JPH10319488A - 液晶ファインダー付きカメラ - Google Patents

液晶ファインダー付きカメラ

Info

Publication number
JPH10319488A
JPH10319488A JP9133123A JP13312397A JPH10319488A JP H10319488 A JPH10319488 A JP H10319488A JP 9133123 A JP9133123 A JP 9133123A JP 13312397 A JP13312397 A JP 13312397A JP H10319488 A JPH10319488 A JP H10319488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
image
display
displayed
character
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9133123A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Nishitani
泰浩 西谷
Tatsuo Saito
竜夫 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP9133123A priority Critical patent/JPH10319488A/ja
Publication of JPH10319488A publication Critical patent/JPH10319488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Viewfinders (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】液晶表示画面に表示される画像の明るさに応じ
て文字表示部の背景色及び文字色を変更し、画像及び文
字を見やすくする。 【解決手段】液晶ファインダー付きカメラの画像表示用
の液晶モニタにアスペクト比3:4の液晶ディスプレイ
を用い、該液晶モニタの液晶表示画面80上に銀塩画像
と等価な画像(アスペクト比は9:16)を表示させる
とともに、残る余白部分(図中斜線で示す領域)を文字
表示領域82として用いる。そして、画像表示領域84
に表示した表示画像が明るい場合は、この文字表示領域
82の背景を黒色として白色の文字を表示し、表示画像
が暗い場合は、文字表示領域82の背景を白色として黒
色の文字を表示可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶ファインダー付
きカメラに係り、特に、銀塩画像とデジタル画像とを同
時に撮影するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】被写体像を撮影レンズを通して銀塩フイ
ルムに写し込む光学系と、被写体像を固体撮像管(CC
D)にて取り込み液晶表示器(LCD)に表示する光学
系とを備えた液晶ファインダー付きカメラが提案されて
いる(特開平3−271730号公報等)。かかる液晶
ファインダー付きカメラでは、シャッターレリーズ時に
CCDから送出される画像信号をメモリに記憶すること
により、フイルムに写し込まれる被写体像と同等の静止
画を液晶ファインダーに再生表示することができ、撮影
が成功しているか否か容易に確認できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液晶ファインダー付きカメラでは、画像表示可能な液晶
表示部に文字を表示する場合、画像表示画面上に文字を
重ねて表示しており、画面が明るすぎる場合や暗すぎる
場合に文字表示が見にくいという欠点がある。また、文
字を読み易くするために文字サイズを大きくすると、画
像の一部が隠れてしまうという欠点がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、液晶表示画面上に画像及び文字を共に見やすく
表示することができる液晶ファインダー付きカメラを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
る為に、被写体からの光を撮像素子に結像させ、前記撮
像素子から読み出した画像信号に基づいて被写体像を液
晶表示器に表示するとともに、シャッターを開閉制御す
ることにより被写体からの光で銀塩フイルムを感光させ
る液晶ファインダー付きカメラにおいて、液晶表示器の
画面上に被写体像と文字とを同時に表示させるととも
に、前記被写体像と同時に表示される文字を視認し易い
ように、前記画面上に表示される画像の明るさに応じて
文字表示部の背景色及び文字色を変更する表示制御手段
を備えたことを特徴としている。
