JPH02312452A - 電子スチルカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子スチルカメラ、特に、固体撮像素子な
どの撮像手段により撮影された映像を記録媒体に記録す
る電子スチルカメラに関するものである。

〔従来の技術〕

近年、ＣＯＤ等の固体撮像素子と磁気ディスクなどの回
転記録媒体を用いた記録装置とを組合せ、スチル映像を
回転記録媒体に記録し映像の再生はモニタやプリンタで
行う電子スチルカメラが既に開発されている。

この電子スチルカメラにおいては、銀塩フィルムを使用
するカメラ（以降、銀塩カメラという）のような現像等
の薬品処理が不要であり撮影した画像を即時にモニタや
ハードコピーで観察することができ記録媒体の遮光が不
要てあり、また、記録媒体の再利用が可能である等、数
多くの長所を有している。

また、電子スチルカメラは撮像素子により映像を入力す
るため、ファインダを電子ビューファインダにすること
ができる。そして、電子スチルカメラに電子ビューファ
インダを用いると、撮影光学系と撮像素子の間にクイッ
クリターンミラー等を設ける必要がなくなり、加えて、
撮影光学系と別にファインダ光学系を設けたカメラにお
いて発生ずる前記撮影光学系とファインダ光学系のバラ
ラックス（視差）のずれやさらに撮影光学系がズームレ
ンズである場合に撮影光学系とファインダ光学系の間に
複雑な連動機構が必要になるという問題点は発生しない
という利点がある。

然し乍ら、従来例の電子スチルカメラの電子ビューファ
インダは、光学式ファインダと違って大量の電力を消費
するという欠点を併せ持っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上のように、従来例においては、電子スチルカメラに
電子ビューファインダを用いる場合には、電子ビューフ
ァインダか大量の電力を消費し、電源の寿命を大幅に短
縮するという問題点かありだ。

この発明は−に記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、セルフタイマ撮影の開始から終了までの間
は、電子ビューファインダを消灯して、カメラの電源が
必要以上に消耗するのを防止することを目的とする。

〔課題を解決するだめの手段〕

このため、この発明においては、撮影光学系と、前記撮
影光学系により結像した被写体像を電気的映像信号に変
換する撮像手段と、前記映像信号を記録する記録手段と
、撮影可能時に前記撮像手段による前記映像を写し出す
電子ビューファインダと、セルフタイマ撮影機能を有す
るセルフタイマ撮影手段とを備えた電子スチルカメラに
おいて、前記カメラがセルフタイマ撮影状態に設定され
、セルフタイマ撮影動作を開始すると、前記電子ビュー
ファインダを消灯する消灯制御手段な旦備して成ること
により前記目的を達成しようとするものである。

また前記発明において、消灯制御手段は、セルフタイマ
撮影が終了すると再び電子ビューファインダを点灯し、
前記撮像手段による映像を写し出すことにより前記目的
を達成しようとするものである。

〔作用〕

この発明における電子スチルカメラは、セルフタイマ撮
影手段のセルフタイマ撮影機能により、セルフタイマ撮
影状態に設定されて、セルフタイマ撮影動作を開始する
と、消灯制御手段により、電子ビューファインダを消灯
する。

また、この発明における電子スチルカメラの消灯制御手
段は、セルフタイマ撮影が終了すると再び電子ビューフ
ァインダを点灯し、撮像手段により映像を写し出す。

（実施例） この発明の一実施例を図面に基づし１て説明する。

第１図はこの発明の一実施例である電子スチルカメラの
概要構成図、第２図はこの実施例の構成を示すブロック
図、第３図はこの実施例の動作を制御するフローチャー
トである。

図面第１図および第２図において、Ａは撮像素子４で構
成され、撮像光学系１により結像した被写体像を電気的
映像に変換する撮像手段である。

Ｂは記録部９で構成され、前記映像信号を記録する記録
手段である。Ｃはセルフタイマ８で構成され、セルフタ
イマ撮影機能を有するセルフタイマ撮影手段である。Ｄ
は消灯制御手段であり、この消灯制御手段りはカメラ制
御回路１０から構成されており、カメラがセルフタイマ
撮影状態に設定され、セルフタイマ撮影動作を開始する
と、電子ビューファインダ５を消灯する（詳細後述）手
段である。

図面第１図において、２は絞りであり、絞り制御回路１
２により制御される。３はシャッタであり、シャッタ制
御回路（第２図１３）により制御される。５は電子ビュ
ーファインダ、６はファインダ部のレンズである。７は
カメラ電源スィッチであり、８はセルフタイマ撮影操作
部材（以下セルフタイマという）である。

次にこの実施例の動作を第１図ならびに第２図を用いて
説明する。

先ず、カメラのスイッチ７が操作され電源が投入される
と、カメラ制御回路１０により撮像素子４に結像した映
像が電子ビューファインダ５に写し出される。このとき
シャッタ３は開らかれた状態となっている。また絞り２
は撮像素子４に蓄積される電荷つまり撮像素子４に入射
する光量に応じて開閉動作を行い、一定の光量が撮像素
子４に入射されるように調整されている。ここで、通常
の撮影状態では撮影者が電子ビューファインダ５により
構図を決め、撮影を行うためにレリーズボタン（図示せ
ず）を押すとレリーズボタンが半ストローク押し込まれ
た所でスイッチ１　（第２図）がＯＮとなり、測光ユニ
ット（図示せず）により、被写体の輝度が測定される。

