JPH01105668A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JPH01105668A
JPH01105668A JP62264228A JP26422887A JPH01105668A JP H01105668 A JPH01105668 A JP H01105668A JP 62264228 A JP62264228 A JP 62264228A JP 26422887 A JP26422887 A JP 26422887A JP H01105668 A JPH01105668 A JP H01105668A
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shutter
time
exposure
recording
mechanical shutter
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玉田 一聖
Kiyotaka Kaneko
清隆 金子
Motohiko Horio
堀尾 元彦
Kazuji Ogata
和次 尾形
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Fujifilm Holdings Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/73Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the exposure time
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S358/00Facsimile and static presentation processing
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固体撮像素子などの撮像手段で被写体を撮影
しその映像信号を磁気ディスク等の回転記録媒体に記録
する電子スチルカメラに係り、特に、電子スチルカメラ
の露出制御に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、固体撮像素子や撮像管等の撮影装置と、安価で比
較的記憶容量の大きな磁気ディスクなどの回転記録媒体
を用いた記録装置とを組み合わせ、被写体を電子的にス
チル撮影して回転記録媒体に□記録し、画像再生は別の
テレビジョンやプリンタなどで行う電子スチルカメラが
開発されている。
この種の電子スチルカメラにあっては、従来の−いわゆ
る銀塩スチルカメラと同様、フレーミングや測距のしや
すさ等から一眼レフ開放測光方式が採用されている。銀
塩スチルカメラにおいては、絞り羽根を動かすための菊
座を付勢し回転させるばねをチャージし係止しておき、
レリーズに応じて係止を解除して瞬間に絞り込み、露光
後、フィルムの巻き上げ時に再びばねをチャージするよ
うになっている。
このような電子スチルカメラにあっては既述の如く撮像
手段としてCCD等の固体撮像素子が使用されている。
従って撮影に際しては被写体の明るさに応じて例えばC
ODの撮像面に電荷を蓄積し、記録時には蓄積電荷を転
をし、次の撮影に備えて残留電荷を排出するといった電
子シャッタ機能を持たせれば基本的には通常の銀塩スチ
ルカメラに使用される機械的シャッタは不要である。
この電子シャッタ機能を有する電子スチルカメラに関す
る従来例として特開昭62−38675、特開昭62−
48182、特開昭61−172488 の各公報に記
載された発明を挙げることができる。特開昭62−38
675号公報には固体撮像素子の残留電荷を掃き出し、
次いで撮像し、更に蓄積電荷を読み出すという基本的な
電子シャッタ機能を有する電子スチルカメラが開示され
ている。
また特開昭62−48182号公報には固体撮像素子に
おけるイぎ号電荷の蓄積終了時点(続出時点に一致する
)を垂直同期信号の出力タイミングに一致させるような
電子シャッタ機能を有する電子スチルカメラが開示され
ている。