【0006】本発明によれば、液晶表示器の表示画面に
被写体像と同時に文字を表示するに際し、表示される画
像の明るさに応じて文字表示部の背景色と文字色とを視
認し易い形態に適宜変更するようにしたので、被写体像
の画像と文字表示部の文字とをそれぞれ明確に認識する
ことが可能になる。また、本発明の他の態様によれば、
液晶表示器の表示画面を画像表示領域と文字表示領域と
に分け、一つの液晶表示画面上に画像と文字とを同時に
表示可能にしている。そして、画像表示領域に表示され
る画像の明るさに応じて文字表示領域の背景と文字の色
の関係を適宜変更できるようになっている。
【0007】これにより、画像表示領域に表示される画
像が明るい場合には、文字表示領域の背景(地の部分)
を暗い色にするとともに文字を明るい色で表示し、他
方、画像表示領域に表示される画像が暗い場合には、文
字表示領域の背景を明るい色にするとともに文字を暗い
色で表示することができる。このように、画像表示領域
に表示される画像の明るさに応じて文字表示領域の表示
形態を変更するようにしたので、画像表示領域に表示さ
れる被写体像と文字表示領域に表示される文字とをそれ
ぞれ明確に認識することが可能になる。
【0008】文字表示領域の背景色及び文字の色につい
ては、色相、彩度、明度によって種々の組合せが可能で
あるが、黒色地に白色文字、又は白色地に黒色文字とす
るのが最も見易すい表示形態の一つである。また、一般
的な画像表示用ディスプレイが、テレビジョンの画像を
表示する目的で製造されているため、そのアスペクト比
が3:4となっているのに対し、135カメラのアスペ
クト比は2:3、新写真システム対応のカメラのアスペ
クト比はフル画面で9:16となっている。このアスペ
クト比の相違に着眼し、アスペクト比が3:4の液晶表
示画面内に2:3又は9:16の画像を表示した場合の
余白部を文字表示領域として利用する。これにより、画
像と文字とが重なることなく、両者とも明確に表示する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る液晶ファインダー付きカメラの好ましい実施の形態に
ついて詳説する。図1は、本発明を用いた液晶ファイン
ダー付きカメラの外観斜視図である。カメラ1の正面中
央部には撮影レンズ2が設けられ、この撮影レンズ2の
上方には、ファインダー窓3や図示せぬAF投光/受光
部等が配置される。尚、符号4はストロボ窓、符号5は
測光窓である。
【0010】カメラ1の上面にはレリーズーボタン6が
設けられ、その半押し操作で前記測光窓5を通して被写
体輝度の測定が行われるとともに、前記AF投光/受光
部により測距が行われる。また、カメラ1の上面には、
液晶モニタ8(液晶ファインダー)がヒンジ10を介し
て回動自在に設けられており(図2参照)、該液晶モニ
タ8にはフイルムに写し込まれる被写体像と同等の画像
(ファインダー像)が表示される。
【0011】カメラ1の底面には、フイルムカートリッ
ジ(不図示)を装填、又は取り出しするための開閉蓋1
2が設けられ、カメラ1の側面にはデート蓋14がヒン
ジ15を介して開閉自在に設けられている。図2は、図
1に示したカメラの背面斜視図である。同図に示すよう
に前記デート蓋14の内側には、日付設定ボタン16、
プリント枚数設定ボタン17、選択タイトル設定ボタン
18、及び強制巻戻しボタン19等が設けられている。
また、当該カメラ1の背面には、光学ファインダーのフ
ァインダー接眼部20、画角設定つまみ21、モード設
定ボタン22、ズームレバー23、及び液晶表示部24
が設けられている。
【0012】前記ファインダー窓3の後方には、図示し
ないファインダー対物レンズ、プリズム、視野枠、及び
接眼レンズ等が配置されており、前記ファインダー窓3
から入射した被写体光は所定の光路を経てファインダー
接眼部20に導かれる。また、このファインダー光学系
の光路中にはハーフミラー等の光路分岐部材が配置さ
れ、該ハーフミラーによって被写体光の一部が後述する
固体撮像素子(CCD)30に導かれる。これにより、
ファインダー接眼部20から被写体像を観察できるとと
もに、該被写体像と同じ画像をCCD30によって撮像
することができるようになっている。尚、光学ファイン
ダーを省略することも可能である。
【0013】画角設定つまみ21は、コンベンション
(C)、ハイビジョン(H)、パノラマ(P)の3種の
プリントアスペクト比に対応して画面パターンを切り換
えるための操作部材である。画角設定つまみ21は、カ
メラ1の背面カバーに沿って上下方向に摺動可能に設け
られ、前記CHPの各画角に対応する3か所の停止位置
のうち、何れか1つの位置に選択的に設定される。
【0014】モード設定ボタン22は、日付合わせ、ス
トロボモード、AF/マニュアルモード切替え設定など
