JP4958535B2 - メカニカルシャッタの制御方法及び撮像装置 - Google Patents

メカニカルシャッタの制御方法及び撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、カメラ用フォーカルプレーンシャッタ装置などのメカニカルシャッタの制御方法及びメカニカルシャッタを具備する撮像装置に関する。
従来、シャッタチャージ状態にて、シャッタの先幕及び後幕のそれぞれに対応した電磁石に通電することによりその状態を保持し、順次、電磁石の通電を解除することで露光を行うダイレクト保持タイプのフォーカルプレーンシャッタが知られている。(例えば、特許文献1参照。)
このダイレクト保持タイプのフォーカルプレーンシャッタにおいて、電磁石への通電電圧を変化させて、電力低減を図るものが特許文献2に記載されている。
また、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子を備えるカメラにおいて、先幕がシャッタ開口を開いた状態で後幕を保持することで、LCD等のモニタで被写体を観察する(以下、「電子ビューファインダ(EVF)機能」と呼ぶ。)ことが特許文献3及び特許文献4に開示されている。
さらに、一眼レフタイプのデジタルカメラには、フォーカルプレーンシャッタ(以下、「メカニカルシャッタ」と呼ぶ。)と電子シャッタを併用して撮像動作を行うものがある(例えば、特許文献5参照)。このシャッタでは、後幕をメカニカルシャッタで構成し、後幕の走行に先行して、電子シャッタにより撮像素子の画素のリセット走査を行う(以下、「ハイブリッドシャッタ」と呼ぶ。)。この撮像素子のリセット走査(電荷蓄積開始走査)は、後幕のメカニカルシャッタの走行特性に合わせた走査パターンにより行われる(例えば、特許文献4参照)。
実公平6−26895号公報 特開2005−283897号公報 特開2001−215555号公報 特開2001−23220号公報 特開平11−41523号公報(段落番号0044〜0050、図1〜図3等)
しかしながら、特許文献3、特許文献4で開示されたようなEVF機能を有する撮像装置において、特許文献1に開示されているようなフォーカルプレーンシャッタを用いると、以下のような問題が生じる。即ち、モニタ表示中は後幕保持電磁石に通電し続けなければならず、電力を無駄に消費してしまうだけでなく、電磁石の発熱により電磁石の離反タイミングが変化してしまい、露出精度が落ちてしまう。
また、特許文献2に開示されているようなフォーカルプレーンシャッタを用いると、電磁石の発熱は抑えられるが、低電圧状態では電磁石の吸着力が不安定なため、高速秒時撮影を行うと切りムラが発生してしまう。従って、特許文献2のフォーカルプレーンシャッタの制御方法を用いるのは、切りムラがほとんど無視できるレベルになる比較的低速秒時の時にするのが好ましい。また、高速秒時撮影においては、電圧を切り替える時間的余裕が少ないため、実際に特許文献2を適用できるのは低速秒時においてのみである。
次に、一眼レフカメラのように、撮影レンズからの入射光をファインダ光学系へと導くための反射ミラーをフォーカルプレーンシャッタの前面に有し、ファインダから被写体を観察できる撮像装置について考える。ここでは撮像装置が、メカニカルシャッタの先幕と後幕を組み合わせた通常撮影と、EVF実行中に電子先幕とメカニカルシャッタの後幕を用いてハイブリッドシャッタ撮影の両方を行うことができるものとする。
このとき、高速秒時の撮影では、前述の理由から通常撮影では図12に示すような電圧制御を行って電圧低減を行わないことが好ましい。一方、EVF実行中の撮影では、省電力、コイル発熱抑制のために特許文献2に開示されているような駆動方法を適用するのが好ましい(図14に示すタイムチャート)。しかし、EVF実行中の撮影で、図14に示す電圧低減を行うと、切りムラが大きくなってしまうと同時に、光学ファインダを用いた撮影とEVF実行中の撮影では、露出にも差が出てしまう。これは以下の理由による。
電磁石は自己誘導起電力を発生するため、コイル電圧をカットした直後にアマチャとヨークが離反するわけではなく、図15に示すように離反までにタイムラグを持つ。このタイムラグは、図15のTH、TLで示すように、高電圧では長く、低電圧では短くなる。そのため、同じ高速秒時にもかかわらず(図12と図14のT1が同じにもかかわらず)、通常撮影時と、図14に示すような電圧制御をしたEVF実行中の撮影時とで露出に差が出てしまうのである。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、電子ビューファインダ機能実行中の省電力を図りつつ、シャッタの露出精度を安定させることを目的とする。
上記目的を達成するために、撮像素子を遮光するように走行し、電力を用いて走行前の初期位置に保持される後幕を含むメカニカルシャッタを有し、電子ビューファインダ機能を有する撮像装置における前記メカニカルシャッタの本発明の制御方法は、前記電子ビューファインダ機能実行中に、前記後幕を保持するための電力の電圧を降圧する降圧工程と、前記電子ビューファインダ機能実行中に静止画の撮影が指示されると、撮影の為に設定されたシャッタ秒時が予め設定された時間よりも短い場合に、前記降圧された電力の電圧を前記降圧前の電圧に昇圧する昇圧工程と、静止画の撮影が指示されて前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから前記シャッタ秒時経過後に前記後幕走行を開始させる撮像工程とを有する。
また、電子ビューファインダ機能を有する本発明の撮像装置は、画像を撮影するための撮像素子と、撮像素子を遮光するように走行し、電力を用いて走行前の初期位置に保持される後幕を含むメカニカルシャッタと、前記メカニカルシャッタを制御するためのシャッタ制御手段とを有し、前記シャッタ制御手段は、前記電子ビューファインダ機能実行中に、前記後幕を保持するための電力の電圧を降圧し、前記電子ビューファインダ機能実行中に静止画の撮影が指示されると、撮影の為に設定されたシャッタ秒時が予め設定された時間よりも短い場合に、前記降圧された電力の電圧を前記降圧前の電圧に昇圧し、静止画の撮影が指示されて前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから前記シャッタ秒時経過後に前記後幕走行を開始させるように前記メカニカルシャッタを制御する。
また、上記目的を達成するために、撮像素子を遮光するように走行し、電力を用いて走行前の初期位置に保持される後幕を含むメカニカルシャッタを有し、電子ビューファインダ機能を有する撮像装置における前記メカニカルシャッタの本発明の他の制御方法は、前記電子ビューファインダ機能実行中に、前記後幕を保持するための電力の電圧を降圧する降圧工程と、前記電子ビューファインダ機能実行中に静止画の撮影が指示され、且つ、撮影の為に設定されたシャッタ秒時が予め設定された時間よりも短い場合に、前記降圧工程で降圧された前記電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグと、前記降圧工程で降圧しない場合に前記電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグとの差を補償するように、前記シャッタ秒時を補正する補正工程と、前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから前記補正工程で補正されたシャッタ秒時経過後に前記後幕走行を開始させる撮像工程とを有する。
