JPH11199083A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH11199083A
JPH11199083A JP1324198A JP1324198A JPH11199083A JP H11199083 A JPH11199083 A JP H11199083A JP 1324198 A JP1324198 A JP 1324198A JP 1324198 A JP1324198 A JP 1324198A JP H11199083 A JPH11199083 A JP H11199083A
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JP
Japan
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recording
paper
paper feed
protective cover
recording apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP1324198A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kato
浩幸 加藤
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露出した機械部分を覆う保護カバー、および
記録用紙を案内するガイドの組付工数を軽減できる記録
装置を実現する。 【解決手段】 給紙ローラ14の前端、スプリング1
8、第1リリースレバー19の取付部分およびリンク部
材21の下部などの機械部分を覆う保護カバー15に
は、その下部に第1ガイド部材15cが一体形成されて
いる。また、保護カバー15は、爪15gを仕切部材1
1aの係止孔11bに係止することにより、着脱可能に
なっている。このように、保護カバーおよびガイドが一
体形成されているため、部品点数を1つに減らすことが
できる。したがって、組付工数を1つに軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録用紙に記録を
行う記録手段と、この記録手段側に記録用紙を搬送する
搬送手段とが備えられた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記記録装置として、たとえば図
3に示すインクジェット記録装置40が知られている。
このインクジェット記録装置40は、給紙から記録を経
て排出までを次のように行う。まず、給紙カセット41
に収容されている記録用紙42は、給紙ローラ43によ
って中間ローラ44側へ搬送される。ここで、給紙ロー
ラ43によって搬送された記録用紙42の先端は、中間
ローラ44の近傍に設けられた金属製のガイド45に当
接しながら中間ローラ44側へ案内される。そして、中
間ローラ44,44間を通った記録用紙42は、ガイド
52aによって紙送りローラ46側へ案内され、紙送り
ローラ46および押さえローラ47aによってインクジ
ェットヘッド48の記録面48aと対向する位置へ送ら
れる。そして、インクジェットヘッド48によって記録
された記録用紙42は、排出ローラ49,49によって
図示しない記録用紙排出口へ排出される。
【0003】ところで、上記押さえローラ47aは、押
さえローラホルダ47の先端に回転可能に軸止されてお
り、また、押さえローラホルダ47は、その上方に設け
られた取付部材52に取付けられている。そして、取付
部材52の上面には、フィルム状の保護シール50が貼
り付けられており、この保護シール50は、中間ローラ
44の上方を覆う形態になっていて、その表面には、保
護シール50より下には手を入れないように警告する文
章が印刷されている。つまり、紙詰まりが発生した場合
など、パネル51を開放して詰まった紙を取ろうとした
際に誤って手をガイド45の先端で傷付けたり、指を中
間ローラ44,44間に巻き込んで怪我を負ったりしな
いように警告を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にフィルム状の保護シール50に警告文を印刷しておい
ても、使用者が見落とす場合がある。また、保護シール
50およびガイド45間には大きな隙間があり、その隙
間から指を入れるおそれがある。そこで、保護シール5
0に代えて、ガイド45の上端近傍まで覆う形状の合成
樹脂製の保護カバーを取り付ける手段が考えられた。し
かし、合成樹脂製の保護カバーとなると、貼り付けるだ
けの保護シールの場合と異なり、組付けに手間がかかる
し、製造コストが高くなる。
