JP3646483B2 - 車両の窓またはドアの開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両の窓またはドアの開閉装置に関するものであり、特に、農業機械や建設機械等の車両のキャビンに設けられる窓またはドアの開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラクタやコンバイン等の農業機械やブルドーザや油圧ショベル等の建設機械等の車両のキャビンは、周面を透明なガラス窓やガラスドアにして透視性を良好にし、作業を容易に行えるようにしている。
【0003】
また、キャビンの側面部に隣接して配置された窓とドアを同一軸心回りで開閉可能にし、ヒンジを共用化することにより窓とドアとの間隔を狭くして、周面の透視性を向上させたキャビンが本願出願人によって提案されている(特開平9−136543号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の此種車両の窓は固定されて開放しないか、或いは開放可能であっても少ししか開かないものが多い。また、車両では振動が大きいので、窓やドアをロックして不慮開閉しないようにする必要があるが、開放状態と閉止状態とでロック操作部を複数個設けると、操作が煩雑になって面倒である。また、複数個のロック操作部によりキャビンの視界が悪化し、運転操作性並びに安全性が低下する虞もある。
【0005】
そこで、キャビンの側面部に配置された窓またはドアを大きく開放可能にし、且つ、簡単な操作で開放状態若しくは閉止状態にロックできるようにするとともに、キャビン周囲の視界の遮りを極力少なくするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、キャビンの側面部にあって前後に窓またはドアを配置するとともに、各々の窓またはドアを同一軸心回りで開閉可能に車両に設け、前記窓またはドアを略180度に開放した状態に固定するウインド固定具を何れか一方の窓またはドアに設けた車両の窓またはドアの開閉装置であって、前記ウインド固定具を窓またはドアの開閉ハンドルのハンドル軸に設け、該開閉ハンドルの操作にて窓またはドアを開放状態若しくは閉止状態にロックできるように構成した車両の窓またはドアの開閉装置において、
上記ウインド固定具は前記開閉ハンドルのハンドル軸の窓またはドアの外側の先端に凸部を設けて構成されてなり、該凸部は開閉ハンドルが鉛直方向に位置しているとき縦長となるように縦寸法と横寸法とを相違させて形成されており、他方、該凸部に対峙する窓またはドア側には係合部が設けられ、該係合部に前記凸部を係合させて前記ハンドルを回動して窓またはドアを開放状態に維持してロックできるように構成した車両の窓またはドアの開閉装置を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って詳述する。図1乃至図3は車両の一例としてトラクタ10を示し、該トラクタ10のキャビン11は左右両側面の外周に沿って縁フレーム12を設けてあり、この縁フレーム12の前部にはドア13を開閉自在に取り付け、縁フレーム12の後部には窓14を開閉自在に取り付けてある。
【0008】
前記キャビン11の側面部に配置されたドア13と窓14は、共用のヒンジ15にてピラー16に蝶着され、同一軸心回りに開閉可能に装着されている。ドア13の前縁部近傍の上下略中央位置にはドアハンドル17が設けられており、該ドアハンドル17のロックを解除してドア13を外方へ押せば、前記ヒンジ15を支点にドア13は後方へ略180度開放可能である。また、窓14の後縁部近傍の上下略中央位置にはウインドハンドル18が設けられており、該ウインドハンドル18のロックを解除して窓14を外方へ押せば、前記ヒンジ15を支点に窓14は前方へ略180度開放可能となっている。
【0009】
