JPH01100365A - 電子式燃料噴射弁用の保持、燃料供給及び電気接触を形成するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、内燃機関の燃料噴射装置の電子式燃料噴射弁
用の、保持、燃料供給及び電気接触を形成するための装
置であって、合成樹脂より成る剛性なベース体が設けら
れていて、該ベース体に、燃料噴射弁を案内するための
段付けされた受容孔が形成されておシ該受容孔が、各燃
料噴射弁を取り囲んでいて軸方向で開放し、燃料供給導
管に接続されており、プラグに第１の導電性の接触エレ
メントが設けられていて、該第１の接触エレメントが、
燃料噴射装置に設けられた第２の導′成１生の接触エレ
メントにプラグ接続される形式のものに関する。

従来の技術 ドイツ連邦共和国特許出願公開第６２２８５０８号明細
書によれば、各燃料噴射弁が合成樹脂より成るベース体
の各受容孔に受容されている装置が公知である。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記公知の装置によれば、各燃料噴射弁を
各受容孔内で固定して、電気接触させる必要があるとい
う欠点がある。

問題点を解決するための手段 前記問題点を解決した本発明によれば、ベース体に接触
部材が接続されていて、この接触部材にプラグが設けら
れて一％”　Ｄ　、該接触部材が、燃料噴射弁を案内す
るための前記受容孔をおおっていて、燃料噴射弁を受容
孔内で保持している。

作用及び効果 本発明による装置は、ベース体に配置されたすべての燃
料噴射弁が接触片によって同時に電気接触していて、ベ
ース体に保持されているので、このようにして形成され
たコンパクトな構造群が燃料噴射弁を同時に検査し、次
いで吸込み管及び内燃機関に自体に共通に固定させるこ
とを可能てするという利点を有している。これによって
従来のものに対して、燃料噴射弁における各電気ケーブ
ル及びプラグ、並びにベース体内で各燃料噴射弁を保持
するための各緊締づめが省かれる。

本発明の別の特徴によれば、接触部材が、合成樹脂より
成っていて、弾性的な係止接続部を備えておシ、この係
止接続部によってベース体に接続されている。このよう
な係止接続部は、ベース体と接触部材とを互いに迅速に
固定し、しかも容易に迅速に解除させることを可能にす
る。しかしながら係止接続部は汚れた機関室内で装置を
開放するのを妨げるので、必要な作業をきれいな作業場
所で所望の形式で行なうことができる。

また、ベース体に圧力調節弁のための受容フランジを設
けると有利であるので、圧力調節装置は同様に構造群の
１部として構造群と共に内燃機関に固定される。

実施例 第１図〜第６図に図示された、本発明の１実施例による
装置においては、符号１でベース体が示されている。こ
のベース体１は有利には合成樹脂−射出成形部より形成
されている。ベース体１には燃料供給導管３のだめの接
続管片２が設けられている。この接続管片２は、図示し
ていない燃料供給源（例えば燃料を燃料容器から送る燃
料ポンプ）に接続されている。さらにベース体１には、
有利には前記接続管片２とは反対の側で接続管片４が取
りつけられており、この接続管片４には戻し導管５が開
口している。

接続管片４は燃料ポンプの吸込み側又は燃料容器に接続
されている。ベース体１の受容フランシフには保持孔８
が形成されていて、この保持孔８には公知形式の圧力調
節弁９が設けられている。これによって燃料供給導管３
から保持孔８への接続通路１０が形成される。保持孔８
からは図示していない開口が圧力調節弁９の内部に通じ
ている。圧力調節弁９で減少制御された燃ｆ４は圧力調
節弁９の弁スリーブ１１を介して接続管片４に通じる接
続導管１２に流入する。

この時に燃料供給導管３及び戻し導管５はすべての燃料
噴射弁の下流で接続通路１０に開口している。

剛性であるベース体１には、内燃機関の燃料噴射装置用
の燃料噴射弁１４を案内するための、段付けされた受容
孔１５が形成されている。この受容孔１５はそれぞれ１
つの燃料噴射弁１４を受容していて両側が開放している
。図示の実施例ではベース体１に、４つの燃料噴射弁を
受容するための４つの受容孔１５が形成されている。各
受容孔１５はベース体１の載設面１６付近で、燃料噴射
弁１４・の噴射ノズル１７を案内するための開口１８を
有している。ベース体１の、載設面１６と向き合う端面
２０には例えば、受容孔１５を取り囲む保持フランジ２
１が形成されている。この保持フランジ２１は例えば２
つの緊締口２２を備えている。

