JP2015161893A - 撮像装置および撮像装置の制御方法 - Google Patents

撮像装置および撮像装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アクチュエータを駆動させる直前にのみアイドル電流を流すよう制御することにより、回路規模を増大させることなく、電源電圧の変動を抑制する撮像装置を提供する。【解決手段】被写体光を光電変換する撮像手段を有する撮像装置であって、シャッターを駆動するシャッター駆動手段と、ズームレンズを駆動するズームレンズ駆動手段と、光量を調整する絞りを駆動する絞り駆動手段と、被写体の合焦状態を調節するフォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動手段と、各手段に電流を供給する電源手段と、シャッター駆動手段またはズームレンズ駆動手段への通電を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、絞り駆動手段またはフォーカス駆動手段の通電状態に応じてシャッター駆動手段またはズームレンズ駆動手段に予備通電を行い、所定の時間経過後に本通電を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置および撮像装置の制御方法に関する。
従来、デジタルカメラなどにおいて、レンズ等を駆動させるためにモータ等のアクチュエータが使用される。デジタルカメラなどで使用されるモータは、DCモータで構成されることが一般的である。DCモータが停止中、モータに流れる駆動電流はゼロであるが、駆動を開始する際にいきなり電流を流すことになり、これによりモータの動作が安定するまでに時間が掛かり、さらに著しい電圧変動が発生する。
また、デジタルカメラなどには、静止画撮影モードと動画撮影モードがあり、動画撮影モードにおいては、通電停止時の見映えや、通電開始時の動作音などを考慮してフォーカスや、虹彩絞りの保持通電がなされている場合が多い。これに対して、静止画撮影モードでは、撮影枚数を考慮して保持通電を行わない場合が多い。保持通電がなされている場合は、モータの駆動電流がゼロでないが、保持通電がなされていない場合は、モータの駆動電流がゼロである。このため、モータの駆動を開始してから動作が安定するまで時間が掛かり、電圧変動も発生する。
そこで、特許文献1では、出力電圧に応じた帰還電圧と所定の基準電圧が一致するように生成されるパルス幅変調信号とパルス周波数変調信号とを切り替えることで電圧変動を抑制する方法が開示されている。
特開2011−24345号公報
しかしながら、特許文献1で開示された方法では、負荷変動を検知するための回路や、スイッチング素子をオン・オフするための制御回路を複数系統必要とするため、回路規模が大きくなり、コストアップにも繋がる。負荷変動検出回路が変動を検知してから応答するまでの時間をゼロにすることはできないため、ズーム駆動やシャッター駆動のように、消費電流ゼロの状態から一気に数100mAもの電流を流すような用途には追従性が十分ではない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、アクチュエータを駆動させる直前にのみアイドル電流を流すよう制御することにより、回路規模を増大させることなく、電源電圧の変動を抑制する撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、被写体を光電変換する撮像手段を有する撮像装置であって、シャッターを駆動させて撮影を行うシャッター駆動手段と、ズームレンズを駆動させてズームを行うズームレンズ駆動手段と、前記撮像手段に入る光量を調整する絞りを駆動するための絞り駆動手段と、前記被写体の合焦状態を調節するためのフォーカスレンズを駆動するためのフォーカス駆動手段と、当該撮像装置の各手段が駆動可能な通電状態にするために電流を供給する電源手段と、前記電源手段から電流を供給させて、前記シャッター駆動手段または前記ズームレンズ駆動手段への通電を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記シャッターを駆動させるまたは前記ズームレンズを駆動させる場合、前記絞り駆動手段または前記フォーカス駆動手段の前記通電状態に応じて前記シャッター駆動手段または前記ズームレンズ駆動手段に予備通電を行い、所定の時間経過後に本通電を行うことを特徴とする。
本発明によれば、アクチュエータを駆動させる直前にのみアイドル電流を流すよう制御することにより、回路規模を増大させることなく、電源電圧の変動を抑制する撮像装置を提供することができる。これにより、無負荷状態から急激に動き始めるズーム駆動時のトルク低下や、シャッターの露出変化などの制御性能の劣化を防ぐことができる。さらに、保持通電が行われている場合にはアイドル電流を流さないことで、消費電力の低減を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置全体のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るズーム制御のタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るシャッター制御のタイミングチャートである。 撮像装置の動作を示すメインフロー図である。 撮像装置の動作を示すメインフロー図である。 撮像装置の動作を示す測距・測光処理のフロー図である。 撮像装置の動作を示す撮影処理のフロー図である。 撮像装置の動作を示す記録処理のフロー図である。 撮像装置の動作を示すズーム駆動処理のフロー図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る撮像装置の構成を説明する。本実施形態における撮像装置は、カメラ装置100とする。カメラ装置100は、ズームレンズ10と、フォーカスレンズ11と、絞り12と、シャッター13と、撮像素子14と、A/D変換器16と、D/A変換器26とを備える。また、カメラ装置100は、撮像素子14、A/D変換器16、およびD/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路18をさらに備え、メモリ制御回路22およびシステム制御回路50により制御される。撮像素子14は、光学像(被写体光)を電気信号に変換(光電変換)し、A/D変換器16は、撮像素子14のアナログ信号をデジタル信号に変換し、D/A変換器26は、デジタル信号をアナログ信号に変換する。
