JP4177632B2 - 車両用バックドアの縦・横開き共用構造 - Google Patents

車両用バックドアの縦・横開き共用構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体の後端面に形成されたドア開口を開閉する車両用バックドアに関し、詳細にはバックドアを縦開き仕様と横開き仕様とに共用する場合の縦・横開き共用構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車の車体後端面に配設されるバックドアには、主として、図15に示すように、ドア本体50の上辺部50aを左,右のヒンジ部材51,51を介して車体のドア開口上縁部(不図示)に枢支するとともに、下辺部50bをドアロック部材52を介してドア開口下縁部(不図示)にロック可能に支持する縦開き式のもの、あるいは図13に示すように、ドア本体55の右側辺部55aを上,下のヒンジ部材56,56を介してドア開口右側縁部(不図示)に枢支するとともに、左側辺部55bをドアロック部材57を介してドア開口左縁部にロック可能に支持する横開き式のものが採用されている。
【0003】
ところで、横開き式バックドアの場合、ドアロック時のウェザーストリップの反力によってドア本体55の上辺部55cが前後方向に変形する傾向がある。この場合、上辺部55cのヒンジ側の変形量Bに比べてドアロック側の変形量Aが大きくなり易く、上辺部55cの左,右で車体との隙間に差が生じ、見栄えが悪化するという問題がある。これは、ドア本体55の上半部には略全域に渡るドアガラス開口55dが形成されており、しかも各ヒンジ部材56,ドアロック部材57はドア本体55の下半部に配置されていることから、上辺部55cが変形し易くなっている。
【0004】
このような横開き式バックドアにおける車体との隙間の差をなくすために、従来、図14に示すように、プレス成形時にドアインナパネル60の上辺部60aのドアロック側を上記変形量Aを見込んだ形状に倒し込んで形成し(破線形状)、これによりドア本体を車体に組み付けたときの車体との隙間を一定にするようにしている。
【0005】
ここで、縦開き式バックドアの場合には、ドア本体55の上辺部55aはヒンジ部材51,51を介して車体に支持されていることから、ウェザーストリップの反力を受けても変形することはなく、横開き式の場合のような見込みは不要である。
【0006】
一方、近年の自動車においては、需要の喚起を図る観点からユーザの好みや用途に応じた仕様とすることが要請されている。この場合、できるだけ部品の共通化を図ることにより製造コストの上昇を抑制する必要がある。例えば、バンタイプの自動車では、2人乗り仕様,4人乗り仕様に応じてドアインナパネルを打ち分けることにより、部品の共通化を図るようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
このような観点から、上述のバックドアを備えた自動車においても、縦開き仕様と横開き仕様に対応可能することが考えられる。この場合にもできるだけ部品の共通化を図る必要がある。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−301269号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記バックドアを縦開き仕様と横開き仕様とに共用する場合、上述のように横開き式のドアインナパネルには変形量を見込んだ倒し込みが必要であり、共用は困難である。その結果、縦開き仕様,横開き仕様それぞれの金型を準備する必要があり、コストが上昇するという問題がある。
【0010】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、製造コストの上昇を招くことなく、ドアインナパネルを縦開き仕様と横開き仕様とに共用できる車両用バックドアの縦・横開き共用構造を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、車体の後端面に形成されたドア開口にウェザーストリップを介在させて開閉可能に配設され、ドアインナパネルの外周フランジ部とドアアウタパネルの外縁部とをヘミング結合してなるドア本体を備えた車両用バックドアを、上記ドア本体をドア開口の上縁部にて枢支するとともに該ドア開口の下縁部にてロック可能に支持する縦開き用と、上記ドア本体の一側部をドア開口の一側縁部にて枢支するとともに他側部をドア開口の他側縁部にてロック可能に支持する横開き用とに共用する構造において、上記横開き用ドア本体のドアインナパネルの外周フランジ部の上記一側部の上端部に、上記縦開き用ドア本体のドアインナパネルの外周フランジ部の上記上端部に対応する部分より、上記横開き用ドア本体の上記一側部の上記ウェザーストリップの反力による変形量と他側部の変形量との差に応じた量だけ車外側に張り出す張出部を設けたことを特徴としている。