また、電子ビューファインダ機能を有する本発明の別の撮像装置は、画像を撮影するための撮像素子と、撮像素子を遮光するように走行し、電力を用いて走行前の初期位置に保持される後幕を含むメカニカルシャッタと、前記メカニカルシャッタを制御するためのシャッタ制御手段とを有し、前記シャッタ制御手段は、前記電子ビューファインダ機能実行中に、前記後幕を保持するための電力の電圧を降圧し、前記電子ビューファインダ機能実行中に静止画の撮影が指示され、且つ、撮影の為に設定されたシャッタ秒時が予め設定された時間よりも短い場合に、前記降圧された前記電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグと、降圧しない場合に前記電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグとの差を補償するように、前記シャッタ秒時を補正し、前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから前記補正されたシャッタ秒時経過後に前記後幕走行を開始させるように前記メカニカルシャッタを制御する。
本発明によれば、電子ビューファインダ機能実行中の省電力を図りつつ、シャッタの露出精度を安定させることが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。ただし、本形態において例示される構成部品の寸法、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明がそれらの例示に限定されるものではない。
●撮像システムの構成
図1は、本発明の実施の形態における撮像システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態の撮像システムは、主にカメラ本体100と、交換レンズタイプのレンズユニット300により構成されている。
カメラ本体100には、図1に示すように、カメラ本体100に着脱自在であって、焦点距離可変機構および焦点合わせ機構(不図示)を有する交換レンズタイプのレンズユニット300が取り付けられている。
レンズユニット300において、310は光学レンズ、312は絞りである。306はレンズユニット300をカメラ本体100と機械的に結合するレンズマウントであり、レンズマウント306と、後述するカメラ本体100のカメラマウント106とは、例えばフランジ形状等の互いに結合可能な形状をしている。このレンズマウント306とカメラマウント106が結合することにより、カメラ本体100にレンズユニット300が装着される。
また、レンズユニット300のレンズ信号接点322がカメラ本体100のカメラ信号接点122と接触することで、レンズユニット300とカメラ本体100は電気的に接続される。レンズ信号接点322は、カメラ本体100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号などを伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給されるあるいは供給する機能も備えている。また、レンズ信号接点322は電気通信のみならず、光通信、音声通信などを伝達する構成としても良い。
340は、後述する測光制御部46からの測光情報に基づいて、後述するカメラ本体100のシャッタ12を制御するシャッタ制御部40と連携しながら、絞り312を制御する絞り制御部である。342は焦点調節動作のために光学レンズ310の焦点距離可変機構の制御をするフォーカス制御部である。
350はレンズユニット300全体を制御するレンズシステム制御回路である。レンズシステム制御回路350は、動作用の定数、変数、プログラムなどを記憶するメモリを備えている。更に、レンズユニット300固有の番号などの識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離などの機能情報、現在や過去の各設定値などを保持する不揮発メモリも備えている。
絞り制御部340、フォーカス制御部342、レンズシステム制御回路350は、I/F320及びレンズ信号接点322を介して、カメラ本体100と相互に通信を行うことができる。カメラ本体100では、レンズ着脱検知回路124によりレンズユニット300の着脱が検知される。
次に、カメラ本体100の構成について説明する。
106はカメラ本体100とレンズユニット300を機械的に結合するレンズマウント、124はレンズ着脱検知回路であり、レンズ着脱検知回路124によりレンズユニット300の着脱が検知され、検知信号が後述するシステム制御回路50に入力される。130、132はミラーで、光学レンズ310に入射した光線を一眼レフ方式によって光学ファインダ104に導く。なお、ミラー130は回転可能に配設されたクイックリターンミラーの構成としても、ハーフミラーの構成としても、どちらでも構わないが、ここではクイックリターンミラーであるものとして説明する。クイックリターンミラー130は、ミラーダウン状態(図1の状態)で光学レンズ310を通過した光(以下、「入射光」と呼ぶ。)を上方へ反射する。そして、入射光はミラー132を介して被写体像を確認するための光学ファインダ104へと導かれる。なお、ミラー132の代わりに、ペンタプリズムにより構成しても良い。
また、ミラーアップ状態(不図示)では、入射光はクイックリターンミラー130に反射されることなく、シャッタ制御部40によって制御されるメカニカルシャッタ12を介して撮像素子14の方へと導かれる。このように、クイックリターンミラー130は入射光の経路を切り替える働きをする。なお、ミラー130を固定式のハーフミラーで構成した場合、入射光は分光されて、ミラー132と撮像素子14の方へそれぞれ導かれる。
撮像素子14は、その撮像面に結像された光学像を電気信号に変換して出力する。16は、撮像素子14から出力されるアナログ信号をデジタル信号(以下、「画像データ」と呼ぶ。)に変換するA/D変換器である。18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にそれぞれクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