各種設定を行うためのスイッチである。ズームレバー2
3は図中左右方向に揺動自在に設けられ、このズームレ
バー23を右又は左方向に操作することで図示せぬモー
タの駆動力によって撮影レンズ2の焦点距離を長焦点側
(テレ)又は短焦点側(ワイド)に変更することができ
るとともに、ファインダー窓3の奥に組み込まれたファ
インダー光学系のズーミングが行われる。
【0015】液晶表示部24には、設定された各種スイ
ッチの状態やバッテリー残量、メモリの使用状況等が表
示される。また、図2に示すように、グリップ部1Aの
背面に設けられたバッテリーカバー25を開けることに
よって、電源用の電池26を装填、交換できるようにな
っている。
【0016】液晶モニタ8は、図2に示す起立位置と図
3に示す畳み込み位置との間で適度なフリクションのも
とで回動自在となっている。カメラ1を使用する際に
は、液晶モニタ8は起立位置にセットされ(図2)、カ
メラ1を使用しない場合には、図3に示したように液晶
モニタ8はカメラ1の背面に折り畳まれ、収納される。
図3に示すように、液晶モニタ8の下面部には、メイン
スイッチ27が設けられており、液晶モニタ8をカメラ
1の上面に起立させた際に、前記メインスイッチ27の
突起部がカメラ1の上面部によって押圧され主電源がオ
ンするようになっている。そして、液晶モニタ8をカメ
ラ1の背面に畳み込むと主電源がオフするようになって
いる。
【0017】図4は液晶ファインダー付きカメラの構成
を示すブロック図である。このカメラは撮影レンズ2
(図4中不図示)を介して銀塩写真フイルムに被写体像
を写し込む銀塩式のカメラである。被写体からの光は、
撮影レンズ2を介して図示せぬ銀塩フイルムに導かれる
とともに、ファインダー窓3の後方に配置されたファイ
ダーレンズ28を介して固体撮像素子(CCD)30の
受光面に結像される。CCD30は、中央処理装置(C
PU)32から加えられるCCD駆動信号に基づいて撮
像素子制御部33によって駆動される。
【0018】CCD30の受光面には、光電変換素子が
2次元的に配列されており、各光電変換素子は、入射し
た光の強さに応じた信号を発生する。この信号電荷は、
CPU32からのCCD駆動信号に基づいて適宜の期
間、各光電変換素子に蓄積される。そして、このように
して蓄積された信号電荷は、順次読み出されて信号処理
回路34に加えられる。
【0019】信号処理回路34は、CCD30から順次
入力する信号電荷をCPU32からの同期信号に基づい
て順次液晶表示用の画像信号に変換し、これを切替スイ
ッチ36の端子36Aに出力するとともに、A/D変換
器38を介してメモリ40に出力する。メモリ40は1
画面分の画像信号を記憶し、この記憶した画像信号を出
力するもので、CPU32から適宜のタイミングで加え
られる書き込み指令に基づいてA/D変換器38から入
力するデジタル画像信号を一画面分記憶する。
【0020】メモリ40に記憶されたデジタル画像信号
は、順次繰り返して読み出され、D/A変換器42を介
して切替スイッチ36の端子36Bに出力される。切替
スイッチ36は、CPU32からのスイッチ切替信号に
基づいて可動接片36Cを端子36A又は端子36Bに
切り替え接続し、端子36A又は端子36Bに入力する
画像信号を液晶モニタ(LCD)8に出力する。
【0021】前記液晶モニタ8は表示制御部44から電
源の供給を受けるとともに、CPU32から加えられる
LCD駆動信号に基づいて前記表示制御部44によって
駆動され、前記切替スイッチ36を介して入力する画像
信号に基づいてファインダー像を表示する。また、この
液晶モニタ8には日付設定ボタン16及び選択タイトル
設定ボタン18等の操作によって入力される日付及びタ
イトル文字等が表示される。
【0022】CPU32には、スイッチ部50、バーコ
ード読取制御部52、磁気ヘッド制御部54、シャッタ
ー制御部56、レンズ鏡胴制御部58、フイルム給送制
御部60、測距制御部62、測光制御部64等の各種回
路が接続されている。スイッチ部50は、レリーズボタ
ン6の操作状態を示すレリーズスイッチ6A、ズームレ
バー23の操作状態を示すズームスイッチ23A、画角
設定つまみ21の設定状態を示す画角設定スイッチ21
A、メインスイッチ27、モード設定ボタン22の設定
状態を示すモードスイッチ22A、及び日付設定ボタン
16、プリント枚数設定ボタン17、選択タイトル設定
ボタン18にそれぞれ対応する、デートスイッチ16
A、プリントスイッチ17A、タイトルスイッチ18A
等を含む。上記各種スイッチの状態はCPU32に加え
られる。
【0023】バーコード読取制御部52は、カメラ1の
カートリッジ室に装填されたフイルムカートリッジの容
器表面に付されたバーコードを光学的に読取る読取セン
サ53を制御し、フイルムの種類、総コマ数、ISO感
