JP3929927B2 - 液体封入マウント装置 - Google Patents

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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体にパワープラントを搭載するための液体封入マウント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体封入マウント装置として、エンジン等の振動発生部側あるいは車体側に取付ける樹脂製の取付部を制振用のゴムに射出成形したものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−247208号公報(第3−5頁、図1、図3)
【特許文献2】
特開2001−50331公報(第3−4頁、図1、図2)
【0004】
特許文献1の図1及び図3を以下の図7(a),(b)で説明し、特許文献2の図1及び図2を以下の図8(a),(b)で説明する。
図7(a),(b)は従来の液体封入マウント装置を示す断面図(従来例1)である。
(a)において、液体封入マウント装置としての防振装置100は、エンジン側に取付けるボルト101、頂板102及び連結筒103からなる取付部材104と、この取付部材104に加硫接着した弾性体106と、この弾性体106を囲むように配置した樹脂製の支持円筒107と、弾性体106内の液室108を2つに仕切る仕切部材111と、この仕切部材111の外側に配置したダイヤフラム112と、これらの仕切部材111及びダイヤフラム112を固定するために支持円筒107の開口部に圧入したキャップ113とからなる。
【0005】
(b)において、防振装置100の製造要領を説明する。
まず、取付部材104を加硫用の型内に入れて、弾性体106を加硫し、取付部材104に弾性体106を加硫接着する。
【0006】
更に、樹脂成形用の型内に弾性体106及び取付部材104を位置決めし、型内に溶融した樹脂材料を射出して支持円筒107を弾性体106に接着した状態で成形する。
【0007】
そして、液体中において、弾性体106内及び支持円筒107内の液室108内に仕切部材111及びダイヤフラム112を挿入し、最後にキャップ113を支持円筒107の内側に嵌合させる。
【0008】
図8(a),(b)は従来の液体封入マウント装置を示す断面図(従来例2)である。
(a)において、液封マウント装置としての防振装置120は、エンジン側に取付ける頂板121及びこの頂板121に取付けたボルト軸122と、頂板121の下面及び円筒状のインサート金具123に加硫接着した弾性体124と、これらのインサート金具123及び弾性体124の外周側に配置した外筒部材126と、インサート金具123の内側に配置した隔壁部材127及びダイヤフラム128と、このダイヤフラム128の外側に配置するとともにインサート金具123によって加締め固定した蓋部材131とからなる。
【0009】
(b)において、防振装置120の製造要領を説明する。
まず、弾性体成形用型内に頂板121及びインサート金具123をセットする。
そして、型内に溶融状態のゴムを注入して弾性体124を頂板121及びインサート金具123に加硫接着する。
【0010】
また、外筒部材成形用型内に頂板121、インサート金具123及び弾性体124をセットし、型内に溶融状態の樹脂を注入してインサート金具123の周囲に外筒部材126を形成する。
【0011】
そして、インサート金具123内に隔壁部材127及びダイヤフラム128及び蓋部材131を挿入し、インサート金具123の下端部で蓋部材131を加締める。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
図7においては、樹脂製である支持円筒107の開口部に金属製であるキャップ113を嵌合させることで、仕切部材111及びダイヤフラム112の固定と、液室108のシールとを行うため、支持円筒107へのキャップ113の圧入代のばらつきや経時変化、温度変化等によって支持円筒107とキャップ113との間の結合力が低下し、シール性が低下することが考えられる。
【0013】