撮像素子14から出力された電気信号は、A/D変換器16により画像データに変換された後に、画像処理回路20またはメモリ制御回路22に入力される。画像処理回路20は、A/D変換器16からの画像データまたはメモリ制御回路22からの画像データに対して、例えば、画素補間処理や色変換処理等の所定の画像処理を施す。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮伸長回路32を制御する。また、メモリ制御回路22は、A/D変換器16から直接入力された画像データをメモリ30または画像表示メモリ24に書き込む処理を行うとともに、メモリ30または画像表示メモリ24から画像データを読み出す処理を行う。
24は画像表示メモリ、28はTFT方式のLCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24には画像表示部28に表示するための画像データが書き込まれる。そしてこの表示用の画像データを画像表示メモリ24から読み出し、D/A変換器26を介して画像表示部28に表示する。画像表示部28を用いて、撮像した画像データを逐次表示することで、電子ビューファインダ(EVF)機能を実現することができる。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはカメラ本体100の電力消費を大幅に低減することができる。
メモリ30は撮像した画像データを格納するためのメモリであり、所定枚数の画像データを格納可能な十分な記憶容量を有し、また、システム制御回路50の作業領域としても使用される。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等、公知の圧縮方法を用いて画像データを圧縮伸長する圧縮伸長回路である。圧縮伸長回路32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータを再びメモリ30に書き込む。
50はカメラ本体100全体を制御するシステム制御回路であり、周知のCPUなどを内蔵する。システム制御回路50は、メモリ52に格納されているプログラム、定数および変数データなどに従いカメラ本体100全体を制御する。
このシステム制御回路50による制御の1つに、スルー・ザ・レンズ(TTL)のオートフォーカス(AF)処理、自動露出(AE)処理、フラッシュプリ発光(EF)処理の各処理に用いられる制御信号を生成するものがある。この制御により生成された各制御信号はシャッタ制御部40、焦点調節部42、測光制御部46、フラッシュ48に供給される。
焦点調節部42は、システム制御回路50からの制御信号に基づき、被写体像を合焦させるための信号を発生する。そして、この信号がシステム制御回路50、I/F120、各信号接点122、322、I/F320を介してフォーカス制御部342に送られ、合焦状態になるように光学レンズ310の焦点合わせ機構を駆動する。
測光制御部46は、入射光の強さを測定する。システム制御回路50は測光制御部46により測定された測光値を基に露光時間と絞り値を決定し、各制御信号をシャッタ制御部40と絞り制御部340に送信する。このシステム制御回路50からの制御信号に基づいて、シャッタ制御部40がメカニカルシャッタ12による露光時間を調整し、絞り制御部340が絞り312を制御することにより、露光量が制御される。更に、電子シャッタを用いて露光量を制御する場合には、タイミング発生回路18を制御して撮像素子14をリセット走査する。
フラッシュ48は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能を有し、システム制御回路50からの制御信号に基づいて対応する光量のフラッシュ光を発光する。
また、システム制御回路50は、設定された撮影モードや動作状態などの情報や、メッセージを通知部54を介して通知するための制御を行う。この通知部54は、文字、画像、音声などを用いて動作状態やメッセージなどを通知できるように、液晶表示装置(LCD)、発音素子、発光ダイオード(LED)などのうち、1つ以上の組み合わせにより構成されている。また、通知部54の一部は光学ファインダ104内に組み込まれている。
通知部54のうち、LCDに表示される内容としては、以下のものがある。まず、単写/連写撮影表示、セルフタイマ表示等、撮影モードに関する表示がある。また、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示等の記録に関する表示がある。また、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示等の撮影条件に関する表示がある。その他に、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示がある。更に、レンズユニット300の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示等も行われる。
また、通知部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、例えば、以下のものがある。合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示等である。
さらに、通知部54の表示内容のうち、LED等により表示するものとしては、例えば、以下のものがある。合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電表示等である。
また、通知部54の表示内容のうち、ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマ通知ランプ等がある。このセルフタイマ通知ランプはAF補助光と共用してもよい。
さらに、システム制御回路50は、通信部110を介して外部装置との間で画像データを送受するための制御を行う。この通信部110は、RS232C、USB、IEEE1394、SCSI、LAN、モデム、無線通信などによる通信機能を有し、通信部110には外部装置を接続するためのコネクタ(無線通信の場合にはアンテナ)112が備えられている。
システム制御回路50に対する動作指示の入力には、モードダイアル60、シャッタスイッチ62、操作部70、電源スイッチ76が用いられる。
60はモードダイアルで、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッタ速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード等の各機能撮影モードを切り替え設定することができる。他に、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モードなどの各機能撮影モードを切り替え設定することもできる。
