JP2004122872A - 車両用ドア構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両の側部開口を開閉自在に覆うサイドドア2を備えた車両用ドア構造であって、上記サイドドア2はドアアウタパネル21とドアインナパネル22とが接合されて構成され、上記ドアアウタパネル21とドアインナパネル22との間にはドア2のラッチを行なうドアラッチ機構16が設けられると共に、上記ドアラッチ機構16を覆うラッチカバー部材86が設けられ、上記ラッチカバー部材86の近傍には該ラッチカバー部材86への外部からの力の入力に抗してドアラッチ機構16の所定以上の移動を阻止する阻止部材12が設けられたことを特徴とする。
【選択図】 図15
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の側部開口を開閉自在に覆うサイドドアを備えた車両用ドア構造に関し、さらに詳しくは上記ドア内に設けられたドアラッチ機構のラッチカバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の車両用ドア構造としては次のような構造がある。すなわち、ドアアウタパネルとドアインナパネルとの間に、車体側に固定されたストライカと係脱可能にラッチするドアラッチ機構を設け、このドアラッチ機構のドアラッチボディの裏側部分が金属バックプレートの後方起立部およびアクチュエータを除いて盗難防止用カバーで包囲されたものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−144408号公報。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、ドアラッチ機構は、ドアアウタハンドルおよび、ドアキーシリンダに至るロッド(接続部材としてのキーシリンダロッド)が係合されていて、このロッドは略上下方向に延びて、ドアキーシリンダ、ドアアウタハンドルに連係されている。そして、ドアとドアガラスとの隙間などから、針金等の細長い部材をドア内部に侵入させ、上述のロッド等を操作してドアラッチを解除することが、出来ないように、ロッド等を含むドアラッチ機構を覆うドアラッチカバー部材が設けられていた。
【0005】
しかしながら、ドアの外部より、上述のキーシリンダに直接荷重を与え、キーシリンダの内方端が下方に下がるように該キーシリンダをねじってドアアウタパネルを変形させながら、上記のロッドを下方へ強制的に押し下げると、ドアラッチ機構が解除されるという問題点があった。
【0006】
この発明は、ドアラッチ機構を覆うラッチカバー部材を設け、このラッチカバー部材の近傍には該ラッチカバー部材の外部からの力の入力に抗してドアラッチ機構の所定以上の移動を阻止する阻止部材を設けることで、外部からのドアラッチへのアタックに対して確実にドアラッチ機構の移動を防止できて、盗難防止性の向上を図ることができる車両用ドア構造の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両用ドア構造は、車両の側部開口を開閉自在に覆うサイドドアを備えた車両用ドア構造であって、上記サイドドアはドアアウタパネルとドアインナパネルとが接合されて構成され、上記ドアアウタパネルとドアインナパネルとの間にはドアのラッチを行なうドアラッチ機構が設けられると共に、上記ドアラッチ機構を覆うラッチカバー部材が設けられ、上記ラッチカバー部材の近傍には該ラッチカバー部材への外部からの力の入力に抗してドアラッチ機構の所定以上の移動を阻止する阻止部材が設けられたものである。
【0008】
上記構成によれば、ラッチカバー部材に対して外部からの力が加わって、ドアラッチ機構が所定以上に移動されようとする時、上述の阻止部材がラッチカバー部材乃至ドアラッチ機構の移動を阻止する。
この結果、外部からのドアラッチへのアタックに対して確実にドアラッチ機構の移動を防止することができ、盗難防止性の向上を図ることができる。
【0009】
この発明の一実施態様においては、上記ドアアウタパネルとドアインナパネルとの間には車両の前後方向に延びるインパクトバーが設けられ、上記インパクトバーが上記ラッチカバー部材の下方部に近接して設けられたものである。
【0010】
上記構成によれば、インパクトバーを上述の阻止部材として有効利用することができるので、ドアラッチ機構の移動防止作用を、新たな付加部材を用いることなく、簡単な構造にて達成することができる。
【0011】
この発明の一実施態様においては、上記ラッチカバー部材には外部からの力によって該ラッチカバー部材が下方に移動した時、上記インパクトバーと係合して係止される係止部が設けられたものである。
【0012】
