JPH067942Y2 - オープンカーのルーフ構造 - Google Patents

オープンカーのルーフ構造

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JPH067942Y2
JPH067942Y2 JP10021788U JP10021788U JPH067942Y2 JP H067942 Y2 JPH067942 Y2 JP H067942Y2 JP 10021788 U JP10021788 U JP 10021788U JP 10021788 U JP10021788 U JP 10021788U JP H067942 Y2 JPH067942 Y2 JP H067942Y2
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JP
Japan
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roof
hood
state
roof member
fixing
Prior art date
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JP10021788U
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JPH0221030U (ja
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誠一 大本
浩之 茶堂
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はオープンカーのルーフ構造、特にルーフ部を開
閉すべく着脱自在とされた着脱式ルーフ部材と、該着脱
式ルーフ部材を取り外した状態においてルーフ部を覆っ
た装着状態とルーフ部を開放すべく車体後部に折り畳ま
れた収納状態とに開閉自在に支持された幌屋根部材とが
備えられたオープンカーのルーフ構造に関する。
(従来の技術) 近年においては、乗員の要望に応じて車体のルーフ部を
開閉し得るように該ルーフ部を形成するルーフ部材が、
車体に対して着脱自在もしくは車体後部に折り畳まれた
収納状態とルーフ部を覆う装着状態とに開閉自在に支持
されたオープントップ型の自動車が知られている。
例えば、実開昭62−103621号公報においては、
ルーフ部を覆った装着状態と車体後部に折り畳まれた収
納状態とに開閉自在に支持された幌屋根部材が装備され
たオープンカーが示されており、該幌屋根部材を収納状
態あるいは装着状態とすることにより、ルーフ部を開閉
し得るようになっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記のようなオープンカーにおいては、車体
後部に折り畳まれて収納状態とされた幌屋根部材が、車
体の振動や走行中における車体のバウンド等に起因して
上下方向はもとより左右方向(車幅方向)に振動するこ
とにより、騒音を発生させる原因となっていた。そのた
め、上記幌屋根部材を収納状態で車体に固定する固定部
材を新たに設けることにより、該幌屋根部材の振動を防
止する必要がある。しかしながら、上記のような固定部
材を特別に設けた場合には、徒に部品点数を増加させる
と共に、該固定部材による上記幌屋根部材の固定時にお
ける操作が面倒なものとなっていた。
一方、上記のような幌屋根部材を備えると共に、ルーフ
部を閉じた装着状態とルーフ部を開放すべく非装着状態
とに着脱自在とされたハードルーフが装備された形式の
オープンカーが知られているが、この種のオープンカー
においても走行時等における上記幌屋根部材の振動を如
何防止するかが課題とされていた。
なお、上記従来例(実開昭62−103621号公報)
においては、収納状態とされた幌屋根部材の上部を覆う
カバー部材が装備された構成とされているが、これは、
収納状態とされた幌屋根部材の上部をカバー部材により
覆うことにより、幌屋根部材収納時における外観の向上
を目的としたものであって、収納状態とされた幌屋根部
材の振動を防止することを目的とするものではない。
本考案は、上記のような問題に対処するもので、ルーフ
部を開閉すべく装着状態と非装着状態とに着脱自在とさ
れたルーフ部材と、該ルーフ部材の非装着時にルーフ部
を覆った装着状態とルーフ部を開放すべく車体後部に折
り畳まれた収納状態とに開閉自在に支持された幌屋根部
材とが備えられたオープンカーにおいて、上記幌屋根部
材を収納状態で車体に固定する場合に、特にルーフ部材
装着時において、極めて簡単な操作により上記幌屋根部
材を確実に車体に固定し得るオープンカーのルーフ構造
を提供し、以て、該幌屋根部材の振動を効果的に防止す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は次のように構成
したことを特徴とする。
即ち、ルーフ部を開閉すべく着脱自在とされた着脱式ル
