JP2002061513A - ラジエータのリザーブタンク用キャップ体の構造 - Google Patents

ラジエータのリザーブタンク用キャップ体の構造

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JP2002061513A
JP2002061513A JP2000251955A JP2000251955A JP2002061513A JP 2002061513 A JP2002061513 A JP 2002061513A JP 2000251955 A JP2000251955 A JP 2000251955A JP 2000251955 A JP2000251955 A JP 2000251955A JP 2002061513 A JP2002061513 A JP 2002061513A
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昌也 加藤
Junji Kishibe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジエータに対するリザーブタンク1におけ
る注水口2に着脱自在に被嵌したキャップ体3に、大気
へのブリーザ管路4をキャップ体の天井面5に開口する
ように設けた場合に、前記キャップ体及びブリーザ管路
からの冷却水の漏れを、簡単な構造にて確実に低減す
る。 【解決手段】 前記天井面5に前記注水口の内周面に近
接する直径のスカート9を設ける一方、前記ブリーザ管
路の天井面への開口部4aを、前記注水口の内周面に近
接する部位に位置し、前記スカートのうち前記ブリーザ
管路の開口部の部分に、この開口部がスカートの外側に
位置するようにした内向きへの凹み部10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関における
ラジエータに対するリザーブタンクにおいて、このリザ
ーブタンクにおける注水口に対してこれを塞ぐように着
脱自在に被嵌されるキャップ体の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラジエータに対するリザーブタ
ンクにおいては、その上部に設けた注水口にこれを塞ぐ
ように着脱自在に被嵌されるキャップ体に、大気へのブ
リーザ管路を、当該ブリーザ管路がキャップ体における
天井面に開口するように設ける構成にしていたが、この
構成では、リサーブタンク内の冷却水が動揺して、前記
キャップ体における天井面に衝突した場合に、この冷却
水は、前記天井面に沿って伝い流れ、その一部が前記ブ
リーザ管路内にその開口部から飛び込むことになるか
ら、ブリーザ管路を通って外に漏れ出ることになり、ま
た、前記天井面に衝突した冷却水の一部は、天井面を伝
ってキャップ体のうち注水口に被嵌する部分に向かうこ
とになるから、キャップ体の周囲からも外に漏れ出るの
であった。
【0003】そこで、先行技術としての実開平2−34
722号公報は、前記キャップ体の天井面に、前記ブリ
ーザ管路の開口部を包囲する小径円筒形の第1スカート
を設けるとともに、前記リザーブタンクにおける注水口
の内周面に近接する大径円筒形の第2スカートを設ける
ことにより、キャップ体の天井面に衝突した冷却水が、
ブリーザ管路に飛び込むことを前記第1スカートによ
り、キャップ体のうち注水口に被嵌する部分に向かうこ
とを前記第2スカートにより各々阻止して、冷却水の漏
れ出しを低減することを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この先行技術
のものは、キャップ体における天井面に、小径の第1ス
カートと大径の第2スカートとの二つのスカートを設け
るので、構造が複雑になり、製造コストが可成りアップ
するという問題があった。
【0005】本発明は、この問題を解消したキャップ体
の構造を提供することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「ラジエータに対するリザーブタンク
における注水口にこれを塞ぐように着脱自在に被嵌さ
れ、大気へのブリーザ管路を天井面に開口するように備
え、更に、前記天井面に前記注水口の内周面に近接する
直径にしたスカートを設けて成るキャップ体において、
前記ブリーザ管路の天井面への開口部を、前記注水口の
内周面に近接する部位に位置する一方、前記スカートの
うち前記ブリーザ管路の開口部の部分に、この開口部が
スカートの外側に位置するようにした内向きへの凹み部
を設ける。」という構成にした。
【0007】
【発明の作用・効果】この構成において、リサーブタン
クにおける注水口の内周面はスカートにて囲われている
ことにより、リザーブタンク内の冷却水が動揺によって
キャップ体の天井面に衝突した場合に、この冷却水が前
記天井面に沿ってキャップ体が注水口に対して被嵌する
部分に向かうことを前記スカートにて確実に阻止するこ
とができる一方、前記ブリーザ管路の開口部は、前記ス
カートにおける凹み部と、注水口とで包囲されているこ
とにより、前記天井面に衝突した冷却水が前記ブリーザ
