JP2002254929A - 自動車の開閉体構造 - Google Patents

自動車の開閉体構造

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JP2002254929A JP2001058114A JP2001058114A JP2002254929A JP 2002254929 A JP2002254929 A JP 2002254929A JP 2001058114 A JP2001058114 A JP 2001058114A JP 2001058114 A JP2001058114 A JP 2001058114A JP 2002254929 A JP2002254929 A JP 2002254929A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアの端部にラッチ機構を有する構造の自動
車において、ラッチ機構周辺の剛性を十分に確保可能と
する自動車の開閉体構造を提供することを課題とする。 【解決手段】 車体に設けた開口部をインナパネル31
とアウタパネル32とで中空状としたドア6で開閉す
る。インナパネル31の第1縦面部31aと水平面部3
1bとにそれぞれ沿う縦面部38aと水平面部38bと
を有するロアラッチレインフォースメント38をドア6
に内装し、ロアラッチユニット8をこのロアラッチレイ
ンフォースメント38を介してインナパネル31に取り
付ける。横断面形状がハット状で上下方向に延びるバー
チカルレインフォースメント33をドア6に内装し、上
記ロアラッチユニット8を囲んだ状態で、ロアラッチレ
インフォースメント38に接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の開閉体構
造、特に自動車におけるドアの構造に関し、自動車の車
体構造技術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平2−20423号公報に開
示されているように、車体側面に設けられた昇降用開口
部を、前端部に開閉軸心を有するフロントドアと後端部
に開閉軸心を有するリヤドアとで観音開き式に開閉する
ように構成した自動車が存在する。この種の自動車にお
いては、ドアの閉時に、まずリヤドアを閉じて車体に固
定すると共に、その後、フロントドアを閉じてリヤドア
に固定するように構成されるのが通例であり、リヤドア
の固定用として、該リヤドアの前部上下にラッチ機構が
設けられると共に、車体側にはこれらのラッチ機構に係
合するストライカがルーフ部及びフロア部に設けられ
る。
【0003】一例として、このリヤドアについて図10
を用いて説明すると、このリヤドア50は、リヤドア5
0の内面を形成するインナパネル51と、リヤドア50
の外面を形成するアウタパネル52とで、中空体として
構成され、かつ該リヤドア50の構造を補強するドア補
強部材53が、アウタパネル52とインナパネル51と
の間の空間に設けられる。そして、このリヤドア50の
下端部近傍に配設されたロアラッチユニット54が、車
体側のサイドシル部55に配設されたストライカ56と
係合して、リヤドア50を車体側に固定するようになっ
ている。
【0004】これらのうち、インナパネル51は、第1
縦面部51aと、該第1縦面部51aの下端部からアウ
タパネル52側に折曲された水平面部51bと、該水平
面部51bのアウタパネル52側から下方に折曲された
第2縦面部51cとを有している。
【0005】一方、ロアラッチユニット54は、上記イ
ンナパネル51の第1縦面部51aと水平面部51bと
の間の第1折曲部51d近傍に配設されるが、インナパ
ネル51だけではこの配設部の十分な剛性を確保できな
いため、ロアラッチユニット54近傍の構造を補強する
ラッチ補強部材57を介してインナパネル51に固定さ
れることがある。
【0006】このラッチ補強部材57は、上記ドア補強
部材53のインナパネル51側に接合される縦面部57
aと、該縦面部57aの下端部からインナパネル51側