画像処理回路20は、A/D変換器16からのデータまたはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAWB(オートホワイトバランス)処理等も行う。メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータは、画像処理回路20およびメモリ制御回路22を介して、または直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24またはメモリ30に書き込まれる。
画像表示部28は、TFTやLCD等から成り、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合、画像処理装置100の電力消費を大幅に低減することができる。また、画像表示部28にタッチパネルを用いた場合、タッチパネルを操作部としても使用することで、操作部70を省くことも可能である。
メモリ30は、撮影した静止画像や動画像を格納し、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域として使用してもよい。
圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長し、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。露光制御手段40は、撮像した画像データを画像処理回路20で所定の演算を行い、得られた演算結果に基づいたAE(自動露出)処理を行う。そして、絞り12の開口径を制御して光量を調整するとともに、シャッター制御手段38に対して、シャッター13の駆動信号を出力する。また、露光制御手段40は、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有する。
AF(自動焦点調節)制御手段42は、フォーカスレンズ11のフォーカシングを制御し、被写体の合焦状態を調整する。そして、撮像した画像データを画像処理回路20で所定の演算を行い、得られた演算結果に基づいて、AF処理を行う。そして、AFスキャン動作時に、AF評価値を取得しながらフォーカスレンズ11を駆動する駆動範囲であるスキャン範囲、およびそのスキャン範囲の中でAF評価値を取得する回数であるスキャン回数を決定する。そして、そのスキャン範囲とスキャン回数を基に算出された駆動周波数指令値を1−2相駆動換算のパルスレートとして駆動周波数制御手段46へ出力する。また、AF制御手段42は、画像処理により得られるAF評価値を取得しながらフォーカスレンズ11を駆動し、合焦位置へフォーカスレンズを駆動する。
ズーム制御手段44は、ズームレンズ10のズーミングを制御し、ズームレバー66の操作に基づいて、ズームレンズ10を駆動する。フラッシュ48は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能を有する。露光制御手段40、測距制御手段42は、TTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20で演算した演算結果に基づき、システム制御回路50を介して制御を行う。システム制御回路50は、画像処理装置100全体を制御する。メモリ52は、システム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
なお、本実施形態において、シャッター制御手段38は、シャッター13を駆動するシャッター駆動手段、ズーム制御手段44は、ズームレンズ10を駆動するズームレンズ駆動手段として機能してよい。また、露光制御手段40は、絞り12を駆動する絞り駆動手段、AF制御手段42は、フォーカスレンズ11を駆動するフォーカス駆動手段として機能してよい。各駆動手段は、超音波モータ(USM:Ultrasonic Motor)などのアクチュエータで構成されてよい。
表示部54は、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等であり、カメラ装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置される。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設けられる。なお、表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示がある。また、その他、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示等がある。また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
不揮発性メモリ56は、FlashROM、EEPROM等で構成される、電気的に消去・記録可能なメモリである。システム制御回路50が実行するプログラムコードは、不揮発性メモリ56に書き込まれ、逐次読み出しながらプログラムコードを実行する。また、不揮発性メモリ56内には、システム情報を記憶する領域や、ユーザー設定情報を記憶する領域を設け、さまざまな情報や設定を次回起動時に読み出して、復元することができる。
