JPH1138471A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH1138471A
JPH1138471A JP14158598A JP14158598A JPH1138471A JP H1138471 A JPH1138471 A JP H1138471A JP 14158598 A JP14158598 A JP 14158598A JP 14158598 A JP14158598 A JP 14158598A JP H1138471 A JPH1138471 A JP H1138471A
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JP
Japan
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camera
image
signal
light
finder
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Pending
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JP14158598A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Nishitani
泰浩 西谷
Tatsuo Saito
竜夫 斉藤
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像表示手段を備えたカメラにおいて、撮影者
が光学ファインダーを覗いていることが検出された場合
に画像表示手段を消灯し、省電力化を図る。 【解決手段】ファインダー接眼部20の近傍に発光部2
8aと受光部28bとから成る光検出センサを設け、受
光部28bが受光する光量に基づいて撮影者が光学ファ
インダを覗いているか否かを検出する。この検出結果に
基づいて、撮影者が該光学ファインダーを覗いていると
判断した場合には、液晶モニタ8への通電を遮断する。
これにより、無駄な電力消費を抑制することができ、省
電力化を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに係り、特
に、画像光を電気信号に変換する撮像素子を有し、撮像
素子で取得した画像信号に基づいて被写体を示す画像を
画像表示手段に表示する機能を備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から銀塩写真用のカメラに液晶ファ
インダーを採用したものが提案されている(特開平3−
271730号公報等)。かかる液晶ファインダー付き
カメラでは、シャッターレリーズ時に撮像素子(CC
D)から送出される画像信号をメモリに記憶することに
より、写真フイルムに写し込まれる被写体像と同等の静
止画を液晶ファインダーに再生表示することができ、フ
イルムによる撮影が成功しているか否かを容易に確認で
きる。
【0003】また、デジタルカメラなどの電子カメラで
は、撮影画像の確認や再生画像の表示のための液晶モニ
タを備えたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラは、主電源が投入されている場合には、常に液晶
表示器(画像表示手段)に画像が映し出されており、電
力消費が大きく、電池を頻繁に交換しなければならない
という問題がある。本発明はこのような事情に鑑みてな
されたもので、画像表示が必要な場合に限って画像表示
手段へ通電を可能とし、画像表示が不要となる場合には
画像表示手段を消灯させて省電力化を図ることができる
カメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
る為に、被写体からの光を撮像素子に結像させ、前記撮
像素子から読み出した画像信号に基づいて被写体像を画
像表示手段に表示するカメラにおいて、光学ファインダ
ーと、前記光学ファインダーを撮影者が覗いているか否
かを検出する検出手段と、前記検出手段により撮影者が
前記光学ファインダーを覗いていることが検出された場
合に前記画像表示手段を消灯させる制御手段と、を備え
たことを特徴としている。撮影者が光学ファインダーを
覗いているか否かを検出する手段としては、例えば、カ
メラの背面に発光部と受光部とから成る光検出センサを
設ける。かかる構成によれば、撮影者が光学ファインダ
ーを覗いて撮影者の顔がカメラに近づくと、発光部から