に折曲された水平面部57bとを有しており、上記ロア
ラッチユニット54は、このラッチ補強部材57の水平
面部57bと、インナパネル51の水平面部51bとの
重合部の上面に、複数のネジ58…58により固定され
ている。
【0007】また、ドア補強部材53は縦面部53aの
両側部からインナパネル51側に折曲された側面部(図
示せず)を有しており、該側面部がインナパネル51の
第1縦面部51aに接合されて、インナパネル51とに
より閉空間59を形成している。
【0008】そして、ラッチ補強部材57は、上記閉空
間59内に配設されるため、リヤドア50を組み立てる
場合、まず、ドア補強部材53とラッチ補強部材57の
縦面部57aとを溶接しておき、ラッチ補強部材57の
水平面部57bの上面にロアラッチユニット54を取り
付けた状態でインナパネル51とラッチ補強部材57と
を複数のネジ58…58で締結し、さらに、ドア補強部
材53の下端部53aとインナパネル51の第2縦面部
51cとを必要に応じて溶接することとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このラッチ
補強部材57にインナパネル51の第1縦面部51a側
の端部から上方に折曲された縦面部を設けて、インナパ
ネル51の第1縦面部51aに溶接固定すると、ドア補
強部材53をラッチ補強部材57の縦面部57aに溶接
しようとしても、上記閉空間59内に溶接具を入れるこ
とが不可能となって、溶接できないこととなる。
【0010】したがって、上記構成のリヤドア50にお
いては、ラッチ補強部材57にインナパネル51の第1
縦面部51a側の端部から上方に折曲された縦面部を設
けることができないため、補強部材53、57だけによ
る閉断面空間を構成することができず、ロアラッチユニ
ット54周辺の剛性を十分に確保できないこととなる。
【0011】そこで、本発明は、ドアの端部にラッチ機
構を有する構造の自動車において、ラッチ機構周辺の剛
性を十分に確保可能とする自動車の開閉体構造を提供す
ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明は、次のように構成したことを特徴とす
る。
【0013】まず、本願の請求項1に記載の発明は、車
体に設けられた開口部をインナ部材とアウタ部材とで中
空状とされた開閉体で開閉するように構成され、かつ上
記インナ部材は、車室内面を構成する第1の縦面部と、
その下端部からアウタ部材側に折曲された水平面部と、
そのアウタ部材側の端部から下方に折曲された第2の縦
面部とを有すると共に、該インナ部材における第1の縦
面部と水平面部との間の折曲部近傍に、車体側の係合部
材に係合することにより該開閉体を閉状態に固定するラ
ッチ機構が備えられた自動車の開閉体構造であって、上
記インナ部材の第1の縦面部と水平面部との間の折曲部
の内側に、該インナ部材の第1の縦面部と水平面部とに
それぞれ沿う縦面部と水平面部とを有する第1の補強部
材が配設され、上記ラッチ機構がこの第1の補強部材を
介してインナ部材に取り付けられていると共に、該イン
ナ部材とアウタ部材との間に、横断面形状がインナ部材
側が開放されたハット状とされて上下方向に延びる第2
の補強部材が配設され、この第2の補強部材の下端部が
上記ラッチ機構を囲んだ状態で、該補強部材の両側のフ
ランジ部が第1の補強部材の縦面部に接合されているこ
とを特徴とする。
【0014】この発明によれば、インナ部材の第1の縦
面部と水平面部との間の折曲部の内側に、該インナ部材
の第1の縦面部と水平面部とにそれぞれ沿う縦面部と水
平面部とを有する第1の補強部材が配設されると共に、
インナ部材とアウタ部材との間に、横断面形状がインナ
部材側が開放されたハット状とされて上下方向に延びる
第2の補強部材が配設されて、該第2の補強部材の両側
のフランジ部が第1の補強部材の縦面部に接合されるこ
とにより閉断面が形成されるので、強固な構造体が形成
されることとなる。
【0015】また、ラッチ機構は、上記第1の補強部材
を介してインナ部材に取り付けられると共に、第1の補