この装置は、例えば合成樹脂より成る、同様に剛性な接
触部材２４を有しておシ、この接触片２４はプラグ２５
に配置されている。プラグ２５はそれぞれ、燃料噴射弁
１４に配置されていて、この燃料噴射弁１４の電気接触
部として用いられる。このために各プラグ２５のための
接触部材２４には、接触部材端面２γに向かって開放す
る袋孔状のプラグ開口２６が設けられている。プラグ２
５には、例えば公知の平形プラグ形状の第１の導電性の
接触エレメント２８が配置されている。この接触エレメ
ント２８は、接触部材２４に配置された導体２９に接続
されている。導体２９は例えば帯状に形成されていて、
合成樹脂より成る接触部材２４に鋳込まれている。接触
部材にはさらに接続プラグ３０が配置されており、この
接続プラグ３０には各導体２９が接続されていて、この
導体２９を介して、公知形式の電子制御装置（図示せず
）から燃料噴射弁のための電気制御信号が送られる。

これによって、接続プラグ３０から出発してすべての導
体２９が接触部材２４内で各プラグ２５に通じていて、
これらの各プラグ２５から第１の導電性の接触エレメン
ト２８にそれぞれ分岐している。各プラグ開口２６を取
り囲んで接触部材端面２γには接触片保持フランジ３２
が形成されていて、この接触部材保持フランジ３２に緊
締口３３が設けられている。接触部材端面２７から互い
に間隔を保って、有利には接触部材を製造する際に一体
成形されたばね弾性的な２つの係止アーム３４が突出し
ている。装置を組み立てるためにベース体１の各受容孔
１５内には燃料噴射弁１４が挿入されている。

この燃料噴射弁１４はフランジ３６で、受容孔１５の図
示していないショルダ又は、図示の形式でベース体１の
端面２０に当接しておシ、その差込み接点として形成さ
ｎた第２の導電性の接触エレメント３γがペース体−１
から突出している。この燃料噴射弁は噴射ノズル１７の
付近でシールリング３８を備えていて、このシールリグ
３８は他方側で開口１８に当接している。

燃料噴射弁は端面２０に向かつそさらに、受容孔１６を
フランジ３６に対してシールする別のシールリング３９
を有している。接触部材２４の接触部材端面２７をベー
ス体１の端面２０にかぶせはめる際に接触部材２４の第
１の導電性の接触エレメント２８が各燃料噴射弁１４の
第２の導電性の接触エレメント３７に沿って滑動し、こ
れによって同時に燃料噴射弁の電気的接触を確実にする
。この電気的接触と同時に、例えば接触部材２４の緊締
リング溝４０が燃料噴射弁の７ランジ３６に作用して、
このフランジ３６にベース体１の端面２０に向かう方向
の緊締力を加えることによって、接触部材２４によって
燃料噴射弁に軸方向で緊締力が作用するので、各燃料噴
射弁はその位置で同定される。さらに、接触部材２４を
ベース体１に取りつける際に、係止アーム３４がベース
体１の係止孔４２内に係合し、係止突起４３でベース体
１の係止縁４４に後ろから係合して、ベース体１と接触
部材２４とを保持する係止接続部を形成する。接触部材
端面２７に向かって開放する、接触部材２４のシール溝
４５内にシールリング４６が配置されており、このシー
ルリング４６は、それぞれ１つの燃料噴射弁を取り囲ん
でいてベース体１の端面２０に当接しておシ、組み立て
た状態で、外部から汚れ及び湿気が、受容孔１５内に配
置された燃料噴射弁内に侵入するのを阻止する。同様の
形式で、すべての燃料噴射弁を同時に有しているシール
リングが設けられている。

燃料供給導管３及び戻し導管５はそれぞれベース体１内
で、各受容孔１５に向かって開放するような形式で案内
されている。燃料噴射弁１４には例えばフィルタ体４８
がかぶせはめられている。このフィルタ体４８の一方の
縁部４９は受容孔１５の壁部に半径方向で当接していて
、燃料供給導管３と戻し導管５との間に延びているので
、受容孔１５は２つの別個の室に分割される。燃料供給
導管３から供給された燃料は開口を介して各燃料噴射弁
の内部に達し、ここから一部が噴射ノズル１７を介して
噴射され、その他の部分が上方に流れ、別の開口を介し
て受容孔１５の、戻し導管５に接触する範囲に達する。

簡単な実施例では前記戻し導管５を省いてもよい。

ベース体１と接触部材２４とから組み立てられていて、
燃料噴射装置を備えている本発明による装置は、各燃料
噴射弁の噴射特性を検査するための検査装置に一緒に配
置することができる。すべての燃料噴射弁が所定の概算
価格にふされしいものであれば、本発明による装置はそ
の全体が与えられた形状に応じて、内燃機関若しくは内
燃機関の吸気管に取りつけられる。このために、組み立
てられた装置は、ベース体１の載設面１６が内燃機関若
しくは吸気管５１の尚接面５０上に載せられ保持フラン
ジ２１及び接触部材保持フランジ３２の互いに合致し合
う緊締口２２．３３を通ってねじ５２が差し込ま　・れ
て、このねじ５２によって、装置は内燃機関に若しくは
内燃機関の吸気管にねじ込まれ、固定される。載設面１
６に向かって開放するシール溝５３は、シールリング５
４を受容するために用いられる。シールリング５４は、
吸気管５１に形成された噴孔５５（この噴孔５５内に燃
料噴射弁の各１つの噴射ノズル１７が突入している）を
取り囲んでいることによって、ベース体１の載設面１６
と当接面５０との間をシールする。圧力調節弁９は、装
置を内燃機関に固定すると同時に装置に取付けるために
、同様に装置にあらかじめ取付けられている。他方、圧
力調節弁９はもちろん装置を内燃機関に取付けた後で装
置に別個に挿入して固定してもよい。