さらにレリーズボタンが押し込まれるとスイッチ２（第
２図）がＯＮとなり、カメラ制御回路１０によりこのス
イッチ２のＯＮ状態が確認されると、撮影動作か開始さ
れる。まず、被写体の輝度により決められた絞り値、ま
たは、撮影者があらかじめ設定しておいた絞り値になる
ように絞り２を動かず。同時にシャッタ３を閉じ撮像素
子４に蓄積された電荷をはき出す。そして、シャッタ３
を開閉し、このとき撮像素子４に蓄積された映像信号を
カメラ制御回路１０により記録部９に転送し、記録媒体
の未記録部に記録部制御回路１６により記録する。

また、シャッタ３はレリーズ前の状態に戻され撮影が終
了する。

また、ある一定時間、レリーズボタン等のカメラ操作部
材が操作されない時は、電子ビューファインダの電源を
ＯＦＦとして電源が消耗するのを防止する。たたし、こ
の状態において、カメラ操作部材が操作されたときには
、再び電子ビューファインダ５をＯＮとし元の状態に戻
す。

セルフタイマ撮影を行うため撮影者がセルフタイマ（操
作部材）８を操作したセルフタイマ撮影状態に設定し、
通常撮影時と同様に構図決めを行い（構図決めのあと、
セルフタイマ撮影状態に設定してもよい）レリーズボタ
ン等により撮影を開始すると、電子ビューファインダ５
が消灯する。

このときカメラの撮影動作である測光から映像記録まて
は、通常の撮影時と同じである。そて、セルフタイマ撮
影が終了すると電子ビューファインダ５が再び点灯し撮
像素子による映像を写し出ず。

次にこの実施例の動作制御のフローを第３図のフローヂ
ャートを用いて消灯制御手段を中心にして再説明する。

図面第３図において、電源がＯＮされて、フローがスタ
ートする。ステップ３ａで撮像素子・電子ビューファイ
ンダ共にＯＮとなり、映像は写し出され、シャッタは開
き、絞りムービー駆動をする。そして、ステップ３ｂに
進み、スイッチ１が押されたかを判断する。スイッチ１
が押されているとステップ３Ｃに進み、押されていない
とステップ３ｂに戻る。ステップ３ｃで測光し、電圧電
源の確認と測距およびホワイトバランスの確認をしてス
テップ３ｄでシャッタスピード、絞り値、光学系移動量
を演算し、ステップ３ｅに進む。ステップ３ｅでスイッ
チ２が押されたかを判断し、スイッチ２が押されている
とステップ３ｆに進む。ステップ３ｅでスイッチ２が押
されてい　　　　　゛ないとステップ３ｇに進み、ステ
ップ３ｇでスイッチ１がＯＮされているかを判断し、Ｏ
Ｎてあればステップ３ｅに戻り、ＯＮでなければステッ
プ３ｂに戻る。ステップ３ｆで撮影モードかセルフタイ
マ撮影（以下セルフタイマという）かを判断し、セルフ
タイマでなく、通常モードであればステップ３ｈに進み
シャッタを閉じる。そして、ステップ３ｐで撮像素子の
電荷のはき出しと、絞り移動と、光学系の移動をする。

そして、ステップ３９てシャッタを開閉し、ステップｒ
で撮像素子の電荷を転送する。ステップ３Ｓで記録し、
ステップｔに進む、ステップ３ｔでシャッタを開き、絞
りムービーを駆動し、ステップ３ａに戻る。一方ステッ
プ３ｆでセルフタイマ撮影モードであれば、ステップ３
１に進み、タイマを駆動し、電子ビューファインダを消
灯する。そして、ステップ３ｇでシャッタを閉して、ス
テップ３ｈで撮像素子の電荷のはき出しと、絞りの移動
と、光学系の移動をしてステップ３Ｉｌに進む。ステッ
プ３にでシャッタを開閉し、ステップ３ｍで電荷を転送
し、ステップ３ｎで記録してステップ３ａに戻る。

〔発明の効果〕

以上、説明したようにこの発明によれば、セルフタイマ
撮影の開始から終了までの間、電子ビューファインダを
消灯して、カメラの電源が必要以上に消耗するのを防止
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である電子スチルカメラの
概要構成図、第２図はこの実施例の構成を示すブロック
図、第３図この実施例の動作を制御するフローチャート
である。 Ａ・・・・・・撮像手段 Ｂ・・・・・・記録手段 Ｃ・・・・・・セルフタイマ撮影手段 Ｄ−・・・・・消灯制御手段 １・・・・・・撮影光学系 ２・・・・・・絞り ３…・・・シャッタ ４・・・・・・撮像素子 ５・・・・・・電子ビューファインダ ８・・・・・・セルフタイマ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）撮影光学系と、 前記撮影光学系により結像した被写体像を電気的映像信
   号に変換する撮像手段と、 前記映像信号を記録する記録手段と、 撮影可能時に前記撮像手段による前記映像を写し出す電
   子ビューファインダと、 セルフタイマ撮影機能を有するセルフタイマ撮影手段と
   、 を備えた電子スチルカメラにおいて、前記カメラがセル
   フタイマ撮影状態に設定され、セルフタイマ撮影動作を
   開始すると、前記電子ビューファインダを消灯する消灯
   制御手段を具備して成ることを特徴とする電子スチルカ
   メラ。
2. （２）消灯制御手段は、セルフタイマ撮影が終了すると
   再び電子ビューファインダを点灯し、前記撮像手段によ
   る映像を写し出すことを特徴とする請求項１記載の電子
   スチルカメラ。