ーフ部材と、該ルーフ部材を取り外した状態においてル
ーフ部を覆った装着状態とルーフ部を開放すべく車体後
部に折り畳まれた収納状態とに開閉自在に支持された幌
屋根部材とが備えられたオープンカーのルーフ構造にお
いて、上記着脱式ルーフ部材の後端縁内面側に、その装
着状態において、収納状態とされた上記幌屋根部材の上
面の高さまで該幌屋根部材側に向けて突出して該幌屋根
部材の上面所定位置を下方に押えることにより、該幌屋
根部材を収納状態で固定する固定部材を設けたことを特
徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、ルーフ部を開閉すべく着脱自在と
された着脱式ルーフ部材の装着時において該ルーフ部材
の後部に設けられた固定部材が、車体の後部に折り畳ま
れた収納状態とされた幌屋根部材の上面定位置を押える
ことになって、該幌屋根部材が車体側に固定されること
になる。このように、上記着脱式ルーフ部材を装着状態
とするだけの極めて簡単な操作により、幌屋根部材を収
納状態で確実に固定することができ、これにより、該幌
屋根部材の振動を防止することが可能となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1、2図はそれぞれ本実施例に係るオープンカーのル
ーフ構造が適用された自動車の全体概略側面図および全
体概略平面図であって、この自動車1は、ルーフ部2を
形成するハードルーフ3が着脱自在として装備されてい
ると共に、同じく上記ルーフ部2を形成すべくリンク機
構4を介して左右一対のフレーム部材5、5および該フ
レーム部材5、5間に先端部が取り付けられ、且つ後端
部が車体の所定位置に取り付けられた幌6(第4図参
照)が、ルーフ部2を覆う装着状態と車体後部の所定位
置に折り畳まれた収納状態とに開閉自在とされたソフト
トップ7が備えられている。そして、図示のように、上
記ハードルーフ3の装着時においては、ソフトトップ7
が車体後部の所定位置に折り畳まれた収納状態とされて
いる。
また、第2図に示すように、上記ハードルーフ3の前端
縁3aが当接するフロントヘッダ部8の下面側(車室内
側)における車幅方向の所定位置には、左右一対のスト
ライカ9、9(第3図参照)が設けられていると共に、
上記ハードルーフ前端縁3aの内面側(車室内側)にお
ける車幅方向の所定位置には、上記ストライカ9、9に
係合して該ハードルーフ前端縁3aを装着状態で固定す
るための左右一対の前部ロック機構10、10が装備さ
れている。更に、ハードルーフ3の後部には、該ハード
ルーフ後端縁3bにおける車幅方向の所定位置に設けら
れて該ハードルーフ後端縁3bを車体に固定する左右一
対の後部ロック機構11、11が装備されている。そし
て、これら前後部ロック機構10、10および11、1
1により、ハードルーフ3が、第1、2図に示すよう
に、ルーフ部2を閉じた装着状態で固定されるように構
成されている。
更に、上記ソフトトップ7を構成する左右一対のフレー
ム部材5、5間に配設されたルーフパネル12における
車幅方向の所定位置には、上記ストライカ9、9に係合
して該ソフトトップ7を装着状態で固定するための上記
ハードルーフ前端縁3aに設けられた前部ロック機構1
0、10と同様構成とされた左右一対のソフトトップ用
ロック機構13、13が設けられている。
従って、上記前部ロック機構10、10および後部ロッ
ク機構11、11によりハードルーフ3を装着状態で車
体に固定し、あるいは上記各前後部ロック機構10、1
0および11、11によるハードルーフ3の固定を解除
して、該ハードルーフ3を着脱することによりルーフ部
2を乗員の要望に応じて開閉し得ると共に、該ハードト
ップ3を取り外した状態で上記ソフトトップ7を装着状
態と収納状態とに移動させることにより、上記ルーフ部
2を開閉し得るように構成されている。
ここで、上記ハードルーフ前端縁3aの内面側に設けら
れた前部ロック機構10、10について簡単に説明する
と、このロック機構10は、第3図に拡大して示すよう
に、フロントウインドガラス14の上端縁を支持する上
記フロントヘッダ部8に当接するハードルーフ3の前端
縁3aの内面側に複数の固定部材15…15により固設
されたベース部材16と、該ベース部材16に支持され
て上記フロントヘッダ部8の下面側において補強部材1
7を介して複数の固定部材18…18により固設された
上記ストライカ9に係合するフック部材19と、該フッ
ク部材19を上記ストライカ9に係合させるべく上記ベ
ース部材16に回動自在に支持された操作レバー20と
を有し、該操作レバー20を車体前後方向に回動させて
フック部材19を上記ストライカ9に対して係脱させる
ことにより、ハードルーフ3の前端縁3aをフロントヘ
ッダ部8に固定すると共に、その固定を解除し得るよう
に構成されている。なお、上記ベース部材16の一端部
には、操作レバー20の回動作を規制して、フック部材
19をストライカ9に対して係合状態に保持するための
ロックレバー21が設けられている。