度等を認識し、その結果をCPU32に通知する。磁気
ヘッド制御部54は、フイルムの給送中にフイルムの磁
気記録領域に当接する磁気ヘッド55を介して、前記磁
気記録領域に記録された磁気情報を読み取り、その情報
をCPU32に通知する。また、磁気ヘッド制御部54
は、CPU32からの制御信号に基づいて、撮影情報、
プリント情報等を前記磁気ヘッド55を介してフイルム
の磁気記録領域に記録する。
【0024】シャッター制御部56は、測光センサ65
の出力に基づいて設定されたシャッター速度を示す信
号、及びレリーズスイッチ6Aに基づくレリーズ信号に
応じてシャッター57の開閉を行う。レンズ鏡胴制御部
58は、ズームスイッチ23Aに基づくズーム指令信号
や、測距制御部62からの被写体距離情報(AFデー
タ)に基づいて撮影レンズ2を含むレンズ鏡胴59を駆
動し、変倍及びピント合わせ動作を行う。
【0025】フイルム給送制御部60は、フイルムに形
成されたパーフォレーションを検出するパーフォレーシ
ョン読取センサ61からの信号に基づいて、フイルムの
給送を制御している。即ち、フイルムカートリッジの装
填時には未露光の先頭コマまでフイルムを巻き上げ、1
コマ撮影毎にフイルム給送用モータを駆動して1コマ分
フイルムを巻き上げる。また、撮影終了時、或いは、強
制巻戻しボタン19が操作された場合には、前記フイル
ム給送用モータを反転駆動してフイルムをカートリッジ
内に巻き戻す。
【0026】測距制御部62は、AF投光器、AF受光
器から成る測距センサ63からの信号に基づいて被写体
距離を検出し、その測距データをCPU32に通知す
る。測光制御部64は、被写体輝度を測光する測光セン
サ65の出力に基づいて、自動露出制御(AE)に関す
る信号をCPU32に通知する。CPU32には、前記
測光センサ65の出力に基づいて設定されたシャッター
速度を示す信号、及びシャッターレリーズ時に同期した
レリーズ信号が加えられる。CPU32は、レリーズ信
号を入力していないときは、切替スイッチ36の可動接
片36Cを端子36Aに切替え、またCCD30に於け
る電荷蓄積時間が1垂直時間(1フィールド期間)とな
るようにCCD駆動信号を出力する。
【0027】従って、1フィールド期間にCCD30の
光電変換素子に蓄積された信号電荷は、次の1フィール
ド期間に順次読み出され、信号処理回路34で液晶表示
用の画像信号に変換された後、切替スイッチ36を介し
て液晶モニタ8に加えられる。これにより、液晶モニタ
8では動画のファインダー像が表示される。CPU32
にレリーズ信号が入力すると、CPU32はその時に入
力しているシャッター速度を示す信号に基づいて、CC
D30における電荷蓄積時間をそのシャッター速度と一
致させ、且つ電荷蓄積開始時もレリーズ信号に同期させ
るようにCCD30を制御する。
【0028】即ち、CPU32は、レリーズ信号に同期
してCCD30の各光電変換素子に蓄積されている不要
電荷を垂直転送CCDに読みださせ、新たな信号電荷の
蓄積を開始させるとともに、前記垂直転送CCDに読み
出した不要電荷を掃き出しドレインから全て排出させ、
前記シャッター速度の時間経過後、その時間内に蓄積し
信号電荷を垂直転送CCDに読み出される。
【0029】尚、上記垂直転送CCDに読み出された信
号電荷は、通常の読み出し時と同様に、1水平期間(1
H)毎に水平転送CCDの方向に順次転送され垂直転送
CCDの最終段まで転送された信号電荷は、1水平帰線
期間毎に順次水平転送段に移されて、次の1水平操作時
間に順次取り出される。そして、上述のようにしてCC
D30から出力された信号は、信号処理回路34、A/
D変換器38を介してメモリ40に導かれる。CPU3
2は、このメモリ40に加えられるデジタル画像信号を
メモリ40に記憶させるとともに、切替スイッチ36の
可動接片36Cを端子36Aに切り替えてメモリ40か
ら読み出した画像信号をD/A変換器42、切替スイッ
チ36を介して液晶モニタ8に出力させる。これによ
り、液晶モニタ8ではシャッターレリーズ時にフイルム
に写し込まれた被写体像と同等の静止画が表示される。
【0030】尚、上記静止画の表示から動画の表示に切
り換える場合には、例えば、レリーズボタン5の全押し
状態を解除した時に切替スイッチ36の接片が切り替え
られるようにしてもよいし、図示せぬ手動操作部材によ
って切替スイッチ36の接片を切り替えるようにしても
よい。また、前記メモリ40は複数のコマ分の画像デー
タを記憶できる記憶容量を備え、再生モード下では、前
記メモリ40に記憶した撮影済のコマの画像を、コマ番
号を指定して再生することが可能である。
【0031】次に、液晶モニタ8の画面上の文字表示に
ついて説明する。図5には、液晶モニタ8の液晶表示画
面の一例が示されている。液晶モニタ8には、画像表示
用ディスプレイとして広く利用されているアスペクト比
