JP2002176588A - 撮像方法及び撮像装置並びに記憶媒体 - Google Patents

撮像方法及び撮像装置並びに記憶媒体

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JP2002176588A
JP2002176588A JP2000371959A JP2000371959A JP2002176588A JP 2002176588 A JP2002176588 A JP 2002176588A JP 2000371959 A JP2000371959 A JP 2000371959A JP 2000371959 A JP2000371959 A JP 2000371959A JP 2002176588 A JP2002176588 A JP 2002176588A
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time
shutter means
image pickup
image sensor
imaging
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JP2000371959A
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Toshiro Matsumoto
俊郎 松本
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/71Circuitry for evaluating the brightness variation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/73Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the exposure time

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  • Studio Devices (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像素子のスミアによる画像の劣化を防止す
ることができる撮像方法及び撮像装置を提供する。 【解決手段】 CPU38により、電子シャッタ手段に
より制御される第1の露出制御領域と前記メカニカルシ
ャッタ装置14により制御される第2の露出制御領域と
前記第1の露出制御領域の一部と前記第2の露出制御領
域の一部とがオーバーラップし且つ前記電子シャッタ手
段とメカニカルシャッタ装置14のいずれか一方を選択
して制御される第3の露出制御領域とを選択的に切り換
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像方法及び撮像
装置並びにこの撮像装置を制御するための制御プログラ
ムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影レンズの光を変換するCCD
(電荷結合素子)等の撮像素子を用いて画像を取り込む
電子カメラには、画像を形成する光を取り込む撮像動作
時間を制御することにより撮像時間を制御する電子シャ
ッタ手段を有すると共に、撮像素子が必要な光量を取り
込んだ後に余分な光によるスミア等の軽減のためにメカ
ニカルシャッタ手段を有し、通常の銀塩フィルムを露光
するようにフォーカルプレーンシャッタによるスリット
露光を行うものがある。
【0003】このような電子カメラとして、例えば、特
開平11−212136号公報(以下、第1従来例と記
述する)においては、通常の自然光による撮影時の露出
制御をメカニカルシャッタ手段により行い、ストロボ撮
影時の高速秒時を電子シャッタ手段により露出制御する
ように構成されている。
【0004】また、上述したような電子カメラとして、
例えば、特開平11−234574号公報(以下、第2
従来例と記述する)においては、露出制御をメカニカル
シャッタ手段と電子シャッタ手段とを併用して行う場
合、メカニカルシャッタ手段の駆動開始タイミングまた
は電子シャッタ手段の電荷蓄積開始タイミングを調整す
ることで、メカニカルシャッタ手段が持っているシャッ
タ動作を指示する電気的な駆動開始信号から実際にメカ
ニカルシャッタ手段が動作するまでの機械的な遅れの固
体バラツキ誤差を調整するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第1従来例にあっては、通常の自然光による撮影時の
露出制御をメカニカルシャッタ手段により行うため、そ
の電子カメラの通常使用するシャッタ秒時の最高速秒時
は、メカニカルシャッタ手段の性能に依存し、例えば、
1/8000等の高速秒時を達成するには、高性能なメ
カニカルシャッタ手段を必要とするため、シャッタ手段
自体が複雑な機構となり、シャッタ手段の大型化及びコ
ストアップを招いてしまう。また、メカニカルシャッタ
手段は、超高速秒時(例えば、1/16000以上)で
の駆動が技術的に困難であるという問題点があった。
【0006】また、上述した第1従来例にあっては、通
常、メカニカルシャッタ手段の駆動を前駒の撮影シーケ
ンス終了後に先羽根駆動開始信号により先羽根の駆動を
開始し、先羽根駆動終了を検知するスイッチ等により先
羽根駆動終了を検知して、CCD等により電荷蓄積を行
い、電荷蓄積終了にて後羽根駆動開始信号により後羽根
駆動を開始し、後羽根駆動終了を検知するスイッチ等に
より後羽根駆動終了を検知してから、信号電荷の通常読
み出しを行うように構成し、確実に露光制御を行えるよ
うにしているため、各動作の終了を待ってから次の動作
を開始していたのでは、1駒当たりの撮影シーケンスに
要する時間が長くなってしまい、また、各スイッチの作
動状況をモニタしてから次の動作を開始しているので、
撮影シーケンスに要する時間が長くなってしまい、その
結果、電子カメラの高速連写が不可能になってしまうと
いう問題点があった。
【0007】また、上述した第2従来例にあっては、電
子カメラのメカニカルシャッタ手段1台1台の機械的遅
れに起因する露光制御時間のバラツキをメカニカルシャ
ッタ手段の駆動パルスの印加タイミングまたは電子シャ
ッタ手段の電荷蓄積開始タイミング等の調整を電子カメ
ラ1台1台に対して行うため、電子カメラの組み立て及
び調整に要する時間が増大し、コストアップを招いてし
まう。また、メカニカルシャッタ手段の機械的遅れに対
する露光時間のバラツキを測定及び調整するための治具
を必要とする。また、電子シャッタ手段の電荷蓄積開始
タイミングの調整を行うと、電子カメラのレリーズタイ
ムラグが個々の電子カメラにより異なってしまうため、
複数の電子カメラを同時に使用するユーザにとっては、
電子カメラによってレリーズした瞬間に撮れる写真が異
なってしまうため、非常に使い難い等の問題点があっ
た。
【0008】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、撮像素子のスミアによる画像の劣
化を防止することができる撮像方法及び撮像装置を提供
することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的とするところ
は、撮影シーケンスの切り換えによる違和感をユーザに
与えることを防止することができる撮像方法及び撮像装
置を提供することにある。
【0010】また、本発明の第3の目的とするところ
は、メカニカルシャッタ手段の機械的遅れに対する露光
時間バラツキの測定及び調整を不要とし、また、連写時
の安定的な駒速確保と高速化を達成することができる撮
像方法及び撮像装置を提供することにある。
【0011】更に、本発明の第4の目的とするところ
は、上述した本発明の撮像装置を円滑に制御することが
できる制御プログラムを格納した記憶媒体を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1に記載の撮像方法は、撮像素子の電荷
蓄積時間を制御する電子シャッタ手段と、前記撮像素子
への入射光路を解放/遮蔽自在なメカニカルシャッタ手
段とを有する撮像装置により撮像する撮像方法であっ
て、前記電子シャッタ手段の制御モード時は、前記メカ
ニカルシャッタ手段の全ての動作開始タイミングを時間
により管理し、各動作をオーバーラップ制御する制御工
程を有することを特徴とする。
【0013】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2に記載の撮像方法は、請求項1に記載の撮像方法
において、前記撮像素子は、CCD(電荷結合素子)で
あることを特徴とする。
【0014】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3に記載の撮像方法は、請求項1に記載の撮像方法
において、前記撮像装置は、電子カメラであることを特
徴とする。
【0015】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4に記載の撮像装置は、撮像素子の電荷蓄積時間を
制御する電子シャッタ手段と、前記撮像素子への入射光
