JPS5836849Y2 - 自動車用燃料ポンプ装置 - Google Patents

自動車用燃料ポンプ装置

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Publication number
JPS5836849Y2
JPS5836849Y2 JP1796080U JP1796080U JPS5836849Y2 JP S5836849 Y2 JPS5836849 Y2 JP S5836849Y2 JP 1796080 U JP1796080 U JP 1796080U JP 1796080 U JP1796080 U JP 1796080U JP S5836849 Y2 JPS5836849 Y2 JP S5836849Y2
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JP
Japan
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cushion body
fuel
pump device
fuel pump
electric pump
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Application number
JP1796080U
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English (en)
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JPS56120356U (ja
Inventor
道明 佐々木
清和 山本
耕 平塚
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用燃料ポンプ装置に関するものである。
自動車の燃料ポンプとしては普通電動機により駆動され
る電動ポンプが用いられ、又該電動ポンプな燃料タンク
内に内蔵した所謂インタンク方式が多く採用されている
(特公昭46−26442号参照)。
上記のようなインタンク方式の電動ポンプにむいては、
該電動ポンプを燃料タンクに防振的に支持させなければ
ならないが、防振効果の高いゴム材料は耐ガソリン性が
低いのでインタンク式のものには用いることができず、
従来は防振対策を防振ゴムによらず電動ポンプ自体振動
騒音の小さいものを用いざるを得す、高価となる欠点を
有していた。
本考案は上記のような従来の欠点に対処するため電動機
により駆動される電動ポンプを有底筒状に形成された発
泡ウレタン材等よりなるクッション体の内部に嵌装し、
該クッション体を介して支持されるように構成し、防振
対策部材であるクッション体そのものが吸入燃料のフィ
ルタとして機能するよう構成することにより、従来単独
の専用部品として必要であったフィルタを省略し、部品
点数の削減、取付工数の低減等をはかるものである。
以下本考案を第1図乃至第4図の実施例につき説明する
第1図は本考案の第一の実施例を示すもので、1は電動
機2を装着した電動機室3と該電動機2の駆動軸2aに
て駆動される羽根車4を内装したポンプ室5等よりなる
電動ポンプであり、6は吸入口、7は吐出口である。
8は発泡ウレタン材等よりなるクッション体であり、該
クッション体8は底面を有する筒状体に形成され、その
内部に電動ポンプ1を嵌装支持する構成となっている。
。上記クッション体8は内部に嵌装した電動ポンプ1の
吸入口6の近傍部分即ち該クッション体8の底面を含む
下方部分は低密度で現行のストレーナと同じように燃料
が流通し得るストレーナ部8aとし、それ以外の部分は
例えば表面を熱溶解して溶解皮膜層8bを形成する等燃
料が流通しない手段を講じた構成となっている。
上記クッション体8の周壁にはシャフト状の支持部材9
が複数本(通常3本)埋設され、該支持部材9を例えば
燃料タンク11のタンクカバー11a等に結合すること
により、電動ポンプ1は全体的にクッション体8に包ま
れた状態で該クッション体8を介して懸吊支持される。
10はクッション体8の底面に設けた保持ブラケット、
12は吐出ノズル、13は吐出ロアと吐出ノズル12を
連結するホースである。
上記の構成において、電動ポンプ1は有底筒状のクッシ
ョン体8に包まれた状態で懸吊支持されているので、電
動ポンプ1の振動、騒音は該クッション体8により大幅
に低減され、外部への伝達は極少となると共に、ポンプ
駆動により、燃料はクッション体8のストレーナ部8a
より吸入口6に吸入され、通路1aから電動機室3を通
り吐出ロアより吐出され、該防振支持用のクッション体
8自体がフィルタの機能を果し、従来ポンプ吸込口又は
吐出口より下流部、或はその双方等に専用部品として設
置されなければならなかったフィルタを完全に省略でき
、部品点数及び取付工数等の削減、それに伴なうコスト
の大幅なダウン等数多くの利益をもたらし得るものであ
る。
第2図は発泡ウレタン材等よりなるクッション体8の他
の例を示すもので、この例では底面を含む下方部分を低
密度のストレーナ部8aとすることは第1図の実施例と
同じであるが、他の部分を燃料が容易には流通し得ない
中密度部分8b’及び高密度部分8「に構成した例を示
している。
第3図は本考案の第三の実施例を示すもので、この例で
は発泡ウレタン材等よりなるクッション体8に取付けた
支持部材9を薄板状体にて構成すると共に、該支持部材
9の上端をタンクカバー11aに固着した支持片11b
に弾性体14を介して結合支持された例を示して釦り、
又燃料タンク11の底面又は旋回槽22の底面とクッシ
ョン体8間に弾性体よりなるストッパ15を介在させて
電動ポンプ1の上下振動を所定範囲内に規制した構造と
している。
支持片11bと支持部材9を接続する弾性体14附近の
詳細構造例を第5図、第6図に示す。
第5図においては支持片11b端と支持部材9端を1に
折り曲げ、そこにそれぞれ取付穴9ct11cをあけ、
取付穴9c、11cと環状の弾性体14の貫通孔14c
を貫通させてリング32と締付ボルト31を取りつげて
全体を固定させている。
第6図においては貫通孔14cを有する弾性体14aと
支持片11b端の取付孔11cと支持部材9端の取付穴
9cとを貫通するポル)31aをもって結合し固定され
ている。
またストッパ15附近の詳細構造例を第7図。
第8図に示す。
第7図では旋回槽22にストッパ15を固定し、ストッ
パ15のリップ15aを保持ブラケット10に弾性的に