3:4の液晶ディスプレイが用いられる。一方、新写真
システム用カメラのアスペクト比はフル画面で9:16
となっているため、前記液晶モニタ8に銀塩画像と等価
な画像を表示した場合、液晶表示画面80には余白部分
が発生する。そこで、この余白部分(図中斜線で示す領
域)を文字表示領域82として用い、日付設定ボタン1
6及び選択タイトル設定ボタン18等の操作によって入
力される日付及びタイトル文字等を表示する。
【0032】CPU32は、液晶表示画面80のうち
9:16の画像表示領域84に表示される画像の画像デ
ータに基づいて表示画像の明るさを検出し、その検出値
を予め定められた基準値と比較する。そして、表示画像
の明るさが前記基準値よりも明るいと判断した場合に
は、文字表示領域82の背景(地)を黒色として白色の
文字を表示する表示形態となるように表示制御部44を
制御する信号を出力する。
【0033】表示制御部44はCPU32からの信号に
基づいて、文字表示領域82の表示形態を黒地に白文字
表示とする。他方、CPU32における表示画像の明る
さ判別において、表示画像の明るさが前記基準値よりも
暗いと判断した場合には、文字表示領域82の背景を白
色として黒色の文字を表示する表示形態となるように表
示制御部44を制御する信号を出力する。表示制御部4
4はCPU32からの信号に基づいて、文字表示領域8
2の表示形態を白地に黒色文字表示とする。尚、文字表
示領域82を画像表示領域84の上側に設けてもよい。
【0034】次に、上記の如く構成された液晶ファイン
ダー付きカメラの作用について説明する。液晶モニタ8
を起立させると、この動作(モニタ開動作)に連動して
メインスイッチ27がオンする。このとき液晶モニタ8
が点灯し、撮影モード下では液晶モニタ8の画像表示領
域84にCCD30を介して撮影された画像が表示され
る。
【0035】また、当該カメラ1が再生モードに設定さ
れている場合には、再生指定されたコマ番号の撮影画像
のデータがメモリから読みだされ、再生画像が画像表示
領域84に表示される。かかる画像表示と同時に、液晶
画面上の文字表示領域82に文字の表示が行われる。撮
影モード下では、日付設定ボタン16やタイトル設定ボ
タン18を操作して日付や文字を入力すると、その入力
に応じた文字が液晶画面上の文字表示領域82に表示さ
れる。
【0036】他方、当該カメラ1が再生モードに設定さ
れている場合には、再生指定されたコマ番号の撮影画像
に関連付けられた日付やタイトル等の文字情報がメモリ
から読みだされ、現在設定されている日付やタイトル文
字が液晶画面上の文字表示領域82に表示される。尚、
新たに日付設定ボタン16やタイトル設定ボタンを操作
18して日付や文字を入力すると、その入力に応じた文
字が液晶画面上の文字表示領域82に表示され、情報が
上書き更新される。
【0037】そして、液晶モニタ8の画面上に画像と文
字とを同時に表示する際に、画像表示領域84に表示さ
れる画像の明るさに応じて文字表示の背景色と文字色の
関係を決定する。即ち、画像表示領域84に表示される
画像が明るい場合には文字表示領域82の背景を黒色に
するとともに文字を白色で表示し、他方、画像表示領域
に表示される画像が暗い場合には、文字表示領域82の
背景を白色にし、文字を黒色で表示する。
【0038】これにより、画像表示領域84に表示され
る被写体像と文字表示領域82に表示される文字とをそ
れぞれ明確に認識することが可能になる。上記実施の形
態では、画像の明るさに応じて文字表示領域82の表示
形態を黒色地に白色文字、又は白色地に黒色文字に変更
する場合を例に説明したが、文字表示領域82の背景色
及び文字の色については、色相、彩度、明度によって種
々の組合せが可能である。
【0039】即ち、黒色に代えて他の暗い色又は濃い色
を用いてもよく、白色に代えて他の明るい色又は淡い色
を用いてもよい。また、上記実施の形態では、液晶表示
が画面を画像表示領域と文字表示領域とに分けた場合を
例に説明したが、スーパーインポーズの如く、画面上の
任意の場所に適当な大きさの文字表示部を形成し、画像
に重ねて文字を表示する場合にも本発明を適用すること
が可能である。
【0040】更に、上記実施の形態では、フイルムに磁
気記録層が形成された、新写真システムに対応したカメ
ラを例に説明したが、本発明は135フイルム用のカメ
ラについても適用することも可能である。135カメラ
のアスペクト比は2:3であり、上述したアスペクト比
3:4の液晶ディスプレイに銀塩画像と等価な画像を表
示した場合には、図6の斜線部で示す余白部分が発生す
る。従って、この余白部分を文字表示領域82として利
用することが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る液晶フ