一方、左右の縁フレーム12,12間の上部にはルーフ19を設け、縁フレーム12の後辺部に後窓フレーム20を装着し、この後窓フレーム20の下部から後部カバー21、操縦席22のシートプレート23、フロアステップ24を支持している。また、後部カバー21の後方に燃料タンク25を設置し、その下方に下部フレーム26を延設してあり、下部フレーム26の下方にミッションケース27が設けられている。前記後部カバー21とシートプレート23とは分離可能に形成されており、該シートプレート23を取り外すことにより操縦席22の下方が開放されるので、キャビン11を機体から下ろすことなく、ミッションケース27のメンテナンスを行うことができる。
【0010】
ここで、後窓28の上部にはリヤワイパモータ29が設置されている。従来は、作業者の頭部への衝突を避けるためにリヤワイパモータ29を左右どちらかにオフセットさせていたので、ワイパーの回動支点が偏って拭き取り面積が小さかったが、本発明では弾力性を有する部材でリヤワイパモータ29のカバーを形成してあるので、運転中に作業者が該リヤワイパモータ29に接触しても、弾力性のあるカバーにより衝撃が緩和されて作業者の頭部を保護できる。従って、リヤワイパモータ29を後窓28の上部中央位置に設置することができ、拭き取り面積が拡大されて雨天での後方視界が良好となる。
【0011】
更に、キャビン11の前方にはエンジンを覆うボンネット30が設けられており、エンジン(図示せず)の動力は前記ミッションケース27内の変速装置により減速されて、前輪31と後輪32或いは後輪32のみに伝達される。また、キャビン11とボンネット30との間にはシール33が介装されており、該シール33によってキャビン11とボンネット30との隙間を閉塞している。
【0012】
図4に示すように、前記縁フレーム12の前面部にはボンネット30の外縁形状に沿ってL形断面のシール受け部となるフックプレート34が周設されており、更に、その前方にはボンネット30の後端部を支持する支持フレーム35が設けられている。前記シール33はこのフックプレート34のL形溝によって保持されており、且つ、該シール33の前部はボンネット30と支持フレーム35の間に挟持されているため、キャビン11が振動してもシール33が脱落することはない。また、何らかの衝撃によりキャビン11が前方に大きく揺動した場合であっても、フックプレート34がボンネット30に当接してキャビン11の移動を抑えるので、前窓36がボンネット30に衝突してガラスを破損する事故を防止できる。
【0013】
図4及び図5に示すように、キャビン11内にはメータパネル37が設けられており、一般的にメータパネル37及びパネル取付プレート38は、ボンネット30の形状に合わせて中央部が高くなるように上方へ湾曲した形状になっている。また、左右の縁フレーム12,12はセンタフレーム39によって連結され、該センタフレーム39の中央部分は前記パネル取付プレート38の中央部分に合接されている。そして、該センタフレーム39も前記パネル取付プレート38に合わせて中央部が高くなるように上方へ湾曲させてあり、美観を損ねないように形成されている。
【0014】
次に、車両の窓の開閉装置について説明する。図6乃至図14は本発明の実施の形態を示し、ウインド固定具をウインドハンドル18のハンドル軸45に設けてある。図6及び図7に示すように、前記ウインドハンドル18は、窓14の内外からガラス面を挟持するように固定されたハンドルプレート44に取り付けられており、ハンドル軸45を中心として前記ウインドハンドル18の下端が下向きの位置から前向きの位置に到るまでの略90度回転可能に形成されている。
【0015】
前記ウインドハンドル18には長手方向に対して側面視略直角な一方向に係止片46が突設され、ウインドハンドル18の下端が下向きで鉛直方向に位置する状態で、該係止片46がウインドハンドル18の後方に向くように形成されている。このときは、該係止片46が後窓フレーム20のストッパ47に係止して、窓14が外側へ開かないように閉止状態にロックされる。
【0016】
ここで、ハンドル軸45の先端にはウインド固定具としての凸部48が設けられている。また、窓14を前方に略180度開放してドア13に接近させたときに、ウインドハンドル18の凸部48と対峙するドア13側に係合部50を設けてある。後述するように、ウインドハンドル18の回転操作にて該凸部48と係合部50を係合させれば、窓14を略180度開放した状態で固定することができる。
【0017】