強部材と第2の補強部材の下端部とで形成される上記閉
断面により囲まれた状態となる。
【0016】これによれば、開閉体への車体外方からの
衝撃荷重の作用時に、閉断面構造により、該衝撃荷重が
確実に受け止められて、開閉体下部が保護されるととも
に、該閉断面に囲まれたラッチ機構が保護されることと
なる。
【0017】したがって、上記衝撃荷重が作用した場合
でも、開閉体は、ラッチ機構により車体側に確実に固定
された状態を保つことが可能となる。
【0018】次に、本願の請求項2に記載の発明は、請
求項1に記載の発明において、第1の補強部材は水平面
部のアウタ部材側の端部から下方に折曲された第2の縦
面部を有するとともに、第2の補強部材はアウタ部材側
に位置する縦面部が他の面よりも下方に延長されてなる
延長面部を有し、上記第1の補強部材の第2の縦面部と
第2の補強部材の延長面部とが接合され、この接合部が
インナ部材の第2の縦面部のアウタ部材側に配設されて
いることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、第1の補強部材に第2
の縦面部が設けられるととともに、第2の補強部材に延
長面部が設けられて、これらが接合されているので、第
1の補強部材と第2の補強部材とは、それぞれの補強部
材の車室側及び車室外側で3次元的に接合された構造体
を形成することとなり、開閉体下部の構造がさらに強固
なものとなる。
【0020】さらに、本願の請求項3に記載の発明は、
請求項1又は請求項2に記載の発明において、開閉体
は、車体に設けられた開口部の両側部に開閉軸心をそれ
ぞれ有し、観音開き式に開閉される第1、第2のドアの
少なくとも一方であって、その開閉軸心側と反対側の端
部の上下に車体側の係合部材にそれぞれ係合する上部ラ
ッチ機構及び下部ラッチ機構が備えられており、かつ第
2の補強部材は、上部ラッチ機構の配設部と下部ラッチ
機構の配設部とにわたって上下方向に配設されているこ
とを特徴とする。
【0021】この発明によれば、車体に設けられた開口
部を、第1、第2のドアとで観音開き式に開閉される自
動車において、第1、第2のドアの少なくとも一方のド
アの上下に配設される上部ラッチ機構及び下部ラッチ機
構のそれぞれの配設部にわたって、第2の補強部材が上
下方向に配設されているので、このドアの強度が向上す
るとともに、両ラッチ機構が強固に固定されることとな
る。
【0022】そして、本願の請求項4に記載の発明は、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明におい
て、第1の補強部材の第1の縦面部に、シートベルトの
一端側を支持する支持部材の取付部と、他端側を巻き取
るリトラクタの取付部との少なくとも一方が設けられて
いることを特徴とする。
【0023】この発明によれば、シートベルトの一端側
を支持する支持部材の取付部と、他端側を巻き取るリト
ラクタの取付部との少なくとも一方が、開閉体を補強す
る第1の補強部材に設けられているので、シートベルト
に前方への大きな衝撃荷重が作用したときに、この荷重
が開閉体における上記第1の補強部材からラッチ機構、
及びこれに係合した車体側の係合部材を介して車体に入
力されることになり、該衝撃荷重が車体によって確実に
受け止められることになる。
【0024】次に、本願の請求項5に記載の発明は、請
求項4に記載の発明において、シートベルトの一端側を
支持する支持部材と、他端側を巻き取るリトラクタとの
少なくとも一方が、第1の補強部材の第1の縦面部と、
第2の補強部材との重合部に固定されていることを特徴
とする。
【0025】この発明によれば、請求項4に記載の発明
において、シートベルトの一端側を支持する支持部材
と、他端側を巻き取るリトラクタとの少なくとも一方
が、開閉体を補強する第1の補強部材の第1の縦面部
と、第2の補強部材との重合部に固定されるので、シー
トベルトの保持強度がさらに向上するとともに、上記衝
撃荷重がさらに確実に受け止められることになる。
【0026】さらに、本願の請求項6に記載の発明は、
