JPH0323867Y2 - - Google Patents

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JPH0323867Y2
JPH0323867Y2 JP15704184U JP15704184U JPH0323867Y2 JP H0323867 Y2 JPH0323867 Y2 JP H0323867Y2 JP 15704184 U JP15704184 U JP 15704184U JP 15704184 U JP15704184 U JP 15704184U JP H0323867 Y2 JPH0323867 Y2 JP H0323867Y2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のフユエルフイラーリツド構
造に関するものである。
(従来技術) 従来公知のフユエルフイラーリツドは、一枚の
板部材で構成されており、該リツドに、リツド閉
止時におけるフイラーボツクス側の部材と当接さ
れるクツシヨンゴム嵌め込み用の突起を一体に形
成したものがある(実公昭52−18816号公報参
照)。ところが、上記公知例の如く、一枚の板部
材で構成すると、リツド自体に開閉操作時の荷重
が作用するところから、外観変形の防止のために
は、比較的大きな剛性を要求されることとなる。
又、一枚部材の場合、ロツク係合部、リフトスプ
リング当接部等をリツドに一体に設けることが、
成形加工上困難であり、それぞれ別部材構成を余
儀なくされることとなり、組付時の寸法誤差等に
起因して、ロツクを完全に行えない等の問題がお
こる。
(考案の目的) 本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
その目的は、リツド内面に沿つてインナパネルを
固着した二重構造とし、このインナパネルに荷重
が作用する部分、例えば、ロツク係合部、クツシ
ヨンゴム取付部、リフトスプリング当接部、ヒン
ジ部等を一体成形して、組付寸法精度の向上およ
び部品点数の削減を図り且つリツド外観の変形防
止を図らんとすることにある。
(目的を達成するための手段) 本考案は、上記目的達成のための手段として、
フイラーリツドの内面に沿つて固着されたインナ
パネルの一側に、該インナパネルをフイラーボツ
クス本体に枢着すべきヒンジ部を一体に設ける一
方、前記インナパネルの他側には、中央部にあつ
てフイラーリツドロツク装置のロツク片と係合す
る係合部と、該係合部を挟む一端側にあつてフイ
ラーボツクス本体側に固定されたリフトスプリン
グの基端部と当接すべくクツシヨンラバーを装着
したフランジ部と、前記係合部を挟む他端側にあ
つて前記リフトスプリングの自由端部と当接する
スプリング当接部とを一体に設けたことを特徴と
している。
(作用) 本考案では、上記手段によつて、リツド開閉時
に作用する荷重をインナパネルで受けとめ、リツ
ド外面への荷重の作用が抑制されるとともに、リ
ツド閉止時においては、リフトスプリング当接部
とクツシヨンラバーとの2点で支持されることと
なり、リツド閉止状態の安定化が図れるという作
用が得られる。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の好適な
実施例を説明する。
自動車の車体1の適所に設けられた開口部2に
は、燃料タンク(図示省略)への入口となる燃料
注入口4が底部に開口せしめられたフイラーボツ
クス本体3が装着されている。
該フイラーボツクス本体3の一側面には、前記
開口部2を開閉するフイラーリツド5を枢着すべ
きアーム6が固着されている。
又、前記フイラーボツクス本体3の他側面(即
ち、アーム6の取付位置と対向する側面)の中央
部には、前記フイラーリツド5を閉止状態に保持
するためのフイラーリツドロツク装置7が設けら
れている。
該フイラーリツドロツク装置7は、フイラーボ
ツクス本体3内方に進退自在に突出せしめられた
ロツク片8をワイヤ9を介して運転席から進退操
作し得るように構成されている。符号10はロツ
ク片8をロツク方向に復帰せしめるためのリター
ンスプリングである。
更に、前記フイラーボツクス本体3内面側に
は、前記フイラーリツドロツク装置7と共に、ロ
ツク解除時においてフイラーリツド5を開方向に
付勢するリフトスプリング11が取付けられてい
る。該リフトスプリング11は、フイラーリツド
ロツク装置7と共にボツクス本体3側面に固着さ
れた取付板12の一端に一体形成された基端部1
1aから前記ロツク片8を越えて延び自由端部1
1bに至る板ばね状を呈している。
前記フイラーリツド5には、該フイラーリツド
5より剛性に富む材質からなるインナパネル13
が内面に沿つて固着されている。
該インナパネル13の一側には、前記アーム6
を枢支する軸14を枢着すべく構成されたヒンジ
部15,15が一体に設けられている。