そして、本実施例においては、第4図に拡大して示すよ
うに、上記ソフトトップ7を構成する左右一対のフレー
ム部材5、5(一方のみ図示)間に配設されたルーフパ
ネル12における車幅方向の所定位置に左右一対とし
て、上記前部ロック機構10と同様構成とされたソフト
トップ用ロック機構13、13(一方のみ図示)が設け
られていると共に、リヤウインドガラス22の後端縁を
支持すべくアウタパネル3b1とインナパネル3b2とに
より形成されたハードルーフ後端縁3bの内面側におけ
る車幅方向の所定位置に、収納状態とされたソフトトッ
プ7を固定するための左右一対の固定部材23、23
(一方のみ図示)がそれぞれ設けられている。なお、こ
の左右一対の固定部材23、23は、互いに左右対称形
とされている以外は同様構成とされており、以下、一方
の固定部材23について説明する。
即ち、この固定部材23は、第4、5図に示すように、
上記ハードルーフ後端縁3bを形成するインナパネル3
2と一体的に形成されて、該ハードルーフ3の装着状
態において、収納状態とされたソフトトップ7のロック
機構13における操作レバー19aの上面の高さまで該
ソフトトップ7側に向かって突出する押え部23aと、
該押え部23aの下面にカシメ部材24、24を介して
固着されて上記操作レバー19aの上面を押える押え部
材23bとから構成されている。そして、この押え部材
23bは、その表面が例えばラバー23b1より形成さ
れていると共に、内部に補強用の芯金23b2が内装さ
れている。
上記の構成によれば、第4、5図に示すように、ルーフ
部2を開閉すべく着脱自在とされたハードルーフ3の装
着時において該ハードルーフ3の後端縁3bを形成する
インナパネル3b2に一体的に形成された固定部材23
における押え部23aの下面に固設された押え部材23
bが、車体の後部に折り畳まれた収納状態とされたソフ
トトップ7を固定するソフトトップ用ロック機構13の
操作レバー19aの上面に当接することになって、該ソ
フトトップ7が収納状態で車体側に固定されることにな
る。このように、上記ハードルーフ3を装着状態とする
だけの極めて簡単な操作により、ソフトトップ7を車体
後部に折り畳んだ収納状態で確実に固定することがで
き、これにより、ソフトトップ7の振動を防止すること
が可能となる。
また、本実施例においては、上記固定部材23が、ハー
ドルーフ3の後端縁3bを形成するインナパネル3b2
を車室に突出させて一体的に形成されて比較的簡素な構
成とされており、徒に部品点数を増加させることがな
い。
(考案の効果) 以上のように、本考案に係るオープンカーのルーフ構造
によれば、着脱自在とされた着脱式ルーフ部材の後部
に、幌屋根部材を収納状態で固定する固定部材が設けら
れているので、特別な操作を要することなく着脱式ルー
フ部材を装着状態とするだけの極めて簡単な操作で幌屋
根部材を確実に収納状態で車体側に固定することがで
き、これにより該幌屋根部材の振動を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1、2図はそ
れぞれ本実施例に係るオープンカーのルーフ構造が適用
された自動車の全体概略側面図および全体概略平面図、
第3図は第2図におけるIII−III線拡大断面図、第4図
は第2図におけるIV−IV線拡大断面図、第5図は第4図
におけるV−V線拡大断面図である。 1…オープンカー、2…ルーフ部、3…着脱式ルーフ部
材(ハードルーフ)、7…幌屋根部材(ソフトトッ
プ)、23…固定部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフ部を開閉すべく着脱自在とされた着
    脱式ルーフ部材と、該ルーフ部材を取り外した状態にお
    いてルーフ部を覆った装着状態とルーフ部を開放すべく
    車体後部に折り畳まれた収納状態とに開閉自在に支持さ
    れた幌屋根部材とが備えられたオープンカーのルーフ構
    造であって、上記着脱式ルーフ部材の後端縁内面側に、
    その装着状態において、収納状態とされた上記幌屋根部
    材の上面の高さまで該幌屋根部材側に向けて突出して該
    幌屋根部材の上面所定位置を下方に押えることにより、
    該幌屋根部材を収納状態で固定する固定部材が設けられ
    ていることを特徴とするオープンカーのルーフ構造。
JP10021788U 1988-07-28 1988-07-28 オープンカーのルーフ構造 Expired - Lifetime JPH067942Y2 (ja)

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JPH0221030U JPH0221030U (ja) 1990-02-13
JPH067942Y2 true JPH067942Y2 (ja) 1994-03-02

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