図8及び図9に示すように、前記ハンドル軸45の先端に設けた凸部48は、縦寸法と横寸法とを相違させてあり、ウインドハンドル18が鉛直方向に位置しているときは該凸部48が縦長状態となるように形成してある。そして、図8の二点鎖線で示すように、該ウインドハンドル18の下端が前向きの位置に到るまで、該ウインドハンドル18を略90度回転して水平方向に位置させたときは、前記係止片46の先端がストッパ47から外れて下方へ向くとともに、ハンドル軸45と一体に前記凸部48が回転して横長状態になる。
【0018】
一方、図10及び図11に示すように、前記ドア13に設けた係合部50は、ドア13の内外からガラス面を挟持するように固定されたプレート51の外側面に取り付られており、倒椀形の係合部50の表面には長孔52が開穿されている。該長孔52は横寸法が大となっており、前記凸部48を横長状態にして該長孔52へ挿入できるように、該長孔52は凸部48の外形よりやや大きめに開穿されている。また、係合部50の内部にはクッションゴム53を充填してある。
【0019】
ここで、図12及び図13に示すように、ウインドハンドル18の下端が前向きになるように略90度回転して水平方向に位置させれば、前記係止片46の先端がストッパ47から外れて、窓14が閉止状態からロック解除される。斯かる状態でウインドハンドル18を外方へ押せば窓14が開き始め、更にウインドハンドル18または窓14を外方へ押し続けることにより、同図にて二点鎖線で示すように、前記ヒンジピン15aを支点に該窓14が前方へ略180度回転してドア13に接近する。
【0020】
このとき、ウインドハンドル18を水平位置に保持しておけば、前記ハンドル軸45の先端に設けた凸部48は横長状態になっており、前記係合部50の長孔52の向きと該凸部48の向きが一致する。従って、そのままウインドハンドル18をドア13側へ押せば、該凸部48が前記長孔52から係合部50の内部へ挿入されてクッションゴム53を押圧する。
【0021】
続いて、該凸部48を前記係合部50の内部へ挿入したまま、ウインドハンドル18を下方へ回転して元の鉛直方向に戻せば、図14に示すように、ハンドル軸45が回転して該凸部48が縦長位置となり、係合部50の長孔52から抜けなくなる。このとき、該凸部48は前記クッションゴム53によって係合部50の裏側に圧接されるため、ウインドハンドル18を人為的に回転しない限りは凸部48の向きが横長位置へ戻ることはなく、前記窓14が開放された状態にロックされる。
【0022】
尚、本実施の形態では、ハンドル軸45の先端に設けた凸部48は長円形に形成されているが、ハンドル軸45の回転により縦位置の形状と横位置の形状が異なっていれば長円形に限定されるべきではなく、例えば長方形等他の形状であってもよい。然るときは、該凸部48の形状に応じて係合部50の長孔52の形状を変更することは当然である。また、ウインドハンドル18が鉛直方向に位置しているときに凸部48が縦長位置に形成され、且つ係合部50の長孔52は横長位置に開穿されているが、これとは逆に、ウインドハンドル18が鉛直方向に位置しているときに凸部48が横長位置に形成され、且つ係合部50の長孔52は縦長位置に開穿されていてもよい。
【0023】
何れにしても、ウインドハンドル18が水平方向に位置しているときにロックさせるように構成すると、車両の振動やウインドハンドル18の自重によって該ウインドハンドル18が鉛直方向に回転し易く、然るときはロックが不慮解除される虞がある。このため、ウインドハンドル18が鉛直方向に位置しているときに、窓14が開放状態若しくは閉止状態にロックされるように構成するのが望ましい。
【0024】
このように、窓14を開閉する際に、ウインドハンドル18を回転することにより前記係止片46と凸部48が同時に回転するので、窓14の閉止状態のロック及びロック解除、並びに開放状態のロック及びロック解除を一つのウインドハンドル18にて簡易に操作できる。該窓14を開放状態若しくは閉止状態でロックすることにより、車両の振動による窓14のがたつきがなくなる。また、ウインド固定具としてハンドル軸45の先端に凸部48を設けただけの簡単な構成であるので、装置が小型で外観を損なうことはない。
【0025】