接触させ、第8図ではストッパ15を保持ブラケット1
0に固定し、ストッパ15のリップ15aを旋回槽22
に弾性的に接触させている例である。
この例では電動ポンプ1の振動はクッション体8により
吸収されると同時に弾性体14により更にタンク側への
振動伝達は低減され、より一層的確なる防振支持を行な
い得る。
この例において発泡ウレタン材等よりなるクッション体
8の構成及びストレーナ部8aによる機能等は第1,2
図の実施例と全く同じである。
尚第3図において16は燃料のリターン通路、17は気
化燃料導出口を示す。
第4図は本考案の第四の実施例を示すもので、この例で
は発泡ウレタン材等よりなるクッション体8の外周面を
ケース18にて覆い、該ケース18の底面部には吸入ノ
ズル18aを設けると共に、該ケース18の先端開口部
と電動ポンプ1の吐出ロア部間にはダイヤフラム19を
介装し、且つダイヤフラム19の外側をカバー20にて
覆い、該カバー20の開口部20aとそれを貫通する吐
出ロア部間にブーツ21を装着した構造となっている。
この例の場合も電動ポンプ1はクッション体8に包まれ
た状態でその外周をケース18にて支持されているので
、防振効果は良好であると共に、ポンプ駆動により燃料
;・寸吸込ノズル18aからクッション体8を通過して
ポンプ室5内に吸入されるので、該クッション体8自体
がストレーナとしての機能を果し得る。
この例の場合は外周をケース18にて覆われているので
、クッション体8は全体を第し2,3図のストレーナ部
8aと同じ程度の密度に形成したままで良い。
尚第4図示の実施例のものはインタンク方式のものに限
らず、ポンプを燃料タンク外の燃料配管中に設ける方式
のものにも適用可能である。
以上のように本考案によれば、電動ポンプを発泡ウレタ
ン材等よりなるクッション体内に嵌装した状態にて、該
クッション体を介して支持する構成をとることにより、
電動ポンプの振動、騒音は該クッション体にて吸収低減
されると共に、上記電動ポンプの外周を抱持しているク
ッション体自体が吸入燃料のストレーナとしての機能を
果すよう構成したことにより部品点数の削減、取付工数
の低減及びコストダウン等をはかり得るもので、実用上
多大の効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一の実施例を示す断面図、第2図は
第1図の発泡ウレタン材等よりなるクッション体の他の
例を示す要部断面図、第3図は本考案の第三の実施例を
示す斜視図、第4図は本考案の第四の実施例を示す断面
図である。 第5図。第6図、第7図及び第8図は第3図の実施例の
各部分の詳細構造例を示す図である。 1・・・電動ポンプ、6・・・吸入口、7・・・吐出口
、8・・・発泡クッション体、8a・・・ストレーナ部
、8b・・・溶解皮膜層、9・・・支持部材、10・・
・保持ブラケット、11・・・燃料タンク、11a・・
・タンクカバー12・・・吐出ノズル、14・・・弾性
体、15・・・ストッパ、18・・・ケース、18a・
・・吸入ノズル、19・・・ダイヤフラム、20・・・
カバー 21・・・ブーツ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)電動機により駆動される電動ポンプを、有底筒状
    に形成された発泡ウレタン材等よりなるクッション体の
    内部に嵌装し、該クッション体を介して支持されるよう
    構成すると共に、該クッション体自体がポンプへの吸入
    燃料のストレーナとして機能する構造としたことを特徴
    とする自動車用燃料ポンプ装置。
  2. (2)クッション体の外周を全体にわたり、吸込ノズル
    を有するケースにて抱持した構造としたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動車用燃料ポ
    ンプ装置。
  3. (3)クッション体の密度を周方向およびその他部分的
    に変化させた構造としたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項又は第2項記載の自動車用燃料ポンプ
    装置。
JP1796080U 1980-02-15 1980-02-15 自動車用燃料ポンプ装置 Expired JPS5836849Y2 (ja)

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JP1796080U JPS5836849Y2 (ja) 1980-02-15 1980-02-15 自動車用燃料ポンプ装置

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JP1796080U JPS5836849Y2 (ja) 1980-02-15 1980-02-15 自動車用燃料ポンプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS56120356U JPS56120356U (ja) 1981-09-12
JPS5836849Y2 true JPS5836849Y2 (ja) 1983-08-19

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ID=29614294

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JP2517192Y2 (ja) * 1990-02-27 1996-11-13 株式会社ユニシアジェックス インタンク式燃料ポンプの支持構造
US6382190B1 (en) * 1997-03-11 2002-05-07 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha In-tank fuel filter improved to resist electrification
DE102006032098A1 (de) 2006-07-11 2008-01-24 Siemens Ag Einrichtung zum Sammeln von Kraftstoff in einem Kraftstoffbehälter

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JPS56120356U (ja) 1981-09-12

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