JPH04132430U - 自動車用ラジエータのリザーブタンク構造 - Google Patents
自動車用ラジエータのリザーブタンク構造Info
- Publication number
- JPH04132430U JPH04132430U JP4877991U JP4877991U JPH04132430U JP H04132430 U JPH04132430 U JP H04132430U JP 4877991 U JP4877991 U JP 4877991U JP 4877991 U JP4877991 U JP 4877991U JP H04132430 U JPH04132430 U JP H04132430U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reserve tank
- radiator
- suction pipe
- water suction
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来、冷却水の吸水管としてキャップから垂
設されていたゴムホースの代わりに、吸水管をリザーブ
タンクの壁面に一体的に形成することにより、冷却水の
揺動等による影響をなくし、吸水管の長時間使用を可能
にする。 【構成】 吸水管11をリザーブタンク1の壁面1bに一体
的に形成し、その下端をタンク1の底面から所定の間隔
hをおいて位置させる。かつその上端をゴムシール12を
介してキャップ3に設けた連通路6に連結させる。これ
により、吸水管11が冷却水2の揺動等から影響を受けな
いようにする。
設されていたゴムホースの代わりに、吸水管をリザーブ
タンクの壁面に一体的に形成することにより、冷却水の
揺動等による影響をなくし、吸水管の長時間使用を可能
にする。 【構成】 吸水管11をリザーブタンク1の壁面1bに一体
的に形成し、その下端をタンク1の底面から所定の間隔
hをおいて位置させる。かつその上端をゴムシール12を
介してキャップ3に設けた連通路6に連結させる。これ
により、吸水管11が冷却水2の揺動等から影響を受けな
いようにする。
Description
【0001】
本考案は、自動車用ラジエータのリザーブタンク構造に関するものである。
【0002】
従来の自動車用ラジエータのリザーブタンク構造としては、例えば、図3に示
すようなものがある。
【0003】
図において、1はリザーブタンクであり、エンジン冷却水2の一部が入れられ
ているものである。3はリザーブタンク1の天井面1aに設けられた開口部4に嵌
着されたキャップである。キャップ3にはエア抜き用通路5と図示しないラジエ
ータと相互に連通するための連通路6とが設けられている。エア抜き用通路5は
ブリーザホース7に連結され、その先端は大気に解放されている。連通路6の一
方にはラジエータとの連通用ホース8が連結され、その他方、即ち、タンク1内
側開口部にはキャップ3に取り付けられたボス9を介して吸水管としてのゴムホ
ース10が連結されている。ゴムホース10は垂直に設けられ、その下端部はタンク
1底部に近接して位置せられている。
【0004】
以上のような構成において、ラジエータ内の温度が低下して圧力が下がると、
リザーブタンク1内の冷却水2がゴムホース10から吸い上げられ、リザーブタン
ク1のキャップ3から連通用ホース8を経てラジエータに吸入される。又、ラジ
エータ内の圧力が上昇すると、ラジエータ内の冷却水が連通用ホース8を経てリ
ザーブタンク1内に流れる。このようにして、ラジエータ内の冷却水の水位が一
定に保持されることになる。
【0005】
しかしながら、図4に示すように、自動車の振動等によってリザーブタンク1
内の冷却水2が動揺すると、それに伴い、ゴムホース10もボス9を支点として動
揺し、このため、ゴムホース10はこのボス8との連結部から外れやすくなる。ゴ
ムホース10がボス9から外れると、ラジエータ内が負圧になってもリザーブタン
ク1の冷却水を吸い上げることができないため、そのまま放置すると、ラジエー
タ内の冷却水が次第に減少し、長い間にはエンジンのオーバーヒートの原因とな
る虞がある。
【0006】
本考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、自動車の振動や長時間の使用に
対してもなんら問題のなく使用できる上記ゴムホースに変わる吸水管を備えたリ
ザーブタンク構造を提供することである。
【0007】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、エンジン冷却水の一部が入
れられ、ホースによりラジエータに連通させたリザーブタンク構造において、リ
ザーブタンクの吸水管をリザーブタンクの壁面と一体に形成し、該吸水管の下端
をリザーブタンクの底部から僅か離すと共に、上端にラジエータへのホースを接
続するように構成したことを特徴とする構成とした。
【0008】
以上のように構成することにより、車体の振動等によりリザーブタンク内の冷
却水が動揺したとしても、吸水管がリザーブタンクの壁面に一体的に設けられて
いるため、吸水管はなんら影響を受けず、長時間の使用においても吸水管がリザ
ーブタンクから外れることがない。
【0009】
以下、本考案の第一実施例を図1及び図2にもとづいて説明する。なお、前出
の図と同一の部材については同一の符号を付すものとする。
【0010】
概略円筒形のリザーブタンク1の天井面1aに、タンク1の壁面1bに一部を接触
して開口部4が円筒状に設けられ、吸水管11が開口部3内のタンク1の壁面1bに