更に特開昭61−172488号公報には受光部と蓄積
部とを有する固体撮像装置の蓄積部に長時間(約33m
5ec)蓄積した電荷を短時間(Δt)で高速転送し、
この短時間で蓄積した電荷のみを映像信号として取り出
すことにより露光時間Δtのシャッタ効果を持たせるよ
うにした固体撮像装置が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
CCD等の固体撮像素子の撮像面を露光させたままの状
態で上述した電気的処理(固体撮像素子に於ける電荷の
蓄積、転送、排出)によってのみ撮影動作を行うように
構成すると、撮影後に不要電荷を排出しきれず、記録画
像(再生画像も同様)の画質の低下を招く。
また上述したようなシャッタ機能として電子シャッタ機
能のみを有する電子スチルカメラでは固体撮像素子に蓄
積された信号電荷の読み出し期間中に固体撮像素子の受
光面に継続して入射される光による電荷が転送中の信号
電荷に加わることにより偽信号が検出され、結果的に画
質が労化する、いわゆるスミアリング(smearin
g )が発生するという問題がある。
電子シャッタ機能のみを用いて撮像時に生ずるスミアリ
ングの影響をできるだけ小さく抑制するには固体撮像素
子に蓄積された信号電荷を転送部に高速転送する、すな
わち高速に読み出す必要がある。
しかし、信号電荷を高速転送すると固体撮像素子の信号
電荷の転送効率が低下し、結局画質の低下となって現れ
るという二律背反的な問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
固体撮像素子の残留電荷に起因する画質の低下並びにス
ミアリングの発生を防止すると共に、撮像素子の転送効
率の向上を図ることによりシャッタスピードの低速域か
ら高速域にわたって高品質の画像を配録することが可能
な電子スチルカメラを提供することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る電子スチルカメラでは機械的シャッタと固
体撮像素子における信号電荷の蓄積、転送、排出のタイ
ミングを電子的に制御することによりシャッタ効果を持
たせる電子シャッタとをシャッタスピードの全域にわた
って基本的に併用する。
本発明は上記目的を達成するために、絞り機構を含む撮
影光学系と、前記撮影光学系により結像した被写体像を
電気的映像信号に変換し蓄積する撮像手段と、前記映像
信号を回転記録媒体に記録する記録手段と、前記撮影光
学系と前記撮像手段との間に配置された機械的シャッタ
と、速写モードを含む各種の撮影モードを設定する撮影
モード設定手段と、前記撮影光学系から取り込んだ被写
体の明るさに応じて前記絞り及び機械的シャッタ、撮像
手段、及び記録手段を制御し、前記撮像手段に露光して
得られた映像信号を各種の制御の制御周期を定める基準
信号の出力タイミングに同期して読み出し、前記回転記
録媒体に記録させる記録制御手段とを有する電子スチル
カメラにおいて、前記記録制御手段は、前記撮像手段の
露光制御時に決定されたシャッタスピードが所定値より
低速である場合には前記撮像手段への露光時間を機械的
シャッタの開状態にある時間と一致させるように露光制
御を行い、一方決定されたシャッタスピードが所定値よ
り高速である場合又は高速連写時には前記撮像手段の残
留電荷を前記映像信号の読み出し時点から実際の露光時
間だけ手前の時点で排出すると共に、実際の露光時間に
機械的シャッタの開閉に要する時間を加算して得られる
時間より少なくとも長い時間を露光時間として、前記機
械的シャッタの開閉制御を行い、前記残留電荷排出時点
から実際の露光時間経過時点でこれまでに撮像手段に蓄
積された映像信号を読み出すことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
本発明に係る電子スチルカメラでは既述したようにシャ
ッタスピードの全域にわたって機械的シャッタと電子シ
ャッタとが併用されるが、機械的シャッタの制御精度を
維持し得る限界付近のシャッタスピードを基準にしてシ
ャッタスピードがその基準となるシャッタスピードより
