JP2996467B2 - 自動車用ドアの取付構造 - Google Patents

自動車用ドアの取付構造

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JP2996467B2 JP90189A JP90189A JP2996467B2 JP 2996467 B2 JP2996467 B2 JP 2996467B2 JP 90189 A JP90189 A JP 90189A JP 90189 A JP90189 A JP 90189A JP 2996467 B2 JP2996467 B2 JP 2996467B2
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裕 大村
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車用ドア、とりわけ、バックドアの取付
構造に関する。
従来の技術 バン型車のようにドアを備えた自動車の中には、該バ
ックドアを上部ドアと下部ドアに2分割して、上部ドア
を上方に、および下部ドアを下方に開動して、車体開口
部を全体的に開放し得るようにしたものが知られてい
る。
第6図はこのような上部ドアと下部ドアとからなるバ
ックドアを備えたバン型車を示すもので、図中1は上部
ドアとしてのドアウインドウパネル2と、下部ドア3と
からなるドア本体を示し、下部ドア3はアウタパネル3a
とインナパネル3bとでボックス断面形状に形成してあ
る。ドアウインドウパネル2は車体開口縁4の上辺部に
一対のドアヒンジ5を介して開閉自在に装着され、ま
た、下部ドア3は車体開口縁4の下辺部に同様に一対の
ドアヒンジ6を介して開閉自在に装着されているが、こ
れらドアヒンジ5,6は何れも防盗性を考慮して車室側で
取り付けるようにしている。下部ドア3の上縁部外側面
にはドアウインドウパネル2の下端部を受けるシート部
7を形成してあると共に、これらドアウインドウパネル
2の下端部と下部ドア3の上端部とを、ドアロック装置
8により係脱自在に連結してあって、該ドアロック装置
8を解錠してドアウインドウパネル2を上方に開動した
後、下部ドア3を下方に開動することによって、車体開
口部を全体的に開放し得るようにしてある。この類似構
造は、例えば昭和57年8月日産自動車(株)発行サービ
ス周報第461号1頁,59頁に開示されている。
発明が解決しようとする課題 ドアヒンジ5,6は前述のように何れも防盗性を考慮し
て、即ち、車外側からの取り外しを行えないように車室
側で取り付けるようにしてあるため、ドアウインドウパ
ネル2,下部ドア3は、一旦、ドアヒンジ5,6を介して車
室側で車体開口縁4に取り付け、そして、これらドアウ
インドウパネル2,下部ドア3を閉めて外部から組付け状
態を確認した後、再度車室側でドアヒンジ5,6の取付位
置を調整してバックドア1の建付調整をする必要があ
り、非常に作業性が悪くなってしまう。そこで、本発明
は防盗性を損なうことなくドアヒンジの車外側での取り
付けを可能とし、ドア本体の建付調整を容易に行うこと
ができる自動車用ドアの取付構造を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 ドア本体を上部ドアと下部ドアとに分割し、上部ドア
を車体開口縁の上辺部に外開きのドアヒンジを介して開
閉自在に装着すると共に、下部ドアを車体開口縁の下辺
部に外開きのドアヒンジを介して開閉自在に装着し、か
つ、下部ドアの上縁部外側面に上部ドアの下端部を受け
るシート部を形成する一方、これら上部ドアの下端部内
面と下部ドアの上端縁であって、その車体幅方向の中央
部には、相互に係脱するストライカとロック機構とから
なるドアロック装置を配設した構造において、前記各ド
アヒンジを車外側に露出させて配設すると共に、前記下
部ドアの上部両側と車体開口縁の側辺部とに、相互に係
脱するストライカとロック機構とからなるサイドロック
装置を配設してある。
作用 上部ドアのドアヒンジが外された場合、該上部ドアを
ドアロック装置を中心として外側に開動しようとして
も、その下端部縁が下部ドアのシート部に係合して動き
が規制される。また、下部ドアのドアヒンジが外された
場合、該下部ドアをドアロック装置を中心として外側に
開動しようとしても、該下部ドアの回転中心がサイドロ
ック装置部分となるため、ドアロック装置を介して連結
した上部ドアによって動きが規制される。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面と共に前記従来の構成
と同一部分に同一符号を付して詳述する。
第1〜5図において、ドア本体、即ち、バックドア1
が上部ドアとしてのドアウインドウパネル2と、アウタ
パネル3a,インナパネル3bでボックス断面形状に形成し
た下部ドア3とからなっている点、ドアウインドウパネ
ル2を車体開口縁4の上辺部にドアヒンジ5を介して開
閉自在に装着してあると共に、下部ドア3を車体開口縁
4の下辺部にドアヒンジ6を介して開閉自在に装着して
ある点、下部ドア3の上縁部外面にはドアウインドウパ
ネル2の下端部をウェザーストリップ7aを介して受ける
シート部7を形成してあって、これらドアウインドウパ
ネル2の下端部内面と下部ドア3の上端縁とには、相互