請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明におい
て、開閉体は車体側面に設けられた開口部を開閉するも
のであって、第1、第2の補強部材と車体長手方向に隣
接する位置に、インナ部材の第1の縦面部と水平面部と
の間で閉断面空間を構成する第3の補強部材が配設さ
れ、かつ第1、第2の補強部材で構成される閉断面空間
と、インナ部材と第3の補強部材とで構成される閉断面
空間とが、車体に配設されたクロスメンバの前後の縦面
部とそれぞれ車体側面視で重合されていることを特徴と
する。
【0027】この発明によれば、開閉体は車体側面に設
けられた開口部を開閉するものである場合に、第1、第
2の補強部材と車体長手方向に隣接する位置に、インナ
部材の第1の縦面部と水平面部との間で閉断面空間を構
成する第3の補強部材が配設されるとともに、第1、第
2の補強部材で構成される閉断面空間と、インナ部材と
第3の補強部材とで構成される閉断面空間とが、車体に
配設されたクロスメンバの前後の縦面部とそれぞれ車体
側面視で重合されているので、開閉体へ車体側方から大
きな衝撃荷重が作用したときに、開閉体の閉断面空間を
構成するそれぞれの補強部材にかかる荷重が、クロスメ
ンバの前後の縦面部を介して車体に受け止められること
となって、開閉体下部及びラッチ機構が保護されること
となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0029】図1に示すように、この実施の形態に係る
自動車1は、車室2と荷台3とを有し、車室両側の昇降
用開口部4は、前端部に設けられた開閉軸心を中心とし
て後部が前方へ開くフロントドア5と、後端部に設けら
れた開閉軸心を中心として前部が後方へ開くリヤドア6
とにより、開閉されるようになっている。
【0030】そして、図2に示すように、リヤドア6の
前部上下には、該リヤドア6を車体に固定するためのア
ッパラッチユニット7及びロアラッチユニット8が備え
られていると共に、車体側には、図3に示すように、こ
れらのラッチユニット7、8とそれぞれ係合するストラ
イカ9、10が車体のルーフ部11及びサイドシル部1
2の所定位置に配設され、かつ、リヤドア6の前端面に
は、ラッチユニット7、8とストライカ9、10の係合
を解除して該リヤドア6を開放可能とするハンドル機構
13が備えられている。
【0031】また、フロントドア5には、リヤドア6が
閉じている状態で該リヤドア6の前端面に設けられたス
トライカ14に係合して、該リヤドア6を介してフロン
トドア5を閉状態に固定するラッチ機構(図示せず)が
備えられていると共に、このラッチ機構とストライカ1
4との係合を解除してフロントドア5を開放可能とする
ハンドル15が備えられている(図1参照)。
【0032】さらに、リヤドア6について説明すると、
該リヤドア6の前部内側には、車室2内の前席用シート
ベルト16が備えられ、その一端がリヤドア6の前端部
下方にロアアンカ部材17を介して止着されていると共
に、他端は、該リヤドア6の前端部上方に備えられたア
ッパアンカ部材18を経て該リヤドア6内に導入され、
該リヤドア6内の前端部下方に備えられたリトラクタ1
9に巻き取られるようになっている。また、該リヤドア
6の内側後端部には該リヤドア6を車体に連結するヒン
ジ20、20が設けられ、これらのヒンジ20、20に
よって上記リヤドア6の開閉軸心が構成されている。な
お、リヤドア6の上部には窓21が設けられているとと
もに、該リヤドア6の車内側の面にはトリム部材22が
配設されている。
【0033】次に、図4〜図9により、リヤドア6の前
端部周辺の構造をさらに詳しく説明すると、このリヤド
ア6は、インナパネル31とアウタパネル32とで中空
体として構成されており、その前端部の内部には、アッ
パラッチユニット7の取付部周辺から上記窓21の前方
を通過し、ロアラッチユニット8の取付部周辺にかけて
上下方向に延びるバーチカルレインフォースメント(以
下、「バーチカルレイン」と記す)33が配設されてい
る。