上記構成によれば、外部からの力によってラッチカバー部材が下方に押し下げられる時、このラッチカバー部材の係止部がインパクトバーと係合して、該ラッチカバー部材が確実に停止するので、盗難防止性がさらに向上する。
【0013】
この発明の一実施態様においては、上記インパクトバーの下方には車両の前後方向に延びる第2のインパクトバーが配設されたものである。
上記構成によれば、2本のインパクトバーを用いることで、これら複数のインパクトバーの配設レイアウトの自由度が拡大し、このためインパクトバーをラッチカバー位置へ配設することができて、盗難防止性と側突に対する対応性との両立を図ることができる。
【0014】
この発明の一実施態様においては、上記ドアラッチ機構はドアアウタパネルに固定されたドアキーシリンダを備えたものである。
上記構成によれば、ドアアウタパネルに固定されたドアキーシリンダからドアラッチに対する不正なアタックが実行された場合にも、上述の阻止部材によりラッチカバー部材乃至ドアラッチ機構が移動するのを阻止することができる。
【0015】
要するに、従来の針金等による手口を防ぎながら、キーシリンダを強制的に押し下げるという新しい手口をも、大きな変更をせずに、既存の部材を利用して防止するものである。
【0016】
この発明の一実施態様においては、上記ラッチカバー部材はドアキーシリンダと、該ドアキーシリンダとラッチ機構本体とを連結する接続部材の間を上下方向に覆うように構成されたものである。
上記構成によれば、上述のラッチカバー部材でドアキーシリンダと接続部材とを確実に覆うので、盗難防止性がさらに向上する。
【0017】
この発明の一実施態様においては、上記サイドドアは、前部が車体にヒンジを介して開閉可能に枢着されたフロントドアと、後部が車体にヒンジを介して開閉可能に枢着されたリヤドアとを備え、上記ドアラッチ機構はフロントドアの後部中間に内蔵されて、リヤドアの前部中間に設けられたストライカを係脱可能にラッチするものである。
【0018】
上記構成によれば、観音開き構造のサイドドアにおいて、盗難防止性を確保しつつ、フロントドア後部中間をリヤドアの前部中間に係脱可能にラッチすることができる。
【0019】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両用ドア構造を示し、車両を車外側から見た状態で示す図1において、車両1の車体側面には、フロントドア2とリヤドア3とで構成されるサイドドアが設けられ、フロントドア2の前端部とリヤドア3の後端部とに、それぞれヒンジ部としてのフロントドアヒンジ4とリヤドアヒンジ5が設けられてフリースタイル構造(観音開き構造)のサイドドアが構成されている。上述の各ドアヒンジ4,5はドア側ヒンジブラケット、ヒンジピン、ボディ側ヒンジブラケットを有するものである。
【0020】
上述のフロントドア2はフロントドアヒンジ4,4を介して車体剛性部材としてのヒンジピラーに開閉可能に枢着され、上述のリヤドア3はリヤドアヒンジ5,5を介してリヤボディに開閉可能に枢着され、これらの両ドア2,3により車両側部の仕切りのない連続したドア開口部15(図11参照)つまり、センタピラーレスのドア開口部を開閉可能に覆っている。
【0021】
これらサイドドアを構成するフロントドア2とリヤドア3とは、それぞれ、ドア本体6,7とドアサッシュ部8,9とウインドガラス10(但し、樹脂製のものも含む),フリップウインド部材11とで構成され、このうちドア本体6,7の内部には車両の前後方向に延びるインパクトバー12,13,14が設けられる。
【0022】
この実施例の観音開き構造のドアはフロントドア2が優先して開放され、リヤドア3はフロントドア2の開放後において、その開成が許容されるように構成している。
【0023】
上述の各ドア2,3はドア開口部15(図11参照)を開閉するもので、図1に示すようにフロントドア2の後端部にはリヤドア3に対して係脱可能なドアラッチ機構16を設け、このドアラッチ機構16がリヤドア3の前端部に設けられたストライカでロックされ、リヤドア3の前端部上下には車体に対して係脱可能なドアラッチ機構17,18を設け、これらドアラッチ機構17,18はドア開口部15(図11参照)の上辺部および下辺部に設けた後述するボディ側のストライカ19,20(図11参照)でそれぞれロックされるように構成している。
【0024】
図2は右側のサイドドアを車室内側から見た状態で示す側面図、図3は図2のA−A線に沿う部分断面図であって、フロントドア2とリヤドア3との閉鎖時には図3に示すようにリヤドア3の前部外側に対してフロントドア2の後部が所定量重なり合うようなオーバラップ構造となる。
【0025】
