JPH10219737A - 上部旋回体のカバーとフレームの当接部構造 - Google Patents

上部旋回体のカバーとフレームの当接部構造

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JPH10219737A
JPH10219737A JP3430497A JP3430497A JPH10219737A JP H10219737 A JPH10219737 A JP H10219737A JP 3430497 A JP3430497 A JP 3430497A JP 3430497 A JP3430497 A JP 3430497A JP H10219737 A JPH10219737 A JP H10219737A
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JP
Japan
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cover
covers
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rubbers
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Withdrawn
Application number
JP3430497A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Nakajima
紀夫 中島
Kenichi Yokota
研一 横田
Motoko Nanjo
素子 南條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP3430497A priority Critical patent/JPH10219737A/ja
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0891Lids or bonnets or doors or details thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドカバーとスカートプレートとの接
合部のシールやその近傍のバンパを個別に取り付けるこ
とを不要にする。 【解決手段】 上部旋回体のサイドカバー2(21)を、
本体前後方向に沿って上下に揺動自在に開閉させるとと
もに、サイドカバー2(21)下端部に、その板厚より厚
みのある緩衝部材7を固設させ、かつスカートプレート
42上端部に、前記緩衝部材7の外側が突出しつつ嵌合す
る座部43を形成させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械におけ
る上部旋回体のカバーとフレームの当接部構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は建設機械の代表格である油圧ショ
ベルを示している。図中、1が上部旋回体であり、その
うちは5はカウンタウエイト、6はキャブである。この
上部旋回体1は、図3に示すようなアッパフレーム4上
にタンク、エンジン等の機器(図示なし)が載置され、
その周囲をサイドカバー2、トップカバー及びフードカ
バー3からなるカバーで被装する構造となっている。前
記アッパフレーム4は、中央のメーンフレーム40とその
側方のスカートフレーム41とからなり、該スカートフレ
ーム41の側面となるスカートプレート42の上端部と、前
記サイドカバー2の下端部とが当接されて、上部旋回体
1の側面が形成される。
【0003】また、上部旋回体1の内部を点検等するた
めに、前記サイドカバー2やフードカバー3は開閉自在
な構造となっている。サイドカバー2は、図4に示すよ
うな手前に引いて開扉する通常のドアタイプ、図5に示
すような下に引き倒して開扉する構造であり、一方フー
ドカバー3は上に持ち上げて開扉する構造となってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
ように、前記サイドカバー2はそれが開閉自在な構造と
なることからそれとスカートプレート42との当接部には
10mm程度の間隙が生じる。そこで、騒音防止及び雨水浸
入防止のため、その当接部にはシール8を施していた。
【0005】一方、その当接部近傍のスカートプレート
42外面上には、干渉物と衝突した際の損傷を防ぐため
に、図1に示すように、ゴムや角材等からなるバンパ9
をその周囲に亘って取り付けていた。
【0006】すなわち、上部旋回体1のサイドカバー2
とスカートプレート42との接合部及びその近傍には、上
部旋回体の基本的構造以外の構造物であるシール8やバ
ンパ9などを個別に付設するので、その取付作業が必要
になり、またその取り付けのための付属部品等が必要に
なって余分のコストがかかるものとなっている。
【0007】この発明は、従来技術の以上のような問題
に鑑み創案されたもので、サイドカバーとスカートプレ
ートとの接合部のシールやその近傍のバンパを個別に取
り付けることを不要にした構造を提供しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
上部旋回体のカバーとフレームの当接部構造は、上部旋
回体のサイドカバーを、本体前後方向に沿って上下に揺
動自在に開閉させるとともに、サイドカバー下端部に、