ァインダー付きカメラによれば、液晶画面に表示される
画像の明るさに応じて文字表示部の背景色と文字色を変
更可能に構成したので、被写体像と文字文字とをそれぞ
れ明確に区別することが可能になる。
【0042】従って、構図を決定するときに撮影範囲が
わかりやす、文字も読みやすくなるため、撮影条件等の
文字入力を伴う設定ミスを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた液晶ファインダー付きカメラの
正面側外観斜視図
【図2】図1に示したカメラの背面斜視図
【図3】図1に示したカメラの液晶モニタ収納時の様子
を示す背面斜視図
【図4】本発明を用いた液晶ファインダー付きカメラの
電気的構成を示すブロック図
【図5】液晶モニタの表示画面を示す図
【図6】本発明の他の実施の形態を説明するために用い
た液晶モニタの表示画面を示す図
【符号の説明】
1…液晶ファインダー付きカメラ 8…液晶モニタ 30…固体撮像素子(CCD) 32…中央処理装置(CPU) 44…表示制御部 80…液晶表示画面 82…文字表示領域 84…画像表示領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
る為に、被写体からの光を撮像素子に結像させ、前記撮
像素子から読み出した画像信号に基づいて被写体像を液
晶表示器に表示する液晶ファインダー付きカメラにおい
て、液晶表示器の画面上に被写体像と文字とを同時に表
示させるとともに、前記被写体像と同時に表示される文
字を視認し易いように、前記画面上に表示される画像の
明るさに応じて文字表示部の背景色及び文字色を変更す
る表示制御手段を備えたことを特徴としている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光を撮像素子に結像させ、
    前記撮像素子から読み出した画像信号に基づいて被写体
    像を液晶表示器に表示するとともに、シャッターを開閉
    制御することにより被写体からの光で銀塩フイルムを感
    光させる液晶ファインダー付きカメラにおいて、 液晶表示器の画面上に被写体像と文字とを同時に表示さ
    せるとともに、前記被写体像と同時に表示される文字を
    視認し易いように、前記画面上に表示される画像の明る
    さに応じて文字表示部の背景色及び文字色を変更する表
    示制御手段を備えたことを特徴とする液晶ファインダー
    付きカメラ。
  2. 【請求項2】 液晶表示器の表示画面のうち被写体像が
    表示される画像表示部以外の領域に文字を表示する文字
    表示部が設けられ、 前記表示制御手段は、前記画像表示部に表示される画像
    の明るさに応じて前記文字表示部の背景色及び文字色を
    変更することを特徴とする請求項1の液晶ファインダー
    付きカメラ。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、液晶表示器の画面
    上に表示される画像の明るさに応じて文字表示部の表示
    形態を黒地に白色文字表示又は白地に黒色文字表示の表
    示形態に切り替え可能に構成される特徴とする請求項1
    又は2の液晶ファインダー付きカメラ。
  4. 【請求項4】 前記液晶表示器は、アスペクト比3:4
    の表示画面を有し、該表示画面中にアスペクト比2:3
    又は9:16の画像表示部が形成されるとともに、前記
    画像表示部の領域を文字表示部として利用するように構
    成されていることを特徴とする請求項2の液晶ファイン
    ダー付きカメラ。
JP9133123A 1997-05-23 1997-05-23 液晶ファインダー付きカメラ Pending JPH10319488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9133123A JPH10319488A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 液晶ファインダー付きカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9133123A JPH10319488A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 液晶ファインダー付きカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10319488A true JPH10319488A (ja) 1998-12-04

Family