上述のフロントドア2はドアアウタパネル21とドアインナパネル22とを備え、ドアインナパネル22には図2に示すように2つの開口部23,24と、これら開口部23,24間に位置して斜め方向つまり前高後低状に傾斜して上下方向に延びる仕切り部25とが形成されている。
【0026】
上述のリヤドア3は2部材に分割形成されたドアアウタパネル26,28と、ドアインナパネル27とを備え、これらの各パネル26,27,28はアルミニウムまたはアルミ合金などの軽金属や軽合金にて形成されると共に、リヤドア3の前部縦辺部を構成するドアアウタパネル28の所定部には、フロントドア2のドアラッチ機構16に対応してストライカ29が取付けられている。
【0027】
図4は右側のフロントドア2を車室内側から見た状態で示す側面図、図5は図4のB−B線矢視断面図であって、ドアアウタパネル21とドアインナパネル22とを接合して構成されるフロントドア2の前部縦辺部には該前部縦辺部に沿って上下方向に延びる剛性部材としてのヒンジレインフォースメント30が設けられており、このヒンジレインフォースメント30によりドア剛性の向上を図っている。
【0028】
このヒンジレインフォースメント30は車外側において車両の前後方向に延びる前部片30aと、車内側において車両の前後方向に延びる後部片30bと、これら両片30a,30bを接続して車幅方向に延びる接続片30cとを有するように厚板部材にて断面略Z字状に形成されている。
【0029】
またフロントドア2の後部縦辺部には該後部縦辺部に沿って上下方向に延びる剛性部材としてのフロントドアリヤレインフォースメント31が設けられており、このフロントドアリヤレインフォースメント31によりドア剛性の向上を図ると共に、側突に対する剛性を向上させて、車両の側突時のフロントドア2の車室内への侵入量を軽減すべく構成している。
【0030】
このフロントドアリヤレインフォースメント31は図3、図5、図6、図7に示すように、車外側において車両の前後方向に延びる後部片31aと、車内側において車両の前後方向に延びる前部片31bと、これら両片31a,31bを接続して車幅方向に延びる接続片31cとを有するように厚板部材にて断面略Z字状に形成されている。
【0031】
さらに図4に示すように上述のフロントドアリヤレインフォースメント31の上端部はドアサッシュ部8の後部縦辺部8a内に連続して延びる延出部32を備え、サッシュ剛性の向上を図り、高速走行時の負圧により、シール部材が車外側へ吸い出されるのを防止すべく構成している。
【0032】
しかも、図4に示すように上述のフロントドアリヤレインフォースメント31の下端部にはフロントドア2の下部の前後辺に沿って前方に延びる延長部33を備えて、フロントドアリヤレインフォースメント31それ自体の剛性向上を図ると共に、フロントドア下部の剛性向上を図るように構成している。
【0033】
また上下両端に延出部32および延長部33を備えたフロントドアリヤレインフォースメント31の全体には図6に示すように複数の凹凸部を形成して、該フロントドアリヤレインフォースメント31の強度向上を図っている。
【0034】
図4、図5、図8に示すように前述のインパクトバー12はヒンジレインフォースメント30の前部片30aと、フロントドアリヤレインフォースメント31の後部片31aとの間、すなわち剛性部材相互間に車両の前後方向に延びるように接合固定されている。換言すれば、インパクトバー12の前端部および後端部はヒンジレインフォースメント30、フロントドアリヤレインフォースメント31と重合するように設けられ、強固な構造を確保すべく構成している。
【0035】
上述のインパクトバー12に対して上下方向に離間する下側のインパクトバー(第2のインパクトバー)13も図4に示すように、ヒンジレインフォースメント30の前部片30aと、フロントドアリヤレインフォースメント31の後部片31aとの間、すなわち剛性部材相互間に車両の前後方向に延びるように接合固定されている。換言すれば、インパクトバー13の前端部および後端部はヒンジレインフォースメント30、フロントドアリヤレインフォースメント31と重合するように設けられ、強固な構造を確保すべく構成している。
【0036】
また図8に示すように上下方向に離間する複数のインパクトバー12,13は車外側に突出するような横向き凸状の断面形状を有し、この断面構造により、インパクトバー12,13それ自体の剛性向上を図ると共に、インパクトバー12,13を上下に離間して複数設けることにより、側突時の荷重入力に対して上下方向で広範囲において対応すべく構成している。
【0037】
図9は図4のE−E線に沿う要部拡大断面図であって、フロントドア2の後部側の下端部には該フロントドア2から車体側のサイドシル34のサイドシルアウタ35に向けて凸状に突出したキャッチャーピン36を設けている。