その板厚より厚みのある緩衝部材を固設させ、かつスカ
ートプレート上端部に、前記緩衝部材の外側が突出しつ
つ嵌合する座部を形成させたことを特徴とする。ここ
で、前記緩衝部材はショックアブソーバとして機能する
素材が用いられるものであり、例えば硬質ゴム等が挙げ
られる。
【0009】また、上部旋回体の両側のサイドカバーと
フードカバーとを一体化し、その一体化したカバーを、
本体前後方向に沿って上下に揺動自在に開閉させるとと
もに、サイドカバー下端部に、その板厚より厚みのある
緩衝部材を固設させ、かつスカートプレート上端部に、
前記緩衝部材の外側が突出しつつ嵌合する座部を形成さ
せてもよい。
【0010】本発明では、上部旋回体のサイドカバーま
たは一体化されたサイドカバーを、本体前後方向に揺動
自在に開閉させるものであり、その開扉動作は、サイド
カバーを上方に持ち上げればよい。すなわち、サイドカ
バーの開閉動作は、本体幅方向に空間を何ら要さずに行
うことができ、狭隘な場所でも車輌本体を動かさずに上
部旋回体のカバー内部を見ることができる。
【0011】一方、開閉するサイドカバーまたは一体化
されたサイドカバーの下端部に、その下端部の板厚より
厚みのある緩衝部材を固設させ、かつスカートプレート
上端部に、前記緩衝部材の外側が突出しつつ嵌合する座
部を形成させている。したがって、前記緩衝部材は、前
記座部に嵌合した状態、すなわちサイドカバーが閉じら
れた状態では、サイドカバーの外側に突出することにな
り、バンパとして機能することになる。他方、その状態
では、緩衝部材はスカートプレートの上端部に嵌合して
いるので、サイドカバー下端部とスカートプレート上端
部との接合部において、騒音防止及び雨水浸入防止のシ
ールとしても機能することになる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施形態例を図面に
基づき説明する。図1は建設機械の上部旋回体を示し、
(a)は側面図、(b)は(a)中のA−A断面図、(c)は(a)中
のB−B断面図である。図中、2はサイドカバー、5は
カウンタウエイト、6はキャブ、42はスカートプレート
を各示す。
【0013】サイドカバー2は、両側とも、前方側任意
箇所でその前後に二分割され、前方部20はスカートプレ
ート42に固定される一方、後方部21は開閉自在なドア部
となる。また、図示上のサイドカバー後方部21は、他方
面側の後方部(図示なし)及びフードカバーとで一体的
に形成される。一体化された後方部21の開閉機構は、そ
の上端後部を両側とも枢軸22により、本体前後方向に沿
って上下に揺動自在に支持することによる。この機構に
より、後方部21の開扉は、それを上方に持ち上げること
になる。
【0014】サイドカバー後方部21の下端部には、その
前後方向に亘って、その板厚より厚みのあるゴム7を固
設する。またサイドカバー後方部21前端部には、図1
(c)に示すように固定側前方部20の後端部に形成された
段部23との間に間隙が形成され、そこにシールラバー24
が配置される。一方図示はないが、サイドカバー後方部
21後端部には、カウンタウエイト5の前端部に形成され
た段部との間に間隙が形成され、そこにシールラバーが
配置される。
【0015】前記サイドカバー後方部21下端部との接合
部となる、スカートプレート42上端部は、サイドカバー
後方部21が閉められた際、前記ゴム7が外側に突出しつ
つ嵌合する座としての段部43が形成される。
【0016】本実施形態例は以上よりなるので、サイド
カバー後方部21が閉じられた状態では、その下端部に固
着されたゴム7がサイドカバー2の外側に突出すること
になり、バンパとして機能することになるとともに、そ
の状態では、ゴム7はスカートプレート42上端部の段部
43に嵌合しているので、サイドカバー後方部21下端部と
スカートプレート42上端部との接合部において、騒音防
止及び雨水浸入防止のシールとしても機能することにな
る。
【0017】また、本実施形態例のサイドカバー後方部
21の開扉動作は、それを上方に持ち上げれば前後方向に
揺動するので、その開閉動作は、本体幅方向に空間を何
ら要さずに行うことができ、狭隘な場所でも車輌本体を
動かさずに上部旋回体のカバー内部を見ることができ
る。
【0018】さらに、本実施形態例では、両側のサイド
カバー後方部21と、フードカバーとが一体化しているの
で、サイドカバー後方部21を開扉すれば、同時にフード
カバーも開くことになる。各サイドカバーとフードカバ
ーとが別個に開閉する従来の構造では、各カバー毎にラ
ッチやキー等の器具が必要となるが、本実施形態例で
は、開閉するカバーが一体化されているため1つで足
り、製造上及びコスト上も有利である。
【0019】なお、特に説明しなかったが、前記サイド
カバー後方部21以外のスカートプレート42とカバーとの
接合部には前記ゴム7と同様の材質及び色からなるゴム
製バンパ9が固着され、前記サイドカバー後方部21が閉
じられた状態では、前記ゴム7とそのバンパ9とで連続
するラインが形成される。この連続ラインの印象によ
り、外観向上を図っている。図示してはいないが、さら
にカウンタウエイト5の周囲にも同様のバンパを固着さ
せ、全周に亘ってラインを連続させれば、よりスタイリ
ングが向上する効果が期待できることになる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る上部