路を解放/遮蔽自在なメカニカルシャッタ手段とを有す
る撮像装置であって、前記電子シャッタ手段の制御モー
ド時は、前記メカニカルシャッタ手段の全ての動作開始
タイミングを時間により管理し、各動作をオーバーラッ
プ制御する制御手段を有することを特徴とする。
【0016】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5に記載の撮像装置は、請求項4に記載の撮像装置
において、前記撮像素子は、CCD(電荷結合素子)で
あることを特徴とする。
【0017】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6に記載の撮像装置は、請求項4に記載の撮像装置
において、前記撮像装置は、電子カメラであることを特
徴とする。
【0018】また、上記第1の目的を達成するために請
求項7に記載の撮像方法は、撮像素子の電荷蓄積時間を
制御する電子シャッタ手段と、前記撮像素子への入射光
路を解放/遮蔽自在なメカニカルシャッタ手段とを有す
る撮像装置により撮像する撮像方法であって、前記電子
シャッタ手段により制御される第1の露出制御領域と前
記メカニカルシャッタ手段により制御される第2の露出
制御領域と前記第1の露出制御領域の一部と前記第2の
露出制御領域の一部とがオーバーラップし且つ前記電子
シャッタ手段と前記メカニカルシャッタ手段のいずれか
一方を選択して制御される第3の露出制御領域とを選択
的に切り換える露出制御工程を有することを特徴とす
る。
【0019】また、上記第2の目的を達成するために請
求項8に記載の撮像方法は、請求項7に記載の撮像方法
において、前記露出制御工程は、前回の撮影時に用いた
シャッタ手段と同一のシャッタ手段を優先的に選択し
て、前記第3の露出制御領域を露出制御することを特徴
とする。
【0020】また、上記第1目的を達成するために請求
項9に記載の撮像方法は、請求項7に記載の撮像方法に
おいて、前記撮像素子は、CCD(電荷結合素子)であ
ることを特徴とする。
【0021】また、上記第1目的を達成するために請求
項10に記載の撮像方法は、請求項7に記載の撮像方法
において、前記撮像装置は、電子カメラであることを特
徴とする。
【0022】また、上記第1の目的を達成するために請
求項11に記載の撮像装置は、撮像素子の電荷蓄積時間
を制御する電子シャッタ手段と、前記撮像素子への入射
光路を解放/遮蔽自在なメカニカルシャッタ手段とを有
する撮像装置において、前記電子シャッタ手段により制
御される第1の露出制御領域と前記メカニカルシャッタ
手段により制御される第2の露出制御領域と前記第1の
露出制御領域の一部と前記第2の露出制御領域の一部と
がオーバーラップし且つ前記電子シャッタ手段と前記メ
カニカルシャッタ手段のいずれか一方を選択して制御さ
れる第3の露出制御領域とを選択的に切り換える露出制
御手段を有することを特徴とする。
【0023】また、上記第2の目的を達成するために請
求項12に記載の撮像装置は、請求項11に記載の撮像
装置において、前記露出制御手段は、前回の撮影時に用
いたシャッタ手段と同一のシャッタ手段を優先的に選択
して、前記第3の露出制御領域を露出制御することを特
徴とする。
【0024】また、上記第1の目的を達成するために請
求項13に記載の撮像装置は、請求項11に記載の撮像
装置において、前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
子)であることを特徴とする。
【0025】また、上記第1の目的を達成するために請
求項14に記載の撮像装置は、請求項11に記載の撮像
装置において、前記撮像装置は、電子カメラであること
を特徴とする。
【0026】また、上記第3の目的を達成するために請
求項15に記載の撮像方法は、撮像素子の電荷蓄積時間
を制御する電子シャッタ手段と、前記撮像素子の受光面
を開放する先羽根群及び前記前記撮像素子の受光面を遮
蔽する後羽根群とを具備したメカニカルシャッタ手段と
を有する撮像装置により撮像する撮像方法であって、前
記先羽根群の幕速最長時間をV1max、前記後羽根群の
幕速最長時間をV2max、前記先羽根群が駆動開始して
から前記撮像素子の受光面の開放を開始するまでの時間
である先羽根タイムラグの最長時間をT1max、前記先
羽根群が駆動開始してから前記撮像素子の受光面の開放
を開始するまでの時間である先羽根タイムラグの最短時
間をT1min、前記後羽根群が駆動開始してから前記撮
像素子の受光面の遮蔽を開始するまでの時間である後羽
根タイムラグの最長時間をT2max、前記後羽根群が駆
動開始してから前記撮像素子の受光面の遮蔽を開始する
までの時間である後羽根タイムラグの最短時間をT2mi
nとしたとき、前記電子シャッタ手段を用いて撮影を行
う場合には、前記撮像素子の前のフレームからの撮影デ
ータ読み出し動作が終了してから次のフレーム撮影のた
めの電荷蓄積動作開始までの時間を、V1max+T1max
−T1minとすると共に、前記先羽根の駆動開始を、前
記撮像素子の撮影データ読み出し動作終了時点より、0
<X≦T1min前に駆動開始可能とし、前記撮像素子の
撮影のための電荷蓄積動作終了から撮影データ読み出し
動作開始までの時間を、V2max+T2max−T2minと
すると共に、前記後羽根の駆動開始を、前記撮像素子の
撮影データ読み出し動作終了時点より、0<Y≦T2mi
n前に駆動開始可能として、前記先羽根群と前記後羽根
群の少なくとも一方を上記条件にて制御するメカニカル
シャッタ制御工程を有することを特徴とする。
【0027】また、上記第3の目的を達成するために請
求項16に記載の撮像方法は、請求項15に記載の撮像
方法において、前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
子)であることを特徴とする。
【0028】また、上記第3の目的を達成するために請
求項17に記載の撮像方法は、請求項15に記載の撮像
方法において、前記撮像装置は、電子カメラであること
を特徴とする。
【0029】また、上記第3の目的を達成するために請
求項18に記載の撮像装置は、撮像素子の電荷蓄積時間
を制御する電子シャッタ手段と、前記撮像素子の受光面
を開放する先羽根群及び前記前記撮像素子の受光面を遮
蔽する後羽根群とを具備したメカニカルシャッタ手段と
を有する撮像装置であって、前記先羽根群の幕速最長時
間をV1max、前記後羽根群の幕速最長時間をV2max、
前記先羽根群が駆動開始してから前記撮像素子の受光面
の開放を開始するまでの時間である先羽根タイムラグの
最長時間をT1max、前記先羽根群が駆動開始してから
前記撮像素子の受光面の開放を開始するまでの時間であ
る先羽根タイムラグの最短時間をT1min、前記後羽根
群が駆動開始してから前記撮像素子の受光面の遮蔽を開
始するまでの時間である後羽根タイムラグの最長時間を
T2max、前記後羽根群が駆動開始してから前記撮像素
子の受光面の遮蔽を開始するまでの時間である後羽根タ
イムラグの最短時間をT2minとしたとき、前記電子シ
ャッタ手段を用いて撮影を行う場合には、前記撮像素子
の前のフレームからの撮影データ読み出し動作が終了し
てから次のフレーム撮影のための電荷蓄積動作開始まで
の時間を、V1max+T1max−T1minとすると共に、
前記先羽根の駆動開始を、前記撮像素子の撮影データ読
み出し動作終了時点より、0<X≦T1min前に駆動開
始可能とし、前記撮像素子の撮影のための電荷蓄積動作
終了から撮影データ読み出し動作開始までの時間を、V
2max+T2max−T2minとすると共に、前記後羽根の
駆動開始を、前記撮像素子の撮影データ読み出し動作終
了時点より、0<Y≦T2min前に駆動開始可能とし
て、前記先羽根群と前記後羽根群の少なくとも一方を上
記条件にて制御するメカニカルシャッタ制御手段を有す
ることを特徴とする。
【0030】また、上記第3の目的を達成するために請
求項19に記載の撮像装置は、請求項18に記載の撮像
装置において、前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
子)であることを特徴とする。
【0031】また、上記第3の目的を達成するために請
求項20に記載の撮像装置は、請求項18に記載の撮像
装置において、前記撮像装置は、電子カメラであること
を特徴とする。
【0032】また、上記第4の目的を達成するために請
求項21に記載の記憶媒体は、撮像素子の電荷蓄積時間
を制御する電子シャッタ手段と、前記撮像素子への入射
光路を解放/遮蔽自在なメカニカルシャッタ手段とを有
する撮像装置を制御するための制御プログラムを格納し
た記憶媒体であって、前記制御プログラムは、前記電子
シャッタ手段の制御モード時は、前記メカニカルシャッ
タ手段の全ての動作開始タイミングを時間により管理
し、各動作をオーバーラップ制御する制御モジュールを
有することを特徴とする。
【0033】また、上記第4の目的を達成するために請
求項22に記載の記憶媒体は、請求項21に記載の記憶
媒体において、前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
子)であることを特徴とする。
【0034】また、上記第4の目的を達成するために請