【0034】上記アッパラッチユニット7の取り付けら
れているリヤドア6の上部は、図4、図5に示すよう
に、インナパネル31の内面側にアッパラッチユニット
7の取り付け構造を補強するアッパラッチレインフォー
スメント(以下、「アッパラッチレイン」と記す)34
が重ねられ、さらにその内側にバーチカルレイン33が
重ねられた構造とされている。そして、このバーチカル
レイン33の上部に設けられた切り込み部と、アッパラ
ッチレイン34の開口部34aと、インナパネル31の
開口部とを合わせた状態で、これらのパネル部材に、複
数のボルト35によりアッパラッチユニット7が固定さ
れている。また、アッパラッチレイン34の下部とイン
ナパネル31との重合部に、ボルト37により上記シー
トベルト16のアッパアンカ部材18が固定されてい
る。
【0035】さらに、上記バーチカルレイン33は、ア
ッパラッチユニット7の取付部から下方に延びて、ロア
ラッチユニット8の取付部に至っているが、窓21の前
方の部位で中央部がアウタパネル32側に寄せられ、図
4に示すように該部位より下方の部分が、中央部がアウ
タパネル32側に膨出したハット状断面とされて、イン
ナパネル31との間に上下方向に延びる閉断面空間36
を形成している。
【0036】一方、図6に示すように、上記バーチカル
レイン33はハット状断面のまま下方に延び、その下端
部におけるロアラッチユニット8の取付部周辺にはロア
ラッチレインフォースメント(以下、「ロアラッチレイ
ン」と記す)38が配設されている。
【0037】ここで、ロララッチユニット8近傍の構造
についてさらに詳しく説明すると、インナパネル31
は、室内側の面を構成する第1縦面部31aと、その下
端部からアウタパネル32側に折曲された水平面部31
bと、そのアウタパネル32側の端部から下方に折曲さ
れた第2縦面部31cと、第1縦面部31aと水平面部
31bとの間の第1折曲部31dと、水平面部31bと
第2縦面部31cとの間の第2折曲部31eと、第1折
曲部31d近傍に車体側のストライカ10の進入する開
口部31fとを有している。
【0038】また、ロアラッチレイン38は、上記イン
ナパネル31の第1縦面部31aと水平面部31bと第
2縦面部31cとにそれぞれ沿う第1縦面部38aと水
平面部38bと第2縦面部38cと、第1縦面部38a
と水平面部38bとの間の第1折曲部38dと、水平面
部38bと第2縦面部38cとの間の第2折曲部38e
と、第1折曲部38d近傍に上記ストライカ10の進入
する開口部38fを有している。
【0039】そして、バーチカルレイン33は、アウタ
パネル31側に位置する縦面部33cを有し、該縦面部
33cが側面部33d、33eよりも下方に延長され
て、延長面部33fを形成している。
【0040】さらに、ロアラッチユニット8近傍では、
インナパネル31の第1折曲部31dと、ロアラッチレ
イン38の第1折曲部38dとが重合された状態で接合
されているとともに、インナパネル31の第2折曲部3
1eと、ロアラッチレイン38の第2折曲部38eと、
バーチカルレイン33の延長面部33fとが重合された
状態で接合され、かつ図8に示すようにインナパネル3
1の第1縦面部31aと、ロアラッチレイン38の第1
縦面部38aと、バーチカルレイン33のフランジ部3
3a、33bとが重合された状態で接合されている。
【0041】これにより、バーチカルレイン33と、ロ
アラッチレイン38とは、3次元的に接合されているこ
ととなるとともに、上記閉断面空間36の下端部近傍に
おいて、これらのレイン33,38により横断面が閉鎖
された閉断面空間36aを形成することとなる。
【0042】また、上記閉断面空間36a内におけるロ
アラッチレイン38の水平面部38b上に複数のボルト
39…39を用いてロアラッチユニット8が取り付けら
れている。
【0043】そして、ロアラッチレイン38の第1縦面
部38aの上部38gと、インナパネル31の第1縦面
部31aとの重合部1個所、及びその上方2個所の合計
3個所でボルト40により、前述のシートベルト16の
