JPS598700Y2 - 密封装置 - Google Patents
密封装置Info
- Publication number
- JPS598700Y2 JPS598700Y2 JP1980023376U JP2337680U JPS598700Y2 JP S598700 Y2 JPS598700 Y2 JP S598700Y2 JP 1980023376 U JP1980023376 U JP 1980023376U JP 2337680 U JP2337680 U JP 2337680U JP S598700 Y2 JPS598700 Y2 JP S598700Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- tank
- seal
- sealing
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は密封装置に関するものである。
本考案は、洗濯機等の密封装置として用いた場合に特に
有効なもので、本考案の一実施例を第1図に基づいて詳
細に説明する。
有効なもので、本考案の一実施例を第1図に基づいて詳
細に説明する。
樹脂又は金属材製のケーシング1を貫通して脱水軸等の
回転軸3が縦方向に伸びており、この回転軸3は軸受4
により支持されている。
回転軸3が縦方向に伸びており、この回転軸3は軸受4
により支持されている。
回転軸3の外周面上には脱水槽等の槽5の保持部分が嵌
着されており、この槽5の保持部分には水等を排出する
排出穴6が形威されている。
着されており、この槽5の保持部分には水等を排出する
排出穴6が形威されている。
ケーシング1の内周側に第1のシール部材10が嵌合保
持されている。
持されている。
第1のシール部材10は断面略L字形状の金属補強環1
1とこの金属補強環11の径方向内端に一体的に焼付け
たゴム状弾性材製シールリップ部13とより構威されて
おり、このシールリップ部13′は、主リツプ14と、
主リツプ14よりも軸方向下方に位置する補助リツプ1
5と、主リツプ14から軸方向上方に向って伸びている
ヒゲリップ16とより或り、それぞれのリップ14,1
5.16は回転軸3の外周面と密封摺動可能に接触して
いる。
1とこの金属補強環11の径方向内端に一体的に焼付け
たゴム状弾性材製シールリップ部13とより構威されて
おり、このシールリップ部13′は、主リツプ14と、
主リツプ14よりも軸方向下方に位置する補助リツプ1
5と、主リツプ14から軸方向上方に向って伸びている
ヒゲリップ16とより或り、それぞれのリップ14,1
5.16は回転軸3の外周面と密封摺動可能に接触して
いる。
又、ケーシング1と第1のシール部材10との間には金
属材製スリーブ23を介してゴム状弾性材製の円筒部材
8の一端が扶持されている。
属材製スリーブ23を介してゴム状弾性材製の円筒部材
8の一端が扶持されている。
この円筒部材8は槽5に向って伸びており、途中に排出
穴6と連通ずる連結穴9が穿たれている。
穴6と連通ずる連結穴9が穿たれている。
一方、回転軸3に設けた段部2と槽5の保持部分との間
に椀形状のエアーキャップ17が扶持されている。
に椀形状のエアーキャップ17が扶持されている。
このエアーキャップ17は、ヒゲリップ16及び主リツ
プ14を略覆う様なスカート部19と、扶持されている
部分の近傍に設けたゴム状弾性材製のガスケット部18
とを有している。
プ14を略覆う様なスカート部19と、扶持されている
部分の近傍に設けたゴム状弾性材製のガスケット部18
とを有している。
又一方、円筒部材8の上端部内周面には第2のシール部
材20が嵌着されており、この第2のシール部材20は
槽5の保持部分外周面と密封摺動可能に径方向内方でか
つ下方に向って伸びているゴム状弾性材製シールリツプ
21を備えている。
材20が嵌着されており、この第2のシール部材20は
槽5の保持部分外周面と密封摺動可能に径方向内方でか
つ下方に向って伸びているゴム状弾性材製シールリツプ
21を備えている。
更に、第2のシール部材20の内周面にはシールリツプ
21より上方に樹脂材製軸受部材22が嵌着されている
。
21より上方に樹脂材製軸受部材22が嵌着されている
。
又更に、第2のシール部材20が円筒部材8に確実に固
定される目的で、第2のシール部材20に対応する円筒
部材8の外周面に硬質材製の固定バンド7を配置する態
様としている。
定される目的で、第2のシール部材20に対応する円筒
部材8の外周面に硬質材製の固定バンド7を配置する態
様としている。
又一方、第2のシール部材20のシールリツプ21及び
軸受部材22が摺動する槽5の保持部外周面にはスリー
ブ部材12が挿着されている。
軸受部材22が摺動する槽5の保持部外周面にはスリー
ブ部材12が挿着されている。
本考案は上述した構或を有する結果、以下に述べる様な
作用効果が期待出米る。
作用効果が期待出米る。
■ 円筒部材8に設けられた連4穴9に排水ホースを連
結することによりケーシシグ1内への水の漏洩を防止で
きると共に、槽5下の水で満される容積を小さくできる
。
結することによりケーシシグ1内への水の漏洩を防止で
きると共に、槽5下の水で満される容積を小さくできる
。
したがって、例えば脱水洗濯機に本考案の密封装置を使
用した場合には、ケーシングに排水ホースを取付ける従
来の脱水洗濯機に比較し、洗濯用の水を極めて節約する
ことができるものである。
用した場合には、ケーシングに排水ホースを取付ける従
来の脱水洗濯機に比較し、洗濯用の水を極めて節約する
ことができるものである。
■ 排水ホースを連結する円筒部材8がゴム状弾性材製
であるために、円筒部材8に設けられた連結穴9と排水
ホースとの連結部の密封が十分に威され、水がケーシン
グ1内に漏洩することがない。