ID=15097337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9133123A Pending JPH10319488A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 液晶ファインダー付きカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10319488A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093392A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Canon Inc 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP2010161508A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Japan Radio Co Ltd インポーズ文字の色自動選択装置
JP2012074812A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Nikon Corp 画像処理装置、電子カメラ及びプログラム
US10048905B2 (en) 2014-04-01 2018-08-14 Seiko Epson Corporation Interactive display method and interactive display device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093392A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Canon Inc 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP2010161508A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Japan Radio Co Ltd インポーズ文字の色自動選択装置
JP2012074812A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Nikon Corp 画像処理装置、電子カメラ及びプログラム
US10048905B2 (en) 2014-04-01 2018-08-14 Seiko Epson Corporation Interactive display method and interactive display device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6041195A (en) Camera capable of video and film shooting having optical viewfinder
US7006140B2 (en) Digital still camera with shifting focus lens
JP3694208B2 (ja) カメラ
US5950031A (en) Combined film and digital camera having display
US6085048A (en) Silver halide camera equipped with electronic viewfinder
JP2008242230A (ja) 撮影装置、撮影システム、および撮影方法
JPH10319488A (ja) 液晶ファインダー付きカメラ
JP2004191980A (ja) 光学的なビューファインディングと、電子捕捉及び表示のための共有光学部品を有するカメラ
US5758220A (en) Camera
JP3736032B2 (ja) 液晶ファインダー付きカメラ
JPH1039408A (ja) カメラ
JP2000047315A (ja) カメラ
JPH1138471A (ja) カメラ
JPH10319491A (ja) 液晶ファインダー付きカメラ
JP3420996B2 (ja) カメラ
JPH09189934A (ja) 撮像装置
JP2852223B2 (ja) スチルカメラ一体型ビデオカメラ
JPH11344759A (ja) 表示動作制御装置
JPH01237629A (ja) Ae、af及び確認機能付一眼レフカメラ
JPH1138493A (ja) 液晶ファインダー付きカメラ
JPH10319477A (ja) 液晶ファインダー付きカメラ
JP2005348377A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、制御プログラム及び記憶媒体
JPH033484A (ja) 電子スチルカメラ
JP2011010098A (ja) 撮影装置
JPH10239749A (ja) スチルカメラ