出射された光が撮影者によって射され、受光部に入射す
る。従って、受光部が受光する光量に基づいて撮影者が
光学ファインダーを覗いているか否かを検出できる。
【0006】また、光学ファインダーの光学系内に受光
センサを設けてもよい。撮影者が光学ファインダーを覗
いて撮影者の顔が光学ファインダーの接眼部に近づくと
接眼部周辺が撮影者によって覆われ、接眼部側から光学
ファインダーの光学系内に入射する光量が減る。従っ
て、前記受光センサが受光する光量に基づいて撮影者が
光学ファインダーを覗いているか否かを検出できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るカメラの好ましい実施の形態について詳説する。図1
は、本発明の実施の形態を示すカメラの外観斜視図であ
る。カメラ1の正面中央部には撮影レンズ2が設けら
れ、この撮影レンズ2の上方には、ファインダー対物窓
3や図示せぬAF投光/受光部等が配置される。尚、符
号4はストロボ窓、符号5は測光窓である。
【0008】カメラ1の上面にはレリーズボタン6が設
けられるとともに、その半押し操作で前記測光窓5を通
して被写体輝度の測定が行われるとともに、前記AF投
光/受光部により測距が行われる。また、カメラ1の上
面には、液晶モニタ8(液晶ファインダー)がヒンジ1
0を介して回動自在に設けられており(図2参照)、該
液晶モニタ8にはフイルムに写し込まれる被写体像と同
等の画像(ファインダー像)が表示される。
【0009】カメラ1の底面には、フイルムカートリッ
ジ(不図示)を装填、又は取り出しするための開閉蓋1
2が設けられ、カメラ1の側面にはデート蓋14がヒン
ジ15を介して開閉自在に設けられている。図2は、図
1に示したカメラの背面斜視図である。同図に示すよう
に前記デート蓋14の内側には、日付設定ボタン16、
プリント枚数設定ボタン17、選択タイトル設定ボタン
18、及び強制巻戻しボタン19等が設けられている。
また、当該カメラ1の背面には、光学ファインダーのフ
ァインダー接眼部20、画角設定つまみ21、モード設
定ボタン22、ズームレバー23、及び液晶表示部24
が設けられている。
【0010】前記ファインダー窓3の後方には、図示し
ないファインダー対物レンズ、プリズム、視野枠、及び
接眼レンズ等が配置されており、前記ファインダー窓3
から入射した被写体光は所定の光路を経てファインダー
接眼部20に導かれる。また、このファインダー光学系
の光路中にはハーフミラー等の光路分岐部材が配置さ
れ、該ハーフミラーによって被写体光の一部が後述する
固体撮像素子(CCD)30に導かれる。これにより、
ファインダー接眼部20から被写体像を観察できるとと
もに、該被写体像と同じ画像をCCD30によって撮像
することができるようになっている。
【0011】画角設定つまみ21は、コンベンション
(C)、ハイビジョン(H)、パノラマ(P)の3種の
プリントアスペクト比に対応して画面パターンを切り換
えるための操作部材である。画角設定つまみ21は、カ
メラ1の背面カバーに沿って上下方向に摺動可能に設け
られ、前記CHPの各画角に対応する3か所の停止位置
のうち、何れか1つの位置に選択的に設定される。
【0012】モード設定ボタン22は、日付合わせ、ス
トロボモード、AF/マニュアルモード切替え設定など
各種設定を行うためのスイッチである。ズームレバー2
3は図中左右方向に揺動自在に設けられ、このズームレ
バー23を右又は左方向に操作することで図示せぬモー
タの駆動力によって撮影レンズ2の焦点距離を長焦点側
(テレ)又は短焦点側(ワイド)に変更することができ
るとともに、ファインダー窓3の奥に組み込まれたファ
インダー光学系のズーミングが行われる。
【0013】液晶表示部24には、設定された各種スイ
ッチの状態やバッテリー残量、メモリの使用状況等が表
示される。また、図2に示すように、グリップ部1Aの
背面に設けられたバッテリーカバー25を開けることに
よって、電源用の電池(後述する電池70に相当)を装
填、交換できるようになっている。例えば、当該カメラ
1の電源電圧を6ボルト(V)とした場合、単3乾電池
を4本、又はCR123Aを2本用いる。
【0014】液晶モニタ8は、図2に示す起立位置と図
3に示す畳み込み位置との間で適度なフリクションのも
とで回動自在となっている。カメラ1を使用する際に
は、液晶モニタ8は起立位置にセットされ(図2)、カ
メラ1を使用しない場合には、図3に示したように液晶
モニタ8はカメラ1の背面に折り畳まれ、収納される。