【0005】そこで、本発明は、保護カバーの組付の手
間を軽減できるとともに、製造コストを低減できる記録
装置を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、記録用紙に記
録を行う記録手段と、この記録手段側に前記記録用紙を
搬送する搬送手段と、が備えられた記録装置において、
前記記録手段および搬送手段の少なくとも一方を構成す
る部材を保護するための保護カバーと、前記搬送手段に
よって搬送される前記記録用紙を前記記録手段へ案内す
るガイドとが一体形成されてなるという技術的手段を採
用する。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の記録装置において、前記記録用紙を収容する給紙カ
セットが、この記録装置の本体に対して着脱可能に備え
られており、前記保護カバーは、前記給紙カセットを取
り外した場合に露出する部材を保護するものであるとい
う技術的手段を採用する。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の記録装置において、前記給紙カセットと前記保護カ
バーは、近接して配置されてなるという技術的手段を採
用する。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項2また
は請求項3に記載の記録装置において、前記搬送手段に
は、前記給紙カセットに収容された記録用紙を前記記録
手段側に送り出す給紙ローラが備えられており、その給
紙ローラは、前記給紙カセットと共に、この記録装置の
本体に対して着脱可能であるという技術的手段を採用す
る。
【0010】
【作用】請求項1ないし請求項4に記載の発明では、記
録手段および搬送手段の少なくとも一方を構成する部材
を保護するための保護カバーと、搬送手段によって搬送
される記録用紙を記録手段へ案内するガイドとが一体形
成されてなるため、それらを1つの工程数で組み付ける
ことができる。したがって、保護カバーおよびガイドが
別部材のものよりも、それらを組付けるための手間を軽
減できるとともに、製造コストを低減できる。
【0011】また、記録用紙を収容する給紙カセット
が、この記録装置の本体に対して着脱可能に備えられて
いる記録装置にあっては、請求項2に記載の発明のよう
に、上記保護カバーが、給紙カセットを取り外した場合
に露出する部材を保護するという技術的手段を採用する
ことにより、給紙カセットを取り外した際に露出した部
材によって手に怪我を負うのを防止できる。
【0012】さらに、請求項3に記載の発明のように、
上記給紙カセットと保護カバーが、近接して配置されて
なる技術的手段を採用することにより、複雑な構成を用
いなくても保護カバーとガイドとの一体形成を実現でき
る。つまり、従来のインクジェット記録装置40のよう
に、中間ローラ44,44を設ける必要がないため、上
記機械部分から給紙ローラまでの距離を短くすることが
できる。したがって、その距離が短い分、保護カバーを
小さくすることができるため、容易に保護カバーとガイ
ド部材との一体形成を実現できる。
【0013】また、請求項2または請求項3に記載の技
術的手段は、請求項4に記載の発明のように、上記搬送
手段には、給紙カセットに収容された記録用紙を記録手
段側に送り出す給紙ローラが備えられており、その給紙
ローラは、給紙カセットと共に、記録装置の本体に対し
て着脱可能である記録装置に好適に採用される。つま
り、そのような記録装置では、給紙ローラの部分に紙詰
まりが生じた場合に給紙カセットを取り外すことによ
り、紙詰まりを解除することができるが、その際、保護
カバーによって搬送手段あるいは記録手段を構成する部
品が露出しないようにできるため、この記録装置の使用
者の手が露出した部品に触れて怪我を負うおそれがな
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1および図2を参照して説明する。なお、本実施形
態では、本発明の記録装置として、プリンタ、ファクシ
ミリ、コピーなどの複数の機能を備えた記録装置のう
ち、インクジェットヘッドによって記録を行う記録装置
を代表に説明する。図1は、本発明実施形態の記録装置
の主な内部機構を示す縦断面説明図であり、図2は、図
1に示す内部機構の一部を拡大して示す部分拡大説明図
である。なお、図1および図2は、イメージスキャナな
どを省略して示し、図面右側が記録装置の前部であり、
左側が後部である。
【0015】記録装置10の本体を構成するハウジング
11の後部には、記録用紙12を複数枚収容できる給紙
カセット13が設けられており、この給紙カセット13
の下部前方には、記録用紙12の幅方向に沿った回転軸