求項23に記載の記憶媒体は、請求項21に記載の記憶
媒体において、前記撮像装置は、電子カメラであること
を特徴とする。
【0035】また、上記第4の目的を達成するために請
求項24に記載の記憶媒体は、撮像素子の電荷蓄積時間
を制御する電子シャッタ手段と、前記撮像素子への入射
光路を解放/遮蔽自在なメカニカルシャッタ手段とを具
備した撮像装置を制御するための制御プログラムを格納
した記憶媒体であって、前記制御プログラムは、前記電
子シャッタ手段により制御される第1の露出制御領域と
前記メカニカルシャッタ手段により制御される第2の露
出制御領域と前記第1の露出制御領域の一部と前記第2
の露出制御領域の一部とがオーバーラップし且つ前記電
子シャッタ手段と前記メカニカルシャッタ手段のいずれ
か一方を選択して制御される第3の露出制御領域とを選
択的に切り換える露出制御モジュールを有することを特
徴とする。
【0036】また、上記第4の目的を達成するために請
求項25に記載の記憶媒体は、請求項24に記載の記憶
媒体において、前記露出制御モジュールは、前回の撮影
時に用いたシャッタ手段と同一のシャッタ手段を優先的
に選択して、前記第3の露出制御領域を露出制御するこ
とを特徴とする。
【0037】また、上記第4の目的を達成するために請
求項26に記載の記憶媒体は、請求項24に記載の記憶
媒体において、前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
子)であることを特徴とする。
【0038】また、上記第4の目的を達成するために請
求項27に記載の記憶媒体は、請求項24に記載の記憶
媒体において、前記撮像装置は、電子カメラであること
を特徴とする。
【0039】また、上記第4の目的を達成するために請
求項28に記載の記憶媒体は、撮像素子の電荷蓄積時間
を制御する電子シャッタ手段と、前記撮像素子の受光面
を開放する先羽根群及び前記前記撮像素子の受光面を遮
蔽する後羽根群とを具備したメカニカルシャッタ手段と
を有する撮像装置を制御するための制御プログラムを格
納した記憶媒体であって、前記制御プログラムは、前記
先羽根群の幕速最長時間をV1max、前記後羽根群の幕
速最長時間をV2max、前記先羽根群が駆動開始してか
ら前記撮像素子の受光面の開放を開始するまでの時間で
ある先羽根タイムラグの最長時間をT1max、前記先羽
根群が駆動開始してから前記撮像素子の受光面の開放を
開始するまでの時間である先羽根タイムラグの最短時間
をT1min、前記後羽根群が駆動開始してから前記撮像
素子の受光面の遮蔽を開始するまでの時間である後羽根
タイムラグの最長時間をT2max、前記後羽根群が駆動
開始してから前記撮像素子の受光面の遮蔽を開始するま
での時間である後羽根タイムラグの最短時間をT2min
としたとき、前記電子シャッタ手段を用いて撮影を行う
場合には、前記撮像素子の前のフレームからの撮影デー
タ読み出し動作が終了してから次のフレーム撮影のため
の電荷蓄積動作開始までの時間を、V1max+T1max−
T1minとすると共に、前記先羽根の駆動開始を、前記
撮像素子の撮影データ読み出し動作終了時点より、0<
X≦T1min前に駆動開始可能とし、前記撮像素子の撮
影のための電荷蓄積動作終了から撮影データ読み出し動
作開始までの時間を、V2max+T2max−T2minとす
ると共に、前記後羽根の駆動開始を、前記撮像素子の撮
影データ読み出し動作終了時点より、0<Y≦T2min
前に駆動開始可能として、前記先羽根群と前記後羽根群
の少なくとも一方を上記条件にて制御するメカニカルシ
ャッタ制御モジュールを有することを特徴とする。
【0040】また、上記第4の目的を達成するために請
求項29に記載の記憶媒体は、請求項28に記載の記憶
媒体において、前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
子)であることを特徴とする。更に、上記第4の目的を
達成するために請求項30に記載の記憶媒体は、請求項
28に記載の記憶媒体において、前記撮像装置は、電子
カメラであることを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0042】図1は、本実施の形態に係る撮像装置であ
る電子カメラの構成を示す側断面図である。同図におい
て、1は電子カメラ本体、2は被写体像を結像面に結像
させる撮影レンズで、電子カメラ本体1に着脱自在に装
着されている。この撮影レンズ2には、被写体像を結像
面に結像させるための結像レンズ3及び該結像レンズ3
を駆動するためのレンズ駆動装置4を有していると共
に、露出制御を行うための絞り羽根群5及び該絞り羽根
群5を駆動するための絞り駆動装置6を有している。
【0043】尚、結像レンズ3は、図1においては簡略
化してあるが、1枚または複数枚のレンズで構成され、
単一の焦点距離(固定焦点)のレンズでもよいし、ズー
ムレンズやステップズームレンズ等のように焦点距離可
変のレンズでもよい。
【0044】また、図1において、7はメインミラー
で、撮影レンズ2により結像される被写体像を、後述す
るフォーカシングスクリーン8に導くと共に、その一部
を透過させ、後述するサブミラー12を通して後述する
焦点検出装置13へ導くためのミラーである。このメイ
ンミラー7は、不図示のミラー駆動装置により、ファイ
ンダーにて被写体像を観察可能な位置と撮影時に被写体
光束の光路から退避する退避位置とに択一的に移動自在
に構成されている。
【0045】8はフォーカシングスクリーンで、撮影レ
ンズ2により導かれた被写体光束をメインミラー7にて
反射し結像されるもので、ファインダー観察時には該フ
ォーカシングスクリーン8に被写体像が形成される。9
は光学部材で、フォーカシングスクリーン8に結像され
た被写体像を正立正像に変換反射するものであり、本実
施の形態においては、ペンタダハプリズムを使用してい
る。10は接眼レンズ装置で、光学部材9にて正立正像
に変換反射された被写体像を撮影者の目に到達させるも
のである。
【0046】11は測光装置で、ファインダー観察時に
フォーカシングスクリーン8に結像された被写体像の輝
度を、光学部材9を介して測定するものであり、本実施
の形態に係る電子カメラ1では、測光装置11の出力信
号に基づいて露光時の露出制御を行うようになってい
る。
【0047】12はサブミラーで、メインミラー7の一
部を透過した被写体光を反射させて、不図示のミラーボ
ックス下面に配置された後述する焦点検出装置13へ被
写体光を導くためのミラーである。このサブミラー12
は、メインミラー7または該メインミラー7を駆動する
不図示のミラー駆動装置と連動し、メインミラー7がフ
ァインダーにて被写体光を導く導き位置に、また、撮影
時には被写体光束の光路から退避する退避位置に移動自
在に構成されている。
【0048】13は焦点検出装置で、該焦点検出装置1
3の出力信号に基づいて撮影レンズ2のレンズ駆動装置
4を制御し、結像レンズ3にて焦点調節を行う。14は
メカニカルシャッタ装置(メカニカルシャッタ手段)
で、被写体光束の結像面への入射時間を機械的に制御す
るものである。このメカニカルシャッタ装置14は、フ
ァインダー観察時には被写体光束を遮光し且つ撮影時に
はレリーズ信号に応じて被写体光束の光路から退避して
露光を開始させる先羽根郡14aと、ファインダー観察
時には被写体光束の光路から退避し且つ撮影時には先羽
根郡14aの走行(駆動)開始後に所定のタイミングで
被写体光束を遮光する後羽根郡14bとを有するフォー
カルプレーンシャッタである。
【0049】15は固体撮像素子で、撮影レンズ2によ
り結像された被写体像を撮像して電気信号に変換するも
のである。この固体撮像素子15としては、公知の2次
元型撮像デバイスが用いられている。この撮像デバイス
には、CCD型、MOS型、CID型等、様々な形態が
あり、いずれの形態の撮像デバイスを採用してもよい
が、本実施の形態においては、光電変換素子(フォトセ
ンサ)が2次元的に配置され、各フォトセンサで蓄積さ
れた信号電荷が垂直転送路及び水平転送路を介して出力
されるインターライン型CCD(電荷結合素子)の撮像
素子が採用される。また、固体撮像素子15は、各フォ
トセンサに蓄積される電荷の蓄積時間(シャッタ秒時)
を制御する、いわゆる電子シャッタ機能(電子シャッタ
手段)を有している。16は電気基板で、固体撮像素子
15と電気的且つ機械的に結合して、これらを保持する
ものである。
【0050】図2は、本実施の形態に係る電子カメラの
内部構成を示すブロック図である。
【0051】尚、図2において、図1と同一部分には同
一符号が付してある。
【0052】図2において、電子カメラは、主として、
撮影レンズ2を駆動するレンズ駆動装置4、メカニカル
シャッタ装置14、固体撮像素子15、アナログ信号処
理回路20、A/D変換器22、メイン信号処理回路2
4、メモリ26、D/A変換器28、外部表示装置3
0、圧縮/解凍回路32、メモリカード34、コントロ
ール回路36及びCPU(中央演算処理回路)38等か
ら構成されている。
【0053】撮影レンズ2を透過してきた被写体光束
は、絞り羽根群5とメカニカルシャッタ装置14とでそ