図3に示すように、液晶モニタ8の下面部には、メイン
スイッチ27が設けられており、液晶モニタ8をカメラ
1の上面に起立させた際に、前記メインスイッチ27の
突起部がカメラ1の上面部によって押圧され主電源がオ
ンするようになっている。そして、液晶モニタ8をカメ
ラ1の背面に畳み込むと主電源がオフするようになって
いる。
【0015】また、このカメラ1のファインダー接眼部
20近傍には、発光部28aと受光部28bから成る光
検出センサ28が設けられている。図4に示すように、
発光部28aと受光部28bはファインダー接眼部20
の右側に上下に並んで配置され、上側の発光部28aに
は、例えば発光ダイオードが組み込まれ、下側の受光部
28bには、例えば、フォトダイオードが用いられる。
【0016】ファインダー接眼部20に撮影者の顔が近
づくと、発光部28aから出射された光が撮影者の顔で
反射され受光部28bに入射する。従って、受光部28
bが受光する光量に基づいて撮影者が光学ファインダー
を覗いているか否かを検出できる。図5は本例のカメラ
の構成を示すブロック図である。このカメラは、撮影レ
ンズ2(図5中不図示)を介して銀塩写真フイルムに被
写体像を写し込む銀塩式のカメラである。
【0017】被写体からの光は、撮影レンズ2を介して
図示せぬ銀塩写真フイルム(以下、フイルムという。)
に導かれるとともに、ファインダー対物窓3の後方に配
置されたレンズ29を介してCCD30の受光面に結像
される。CCD30は、中央処理装置(CPU)32か
ら加えられるCCD駆動信号に基づいて撮像素子制御部
33によって駆動される。
【0018】CCD30の受光面には、光電変換素子が
2次元的に配列されており、各光電変換素子は、入射し
た光の強さに応じた信号を発生する。この信号電荷は、
CPU32からのCCD駆動信号に基づいて適宜の期
間、各光電変換素子に蓄積される。そして、このように
して蓄積された信号電荷は、順次読み出されて信号処理
回路34に加えられる。
【0019】信号処理回路34は、CCD30から順次
入力する信号電荷をCPU32からの同期信号に基づい
て順次液晶表示用の画像信号に変換し、これを切替スイ
ッチ36の端子36Aに出力するとともに、A/D変換
器38を介してメモリ40に出力する。メモリ40は1
画面分の画像信号を記憶し、この記憶した画像信号を出
力するもので、CPU32から適宜のタイミングで加え
られる書き込み指令に基づいてA/D変換器38から入
力するデジタル画像信号を一画面分記憶する。
【0020】メモリ40に記憶されたデジタル画像信号
は、順次繰り返して読み出され、D/A変換器42を介
して切替スイッチ36の端子36Bに出力される。切替
スイッチ36は、CPU32からのスイッチ切替信号に
基づいて可動接片36Cを端子36A又は端子36Bに
切替え接続し、端子36A又は端子36Bに入力する画
像信号を液晶モニタ(LCD)8に出力する。
【0021】液晶モニタ8は、表示制御部44からスイ
ッチ46を介して電源の供給を受けるとともに、CPU
32から加えられるLCD駆動信号に基づいて前記表示
制御部44によって駆動され、前記切替スイッチ36を
介して入力する画像信号に基づいてファインダー像を表
示する。スイッチ46は図4で説明した光検出センサ2
8の検出結果に基づいてCPU32から出力される指令
信号に応じて接点がオン/オフするようになっている。
【0022】CPU32には、スイッチ部50、バーコ
ード読取制御部52、磁気ヘッド制御部54、シャッタ
ー制御部56、レンズ鏡胴制御部58、フイルム給送制
御部60、測距制御部62、測光制御部64、及び光検
出制御部66等の各種回路が接続されている。スイッチ
部50は、レリーズボタン6の操作状態を示すレリーズ
スイッチ6A、ズームレバー23の操作状態を示すズー
ムスイッチ23A、画角設定つまみ21の設定状態を示
す画角設定スイッチ21A、メインスイッチ27、モー
ド設定ボタン22の設定状態を示すモードスイッチ22
A、及び日付設定ボタン16、プリント枚数設定ボタン
17、選択タイトル設定ボタン18に対応する、デート
スイッチ16A、プリントスイッチ17A、タイトルス
イッチ18A等を含む。上記各種スイッチの状態はCP
U32に加えられる。
【0023】バーコード読取制御部52は、カメラ1の
カートリッジ室に装填されたフイルムカートリッジの容
器表面に付されたバーコードを光学的に読み取る読取セ
ンサ53を制御し、フイルムの種類、総コマ数、ISO
感度等を認識し、その結果をCPU32に通知する。磁