こうして組み立てられた本発明による装置は、電子制御
装置から発信される、各燃料噴射弁のための制御信号を
共通の接続プラグ３０を介して供給する電気プラグと燃
料源との接続部しか必要としない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施ｌ＋１による装置の１部破断し
た側面図、第２図は第１図のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面
図、第６図は第１図のＩ−ＩＩ線に沿った断面図、第４
図は第１図の平面図、第５図は第１図のＶ−Ｖ線に沿っ
て断面した本発明による装置を内燃機関に組み込んだ状
態を示した図、第６図は第１図のＶｌ−Ｖｌ線に沿った
断面図である。 １・・・ベース体、２・・・接続管片、３・・・燃料供
給導管、４・・・接続管片、５・・・戻し導管、７・・
・受容７ランジ、８・・・保持孔、９・・・圧力調節弁
、１０・・・接続通路、１１・・・弁スリーブ、１２・
・・接続導管、１４・・・燃料噴射弁、１５・・・受容
孔、１６・・・載設面、１７・・・噴射ノズル、１８・
・・開口、２０・・・端面、２１・・・保持フランジ、
２２・・・緊締口、２４・・・接触部材、２５・・・プ
ラグ、２６・・・プラグ開口、２７・・・接触部材端面
、２８・・・接触エレメント、２９・・・導体、３υ・
・・接続プラグ、３２・・・接触部材保持フランジ、３
３・・・緊締口、３４・・・係止アーム、３６・・・フ
ランジ、３７・・・接触エレメント、３８．３９−・シ
ールリング、４０・・・緊締リング溝、４２・・・係止
孔、４３・・・係止突起、４４・・・［４，４５−・・
シール溝、４６・・・シールリング、４８・・・フィル
タ体、４９・・・縁部、５０・・・当接面、５１・・・
吸気管、５２・・・ねじ、５３・・シール溝、５４・・
・シールリング、５５・・・噴孔。 １・・・ペース体 計・・燃料供給導管

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、内燃機関の燃料噴射装置の電子式燃料噴射弁用の、
   保持、燃料供給及び電気接触を形成するための装置であ
   つて、合成樹脂より成る剛性なベース体（１）が設けら
   れていて、該ベース体（１）に、燃料噴射弁（１４）を
   案内するための段付けされた受容孔（１５）が形成され
   ており、該受容孔（１５）が、各燃料噴射弁（１４）を
   取り囲んでいて軸方向で開放し、燃料供給導管（３）に
   接続されており、プラグ（２５）に第１の導電性の接触
   エレメント（２８）が設けられていて、該第１の接触エ
   レメント（２８）が、燃料噴射装置に設けられた第２の
   導電性の接触エレメント（３７）にプラグ接続される形
   式のものにおいて、ベース体（１）に接触部材（２４）
   が接続されていて、この接触部材（２４）にプラグ（２
   ５）が設けられており、該接触部材（２４）が、燃料噴
   射弁（１４）を案内するための前記受容孔（１５）をお
   おつていて、燃料噴射弁（１４）を受容孔（１５）内で
   保持していることを特徴とする、電子式燃料噴射弁用の
   、保持、燃料供給及び電気接触を形成するための装置。 ２、接触部材（２４）が合成樹脂より成つていて、弾性
   的な係止接続部（３４、４３、４４）によつてベース体
   （１）に接続されている、請求項１記載の装置。 ３、ベース体（１）と接触部材（２４）とが一緒に内燃
   機関（５１）にねじ止めされている、請求項１記載の装
   置。 ４、接触部材（２４）に、第１の導電性の接触エレメン
   ト（２８）を電気接続するための導体（２９）が配置さ
   れていて、該導体（２９）が接続プラグ（３０）に接続
   されている、請求項１記載の装置。 ５、ベース体（１）と接触部材（２４）との間に少なく
   とも１つのシールリング（４６）が配置されている、請
   求項１記載の装置。 ６、ベース体（１）に、燃料供給導管（３）のための少
   なくとも１つの接続管片（２）と、戻し導管（５）のた
   めの接続管片（４）とが配置されている、請求項１記載
   の装置。 ７、ベース体（１）に圧力調節弁（９）のための受容フ
   ランジ（７）が設けられている、請求項６記載の装置。