の光量が規制され、固体撮像素子15上に投影結像され
る。このとき、固体撮像素子15は、コントロール回路
36を介して電荷の蓄積時間が制御される。固体撮像素
子15の受光面に結像された被写体像は、各フォトセン
サで光の入射光量に応じた量の信号電荷に変換され、撮
像出力信号として順次読み出された後、アナログ信号処
理回路20に供給される。
【0054】アナログ信号処理回路20は、CDSクラ
ンプ回路やゲイン調整回路等を含み、固体撮像素子15
から入力した撮像出力信号(アナログ電気信号)をコン
トロール回路36の制御に基づいて適宜処理する。アナ
ログ信号処理回路20から出力された信号は、A/D変
換器22によってデジタル信号に変換された後、メイン
信号処理回路24へ送られる。
【0055】メイン信号処理回路24は、ゲイン調整回
路40、オフセット回路42、ヒストグラム生成回路4
6及びデジタル信号処理回路48等からなる。A/D変
換器22から出力されたデータは、ゲイン調整回路40
及びオフセット回路42を経由して、ヒストグラム生成
回路46及びデジタル信号処理回路48へ送られる。
【0056】ヒストグラム生成回路46は、A/D変換
器22から送られた1画面分のデータから信号レベルに
対する撮像素子信号の積算値の分布を示すヒストグラム
を作成する。そして、このヒストグラム演算に基づいて
ゲイン値やオフセット値が決定され、CPU38からコ
ントロール回路36を介してゲイン及びオフセットが制
御される。
【0057】このように、ゲインとオフセットのコント
ロールを経由した信号は、デジタル信号処理回路48に
送られる。デジタル信号処理回路48は、輝度(Y)信
号生成回路及び色差(C)信号生成回路を含み、オフセ
ット回路42から入力した信号をY/C信号処理する。
そして、デジタル信号処理回路48でY/C信号処理さ
れた画像データは、メモリ26に一時記憶される。
【0058】このメモリ26に記憶された画像データは
デコードされた後、D/A変換器28でアナログ信号に
変換され、画像表示手段としての液晶モニタ等の外部表
示装置30に供給される。こうして、外部表示装置30
には、固体撮像素子15で捉えた映像が表示される。こ
の外部表示装置30には、不図示のシャッターボタンの
押圧等によって発せられる撮影開始信号に基づいて撮影
した静止画が表示される。
【0059】尚、D/A変換器28でアナログ信号に変
換された信号は、ビデオ出力端子等から外部映像出力5
0として取り出すことができる。
【0060】また、撮影開始信号の入力に呼応して取得
した本撮像の画像データは、メモリ26から圧縮/解凍
回路32に導かれ、ここで所定の形式(例えば、JPE
G)に従って圧縮処理された後、記録媒体としてのメモ
リカード34に記録される。
【0061】尚、記録媒体の形態は、スマートメディア
やICカード等、種々の形態が可能である。
【0062】メモリカード34に記録された画像データ
は、CPU38を介して呼び出しが可能であり、該呼び
出された画像データは、圧縮/解凍回路32で解凍再生
処理された後、メモリ26、D/A変換器28を介して
外部表示装置30に出力され、または、不図示のビデオ
信号出力端子等に供給され、他の外部機器に出力可能で
ある。
【0063】CPU38は、測光装置11、焦点検出装
置13、コントロール回路36、ヒストグラム生成回路
46、デジタル信号処理回路48、メモリ26及びメモ
リカード34等と接続されており、所定のアルゴリズム
に従って露出値、撮影レンズ2の焦点位置等の各種演算
を行い、自動露光制御、オートフォーカス、オートスト
ロボ、オートホワイトバランス等の制御を総括的に管理
する。また、CPU38は、レリーズボタンやモード設
定手段等の不図示の操作部から入力される各種信号に基
づいて該当する回路を制御する。
【0064】測光装置11の出力信号はCPU38に送
られ、このCPU38において露光時間を示す露出制御
値が算出される。そして、得られた露出制御値は、CP
U38からコントロール回路36に送られ、該コントロ
ール回路36を介して自動露光制御、オートストロボ、
オートホワイトバランス等の制御が行われる。
【0065】コントロール回路36は、CPU38から
送られた露出制御値に基づいて固体撮像素子15の駆動
回路を制御し、電子シャッタ制御モード時には、固体撮
像素子15の電荷蓄積時間を、また、メカニカルシャッ
タ制御モード時には、メカニカルシャッタ装置14の開
閉タイミング等を制御すると共に、露光時に絞り駆動装
置6を制御する。
【0066】このように本実施の形態に係る電子カメラ
の露光制御は、2つの露光制御モードを有し、コントロ
ール回路36及びCPU38により、電子シャッタ制御
モードとメカニカルシャッタ制御モードとの切り換えが
自動的に行われるように構成されている。
【0067】図3〜図5は、上述した電子シャッタ制御
モード時とメカニカルシャッタ制御モード時の電子カメ
ラの撮影シーケンスを説明するための図であり、図3
は、メカニカルシャッタ制御モード時の撮影シーケンス
を、図4は、電子シャッタ制御モード時の撮影シーケン
スを、図5は、図4における電子シャッタ制御モード時
のメカニカルシャッタ装置14の制御シーケンスをそれ
ぞれ示す。
【0068】まず、図3を用いて、メカニカルシャッタ
制御モード時の撮影シーケンスを説明する。同図(a)
は先羽根走行開始信号、(b)は後羽根走行開始信号、
(c)は先・後羽根駆動状態、(d)は固体撮像素子
(CCD)15の作動状態をそれぞれ示す。
【0069】図3において、CPU38がメカニカルシ
ャッタ制御モードにより露出制御を行うことを決定する
と、CPU38から送られた露出制御値に基づいてコン
トロール回路36は、メカニカルシャッタ装置14へ先
羽根走行開始信号を出力して、先羽根群14aの駆動を
開始させると共に、固体撮像素子15を作動させて、電
荷蓄積動作を開始させ、CPU38から送られた露出制
御値に基づいて決定されたTv値(目標撮像時間)によ
り、コントロール回路36は、メカニカルシャッタ装置
14へ後羽根走行開始信号を出力して、後羽根群14b
の駆動を開始させ、先羽根群14a及び後羽根群14b
による固体撮像素子15への露光動作を制御する。
【0070】固体撮像素子15は、メカニカルシャッタ
装置14の後羽根群14bの駆動終了後、電荷蓄積動作
を継続すると共に、露光時に必要以上に光が入射するこ
とにより発生するスミアの影響を除去するため、光電変
換素子に蓄積された信号電荷を垂直転送CCDへ移す前
に、垂直転送CCDに漏れ込んだスミア成分を読み出し
て掃き捨てる。その後、固体撮像素子15は電荷蓄積動
作を終了させ、光電変換素子に蓄積された信号電荷を垂
直転送CCDへ転送すると共に、信号電荷の読み出し動
作である通常読み出しを行い、1駒の撮影シーケンスを
終了させる。
【0071】次に、図4を用いて、電子シャッタ制御モ
ード時の撮影シーケンスを説明する。同図(a)は先羽
根走行開始信号、(b)は後羽根走行開始信号、(c)
は先・後羽根駆動状態、(d)は固体撮像素子(CC
D)15の作動状態をそれぞれ示す。
【0072】図4において、CPU38が電子シャッタ
制御モードにより露出制御を行うことを決定すると、C
PU38から送られた露出制御値に基づいてコントロー
ル回路36は、まず、メカニカルシャッタ装置14へ先
羽根走行開始信号を出力して、先羽根群14aの駆動を
開始させる。そして、先羽根群14aが完全に開放状態
になった後、コントロール回路36は、固体撮像素子1
5を作動させて電荷蓄積動作を開始させ、CPU38か
ら送られた露出制御値に基づいて決定されたTv値によ
り、電荷蓄積時間の制御を行う。
【0073】そして、電荷蓄積の終了のタイミングに合
わせて、コントロール回路36は、メカニカルシャッタ
装置14へ後羽根走行開始信号を出力して、後羽根群1
4bの駆動を開始させ、固体撮像素子15を遮光状態に
する。固体撮像素子15は、電荷蓄積時間終了と共に光
電変換素子に蓄積された信号電荷を垂直転送CCDへ転
送し、後羽根群14bの駆動終了のタイミングにて信号
電荷の読み出し動作である通常読み出しを行い、1駒の
撮影シーケンスを終了させるように構成されている。
【0074】次に、図5を用いて、電子シャッタ制御モ
ード時のメカニカルシャッタ装置14の制御シーケンス
を説明する。同図(a)は先羽根走行開始信号、(b)
は後羽根走行開始信号、(c)は先・後羽根駆動状態、
(d)は固体撮像素子(CCD)15の作動状態をそれ
ぞれ示す。
【0075】図5において、露光動作開始時にメカニカ
ルシャッタ装置14の先羽根群14aがコントロール回
路36からの先羽根走行開始信号により駆動を開始し、
実際に本体開放部(以下、アパーチャと記述する)を開
放し始めるまでの時間である先羽根タイムラグT1、先
羽根群14aがアパーチャを走行する時間である先羽根
幕速V1、露光動作終了時にメカニカルシャッタ装置1
4の後羽根群14bがコントロール回路36からの後羽
根走行開始信号により駆動を開始し、実際に本体開放部
(以下、アパーチャと記述する)を遮光し始めるまでの
時間である後羽根タイムラグT2、後羽根群14bがア
パーチャを走行する時間である後羽根幕速V2とする
と、先羽根タイムラグT1、先羽根幕速V1、後羽根タ