モードダイアル60、シャッタースイッチ62及び64、ズームレバー66、操作部70及びズームスイッチ72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作部である。各操作部は、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
モードダイアルスイッチ60は、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、動画撮影モード、再生モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。シャッタースイッチ(SW1)62は、シャッターボタンの操作途中(シャッターボタンの半押し)でONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。シャッタースイッチ(SW2)64は、不図示のシャッターボタンの操作完了(シャッターボタンの全押し)でONとなる。撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理を指示する。または、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体120に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
また、モードダイアルスイッチ60は、撮像素子14から読み出した信号をメモリ30に書き込む処理、画像処理回路20等での演算を用いた現像処理、およびメモリ30から画像データを読み出して圧縮し、記録媒体120に書き込む処理の動作開始を指示する。ズームレバー66は、画像表示部28の表示切り替えをするためのスイッチである。システム制御回路50は、ズームレバー66の操作を検知状態に基づいて、ズーム制御手段44へズームレンズ10を駆動させる。光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、TFTやLCD等から成る画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
操作部70は、タッチパネルや回転式ダイアル等から成る操作部であり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン等であってよい。また、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等であってもよい。
電源制御手段80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。そして、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、電源手段86から必要な電圧・電流を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
電源手段86は、アルカリ電池の一次電池やNiCd(ニッケルカドミウム)電池やNiMH(ニッケル水素)電池、Li(リチウム)イオン電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。そして、コネクタ82、84で電源制御手段80と接続され、各手段が駆動可能な通電状態にするために電流を供給する。インタフェース(I/F)90は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体120とのインタフェースであり、コネクタ92は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体120と接続を行う。検知部98は、コネクタ92と記録媒体120が装着されているか否かを検知する。
光学ファインダー104は、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無く、光学ファインダーのみを用いて撮影を行うことができる。また、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設けられている。
通信手段110は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信機能を有する。アンテナ112は、通信手段110により画像処理装置100を他の機器と接続するコネクタとして機能し、または無線通信の場合はアンテナとして機能する。記録媒体120は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。また、記録媒体120は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部122、カメラ装置100とのインタフェース(I/F)124、カメラ装置100と接続を行うコネクタ126を備えている。
図2は、図9で後述するズーム駆動処理におけるシャッター制御のタイミングチャートである。ズームレバー操作開からズーム駆動開始までの時間t、ズーム制御手段44へのイドル電流期間、本通電電流期間、さらに、ズーム制御手段44へのアイドル通電(予備通電)期間、本通電電流期間におけるズーム電流の大きさを示す。なお、アイドル通電期間のズーム電流は、ズームレンズ10が駆動しない所定の電流値であり、本通電期間のズーム電流は、ズームレンズ10が駆動する電流値である。また、該所定の電流値は、ズームレンズ10が駆動する電流値よりも低い。