を有する給紙ローラ14が設けられている。給紙カセッ
ト13は、ハウジング11の後部にフック13aによっ
て取り外し可能に係止されており、これにより給紙カセ
ット13は、給紙ローラ13と共にハウジング11に対
して着脱可能になっている。つまり、給紙カセット13
を取り外すことにより、給紙ローラ13の下部に生じた
紙詰まりを解除することができるようになっている。ま
た、給紙ローラ14の前方であって、ハウジング11の
内部には、ハウジング11の下面から上面に向けて鉛直
方向に形成された板状の仕切部材11aが形成されてお
り、その仕切部材11aの後面には、保護カバー15が
取り付けられている。
【0016】保護カバー15は、その最上部に形成され
た上板部材15aと、この上板部材15aの後端から下
方に向けて、ややくの字状に形成された表板部材15b
と、この表板部材15bの下端に形成されており、給紙
ローラ14によって搬送されてきた記録用紙12の先端
を当接させて案内する断面ほぼ逆コの字状の第1ガイド
部材15cと、この第1ガイド部材15cの前部上端と
上板部材15aの前端との間に形成されており、仕切部
材11aの後面に位置する背板部材15dと、この背板
部材15dのほぼ中央から表板部材15bに向かう途中
まで形成された横仕切り部材15eと、この横仕切り部
材15eの後端から表板部材15bの下端に向けて形成
された縦仕切部材15fとから構成されている。
【0017】また、上板部材15aの前端には、爪15
gが形成されており、この爪15gが仕切部材11aに
貫通形成された係止孔11bに取り外し可能に係止され
ている。これにより、保護カバー15は、仕切部材11
aに対して着脱可能になっている。さらに、表板部材1
5bには、給紙ローラ14の前端が保護カバー15の内
部に入り込むように、図示しない切欠き部が形成されて
いる。さらに、第1ガイド部材15cの前方には、第2
ガイド部材16が設けられている。第2ガイド部材16
のほぼ中央には、軸部材16aが突出形成されており、
その軸部材16aは、仕切部材11aの下端に設けられ
た保持部11eに回動可能に軸止されている。また、第
2ガイド部材16の前端には、押さえローラ16bが回
転可能に軸止されている。押さえローラ16bと対向す
る下側には紙送りローラ17が軸止されている。第2ガ
イド部材16の後端には、保護カバー15の内部に収容
されたスプリング18の一端が係止されており、スプリ
ング18の他端は、仕切部材11aの下方に係止されて
いる。
【0018】つまり、第2ガイド部材16の後端は、ス
プリング18によって時計方向へ付勢されており、これ
により、押さえローラ16bが、紙送りローラ17の上
面を押さえる状態が維持される。また、第2ガイド部材
16の後端上には突出部16cが形成されており、その
突出部16cの上には、逆L字状の金具24が設けられ
ている。その金具24には、第1リリースレバー19の
後端が設けられており、第1リリースレバー19は、ボ
ルト19aによって回動可能に軸止されている。そし
て、第1リリースレバー19の前端を上方に引き上げる
と、第1リリースレバー19がボルト19aを中心に時
計方向へ回動し、第1リリースレバー19の後端によっ
て金具24を介して第2ガイド部材16が下方に押し下
げられ、第2ガイド部材16が軸部材16aを中心に反
時計方向に回動し、押さえローラ16bが紙送りローラ
17から離れる。これにより、紙送りローラ17および
押さえローラ16b間の紙詰まりを解除することが可能
となる。
【0019】さらに、仕切部材11aの上端に形成され
た取付部材11cには、第2リリースレバー20がボル
ト20aによって回動可能に軸止されており、第2リリ
ースレバー20の後端と金具24の上端との間には、細
長い棒状のリンク部材21が介在されている。このリン
ク部材21は、保護カバー15の上板部材15aに挿通
されているとともに、保持部材21a,21aによって
仕切部材11aに保持されており、保持部材21a,2
1aの内部を上下方向に移動可能になっている。そし
て、第2リリースレバー20の前端を上方へ引き上げる
と、第2リリースレバー20は、ボルト20aを中心に
反時計方向へ回動し、第2リリースレバー20の後端に
よってリンク部材21が下方へ押し下げられ、リンク部
材21の下端によって金具24が下方に押し下げられ
る。この金具24の下方への押し下げによって第2ガイ
ド部材16の後端が下方に押し下げられ、第2ガイド部
材16が軸部材16aを中心に反時計方向へ回動し、押
さえローラ16bが紙送りローラ17の上面から離れ
る。つまり、給紙カセット13を外さなくても、カバー
11dを開いて第2リリースレバー20を操作すること