シャッタスイッチ62はスイッチSW1とスイッチSW2とからなる多段スイッチである。シャッタスイッチ62を所定量押し下げると(例えば半押し)スイッチSW1がオン動作し、さらにシャッタスイッチ62を押し下げると(例えば全押し)スイッチSW2がオン動作する。スイッチSW1のオン動作により、AF処理、AE処理、EF処理などの開始を指示する信号が出力される。また、スイッチSW2のオン動作により撮像素子14から読み出した信号を画像データとして記録媒体200、210に書き込むまでの、露光処理、現像処理、及び記録処理からなる一連の撮影動作の開始を指示する信号が出力される。まず、露光処理では、クイックリターンミラー130をアップし、メカニカルシャッタ12を駆動し、撮像素子14において光電変換された信号を読み出し、読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介して画像データをメモリ30に書き込む。そして、現像処理では画像処理回路20やメモリ制御回路22において演算を用いた現像処理を行い、処理した画像データを再びメモリ30に書き込む。更に、記録処理では、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮伸長回路32で圧縮を行い、圧縮後の画像データを記録媒体200あるいは210に書き込む。
操作部70は、各種ボタンやダイアルなどから構成されている。一例として、メニューボタン、セットボタン、再生ボタン、消去ボタン、ジャンプボタン、露出補正ボタン、単写/連写モード切替ボタン、測光モード切替ボタンを含む。更に、AFモード切替ボタン、WBモード切替ボタン、ISO感度設定ボタン、メイン電子ダイアル、サブ電子ダイアルなども設けられている。ここで、例えばメニューボタンが押下されると、通知部54に設定画面が表示され、この設定画面上で上記ボタン等を用いて設定する項目を選択することができる。
モードダイアル60や操作部70などで設定された変数、モードなどは、EEPROMなどからなる不揮発性メモリ56に格納される。
また、操作部70に含まれる標準設定状態設定部を操作することで、使用者が所望の設定状態(撮影モード、露出補正値、単写/連写モード、測光モード、AFモード、WBモード、ISO感度等の設定状態)を標準設定状態として設定することができる。このカメラの標準設定状態データは、不揮発性メモリ56に格納される。
72は電源スイッチであり、カメラ本体100の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定することができる。また、カメラ本体100に接続されたレンズユニット300、外部フラッシュ、記録媒体200、210等の各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定可能である。
システム制御回路50には、電源制御部80から電力が供給される。電源制御部80はシステム制御回路50からの指示に基づき電源86からの電力を各部へ供給する。電源制御部80と電源86とは、接点82、84を介して接続されている。電源86としては、例えば、アルカリ電池等の一次電池、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池、ACアダプタなどを使用することができる。
メモリ30に書き込まれた画像データ(圧縮後の画像データ)は、各インターフェース(I/F)90、94およびコネクタ92、96を介して接続される記録媒体200、210に書き込まれる。
記録媒体200、210は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。この記録媒体200及び210は、それぞれ、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202及び212、カメラ本体100とのインタフェース204及び214、カメラ本体100と接続を行うコネクタ206及び216を備えている。
なお、本実施の形態では、2つの記録媒体200、210を装着可能に構成しているが、これに限定されることはなく、1つまたは3つ以上の記録媒体を装着可能に構成しても良い。
なお、本実施の形態における撮像装置として、レンズ交換式の一眼レフタイプのデジタルカメラであるものとして説明したが、レンズや鏡筒が本体と一体化されたカメラであってもよい。
●メカニカルシャッタの構成
次に、メカニカルシャッタ12の構成について図2〜図5を参照しながら説明する。図2〜図5は、いずれもメカニカルシャッタ12がカメラ本体100に組み込まれた状態において、被写体側から見た略左半分を示した平面図である。図2はオーバーチャージ状態、すなわち、後述するチャージレバーによって先幕と後幕がチャージされた状態を示している。また、図3は後述するヨークとコイルによって先幕と後幕が電力にて初期位置に保持されている走行前待機状態、図4は先幕走行完了状態、図5は後幕走行完了状態を示している。
図2〜図5において、1はシャッタ地板であり、先幕羽根群2aおよび後幕羽根群6a(図5)の駆動機構を構成する各部品が取り付けられている。1aは被写体光束が通過するアパーチャであり、シャッタ地板1に形成されている。
シャッタ地板1の表面に設けられた先幕軸1bには、先幕駆動レバー(駆動部材)2が回動可能に支持されている。先幕軸1bの外周にはねじりコイルバネ(不図示)が配置されており、このねじりコイルバネは先幕駆動レバー2を図2中の時計回り方向(先幕羽根群2aを走行させる方向)に付勢している。
先幕駆動レバー2の先端部には先幕駆動ピン(不図示)が形成されており、先幕駆動ピンはシャッタ地板1に形成された先幕溝部1cを貫通して不図示の先幕駆動アームと係合している。先幕駆動アームは、リンク機構を介して先幕羽根群2aと連結している。先幕羽根群2aは複数のシャッタ羽根で構成されている。
先幕駆動レバー2の回動によって先幕駆動ピンが先幕溝部1cに沿って移動すると、先幕駆動アームが回動して先幕羽根群2aを展開させたり、重畳させたりする。なお、先幕駆動レバー2は、先幕溝部1cによって回動範囲が制限されている。
また、先幕駆動レバー2には先幕アマチャ支持部2bが設けられている。先幕アマチャ支持部2bに形成された不図示の貫通孔部には、貫通孔部の内径よりも大きなフランジ部を有し、先幕アマチャ3に対して一体的に取り付けられた先幕アマチャ軸3aが係合している。先幕アマチャ軸3aは、先幕アマチャ3の吸着面に対して略直交方向に延びている。
先幕アマチャ3と先幕アマチャ支持部2bの間であって、先幕アマチャ軸3aの外周には、圧縮バネ(不図示)が配置されており、先幕アマチャ3およびアマチャ支持部2bを互いに離す方向(図2の上下方向)に付勢している。
3bは弾性変形可能な先幕衝撃吸収ゴム(衝撃吸収部材)であり、先幕アマチャ支持部2bと先幕アマチャ軸3aとの間であって、先幕アマチャ軸3aの長手方向と略直交する面内に配置されている。先幕衝撃吸収ゴム3bは、オーバーチャージ状態(第1の状態)から走行開始状態(第2の状態)に移行する際に先幕アマチャ支持部2bが先幕アマチャ軸3aに直接突き当たるのを阻止し、弾性変形する。これにより先幕アマチャ支持部2bから先幕アマチャ軸3aに加わる衝撃を吸収する。
4は先幕ヨーク(電磁部材)、5は先幕ヨーク4の外周に設けられた先幕コイル(電磁部材)である。先幕コイル5に電圧を印加すると、先幕ヨーク4に磁力を発生させることができ、この磁力によって先幕アマチャ3を吸着することができる。