低速域ではシャッタ動作は撮像手段の撮像面の露光時間
が機械的シャッタの開閉制御により一義的に定まる機械
的シャッタ主導型の動作モード(以下、メカニカルシャ
ッタモード(M  5)IT)と称す)に切り換えられ
、前記基準となるシャッタスピードより高速域では電子
シャッタにより露光時間が定まる電子シャッタ主導型の
動作モード(以下、電子シャッタモード(E  5HT
)と称する)に切り換えられる。
メカニカルシャッタモードでは撮像手段の撮像面におけ
る被写体の明るさに応じて演算された露光時間が機械的
シャッタの開時間にある時間と一致するように機械的シ
ャッタの開閉により露光制御が行われる。該露光時間内
に蓄積された信号電荷は露光時間終了時点以降において
最初に出力される制御周期を定める基準信号に同期して
読み出され、記録媒体に3己録される。そして記録後は
残留電荷は僅かであるので略、完全に排出され、次の撮
影に備えることとなる。
また電子シャッタモードでは撮像手段の残留電荷が映像
信号の読み出し時点から実際の露光時間に相当する時間
だけ手前の時点で排出されると共に、前記実際の露光時
間にシャツタ幕の開閉に要する時間を加算して得られる
時間よりも少なくとも長い時間を露光時間として機械的
シャッタの開閉制御が行われる。この新たに決定された
露光時間のうち前記実際の露光時間に相当する時間内に
撮像手段に蓄積された映像信号が読み出される。
従ってこの場合には撮像素子に組み合わされているカラ
ーフィルタの損傷は常時撮像素子の撮像面を露光させて
撮影を行う従来の電子スチルカメラに比較して僅かであ
る。
更にメカニカルシャッタモードでは機械的シャッタを用
いているのでスミアリングの発生を防止でき撮像手段に
蓄積電荷を転送(読み出し)する際にスミアリングの発
生を防止するために高速転送する必要がないのでCCD
等の撮像手段の転送効率の向上が図れる。
〔実施例〕
以下、添付図面に従って本発明に係る電子スチルカメラ
の好ましい実施例を詳説する。
第1図は、本発明に係る電子スチルカメラの一実施例の
全体構成が示されている。同図において、撮影光学系は
、前群レンズ系としての例えばズームレンズ系10と、
絞り12と、マスクレンズ系14とからなり、マスクレ
ンズ系14は、測光光学系24へのビームスプリフタも
兼ねている。16は、ファインダ光学系へのミラーで撮
影時には光路外に跳ね上げられる。18は光学フィルタ
、20はシャッタ(機械的シャッタ〉である。シャッタ
20は静止画撮影を行う動作モードであるスチルモード
においては前記ミラーが跳ね上げられ、前記絞りが絞り
込まれた後に所定秒特開かれるが、ビデオアダプタを接
続することにより電子スチルカメラをムービーカメラと
して機能させるムービーモードにおいては、開かれたま
まになる。22は撮像素子のCCDである。
前記測光光学系24に取り込まれた一部の被写体光は、
測光センサ26に受光され、測光アンプ28で増幅され
、A/D変換器30を介して演算/制御回路32に入力
される。この演算/制御回路32は、取り込んだ被写体
の明るさ等の情報に基づきシャッタ駆動回路34及び絞
り駆動機構を通じて、前記シャッタと絞りを制御し、適
正露光量を得るものである。
本実施例では、絞り駆動機構にステッピングモータ38
とその駆動回路36とを採用し、前記演算/露出制御回
路にそのステッピングモータを駆動するパルス数を制限
する機能を持たせている。
40は撮像素子(CCD)22を駆動しその電荷を読み
出して増幅するCCD駆動回路/ブリ゛アンプ、42は
CCD駆動回路/プリアンプ40の出力信号をビデオ信
号に変換するエンコーダ、44はそのビデオ信号を増幅
する記録アンプである。
エンコーダ42からはエレクトロニックビニ−ファイン
ダ(電子ビューファインダ)またはモニタへの出力が得
られ、記録アンプ44からは外部ビデオアダプタへの出
力が得られる。記録アンプ44はまた、記録/再生切換
スイッチ46を介して記録ヘッド48に接続されている
。50は映像信号を記録する磁気ディスク、52はディ
スクモータ、54はモータ駆動回路、56はディスク5
0を定速回転させるためのサーボ回路、58は前記記録