そして、該窓14を略180度に大きく開放した状態で固定したときは、キャビン11内の空気の流通及び視界が良好になる。この状態で前記ドア13を開閉した場合は、ドア13と窓14はヒンジ15を共用しているので同一支点で一体となって開閉し、前記ドア13が窓14に衝突する虞がない。また、ドア13と窓14のヒンジ15を共用化してピラー16を狭く形成したことと相俟って、作業者の視野が著しく広くなり、運転操作性並びに安全性を確保できる。
【0026】
図15乃至図19は本発明の要旨ではないが、関連する技術形態として記載するものであり、ウインド固定具をヒンジ15に設けてある。前述した本発明の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。図15及び図16に示すように、前記ヒンジ15の窓側のヒンジプレート15bにはウインド固定具として凸部55が設けられている。また、窓14を前方に略180度開放してドア13に接近させたときに、窓側のヒンジプレート15bの凸部55と対峙するドア側のヒンジプレート15cに係合部56を設けてある。
【0027】
図17に示すように、窓側のヒンジプレート15bに設けられた凸部55は、丸棒をコ字形に屈曲して縦長に形成され、窓側のヒンジプレート15bから外側に向けて略直角に突設されている。一方、ドア側のヒンジプレート15cに設けられた係合部56は、図18及び図19に示すように、横断面が略Ω形の受け部56aと、該受け部56aをヒンジプレート15cに固定させるための取付座56bとから成り、該受け部56aの内径は前記凸部55の丸棒の外径と略同一寸法に形成され、且つ、該受け部56aの先端は外側に開いて前記凸部55を挿入し易い形状になっている。
【0028】
また、該受け部56aは弾力性のある金属或いは合成樹脂にて形成され、該受け部56aに前記凸部55を挿入するときは該受け部56aの先端が拡開し、該受け部56aに前記凸部55が収納されたときは受け部56aの先端が閉じるように形成する。また、該受け部56aと取付座56bとは一体的に形成してもよいが、別部材を合接して係合部56を構成してもよい。
【0029】
而して、図15及び図16に示した前記ウインドハンドル18を水平方向に回転して窓14を閉止状態からロック解除した後に、ウインドハンドル18を外方へ押せば窓14が開き始め、更にウインドハンドル18または窓14を外方へ押し続けることにより、同図にて二点鎖線で示すように、前記ヒンジピン15aを支点に該窓14が前方へ略180度回転してドア13に接近する。
【0030】
そして、同図並びに図18及び図19の二点鎖線で示すように、窓側のヒンジプレート15bに設けられた凸部55が、ドア側のヒンジプレート15cに設けられた係合部56に当接し、該凸部55が前記受け部56aの先端を押し開きながら受け部56aに挿入され、該凸部55が係合部56に係合して、前記窓14が開放された状態にロックされる。
【0031】
このように、ウインド固定具をガラス部分に装着せず、ヒンジ15に凸部55と係合部56を設けたので、ドア13または窓14の視界を遮ることがない。前記受け部56aは弾力性を有する部材であるため、窓14をドア13側へ押圧するだけで凸部55が係合部56へ係合し、極めて簡単に窓14を略180度開放した状態に固定できる。また、窓14をドア13側から引くだけで係合部56から前記凸部55が離脱し、開放状態からロック解除されて窓14を閉じることができる。
【0032】
斯くして、本発明の実施の形態と同様に、この形態に於いても、窓14を略180度に大きく開放した状態で簡易にロックすることができ、作業者の視野が著しく広くなり、運転操作性並びに安全性を確保できる。また、本実施の形態及び前述した実施の形態に於いては、どちらもキャビンの側面部に配置されたドアと窓との開閉装置について説明したが、同一軸心回りで開閉可能に形成されている窓と窓或いはドアとドア等に対しても、この形態の開閉装置を使用することによって窓またはドアを大きく開放可能にするとともに、簡単な操作で開放状態若しくは閉止状態にロックできる。
【0033】