そこで、図8に示したように、蓋部材131をインサート金具123の下端部で加締めるようにすれば、上記の課題は解決される。しかし、図8の技術では、インサート金具123を外筒部材126の上部から下部、更に外筒部材126よりも下方まで延ばしているため、防振装置120全体として重量増となり、防振装置120に樹脂製の外筒部材126を用いたことによる軽量化の効果を損ねている。
樹脂の採用に加え、既存部品の重量軽減を図れば、防振装置、即ち液体封入マウント装置の更なる軽量化が達成できる。
【0014】
本発明の目的は、液体封入マウント装置のより一層の軽量化を図ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、第1取付部材と、樹脂製の第2取付部材と、これらの第1取付部材、第2取付部材間に架設したゴムと、このゴムと共に液体を封入する液室を形成するダイヤフラムと、液室内を2つの室に隔てる隔壁と、2つの室を連通させるために隔壁に設けたオリフィスとからなる液体封入マウント装置において、ゴムを、第1取付部材とダイヤフラムを加締めて固定する金属製筒部材とを一体的に加硫接着したものとし、第2取付部材を、ゴムの外周に樹脂材料を射出成形することで形成し、ダイヤフラムを、筒状の枠部材と、この枠部材の内側に加硫接着したゴム製のダイヤフラム本体と、枠部材の外周面を覆うために枠部材に加硫接着したゴム製の被覆部とから構成し、隔壁に、2つの室に臨むゴム製の隔膜を備え、枠部材の縁部が前記金属製筒部材に直接当たり、この金属製筒部材で加締めることにより、隔壁の一方の室側に枠部材の縁部が直接当たるとともに、被覆部によって金属製筒部材とダイヤフラムとの間がシールされることを特徴とする。
【0016】
ゴムの外周に第2取付部材を、樹脂材料を射出成形することで形成するので、隔壁をゴムを介して第2取付部材で支持することができ、金属製筒部材はダイヤフラムのみを加締めて固定すればよいので、金属製筒部材を小型にすることができ、軽量化を図ることができる。また、金属製筒部材は、ゴムに一体に加硫接着されるので、樹脂に圧入する従来のものに比較して、結合力やシール性の変化が抑えられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る液体封入マウント装置の断面図であり、液体封入マウント装置10は、エンジンに取付ける金属製のエンジン側取付部材11と、このエンジン側取付部材11に加硫接着したカップ状のゴム12と、車体側に取付けるためにゴム12に射出成形した樹脂製の車体側取付部材13と、ゴム12を加硫接着した金属製の筒部材14と、この筒部材14で加締め固定したダイヤフラム16と、このダイヤフラム16及びゴム12とで形成する液室17と、この液室17内に封入した液体18と、液室17内を主液室21及び副液室22に隔てる隔壁23とからなる。
【0018】
エンジン側取付部材11は、ゴム12を加硫接着する基部26と、エンジンに取付けるために基部26から立ち上げた板状部27とからなり、板状部27に取付穴28を開けた部材である。
【0019】
ゴム12は、カップの底となるすり鉢状の厚肉部31と、この厚肉部31の下部に一体に設けるとともに内径を厚肉部31よりも大きくした上部筒部32と、この上部筒部32の下部に一体に設けるとともに筒部材14の外側を覆う下部筒部33とからなる。
【0020】
車体側取付部材13は、ゴム12の下部を覆う筒状部36と、この筒状部36の上部から側方へ延ばした側方突出部37,37と、これらの側方突出部37,37に埋め込んだ取付金具38,38とからなる。
【0021】
ダイヤフラム16は、筒状の枠部材41と、この枠部材41の内側に加硫接着したゴム製のダイヤフラム本体42と、枠部材41の外周面を覆うために枠部材41に加硫接着したゴム製の被覆部43とからなる。
【0022】
被覆部43は、筒部材14とダイヤフラム16との間をシールするシール部材の役目をするものであり、筒部材14でダイヤフラム16を加締めることで被覆部43によるシール性をより高める。
【0023】
隔壁23は、隔壁本体46と、この隔壁本体46の中央に設けた通孔47を塞ぐように設けたメンブラン(ゴム製の隔膜である。)48とからなり、隔壁本体46に螺旋状のオリフィス51を形成することで、主液室21と副液室22とを連通させる。
メンブラン48は、エンジン側取付部材11の側に配置した主液室21内の液圧変動を吸収して動的なばね定数を下げる役目をする部材である。
【0024】
以上に述べた液体封入マウント装置10の製造要領を図2〜図6で説明する。