旋回体のカバーとフレームの当接部構造によれば、サイ
ドカバー下端部に固着された緩衝部材により接合部のシ
ールとバンパを兼用させることができ、従来のように接
合部のシールやその近傍のバンパを個別に取り付けるこ
とがまったく不要となる。
【0021】また、本発明のサイドカバーの開扉動作
は、それを前後方向に揺動させつつ上方に持ち上げる構
造であり、すなわちサイドカバーの開閉動作が本体幅方
向に空間を何ら要さずに行うことができるので、狭隘な
場所でも車輌本体を動かさずに上部旋回体のカバー内部
を見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例を示し、(a)は上部旋回体
の側面図、(b)は(a)中のA−A断面図、(c)は(a)中のB
−B断面図である。
【図2】一般的な油圧ショベルの概略図である。
【図3】アッパフレームを説明する図であり、(a)は斜
視図、(b)は正面図である。
【図4】従来のサイドカバー開閉機構の一例を示す平面
図である。
【図5】従来のサイドカバー開閉機構の他の一例を示す
正面図である。
【図6】従来のスカートプレートとサイドカバーとの接
合部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 上部旋回体 2 サイドカバー 3 フードカバー 4 アッパフレーム 5 カウンタウエイト 7 ゴム 9 バンパ 20 サイドカバー前方部 21 サイドカバー後方部 40 メーンフレーム 41 スカートフレーム 42 スカートプレート 43 段部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回体のサイドカバーを、本体前後
    方向に沿って上下に揺動自在に開閉させるとともに、サ
    イドカバー下端部に、その板厚より厚みのある緩衝部材
    を固設させ、かつスカートプレート上端部に、前記緩衝
    部材の外側が突出しつつ嵌合する座部を形成させたこと
    を特徴とする上部旋回体のカバーとフレームの当接部構
    造。
  2. 【請求項2】 上部旋回体の両側のサイドカバーとフー
    ドカバーとを一体化し、その一体化したカバーを、本体
    前後方向に沿って上下に揺動自在に開閉させるととも
    に、サイドカバー下端部に、その板厚より厚みのある緩
    衝部材を固設させ、かつスカートプレート上端部に、前
    記緩衝部材の外側が突出しつつ嵌合する座部を形成させ
    たことを特徴とする上部旋回体のカバーとフレームの当
    接部構造。
JP3430497A 1997-02-04 1997-02-04 上部旋回体のカバーとフレームの当接部構造 Withdrawn JPH10219737A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3430497A JPH10219737A (ja) 1997-02-04 1997-02-04 上部旋回体のカバーとフレームの当接部構造

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JP3430497A JPH10219737A (ja) 1997-02-04 1997-02-04 上部旋回体のカバーとフレームの当接部構造

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JPH10219737A true JPH10219737A (ja) 1998-08-18

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JP3430497A Withdrawn JPH10219737A (ja) 1997-02-04 1997-02-04 上部旋回体のカバーとフレームの当接部構造

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JP (1) JPH10219737A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1118721A1 (en) * 1999-12-17 2001-07-25 NEW HOLLAND ITALIA S.p.A. Hood for earthmoving machines
KR101239423B1 (ko) 2005-12-23 2013-03-06 두산인프라코어 주식회사 굴삭기의 메인프레인 조립체
CN103046601A (zh) * 2011-10-13 2013-04-17 神钢建设机械株式会社 工程机械

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1118721A1 (en) * 1999-12-17 2001-07-25 NEW HOLLAND ITALIA S.p.A. Hood for earthmoving machines
KR101239423B1 (ko) 2005-12-23 2013-03-06 두산인프라코어 주식회사 굴삭기의 메인프레인 조립체
CN103046601A (zh) * 2011-10-13 2013-04-17 神钢建设机械株式会社 工程机械

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406