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明ではキャビンの側面部に同一軸心回りで開閉可能に窓またはドアを設けた車両に於いて、一方の窓またはドアにウインド固定具を設けて、該窓またはドアを略180度に開放した状態で固定可能にしたので、キャビン内の空気の流通が良好になるとともに、キャビン周囲の視界を広くすることができる。また、一方の窓またはドアを、ハンドル軸の先端に設けた凸部を該凸部に対峙する係合部に係合させるウインド固定具で開放状態に固定した状態にて、他方の窓またはドアを開閉した場合には、ヒンジを共用している双方の窓またはドアが同一支点で同時に一体となって開閉するため、両者が衝突して破損する虞はない。
【0035】
前記ウインド固定具は、ハンドル軸の窓またはドアの外側の先端に凸部を設けて構成されてなり、該凸部は開閉ハンドルが鉛直方向に位置しているとき縦長となるように縦寸法と横寸法とを相違させて形成されており、他方、該凸部に対峙する窓またはドア側には係合部が設けられ、該係合部に前記凸部を係合させて前記ハンドルを回動して窓またはドアを開放状態に維持してロックできるところ、該開閉ハンドルの回転操作だけで窓またはドアを開放状態または閉止状態にロックできるので、上記効果のほか、ロック及びロック解除の操作が簡単となって操作性が向上する。また既存の開閉ハンドルを利用するため、キャビン周囲の視界の遮りを少なくできる。
【0037】
斯くして、本発明は、その凸部を係合部に係合させて窓またはドアを開放してロックする簡単なウインド固定具の構成により、窓またはドアを略180度に大きく開放した状態で簡易に固定することができ、作業者の視野が著しく広くなり、運転操作性並びに安全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施の形態を示すものである。
【図1】トラクタの側面図。
【図2】トラクタの正面図。
【図3】トラクタの背面図。
【図4】キャビンとボンネットの隙間部分の縦断側面図。
【図5】キャビン前面部に設けたセンタフレーム及びパネル取付フレームの正面図。
【図6】請求項2の発明の実施の形態を示し、窓が閉止状態にロックされたときの側面図。
【図7】図6のA−A線断面図。
【図8】図6のウインドハンドルの拡大図。
【図9】図8のB−B線に於ける一部切欠断面図。
【図10】図6の係合部の拡大図。
【図11】図10のC−C線断面図。
【図12】図6に示した閉止状態からロック解除して窓を開放する過程を示す側面図。
【図13】図12のD−D線断面図。
【図14】窓が開放状態にロックされたときのウインドハンドル及び係合部の一部切欠断面図。
【図15】請求項3の発明の実施の形態を示し、窓が閉止状態にロックされたときの側面図。
【図16】図15のE−E線断面図。
【図17】図15のF−F線矢視図。
【図18】図15のG−G線矢視図。
【図19】図18のH−H線矢視図。
【符号の説明】
11 キャビン
13 ドア
14 窓
15 ヒンジ
15a ヒンジピン
15b ヒンジプレート
15c ヒンジプレート
18 ウインドハンドル
45 ハンドル軸
48 凸部
50 結合部
55 凸部
56 係合部
Claims (1)
- キャビンの側面部にあって前後に窓またはドアを配置するとともに、各々の窓またはドアを同一軸心回りで開閉可能に車両に設け、前記窓またはドアを略180度に開放した状態に固定するウインド固定具を何れか一方の窓またはドアに設けた車両の窓またはドアの開閉装置であって、前記ウインド固定具を窓またはドアの開閉ハンドルのハンドル軸に設け、該開閉ハンドルの操作にて窓またはドアを開放状態若しくは閉止状態にロックできるように構成した車両の窓またはドアの開閉装置において、
上記ウインド固定具は前記開閉ハンドルのハンドル軸の窓またはドアの外側の先端に凸部を設けて構成されてなり、該凸部は開閉ハンドルが鉛直方向に位置しているとき縦長となるように縦寸法と横寸法とを相違させて形成されており、他方、該凸部に対峙する窓またはドア側には係合部が設けられ、該係合部に前記凸部を係合させて前記ハンドルを回動して窓またはドアを開放状態に維持してロックできるように構成したことを特徴とする車両の窓またはドアの開閉装置。
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