により、紙送りローラ17および押さえローラ16b間
の紙詰まりを解除することが可能となる。
【0020】また、記録装置10には、インクジェット
ヘッド30のノズル内に詰まった不良インクなどを吸引
してインクの吐出機能を回復させるためのパージング機
構が図示しない箇所に設けられており、そのパージング
機構の一部は、給紙カセット13を外した際に露出する
が、その露出する部分は、保護カバー15によって覆わ
れている。なお、本実施形態では、保護カバー15およ
びリンク部材21は、合成樹脂により形成されている。
【0021】インクジェットヘッド30は、キャリッジ
31に着脱可能に搭載されており、キャリッジ31は、
記録装置10の幅方向に設けられたガイド軸32に往復
動可能に取り付けられている。インクジェットヘッド3
0の内部には、圧電素子が取付けられた複数のインク室
が形成されており、その圧電素子に電圧を印加すること
により、インク室の容積が変化され、インク室に形成さ
れたノズルから記録用紙12上にインク液滴が吐出され
る。また、インクジェットヘッド30の前方には、記録
用紙12を図示しない記録用紙排出口へ排出する排出ロ
ーラ22,23が回転可能に軸止されている。
【0022】以上のように、保護カバー15は、スプリ
ング18、第1リリースレバー19の取付部分、リンク
部材21の下部およびパージング機構の一部などの機械
部分を覆うカバーと、給紙ローラ14によって搬送され
た記録用紙12を案内するガイド部材とが一体形成され
ているため、部品点数が1つで良く、組付工程も1工程
で済む。しかも、保護カバー15は、爪15gを仕切部
材11aの係止孔11bに係止するだけの簡単な作業で
取り付けることができる。したがって、本実施形態の記
録装置10によれば、従来の記録装置のように保護カバ
ーとガイドとが別部材のものよりも、組付の手間を軽減
できるとともに、製造コストを低減できる。また、本実
施形態の記録装置10は、給紙ローラ14の直径を図3
に示した従来のインクジェット記録装置40の給紙ロー
ラ43よりも大きくすることにより、給紙ローラ14の
1回転で記録用紙12を紙送りローラ17まで搬送でき
るようになっている。したがって、従来のインクジェッ
ト記録装置40のように、中間ローラ44,44を設け
る必要がないため、上記機械部分から給紙ローラまでの
距離を短くすることができる。つまり、その距離が短い
分、保護カバー15を小さくすることができるため、製
造コストを低減でき、給紙カセット13と保護カバー1
5とが近接配置されていることで、容易に保護カバーと
ガイド部材との一体形成を実現できる。
【0023】上記構成の記録装置10は、記録用紙12
の給紙から、記録を経て排出するまでを次のように行
う。まず、給紙カセット13に収容された記録用紙12
は、反時計方向に回転する給紙ローラ14によって第1
ガイド部材15c側へ送られ、第1ガイド部材15cに
よって第2ガイド部材16側へ案内される。続いて、第
2ガイド部材16によって案内された記録用紙12は、
紙送りローラ17および押さえローラ16b間を通って
インクジェットヘッド30側へ送り出される。
【0024】そして、記録用紙12の最初の記録位置が
記録面30aに達したときに紙送りローラ17の回転が
停止し、インクジェットヘッド30が駆動され、キャリ
ッジ31がガイド軸32に沿って記録領域内を往復動
し、インクジェットヘッド30は、記録用紙12上にイ
ンク液滴を吐出して記録を行う。続いて、1行分の印刷
が終了すると、紙送りローラ17が所定量回転し、記録
用紙12は、次の記録位置まで紙送りされ、上記同様の
記録動作が行われる。以後、上記と同様の記録および紙
送りが繰り返され、記録用紙12は排出ローラ22,2
3の間を通って図示しない記録用紙排出口へ排出され
る。
【0025】なお、上記実施形態では、保護カバー15
を仕切部材11aに対して着脱可能な構成にした場合を
説明したが、保護カバー15を仕切部材11aと一体形
成する構成にすることもできる。また、保護カバー15
の第1ガイド部材15cを第2ガイド部材16と共用す
る形状に形成することもできる。さらに、保護カバー1
5を金属により形成することもできる。また、上記実施
形態では、本発明の記録装置としてインクジェットヘッ
ドを備えた記録装置を代表に説明したが、レーザープリ
ンタ、コピー機、ファクシミリなど、記録用紙に記録を
行う記録手段と、この記録手段側に記録用紙を搬送する
搬送手段とが備えられた記録装置であれば本発明を適用
できる。ところで、上記インクジェットヘッドが本発明
の記録手段に対応し、給紙ローラ14、紙送りローラ1
7、押さえローラ16b、第2ガイド部材16、スプリ