図3は、図7で後述する撮影処理におけるズーム制御のタイミングチャートである。露光開始までの時間t、メカシャッター駆動開始までの時間t、アイドル通電期間t、露光開始から露光終了までの時間t、を示す。また、シャッター制御手段38へのアイドル電流期間、本通電電流期間、露光期間を示す。さらに、シャッター制御手段38へのアイドル通電(予備通電)期間、本通電電流期間におけるシャッタ電流の大きさ、および露光期間における露光量を示す。なお、アイドル通電期間のシャッタ電流は、シャッター13が駆動しない所定の電流値であり、本通電期間のシャッタ電流は、シャッター13が駆動する電流値である。また、該所定の電流値は、シャッター13が駆動する電流値よりも低い。
図4および図5は、本実施形態に係るカメラ装置100の主ルーチンのフローチャートである。まず、電池交換等の電源投入により、システム制御回路50は、フラグや制御変数等を初期化し(ステップS101)、画像表示をOFFにする(ステップS102)。次に、システム制御回路50は、モードダイアル60の設定位置を判定する(ステップS103)。モードダイアル60の設定位置が電源OFFである場合、各表示部の表示を終了状態に変更する(ステップS105)。具体的には、保護手段102のバリアを閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80によりカメラ装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行う。その後、ステップS103に戻る。
モードダイアル60の設定位置が撮影モードである場合、ステップS106に進む。モードダイアル60の設定位置がその他のモードである場合、システム制御回路50は、選択されたモードに応じた処理を実行し(ステップS104)、その処理の実行後、ステップS103に戻る。そして、システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況がカメラ装置100の動作に問題があるか否かを判定し(ステップS106)する。カメラ装置100の動作に問題がある場合(NO)、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行い(ステップS108)、ステップS103に戻る。
一方、電源86に問題が無い場合(YES)、システム制御回路50は、記録媒体200の動作状態がカメラ装置100の動作、特に、記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判定する(ステップS107)。記録媒体200の動作に問題がある場合(NO)、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行い(ステップS108)、ステップS103に戻る。
一方、記録媒体200の動作状態に問題が無い場合(YES)、表示部54を用いて画像や音声によりカメラ装置100の各種設定状態の表示を行う(ステップS109)。次に、撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定して(ステップS116)、ステップS117に進む。スルー表示では、画像表示メモリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により逐次表示することにより、電子ファインダー機能を実現している。
そして、ズームレバー66が操作されているか否かを判定する(ステップS117)。ズームレバー66が操作されていない場合(NO)、そのままステップS119へ進む。一方、ズームレバー66が操作されている場合(YES)、ステップS118へ進み、衝撃フラグONとしてズーム駆動処理を行う(ステップS118)。なお、このズーム駆動処理(ステップS118)の詳細は、図9を用いて後述する。
以下、SW1が押された場合の動作について説明する。まず、シャッタースイッチSW1が押されているか否かを判定する(ステップS119)。SW1が押されていない場合(OFF)、ステップS103に戻る。一方、SW1が押される場合(ON)、ステップS112に進む。そして、システム制御回路50は、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定する(ステップS122)とともに、必要であればフラッシュの設定も行い、続けて、AF制御処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせる。なお、この測光処理(ステップS122)の詳細は、図6を用いて後述する。
以下、SW2が押された場合の動作について説明する。まず、シャッタースイッチSW2が押されているか否かを判定する(ステップS126)。SW2が押されていない場合(OFF)、ステップS127に進み、SW1が押されているか否かを判定する(ステップS127)。SW1が押されていない場合(OFF)、ステップS103に戻る。一方、SW1が押されている場合(ON)、SW2が押される(ONになる)までステップS126を繰り返す。
ステップS126で、SW2が押されている場合(ON)、ステップS129に進み、撮影処理を実行する(ステップS129)。具体的には、システム制御回路50は、メモリ30に撮影した画像データを書き込む露光処理、およびメモリ制御回路22(必要に応じて画像処理回路20)でメモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理等の撮影処理を実行する。なお、この撮影処理(ステップS129)の詳細は、図7を用いて後述する。
次に、システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回路22(必要に応じて画像処理回路20)で各種画像処理、および圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じた画像圧縮処理を行う。その後、記録媒体200へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行する(ステップS134)。なお、この記録処理(ステップS134)の詳細は、図8を用いて後述する。