【0038】
すなわち、上述のフロントドアリヤレインフォースメント31における下端部の延長部33にナット37を予め溶接固定し、このナット37と対向する延長部33およびドアインナパネル22にはキャッチャーピン36のネジ部を挿通する孔部を形成して、上述のキャッチャーピン36をドアインナパネル22の車室内側から上記ナット37に締付け固定したものである。
【0039】
また上述のキャッチャーピン36は車両の側突時においてフロントドア2の侵入を規制するものであって、このキャッチャーピン36と対応する位置においてサイドシルアウタ35には合成樹脂製で、かつ凹状のキャッチャーピン受け部38を設け、フロントドア2の閉時に上述のキャッチャーピン36がキャッチャーピン受け部38に挿入されるように構成している。
【0040】
図9はフロントドア2の全閉時の断面図であって、キャッチャーピン36の外径に対して、キャッチャーピン受け部38の内径は比較的大きく設定されている。また上述のキャッチャーピン36は車両の側突時においてフロントドア2の侵入を規制するためのドア侵入規制部材である。
【0041】
キャッチャーピンはフロントドア2のみならず図1、図2に示すようにリヤドア3の下部にも設けられており、各キャッチャーピン36,39,40が略等間隔で前後方向に並ぶように構成されいてる。
【0042】
一方、図9においてサイドシルアウタ35の上端部外面には、車体とフロントドア2との間をシールするシール部材41を設け、またフロントドア2のドアインナパネル22の下部には、該フロントドア2と車体としてのサイドシル34との間をシールするシール部材42を設けている。
【0043】
図10は右側のリヤドア3を車室内側から見た状態で示す側面図、図11は図10のG−G線矢視断面図、図12は図10のH−H線矢視断面図であって、図10、図11に示すようにリヤドア3下部におけるインナパネル27の所定部にはシートベルトリトラクタ43のブラケット44を取付けるための開口部45が形成されている。
【0044】
また図3、図10、図11に示すようにリヤドア3の前部縦辺部には該リヤドア3のドアサッシュ部9を含む略全高にわたって上下方向に沿って延びるバーチカルレインフォースメント46が配設されている。
【0045】
このバーチカルレインフォースメント46はアルミニウムまたはアルミ合金などの軽金属や軽合金の厚板部材にて形成されると共に、図3に示すように車内側前部において車両の前後方向に延びる前部片46aと、この前部片46aの後端から車幅方向に延びる前面片46bと、この前面片46bの外端から車両前後方向後方に延びる側面片46cと、この側面片46cの後端から車両の前後方向後方で、かつ車幅方向内方に延びる後面片46dと、この後面片46dの内端から車両の前後方向後方に延びる後部片46eとを有するように断面略ハット状に形成されている。
【0046】
そして、上述の前部片46aはドアインナパネル27と、ドアアウタパネル28との間にサンドイッチ状に挟持固定され、前面片46bとドアアウタパネル28とが重合する部分には前述のストライカ29が取付けられ、後部片46eはドアインナパネル27の前後方向中間部内面に接合されている。
【0047】
さらに図3に示すように、リヤドア3の後部縦辺部には該リヤドア3の上下方向に沿って延びる剛性部材としてのヒンジレインフォースメント47が配設されている。
【0048】
このヒンジレインフォースメント47は車内側において車両の前後方向に延びる前部片47aと、車外側において車両の前後方向に延びる後部片47bと、これら両片47a,47bを接続して車幅方向に延びる接続片47cとを有するように、アルミニウムまたはアルミ合金などの軽金属や軽合金の厚板部材にて、断面略Z字状に形成されている。
【0049】
図3、図10、図11に示すように前述の横インパクトバー14はバーチカルレインフォースメント46の側面片46cと、ヒンジレインフォースメント47の後部片47bとの間、すなわち剛性部材相互間に車両の前後方向に延びるように接合固定されている。換言すれば、この横インパクトバー14はその前後両端部がバーチカルレインフォースメント46およびヒンジレインフォースメント47に重合するように設けられており、この重合構造により、リヤドア3の側突に対する剛性の向上を図るように構成している。
【0050】
また上述の横インパクトバー14は図11に断面形状にて示すように凹凸状に形成されていて、この凹凸構造により横インパクトバー14それ自体の剛性向上を図るように構成している。
【0051】
図10に示すように上述のリヤドア3はその前部縦辺部が後傾するように形成されており、この前部縦辺部の前上角部3U(前側上部コーナ部)と前下角部3D(前側下部コーナ部)より離間した部位との間を上下方向に略垂直に延びる縦インパクトバー48を設けている。