ング18が本発明の搬送手段に対応する。また、記録装
置10から給紙カセット13および給紙ローラ14を取
り外した際に残る部分が、本発明の記録装置の本体に対
応する。さらに、第1ガイド部材15cが本発明のガイ
ドに対応し、保護カバー15を構成する複数の部材から
第1ガイド部材15cを除いた部分が本発明の保護カバ
ーに対応する。
【0026】
【発明の効果】請求項1ないし請求項4に記載の発明に
よれば、記録手段および搬送手段の少なくとも一方を構
成する部材を保護するための保護カバーと、搬送手段に
よって搬送される記録用紙を記録手段へ案内するガイド
とが一体形成されてなるため、それらを1つの工程数で
組み付けることができる。したがって、保護カバーおよ
びガイドが別部材のものよりも、それらを組付けるため
の手間を軽減できるとともに、製造コストを低減でき
る。
【0027】また、記録用紙を収容する給紙カセット
が、記録装置の本体に対して着脱可能に備えられている
記録装置にあっては、請求項2に記載の発明のように、
上記保護カバーが、給紙カセットを取り外した場合に露
出する部材を保護するという技術的手段を採用すること
により、給紙カセットを取り外した際に露出した部材に
よって手に怪我を負うのを防止できる。
【0028】さらに、請求項3に記載の発明のように、
上記給紙カセットと保護カバーが、近接して配置されて
なる技術的手段を採用することにより、複雑な構成を用
いなくても保護カバーとガイドとの一体形成を実現でき
る。
【0029】また、請求項2または請求項3に記載の技
術的手段は、請求項4に記載の発明のように、上記搬送
手段には、給紙カセットに収容された記録用紙を記録手
段側に送り出す給紙ローラが備えられており、その給紙
ローラは、給紙カセットと共に、記録装置の本体に対し
て着脱可能である記録装置に好適に採用される。つま
り、そのような記録装置では、給紙ローラの部分に紙詰
まりが生じた場合に給紙カセットを取り外すことによ
り、紙詰まりを解除することができるが、その際、保護
カバーによって搬送手段あるいは記録手段を構成する部
品が露出しないようになっているので、この記録装置の
使用者の手が露出した部品に触れて怪我を負うおそれが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の記録装置の主な内部機構を示
す縦断面説明図である。
【図2】図1に示す縦断面説明図の一部を拡大して示す
部分拡大説明図である。
【図3】従来のインクジェット記録装置の主な内部機構
を示す縦断面説明図である。
【符号の説明】
10 記録装置 11 ハウジング 11a 仕切部材 12 記録用紙 13 給紙カセット 14 給紙ローラ 15 保護カバー 15g 爪 15c 第1ガイド部材 16 第2ガイド部材 16b 押さえローラ 17 紙送りローラ 19 第1リリースレバー 20 第2リリースレバー 21 リンク部材 30 インクジェットヘッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用紙に記録を行う記録手段と、 この記録手段側に前記記録用紙を搬送する搬送手段と、
    が備えられた記録装置において、 前記記録手段および搬送手段の少なくとも一方を構成す
    る部材を保護するための保護カバーと、前記搬送手段に
    よって搬送される前記記録用紙を前記記録手段へ案内す
    るガイドとが一体形成されてなることを特徴とする記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記記録用紙を収容する給紙カセット
    が、この記録装置の本体に対して着脱可能に備えられて
    おり、 前記保護カバーは、前記給紙カセットを取り外した場合
    に露出する部材を保護するものであることを特徴とする
    請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記給紙カセットと前記保護カバーは、
    近接して配置されてなることを特徴とする請求項2に記
    載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段には、前記給紙カセットに
    収容された記録用紙を前記記録手段側に送り出す給紙ロ
    ーラが備えられており、その給紙ローラは、前記給紙カ
    セットと共に、この記録装置の本体に対して着脱可能で
    あることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の
    記録装置。
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