そして、記録処理(ステップS134)が終了した際に、シャッタースイッチSW2が押されているか否かを判定する(ステップS135)。SW2が押されている場合(ON)、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリまたはメモリ52に記憶される連写フラグの状態を判定する(ステップS136)。連写フラグが設定されている場合(YES)、連続して撮影を行うためにステップS129に戻り、次の撮影を行う。一方、連写フラグが設定されていない場合(NO)、SW2が放される(OFFになる)まで、ステップS135の処理を繰り返す。
ステップS135で、SW2が放された場合(OFF)、ステップS140に進む。そして、システム制御回路50は、シャッター開動作を行い(ステップS140)、画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(ステップS141)、一連の撮影動作を終えてステップS103に戻る。
図6は、図5のステップS122における測光処理の詳細なフローチャートである。まず、システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(ステップS201)。画像処理回路20は、この逐次読み込まれた画像データを用いて、TTL方式のAE処理、EF処理、AF処理に用いる所定の演算を行っている。
なお、ここでの各処理は、撮影した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いている。これにより、TTL方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モード等の異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
次に、画像処理回路20での演算結果を用いて、システム制御回路50は、露出(AE)が適正か否かを判定する。露出が適正である場合(YES)、ステップS206に進む。一方、露出が適正でない場合(NO)、露光制御手段40を用いてAE制御を行う(ステップS203)。AE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は、フラッシュが必要か否かを判定し(ステップS204)、フラッシュが必要である場合(YES)、フラッシュフラグをセットし、フラッシュ48を充電する(ステップS205)。ステップS204で、フラッシュが必要でないと判定された場合(NO)、およびステップS205の後、ステップS201へ戻り、処理を繰り返す。
なお、ステップS202で、露出が適正と判定された場合、測定データおよび/または設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。そして、画像処理回路20での演算結果およびAE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は、ホワイトバランス(AWB)が適正とか否かを判定する(ステップS206)。AWBが適正である場合(YES)、ステップS208に進み、測定データおよび/または設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。一方、AWBが適正でない場合(NO)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(ステップS207)。そして、ステップS201へ戻り、処理を繰り返す。
次に、AE制御およびAWB制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は、測距(AF)が合焦であるか否かを判定する。測距(AF)が合焦出ない場合(NO)、AF制御手段42を用いてAF制御を行う(ステップS209)。そして、ステップS201へ戻り、処理を繰り返す。一方、測距(AF)が合焦である場合(YES)、測定データおよび/または設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリまたはメモリ52に記憶し、測光処理ルーチン(ステップS122)を終了する。
図7は、図5のステップS129における撮影処理の詳細なフローチャートである。まず、システム制御回路50は、測光データに基づいて、絞り値とシャッタースピード(露光時間)を決定し、絞り12を決定された絞り値に駆動する(ステップS302)。次に、撮影タイマを起動し(ステップS304)、撮影タイマは、シャッタースピードに基づいて決定される露光開始までの時間t、メカシャッター駆動開始までの時間t、アイドル通電期間t、露光開始から露光終了までの時間tを計測する。
そして、露光が開始されたか否かを示す露光開始フラグに1が設定されたか否かを判定する(ステップS310)。露光開始フラグに1が設定された場合(YES)、ステップS320へ進む。一方、露光フラグに1が設定されていない場合(NO)、ステップS312へ進み、撮影タイマで時間tが経過したか否かを判定する(ステップS312)。時間tが経過していない場合(NO)、ステップS320へ進む。一方、時間tが経過した場合(YES)、撮像素子10への露光を開始し(ステップS314)、露光開始フラグに1を設定する(ステップS316)。
