JPH01229203A - ポリイミド樹脂を用いたフィルター - Google Patents

ポリイミド樹脂を用いたフィルター

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JPH01229203A
JPH01229203A JP5346588A JP5346588A JPH01229203A JP H01229203 A JPH01229203 A JP H01229203A JP 5346588 A JP5346588 A JP 5346588A JP 5346588 A JP5346588 A JP 5346588A JP H01229203 A JPH01229203 A JP H01229203A
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JP
Japan
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group
formula
filter
polyimide resin
phenylene
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Pending
Application number
JP5346588A
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English (en)
Inventor
Naoto Ito
伊藤 尚登
Tsuyoshi Enomoto
榎本 堅
Isao Nishizawa
西沢 功
Masahiro Ota
正博 太田
Teruhiro Yamaguchi
彰宏 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶表示素子、撮像管などの表示、あるいは
撮影用に用いられる光分光フイルタ−、あるいは近赤外
光による機器の制御に用いるフィルター、あるいは熱線
調節フィルターに用いられるポリイミド樹脂フィルター
に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
従来、液晶表示素子、又は撮像管に用いるフィルターを
ゼラチンと水溶性色材より構成する技術及びガラス基板
上に色材を蒸着させる方法が知られている。しかし、前
者には樹脂の耐湿性不良に基づくフィルターの耐久性不
足あるいはフィルターを表示素子に加工する時の耐熱性
不足により加工コストの上昇という欠点があり、後者に
はガラス基板上に色素を蒸着するため、色素の昇華性に
基づく耐熱性及び耐久性の不足、又ガラス基板と色材の
密着性の悪さによる機械強度の不足という問題点があっ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本願発明は、耐湿性、耐熱性、機砿強度などの耐久性が
優れ、かつ、キャスト法、プリント法などの安価な加工
法に用いることが出来る樹脂フィルターを提供するもの
である。
すなわち、本願発明は下記一般式(1)(式(1)中、
nは0,1.2.3.4の整数を表し、Aは連結基を表
す。) で示される繰り返し単位を有するポリイミド樹脂を用い
ることを特徴とするフィルターに関する。
式(1)において、Aで示される連結基の具体的な例と
しては、1.4−フェニレン基、1,2−フェニレン基
、1.3−フェニレン基などのフェニレン誘導基、1,
4−ナフチレン基、1,5−ナフチレン基、1.8−ナ
フチレン基、2.6−ナフチレン基なとのナフチレン誘
導基、2,6−アンスラセニレン基、9.10−アンス
ラセニレン基などのアンスラセン誘導基、ビフェニレン
基、ターフェニレン基などのポリフェニレン誘導基など
公知のジアミン類から誘導される基であれば何でもよい
が、下記一般式(II) 〔式(n)中、Bは連結基を表す。〕 で示される基が特に好ましい。
式(II)中、Bで示される基としては、フェニレン基
、ビフェニレン基、ビフェニレンエーテル基、ビフェニ
レンチオエーテル基、ナフチLz7[、−C6H4−C
(CI+3)2−C6H4−、−C6H,−C,l+1
.−C611,などフェノール誘導体より導かれる基が
あげられる。
フィルターの製造法としては、一般式(IV)([V) 〔式(IV)中、nは式(1)のnと同一の整数を意味
する。〕 で示される酸無水物と下記一般式(V)Nl2  A 
 N1(2(V) 〔式(V)中、Aは式(1)のAと同一の基を意味する
。〕 で示されるジアミンを有機溶媒中で反応させる。
この反応に用いる有機溶媒としては、例えばN、N−ジ
メチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、
N、N−ジエチルアセトアミド、N、N−ジメチルメト
キシアセトアミド、N−メチル−2=ピロリドン、1.
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N−メチルカプ
ロラクタム、1.2−ジメトキシエタン、ビス(2−メ
トキシエチル)エーテル、 1.2−ビス(2−メトキ
シエトキシ)エタン、ビス(2−(2−メトキシエトキ
シ)エチル1エーテル、テトラヒドロフラン、1,3−
ジオキサン、 1.4−ジオキサン、ピリジン、ピコリ
ン、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、テトラ