イムラグT2及び後羽根幕速V2は、機械的要因によ
り、ある一定範囲内で時間幅を持って固体バラツキを有
している。
【0076】本来であれば、メカニカルシャッタ装置1
4の駆動は、前駒の撮影シーケンス終了(通常読み出し
終了)後に先羽根走行開始信号により先羽根群14aの
駆動を開始し、先羽根群14aの駆動終了を検知するス
イッチ等により先羽根群14aの駆動終了を検知してか
ら信号電荷の通常読み出しを行えば、確実に露光制御が
行えることが分かる。
【0077】しかしながら、各動作の終了を待ってから
次の動作を開始していたのでは、1駒当たりの撮影シー
ケンスに要する時間が長くなってしまい、また、各スイ
ッチの作動状況をモニタしてから次の動作を開始してい
ては、シーケンスに要する時間が長くなってしまい、そ
の結果、電子カメラの高速連写が不可能になってしま
う。
【0078】そこで、本実施の形態に係る電子カメラに
おいては、電子シャッタ制御モード時は、全ての動作開
始タイミングを時間により管理し、各動作をオーバーラ
ップ制御するように構成されている。
【0079】図5において、前駒の通常読み出し終了の
T1min時間前にコントローラ回路36は先羽根走行開
始信号を出力し、前駒の通常読み出しと次駒のメカニカ
ルシャッタ装置14の先羽根群14aの駆動とをT1mi
n時間オーバーラップさせる。次駒の電荷蓄積開始は、
上述した先羽根走行開始信号の出力時からT1max+V
1max後に行う。
【0080】前駒の通常読み出し終了と次駒の電荷蓄積
開始との間の時間は、V1max+(T1max−T1min)
となり、先羽根幕速V1の最遅時間と先羽根タイムラグ
T1のバラツキ時間により決定されることになる。
【0081】また、撮影駒の電荷蓄積終了のT2min時
間前にコントローラ回路36は後羽根走行開始信号を出
力し、撮影駒の電荷蓄積とメカニカルシャッタ装置14
の後羽根群14bの駆動とをT2min時間オーバーラッ
プさせる。撮影駒の通常読み出し開始は、上述した後羽
根走行開始信号の出力時からT2max+V2max後に行
う。
【0082】撮影駒の電荷蓄積終了と通常読み出し開始
との間の時間は、V2max+(T2max−T2min)とな
り、後羽根幕速V2の最遅時間と後羽根タイムラグT2
のバラツキ時間により決定されることになる。
【0083】このように、本実施の形態に係る電子カメ
ラにおける電子シャッタ制御モードによる露出制御時に
は、撮影駒のメカニカルシャッタ装置14の先羽根群1
4aの駆動と前駒の通常読み出し動作とをオーバーラッ
プ制御し、前駒の通常読み出し終了と撮影駒の電荷蓄積
までの時間を短縮すると共に、撮影駒の電荷蓄積動作と
メカニカルシャッタ装置14の後羽根群14bの駆動と
をオーバーラップ制御し、撮影駒の電荷蓄積終了と通常
読み出し開始までの時間を短縮することが可能となる。
【0084】また、高速秒時対応(幕速の高速化され
た)のより高性能なメカニカルシャッタ装置を使用すれ
ば言うまでもなく、高性能なメカニカルシャッタ装置を
使用しなくても、先/後羽根タイムラグのバラツキ時間
が小さなメカニカルシャッタ装置であれば、前駒の通常
読み出し終了と次駒の電荷蓄積開始との間の時間及び撮
影駒の電荷蓄積終了と通常読み出し開始との間の時間は
短縮可能となり、結果として、1撮影シーケンス当たり
の所要時間を短縮でき、高速連写が可能となる。
【0085】また、本実施の形態に係る電子カメラにお
いては、図3及び図4で説明したように、電子シャッタ
制御モードとメカニカルシャッタ制御モードとでは、メ
カニカルシャッタ装置14及び固体撮像素子15の動作
シーケンスが異なるため、1シーケンス当たりの所要時
間が異なってしまう。特に、図4のメカニカルシャッタ
制御モード時には、通常読み出し前に垂直転送を行うた
め、図3の電子シャッタ制御モード時よりも1シーケン
ス当たりの所要時間が長くなってしまい、高速連写には
不利となってしまう。
【0086】そこで、本実施の形態に係る電子カメラで
は、各々の制御シーケンスのメリットを活かし、露出制
御時のシャッタ秒時により、CPU38が制御シーケン
スを切り換えるように構成されている。
【0087】電子シャッタ制御モードにおいては、1シ
ーケンス当たりの所要時間が短いこと及び露光時間が固
体撮像素子15の電荷蓄積時間の制御のみであるので、
超高速シャッタ秒時制御が可能なこと等を利用し、高速
シャッタ秒時側の制御を行う。また、低速シャッタ秒時
側の制御をメカニカルシャッタ制御モードにより行うこ
とで、長秒時の露光時に必要以上の光が入射することに
より発生するスミアの影響を除去するため、垂直転送C
CDに漏れ込んだスミア成分を読み出して、掃き捨てる
ことが可能となり、S/N(信号対雑音)の良いスミア
の影響のない信号を読み出すことが可能となる。
【0088】図6は、本実施の形態に係る電子カメラに
おける電子シャッタ制御モードとメカニカルシャッタ制
御モードとのシャッタ秒時制御領域を示す図である。同
図において、電子シャッタ制御モードでは1/30秒よ
り高速側のシャッタ秒時制御を行い、メカニカルシャッ
タ制御モードでは1/500秒より低速側のシャッタ秒
時制御を行うように設定され且つ1/500秒〜1/3
0秒の間は、電子シャッタ制御モード、メカニカルシャ
ッタ制御モードの両方による制御モードが選択できるよ
うに構成されている。
【0089】本実施の形態に係る電子カメラにおいて
は、電子シャッタ制御モードとメカニカルシャッタ制御
モードの制御シーケンスの切り換えを図5に基づいて、
CPU38が設定されたシャッタ秒時に対応して行うよ
うに構成されている。
【0090】次に、以上のように構成された本実施の形
態に係る電子カメラの動作について、図7及び図8のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0091】図7において、まず、ステップS701で
図示しない電源スイッチがオン(ON)されると、電子
カメラは撮影のためのスタンバイ状態になる。そして、
次のステップS702で不図示のレリーズボタンの半押
し操作によって図示しないスイッチSW1がオン(O
N)になると、次のステップS703で測光装置11に
より測光が、また、同時にステップS704で焦点検出
装置13により測距がそれぞれ行われ、その結果に基づ
いて、ステップS705で撮影レンズ2の駆動が開始さ
れる。
【0092】次に、図示しない撮影モード選択スイッチ
によって選択された撮影露出モードにより、それぞれの
撮影露出モードに対応した絞り値(Av値)や撮像時間
(Tv値)の決定が行われる(ステップS706〜ステ
ップS713)。
【0093】即ち、ステップS706で、撮影露出モー
ドがAv優先モードであるか否かを判断する。そして、
Av優先モードであると判断された場合は、Av値はユ
ーザが選んだ任意の値となり、ステップS710で前記
ステップS703において測定した測光値に合わせてT
v値が決定された後、ステップS714へ進む。
【0094】また、前記ステップS706においてAv
優先モードでないと判断された場合は、ステップS70
7へ進んで撮影露出モードがTv優先モードであるか否
かを判断する。そして、Tv優先モードであると判断さ
れた場合は、Tv値はユーザが選んだ任意の値となり、
ステップS711で前記ステップS703において測定
した測光値に合わせてAv値が決定された後、ステップ
S714へ進む。
【0095】また、前記ステップS707においてTv
優先モードでないと判断された場合は、ステップS70
8へ進んで撮影露出モードがプログラムモードであるか
否かを判断する。そして、プログラムモードであると判
断された場合は、ステップS712で前記ステップS7
03において測定した測光値に合わせて、予め設定され
ている不図示のプログラム線図からそれぞれのAv値及
びTv値が決定された後、ステップS714へ進む。
【0096】尚、プログラム線図としては、種々のパタ
ーンが考えられるが、1つのパターンを有する場合でも
複数のパターンを有する場合でも基本的には同じフロー
を通過する。
【0097】また、前記ステップS708において撮影
露出モードがプログラムモードでないと判断された場合
は、ステップS709へ進んで撮影露出モードがマニュ
アルモードとなり、Tv値及びAv値は共にユーザが前
記ステップS703において測定した測光値に基づいて
選択した任意の値に設定された後、ステップS714へ
進む。
【0098】以上のように、いずれのモードが選択され
た場合でも、ステップS713までで制御すべきTv値
(目標撮像時間)及びAv値(目標絞り値)が決定され
る。
【0099】次に、ステップS714で不図示のレリー
ズスイッチの全押し操作により図示しないスイッチSW
2がオン(ON)すると、次のステップS715でCP
U38は、前記ステップS710、ステップS712及
びステップS713において決定されたTv値が1/3
0秒より高速側(Tv>1/30)であるか否かを判断
する。そして、決定されたTv値が1/30秒より高速
側であると判断された場合は、ステップS716へ進
み、電子カメラの露出制御モードを、上述(図5参照)
したように電子シャッタ制御モードに設定する。
【0100】前記ステップS716において電子シャッ