リトラクタ19が取り付けられているとともに、ロアラ
ッチレイン38の第1縦面部38aの上部に設けられた
上方への突出部38hと、バーチカルレイン33のフラ
ンジ部33bと、インナパネル31の第1縦面部31a
との重合部に、ボルト41を用いて前述のロアシートベ
ルトアンカ17が取り付けられている。
【0044】また、図7〜図9に示すように、ロアラッ
チユニット8の車両長手方向後方には、インナパネル3
1の第1縦面部31aと水平面部31bとの間に閉断面
空間を形成するクラッシュレインフォースメント(以
下、「クラッシュレイン」と記す)45が配設されてい
る。該クラッシュレイン45は、水平方向に設けられた
水平面部45aと、その前端部から斜め下方に折曲され
た斜面部45bを有しており、該水平面部45a及び斜
面部45bにおけるインナパネル31の第1縦面部31
a側の端部から上方に折曲された第1縦面部45c、4
5dが設けられて、インナパネル31の第1縦面部31
aに接合されている。また、インナパネル31の第2縦
面部31c側の端部から下方に折曲された第2縦面部4
5e、45fが設けられて、インナパネル31の第2縦
面部31cに接合されている。
【0045】さらに、斜面部45bの前端部45gがイ
ンナ部材31の水平面部31bに接合されるとともに、
水平面部45aの後端部45hがインナ部材31の水平
面部31bに接合されている。
【0046】そして、このクラッシュレイン45の各面
部と、インナ部材31の第1縦面部31a及び水平面部
31bにより、閉断面空間46が構成されている。
【0047】一方、車体には、車体の幅方向の構造を補
強するクロスメンバ47が配設されている。このクロス
メンバ47は、車体前方側に斜め方向に設けられた第1
縦面部47aと、その上端部から後方に折曲された水平
面部47bと、その後端部から下方に折曲された第2縦
面部47cと、第1縦面部47aの下端部から前方に折
曲された第1底面部47dと、第2縦面部47cの下端
部から後方に折曲された第2底面部47eとを有してい
る。
【0048】そして、上記バーチカルレイン33とロア
ラッチレイン38とにより構成される閉断面空間36a
と、インナパネル31とクラッシュレイン45とにより
構成される閉断面空間46とが、上記クロスメンバ47
の第1、第2縦面部47a、47cとそれぞれ車体側面
視で重合されている。
【0049】次に、この実施の形態の作用を説明する
と、リヤドア6は、閉状態では、その前端部上下に備え
られたラッチユニット7、8が車体のルーフ部11及び
サイドシル部12に設けられたストライカ9、10にそ
れぞれ係合することにより車体に固定されることにな
り、また、ハンドル13の操作によって各ラッチユニッ
ト7、8とストライカ9、10との係合が解除されるこ
とにより回動可能となる。
【0050】また、アッパラッチユニット7は、アッパ
ラッチレイン34と、バーチカルレイン33とによって
補強された箇所に取り付けられているので、高い取付剛
性が確保されることとなる。
【0051】そして、リヤドア6の下端部は、バーチカ
ルレイン33及びロアラッチレイン38とが3次元的に
接合されて、閉断面空間36aを構成しているので、図
6、図8に示すように車体側方から衝撃荷重Gが作用し
た場合でも、高い剛性が確保されることとなる。
【0052】次に、ロアラッチユニット8は、バーチカ
ルレイン33と、ロアラッチレイン38とによって補強
された重合部に取り付けられられるとともに、上記閉断
面空間36a内に配設されているので、図6、図8に示
すように車体側方から衝撃荷重Gが作用した場合でも、
ロアラッチユニット8がこれらのレイン33、38によ
って保護されるとともに、高い取付剛性が確保されるこ
ととなり、リヤドア6が良好に固定されることとなる。
【0053】また、シートベルト16の一端をリヤドア
6に止着するロアシートベルトアンカ17及び該シート
ベルト16の他端を巻き取るリトラクタ19は、いずれ
もインナパネル31におけるバーチカルレイン33の下
端部とロアラッチレイン38とによって補強された部位