管路の開口部内に飛び込むことを、前記スカートとこれ
に設けた凹み部とによって確実に阻止することができ
る。
【0008】従って、本発明によると、先行技術のよう
に、キャップ体の天井面に二つのスカートを設ける必要
がなく、一つのスカートを設けるだけで良いから、キャ
ップ体の構造が簡単になり、その製造コストを大幅に低
減できる効果を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図3の図面ついて説明する。
【0010】この図において、符号1は、上面に注水口
2を備えた合成樹脂製のリザーブタンクを、符号3は、
前記注水口2に対してこれを塞ぐように着脱自在に被嵌
される合成樹脂製のキャップ体を各々示す。
【0011】前記キャップ体3には、前記リザーブタン
ク1 内を大気に開放するためのブリーザ管路4が、当該
キャップ体2における天井面5に開口するように一体的
に設けられている。
【0012】また、前記キャップ体3には、エルボ管路
6が、その一端部6aがリザーブタンク1の外に突出
し、その他端部6bが前記天井面5からリザーブタンク
1内に向かって下向きに突出するように一体的に設けら
れ、このエルボ管路6の一端部6aには、図示しないラ
ジエータへの連絡管路(ホース)7が接続され、また、
他端部6bには、前記リザーブタンク1の底部への連絡
管路(ホース)8が接続されている。
【0013】更にまた、前記キャップ体3における天井
面5には、前記注水口2の内周面に近接する直径にした
スカート9が一体的に設けられている。
【0014】そして、前記ブリーザ管路4における前記
天井面5に対する開口部4aを、前記注水口2の内周面
に近接した部位に位置する一方、前記スカート9のうち
前記開口部4aの部分に、この開口部4aがスカート9
の外側に位置するようにした内向きへの凹み部10を設
けるという構成にする。
【0015】この構成において、前記リザーブタンク1
における注水口2の内周面は、スカート9にて囲われて
いることにより、リザーブタンク1内の冷却水が動揺に
よってキャップ体3の天井面5に衝突した場合に、この
冷却水が前記天井面5に沿ってキャップ体3のうち注水
口2に嵌まる部分に向かうことを前記スカート9にて確
実に阻止することができる。
【0016】これにより、前記注水口2から冷却水が漏
れ出ることを確実に防止でき、場合によっては、注水口
2の上面とキャップ体3の天井面5との間にシール用の
ガスケットを介挿することを省略できる。
【0017】また、前記ブリーザ管路4における天井面
5に対する開口部4aは、前記スカート9における凹み
部10と、注水口2とで包囲されていることにより、前
記天井面5に衝突した冷却水が前記ブリーザ管路4の開
口部4a内に飛び込むことを、前記スカート9とこれに
設けた凹み部10とによって確実に阻止することができ
るから、前記ブリーザ管路4から冷却水が漏れ出すこと
を確実に低減できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断正面図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】キャップ体をリザーブタンクから外した状態を
示す図である。
【符号の説明】
1 リザーブタンク 2 注水口 3 キャップ体 4 ブリーザ管路 4a ブリーザ管路の開口部 5 天井面 9 スカート 10 凹み部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジエータに対するリザーブタンクにおけ
    る注水口にこれを塞ぐように着脱自在に被嵌され、大気
    へのブリーザ管路を天井面に開口するように備え、更
    に、前記天井面に前記注水口の内周面に近接する直径の
    スカートを設けて成るキャップ体において、 前記ブリーザ管路の天井面への開口部を、前記注水口の
    内周面に近接する部位に位置する一方、前記スカートの
    うち前記ブリーザ管路の開口部の部分に、この開口部が
    スカートの外側に位置するようにした内向きへの凹み部
    を設けたことを特徴とするラジエータのリザーブタンク
    用キャップ体の構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144291A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Aisin Seiki Co Ltd 貯水容器および燃料電池システム
WO2022065177A1 (ja) * 2020-09-28 2022-03-31 いすゞ自動車株式会社 車載タンクのキャップ

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JP2012144291A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Aisin Seiki Co Ltd 貯水容器および燃料電池システム
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