タ制御モードに設定されるとステップS717へ進み、
CPU38から送られた露出制御値に基づいてコントロ
ール回路36は、まず、メカニカルシャッタ装置14へ
先羽根走行開始信号を出力して、先羽根群14aの駆動
を開始(先幕開放)させた後、次のステップS718へ
進む。
【0101】先羽根群14aが完全に開放状態になった
後、ステップS718でコントロール回路36は、固体
撮像素子15を作動させて電荷蓄積動作を開始させ、C
PU38から送られた露出制御値に基づいて決定された
Tv値により電荷蓄積時間の制御を行った後、次のステ
ップS719へ進む。
【0102】電荷蓄積終了のタイミングに合わせて、ス
テップS719でコントロール回路36は、メカニカル
シャッタ装置14へ後羽根走行開始信号を出力して、後
羽根群14bの駆動を開始させて固体撮像素子15を遮
光状態(後幕遮蔽)とした後、図8のステップS726
へ進む。
【0103】一方、前記ステップS715において、決
定されたTv値が1/30秒以下の低速側であると判断
された場合はステップS720へ進み、電子カメラの露
出制御モードを、上述(図5参照)したようにメカニカ
ルシャッタ装置14により露出制御を行うべくメカニカ
ルシャッタ制御モードに設定する。
【0104】前記ステップS720においてメカニカル
シャッタ制御モードに設定されると、上述(図3参照)
したように、CPU38から送られた露出制御値に基づ
いてコントロール回路36は、ステップS721で固体
撮像素子15を作動させて電荷蓄積動作を開始させると
共に、ステップS722でメカニカルシャッタ装置14
へ先羽根走行開始信号を出力して、先羽根群14aの駆
動を開始(先幕開放)させた後、次のステップS723
で固体撮像素子15への露光を行う。
【0105】CPU38から送られた露出制御値に基づ
いて決定されたTv値により、コントロール回路36
は、ステップS724でメカニカルシャッタ装置14へ
後羽根走行開始信号を出力して、後羽根群14bの駆動
を開始させて、先羽根群14a及び後羽根群14bによ
る固体撮像素子15への露光動作を終了する(後幕遮
蔽)。
【0106】固体撮像素子15は、メカニカルシャッタ
装置14の後羽根走行終了後、電荷値蓄積動作を継続す
ると共に、露光時に必要以上の光が入射することにより
発生するスミアの影響を除去するため、固体撮像素子1
5の光電変換素子に蓄積された信号電荷を垂直転送CC
Dへ移す前に、垂直転送CCDに漏れ込んだスミア成分
を読み出して(垂直転送)掃き捨てた後、図8のステッ
プS726へ進む。
【0107】図8において、ステップS726で固体撮
像素子15は電荷蓄積動作を終了し、光電変換素子に蓄
積された信号電荷を垂直転送CCDへ転送すると共に、
信号電荷の読み出し動作である通常読み出しを行う。次
に、ステップS727で画像処理を行った後、次のステ
ップS728でメモリカード34へ画像を記録した後、
ステップS730で本処理動作を終了する。
【0108】また、前記ステップS727における画像
処理と同時に、ステップS729で不図示のレリーズボ
タンの半押し操作によって不図示のスイッチSW1がオ
ン(ON)しているか否かを判断し、オンしていないと
判断された場合にはステップS730で本処理動作を終
了する。また、前記ステップS729においてスイッチ
SW1がオンしていると判断された場合は、CPU38
が連続撮影モードであると判断し、次駒の撮影準備のた
めにステップS731へ進んで測光装置11により測光
を行う。
【0109】次に、ステップS732で不図示のレリー
ズボタンの全押し操作によって不図示のスイッチSW2
がオン(ON)しているか否かを判断し、オンしていな
いと判断された場合には、連続撮影が中断されたと判断
し、ステップS733で電子カメラはスタンバイ状態に
て待機する。また、前記ステップS732においてスイ
ッチSW2がオンしていると判断された場合は、次駒の
撮影動作を行うべくステップS734へ進む。
【0110】ステップS734では、前駒のシャッタ制
御モードの判断を行うもので、前回は電子シャッタ制御
モードであったか否かを判断する。そして、前回は電子
シャッタ制御モードであったと判断された場合は、ステ
ップS736でCPU38は、今回のTv値が1/30
秒より高速側(Tv>1/30)か否かを判断する。そ
して、今回のTv値が1/30秒より高速側であると判
断された場合は、ステップS738でCPU38は、電
子シャッタ制御モードに設定し、次のステップS739
で次駒の露光動作を行う(前記ステップS717〜ステ
ップS719)。また、前記ステップS736におい
て、今回のTv値が1/30秒より低速側(Tv<1/
30)であると判断された場合は、ステップS737で
CPU38は、メカニカルシャッタ制御モードに設定し
た後、前記ステップS739で次駒の露光動作を行う
(前記ステップS717〜ステップS719)。
【0111】一方、前記ステップS734において、前
回は電子シャッタ制御モードでなく、前駒の撮影がメカ
ニカルシャッタ制御モードであったと判断された場合
は、ステップS735へ進んでCPU38は、今回のT
v値が1/500秒より低速側(Tv<1/500)か
否かを判断する。そして、今回のTv値が1/500秒
より低速側であると判断された場合は、ステップS73
7へ進んでCPU38は、メカニカルシャッタ制御モー
ドに設定した後、前記ステップS739で次駒の露光動
作を行う(前記ステップS721〜ステップS72
5)。
【0112】一方、前記ステップS735において、今
回のTv値が1/500秒より高速側(Tv>1/50
0)であると判断された場合は、前記ステップS738
へ進んでCPU38は、電子シャッタ制御モードに設定
し、次のステップS739で次駒の露光動作を行う(前
記ステップS717〜ステップS719)。
【0113】このように、本実施の形態に係る電子カメ
ラにおいては、電子シャッタ制御モードとメカニカルシ
ャッタ制御モードの制御範囲のオーバーラップ領域をヒ
ステリシス領域として設け、基本的に露出制御値が変化
しても前駒撮影時の露出制御シーケンスを優先して継続
することで、連続撮影中に撮影被写体の露出が変化する
毎に、露出制御シーケンスがある一定のシャッタ秒時を
境に頻繁に切り換わることを防止している。
【0114】また、本実施の形態に係る電子カメラは、
記憶媒体に格納された制御プログラムをコンピュータが
読み出して実行することにより、上述した本実施の形態
の機能が実現されるものであるが、本発明はこれに限定
されるものではなく、前記制御プログラムの指示に基づ
きコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)等の実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって上述した本実施の形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0115】また、制御プログラムを格納する記憶媒体
としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM(Compact Disk Read Onl
y Memory)、CD−R(Compact Di
sk Recordable)、磁気テープ、不揮発性
メモリカード、ROMチップ等を用いることができる。
【0116】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の撮像方法及
び装置によれば、高性能なメカニカルシャッタ手段を用
いることなく、露出制御秒時(シャッタ秒時)の超高速
化を行うと共に、低速秒時の範囲をメカニカルシャッタ
制御することで、低コストで撮像素子のスミアによる画
像の劣化を防止することが可能である。
【0117】また、本発明の撮像方法及び装置によれ
ば、電子シャッタ制御シーケンスとメカニカルシャッタ
制御シーケンスとの切り換え時にオーバーラップ領域を
設けることにより、撮影毎にシーケンスが切り換わるこ
とを防止し、スムーズなシーケンスの切り換えが可能と
なる。
【0118】また、本発明の撮像方法及び装置によれ
ば、電子シャッタ制御シーケンスとメカニカルシャッタ
制御シーケンスとの切り換え時にヒステリシス領域を設
け、撮影毎にある一定のシャッタ秒にてシーケンスが切
り換わることを防止することが可能となり、スムーズな
シーケンスの切り換えを行い、ユーザに対してシーケン
ス切り換えによる違和感を与えるのを防止することが可
能となる。
【0119】また、本発明の撮像方法及び装置によれ
ば、露出制御をメカニカルシャッタ手段と電子シャッタ
手段とを併用して行う場合、メカニカルシャッタ手段の
機械的な遅れに起因する露光制御時間の固体バラツキに
対して、予め固体バラツキを考慮した時間でメカニカル
シャッタ手段を駆動することで、メカニカルシャッタ手
段の機械的な遅れに対する露光時間のバラツキの測定/
調整が不要となり、組み立ての簡素化及びコストダウン
を円滑に図ることができる。
【0120】また、本発明の撮像方法及び装置によれ
ば、メカニカルシャッタ手段の駆動開始タイミングを撮
像素子の駆動とオーバーラップさせる(撮像素子の駆動