【0052】
この縦インパクトバー48は高張力鋼のパイプ部材(剛性パイプ部材)にて形成されている。
また図10に示すように上述のバーチカルレインフォースメント46は側面視において縦インパクトバー48と車両の前後方向にオーバラップするように配設されている。さらに詳しくは、図3に示すように上述のバーチカルレインフォースメント46とリヤドア本体7のドアインナパネル27との間には閉断面49が形成され、縦インパクトバー48はこの閉断面49内部に配設されたものである。
【0053】
さらに上述の横インパクトバー14は図3、図10に示すように、その前部が縦インパクトバー48と車両の前後方向にてオーバラップすべく配設されている。
しかも、図3にフロントドア2およびリヤドア3をそれぞれ閉鎖状態で示すように、両ドア2,3の閉鎖時にはフロントドアリヤレインフォースメント31がリヤドア3の前部縦辺部に設けられたバーチカルレインフォースメント46と重なり合うように配設されており、この重合構造により、該重合部の剛性向上を図って、側突時のサイドドアの車室内への侵入量を軽減すべく構成している。
【0054】
ところで、図11に示すように、リヤドア3内の下部には断面凹状のドアラッチレインフォースメント50を設けている。
このドアラッチレインフォースメント50の車外側立上り片はリベット51(取付け部材)を用いてバーチカルレインフォースメント46の下部に固定する一方、車内側立上り片はボルト、ナットおよびリベット等の取付け部材52を用いて、ブラケット44および後述する縦インパクトバー48の下端ブラケット55と共にドアインナパネル27に共締め固定している。
【0055】
上述の縦インパクトバー48は図11、図13に示すように上端ブラケット53、中間ブラケット54、下端ブラケット55を用いて、バーチカルレインフォースメント46およびドアインナパネル27に固定されている。
【0056】
ここで、上端ブラケット53は断面略半円形状の保持部56を有する外部ブラケット57と、断面略半円形状の保持部58を有する内部ブラケット59との2部材から成り、これら両ブラケット57,59を接合して、縦インパクトバー48の上端部を保持すると共に、外部ブラケット57はリベット60(取付け部材)を用いてバーチカルレインフォースメント46の上部に固定し、内部ブラケット59はボルト、ナット等の取付け部材61…を用いて、ドアラッチ機構17およびショルダベルトアンカ用のアンカブラケット62と共にドアインナパネル27に共締め固定している。
【0057】
また中間ブラケット54は断面略半円形状の保持部63と、上部取付け片64と、下部取付け片65とを備え、図3にも示すように、保持部63で縦インパクトバー48の中間部を保持すると共に、上部取付け片64はボルト、ナット等の取付け部材66を用いて、ブラケット44と共にドアインナパネル27に共締め固定し、下部取付け片65はリベット67(取付け部材)を用いて横インパクトバー14と共にバーチカルレインフォースメント46に共締め固定している。
【0058】
すなわち、縦インパクトバー48の上下方向の中間部は、バーチカルレインフォースメント46とドアインナパネル27との双方に接続される中間ブラケット54によって支持されたものである。また横インパクトバー14と、バーチカルレインフォースメント46と、中間ブラケット54が上述のリベット67にて共締め固定されたものである。
【0059】
さらに下端ブラケット55は断面略半円形状の保持部68と前後の取付け片69,70とを備え、保持部68で縦インパクトバー48の下端部を保持すると共に、前後の取付け片69,70はボルト、ナットおよびリベット等の取付け部材52を用いて、ドアラッチレインフォースメント50およびブラケット44と共にドアインナパネル27に共締め固定している。
なお、上述の上端ブラケット53、中間ブラケット54、下端ブラケット55の所定部は縦インパクトバー48の外周部に溶接固定されている。
【0060】
ここで、図11に示すようにリヤドア3のロック機構つまり上部のドアラッチ機構17と下部のドアラッチ機構18とは縦インパクトバー48の上下両端部に取付けられている。詳しくは、上部のドアラッチ機構17は縦インパクトバー48の上端部に内部ブラケット59を介して取付けられており、下部のドアラッチ機構18は縦インパクトバー48の下端部に下端ブラケット55およびドアラッチレインフォースメント50を介して取付けられている。
【0061】
図11において車体側上部のルーフパネル71の側部にはルーフレールアウタ72とルーフレールインナ73とを接合すると共に、このルーフレールインナ73には前述のストライカ19を取付けている。