気ヘッド制御部54は、フイルムの給送中にフイルムの
磁気記録領域に当接する磁気ヘッド55を介して、前記
磁気記録領域に記録された磁気情報を読み取り、その情
報をCPU32に通知する。また、磁気ヘッド制御部5
4は、CPU32からの制御信号に基づいて、撮影情
報、プリント情報等を前記磁気ヘッド55を介してフイ
ルムの磁気記録領域に記録する。
【0024】シャッター制御部56は、測光センサ65
の出力に基づいて設定されたシャッター速度を示す信
号、及びレリーズスイッチ5Aに基づくレリーズ信号に
応じてシャッター57の開閉を行う。レンズ鏡胴制御部
58は、ズームスイッチ22Aに基づくズーム指令信号
や、測距制御部62からの被写体距離情報(AFデー
タ)に基づいて撮影レンズ2を含むレンズ鏡胴59を駆
動し、変倍及びピント合わせ動作を行う。
【0025】フイルム給送制御部60は、フイルムに形
成されたパーフォレーションを検出するパーフォレーシ
ョン読取センサ61からの信号に基づいて、フイルムの
給送を制御している。即ち、フイルムカートリッジの装
填時には未露光の先頭コマまでフイルムを巻き上げ、1
コマ撮影毎にフイルム給送用モータを駆動して1コマ分
フイルムを巻き上げる。また、撮影終了時、或いは、強
制巻戻しボタン19が操作された場合には、前記フイル
ム給送用モータを反転駆動してフイルムをカートリッジ
内に巻き戻す。
【0026】測距制御部62は、AF投光器、AF受光
器から成る測距センサ63からの信号に基づいて被写体
距離を検出し、その測距データをCPU32に通知す
る。測光制御部64は、被写体輝度を測光する測光セン
サ65の出力に基づいて、自動露出制御(AE)に関す
る信号をCPU32に通知する。CPU32には、前記
測光センサ65の出力に基づいて設定されたシャッター
速度を示す信号、及びシャッターレリーズ時に同期した
レリーズ信号が加えられる。CPU32は、レリーズ信
号を入力していないときは、切替スイッチ36の可動接
片36Cを端子36Aに切替え、またCCD30に於け
る電荷蓄積時間が1垂直時間(1フィールド期間)とな
るようにCCD駆動信号を出力する。
【0027】従って、1フィールド期間にCCD30の
光電変換素子に蓄積された信号電荷は、次の1フィール
ド期間に順次読み出され、信号処理回路34で液晶表示
用の画像信号に変換された後、切替スイッチ36を介し
て液晶モニタ8に加えられる。これにより、液晶モニタ
8では動画のファインダー像が表示される。CPU32
にレリーズ信号が入力すると、CPU32はその時に入
力しているシャッター速度を示す信号に基づいて、CC
D30における電荷蓄積時間をそのシャッター速度と一
致させ、且つ電荷蓄積開始時もレリーズ信号に同期させ
るようにCCD30を制御する。
【0028】即ち、CPU32は、レリーズ信号に同期
してCCD30の各光電変換素子に蓄積されている不要
電荷を垂直転送CCDに読み出させ、新たな信号電荷の
蓄積を開始させるとともに、前記垂直転送CCDに読み
出した不要電荷を吐き出しドレインから全て排出させ、
前記シャッター速度の時間経過後、その時間内に蓄積し
信号電荷を垂直転送CCDに読み出される。
【0029】尚、上記垂直転送CCDに読み出された信
号電荷は、通常の読み出し時と同様に、1水平期間(1
H)毎に水平転送CCDの方向に順次転送され垂直転送
CCDの最終段まで転送された信号電荷は、1水平帰線
期間毎に順次水平転送段に移されて、次の1水平操作時
間に順次取り出される。そして、上述のようにしてCC
D30から出力された信号は、信号処理回路34、A/
D変換器38を介してメモリ40に導かれる。CPU3
2は、このメモリ40に加えられるデジタル画像信号を
メモリ40に記憶させるとともに、切替スイッチ36の
可動接片36Cを端子36Aに切り替えてメモリ40か
ら読み出した画像信号をD/A変換器42、切替スイッ
チ36を介して液晶モニタ8に出力させる。これによ
り、液晶モニタ8ではシャッターレリーズ時にフイルム
に写し込まれた被写体像と同等の静止画が表示される。
【0030】尚、上記静止画の表示から動画の表示に切
り換える場合には、例えば、レリーズボタン6の全押し
状態を解除した時に切替スイッチ36の接片が切り替え
られるようにしてもよいし、図示せぬ手動操作部材によ
って切替スイッチ36の接片を切り替えるようにしても
よい。また、前記メモリ40は複数のコマ分の画像デー
タを記憶できる記憶容量を備え、再生モード下では、前
記メモリ40に記憶した撮影済のコマの画像を、コマ番