中にメカニカルシャッタ手段の先/後羽根の走行を開始
させる)ことで、連写時の安定的な駒速確保と高速化を
達成することが可能となる。
【0121】更に、本発明の記憶媒体によれば、上述し
たような本発明の撮像装置を円滑に制御することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置であ
る電子カメラの構成を示す側断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置であ
る電子カメラの内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置であ
る電子カメラのメカニカルシャッタ制御モード時のシー
ケンスを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置であ
る電子カメラの電子シャッタ制御モード時のシーケンス
を示す図である。
【図5】図4の電子シャッタ制御モード時のメカニカル
シャッタ装置の制御シーケンスを示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置であ
る電子カメラにおける電子シャッタ制御モードとメカニ
カルシャッタ制御モードとのシャッタ秒時制御領域を示
す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置であ
る電子カメラの動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置であ
る電子カメラの動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 電子カメラ(撮像装置) 2 撮影レンズ 3 結像レンズ 4 レンズ駆動装置 5 絞り羽根群 6 絞り駆動装置 7 メインミラー 8 フォーカシングスクリーン 9 光学部材(ペンタダハプリズム) 10 接眼レンズ装置 11 測光装置 12 サブミラー 13 焦点検出装置 14 メカニカルシャッタ装置(フォーカルプレーン
シャッタ:メカニカルシャッタ手段) 14a 先羽根群 14b 後羽根群 15 固体撮像素子 16 電気基板 20 アナログ信号処理回路 22 A/D変換器 24 メイン信号処理回路 26 メモリ 28 D/A変換器 30 外部表示装置 32 圧縮/解凍回路 34 メモリカード 36 コントロール回路 38 CPU 40 ゲイン調整回路 42 オフセット回路 46 ヒストグラム生成回路 48 デジタル信号処理回路 50 外部映像出力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/235 H04N 5/235 5C024 Fターム(参考) 2H002 CC03 CC33 CC37 DB02 EB01 FB11 FB23 FB84 HA01 HA05 HA21 HA22 JA07 ZA03 2H054 AA01 2H081 AA28 DD00 2H100 CC07 EE00 FF01 5C022 AA13 AB12 AB17 AC42 AC52 AC56 AC69 AC74 5C024 BX01 CX56 EX11 EX31 EX34 EX42 EX47 GY01 HX23 HX57

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電子
    シャッタ手段と、前記撮像素子への入射光路を解放/遮
    蔽自在なメカニカルシャッタ手段とを有する撮像装置に
    より撮像する撮像方法であって、前記電子シャッタ手段
    の制御モード時は、前記メカニカルシャッタ手段の全て
    の動作開始タイミングを時間により管理し、各動作をオ
    ーバーラップ制御する制御工程を有することを特徴とす
    る撮像方法。
  2. 【請求項2】 前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
    子)であることを特徴とする請求項1に記載の撮像方
    法。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置は、電子カメラであること
    を特徴とする請求項1に記載の撮像方法。
  4. 【請求項4】 撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電子
    シャッタ手段と、前記撮像素子への入射光路を解放/遮
    蔽自在なメカニカルシャッタ手段とを有する撮像装置で
    あって、前記電子シャッタ手段の制御モード時は、前記
    メカニカルシャッタ手段の全ての動作開始タイミングを
    時間により管理し、各動作をオーバーラップ制御する制
    御手段を有することを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
    子)であることを特徴とする請求項4に記載の撮像装
    置。
  6. 【請求項6】 前記撮像装置は、電子カメラであること
    を特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電子
    シャッタ手段と、前記撮像素子への入射光路を解放/遮
    蔽自在なメカニカルシャッタ手段とを有する撮像装置に
    より撮像する撮像方法であって、 前記電子シャッタ手段により制御される第1の露出制御
    領域と前記メカニカルシャッタ手段により制御される第
    2の露出制御領域と前記第1の露出制御領域の一部と前
    記第2の露出制御領域の一部とがオーバーラップし且つ
    前記電子シャッタ手段と前記メカニカルシャッタ手段の
    いずれか一方を選択して制御される第3の露出制御領域
    とを選択的に切り換える露出制御工程を有することを特
    徴とする撮像方法。
  8. 【請求項8】 前記露出制御工程は、前回の撮影時に用
    いたシャッタ手段と同一のシャッタ手段を優先的に選択
    して、前記第3の露出制御領域を露出制御することを特
    徴とする請求項7に記載の撮像方法。
  9. 【請求項9】 前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
    子)であることを特徴とする請求項7に記載の撮像方
    法。
  10. 【請求項10】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項7に記載の撮像方法。
  11. 【請求項11】 撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電
    子シャッタ手段と、前記撮像素子への入射光路を解放/
    遮蔽自在なメカニカルシャッタ手段とを有する撮像装置
    において、 前記電子シャッタ手段により制御される第1の露出制御
    領域と前記メカニカルシャッタ手段により制御される第
    2の露出制御領域と前記第1の露出制御領域の一部と前
    記第2の露出制御領域の一部とがオーバーラップし且つ
    前記電子シャッタ手段と前記メカニカルシャッタ手段の
    いずれか一方を選択して制御される第3の露出制御領域
    とを選択的に切り換える露出制御手段を有することを特
    徴とする撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記露出制御手段は、前回の撮影時に
    用いたシャッタ手段と同一のシャッタ手段を優先的に選
    択して、前記第3の露出制御領域を露出制御することを
    特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
    子)であることを特徴とする請求項11に記載の撮像装
    置。
  14. 【請求項14】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項11乃至13のいずれかに記載の
    撮像装置。
  15. 【請求項15】 撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電
    子シャッタ手段と、前記撮像素子の受光面を開放する先
    羽根群及び前記前記撮像素子の受光面を遮蔽する後羽根
    群とを具備したメカニカルシャッタ手段とを有する撮像
    装置により撮像する撮像方法であって、 前記先羽根群の幕速最長時間をV1max、前記後羽根群
    の幕速最長時間をV2max、前記先羽根群が駆動開始し
    てから前記撮像素子の受光面の開放を開始するまでの時
    間である先羽根タイムラグの最長時間をT1max、前記
    先羽根群が駆動開始してから前記撮像素子の受光面の開
    放を開始するまでの時間である先羽根タイムラグの最短
    時間をT1min、前記後羽根群が駆動開始してから前記
    撮像素子の受光面の遮蔽を開始するまでの時間である後
    羽根タイムラグの最長時間をT2max、前記後羽根群が
    駆動開始してから前記撮像素子の受光面の遮蔽を開始す
    るまでの時間である後羽根タイムラグの最短時間をT2