また請求項2の発明は、請求項1と同様の自動車用バックドアの縦・横開き共用構造構造において、上記縦開き用ドア本体のドアインナパネルの外周フランジ部の上記上辺部の中央部分を、上記横開き用ドア本体のドアインナパネルの外周フランジ部の上辺部の中央部分より低所に位置するよう湾曲させたことを特徴としている。
【0012】
【発明の作用効果】
請求項1の発明に係るバックドアの縦・横開き共用構造によれば、縦開き仕様のドアインナパネルを、該ドアインナパネルの外周フランジ部の一側部にウェザーストリップの反力による変形量に応じた量の張出部を付加するだけで横開き仕様とすることができ、この横開き仕様において、ウェザーストリップの反力によってドア本体が変形した状態でドア本体と車体との隙間を一定にでき、見栄えの悪化を防止できる。
【0013】
また上記張出部は、ドアインナパネルを製造する最終工程で追加することができ、従来のドアインナパネルを倒し込み成形する場合は共用が困難であったが、本発明ではドアインナパネルの基本形状の共用を容易に実現できる。
また、請求項2の発明では、縦開き用ドア本体の上辺部の中央部を横開き用ドア本体の上辺部の中央部より低所に位置するように湾曲させたので、該縦開き用ドアを閉じた状態での上記上辺部と車体パネルとの隙間を一定にできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0015】
図1ないし図12は、本発明の一実施形態による車両用バックドアの縦・横開き共用構造を説明するための図であり、図1は縦開き式バックドアのドアインナパネルの斜視図、図2,図3は縦開き式バックドアの断面図(図1のII−II 線断面図,III−III線断面図)、図4は横開き式バックドアのドアインナパネルの斜視図、図5,図6は横開き式バックドアの断面図(図4のV−V
線断面図,VI−VI線断面図) 、図7はドアインナパネルの外周フランジ部の張出部を示す斜視図、図8はドア本体の張出部を示す平面図、図9はドア本体の組み付け状の張出部を示す斜視図、図10はドアインナパネルの上辺における張出部を示す斜視図、図11は図10のXI−XI 線断面図、図12はドアインナパネルの製造工程図である。
【0016】
図1〜図3において、1は縦開き式バックドアであり、このバックドア1は自動車の車体パネル2の後端面2aに形成されたドア開口2bに配設されており、該ドア開口2bを開閉するものである。
【0017】
上記バックドア1は、概ね箱状に形成されたドアインナパネル3の外周縁に外周フランジ部3aを屈曲形成し、該外周フランジ部3aを概ね平板状に形成されたドアアウタパネル4の外縁部4aによりヘミング加工により結合してなるドア本体5を備えており、該ドア本体5の上半部にはこれの略全域に渡る大きさのドアガラス開口5aが形成されている。このドアガラス開口5aにはドアガラス(不図示)が配設されている。
【0018】
上記車体パネル2の後端面2aにはドア開口部の全周に渡って延びるゴム製のウェザーストリップ6が装着されている。ドア本体5を全閉位置にロックすることによりウェザーストリップ6が弾性変形し、これによりドア開口2bとドア本体5との間をシールするようになっている。
【0019】
上記ドアインナパネル3の上辺部3bの右側端部にはハーネス挿通孔3cが、左側中央寄りにはウォッシャホース挿通孔3dがそれぞれ形成されている。さらに上記ドアインナパネル3の左,右側辺部3e,3fの上下方向中央部にはダンパーステー取付け孔3g,3gが形成されており、下辺部3hの右端部にはストッパゴム取付け孔3iが形成されている。
【0020】
上記ドアインナパネル3の上辺部3bの左,右端部にはヒンジ取付け孔3j,3jが形成されており、上記下辺部3hの車幅方向中央部にはドアロック取付け孔3kが形成されている。
【0021】
上記上辺部3bの左,右端部にはヒンジアーム7が上記各ヒンジ取付け孔3jを介してボルト締め固定されており、該ヒンジアーム7は上記ドア開口2bの上縁部2cに取付け固定されたヒンジブラケット8にヒンジピン9を介して回動可能に支持されている。このようにしてドア本体5は上下方向に回動可能に支持されている。
【0022】