そして、シャッター・アイドル通電が開始されているか否かを示すシャッター・アイドル・フラグに1が設定されたか否かを判定する(ステップ320)。シャッター・アイドル・フラグに1が設定されている場合(YES)、ステップS330へ進む。一方、シャッター・アイドル・フラグに1が設定されていない場合(NO)、ステップS322へ進み、撮影タイマで時間t−tが経過したか否かを判定する(ステップS322)。時間t−tが経過していない場合(NO)、ステップS330へ進む。一方、時間t−tが経過した場合(YES)、シャッター制御手段38へのアイドル電流の通電を開始(ステップS324)する。そして、シャッター制御手段38へアイドル電流の通電を開始したことを示すシャッター・アイドル・フラグに1を設定する(ステップS326)。シャッター制御手段38へのアイドル通電期間tのシャッタ電流の大きさは、図3に示すようにシャッター本通電時の電流値よりも小さく、シャッター制御手段38によりシャッター13が駆動しない電流値である。
そして、シャッター本通電が開始されているか否かを示すシャッター本通電フラグに1が設定されているか否かを判定する(ステップS330)。シャッター本通電フラグに1が設定されている場合(YES)、ステップS340へ進む。一方、シャッター本通電フラグに1が設定されていない場合(NO)、ステップS332へ進み、撮影タイマで時間tが経過したか否かを判定する。時間tが経過していない場合(NO)、ステップS340へ進む。一方、時間tが経過した場合(YES)、シャッター制御手段38への本通電流の通電を開始し(ステップS334)、シャッター制御手段38の本通電を開始したことを示すシャッター本通電フラグに1を設定する(ステップS336)。
そして、ステップS340へ進み、露光開始フラグ、シャッター・アイドル・フラグ、シャッター本通電フラグの全てのフラグに1が設定されているか否かを判定する。全てのフラグに1が設定されていない場合(NO)、ステップS310へ戻り、ステップS310〜ステップS336の処理を繰り返す。全てのフラグに1が設定されている場合(YES)、ステップS342へ進み、撮影タイマで時間tが経過したか否かを判定する(ステップS342)。時間tが経過していない場合(NO)、ステップS342を繰り返す。一方、時間tが経過した場合(YES)、露光を終了する(ステップS344)。
次に、シャッター12への通電を終了し(ステップS346)、この時点で1にセットされている露光開始フラグ、シャッター・アイドル・フラグ、シャッター本通電フラグを0にする(解除する)(ステップS348)。そして、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(ステップS350)。
次に、設定された撮影モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるか否かを判定する(ステップS352)。フレーム処理を行う必要が無い場合(NO)、ステップS358へ進む。一方、フレーム処理を行う必要がある場合(YES)、システム制御回路50は、メモリ制御回路22(必要に応じて画像処理回路20)を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して垂直加算処理(ステップS354)を行う。次に、色処理(ステップS356)を行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。そして、システム制御回路50は、メモリ30から画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(ステップS358)。以上の一連の処理を終えたならば、撮影処理ルーチン(ステップS129)を終了する。
図8は、図5のステップS134における記録処理の詳細なフローチャートである。まず、システム制御回路50は、メモリ制御回路22(必要に応じて画像処理回路20)を用いて、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して撮像素子の縦横画素比率を1:1に補間する画素正方化処理を行う(ステップS401)。そして、メモリ30に画素正方化処理を終えた画像データを書き込む。
次に、メモリ30に書き込まれた画素正方化処理をした画像データを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32により行う(ステップS402)。次に、インタフェース90、コネクタ92を介して、メモリカード等の記録媒体200へ圧縮した画像データの書き込みを行う(ステップS403)。そして、記録媒体への書き込みが終わったならば、記録処理ルーチン(ステップS134)を終了する。
図9は、図4のステップS118におけるズーム駆動処理の詳細なフローチャートである。まず、システム制御回路50は、ズームレバー66の操作開始を検知することで、ズームレンズ10を駆動させる駆動方向を設定する(ステップS501)。次に、ズーム制御手段44へズーム・アイドル電流の通電を開始する(ステップS502)。次に、アイドル・タイマを起動し(ステップS503)、アイドル・タイマは、ズームレバー操作開からズーム駆動開始までの時間tを計測する。このとき、ズーム制御手段44へのアイドル通電期間tのズーム電流の大きさは、図2に示すようにズーム本通電時の電流値よりも小さく、ズーム制御手段44によりズームレンズ10が駆動しない電流値である。
そして、アイドル・タイマで時間tが経過したか否かを判定する(ステップS504)。時間tが経過していない場合(NO)時間tが経過するまで、ステップS504の処理が繰り返される。一方、時間tが経過した場合、ステップS505へ進み、ズーム制御手段44へのズーム本通電流の通電を開始する(ステップS505)。
次に、システム制御回路50は、ズームレバー66の操作が終了したか否かを判定する(ステップS506)。ズームレバー66の操作が終了していない場合(ON)操作が終了するまで、ステップS506の処理が繰り返される。一方、ズームレバー66の操作が終了した場合(OFF)、ズーム制御手段44へのズーム本通電流の通電を終了する(ステップS507)。以上の一連の処理を終えたならば、ズーム駆動処理ルーチン(ステップS118)を終了する。