【0062】
また車体側下部のフロアパネル74の側部には、サイドシルインナ75とサイドシルアウタ35とから成る閉断面構造のサイドシル34を接合すると共に、上述のサイドシルアウタ35の所定部には前述のストライカ20を取付けていて、車体側のこれらの各ストライカ19,20にリヤドア3の縦インパクトバー48の上下両端部に取付けたドアラッチ機構17,18が係合するように構成している。
【0063】
ところで、図14は図4で示したフロントドア2をそのドアインナパネル22を省略した状態で示す要部の拡大図、図15は図14のJ−J線矢視断面図、図16は図15のK−K線矢視断面図であって、図16に示すドアアウタハンドル80と対応してドアアウタパネル21の内部にはドアキーシリンダ81を設け、このドアキーシリンダ81の内端部には部材82,83を介して接続部材としてのキーシリンダロッド84を取付けている。
このキーシリンダロッド84は上下方向に延びてドアキーシリンダ81とラッチ機構本体85とを連結する接続部材である。
【0064】
そして、図14〜図16に示すように上述のドアラッチ機構16を覆うラッチカバー部材86(いわゆるプロテクタ)を設けている。
このラッチカバー部材86はドアキーシリンダ81とキーシリンダロッド84との間を上下方向に覆うように構成されている。すなわち図17にラッチカバー部材86を斜視図にて示すように、このラッチカバー部材86は車幅方向に延びる前片部86aと、車両の前後方向にのびる側片部86bと、これら両片部86a,86bの上端部相互間を閉塞する上片部86cと、この上片部86cの車外側辺から上方に向けて立上げ形成された上部折曲げ片部86eと、側片部86bの後端辺から車内側に折曲げ形成された後部折曲げ片部86eと、側片部86bの下端中間から下方に向けて延出された下部舌片86fとを備え、これら各要素86a〜86fを鉄板などの金属板から一体箱状に折曲げ形成したもので、その全体は略上下方向に延びるように構成されている。
【0065】
上述の下部舌片86fはラッチ機構本体85の上面部に開口形成された孔87に挿入されるもので、両者86f,87の差込み構造によりラッチカバー部材86の取付け性向上を図るように構成している。
【0066】
また上述のラッチカバー部材86の側片部86bには該ラッチカバー部材86を取付けるためのボルト挿通孔88を備えた凹状の取付け座89が形成される一方、ドアキーシリンダ81のフランジ90上部にはネジ孔を備えたボス部91が一体的に設けられており、取付け手段としてのボルト92を、ボルト挿通孔88を介してボス部91のネジ孔に締付けることにより、ラッチカバー部材86をドアアウタパネル21の内面所定部に取付けるように構成している。
【0067】
ここで、図15に示すように上述のラッチカバー部材86の上部折曲げ片部86dとドアアウタパネル21の内面との間には、金属同士が当接することで音が発生するのを防止するためにパッド93が介設されている。
またラッチカバー部材86の後部折曲げ片部86eは図16に示すようにフロントドアリヤレインフォースメント31の接続片31cに対接させている。
【0068】
しかも、このラッチカバー部材86の前片部86aにおける上下方向中間部位、詳しくは上側のインパクトバー12近傍上部には、ラッチカバー部材86に外部からの力によって該ラッチカバー部材86が下方に移動した時、このインパクトバー12(つまり阻止部材)と係合して係止される係止部94が設けられている。
【0069】
要するに、ドアラッチ機構16を覆う箱状のラッチカバー部材86を設け、このラッチカバー部材86の係止部94の近傍下部には該ラッチカバー部材86への外部からの力の入力に抗して、ドアラッチ機構16の所定以上の移動を阻止する阻止部材としてのインパクトバー12を設けたものである。
【0070】
つまり、フロントドア2の外部より、上述のキーシリンダ82に直接荷重を与え、キーシリンダ81の内方端が下方に下がるように該キーシリンダ81をねじってドアアウタパネル21を変形させながら、キーシリンダのロット84を下方へ強制的に押し下げようとしても、その移動をインパクトバー12と係止部94との当接によって防止して、ドアラッチ機構16が解除されるのを阻止するものであって、従来の針金等による手口を防ぎながら、キーシリンダ81を強制的に押し下げるという新しい手口をも、大きな変更をせずに、既存の部材12を利用して防止するものである。
【0071】
なお、図14において95はモータが内蔵されたパワーロックアクチュエータである。
また、以上の説明においては主として右側のフロントドア2およびリヤドア3の構造について述べたが、左側のフロントドア2およびリヤドア3は右側のそれと対称に構成されている。さらに図中、Fは車両前方を示し、Rは車両後方を示し、INは車両内方を示し、OUTは車両外方を示すものである。
