JPS628337Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628337Y2 JPS628337Y2 JP12186082U JP12186082U JPS628337Y2 JP S628337 Y2 JPS628337 Y2 JP S628337Y2 JP 12186082 U JP12186082 U JP 12186082U JP 12186082 U JP12186082 U JP 12186082U JP S628337 Y2 JPS628337 Y2 JP S628337Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- tank body
- supply pipe
- tank
- annular lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 11
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 9
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005574 cross-species transmission Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエンジン冷却系のリザーブタンクに関
するものである。
するものである。
従来、前記のようなリザーブタンクとして、例
えば実開昭55−92028号公報に記載されているよ
うに、タンク本体の注出口部にシール用パツキン
グを介してキヤツプを着脱可能に嵌着し、前記パ
ツキングおよびキヤツプにブリーズ穴をそれぞれ
形成し、これらを介してタンク本体内を大気側と
連通させたものが知られている。しかし、このよ
うなリザーブタンクは、キヤツプの他にパツキン
グを必要とするので、部品点数が多く、また前記
ブリーズ穴が常時開口しているので、大気中の塵
埃や雨水や洗車時の水などの汚れた水がタンク本
体内に侵入し、タンク本体内の冷却水が汚れた
り、ブリーズ穴が目詰りしたりし、さらにリザー
ブタンクの振動時にブリーズ穴から冷却水が吹き
こぼれるという欠点があつた。
えば実開昭55−92028号公報に記載されているよ
うに、タンク本体の注出口部にシール用パツキン
グを介してキヤツプを着脱可能に嵌着し、前記パ
ツキングおよびキヤツプにブリーズ穴をそれぞれ
形成し、これらを介してタンク本体内を大気側と
連通させたものが知られている。しかし、このよ
うなリザーブタンクは、キヤツプの他にパツキン
グを必要とするので、部品点数が多く、また前記
ブリーズ穴が常時開口しているので、大気中の塵
埃や雨水や洗車時の水などの汚れた水がタンク本
体内に侵入し、タンク本体内の冷却水が汚れた
り、ブリーズ穴が目詰りしたりし、さらにリザー
ブタンクの振動時にブリーズ穴から冷却水が吹き
こぼれるという欠点があつた。
本考案は、弾性材料からなるキヤツプに冷却水
供給パイプを貫通させ、このパイプの外周面にキ
ヤツプに設けた環状リツプを通常時には圧接さ
せ、このリツプをタンク本体の内圧変動時にだけ
開き、供給パイプとキヤツプとの間に形成した通
気路でタンク本体と大気側とを連通させることに
よつて、前述した従来のものの欠点を解消できる
リザーブタンクを提供することを目的としてい
る。
供給パイプを貫通させ、このパイプの外周面にキ
ヤツプに設けた環状リツプを通常時には圧接さ
せ、このリツプをタンク本体の内圧変動時にだけ
開き、供給パイプとキヤツプとの間に形成した通
気路でタンク本体と大気側とを連通させることに
よつて、前述した従来のものの欠点を解消できる
リザーブタンクを提供することを目的としてい
る。
以下、本考案の一実施例につき図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図において、符号1はタンク本体であり、
タンク本体1の上端部には注水口2が設けられ、
注水口2部にはゴムのような弾性材料からなるキ
ヤツプ3が着脱可能に嵌着されている。キヤツプ
3の上部には直角に曲がつた管状部4が形成さ
れ、この管状部4の先端部内周面には、第2図に
も示すように環状リツプ5が形成されている。環
状リツプ5は断面直角三角形に内周側の肉厚が薄
くされている。前記タンク本体1の下端部に冷却
水供給パイプ6の一端が開口され、この供給パイ
プ6はキヤツプ3を貫通してラジエータ(図示し
ない)に接続され、供給パイプ6と管状部4を含
むキヤツプ3との間には通気路7が形成されてい
る。また、前記環状リツプ5が供給パイプ6の外
周面に圧接されている。
タンク本体1の上端部には注水口2が設けられ、
注水口2部にはゴムのような弾性材料からなるキ
ヤツプ3が着脱可能に嵌着されている。キヤツプ
3の上部には直角に曲がつた管状部4が形成さ
れ、この管状部4の先端部内周面には、第2図に
も示すように環状リツプ5が形成されている。環
状リツプ5は断面直角三角形に内周側の肉厚が薄
くされている。前記タンク本体1の下端部に冷却
水供給パイプ6の一端が開口され、この供給パイ
プ6はキヤツプ3を貫通してラジエータ(図示し
ない)に接続され、供給パイプ6と管状部4を含
むキヤツプ3との間には通気路7が形成されてい
る。また、前記環状リツプ5が供給パイプ6の外
周面に圧接されている。
前述のように構成されたリザーブタンクは、タ
ンク本体1内の冷却水が供給パイプ6からエンジ
ン冷却系のラジエータへ供給され、タンク本体1
内の冷却水面上の気相部の容積が増大してタンク
本体1内の圧力が低下するなど、タンク本体1の
内圧が設定値の範囲を超えて変動すると、キヤツ
プ3に設けた環状リツプ5が弾性変形して開き、