なお、静止画撮影モードで撮影する場合では、上記のズーム駆動処理を実行するが、動画撮影モードで撮影する場合は、ズーム・アイドル電流の通電を開始することなくズーム制御手段44へのズーム本通電流の通電を開始してもよい。
以上、本実施形態によれば、ズームレンズやシャッターを駆動させる直前にアイドル電流を流し、所定の時間経過後に本通電するよう制御することにより、回路規模を増大させることなく、電源電圧の変動を抑制する撮像装置を提供することができる。
なお、本実施形態では、シャッター制御手段38へのシャッター・アイドル通電は、消費電力の低減を優先させるために、SW1がONと判定され、かつSW2がONと判定された後に行っている。しかしながら、これに限定することなく、例えば、シャッターボタンが全押しされてからメカシャッタ駆動開始までのレスポンスを優先する場合は、SW1がONと判定されてからシャッター・アイドル通電を開始してもよい。
さらに、ズーム制御手段44を構成するアクチュエータが超音波モータである場合、図9のステップS502で、超音波モータが駆動する周波数範囲よりも高い周波数、かつ駆動に必要なパルス幅よりも小さいパルス幅を印加してアイドル通電してもよい。または、この場合、図9のステップS502で、定常波でアイドル電流の通電を行い、時間t経過後に、進行波でズーム本通電流の通電を行ってもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
10 ズームレンズ
11 フォーカスレンズ
12 絞り
13 シャッター
14 撮像素子
38 シャッター制御手段
40 露光制御手段
42 AF制御手段
44 ズーム制御手段
50 システム制御回路
86 電源手段

Claims (9)

  1. 被写体光を光電変換する撮像手段を有する撮像装置であって、
    シャッターを駆動させて撮影を行うシャッター駆動手段と、
    ズームレンズを駆動させてズームを行うズームレンズ駆動手段と、
    前記撮像手段に入る光量を調整する絞りを駆動するための絞り駆動手段と、
    被写体の合焦状態を調節するためのフォーカスレンズを駆動するためのフォーカス駆動手段と、
    当該撮像装置の各手段が駆動可能な通電状態にするために電流を供給する電源手段と、
    前記電源手段から電流を供給させて、前記シャッター駆動手段または前記ズームレンズ駆動手段への通電を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記シャッターを駆動させるまたは前記ズームレンズを駆動させる場合、前記絞り駆動手段または前記フォーカス駆動手段の前記通電状態に応じて前記シャッター駆動手段または前記ズームレンズ駆動手段に予備通電を行い、所定の時間経過後に本通電を行う
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記絞り駆動手段または前記フォーカス駆動手段へ通電が行われていない場合、前記予備通電および前記本通電を行い、前記絞り駆動手段または前記フォーカス駆動手段へ通電が行われている場合、前記予備通電を行うことなく前記シャッター駆動手段または前記ズームレンズ駆動手段に前記本通電を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記予備通電は、前記撮像手段または前記ズーム駆動手段が動作する電流値よりも低い所定の電流値で行われ、前記本通電は、前記シャッター駆動手段または前記ズームレンズ駆動手段が動作するための電流値で行われる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記ズーム駆動手段により前記ズームレンズを駆動させる際、静止画撮影モードで撮影する場合、前記ズーム駆動手段に前記予備通電および前記本通電を行い、動画撮影モードで撮影する場合、前記予備通電を行うことなく前記ズーム駆動手段に前記本通電を行う
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記ズーム駆動手段は、操作手段による操作に応じて前記ズームレンズを駆動し、前記制御手段は、前記操作手段による操作開始から前記予備通電を行う
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記シャッター駆動手段により前記シャッターを駆動させる際、露光が開始された後に、前記シャッター駆動手段に前記予備通電
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記シャッター駆動手段により前記シャッターを駆動させる際、消費電力の低減を優先する場合、ユーザーによりシャッターボタンが全押しされたことに応じて、前記予備通電を開始し、レスポンスを優先する場合、前記シャッターボタンが半押しされたことに応じて、前記予備通電を開始する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記ズーム駆動手段を構成するアクチュエータが超音波モータである場合、前記超音波モータが駆動する周波数範囲よりも高い周波数、かつ超音波モータの駆動に必要なパルス幅よりも小さいパルス幅を印加することで予備通電を行う
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記ズーム駆動手段を構成するアクチュエータが超音波モータである場合、定常波での予備通電を行い、所定の時間経過後に、進行波での本通電を行う
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。

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