であるために、円筒部材8に設けられた連結穴9と排水
ホースとの連結部の密封が十分に威され、水がケーシン
グ1内に漏洩することがない。
更に、連結穴9が、排水ホースの連結時に排水ホースに
よって容易に拡大されるため、排水ホースの連結が容易
にできるものである。
よって容易に拡大されるため、排水ホースの連結が容易
にできるものである。
■ 固定バンド7により、円筒部材8,第2のシール部
材20及び軸受部材22が締付けられ一体化するため、
スリーブ部材12の外周面と円筒部材8の間の密封作用
が確実に威される。
材20及び軸受部材22が締付けられ一体化するため、
スリーブ部材12の外周面と円筒部材8の間の密封作用
が確実に威される。
■ 軸受部材22が、第2のシール部材20及び円筒部
材8を支承する態様であるために、シールリツプ21に
過度の負荷が作用することがない。
材8を支承する態様であるために、シールリツプ21に
過度の負荷が作用することがない。
したがって、第2のシール部材20は安定した密封作用
を威すことができるものである。
を威すことができるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図である。
1・・・・・・ケーシング、2・・・・・・段部、3・
・・・・・回転軸、4・・・・・・軸受、5・・・・・
・槽、6・・・・・・排出穴、7・・・・・・固定バン
ド、8・・・・・・円筒部材、9・・・・・・連結穴、
10・・・・・・第1のシール部材、11・・・・・・
金属補強環、12・・・・・・スリーブ部材、13・・
・・・・シールリップ部、14・・・・・・主リップ、
15・・・・・・補助リップ、16・・・・・・ヒゲリ
ップ、17・・・・・・エアーキャップ、18・・・・
・・ガスケット部、19・・・・・・スカート部、20
・・・・・・第2のシール部材、21・・・・・・シー
ルリップ、22・・・・・・軸受部材、23・・・・・
・スリーブ。
・・・・・回転軸、4・・・・・・軸受、5・・・・・
・槽、6・・・・・・排出穴、7・・・・・・固定バン
ド、8・・・・・・円筒部材、9・・・・・・連結穴、
10・・・・・・第1のシール部材、11・・・・・・
金属補強環、12・・・・・・スリーブ部材、13・・
・・・・シールリップ部、14・・・・・・主リップ、
15・・・・・・補助リップ、16・・・・・・ヒゲリ
ップ、17・・・・・・エアーキャップ、18・・・・
・・ガスケット部、19・・・・・・スカート部、20
・・・・・・第2のシール部材、21・・・・・・シー
ルリップ、22・・・・・・軸受部材、23・・・・・
・スリーブ。
Claims (1)
- ケーシング1と前記ケーシング1を貫通して伸びている
回転軸3との間を密封する前記ケーシング1側に保持さ
れた第1のシール部材10及び前記回転軸3に嵌着され
た槽5と前記第1のシール部材10との間に位置し前記
第1のシール部材10のシールリップ部13の一部を覆
っているエアーキャップ17が、前記槽5に設けられた
排出穴6から流入する水を密封し、軸受4を水から保護
する密封装置において、前記ケーシング1側に固定され
、前記槽5側に向って前記回転軸3と略平行に伸び、途
中に排水ホースを連結する連結穴9が設けられたゴム状
弾性材製円筒部材8,前記円筒部材8の上端部近傍に保
持され、前記層5の保持部分外周面に挿着されたスリー
ブ部材12の外周面に密封摺動するシールリツプ21を
有する第2のシール部材20、前記第2のシール部材2
0とスリーブ部材12との間にあって前記第2のシール
部材20側に嵌着された軸受部材22、前記第2のシー
ル部材20が嵌着された前記円筒部材8の上端部近傍に
配置された固定バンド7を有することを特徴とする密封
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980023376U JPS598700Y2 (ja) | 1980-02-25 | 1980-02-25 | 密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980023376U JPS598700Y2 (ja) | 1980-02-25 | 1980-02-25 | 密封装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56125183U JPS56125183U (ja) | 1981-09-24 |
JPS598700Y2 true JPS598700Y2 (ja) | 1984-03-17 |
Family
ID=29619480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980023376U Expired JPS598700Y2 (ja) | 1980-02-25 | 1980-02-25 | 密封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598700Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5965691U (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-01 | エヌオーケー株式会社 | 洗濯機用オイルシ−ル |
-
1980
- 1980-02-25 JP JP1980023376U patent/JPS598700Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56125183U (ja) | 1981-09-24 |
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