【0072】
このように図1〜図17で示した実施例の車両用ドア構造は、車両の側部開口(ドア開口部15参照)を開閉自在に覆うサイドドア(フロントドア2、リヤドア3参照)を備えた車両用ドア構造であって、上記サイドドア(フロントドア2参照)はドアアウタパネル21とドアインナパネル22とが接合されて構成され、上記ドアアウタパネル21とドアインナパネル22との間にはフロントドア2のラッチを行なうドアラッチ機構16が設けられると共に、上記ドアラッチ機構16を覆うラッチカバー部材86が設けられ、上記ラッチカバー部材86の近傍には該ラッチカバー部材86への外部からの力の入力に抗してドアラッチ機構16の所定以上の移動を阻止する阻止部材(インパクトバー12参照)が設けられたものである。
【0073】
この構成によれば、ラッチカバー部材86に対して外部からの力が加わって、ドアラッチ機構16が所定以上に移動されようとする時、上述の阻止部材(インパクトバー12参照)がラッチカバー部材86乃至ドアラッチ機構16の移動を阻止する。
この結果、外部からのドアラッチへのアタックに対して確実にドアラッチ機構16の移動を防止することができ、盗難防止性の向上を図ることができる。
【0074】
しかも、上記ドアアウタパネル21とドアインナパネル22との間には車両の前後方向に延びるインパクトバー12が設けられ、上記インパクトバー12が上記ラッチカバー部材86の下方部に近接して設けられたものである。
【0075】
この構成によれば、インパクトバー12を上述の阻止部材として有効利用することができるので、ドアラッチ機構16の移動防止作用を、新たな付加部材を用いることなく、簡単な構造にて達成することができる。
【0076】
また、上記ラッチカバー部材86には外部からの力によって該ラッチカバー部材86が下方に移動した時、上記インパクトバー12と係合して係止される係止部94が設けられたものである。
【0077】
この構成によれば、外部からの力によってラッチカバー部材86が下方に押し下げられる時、このラッチカバー部材86の係止部94がインパクトバー12と係合して、該ラッチカバー部材86が確実に停止するので、盗難防止性がさらに向上する。
【0078】
さらに、上記インパクトバー12の下方には車両の前後方向に延びる第2のインパクトバー13が配設されたものである。
この構成によれば、2本のインパクトバー12,13を用いることで、これら複数のインパクトバー12,13の配設レイアウトの自由度が拡大し、このためインパクトバー12をラッチカバー位置へ配設することができて、盗難防止性と側突に対する対応性との両立を図ることができる。
【0079】
加えて、ドアラッチ機構16はドアアウタパネル21に固定されたドアキーシリンダ81を備えたものである。
この構成によれば、ドアアウタパネル21に固定されたドアキーシリンダ81からドアラッチに対する不正なアタックが実行された場合にも、上述の阻止部材(インパクトバー12参照)によりラッチカバー部材86乃至ドアラッチ機構16が移動するのを阻止することができる。
【0080】
また、上記ラッチカバー部材86はドアキーシリンダ81と、該ドアキーシリンダ81とラッチ機構本体85とを連結する接続部材(キーシリンダロッド84参照)の間を上下方向に覆うように構成されたものである。
この構成によれば、上述のラッチカバー部材86でドアキーシリンダ81と接続部材(キーシリンダロッド84参照)とを確実に覆うので、盗難防止性がさらに向上する。
【0081】
さらに、上記サイドドアは、前部が車体にヒンジ4を介して開閉可能に枢着されたフロントドア2と、後部が車体にヒンジ5を介して開閉可能に枢着されたリヤドア3とを備え、上記ドアラッチ機構16はフロントドア2の後部中間に内蔵されて、リヤドア3の前部中間に設けられたストライカ29(図3参照)を係脱可能にラッチするものである。
【0082】
この構成によれば、観音開き構造のサイドドア2,3において、盗難防止性を確保しつつ、フロントドア2の後部中間をリヤドア3の前部中間に係脱可能にラッチすることができる。
【0083】
図18はラッチカバー部材86の他の実施例を示し、該ラッチカバー部材86の前片部86aにおける上側のインパクトバー12の近傍上部に折返し片96を一体形成して、この折返し片96の下面全体を係止部94に設定したものである。
【0084】
このように構成すると、ドアラッチへの不正アタック時における係止部94とインパクトバー12との圧接面積が大となるので、係止部94によるラッチカバー部材86の係止力拡大(停止力増大)を図って、ラッチカバー部材86のより一層良好な移動阻止を達成することができる。
