JP7472493B2 - 不要樹脂除去装置および不要樹脂除去方法 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、不要樹脂除去装置および不要樹脂除去方法に関する。
従来、リードフレームなどの基材に複数の半導体素子が載置されて樹脂封止成形される樹脂封止成形品では、樹脂封止成形の際にカルおよびカルに一方の端部が連結されたランナーなどの不要樹脂が形成される。かかる不要樹脂は不要樹脂除去装置によって樹脂封止成形品から除去される。例えば、特許文献1には、パンチ部材によってランナーを打ち抜いて樹脂封止成形品から不要樹脂を除去する技術が開示されている。
特開平5-315514号公報
しかしながら、半導体パッケージの小型化によってリードフレームの高密度化が進んできており、樹脂封止成形品に形成されるランナーの数が増加しランナーの長さも長くなってきている。そのため、ランナーを打ち抜く際に必要な力が増加し、不要樹脂の除去を適切に行うことができない可能性がある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、不要樹脂の除去を適切に行うことができる不要樹脂除去装置および不要樹脂除去方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る不要樹脂除去装置は、複数の半導体素子が載置された基材が樹脂封止成形されて形成され且つ前記樹脂封止成形される際に不要樹脂であるカルおよび前記カルに一方の端部が連結され前記基材の主面に沿って延びるランナーが形成される樹脂封止成形品における前記不要樹脂を除去する。不要樹脂除去装置は、互いに対向し前記基材を挟持する一対のクランプ部材と、前記ランナーを前記基材の主面と交わる方向に打ち抜く複数のパンチ部材と、前記一対のクランプ部材で前記基材が挟持された状態で前記一対のクランプ部材の回転軸を中心に前前記一対のクランプ部材を回転させて、前記複数のパンチ部材のうち前記カルから遠いパンチ部材を前記カルに近いパンチ部材よりも前記ランナーに近づける駆動部と、を備える。前記複数のパンチ部材のうち前記カルから遠いパンチ部材は、前記ランナーの他方の端部寄りの部分に当接し、前記複数のパンチ部材によって前記ランナーを打ち抜く。
実施形態の一態様によれば、不要樹脂の除去を適切に行うことができる不要樹脂除去装置および不要樹脂除去方法を提供することができる。
図1は、実施形態に係る不要樹脂除去装置の構成の一例を示す断面図である。 図2は、実施形態に係る不要樹脂除去装置による不要樹脂の除去対象となる樹脂封止成形品の一例を示す図である。 図3は、図2に示す領域Rの拡大図である。 図4は、実施形態に係る下ブレイク盤におけるクランプ部材の構成の一例を示す断面図である。 図5は、実施形態に係る上ブレイク盤の構成の一例を示す断面図である。 図6は、実施形態に係る下ブレイク盤のクランプ部材に樹脂封止成形品を載置した状態を示す図である。 図7は、実施形態に係る下ブレイク盤のクランプ部材と上ブレイク盤のクランプ部材とで樹脂封止成形品のリードフレームを挟持した状態を示す図である。 図8は、実施形態に係る樹脂封止成形品のリードフレームを挟持した状態の下ブレイク盤のクランプ部材と上ブレイク盤のクランプ部材とを回転させた状態を示す図である。 図9は、実施形態に係る樹脂封止成形品の不要樹脂を複数のパンチ部材で打ち抜いた状態を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する不要樹脂除去装置および不要樹脂除去方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1に示す不要樹脂除去装置1は、上ブレイク盤3と、下ブレイク盤4と、昇降機構5と、制御部6とを備え、樹脂封止成形品2に形成される不要樹脂89を除去する。かかる不要樹脂除去装置1は、ゲートブレーク装置またはディゲート装置とも呼ばれることがある。不要樹脂除去装置1によって樹脂封止成形品2から除去される不要樹脂89には、複数のカル81および複数のランナー82が含まれる。以下において、まず、樹脂封止成形品2の構成を説明した後、不要樹脂除去装置1の構成を説明する。
<1.樹脂封止成形品2の構成>
樹脂封止成形品2は、不図示の樹脂封止装置によって形成される。樹脂封止装置は、ポット、カル樹脂路、ランナー樹脂路、およびキャビティなどを有する金型を備え、複数の半導体素子が載置された状態のリードフレームなどの基材が金型に供給される。また、金型のポットには、封止樹脂が供給される。