シャッタ地板1の表面に設けられた後幕軸1dには、後幕駆動レバー(駆動部材)6が回動可能に支持されている。後幕軸1dの外周にはねじりコイルバネ(不図示)が配置されており、このねじりコイルバネは後幕駆動レバー6を図2中の時計回り方向(後幕羽根群を走行させる方向)に付勢している。
後幕駆動レバー6の先端部には後幕駆動ピン(不図示)が形成されており、後幕駆動ピンはシャッタ地板1に形成された後幕溝部1eを貫通して不図示の後幕駆動アームと係合している。後幕駆動アームは、リンク機構を介して後幕羽根群6a(図2〜4では重畳状態にある)と連結している。後幕羽根群6aは複数のシャッタ羽根で構成されている。
後幕駆動レバー6の回動によって後幕駆動ピンが後幕溝部1eに沿って移動すると、後幕駆動アームが回動して後幕羽根群6aを展開させたり、重畳させたりする。上述した先幕羽根群2aの動作と、この後幕羽根群6aの動作とによって、アパーチャ1aを開き状態(被写体光束を通過させる状態)にしたり、閉じ状態(被写体光束を概ね遮断する状態)にしたりすることができる。なお、後幕駆動レバー6は、後幕溝部1eによって回動範囲が制限されている。
また、後幕駆動レバー6には後幕アマチャ支持部6bが設けられている。後幕アマチャ支持部6bに形成された不図示の貫通孔部には、貫通孔部の内径よりも大きなフランジ部を有し、後幕アマチャ7に対して一体的に取り付けられた後幕アマチャ軸7aが係合している。後幕アマチャ軸7aは、後幕アマチャ7の吸着面に対して略直交方向に延びている。
後幕アマチャ7と後幕アマチャ支持部6bの間であって、後幕アマチャ軸7aの外周には、圧縮バネ(不図示)が配置されており、後幕アマチャ7および後幕アマチャ支持部6bを互いに離す方向(図2の上下方向)に付勢している。
7bは弾性変形可能な後幕衝撃吸収ゴムであり、後幕アマチャ支持部6bと後幕アマチャ軸7aとの間であって、後幕アマチャ軸7aの長手方向と略直交する面内に配置されている。後幕衝撃吸収ゴム7bは、オーバーチャージ状態から走行開始状態に移行する際に後幕アマチャ支持部6bが後幕アマチャ軸7aに直接突き当たるのを阻止し、弾性変形することによって後幕アマチャ支持部6bから後幕アマチャ軸7aに加わる衝撃を吸収する。
8は後幕ヨーク(電磁部材)、9は後幕ヨーク8の外周に設けられた後幕コイル(電磁部材)である。後幕コイル9に電圧を印加すると、後幕ヨーク8に磁力を発生させることができ、この磁力によって後幕アマチャ7を吸着することができる。
10はチャージレバーであり、シャッタ地板1に設けられたチャージレバー軸1fによって回動可能に支持されている。チャージレバー10は、チャージピン10aを介して不図示の駆動レバー部材に連結されており、この駆動レバー部材は駆動源からの駆動力を受けて回動する。
チャージレバー10に形成されたカム部10bは、チャージレバー10の回動に応じて、先幕駆動レバー2に設けられた先幕チャージコロ2cに当接して、先幕駆動レバー2を回動させる。具体的には、チャージレバー10のカム部10bは、図4に示すように先幕羽根群2aの走行を完了させた状態にある(先幕羽根群2aを重畳状態とさせたときの)先幕駆動レバー2を、反時計回り方向に回動させる。これによって、図3に示す走行前待機状態を経て、図2に示すオーバーチャージ状態にする。
チャージレバー10に形成されたカム部10cは、チャージレバー10の回動に応じて、後幕駆動レバー6に設けられた後幕チャージコロ6cに当接して、後幕駆動レバー6を回動させる。具体的には、チャージレバー10のカム部10cは、図5に示すように後幕羽根群6aの走行を完了させた状態にある(後幕羽根群6aを展開状態とさせたときの)後幕駆動レバー6を、反時計回り方向に回動させる。これによって、図3に示す走行前待機状態を経て、図2に示すオーバーチャージ状態にする。
<第1の実施形態>
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態では、上記構成を有する撮像システムにおける、撮影を行う際のメカニカルシャッタ12及び撮像素子14の画素のリセット走査(電子先幕)の制御について、図6のフローチャートに沿って説明する。なお、この制御は、システム制御回路50からの指示に基づいて、シャッタ制御部40がメカニカルシャッタ12を制御すると共に、タイミング発生回路18が撮像素子14を制御することにより行われる。
●電子ビューファインダ(EVF)。
操作部70に含まれるEVFボタンが押されると、クイックリターンミラー130のアップ動作を行い、先幕コイル5、後幕コイル9への通電を開始するとともに、チャージレバー10が反時計回りに回転する。すると、チャージレバー10のカム部10b、10cから、先幕チャージコロ2c、後幕チャージコロ6cが離れ、図3に示す走行前待機状態へと移行する。次に先幕コイルの通電をオフすることで、メカニカルシャッタ12は、アパーチャ1aが開いて撮像素子14へ被写体光を導く状態(図4の状態)になり、画像表示部28を用いてEVFを開始する。
EVFを開始してから電圧切替時間T0経過後に後幕コイルの電圧を高電圧から低電圧へと降圧する(図7または図14)。電圧切替時間T0を設定せずに先幕走行と同時に後幕コイル9の電圧を低電圧駆動にすると、先幕羽根群2aの走行完了時の衝撃で後幕アマチャ7と後幕ヨーク8が離反してしまうおそれがあるため、電圧切替時間T0が必要になる。
●通常撮影
まず、EVFを用いずに、光学ファインダ104で被写体を観察しながら撮影する場合(通常撮影)のメカニカルシャッタ12の動作について、図2〜図6、図12、図13を参照して説明する。
シャッタスイッチ62が押されると、図6のステップS11において、EVF実行中であるかどうかを判断する。EVF実行中でなければ(ステップS11でNO)、通常撮影が行われる。
通常撮影では図2の状態でシャッタスイッチ62が押されているので、クイックリターンミラー130のアップ動作を行い、先幕コイル5、後幕コイル9への通電を開始するとともに、チャージレバー10が反時計回りに回転する。すると、チャージレバー10のカム部10b、10cから、先幕チャージコロ2c、後幕チャージコロ6cが離れ、図3に示す走行前待機状態へと移行する。図3に示すように、先幕アマチャ3と後幕アマチャ7は電磁的に吸着保持されているため、先幕駆動レバー2と後幕駆動レバー6は回転しない。
先幕コイル5の通電をオフにして、先幕羽根群2aを走行させてアパーチャ1aを開く(ステップS21)。その後、操作部70によって設定されたシャッタ秒時に対応する時間間隔T1経過後(ステップS15でYES)、後幕コイル9の通電をオフすることにより後幕羽根群6aを走行してアパーチャ1aを遮蔽する(ステップS16)。このとき、設定されたシャッタ秒時が高速秒時(例えば1/8000秒等)は(ステップS22でYES)、図12に示すように後幕コイル9の通電を高電圧から直接オフする。