【0085】
図18に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例と同様であるから、図18において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0086】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の車両の側部開口は、実施例のセンターピラーレスのドア開口部15に対応し、
以下同様に、
サイドドアは、フロントドア2、リヤドア3に対応し、
阻止部材は、上側のインパクトバー12に対応し、
第2のインパクトバーは、下側のインパクトバー13に対応し、
接続部材は、キーシリンダロッド84に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0087】
【発明の効果】
この発明によれば、ドアラッチ機構を覆うラッチカバー部材を設け、このラッチカバー部材の近傍には該ラッチカバー部材の外部からの力の入力に抗してドアラッチ機構の所定以上の移動を阻止する阻止部材を設けたので、外部からのドアラッチへのアタックに対して確実にドアラッチ機構の移動を防止できて、盗難防止性の向上を図ることができる車両用ドア構造の提供を目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用ドア構造を示す側面図。
【図2】サイドドアを車室内側から見た状態で示す側面図。
【図3】図2のA−A線矢視断面図。
【図4】フロントドアの側面図。
【図5】図4のB−B線矢視断面図。
【図6】フロントドアリヤレインフォースメントの斜視図。
【図7】図6のD−D線矢視断面図。
【図8】図4のC−C線矢視断面図。
【図9】図4のE−E線に沿う要部拡大断面図。
【図10】リヤドアの側面図。
【図11】図10のG−G線矢視断面図。
【図12】図10のH−H線に沿う拡大断面図。
【図13】縦インパクトバーおよびその取付けブラケットの分解斜視図。
【図14】図4の要部拡大断面図。
【図15】図14のJ−J線矢視断面図。
【図16】図14のK−K線矢視断面図。
【図17】ラッチカバー部材の斜視図。
【図18】ラッチカバー部材の他の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
2…フロントドア
3…リヤドア
4,5…ヒンジ
12…インパクトバー(阻止部材)
13…インパクトバー(第2のインパクトバー)
15…ドア開口部(側部開口)
21…ドアインナパネル
22…ドアインナパネル
29…ストライカ
81…ドアキーシリンダ
84…キーシリンダロッド(接続部材)
85…ラッチ機構本体
86…ラッチカバー部材
94…係止部
Claims (7)
- 車両の側部開口を開閉自在に覆うサイドドアを備えた車両用ドア構造であって、
上記サイドドアはドアアウタパネルとドアインナパネルとが接合されて構成され、
上記ドアアウタパネルとドアインナパネルとの間にはドアのラッチを行なうドアラッチ機構が設けられると共に、
上記ドアラッチ機構を覆うラッチカバー部材が設けられ、
上記ラッチカバー部材の近傍には該ラッチカバー部材への外部からの力の入力に抗してドアラッチ機構の所定以上の移動を阻止する阻止部材が設けられた
車両用ドア構造。 - 上記ドアアウタパネルとドアインナパネルとの間には車両の前後方向に延びるインパクトバーが設けられ、
上記インパクトバーが上記ラッチカバー部材の下方部に近接して設けられた
請求項1記載の車両用ドア構造。 - 上記ラッチカバー部材には外部からの力によって該ラッチカバー部材が下方に移動した時、
上記インパクトバーと係合して係止される係止部が設けられた
請求項2記載の車両用ドア構造。 - 上記インパクトバーの下方には車両の前後方向に延びる第2のインパクトバーが配設された
請求項1または2記載の車両用ドア構造。 - 上記ドアラッチ機構はドアアウタパネルに固定されたドアキーシリンダを備えた
請求項1〜4の何れか1に記載の車両用ドア構造。 - 上記ラッチカバー部材はドアキーシリンダと、該ドアキーシリンダとラッチ機構本体とを連結する接続部材の間を上下方向に覆うように構成された
請求項5記載の車両用ドア構造。 - 上記サイドドアは、前部が車体にヒンジを介して開閉可能に枢着されたフロントドアと、
後部が車体にヒンジを介して開閉可能に枢着されたリヤドアとを備え、
上記ドアラッチ機構はフロントドアの後部中間に内蔵されて、リヤドアの前部中間に設けられたストライカを係脱可能にラッチする
請求項1〜6の何れか1に記載の車両用ドア構造。
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