図2(a),(b)は本発明に係る液体封入マウント装置の製造要領を示す第1作用図である。
(a)はエンジン側取付部材11と筒部材14とにゴム12を加硫接着した状態を示す。この成形品を第1中間成形品10Aとする。
【0025】
(b)において、(a)に示した第1中間成形品10A及び取付金具38,38を射出成形型内に配置し、型内に溶融樹脂を射出してゴム12に車体側取付部材13を射出成形する。ここでの成形品を第2中間成形品10Bとする。なお、(a)では筒部材14にゴム12を加硫接着したが、これに限らず、この工程で筒部材14を樹脂と接合するようにしてもよい。
【0026】
図3(a),(b)は本発明に係る液体封入マウント装置の製造要領を示す第2作用図である。
(a)において、図2(b)に示した第2中間成形品10Bを液体中に沈め、第2中間成形品10B内に下方から隔壁23、ダイヤフラム16の順に挿入する。これらは液体中の作業であるから、作業中に成形品内に液体を充填することができる。
【0027】
そして、筒部材14を、成形品内から液体が漏れない程度の小荷重で加締める、即ち筒部材14の仮加締めを行う。ここでの成形品を第3中間成形品10Cとする。
【0028】
(b)において、(a)で成形した第3中間成形品10Cを液体中から外部に取り出し、筒部材14を高荷重で加締める、即ち本加締めを行う。これで、液体封入マウント装置10が完成する。なお、この(b)に示した工程は、(a)に示した工程の後に、液体中で行っても差し支えない。
【0029】
図4は本発明に係る車体側取付部材の射出成形について説明する断面図であり、図2(b)に示した成形品の成形要領を示す。
まず、第1中間成形品10Aと取付金具38,38とを射出成形型60内に配置する。射出成形型60は、注入口61を開けた上型62と、筒状の下型63と、中型64とからなる。
【0030】
次に、キャビティ66内に注入口61から溶融樹脂を注入する。
そして、樹脂が固化した後に射出成形型60から第2中間成形品10B(図2(b)参照)を取り出す。
【0031】
図1において、車体側取付部材13の筒状部36は、ゴム12の上部筒部32及び下部筒部33の外側を覆うものであるから、筒状部36で上部筒部32に圧入した隔壁23と下部筒部33に圧入したダイヤフラム16を確実に支持することができる。
【0032】
従って、例えば、筒部材14を上方まで延ばして筒部材14で隔壁23を支持する必要がなく、筒部材14の上下寸法を小さくしてダイヤフラム16のみを支持すればよいから、筒部材14を小型にすることができ、軽量化を図ることができる。
【0033】
図5(a),(b)は本発明に係る筒部材による加締め固定について説明する断面図である。
(a)は筒部材14にダイヤフラム16を圧入した直後の状態を示す。この状態からダイヤフラム16を仮固定するために筒部材14の下端部全周を想像線で示すように曲げ、ダイヤフラム16の仮加締めを行う。
そして、仮加締めの後、(b)に示すように筒部材14の下端部全周をほぼ直角に曲げ、ダイヤフラム16の本加締めを行う。
【0034】
筒部材14とダイヤフラム16との間のシール性は、第1段階として、筒部材14にダイヤフラム16を圧入することによって弾性のある被覆部43で得られ、第2に、筒部材14を本加締めすることで被覆部43によって高められる。
【0035】
図6は本発明に係る液体封入マウント装置の製造要領を示すフロー図である。なお、図中のSTXXはステップ番号を示す。
ST01…ゴムをエンジン側取付部材と筒部材とに加硫接着する(これにより第1中間成形品が出来る)。
ST02…第1中間成形品及び取付金具を射出成形型内に配置し、車体側取付部材をゴムに射出成形する(これにより第2中間成形品が出来る)。
【0036】
ST03…液体中で隔壁、ダイヤフラムを順に第2中間成形品内に下方から圧入し、筒部材を仮加締めする(これにより第3中間成形品が出来る)。
ST04…筒部材を本加締めする(これにより液体封入マウント装置が完成する)。
【0037】
以上の図1で説明したように、本発明は、ゴム12に車体側取付部材13を加硫成形することで、隔壁23をゴム12を介して車体側取付部材13で支持することができ、筒部材14ではダイヤフラム16のみを加締めて固定すればよいので、筒部材14を小型にすることができ、軽量化を図ることができる。
【0038】