ヘッド48を送るモータ60の駆動回路である。
70は、各回路部からの信号を取り込み、全体の動作を
制御する制御回路、72はその制御下にタイミングパル
スを発生させ、CCD22、演算/制御回路32、CC
D駆動回路40、エンコーダ42等に出力するタイミン
グパルス発生回路、74はし!j−、!’、76はスチ
ルモードとムービーモードとを切り換えスチル/ムービ
ーモード切換手段、77はカメラの作動状態等を表示す
る表示部である。
また78は撮影モード切換スイッチであり、スチルモー
ドにおいてオフ状態で一部の静止画撮影を行う単゛写モ
ードに、またオン状態で設定された連写スピードに応じ
て静止画像を複数駒撮影する速写モードに設定される。
撮影モード設定スイッチ78は通常はオフ状態に設定さ
れている。
80は連写スピード設定スイッチであり、速写スピード
設定スイッチ92には、手動で選択される8接点(接点
as bs Cs dSeSfs gsh)が設けられ
ており、その接点の選択に応じて所定時間当たりの撮影
のコマ数が決定されるようになっている。本実施例では
例えば接点aの選択によって15駒/秒の撮影が行われ
、以下、順に接点すから接点りの選択によって、10駒
/秒(接点b)、5駒/秒(接点C)、2駒/秒(接点
d)、1駒/秒(接点e)、1駒/2秒(接点f)、1
駒15秒(接点g)、1駒710秒(゛接点h)の撮影
がそれぞれ行われるようになっている。
また本実施例では速写スピード設定スイッチ78により
速写スピードが15駒/秒に設定され且つ撮影モード切
換スイッチ78により速写モードに設定された場合に高
速速写モードとなるものとする。
第2図は、絞り12とステッピングモータ38の機械的
構成を示す斜視図である。絞り12は、大塵122と、
絞り羽根124と、菊座126と、受は座128とを有
する。一方、ステッピングモータ側は、ギア382と、
エンコーダ384と、フォトインタラプタ386と、カ
ム388とを備えている。前記菊座126はカムフォロ
アを持ち、ばねに付勢されて、カム388のカム面に当
接している。またエンコーダ384とフォトインクラブ
タ386とは、開放測光位W(ホームポジション)を規
定するためのものである。すなわち、スチルモード撮影
時は、測光は必ずホームポジションで行い(開放測光)
、その測光−一夕に基づき、ステッピングモータにパル
スを与えて絞り込む。
一方、ムービーモードでは、ホームポジションから所定
のステップで送った後、光量変化があった分だけ補正し
ていく。
以上のように構成した本発明に係る電子スチルカメラの
、スチルモード及びムービーモードにおける作動を、第
3図及び第4図により説明する。
第3図は、スチルモード撮影時のタイミングチャートで
ある。同図において、v下は垂直同期信号を反転させて
作った同期信号であり、撮影に関する各種制御の制御周
期を定める基準信号である。
従って、パルスレートはNTSC方式の場合、約60p
psとなっている。この場合、スチルモードにあるから
、スチル/ムービー切換手段76からの信号は、ローレ
ベルのままであり、シャッタモードはこの場合にはメカ
ニカルシャッタモード(M  5HT)に設定されてい
る。シャッタチャンスをうかがって、レリーズボタン(
スイッチ)74を押すと、制御回路70及び演算/露出
制御回路32からの指令により、絞り12が開いた状態
で、A/D変換器30は測光データを演算/露出制御回
路32に送る。演算/露出制御回路32はそのデータに
基づき、プログラム露出方式による適正シャッタスピー
ドと適正絞り値との組み合わせを演算し、まずステッピ
ングモータ駆動回路36にパルスを送る。ステッピング
モータ駆動回路36は、例えば2相励磁方式で、ステッ
ピングモータを作動させ、絞り12を演算された値まで
絞り込ませる。そこで測光演算系は、絞り込み測光方式
により、再測光する。このように再測光するのは、電子
スチルカメラの撮像素子の場合、銀塩スチルカメラに比
較して、ラチチユードが狭く、より正確な露光制御が必
要だからである。その再測光値に基づき、シャッタスピ
ードを最終的に決めて、シャッタ駆動回路34に露光時
