JPS5853469Y2 - ドラムのシ−ル装置 - Google Patents

ドラムのシ−ル装置

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Publication number
JPS5853469Y2
JPS5853469Y2 JP1979115167U JP11516779U JPS5853469Y2 JP S5853469 Y2 JPS5853469 Y2 JP S5853469Y2 JP 1979115167 U JP1979115167 U JP 1979115167U JP 11516779 U JP11516779 U JP 11516779U JP S5853469 Y2 JPS5853469 Y2 JP S5853469Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
sealing device
lip
ring
seal ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979115167U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5634135U (ja
Inventor
幸穂 山崎
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌用のブレーキドラムその他の廻転するドラ
ムの開口端に施すシール装置に関する。
従来この種装置とし・て、固定パネルの外周部に、廻転
するドラムの開口端の内周面に対向させてシールリング
を設ける式のものは知られるが、か\るものでは該リン
グの外周面に該ドラムの内周面との間に多少とも隙間が
在するため、水その他の液体のスプラッシュに際し、こ
れが該ドラム内に侵入し勝ちであり、これは該リングに
さまたげられて次で排出し難い不都合を伴う。
本考案はか\る不都合のない装置を得ることをその目的
としたもので、固定パネル1の外周部に、廻転するドラ
ム2の開口端の内周面に対向させてシールリング3を設
けるドラムのシール装置において、前記シールリング3
を外側と内側とのリップ4.4の2条を有するUリング
に構成させ、該Uリングの2条のリップ4,4に、前記
固定パネル1の水その他の排出口5に対向して排出用の
切欠部6を形成すると共に、該切欠部6に対応する直径
方向の上部に内側リップと外側リップとに互に位相の異
なるエアベント用の切欠部7,7を形成したことを特徴
とする。
シールリング3は例えば第2図及び第3図に明示するよ
うにリップ4の2条を有し、例えば第4図に明示するよ
うに該リップ4の先端においてドラム2側と略接して所
定のシール作用を行うもので、該リップ4に例えば第2
図に明示するように適宜の長さの切欠部6を備え、これ
をパネル1側に予め形成される下方の水その他の排出口
5に合致させ、かくて内部の水その他の液体は該切欠部
6を介して該排出口5から外部に排出されるようにした
尚その排出を良好にすべく、その上方にはエアベントが
用意されるもので、例えば第2図に明示するように該リ
ング3の上方個所に該リップ4,4の一方と他方とに互
に位相を相違させて各切欠7,7を施し、これを介して
エアが導かれるようにした。
図面で8は該ドラム2の中心の車軸を示す。
尚図示のものでは、例えば第4図に明示するように該パ
ネル1の外周面と、該ドラム2の内周面とに凹溝9を内
外1対に形成して鉄部にラビリンスを構成させるように
し、該凹溝9の一方を利用してこれに該リング3を嵌合
させるようにした。
尚両局面が例えば第4図示のように互に傾斜するもので
は該リング3のリップ4は仝図示のように長短の2条と
するが、両図面が互に平行するときはそれを互に同長さ
とすることは申す迄もない。
その作動を説明するに、シールリング3はドラム2の開
口端をシールして内部を水等の侵入から防止するか、水
等のスプラッシュによりこれがその内部に一旦侵入した
ときは、次でこれが切欠部6を介して排出口5に導かれ
て外部に排出される。
この場合、その上部の切欠7,7から成るエアベントは
その排出を良好にする。
このように本考案によるときはシールリング3を、外側
と内側とのリップ4.4の2条を有するUリングに構成
させたものであるからシールリング3は2条のリップ4
.4によってそのシール効果を高めることができ又2条
のリップ4.4には固定パネル1の排出口5に対向して
排出用の切欠部6を設けたから、多少とも侵入する水等
の液体をこれを介して排出し得られ、而も該切欠部6に
対応する直径方向の上部に内側リップ4と外側リップ4
とに互に位相の異なるエアベント用の切欠部7.7を形
成したので、該切欠部7.7から導入される新気により
前記排出用の切欠部6からの水等の液体の排出を良好に
行える等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の1例の裁断側面図、第2図はシール
リングの正面図、第3図はその一部を截除した側面図、
第4図は一部の拡大した断面図である。 1・・・固定パネル、2・・・ドラム、3・・・シール
リング、4・・・リップ、5・・・排出口、6・・・切
欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定パネル1の外周部に、廻転するドラム2の開口端の
    内周向に対向させてシールリング3を設けるドラムのシ
    ール装置において、前記シールリング3を外側と内側と
    のリップ4,4の2条を有するUリングに構成させ、該
    Uリングの2条のリップ4,4に、前記固定パネル1の
    水その他の排出口5に対向して排出用の切欠部6を形成
    すると共に、該切欠部6に対応する直径方向の上部に内
    側リップと外側リップとに互に位相の異なるエアベント
    用の切欠部7,7を形成したことを特徴とするドラムの
    シール装置。
JP1979115167U 1979-08-23 1979-08-23 ドラムのシ−ル装置 Expired JPS5853469Y2 (ja)

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JPS5634135U JPS5634135U (ja) 1981-04-03
JPS5853469Y2 true JPS5853469Y2 (ja) 1983-12-05

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