一方、設定されたシャッタ秒時が遅い時(例えば1秒等)は(ステップS22でNO)、図13に示すように、後幕コイル9の電圧を先幕コイル5への通電オフから電圧切替時間T0後に高電圧から低電圧へと降圧する(ステップS23)。そして更にシャッタ秒時に対応する時間T1経過後に(ステップS15でYES)、電圧をオフする(ステップS16)。
なお、ステップS22における高速秒時かどうかの判断は、予め設定されたシャッタ秒時よりも速いか遅いかを判断すれば良く、1/8000秒や1秒に限られるものではない。また、判断に用いる予め設定しておくシャッタ秒時は、後幕コイル9へ供給する電圧の違いによるアマチャとヨークが離反するまでのタイムラグの大きさの差を鑑みて適宜設定すればよい。
その後、チャージレバー10を時計回りに回転させ、カム部10b、10cが先幕チャージコロ2c、後幕チャージコロ6cを押す(以下、「チャージ動作」と呼ぶ。)ことで、図2のオーバーチャージ状態に戻る。
●EVF実行中の撮影
次に、EVF実行中にハイブリッドシャッタ撮影を行う際のメカニカルシャッタ12及び電子先幕の制御について、図2〜図7、図14を参照して説明する。
シャッタスイッチ62が押されると、ステップS11において、EVF実行中であるかどうかを判断する。ここではEVF実行中であるので(ステップS11でYES)、ステップS12において、設定されたシャッタ秒時が高速秒時(例えば1/8000秒等)であるかどうかを判断する。なお、高速秒時かどうかの判断は、予め設定されたシャッタ秒時よりも速いか遅いかを判断すれば良く、1/8000秒に限られるものではない。また、判断に用いる予め設定しておくシャッタ秒時は、後幕コイル9へ供給する電圧の違いによるアマチャとヨークが離反するまでのタイムラグの大きさの差を鑑みて適宜設定すればよい。
設定されたシャッタ秒時が高速秒時(例えば1/8000秒等)であれば(ステップS12でYES)、図7に示すように、後幕コイル9の通電電圧を高電圧へと昇圧した後(ステップS13)、電子先幕による画素のリセットを行う(ステップS14)。そして、設定されたシャッタ秒時に対応する時間T1経過後に(ステップS15でYES)、電圧をオフにする(ステップS16)。
一方、設定されたシャッタ秒時が遅い場合(例えば1秒等)(ステップS12でNO)、図14に示すように、設定されたシャッタ秒時に対応する時間T1経過後(ステップS15でYES)、後幕コイルの電圧を低電圧状態から直接オフする(ステップS16)。
後幕コイル9の通電がオフされると後幕羽根群6aが走行し、アパーチャ1aを遮蔽した図5の状態へと移行する。
その後、通常撮影時と同様のチャージ動作を行って、図2のオーバーチャージ状態に戻る。
上述したように、1/8000秒等の高速秒時撮影において、通常撮影時には図12に示した電圧制御を行い、EVF実行中の撮影時には図7に示した電圧制御を行う。ここで、図7、図12のT1が1/8000秒等のシャッタ秒時に対応し、EVF実行中の撮影時のみ、電圧上昇動作を行う。
また、1秒等の低速秒時撮影では、通常撮影時には図13に示した電圧制御を行い、EVF実行中の撮影時には図14に示したタイムチャートを使用する。低速秒時も高速秒時と同様に、図13、図14のT1が1秒等のシャッタ秒時に対応する。低速秒時においては、前述のように、低電圧状態から電圧カットしても切りムラが問題とならないため、電圧上昇動作は行わない。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、EVF実行中に高速秒時で撮影を行う場合に後幕コイル9の通電をオフした際の後幕アマチャ7と後幕ヨーク8が離反するまでのシャッタタイムラグを考慮した制御を行う。以下、図8のフローチャートに沿って説明する。なお、通常撮影時の制御は、第1の実施形態と同様であるので、図8のフローチャートにおいて同じ参照番号を付して、説明を省略する。
●EVF実行中の撮影
次に、EVF実行中にハイブリッドシャッタ撮影を行う際のメカニカルシャッタ12及び電子先幕の制御について、図2〜図5、図8、図9、図15を参照して説明する。
シャッタスイッチ62が押されると、図8のステップS11において、EVF実行中であるかどうかを判断する。ここではEVF実行中であるので(ステップS11でYES)、ステップS12において、設定されたシャッタ秒時が高速秒時(例えば1/8000秒等)であるかどうかを判断する。
設定されたシャッタ秒時が高速秒時(例えば1/8000秒等)であれば(ステップS12でYES)、図9に示すように、シャッタ秒時に対応する時間間隔T1に補正時間T2を加えて新たなシャッタ秒時とする(ステップS31)。この補正時間T2は高電圧状態で後幕コイル9の通電をオフした際の後幕アマチャ7と後幕ヨーク8が離反するまでのタイムラグ(図15のTH)と、低電圧状態で後幕コイル9の通電をオフした際のタイムラグ(図15のTL)との差で求められる。
そして、電子先幕による画素のリセットを行い(ステップS14)、ステップS31で設定された時間(T1+T2)経過後に(ステップS15でYES)、電圧をオフにする(ステップS16)。
後幕コイル9の通電がオフされると後幕羽根群6aが走行し、アパーチャ1aを遮蔽した図5の状態へと移行する。
その後、第1の実施形態で説明したチャージ動作を行って、図2のオーバーチャージ状態に戻る。
一方、設定されたシャッタ秒時が遅い場合(例えば1秒等)は、第1の実施形態で上述した処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
また、EVF機能の継続時間が長いと、後幕コイル9が発熱し、後幕コイル9の抵抗が上昇する。抵抗が上昇すると、後幕コイル9に流れる電流が減少してしまうため、後幕アマチャ7と後幕ヨーク8が離反するタイムラグが更に早くなってしまう。つまり、EVF機能を継続する時間が長くなると、その時間に応じて、後幕アマチャ7と後幕ヨーク8が離反するタイムラグが変化してしまう。
そこで、図10に示すように、補正時間T2をEVF機能を継続した時間に応じて変化させることで、精度を維持することが可能となる。あるいは、図示しない後幕コイル温度計測手段を用いて、図11に示すように後幕コイル9の温度に応じて補正時間T2を変化させても良い。
上述したように、1/8000秒等の高速秒時撮影において、通常撮影時には図12に示した電圧制御を行い、EVF実行中の撮影時には図9に示した電圧制御を行う。ここで、図9、図12のT1が1/8000秒等のシャッタ秒時に対応し、EVF実行中の撮影時は通常撮影の制御時間に対して補正値を設ける。
また、1秒等の低速秒時撮影では、通常撮影時には図13に示した電圧制御を行い、EVF実行中の撮影時には図14に示したタイムチャートを使用し、T1が1秒等のシャッタ秒時に対応する。このように、低速秒時撮影では、通常撮影時とEVF実行中の撮影時における通電電圧の差はないため、補正動作は行わない。