間にみあったパルスを出力し、露光する。
第3図で、露光後から絞り開放までの空白は、ファイン
ダ光学系のミラー16の定位置への復帰や絞りの開放動
作に費やされる時間であり、銀塩スチルカメラにおける
巻き上げ動作の時間に相当する。なお、ミラー16はレ
リーズボタン74の押し下げに応じて跳ね上げられるが
、本実施例の場合、測光用光線はミラー16よりも前か
ら取り入れているので、再測光は何隻影響を受けない。
ここでは、プログラム露出方式の露光制御で、プログラ
ム演算に対する絞り値の誤差をシャッタスピードで吸収
する方式について述べたが、絞り値を先に決定し、シャ
ッタスピードを可変にする絞り優先方式やシャッタスピ
ードを所望の値に設定し、絞り値を可変にするシャッタ
スピード優先方式にも本発明を適用できることは明らか
である。
第4図は、ムービーモード撮影時のタイミングチャート
である。この場合、アクセサリ装着用のマルチコネクタ
に電子ビニ−ファインダまたはビデオアダプタが装着さ
れるので、スチル/ムービー切換信号がハイレベルとな
り、ムービーモードに設定されると共に、シャッタモー
ドは電子シャッタモードに設定される。従って、レリー
ズ信号は無視され一測光が開始される。光学式のファイ
ンダ用ミラー16は跳ね上がったままである。測光結果
に基づきステッピングモータが駆動されるが、絞り込ん
だ状態で測光と絞り値制御がなされるから、スチルモー
ドのときと比較して、ステッピングモータ36は、明る
さの変動分だけを補償すれば良く、一般に作動量は少な
くなる。絞りの補正が完了すると、露光が行われる。
なお、ムービーモードにあっては・、スチルモードと同
じパルスレートで駆動してもよいが、各補正時に絞り補
正量が少ないことから、ステッピングモータのパルスレ
ートをスチルモードよりも下げて、オーパージニートや
リンキングがより一層少なく滑らかな制御とすることも
可能である。
次にスチルモード撮影時に於ける露光制御の動作を第5
図乃至第7図に示す。第5図にはシャッタスピードが機
械的シャッタの制御精度を維持し得るシャッタスピード
の限界値近傍の値であるl/1000秒以下の場合にお
ける露光制御の動作内容が示されている。尚、この場合
にはシャッタモードはメカニカルシャッタモードに設定
される。
同図に於いて測光結果に基づいて演算/露出制御回路3
2により露光時間が算出され、該露光時間に応じたパル
スがシャッタ駆動回路34を介してシャッタ20に出力
される。この結果時刻t1 で先幕が走行を開始し、こ
の後時刻t2 で後幕が走行を開始した後、時刻t3 
で走行を終了し、シャッタは閉状態となる(第5図(b
)、(C)、(d))。この結果時刻t1 から時刻t
3 に至る期間Tにおいて撮像素子22の撮像面が露光
される(第5図(e))。
一方、CCD駆動回路40はタイミングパルス発生回路
72から出力される同期信号VDに同期して転送パルス
を撮像素子22に対して出力する(第5図(f))。従
って撮像素子22は通常、同期信号VDの出力タイミン
グで蓄積電荷が転送されることになるが、メカニカルシ
ャッタモードではシャツタレリーズに同期して、これま
でに蓄積された電荷を排出するための制御信号T$がタ
イミングパルス発生回路72よりCCD駆動回路40に
出力される(第5図(h))。
この制御信号Ts はシャッタスピードに応じて撮像素
子22の残留電荷を排出させるタイミングを定める信号
(実際は制御回路70よりタイミングパルス発生回路7
2を介してCCD駆動回路40に出力される。)であり
、その立上りで転送パルスが出力され、メカニカルシャ
ッタモードではハイレベルの状態では撮像素子22の蓄
積電荷の転送は禁止される。従って制御信号Tsの立上
りに同期して時刻tl で転送パルスが出力され、撮像
素子22では蓄積電荷が排出されると同時に露光が開始
されることとなる。露光完了後にタイミングパルス発生
回路72から出力される同期信号VDが出力される時刻
t4 から時刻1.に至る1■(垂直走査期間)におい
て撮像素子22に蓄積された信号電荷が転送され、この
磁気ディスク50の所定のトラックに映像信号が記録さ
れる(第5図(g))。
