JPS638238Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS638238Y2
JPS638238Y2 JP1983001493U JP149383U JPS638238Y2 JP S638238 Y2 JPS638238 Y2 JP S638238Y2 JP 1983001493 U JP1983001493 U JP 1983001493U JP 149383 U JP149383 U JP 149383U JP S638238 Y2 JPS638238 Y2 JP S638238Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer case
vehicle body
spring
piece
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983001493U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59107896U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP149383U priority Critical patent/JPS59107896U/ja
Publication of JPS59107896U publication Critical patent/JPS59107896U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS638238Y2 publication Critical patent/JPS638238Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用灰皿に関する。特にインナ
ーケースを取付けたアウターケースを車体にきわ
めて簡単取付け可能と成した自動車用灰皿に関す
るものである。
従来、この種の自動車用灰皿の車体への取付け
は、第1図イに示すインナーケースを扇状に開閉
する形式のものにあつては、灰皿の性質上アウタ
ーケース1を金属板をプレス加工等で箱状に形成
し、その奥壁11に車体への取付孔11aを穿設
し、その取付孔11aを介してアウターケース1
を車体にビス止め固着し、その後にアウターケー
ス1の内部にスプリング4を介してインナーケー
ス2を開閉自在に取付けている。又、同図、ロに
示す如く軸を中心としてインナーケース2をアウ
ターケース1の内部にて回転せしめて灰皿を出入
れする形式のものにおいても車体への取付孔11
aをアウターケース1と共に熱硬化性樹脂にて一
体成型しているが、やはりアウターケース1を該
取付孔11aを介してビス等で車体に固着した後
にインナーケース2を回動可能に取付けている。
いずれの実施例においても、アウターケース1を
車体にビス等で締付け固着した後にインナーケー
ス2をアウターケース1に取付けているためイン
ナーケース2の取扱いが複数であるばかりでなく
組付工数も多く必要でコスト高の原因となる等の
問題点を有していた。
上記事情に鑑み本考案は、熱硬化性樹脂のアウ
ターケースに車体取付用のスプリングをワンタツ
チで取付け、そのスプリングを介してインナーケ
ースを取付けた状態でアウターケースを車体に取
付けてインナーケースの取扱い上、又組付工数を
大幅に省力化した自動車灰皿を提供するものであ
る。
以下本考案の一実施例を添付図面について詳細
に説明する。尚従来構成と類似の構成には同符号
を付した。
第2図は本考案のアウターケース1にインナー
ケース2を取付けた状態における縦断面図、第3
図は要部拡大図、第4図は一部省略した下面図で
ある。
アウターケース1は熱硬化性の合成樹脂にて箱
状を成し、上壁外周に車体係止部12aが開口周
縁14より車体外板5の板厚分内方に穿設されて
いる。そして下壁13には車体取付用スプリング
3の取付部15が設けられている。
該取付部15は第3図、及び第4図に詳述する
如くアウターケース1の長手方向端部の下壁13
の開口周縁14に形成された車体外板5への当接
フランジ13aと奥壁11との間に設けられてい
る。
そして、前記当接フランジ13a側に車体取付
用スプリング3の係止孔15aが穿設され、その
下側に前記係止孔15aを挾んで奥壁11側に係
止壁15bを突設し、下壁13の外周と係止壁1
5bとの間には車体取付用スプリング3の挿入溝
15cが形成している。
又前記アウターケース1の取付部15に装着さ
れる車体取付用スプリング3は全姿としてU字状
を成し、上側折曲片31は下側折曲片32に比較
して幅広に形成されその中央に後方に開拡した切
起片31aが設けられ下側折曲片32は上側折曲
片31から斜下方前方に折返されその先端に上側
折曲片31方向に折返された指押片32aが形成
されている。すなわち上側折曲片31と下側折曲
片32との折返し部イにて弾性力を得るとともに
前記斜下方に折返された部分ロにおいて車体への
取付を容易ならしめている。
上記車体取付用スプリング3は第3図の如く上
側の折曲片31を挿入孔15cに切起片31aを
たわませながら圧入されその切起片31aが係止
孔15aに倒達し係止孔15a内に弾性復帰する
ことによつてアウターケース1に取付けられる。
そしてこの状態のアウターケース1にインナーケ
ース2をスプリング4を介して取付け、その後に
アウターケース1の上壁12に突設した係止部1
2aを車体外板5の灰皿取付孔51の上縁51a
の内側に強接し、下壁13の車体取付用スプリン
グ3を下縁51bに圧入する。このとき車体取付
用スプリング3は下側折曲片32の斜下方前方に
折返された部分ロをガイドとして下側折曲片32
を上側折曲片31方向にたわませながら挿入さ
れ、下壁13の当接フランジ13aが車体外板の
下縁51bの外方に当接した時にその取付けが完
了する。
従つて、熱硬化性の樹脂製のアウターケースに
車体取付用スプリングをワンタツチで取付けるこ
とが出来、しかも該アウターケースを車体にワン
タツチで、しかもインナーケースと取付けた状態
で取付けることが出来るばかりか、車体への組付
工数を大幅に省力化ができる。
上記の如く本考案はアウターケースと前記アウ
ターケースに開閉自在に取付けられたインナーケ
ースとを備えた自動車用灰皿であつて前記アウタ
ーケースは、その開口周縁にフランジを有すると
ともにその上壁に前記フランジと協働して車体外
板を挾持する係止部を備え、下壁には前記フラン
ジと協働して車体外板を挾持するほぼU字状のス
プリングを挿着するための係止孔、係止壁および
挿入溝を備え、前記スプリングは、その上側折曲
片に上側に向いた切起片を有するとともに、その
下側折曲片が、折返し部から斜め下方に向いた部
分とそこからさらに上方に折返されて車体外板の
灰皿取付孔の下縁に係止される斜め上方に向いた
部分とを備え、前記スプリングの上側折曲片を前
記アウターケース下壁の挿入溝に挿入してその切
起片を前記係止孔に係止させるとともに、その折
返し部を前記係止壁に係止させたことを特徴とす
るものであるからインナーケースをアウターケー
スに取付けた状態取扱うことができ、しかも車体
への取付けもワンタツチで行え組付工数を大幅に
省力化した自動車用灰皿を提供するものである。
尚、当接のことながら本考案は上述の実施例に
のみ限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示したもので、図イはアウタ
ーケースを金属板にて成形した断面図、図ロはア
ウターケースを熱硬化性樹脂にて成型した例を示
した断面図、第2図は、本考案の縦断面図、第3
図は要部拡大断面図、第4図は一部省略した底面
図、第5図は車体取付用スプリングを示した斜視
図である。 1……アウターケース、15……取付部、2…
…インナーケース、3……車体取付用スプリン
グ、4……スプリング、5……車体外板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウターケースと、該アウターケースに開閉自
    在に取付けられたインナーケースとを備えた自動
    車用灰皿であつて、前記アウターケースは、その
    開口周縁にフランジを有するとともにその上壁に
    前記フランジと協働して車体外板を挟持する係止
    部を備え、下壁には前記フランジと協働して車体
    外板を挟持するほぼU字状のスプリングを挿着す
    るための係止孔、係止壁および挿入溝を備え、前
    記スプリングは、その上側折曲片に上側に向いた
    切起片を有するとともに、その下側折曲片が、折
    返し部から斜め下方に向いた部分とそこからさら
    に上方に折返されて車体外板の灰皿取付孔の下縁
    に係止される斜め上方に向いた部分とを備え、前
    記スプリングの上側折曲片を前記アウターケース
    下壁の挿入溝に挿入してその切起片を前記係止孔
    に係止させるとともに、その折返し部を前記係止
    壁に係止させたことを特徴とする自動車用灰皿。
JP149383U 1983-01-10 1983-01-10 自動車用灰皿 Granted JPS59107896U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP149383U JPS59107896U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 自動車用灰皿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP149383U JPS59107896U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 自動車用灰皿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59107896U JPS59107896U (ja) 1984-07-20
JPS638238Y2 true JPS638238Y2 (ja) 1988-03-11