樹脂封止装置は、金型のポットに封止樹脂が供給された後、金型を閉じて封止樹脂を溶融させる。溶融した封止樹脂は、金型のポットからカル樹脂路およびランナー樹脂路を経てキャビティへ流入し、基材に配置された複数の半導体素子を封止する。
図2に示すように、樹脂封止成形品2は、基材である2枚のリードフレーム80を有しており、2枚のリードフレーム80は、カル81とカル81に一方の端部が連結されリードフレーム80の主面に沿って延びるランナー82によって間隔を空けて繋がれている。カル81は、樹脂封止装置の金型におけるカル樹脂路によって形成され、ランナー82は、樹脂封止装置の金型におけるランナー樹脂路によって形成されている。ランナー82は、リードフレーム80の裏面に形成される。リードフレーム80の表面には、複数の半導体素子が配置されている。リードフレーム80は、基材の一例である。リードフレーム80の表面は、基材の主面の一例である。なお、基材は、リードフレーム80に限定されない。
図2に示す例では、樹脂封止成形品2には、8個のカル81と64個のランナー82とが形成されているが、カル81およびランナー82の数は図2に示す例に限定されない。なお、図2および図3においては、カル81とランナー82の位置が分かりやすくなるように、カル81とランナー82にハッチングを付している。
図3に示すように、リードフレーム80の表面には、半導体素子が樹脂封止された平面視で四角形の半導体パッケージ83が形成されており、半導体パッケージ83は、ランナー82にゲート84を介し繋がった状態で多数設けられている。樹脂封止成形品2では、図3における紙面の上下方向に配列された複数の半導体パッケージ83の群である半導体パッケージ列が図3における紙面の左右方向に並んで配置されている。各ランナー82には、2個の半導体パッケージ列が図3における紙面の左右方向で複数のゲート84を介して繋がっている。
各リードフレーム80には、図3における紙面の上下方向の半導体パッケージ列間に複数の細長い貫通孔85が表裏面を貫通して設けられている。各貫通孔85は、不要樹脂除去装置1によってランナー82がリードフレーム80から除去される際に、不要樹脂除去装置1に設けられる後述のパンチ部材24aが挿通される。
また、貫通孔85の列方向において、リードフレーム80の2つの端面88のうちカル81に近い方の端面88の近傍には、円形の貫通孔86がリードフレーム80の表裏面を貫通して設けられている。リードフレーム80の2つの端面88のうちカル81に遠い方の端面88の近傍には、円形の貫通孔86がリードフレーム80の表裏面を貫通して設けられている。各貫通孔86は、不要樹脂除去装置1によってランナー82がリードフレーム80から除去される際に、上ブレイク盤3が有する後述の内パンチピン24bが挿通される。
<2.不要樹脂除去装置1の構成>
以下、不要樹脂除去装置1の構成について図1、図4、および図5を参照して説明する。図1および図4では、不要樹脂除去装置1の下ブレイク盤4に樹脂封止成形品2が配置された状態を示している。以下、下ブレイク盤4、上ブレイク盤3の順に説明する。なお、以下において、説明の便宜上、樹脂封止成形品2に形成される各ランナー82の延在方向を左右方向とし、上ブレイク盤3と下ブレイク盤4とが対向する方向を上下方向とし、各リードフレーム80における複数のランナー82の配列方向を前後方向と記載する。
<2.1.下ブレイク盤4の構成>
下ブレイク盤4は、図1に示すように、2つのクランプ部材40と、2つの駆動部41と、支持部42とを備える。2つのクランプ部材40および2つの駆動部41は、支持部42に支持される。
クランプ部材40は、図4に示すように、樹脂封止成形品2を保持する保持部50と、保持部50のうち左右方向における一端部と他端部のうちカル81に近い端部である一端部を支持部42に対して回転可能に支持する回転軸51と、ランナー82を排出するための排出口52とを備える。
保持部50には、樹脂封止成形品2に含まれる2つのリードフレーム80のうち対応するリードフレーム80を含む部分が載置される。回転軸51は、リードフレーム80の主面および樹脂封止成形品2のランナー82の延在方向に直交する方向である前後方向に沿って延在しており、支持部42に回転可能に支持される。保持部50は、回転軸51を回転中心として回転可能である。なお、回転軸51は、支持部42に回転可能に支持され、保持部50は回転軸51に固定されるが、かかる例に限定されない。例えば、回転軸51は支持部42に固定され、保持部50が回転軸51に回転可能に支持されてもよい。