号を指定して再生することが可能である。
【0031】光検出制御部66は、図4で説明した光検
出センサ28の発光部28aの発光/消灯制御を行うと
ともに、受光部28bが受光する光量に応じた受光信号
をCPU32に通知する。CPU32は、光検出制御部
66から通知される受光信号を予め設定された参照値と
比較し、比較の結果に基づいてスイッチ46のON/O
FFを制御する信号を出力する。
【0032】前記CPU32及び前述した各種制御部の
回路等は、電池70から電源が供給される。前記電池7
0には電圧検出回路72が接続されており、該電圧検出
回路72によって電池70の端子間電圧が検出される。
そして、その検出結果(例えば、電池70の電圧値)は
CPU32に通知される。CPU32は、電圧検出回路
72から加えられる電圧値と予め設定された基準値とを
比較し、電池70のエネルギー残量をチェック(バッテ
リーチェック)する。尚、前記電圧検出回路72と比較
回路(コンパレータ)を組み合わせ、比較回路の出力を
CPU32に導くように構成し、比較回路の出力に応じ
て液晶モニタ8の点灯/消灯を制御してもよい。
【0033】次に、上記の如く構成されたカメラの作用
について説明する。液晶モニタ8を起立させると、この
動作(モニタ開動作)に連動してメインスイッチ27が
オンする。このとき液晶モニタ8が点灯し、液晶モニタ
8に撮影画像が表示される。撮影者が光学ファインダー
を使用しない場合、即ち、撮影者がファインダー接眼部
20から離れている場合には、発光部28aから発せら
れる光のうち受光部28bが受光する光量は小さい。従
って、この受光量に応じて出力される受光信号の値も小
さく、CPU32からはスイッチ46をオン状態にする
信号が出力され、該信号がスイッチ46に加えられる。
【0034】こうして、撮影者が光学ファインダーを覗
いていない場合には、液晶モニタ8は点灯し続ける。撮
影者は、液晶モニタ8に表示される画像を見ながら、被
写体の選定やフレーミングを確認することができる。一
方、撮影が光学ファインダーを利用する場合、撮影者の
顔がファインダー接眼部20に近づく場合、発光部28
aから発せられる光のうち受光部28bが受光する光量
が大きくなる。そして、この受光量に応じて出力される
受光信号が所定の基準値以上になると、CPU32から
スイッチ46をオフ状態にする信号が出力され、該信号
がスイッチ46に加えられる。
【0035】こうして、撮影者が光学ファインダーを覗
いている場合には、液晶モニタ8は消灯する。その後、
撮影者が光学ファインダーから離れ、受光部28bによ
る受光量が減少し、受光信号が前記所定の基準値を下回
ると、CPU32からスイッチ46をオン状態にする信
号が出力され、該信号がスイッチ46に加えられる。こ
うして、液晶モニタ8が再び点灯する。
【0036】このように、撮影者が光学ファインダーを
覗いている場合には液晶モニタ8をオフするようにした
ので、不要な電力消費を抑制することができ、省電力化
を達成できる。また、上記発光部28a及び受光部28
bから成る光検出センサ28を用いて一定時間検出値が
同じ(変化しない)場合はカメラが使用されていないと
判断して液晶モニタ8を消灯したり、カメラの主電源を
オフする構成とすることも可能である。
【0037】上記実施の形態では、発光部28a及び受
光部28bから成る光検出センサ28を用いた場合を例
に説明したが、光学ファインダーの使用の有無を検出す
る手段はこれに限られない。例えば、図6に示すよう
に、ファインダー接眼部20の近傍において、ファイン
ダー光学系内に受光センサ76を設けてもよい。ファイ
ンダー接眼部20に撮影者の顔が近づくと、ファインダ
ー接眼部周辺は撮影者の陰になり、光学ファインダーの
光学系内が暗くなる。従って、この光学ファインダーの
光学系内の明るさを前記受光センサ76で検出すること
により、撮影者が光学ファインダーを覗いているか否か
を検出できる。
【0038】上記実施の形態では、フイルムに磁気記録
層が形成された新写真システムに対応したカメラを例に
説明したが、本発明は135フイルム用のカメラについ
ても適用することも可能である。また、上記実施の形態
では、画像表示手段として液晶モニタを用いているが、
画像表示手段の形態は液晶に限らず、EL(electro lu
minescence)ディスプレイ、LED(light emitting d
iode)ディスプレイ、プラズマディスプレイなど、様々
な形態が可能である。
【0039】また、上記実施の形態では、銀塩カメラを