    minとしたとき、 前記電子シャッタ手段を用いて撮影を行う場合には、前
    記撮像素子の前のフレームからの撮影データ読み出し動
    作が終了してから次のフレーム撮影のための電荷蓄積動
    作開始までの時間を、 V1max+T1max−T1min とすると共に、 前記先羽根の駆動開始を、前記撮像素子の撮影データ読
    み出し動作終了時点より、0<X≦T1min前に駆動開
    始可能とし、 前記撮像素子の撮影のための電荷蓄積動作終了から撮影
    データ読み出し動作開始までの時間を、 V2max+T2max−T2min とすると共に、 前記後羽根の駆動開始を、前記撮像素子の撮影データ読
    み出し動作終了時点より、0<Y≦T2min前に駆動開
    始可能として、 前記先羽根群と前記後羽根群の少なくとも一方を上記条
    件にて制御するメカニカルシャッタ制御工程を有するこ
    とを特徴とする撮像方法。
  16. 【請求項16】 前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
    子)であることを特徴とする請求項15に記載の撮像方
    法。
  17. 【請求項17】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項15に記載の撮像方法。
  18. 【請求項18】 撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電
    子シャッタ手段と、前記撮像素子の受光面を開放する先
    羽根群及び前記前記撮像素子の受光面を遮蔽する後羽根
    群とを具備したメカニカルシャッタ手段とを有する撮像
    装置であって、 前記先羽根群の幕速最長時間をV1ma
    x、前記後羽根群の幕速最長時間をV2max、前記先羽根
    群が駆動開始してから前記撮像素子の受光面の開放を開
    始するまでの時間である先羽根タイムラグの最長時間を
    T1max、前記先羽根群が駆動開始してから前記撮像素
    子の受光面の開放を開始するまでの時間である先羽根タ
    イムラグの最短時間をT1min、前記後羽根群が駆動開
    始してから前記撮像素子の受光面の遮蔽を開始するまで
    の時間である後羽根タイムラグの最長時間をT2max、
    前記後羽根群が駆動開始してから前記撮像素子の受光面
    の遮蔽を開始するまでの時間である後羽根タイムラグの
    最短時間をT2minとしたとき、 前記電子シャッタ手段を用いて撮影を行う場合には、前
    記撮像素子の前のフレームからの撮影データ読み出し動
    作が終了してから次のフレーム撮影のための電荷蓄積動
    作開始までの時間を、 V1max+T1max−T1min とすると共に、 前記先羽根の駆動開始を、前記撮像素子の撮影データ読
    み出し動作終了時点より、0<X≦T1min前に駆動開
    始可能とし、 前記撮像素子の撮影のための電荷蓄積動作終了から撮影
    データ読み出し動作開始までの時間を、 V2max+T2max−T2min とすると共に、 前記後羽根の駆動開始を、前記撮像素子の撮影データ読
    み出し動作終了時点より、0<Y≦T2min前に駆動開
    始可能として、 前記先羽根群と前記後羽根群の少なくとも一方を上記条
    件にて制御するメカニカルシャッタ制御手段を有するこ
    とを特徴とする撮像装置。
  19. 【請求項19】 前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
    子)であることを特徴とする請求項18に記載の撮像装
    置。
  20. 【請求項20】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項18または19に記載の撮像装
    置。
  21. 【請求項21】 撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電
    子シャッタ手段と、前記撮像素子への入射光路を解放/
    遮蔽自在なメカニカルシャッタ手段とを有する撮像装置
    を制御するための制御プログラムを格納した記憶媒体で
    あって、 前記制御プログラムは、前記電子シャッタ手段の制御モ
    ード時は、前記メカニカルシャッタ手段の全ての動作開
    始タイミングを時間により管理し、各動作をオーバーラ
    ップ制御する制御モジュールを有することを特徴とする
    記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
    子)であることを特徴とする請求項21に記載の記憶媒
    体。
  23. 【請求項23】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項21に記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電
    子シャッタ手段と、前記撮像素子への入射光路を解放/
    遮蔽自在なメカニカルシャッタ手段とを具備した撮像装
    置を制御するための制御プログラムを格納した記憶媒体
    であって、 前記制御プログラムは、前記電子シャッタ手段により制
    御される第1の露出制御領域と前記メカニカルシャッタ
    手段により制御される第2の露出制御領域と前記第1の
    露出制御領域の一部と前記第2の露出制御領域の一部と
    がオーバーラップし且つ前記電子シャッタ手段と前記メ
    カニカルシャッタ手段のいずれか一方を選択して制御さ
    れる第3の露出制御領域とを選択的に切り換える露出制
    御モジュールを有することを特徴とする記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記露出制御モジュールは、前回の撮
    影時に用いたシャッタ手段と同一のシャッタ手段を優先
    的に選択して、前記第3の露出制御領域を露出制御する
    ことを特徴とする請求項24に記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
    子)であることを特徴とする請求項24に記載の記憶媒
    体。
  27. 【請求項27】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項24に記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電
    子シャッタ手段と、前記撮像素子の受光面を開放する先
    羽根群及び前記前記撮像素子の受光面を遮蔽する後羽根
    群とを具備したメカニカルシャッタ手段とを有する撮像
    装置を制御するための制御プログラムを格納した記憶媒
    体であって、前記制御プログラムは、前記先羽根群の幕
    速最長時間をV1max、前記後羽根群の幕速最長時間を
    V2max、前記先羽根群が駆動開始してから前記撮像素
    子の受光面の開放を開始するまでの時間である先羽根タ
    イムラグの最長時間をT1max、前記先羽根群が駆動開
    始してから前記撮像素子の受光面の開放を開始するまで
    の時間である先羽根タイムラグの最短時間をT1min、
    前記後羽根群が駆動開始してから前記撮像素子の受光面
    の遮蔽を開始するまでの時間である後羽根タイムラグの
    最長時間をT2max、前記後羽根群が駆動開始してから
    前記撮像素子の受光面の遮蔽を開始するまでの時間であ
    る後羽根タイムラグの最短時間をT2minとしたとき、 前記電子シャッタ手段を用いて撮影を行う場合には、前
    記撮像素子の前のフレームからの撮影データ読み出し動
    作が終了してから次のフレーム撮影のための電荷蓄積動
    作開始までの時間を、 V1max+T1max−T1min とすると共に、 前記先羽根の駆動開始を、前記撮像素子の撮影データ読
    み出し動作終了時点より、0<X≦T1min前に駆動開
    始可能とし、 前記撮像素子の撮影のための電荷蓄積動作終了から撮影
    データ読み出し動作開始までの時間を、 V2max+T2max−T2min とすると共に、 前記後羽根の駆動開始を、前記撮像素子の撮影データ読
    み出し動作終了時点より、0<Y≦T2min前に駆動開
    始可能として、 前記先羽根群と前記後羽根群の少なくとも一方を上記条
    件にて制御するメカニカルシャッタ制御モジュールを有
    することを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記撮像素子は、CCD(電荷結合素
    子)であることを特徴とする請求項28に記載の記憶媒
    体。
  30. 【請求項30】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項28に記載の記憶媒体。
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