また上記下辺部3hにはドアラッチ10が上記各ドアロック取付け孔3kを介して取付け固定されており、該ドアラッチ10は上記ドア開口2bの下縁部2dに取付け固定されたロックストライカ11に係脱可能となっている。ドア本体5を開位置から閉方向に回動するとドアラッチ10がロックストライカ11に係合し、もって全閉位置にロックされる。またドアアウタパネル4に配設された不図示のドアハンドルを回動操作することにより上記ロックが解除される。
【0023】
図4〜図6において、15は横開き式バックドアであり、該横開き式バックドア15は、車体パネルの後端面に形成されたドア開口に配設され、ドアインナパネル16の外周フランジ部16aをドアアウタパネル17の外縁部17aによりヘミング加工により結合してなるドア本体18を備えており、該ドア本体18の上半部にはドアガラス開口18aが形成されている。上記横開き式バックドア15の基本的な構造は上記縦開き式バックドア1と同様であるので、以下異なる部分についてのみ説明する。
【0024】
上記横開き式バックドア15のドアインナパネル16の右側辺部(一側部)16bの上下方向中央部及び下端部にはそれぞれヒンジ取付け孔16c,16cが形成されている。また上記右側辺部16bの上ヒンジ取付け孔16cの下側にはハーネス挿通孔16dが、該ハーネス挿通孔16dの下側にはドアチェッカー挿通孔16eがそれぞれ形成されている。
【0025】
上記ドアインナパネル16の左側辺部(他側部)16fの上下方向中央部にはドアロック取付け孔16gが形成されており、上端部にはストッパゴム取付け孔16hが形成されている。上記右側辺部16bはドアヒンジ(不図示)により上,下ヒンジ取付け孔16cを介してドア開口の右縁部(一側縁部)に枢支されており、これによりドア本体15は前後に回動可能に支持されている。また上記左側辺部16fはドアロック(不図示)によりドアロック取付け孔16を介してドア開口の左縁部(他側縁部)にロック可能に支持されている。
【0026】
そして、上記ドアインナパネル16の外周フランジ部16aのヒンジ側上端部(一側部の上端部)にはウェザーストリップ6の反力によるドアインナパネル16の変形量を見込んだ張出部16a′が形成されている。この張出部16a′は、図7〜図9に示すように、縦開き仕様のドアインナパネル3の外周フランジ部3aの上記ヒンジ側上端部に対応する部分より車外側に若干張り出すよう形成されたもので、の張出量sはヒンジ側の変形量とドアロック側の変形量との差に応じて設定され、具体的に0.6〜0.9mm程度に設定されている。
【0027】
これにより車体組み付け前の状態では、ドア本体18の上辺部18bにおけるヒンジ側部分18b′はドアロック側部分18b″に比べてsだけ車外側に張り出している。一方、車体組み付け状態で見ると、ドア本体18の上辺部18bのドアロック側部分18b″がウェザーストリップ6の反力より車外側により大きく変形し、結果的に上辺部18bと車体パネルとの隙間は全長にわたって一定となっている。
【0028】
また、図10,図11に示すように、横開き仕様のドアインナパネル16の外周フランジ部16aの上辺16a″に対して縦開き仕様の外周フランジ部3aの上辺3a′は中央部分が低所に位置するよう湾曲しており、この湾曲量s1は0.6mm程度に設定されている。これによりバックドアの上辺部の左右端部がダンパステーにより押し下げられて面一となり、該上辺部と車体パネルとの隙間を一定にできる。
【0029】
次に上記ドアインナパネルの一製造工程を説明する。
【0030】
縦開き仕様のドアインナパネル3の製造では、図12に示すように、まず第1金型によりドアガラス開口5aを含む大まかな箱形状に絞り加工を行う(第1工程S1)。次に、第2金型によりハーネス挿通孔3c,ウォッシャホース挿通孔3d,ストッパゴム取付け孔3i,及びヒンジ取付け孔3jを含む外形孔抜き加工を行う(第2工程S2)。次いで、第3金型によりドアロック取付け孔3kを含む寄孔抜き加工を行う(第3工程S3)。最後に、第4金型により外周フランジ部3a,ダンパステー取付け孔3gを含む仕上げ加工を行う(第4工程S4)。
【0031】
次に、横開き仕様のドアインナパネル16の製造では、上記第1金型によりドアガラス開口18aを含む絞り加工を行い(第1工程S1)、次に上記第2金型によりストッパゴム取付け孔16hを含む外形孔抜き加工を行う(第2工程S2)。続いて上記第3金型によりヒンジ取付け孔16cを含む寄孔抜き加工を行う(第3工程S3)。ここまでは上記縦開き仕様と同一金型を使用し、これに必要とする孔に対応した孔明け用治具を配設して成形加工を進める。そして最後に上記第4金型とは別の第5金型によりドアチェッカー取付け孔16d,ドアロック取付け孔16g,及び張出部16a′を有する外周フランジ部16aを含む仕上げ加工を行う(第4工程S4′)。