タンク本体1内が通気路7を介して大気側と連通
し、ほぼ大気圧に保たれる。しかし、通常時には
環状リツプ5が供給パイプ6の外周面に圧接され
ているので、大気中の塵埃や汚れた水がタンク本
体内に侵入することがない。そして、この実施例
では、キヤツプ3の水平な管状部4の先端部に環
状リツプ5を形成して通気路7をシールしている
ので、上向きの通気路をシールするのに比べて、
塵埃や汚れた水のシール効果が大きい。また、リ
ザーブタンクが振動した際にも、環状リツプ5が
供給パイプ6の外周面に圧接しているので、タン
ク本体1内の水が通気路7を経て外部に吹きこぼ
れることがない。なお、タンク本体1内への水の
補給はキヤツプ3を外して注水口2から行う。
ンク本体1内の冷却水が供給パイプ6からエンジ
ン冷却系のラジエータへ供給され、タンク本体1
内の冷却水面上の気相部の容積が増大してタンク
本体1内の圧力が低下するなど、タンク本体1の
内圧が設定値の範囲を超えて変動すると、キヤツ
プ3に設けた環状リツプ5が弾性変形して開き、
タンク本体1内が通気路7を介して大気側と連通
し、ほぼ大気圧に保たれる。しかし、通常時には
環状リツプ5が供給パイプ6の外周面に圧接され
ているので、大気中の塵埃や汚れた水がタンク本
体内に侵入することがない。そして、この実施例
では、キヤツプ3の水平な管状部4の先端部に環
状リツプ5を形成して通気路7をシールしている
ので、上向きの通気路をシールするのに比べて、
塵埃や汚れた水のシール効果が大きい。また、リ
ザーブタンクが振動した際にも、環状リツプ5が
供給パイプ6の外周面に圧接しているので、タン
ク本体1内の水が通気路7を経て外部に吹きこぼ
れることがない。なお、タンク本体1内への水の
補給はキヤツプ3を外して注水口2から行う。
以上説明したように、本考案のリザーブタンク
は、弾性材料からなるキヤツプに冷却水供給パイ
プを貫通させ、このパイプの外周面にキヤツプに
設けた環状リツプを圧接し、この環状リツプをタ
ンク本体内の内圧変動時にだけ開いてタンク本体
内をキヤツプと前記供給パイプとの間に形成した
通気路を介して大気側と連通させたので、前記環
状リツプがキヤツプと一体に成形でき、キヤツプ
以外の別部品を用いない簡単な構造で、通気路か
らタンク本体内に塵埃や汚れた水が侵入するのを
防止できるという効果がある。
は、弾性材料からなるキヤツプに冷却水供給パイ
プを貫通させ、このパイプの外周面にキヤツプに
設けた環状リツプを圧接し、この環状リツプをタ
ンク本体内の内圧変動時にだけ開いてタンク本体
内をキヤツプと前記供給パイプとの間に形成した
通気路を介して大気側と連通させたので、前記環
状リツプがキヤツプと一体に成形でき、キヤツプ
以外の別部品を用いない簡単な構造で、通気路か
らタンク本体内に塵埃や汚れた水が侵入するのを
防止できるという効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図は同要部の拡大半戴側面図である。 1……タンク本体、2……注水口、3……キヤ
ツプ、4……管状部、5……環状リツプ、6……
冷却水供給パイプ、7……通気路。
2図は同要部の拡大半戴側面図である。 1……タンク本体、2……注水口、3……キヤ
ツプ、4……管状部、5……環状リツプ、6……
冷却水供給パイプ、7……通気路。
Claims (1)
- エンジン冷却系のリザーブタンクにおいて、タ
ンク本体の注水口部に弾性材料からなるキヤツプ
を着脱可能に嵌着し、前記タンク本体内の下端部
に開口する冷却水供給パイプを前記キヤツプに貫
通させ、このキヤツプと供給パイプとの間にタン
ク本体内と大気側とを連通させる通気路を形成
し、キヤツプに形成した環状リツプをタンク本体
の内圧変動で通気路が開くように供給パイプの外
周面に圧接させたことを特徴とするリザーブタン
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12186082U JPS5927126U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | リザ−ブタンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12186082U JPS5927126U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | リザ−ブタンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927126U JPS5927126U (ja) | 1984-02-20 |
JPS628337Y2 true JPS628337Y2 (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=30278753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12186082U Granted JPS5927126U (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | リザ−ブタンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927126U (ja) |
-
1982
- 1982-08-11 JP JP12186082U patent/JPS5927126U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5927126U (ja) | 1984-02-20 |
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