メチル尿素、ヘキサメチルホスホルアミドなどが挙げら
れる。またこれらの有機溶剤は単独でも或いは2種以上
混合して用いても差し支えない。
反応温度は通常60°C以下、好ましくは50°C以下
であり、反応圧力は特に限定されず、常圧で十分実施で
きる。
反応時間は、使用するジアミン、溶剤の種類および反応
温度により異なり、通常、下記式(Ill)で表される
ポリアミド酸の生成が完了するに十分な時間反応させる
。通常4〜24時間で十分である。
このような反応により、下記式(Vl)の繰り返し単位
を有するポリアミド酸が得られる。
(Vl) 〔式(Vl)中、n及びAは式(1)のn及びAと同一
である。] 此のポリアミド酸の溶液に必要な分光特性を有する色素
を、ポリアミド酸に対し0.01〜50wt%添加した
後、キャスト法、スピンコード法などにより成膜化した
後、100〜400°Cに加熱してイミド化するか、ま
たは通常用いられるイミド化剤を用いて化学的にイミド
化することにより、前記、式(1)の繰り返し単位を有
する対応するポリイミド中に色素が含有されたフィルタ
ーが得られる。
又、ポリイミドが溶媒可溶の時は、ポリアミド酸を常法
によりポリイミド化した後、溶媒に溶解し、色素と混合
し、スピンコード法、キャスト法によりフィルター化す
ることが出来る。
〔実施例] 本発明を実施例および比較例により具体的に説明する。
実施例1 かきまぜ機、還流冷却器および窒素導入管を備えた容器
に、4.4″−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニ
ル36.8g(0,1モル)とN、N−ジメチルアセト
アミド202gを装入し、室温で窒素雰囲気下に3.3
’ 、4,4° −ジフェニルエーテルテトラカルボン
酸二無水物30 、5g (0、099モル)を溶液温
度の上昇に注意しながら分割して加え、室温で約20時
間かきまぜた。かくして得られたポリアミド酸溶液に下
記式(a)の色素2.6gを加え混合した後、ガラス上
に塗布した。
200°Cにて3時間加熱処理した。此の様にして作製
した赤色フィルターは、良好な吸収特性を有すると共に
良好な耐熱性、耐湿性を有した。
実施例2 かきまぜ機および窒素導入管を備えた容器に、4.4゛
−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル36.8g
(0,1モル)とN、N−ジメチルアセトアミド202
gを装入し、室温で窒素雰囲気下に4.4’−(p−フ
ェニレンジオキシ)シフクル酸二無水物39.8gを分
割して加え、室温にて20時間撹拌した。
かくして得られたポリアミド酸溶液に下式(b)の色素
3.0gを加え混合した後、ガラス上にキャストした。
180°Cで5時間加熱処理した。此の様にして得られ
た緑色フィルターは、良好な吸収特性を有すると共に良
好な耐熱性、耐湿性に優れていた。
本願発明によって作製したフィルターの特性を公知の方
法によって作製したフィルターと対比して示す。
吸収特性 耐熱性 耐湿性 機械強度 (注−3)(注−4)(注−5) 本願発明 実施例1 0  0  0   0 実施例2 0  0  0   0 比較例 A(注−1)Oxx     △ B (注−2)  0  00     x(注−1)
日本化薬■ PCRed 21Pとゼラチンより作製 (注−2) N、N’−ジメチルペリレンテトラカルボ
ン酸イミドをガラス上に蒸着 (注−3> 180 ’C,5時間放置した時の吸収の
変化が0〜5%(0)、5〜20%(Δ)。
20%以上(×) (注−4)60″Cで湿度90%で1ケ月放置後の変化
が0〜5%(○)、5〜20%(Δ)。
20%以上(×) (注−5)表面を布でこすった時の色おち。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式( I )中、nは0、1、2、3、4の整数を表し
    、Aは連結基を表す。〕 で示される繰り返し単位を有するポリイミド樹脂を用い
    ることを特徴とするフィルター。2)請求項1において
    、Aが下記一般式(II)▲数式、化学式、表等がありま
    す▼(II)〔式(II)中、Bは連結基を表す。〕 で示される基であることを特徴とするフィルター。
JP5346588A 1988-03-09 1988-03-09 ポリイミド樹脂を用いたフィルター Pending JPH01229203A (ja)

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Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60184205A (ja) * 1984-03-02 1985-09-19 Toray Ind Inc カラ−フイルタ用耐熱着色ペ−ストの製造法
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JPS62295923A (ja) * 1986-05-03 1987-12-23 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト 電気部品または半導体上の回路上に改良されたプレーナ化を示す、密着性、電気絶縁性および高い断熱性の中間層を製造する方法

Patent Citations (7)

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