このようにシャッタスピードが1/1000秒より低速
の領域ではシャッタが開いている時間が実際の露光時間
に等しいので、撮影終了後における撮像素子22におけ
る残留電荷は略、完全に排出される。
次にシャッタスピードが1/1000秒以上の高速領域
にふける露光制御の動作内容を第6図に示す。この場合
にはシャッタモードは電子シャッタモードに設定される
(第6図(j))。同図において、測光結果から演算/
露出制御回路32により演算された実際の露光時間がT
8であるとすると、この実際の露光時間T、にシャツタ
幕の開閉に要する時間、本実施例では先幕が走行を開始
してからシャッタが完全に開いた状態となる時刻までの
時間TIと後幕が走行を開始してから走行を終了するま
での時間T、を加算した値、即ちTお+Ti+Te よ
り長い時間Tyが新たに露光時間と決定される。
これに対して時間T v  T −に相当するパルスが
演算/露出制御回路32よりシャッタ駆動回路34を介
してシャッタ20に時刻t1゜において出力される(第
5図(b))。すると時刻tlOより先幕が走行を開始
し、時刻tl+で完全にシャツタ幕が開いた状態となる
(第5図(d))。更に時刻t11から時間Ty  T
−Tt が経過した時点tlにおいて後幕が走行を開始
し、この時点から時間T、が経過した時刻t14で後幕
の走行は終了し、シャッタ20が完全に閉じた状態とな
る(第5図(e))。このシャッタが開閉される前記露
光時間T、内に撮像素子22の露光が行われる(第5図
(C))。すなわち、シャツタレリーズが開始された後
にタイミングパルス発生回路72より出力される同期信
号VDに同期して撮像素子22に蓄積された信号電荷の
読み出しが行われるが、この読み出しを行う時点から実
際の露光時間T、だけ手前の時刻t12において制御信
号T、がタイミングパルス発生回路72よりCCD駆動
回路40に出力される。この結果、時刻t12で転送パ
ルスが出力され、撮像素子22の残留電荷が排出される
と同時に、この時点から時刻trffに至る時間T、だ
け撮像素子22の撮像面において露光が行われる(第5
図(f)、(g))。
次いで同期信号VDが出力される露光が終了した時刻t
′1.から次の同期信号VDが出力される時刻t’sに
至る期間において露光時間T8内に撮像素子22に蓄積
された信号電荷が読み出され、磁気ディスク50の所定
のトラックに記録される。
次にスチルモードにおいて撮影モードが高速速写モード
に設定された場合の露光制御の動作内容を第7図に示す
。同図において撮影モード切換スイッチ78をオン状態
にし且つ速写スピード設定スイッチ80を接点aに切り
換えた状態でレリーズボタン74を押すと、15駒/秒
の高速速写が行われる。この高速速写モードはシャッタ
20の動作を除けば1駒の撮影動作については第6図に
示したシャッタスピードが高速である単写モードの場合
と同じであるが、シャッタ20がシャツタレリーズが行
われた時刻t2oから連写駒数だけ撮影が終了する時刻
t21までの期間中、開状態にある点で単写モードの場
合と異なる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように本発明によれば、シャッタスピー
ドの全域にわたって機械的シャッタと電子/ヤッタとを
併用し、機械的シャッタの制御精度を維持し得る限界付
近のシャッタスピードを基準にしてそれよりシャッタス
ピードが低い低速域でit機械的シャッタ主導型のメカ
ニカルシャッタモードに、それより高速域又は高速連写
時では電子シャッタ主導型の電子シャッタモードにそれ
ぞれ切り換えるように構成したので、本発明によればス
ミアリングの発生の防止並びに撮像素子の転送効率の向
上が図れ、それ故シャッタスピードの全域にわたって高
品質の画像を記録することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電子スチルカメラの一実施例の全
体構成を示すブロック図、第2図は絞りとステッピング
モータの機械的構成を示す斜視図、第3図はスチルモー
ド撮影時の動作状態を示すタイミングチャート、第4図