【0032】
このように本実施形態の縦・横開き共用構造によれば、ドアインナパネルを横開き式仕様とする場合には、ドアインナパネル16の外周フランジ部16aにウェザーストリップ6の反力による変形量に応じた張出部16a′を形成したので、ドア本体18の上辺部18bにおけるヒンジ側部分18b′が縦開き仕様のドア本体5より上記sだけ車外側に張り出すこととなる。これによりドア本体18の上辺部18bにおけるドアロック側部分18b″がウェザーストリップ6の反力により車外側に変形した状態でドア本体18と車体パネルとの隙間を一定にでき、見栄えの悪化を防止できる。
【0033】
また上記張出部16a′は、ドアインナパネル16の製造工程の最終の第4工程S4′で容易に実現でき、従来のドアインナパネルを倒し込む構造では困難であったドアインナパネルの縦・横開き共用を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による縦開き式バックドアのドアインナパネルの斜視図である。
【図2】上記縦開き式バックドアの断面図(図1のII−II 線断面図)である。
【図3】上記縦開き式バックドアの断面図(図1のIII−III 線断面図)である。
【図4】本実施形態の横開き式バックドアのドアインナパネルの斜視図である。
【図5】上記横開き式バックドアの断面図(図4のV−V 線断面図)である。
【図6】上記横開き式バックドアの断面図(図4のVI−VI 線断面図) である。
【図7】上記ドアインナパネルの外周フランジ部の張出部を示す斜視図である。
【図8】上記ドア本体の張出部を示す断面平面図(図9のV III −V III 線断面図)である。
【図9】上記ドア本体の張出部を示すドア本体を斜め後方から見た斜視図である。
【図10】上記ドアインナパネルの上辺を示す斜視図である。
【図11】上記上辺を示す断面図(図10のXI−XI 線断面図) である。
【図12】上記ドアインナパネルの製造工程図である。
【図13】従来の一般的な横開き式バックドアの図である。
【図14】上記従来の横開き仕様のドアインナパネルの図である。
【図15】従来の一般的な縦開き式バックドアの図である。
【符号の説明】
1 縦開き式バックドア
2 車体パネル
2a 後端面
2b ドア開口
2c 上縁部
2d 下縁部
3,16 ドアインナパネル
3a,16a 外周フランジ部
4,17 ドアアウタパネル
4a,17a 外縁部
5,18 ドア本体
6 ウェザーストリップ
15 横開き式バックドア
16a′ 張出部
16b 一側部
16f 他側部

Claims (2)

  1. 車体の後端面に形成されたドア開口にウェザーストリップを介在させて開閉可能に配設され、ドアインナパネルの外周フランジ部とドアアウタパネルの外縁部とをヘミング結合してなるドア本体を備えた車両用バックドアを、上記ドア本体をドア開口の上縁部にて枢支するとともに該ドア開口の下縁部にてロック可能に支持する縦開き用と、上記ドア本体の一側部をドア開口の一側縁部にて枢支するとともに他側部をドア開口の他側縁部にてロック可能に支持する横開き用とに共用する構造において、
    上記横開き用ドア本体のドアインナパネルの外周フランジ部の上記一側部の上端部に、上記縦開き用ドア本体のドアインナパネルの外周フランジ部の上記上端部に対応する部分より、上記横開き用ドア本体の上記一側部の上記ウェザーストリップの反力による変形量と他側部の変形量との差に応じた量だけ車外側に張り出す張出部を設けた
    ことを特徴とする車両用バックドアの縦・横開き共用構造。
  2. 車体の後端面に形成されたドア開口にウェザーストリップを介在させて開閉可能に配設され、ドアインナパネルの外周フランジ部とドアアウタパネルの外縁部とをヘミング結合してなるドア本体を備えた車両用バックドアを、上記ドア本体の上辺部をドア開口の上縁部にて枢支するとともに該ドア開口の下縁部にてロック可能に支持する縦開き用と、上記ドア本体の一側部をドア開口の一側縁部にて枢支するとともに他側部をドア開口の他側縁部にてロック可能に支持する横開き用とに共用する構造において、
    上記縦開き用ドア本体のドアインナパネルの外周フランジ部の上記上辺部の中央部分を、上記横開き用ドア本体のドアインナパネルの外周フランジ部の上辺部の中央部分より低所に位置するよう湾曲させた
    ことを特徴とする車両用バックドアの縦・横開き共用構造。
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