に取り付けられ、かつ該シートベルト16の中間部を支
持するアッパシートベルトアンカ18はインナパネル3
1におけるバーチカルレイン33によって構成された閉
断面空間内においてアッパラッチレイン34の延長部に
よって補強された部位に取り付けられている。
【0054】したがって、車体前方からの衝撃荷重の作
用時に、シートベルト16に前方への大きな荷重が作用
した場合、この荷重は該シートベルト16を介してリヤ
ドア6の十分に補強された部位で受け止められることに
なり、さらに、これらの部位に備えられた上下のラッチ
ユニット7、8及びストライカ9、10を介して車体に
受け止められることになる。これにより、上記のような
荷重に対して乗員がシートベルト16によって確実に保
護されることになる。
【0055】また、バーチカルレイン33とロアラッチ
レイン38とにより構成される閉断面空間36aと、イ
ンナパネル31とクラッシュレイン45とにより構成さ
れる閉断面空間46とが、車体構造を構成するクロスメ
ンバ47の第1、第2縦面部47a、47cとそれぞれ
車体側面視で重合されている。
【0056】これによれば、図8、図9に示すように、
車体側方からの衝撃荷重Gの作用時に、リヤドア6が、
車室2側へ押された場合、上記ロアラッチレイン38及
びバーチカルレイン33と、クラッシュレイン45と
が、クロスメンバ47の第1縦面部47aと第2縦面部
47cとによりそれぞれ受け止められて、それ以上、リ
ヤドア6が車室2内側へ進入するのを阻止することとな
る。これにより、車体側方から衝撃荷重が作用した場合
でも、乗員が確実に保護されることとなる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本願発明によれば、ドア
の端部にラッチ機構を有する構造の自動車において、ラ
ッチ機構周辺を補強する複数の補強部材を設けて閉断面
構造を形成したので、ラッチ機構周辺の剛性が十分に確
保されることとなる。また、これらの補強部材にシート
ベルト支持部材も取り付けたので、車体外方からの衝撃
荷重の作用時にも、乗員がシートベルトにより確実に受
け止められることとなる。さらに、これらの補強部材に
より形成される閉断面構造と車体のクロスメンバとを車
体側面視で重合させたので、車体側方からの衝撃荷重の
作用時にも、該衝撃荷重がクロスメンバにより確実に受
け止められて、ドア及びラッチ機構周辺を保護すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施の形態に係わる自動車の要部
の概略斜視図である。
【図2】 リヤドアの車内側から見た側面図である。
【図3】 同、正面図である。
【図4】 アッパラッチユニット取付部の拡大縦断正面
図である。
【図5】 同、車内側から見た要部拡大側面図である。
【図6】 ロアラッチユニット取付部の拡大縦断正面図
である。
【図7】 同、車内側から見た要部拡大側面図である。
【図8】 図7のX−X線による要部の断面図である。
【図9】 図7のY−Y線による要部の断面図である。
【図10】 従来の技術に係わるロアラッチユニット取
付部の拡大縦断正面図である。
【符号の説明】 1 自動車 4 開口部 5 第2のドア(フロントドア) 6 第1のドア(リヤドア) 7 ラッチ機構(アッパラッチユニット) 8 ラッチ機構(ロアラッチユニット) 13 ハンドル機構 17 支持部材(ロアシートベルトアンカ) 19 リトラクタ 31 インナ部材(インナパネル) 31a 第1の縦面部(第1縦面部) 31b 水平面部 31c 第2の縦面部(第2縦面部) 32 アウタ部材(アウタパネル) 33 第2の補強部材(バーチカルレインフ
ォースメント) 33f 延長面部 38 第1の補強部材(ロアラッチレインフ
ォースメント) 38a 第1の縦面部(第1縦面部) 38b 水平面部 38c 第2の縦面部(第2縦面部) 45 第3の補強部材(クラッシュレインフ
ォースメント) 47 クロスメンバ 47a 第1縦面部 47c 第2縦面部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けられた開口部をインナ部材と