Family

ID=30133214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP149383U Granted JPS59107896U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 自動車用灰皿

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59107896U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS551034A (en) * 1978-06-19 1980-01-07 Matsushita Electronics Corp Cathode ray tube

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS551034A (en) * 1978-06-19 1980-01-07 Matsushita Electronics Corp Cathode ray tube

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59107896U (ja) 1984-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2979079B2 (ja) 自動車用内装材の取付構造
JPS638238Y2 (ja)
JPH0318249Y2 (ja)
JPS6328043Y2 (ja)
JP2606084Y2 (ja) ピラートリムの取付構造
JPH0135526Y2 (ja)
JPS5826173Y2 (ja) 自動車用ドアガラスガイド装置
JPS5915116Y2 (ja) コ−ド取付け装置
JPS5914279Y2 (ja) グリツプとア−ムレストを有するドアトリム構造
JPS593757Y2 (ja) 自動車用灰皿
JPH0140770Y2 (ja)
JPH0423747Y2 (ja)
JPH0543167Y2 (ja)
JPH0239879Y2 (ja)
KR200141962Y1 (ko) 자동차의 도어트림 고정용 구조
JPS6226281Y2 (ja)
JPH07217265A (ja) 自動車用ドアハンドル装置
JPH0223720Y2 (ja)
JP2600429Y2 (ja) ダッシュサイドトリムの取付構造
JPS6023400Y2 (ja) 自動車用ドアロツクノブの取付構造
JP2506130Y2 (ja) ライザ・ボックス
JPS6242570Y2 (ja)
KR100383967B1 (ko) 차량용 트렁크 풀 핸들의 결합 구조
JPS5820435Y2 (ja) 自動車用ピラ−トリム
JPS6018516Y2 (ja) ドアロツキングボタンの取付構造