本発明の実施の形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるフォーカルプレーンシャッタのチャージ完了状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態におけるフォーカルプレーンシャッタの走行前待機状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態におけるフォーカルプレーンシャッタの先幕走行完了状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態におけるフォーカルプレーンシャッタの後幕走行完了状態を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態におけるシャッタ制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるEVF実行中のフォーカルプレーンシャッタの高速秒時の電圧制御を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるシャッタ制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるEVF実行中のフォーカルプレーンシャッタの高速秒時の電圧制御を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるEVF機能の継続時間に対するフォーカルプレーンシャッタの補正時間の変化を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態における後幕コイル温度に対するフォーカルプレーンシャッタの補正時間の変化を示すグラフである。 従来の通常撮影時のフォーカルプレーンシャッタの電圧制御を示すタイムチャートである。 従来の通常撮影時のフォーカルプレーンシャッタの別の電圧制御を示すタイムチャートである。 フォーカルプレーンシャッタにおいてEVF実行中に撮影を行った際の電圧制御の一例を示すタイムチャートである。 従来のコイル電圧の差によるアマチャ・ヨークの離反タイミングの違いを表すタイムチャートである。
符号の説明
1:シャッタ地板、1a:アパーチャ、1b:先幕軸、1c:先幕溝部、1d:後幕軸、1e:後幕溝部、1f:チャージレバー軸、2:先幕駆動レバー、2a:先幕羽根群、2b:先幕アマチャ支持部、2c:先幕チャージコロ、3:先幕アマチャ、3a:先幕アマチャ軸、3b:先幕衝撃吸収ゴム、4:先幕ヨーク、5:先幕コイル、6:後幕駆動レバー、6a:後幕羽根群、6b:後幕アマチャ支持部、6c:後幕チャージコロ、7:後幕アマチャ、7a:後幕アマチャ軸、7b:後幕衝撃吸収ゴム、8:後幕ヨーク、9:後幕コイル、10:チャージレバー、10a:チャージピン、10b、10c:カム部、12:シャッタ、14:撮像素子、16:A/D変換器、18:タイミング発生回路、20:画像処理回路、22:メモリ制御回路、24:画像表示メモリ、26:D/A変換器、28:画像表示部、30:メモリ、32:圧縮伸長回路、40:シャッタ制御部、42:焦点調節部、46:測光制御部、48:フラッシュ、50:システム制御回路、52:メモリ、54:通知部、56:不揮発性メモリ、60:モードダイアルスイッチ、62:シャッタスイッチ、70:操作部、80:電源制御部、82、84:コネクタ、86:電源、90、94:I/F、92、96:コネクタ、98:記録媒体着脱検知部、100:撮像装置、104:光学ファインダ、106:カメラマウント、110:I/F、112:コネクタ、122、322:信号接点、124:レンズ着脱検知回路、130、132:ミラー、200、210:記録媒体、202、212:記録部、204、214:I/F、206、216:コネクタ、300:レンズユニット、310:光学レンズ、312:絞り、306:レンズマウント、320:I/F、340:絞り制御部、342:フォーカス制御部、350:レンズシステム制御部

Claims (18)

  1. 撮像素子を遮光するように走行し、電力を用いて走行前の初期位置に保持される後幕を含むメカニカルシャッタを有し、電子ビューファインダ機能を有する撮像装置における前記メカニカルシャッタの制御方法であって
    記電子ビューファインダ機能実行中に、前記後幕を保持するための電力の電圧を降圧する降圧工程と、
    前記電子ビューファインダ機能実行中に静止画の撮影が指示されると、撮影の為に設定されたシャッタ秒時が予め設定された時間よりも短い場合に、前記降圧された電力の電圧を前記降圧前の電圧に昇圧する昇圧工程と、
    静止画の撮影が指示されて前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから前記シャッタ秒時経過後に前記後幕走行を開始させる撮像工程と
    を有することを特徴とする制御方法。
  2. 前記シャッタ秒時が予め設定された時間以上の場合に、前記昇圧工程を行わずに前記撮像工程を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
  3. 前記電子ビューファインダ機能を実行せずに静止画の撮影が指示された場合に、前記昇圧工程を行わずに前記撮像工程を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の制御方法。
  4. 撮像素子を遮光するように走行し、電力を用いて走行前の初期位置に保持される後幕を含むメカニカルシャッタを有し、電子ビューファインダ機能を有する撮像装置における前記メカニカルシャッタの制御方法であって
    記電子ビューファインダ機能実行中に、前記後幕を保持するための電力の電圧を降圧する降圧工程と、
    前記電子ビューファインダ機能実行中に静止画の撮影が指示され、且つ、撮影の為に設定されたシャッタ秒時が予め設定された時間よりも短い場合に、前記降圧工程で降圧された前記電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグと、前記降圧工程で降圧しない場合に前記電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグとの差を補償するように、前記シャッタ秒時を補正する補正工程と、
    前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから前記補正工程で補正されたシャッタ秒時経過後に前記後幕走行を開始させる撮像工程と
    を有することを特徴とする制御方法。
  5. 前記後幕を保持するための電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグは、前記後幕を保持するための電力の電圧に応じて変化し、前記補正工程では、前記電圧の差に応じて変化する前記タイムラグの差を補償するように前記シャッタ秒時を補正することを特徴とする請求項4に記載の制御方法。