    アウタ部材とで中空状とされた開閉体で開閉するように
    構成され、かつ上記インナ部材は、車室内面を構成する
    第1の縦面部と、その下端部からアウタ部材側に折曲さ
    れた水平面部と、そのアウタ部材側の端部から下方に折
    曲された第2の縦面部とを有すると共に、該インナ部材
    における第1の縦面部と水平面部との間の折曲部近傍
    に、車体側の係合部材に係合することにより該開閉体を
    閉状態に固定するラッチ機構が備えられた自動車の開閉
    体構造であって、上記インナ部材の第1の縦面部と水平
    面部との間の折曲部の内側に、該インナ部材の第1の縦
    面部と水平面部とにそれぞれ沿う縦面部と水平面部とを
    有する第1の補強部材が配設され、上記ラッチ機構がこ
    の第1の補強部材を介してインナ部材に取り付けられて
    いると共に、該インナ部材とアウタ部材との間に、横断
    面形状がインナ部材側が開放されたハット状とされて上
    下方向に延びる第2の補強部材が配設され、この第2の
    補強部材の下端部が上記ラッチ機構を囲んだ状態で、該
    補強部材の両側のフランジ部が第1の補強部材の縦面部
    に接合されていることを特徴とする自動車の開閉体構
    造。
  2. 【請求項2】 第1の補強部材は水平面部のアウタ部材
    側の端部から下方に折曲された第2の縦面部を有すると
    ともに、第2の補強部材はアウタ部材側に位置する縦面
    部が他の面よりも下方に延長されてなる延長面部を有
    し、上記第1の補強部材の第2の縦面部と第2の補強部
    材の延長面部とが接合され、この接合部がインナ部材の
    第2の縦面部のアウタ部材側に配設されていることを特
    徴とする請求項1に記載の自動車の開閉体構造。
  3. 【請求項3】 開閉体は、車体に設けられた開口部の両
    側部に開閉軸心をそれぞれ有し、観音開き式に開閉され
    る第1、第2のドアの少なくとも一方であって、その開
    閉軸心側と反対側の端部の上下に車体側の係合部材にそ
    れぞれ係合する上部ラッチ機構及び下部ラッチ機構が備
    えられており、かつ第2の補強部材は、上部ラッチ機構
    の配設部と下部ラッチ機構の配設部とにわたって上下方
    向に配設されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の自動車の開閉体構造。
  4. 【請求項4】 第1の補強部材の第1の縦面部に、シー
    トベルトの一端側を支持する支持部材の取付部と、他端
    側を巻き取るリトラクタの取付部との少なくとも一方が
    設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれかに記載の自動車の開閉体構造。
  5. 【請求項5】 シートベルトの一端側を支持する支持部
    材と、他端側を巻き取るリトラクタとの少なくとも一方
    が、第1の補強部材の第1の縦面部と、第2の補強部材
    との重合部に固定されていることを特徴とする請求項4
    に記載の自動車の開閉体構造。
  6. 【請求項6】 開閉体は車体側面に設けられた開口部を
    開閉するものであって、第1、第2の補強部材と車体長
    手方向に隣接する位置に、インナ部材の第1の縦面部と
    水平面部との間で閉断面空間を構成する第3の補強部材
    が配設され、かつ第1、第2の補強部材で構成される閉
    断面空間と、インナ部材と第3の補強部材とで構成され
    る閉断面空間とが、車体に配設されたクロスメンバの前
    後の縦面部とそれぞれ車体側面視で重合されていること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の
    自動車の開閉体構造。
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