はムービーモード撮影時の動作状態を示すタイミングチ
ャート、第5図及び第6図はスチルモード撮影時に於け
る露光制御の動作内容を示し、第5図はシャッタスピー
ドが1/1000秒以下の場合における露光制御の動作
状態を示すタイミングチャート、第6図はシャッタスピ
ードが1/1000秒以上の場合における露光制御の動
作内容を示すタイミングチャート、第7図は高速速写モ
ードにおける露光制御の動作内容を示すタイミングチャ
ートである。 10・・・前群レンズ系、  12・・・絞り、  1
4・・・マスクレンズ系、  16・・・ミラー、  
20・・・シャッタ、 22・・・撮像素子(CCD)
1,24・・・測光光学系、 26・・・測光センサ、
 28・・・測光アンプ、 30・・・A/D変換器、
 32・・・演算/露出制御回路、  34・・・シャ
ッタ駆動回路、  36・・・ステフビングモータ駆動
回路、  38・・・ステッピングモータ、 40・・
・CCD駆動回路/プリアンプ、  50・・・磁気デ
ィスク、  70・・・制御回路、72・・・タイミン
グパルス発生回路、 74・・・レンズボタン、 76
・・・スチル/ムービーモード切換手段、  78・・
・撮影モード切換スイッチ、 80・・・速写スピード
設定スイッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絞り機構を含む撮影光学系と、 前記撮影光学系により結像した被写体像を電気的映像信
    号に変換し蓄積する撮像手段と、 前記映像信号を回転記録媒体に記録する記録手段と、 前記撮影光学系と前記撮像手段との間に配置された機械
    的シャッタと、 連写モードを含む各種の撮影モードを設定する撮影モー
    ド設定手段と、 前記撮影光学系から取り込んだ被写体の明るさに応じて
    前記絞り及び機械的シャッタ、撮像手段、及び記録手段
    を制御し、前記撮像手段に露光して得られた映像信号を
    各種の制御の制御周期を定める基準信号の出力タイミン
    グに同期して読み出し、前記回転記録媒体に記録させる
    記録制御手段とを有する電子スチルカメラにおいて、 前記記録制御手段は、前記撮像手段の露光制御時に決定
    されたシャッタスピードが所定値より低速である場合に
    は前記撮像手段への露光時間を機械的シャッタの開状態
    にある時間と一致させるように露光制御を行い、一方決
    定されたシャッタスピードが所定値より高速である場合
    又は高速連写時には前記撮像手段の残留電荷を前記映像
    信号の読み出し時点から実際の露光時間だけ手前の時点
    で排出すると共に、実際の露光時間に機械的シャッタの
    開閉に要する時間を加算して得られる時間より少なくと
    も長い時間を露光時間として、前記機械的シャッタの開
    閉制御を行い、前記残留電荷排出時点から実際の露光時
    間経過時点でこれまでに撮像手段に蓄積された映像信号
    を読み出すことを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. (2)高速連写時には前記記録制御手段は機械的シャッ
    タがレリーズされた時点以降に撮像手段における残留電
    荷の排出、信号電荷の蓄積、読み出しの各動作を連写駒
    数に応じて行い、この一連の連写シーケンスが終了した
    時点で前記シャッタを閉動作させることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項に記載の電子スチルカメラ。
  3. (3)前記所定値は機械的シャッタの制御精度を維持し
    得るシャッタースピードの限界値近傍の値に選択される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の電
    子スチルカメラ。
  4. (4)前記所定値は1/1000秒であることを特徴と
    する特許請求の範囲第(3)項に記載の電子スチルカメ
    ラ。
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