一方、このインナパネル13の他側には、中央
部において内方に屈曲形成され且つ前記ロツク装
置7のロツク片8を係合すべき穴17を有する係
合部16と、該係合部16を挟む一端側にあつて
前記リフトスプリング11の基端部11aと当接
すべく構成され且つクツシヨンラバー19を装着
したフランジ部18と、前記係合部16を挟む他
端側にあつて前記リフトスプリング11の自由端
部11bと当接するスプリング当接部20とが一
体に設けられている。
前記係合部16には、穴17より内方にリツド
閉止時にロツク片8をガイドする傾斜部21が一
体に延設されている。
前記スプリング当接部20は、第3図に示すよ
うに、フランジ部18より内方に位置せしめられ
ている。符号22はインナパネル13中心部に形
成された穴である。
上記構成において、リツド閉止時には、ロツク
装置7のロツク片8が係合部16と係合して閉止
状態を保持しているが、この時、フイラーリツド
5は、クツシヨンラバー19とスプリング当接部
20との2点で支持されることとなり、安定した
閉止状態を保持される。
而して、運転席よりワイヤ9を引張ると、ロツ
ク装置7のロツク片8と係合部16との係合が外
れ、同時にフイラーリツド5はリフトスプリング
11の反発力によつて第1図鎖線図示の如くリフ
トアツプされる。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、フイラーリツド
の内面に沿つて固着されたインナパネルに、フイ
ラーリツドをボツクス本体に枢着するためのヒン
ジ部、ロツク装置のロツク片を係合する係合部、
リフトスプリングの基端部と当接すべくクツシヨ
ンラバーを装着するフランジ部およびリフトスプ
リングの自由端部と当接するスプリング当接部を
一体に設けるようにしたので、一体成形による寸
法精度の向上と部品点数の削減とが可能となるば
かりでなく、リツド開閉時の荷重をインナパネル
が受けることとなり、フイラーリツド自体の外観
形状の変形を効果的に抑制することができるとい
う実用的な効果がある。
又、リツド閉止時においては、フイラーリツド
がクツシヨンラバーとスプリング当接部との2点
て支持されるため、安定した閉止状態を確保でき
るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例にかかるフユエルフ
イラーリツド構造を示す横断面図、第2図は、フ
イラーリツドの正面図、第3図は、第2図の−
拡大断面図である。 1……車体、2……開口部、3……フイラーボ
ツクス本体、4……燃料注入口、5……フイラー
リツド、7……フイラーリツドロツク装置、8…
…ロツク片、11……リフトスプリング、11a
……基端部、11b……自由端部、13……イン
ナパネル、15……ヒンジ部、16……係合部、
18……フランジ部、19……クツシヨンラバ
ー、20……スプリング当接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に設けられた開口部に装着され、燃料注入
    口が開口せしめられているフイラーボツクス本体
    と、該フイラーボツクス本体の一側面に開閉自在
    に枢着されたフイラーリツドと、前記フイラーボ
    ツクス本体の他側面略中央部に設けられたフイラ
    ーリツドロツク装置とからなり、前記フイラーリ
    ツドには、内面に沿つてインナパネルが固着され
    ていて、該インナパネルの一側には、インナパネ
    ルをフイラーボツクス本体に枢着すべきヒンジ部
    が一体に設けられ、このインナパネルの他側に
    は、中央部にあつて前記フイラーリツドロツク装
    置のロツク片と係合する係合部と、該係合部を挟
    む一端側にあつて前記フイラーリツドロツク装置
    とともにフイラーボツクス本体側に固定されたリ
    フトスプリングの基端部と当接すべくクツシヨン
    ラバーを装着したフランジ部と、前記係合部を挟
    む他端側にあつて前記リフトスプリングの自由端
    部と当接するスプリング当接部とが一体に設けら
    れていることを特徴とするフユエルフイラーリツ
    ド構造。
JP15704184U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPH0323867Y2 (ja)

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JPH0539934Y2 (ja) * 1988-03-25 1993-10-12
KR20030094591A (ko) * 2002-06-07 2003-12-18 현대자동차주식회사 연료도어의 간극유지장치

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