部と前記タンクの少なくとも一部分が収容された筐体とを備え、
前記キャップは、前記キャップが前記注入口に装着されているときに、当該注入口内に位置する柱状の第1部分と、前記キャップが前記注入口に装着されているときに、前記タンクの外部に位置する部分であって、前記注入口の開口中心線と交わり且つ前記タンクの外部を向く外面、及び前記外面から突出する操作突起を有する第2部分と、前記タンク又は前記筐体と前記第2部分とを繋ぐ弾性体であるアームとを有し、
前記キャップが前記注入口に装着されているときに、前記操作突起は、前記注入口の開口中心線よりも前記アームの方向にずれた位置から突出しており、前記アームは、基部において前記タンク又は前記筐体と連結されており、基部から上方へ向かって延び、弾性変形により屈曲した後、下方へ向かって延びて、その先端部が前記第2部分と連結されて、
前記キャップが前記注入口から外されると、前記アームの前記第2部分と連結された先端部が弾性回復により前記アームの基部を中心として回動するように、当該アームの基部が前記タンク又は前記筐体に支持されており、
前記筐体又は前記タンクは、前記アームが回動する過程で、前記アーム及び前記第2部分の前記外面よりも先に前記キャップの前記操作突起と当接する壁部を有する、
液体消費装置。 - 前記操作突起は、前記外面からの突出方向である第1方向に第1寸法を有し、前記第1方向と直交する第2方向に第2寸法を有し、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に前記第2寸法よりも小さい第3寸法を有し、且つ、第1面と当該第1面とは表裏をなす第2面とを有し、 前記タンクが前記注入口を通じて前記液体貯留室へ液体が注入される注入姿勢にあり、且つ、前記キャップが前記注入口に装着されているときに、前記第1面と前記アームとが対峙しており、
前記第1面には、少なくとも1つの突部又は窪みが形成されている、
請求項5に記載の液体消費装置。 - 前記第2面に、前記第1面に形成された突部又は窪みの数よりも少ない数の、突部又は窪みが形成されている、
請求項6に記載の液体消費装置。 - 前記タンクが前記注入口を通じて前記液体貯留室へ液体が注入される注入姿勢にあるときに、前記注入口は斜め上方に向かって開口しており、且つ、前記アームの基部は前記注入口よりも上方に位置する、
請求項5〜7のいずれか一項に記載の液体消費装置。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015008170A JP6428289B2 (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | 液体消費装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015008170A Active JP6428289B2 (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | 液体消費装置 |
Country Status (1)
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2015
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