また、従来の筒部材では構造が複雑であるのに比べて本発明では筒部材14を単純な筒状とすることでコストを低減することができる。
更に、本発明の液体封入マウント装置10では、筒部材14を仮加締めと本加締めとに分けて加締めるために、例えば、仮加締めした後に液洩れを確認することができる。もし、この時点で液漏れが確認された場合には、そこで作業を中断することができる。従って、筒部材の加締め工程が本加締めのみの場合に、本加締めの後に液洩れが確認されたときに比べて、本発明では、工数の無駄を抑えることができる。
【0039】
また、筒部材14は、図1で説明したように、外周面にゴムが加硫接着されるものだけでなく、筒部材14の内外周両面、又は内周面にゴムが加硫接着されるものでもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の液体封入マウント装置は、ゴムを、第1取付部材とダイヤフラムを加締めて固定する金属製筒部材とを一体的に加硫接着したものとし、第2取付部材を、ゴムの外周に樹脂材料を射出成形することで形成し、ダイヤフラムを、筒状の枠部材と、この枠部材の内側に加硫接着したゴム製のダイヤフラム本体と、枠部材の外周面を覆うために枠部材に加硫接着したゴム製の被覆部とから構成し、隔壁に、2つの室に臨むゴム製の隔膜を備え、枠部材の縁部が前記金属製筒部材に直接当たり、この金属製筒部材で加締めることにより、隔壁の一方の室側に枠部材の縁部が直接当たるとともに、被覆部によって金属製筒部材とダイヤフラムとの間がシールされるので、ゴムの外周に第2取付部材を、樹脂材料を射出成形することで形成するため、隔壁をゴムを介して第2取付部材で支持することができ、金属製筒部材はダイヤフラムのみを加締めて固定すればよいので、金属製筒部材を小型にすることができ、金属製筒部材の軽量化、ひいては液体封入マウント装置の軽量化を図ることができる。
また、金属製筒部材は、ゴムに一体に加硫接着されるので、樹脂に圧入する従来のものに比較して、結合力やシール性の変化が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体封入マウント装置の断面図
【図2】本発明に係る液体封入マウント装置の製造要領を示す第1作用図
【図3】本発明に係る液体封入マウント装置の製造要領を示す第2作用図
【図4】本発明に係る車体側取付部材の射出成形について説明する断面図
【図5】本発明に係る筒部材による加締め固定について説明する断面図
【図6】本発明に係る液体封入マウント装置の製造要領を示すフロー図
【図7】従来の液体封入マウント装置を示す断面図(従来例1)
【図8】従来の液体封入マウント装置を示す断面図(従来例2)
【符号の説明】
10…液体封入マウント装置、11…第1取付部材(エンジン側取付部材)、12…ゴム、13…第2取付部材(車体側取付部材)、14…筒部材、16…ダイヤフラム、17…液室、18…液体、21,22…室(主液室、副液室)、23…隔壁、41…枠部材、42…ダイヤフラム本体、43…被覆部、48…ゴム製の隔膜(メンブラン)、51…オリフィス。

Claims (1)

  1. 第1取付部材と、樹脂製の第2取付部材と、これらの第1取付部材、第2取付部材間に架設したゴムと、このゴムと共に液体を封入する液室を形成するダイヤフラムと、前記液室内を2つの室に隔てる隔壁と、前記2つの室を連通させるために前記隔壁に設けたオリフィスとからなる液体封入マウント装置において、
    前記ゴムは、前記第1取付部材と前記ダイヤフラムを加締めて固定する金属製筒部材とを一体的に加硫接着したものであり、前記第2取付部材は、前記ゴムの外周に樹脂材料を射出成形することで形成し、
    前記ダイヤフラムは、筒状の枠部材と、この枠部材の内側に加硫接着したゴム製のダイヤフラム本体と、枠部材の外周面を覆うために枠部材に加硫接着したゴム製の被覆部とからなり、
    前記隔壁は、前記2つの室に臨むゴム製の隔膜を備え、
    前記枠部材の縁部が前記金属製筒部材に直接当たり、この金属製筒部材で加締めることにより、前記隔壁の一方の室側に前記枠部材の縁部が直接当たるとともに、前記被覆部によって金属製筒部材とダイヤフラムとの間がシールされることを特徴とする液体封入マウント装置。
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