  6. 前記後幕を保持するための電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグは、前記電子ビューファインダ機能の実行時間に応じて変化し、前記補正工程では、前記電子ビューファインダ機能の実行時間に応じて変化する前記タイムラグの差を補償するように前記シャッタ秒時を補正することを特徴とする請求項4に記載の制御方法。
  7. 前記後幕を保持するための電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグは、前記後幕を前記初期位置に保持する回路の温度に応じて変化し、前記補正工程では、前記温度の差に応じて変化する前記タイムラグの差を補償するように前記シャッタ秒時を補正することを特徴とする請求項4に記載の制御方法。
  8. 前記シャッタ秒時が予め設定された時間以上の場合に前記補正工程を行わず、前記撮像工程では、静止画の撮影が指示されて前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから補正されていない前記シャッタ秒時経過後に前記後幕の走行を開始させることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の制御方法。
  9. 前記電子ビューファインダ機能を実行せずに静止画の撮影が指示された場合に前記補正工程を行わず、前記撮像工程では、静止画の撮影が指示されて前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから補正されていない前記シャッタ秒時経過後に前記後幕の走行を開始させることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の制御方法。
  10. 電子ビューファインダ機能を有する撮像装置であって、
    画像を撮影するための撮像素子と、
    撮像素子を遮光するように走行し、電力を用いて走行前の初期位置に保持される後幕を含むメカニカルシャッタと、
    前記メカニカルシャッタを制御するためのシャッタ制御手段とを有し、
    前記シャッタ制御手段は、前記電子ビューファインダ機能実行中に、前記後幕を保持するための電力の電圧を降圧し、前記電子ビューファインダ機能実行中に静止画の撮影が指示されると、撮影の為に設定されたシャッタ秒時が予め設定された時間よりも短い場合に、前記降圧された電力の電圧を前記降圧前の電圧に昇圧し、静止画の撮影が指示されて前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから前記シャッタ秒時経過後に前記後幕走行を開始させるように前記メカニカルシャッタを制御することを特徴とする撮像装置。
  11. 前記シャッタ秒時が予め設定された時間以上の場合に、前記シャッタ制御手段は、前記電圧の昇圧を行わないように制御することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記シャッタ制御手段は、前記電子ビューファインダ機能を実行せずに静止画の撮影が指示された場合に、前記後幕を保持するための電力の電圧を昇圧せずに、前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから前記シャッタ秒時経過後に前記後幕走行を開始させるように前記メカニカルシャッタを制御することを特徴とする請求項10または11に記載の撮像装置。
  13. 電子ビューファインダ機能を有する撮像装置であって、
    画像を撮影するための撮像素子と、
    撮像素子を遮光するように走行し、電力を用いて走行前の初期位置に保持される後幕を含むメカニカルシャッタと、
    前記メカニカルシャッタを制御するためのシャッタ制御手段とを有し、
    前記シャッタ制御手段は、前記電子ビューファインダ機能実行中に、前記後幕を保持するための電力の電圧を降圧し、前記電子ビューファインダ機能実行中に静止画の撮影が指示され、且つ、撮影の為に設定されたシャッタ秒時が予め設定された時間よりも短い場合に、前記降圧された前記電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグと、降圧しない場合に前記電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグとの差を補償するように、前記シャッタ秒時を補正し、前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから前記補正されたシャッタ秒時経過後に前記後幕走行を開始させるように前記メカニカルシャッタを制御することを特徴とする撮像装置。
  14. 前記後幕を保持するための電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグは、前記後幕を保持するための電力の電圧に応じて変化し、前記シャッタ制御手段は、前記電圧の差に応じて変化する前記タイムラグの差を補償するように前記シャッタ秒時を補正することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記後幕を保持するための電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグは、前記電子ビューファインダ機能の実行時間に応じて変化し、前記シャッタ制御手段は、前記電子ビューファインダ機能の実行時間に応じて変化する前記タイムラグの差を補償するように前記シャッタ秒時を補正することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  16. 前記後幕を保持するための電力の供給を止めてから前記後幕が走行開始するまでのタイムラグは、前記後幕を前記初期位置に保持する回路の温度に応じて変化し、前記シャッタ制御手段は、前記温度の差に応じて変化する前記タイムラグの差を補償するように前記シャッタ秒時を補正することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  17. 前記シャッタ秒時が予め設定された時間以上の場合に前記シャッタ秒時の補正を行わず、前記シャッタ制御手段は、静止画の撮影が指示されて前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから補正されていない前記シャッタ秒時経過後に前記後幕の走行を開始させることを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載の撮像装置。
  18. 前記シャッタ制御手段は、前記電子ビューファインダ機能を実行せずに静止画の撮影が指示された場合に前記シャッタ秒時を補正せず、静止画の撮影が指示されて前記撮像素子の電荷蓄積開始走査を開始してから補正されていない前記シャッタ秒時経過後に前記後幕の走行を開始させることを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載の撮像装置。
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