に係脱するストライカ8aとロック機構8bとからなるドア
ロック装置8を配設してある点、等の基本的構造は前記
従来と同様である。ここで、前記ドアウインドウパネル
2,下部ドア3の各ドアヒンジ5,6は、車外側に露出して
配設して、車体開口縁4に対する取り付けを車外から行
えるようにしてある。また、下部ドア3の上部両側と車
体開口縁4の側辺部とに、相互に係脱するストライカ9a
とロック機構9bとからなるサイドロック装置9を配設し
てある。本実施例ではストライカ9aを車体開口縁4に固
設する一方、ロック機構9bを下部ドア3の上部両側に装
着し、そして、下部ドア3の上端縁にリンク9dを介して
解錠させるノブハンドル9cを配設してある。図中10は車
体開口縁4に支持されてドアウインドウパネル2の開保
持を行わせるガスステイ、11はドアウインドウパネル2
の下端部外面に固設した把手を示す。
以上の実施例構造によれば、ドアヒンジ5,6は何れも
車外側に配設してあって、車体開口縁4に対するドアウ
インドウパネル2,下部ドア3の脱着を車外側で行えるた
め、バックドア1周縁と車体開口縁4との間のパーティ
ングを見ながら、即ち、建付調整を図りながら取り付け
ることができ、組付作業を著しく改善することができ
る。一方、このようにドアヒンジ5,6を何れも車外側に
配設してあるため、これらドアヒンジ5,6を車外側から
取り外されてしまうことも予想されるが、例えば、第4
図に示すようにドアウインドウパネル2のドアヒンジ5
が外されて、該ドアウインドウパネル2を外側に開動し
ようとした場合、ドアロック装置8が回転中心となっ
て、ドアウインドウパネル2の下端部が下部ドア3のシ
ート部7に圧締、係合して、該ドアウインドウパネル2
の開動を極く僅かに規制し、車室内の物品が持ち出され
るようなことはない。また、逆に下部ドア3のドアヒン
ジ6が第5図に示すように外されて、該下部ドア3を外
側に開動しようとした場合、サイドロック装置9が回転
中心となるが、該下部ドア3の上端部はドアロック装置
8を介してドアウインドウパネル2と連結されているた
め、シート部7がドアウインドウパネル2の下端部と圧
締,係合するまでは若干開動するものの、その開動角度
は前述と同様に極く僅かに規制され、従って、この場合
も車室内の物品が持ち出されるようなことはない。更
に、ドアヒンジ5,6の両方が外された場合であっても、
ドアウインドウパネル2,下部ドア3の開動は前述と全く
同様に規制されるため問題となることはない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、上部ドア,下部ドのド
アヒンジを何れも車外側に配設して、これら上部ドア,
下部ドアの脱着を車外側で行えるため、ドア本体周縁と
車体開口縁との間のパーティング間隙の状態を見ながら
組付けられるため、建付調整が容易となって組付作業性
を一段と向上することができる。また、これらドアヒン
ジが車外側で外された場合であっても、上部ドアは下部
ドアのシート部で開動が極く僅かに規制され、かつ、下
部ドアにあってはサイドロック装置を回転中心とするた
め、ドアロ装置で連結された上部ドアの下端部によって
開動が極く僅かに規制され、従って、防盗性を些かも損
なうことがないという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動車の後斜視図、第
2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は第1図
のIII−III線に沿う断面図、第4図は上部ドアの開動規
制状態を示す断面図、第5図は下部ドアの開動規制状態
を示す断面図、第6図は従来の構造を示す自動車の後斜
視図である。 1……ドア本体、2……上部ドア、3……下部ドア、4
……車体開口縁、5,6……ドアヒンジ、7……シート
部、8……ドアロック装置、9……サイドロック装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−119854(JP,U) 実開 昭51−106418(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 5/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドア本体を上部ドアと下部ドアとに分割
    し、上部ドアを車体開口縁の上辺部に外開きのドアヒン
    ジを介して開閉自在に装着すると共に、下部ドアを車体
    開口縁の下辺部に外開きのドアヒンジを介して開閉自在
    に装着し、かつ、下部ドアの上縁部外側面に上部ドアの
    下端部を受けるシート部を形成する一方、これら上部ド
    アの下端部内面と下部ドアの上端縁であって、その車体
    幅方向の中央部には、相互に係脱するストライカとロッ
    ク機構とからなるドアロック装置を配設した構造におい
    て、前記各ドアヒンジを車外側に露出させて配設すると
    共に、前記下部ドアの上部両側と車体開口縁の側辺部と
    に、相互に係脱するストライカとロック機構とからなる
    サイドロック装置を配設したことを特徴とする自動車用
    ドアの取付構造。
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