例に説明したが、本発明は、撮像素子を介して取得した
電子映像を画像表示手段に表示する機能と、光学ファイ
ンダーとを具備するカメラに広く応用することができ、
撮像素子を介して取得した画像データを、メモリーカー
ド等の記憶媒体に記録するデジタルカメラ、ビデオカメ
ラその他の電子カメラに適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
によれば、撮影者が光学ファインダーを覗いているか否
かを検出手段で検出し、撮影者が光学ファインダーを覗
いている場合には、画像表示手段を消灯するようにした
ので、無駄な電力消費を抑制することができ、省電力化
を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラの実施の形態を示す外観斜
視図
【図2】図1に示したカメラの背面斜視図
【図3】液晶ファインダーの収納時の様子を示すカメラ
の背面斜視図
【図4】ファインダー接眼部周辺の要部拡大図
【図5】図1に示したカメラの構成を示すブロック図
【図6】本発明の他の実施の形態に係るカメラの上面要
部透視図
【符号の説明】
1…カメラ 3…ファインダー対物窓 8…液晶モニタ 20…ファインダー接眼部 27…メインスイッチ 28…光検出センサ 28a…発光部 28b…受光部 30…固体撮像素子(CCD) 32…中央処理装置(CPU) 44…表示制御部 76…受光センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光を撮像素子に結像させ、
    前記撮像素子から読み出した画像信号に基づいて被写体
    像を画像表示手段に表示するカメラにおいて、 光学ファインダーと、 前記光学ファインダーを撮影者が覗いているか否かを検
    出する検出手段と、 前記検出手段により撮影者が前記光学ファインダーを覗
    いていることが検出された場合に前記画像表示手段を消
    灯させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、カメラの背面に設けら
    れた発光部及び受光部から成る光検出センサであること
    を特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、光学ファインダーの光
    学系内に設けられた受光センサであることを特徴とする
    請求項1記載のカメラ。
JP14158598A 1997-05-22 1998-05-22 カメラ Pending JPH1138471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14158598A JPH1138471A (ja) 1997-05-22 1998-05-22 カメラ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13213297 1997-05-22
JP9-132132 1997-05-22
JP14158598A JPH1138471A (ja) 1997-05-22 1998-05-22 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1138471A true JPH1138471A (ja) 1999-02-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000067016A (ko) * 1999-04-22 2000-11-15 이중구 광학 및 전자 뷰 파인더를 갖는 전자 스틸 카메라
JP2007110516A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Ricoh Co Ltd 撮像装置、撮像方法及びその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体
JP2010156761A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Canon Inc 表示装置およびカメラ
US8558941B2 (en) 2000-01-26 2013-10-15 Nikon Corporation Digital camera having trimming and focusing ability

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