沿って垂直にかつ一体的に設けられている。吸水管11の下端部はタンク1の底面
1cから所定の間隔hをおいて位置せられている。なお、リザーブタンク1を合成
樹脂の成形で製作することにより、吸水管10も同時に得ることができる。
【0011】
タンク1の開口部4にはキャップ3が嵌着されている。キャップ3には図示し
ないラジエータと相互に連通するための連通路6が設けられ、その一端がラジエ
ータとの連通用ホース8に嵌入されているとともに、その他端は吸水管11に密に
嵌入されている。そして、連通路6と吸水管11との連結部にはゴムシール12がき
つく挟み込まれている。更に、キャップ3にはエア抜き用通路5が設けられ、そ
の先端にはブリーザホース7が連結されている。そしてブリーザホース7の先端
は大気に解放されている。
【0012】
以上のような構成において、ラジエータ内の圧力が高い時は、ラジエータ内の
冷却水2が連通用ホース8からキャップ3内の連通路6及び吸水管11を経てリザ
ーブタンク1に流れる。逆に、ラジエータ内が負圧の時は、リザーブタンク1の
冷却水2が吸水管11の下端部から吸い込まれ、キャップ2内の連通路6及び連通
用ホース8を経てラジエータに流れる。
【0013】
そしてこのような状況下において、車体の振動等によってリザーブタンク1内
の冷却水2が動揺したとしても、吸水管10は、タンク1の壁体1bに一体的に形成
されているため、何ら冷却水の動揺による影響を受けることはない。又、吸水管
11の上端部とキャップ3内の連通路6とはゴムシール12を介して密に連結されて
いるため、この連結部分から冷却水2が漏れることもない。したがって、冷却水
2は、ラジエータ内の圧力の変化に応じて、リザーブタンク1とラジエータ間を
間違いなく移動することができる。
【0014】
以上の説明から明らかなように、吸水管をリザーブタンクの壁面に一体に形成
したので、車体の振動等によりリザーブタンク内の冷却水が動揺したとしても、
吸水管はなんら影響を受けず、従来のようにリザーブタンクから外れることもな
い。従って、リザーブタンクとラジエータとは常に連結されており、ラジエータ
の冷却水の減少によるエンジンのオーバーヒートを防止することができる。
【図1】本考案の一実施例を示すリザーブタンクの断面
図である。
図である。
【図2】図1の線A−Aによる断面図である。
【図3】一従来例を示すリザーブタンクの断面図であ
る。
る。
【図4】図3のリザーブタンク内の冷却水が動揺してい
る状態を示す断面図である。
る状態を示す断面図である。
1 リザーブタンク
2 冷却水
3 キャップ
4 開口部
6 連通路
8 連通用ホース
11 吸水管
12 ゴムシール
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン冷却水の一部が入れられ、ホー
スによりラジエータに連通させたリザーブタンク構造に
おいて、リザーブタンクの吸水管をリザーブタンクの壁
面と一体に形成し、該吸水管の下端をリザーブタンクの
底部から僅か離すと共に、上端にラジエータへのホース
を接続するように構成したことを特徴とする自動車用ラ
ジエータのリザーブタンク構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4877991U JPH04132430U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 自動車用ラジエータのリザーブタンク構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4877991U JPH04132430U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 自動車用ラジエータのリザーブタンク構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132430U true JPH04132430U (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=31927065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4877991U Pending JPH04132430U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 自動車用ラジエータのリザーブタンク構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04132430U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020112122A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | トヨタ車体株式会社 | リザーブタンク |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP4877991U patent/JPH04132430U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020112122A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | トヨタ車体株式会社 | リザーブタンク |
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