また、クランプ部材40は、左右方向に延在するように形成され樹脂封止成形品2における複数のランナー82に対応して設けられた複数の排出口52を備える。各排出口52は、後述するフラットパンチ22、内パンチピン24b、および外パンチピン24cが通過することができる大きさに設定される。
図1に示す駆動部41は、クランプ部材40の左右方向の2つの端部のうちカル81から遠い端部である他端部の下面を押すことによって、クランプ部材40を回転軸51を中心に回転させる。各駆動部41は、例えば、エアシリンダまたは電動シリンダである。なお、各駆動部41は、クランプ部材40を回転軸51を中心に回転させる構成であればよく、シリンダに限定されない。
<2.2.上ブレイク盤3の構成>
図1示すように、上ブレイク盤3は、下ブレイク盤4の図1における上方に配置される。上ブレイク盤3は、押圧盤10と、複数の緩衝機構部11と、複数のパンチガイド12と、2つのクランプ部材13と、複数のばね14と、支持板15とを備える。パンチガイド12は、支持板15に取り付けられ、支持板15は複数の緩衝機構部11に取り付けられる。
押圧盤10の上面は昇降機構5に連結されており、押圧盤10は、昇降機構5によって上下方向に昇降される。なお、上ブレイク盤3は、押圧盤10のベース板21の上部に不図示の連結部材が設けられた構成であってもよく、この場合、押圧盤10は、連結部材を介して昇降機構5が連結される。
押圧盤10は、ベース板21と、複数のフラットパンチ22と、複数の内パンチピン24bと、複数の外パンチピン24cと、複数の固定具25とを備える。複数のフラットパンチ22、複数の内パンチピン24b、および複数の外パンチピン24cの各々は、基端部がベース板21の下面に複数の固定具25によって固定されており、基端部から先端部に向けて下方向へ延在している。
各フラットパンチ22は、リードフレーム80の表面と交わる方向にランナー82を打ち抜く部材であり、図5に示すように、基部23と、複数のパンチ部材24aとを有する。複数のパンチ部材24aは、基部23と一体的に形成されているが、基部23と別体で形成された後に基部23に固定された構成であってもよい。また、各フラットパンチ22は、基部23を有しない構成であってもよい。この場合、複数のパンチ部材24aの基端部が固定具25によって直接固定される。
複数のフラットパンチ22、複数の内パンチピン24b、および複数の外パンチピン24cの各々の先端は、互いに上下方向における位置が同じである。また、複数のパンチ部材24aおよび複数の外パンチピン24cの各々の横断面形状は、四角形であるが、四角形以外の多角形、円形または楕円形であってもよい。複数の内パンチピン24bの横断面形状は、例えば、横断面形状が円形であるが、円形以外の多角形、または楕円形などであってもよい。なお、以下において、複数のパンチ部材24a、複数の内パンチピン24b、および複数の外パンチピン24cの各々を個別に区別せずに示す場合、リードフレーム80の表面と交わる方向にランナー82を打ち抜くパンチ部材24と記載する場合がある。
図1に示すように、押圧盤10には、各ランナー82に対して、2つのフラットパンチ22、2つの内パンチピン24b、および1つの外パンチピン24cが設けられる。2つのフラットパンチ22における複数のパンチ部材24aおよび2つの内パンチピン24bは、左右方向に所定の間隔をおいて並んで固定されている。
複数のパンチ部材24aの各々は、下ブレイク盤4にセットされた樹脂封止成形品2のリードフレーム80に設けられた複数の貫通孔85のうち対応する貫通孔85と対向する位置に配置される。また、内パンチピン24bの各々は、下ブレイク盤4にセットされた樹脂封止成形品2のリードフレーム80に設けられた複数の貫通孔86のうち対応する貫通孔86と対向する位置に配置される。外パンチピン24cは、左右方向におけるリードフレーム80とカル81との間のランナー82と対向する位置に配置される。
図1に示すように、複数の緩衝機構部11は、押圧盤10の左右方向における一端部と他端部とに取り付けられており、押圧盤10とパンチガイド12との間に設けられる。これらの複数の緩衝機構部11は、昇降機構5によって押圧盤10が下方へ移動される場合に、押圧盤10とパンチ部材24との間の距離を相対的に変化させ、押圧盤10からパンチ部材24を突出させることができる。各緩衝機構部11は、コイルバネの弾性を利用して、下方からの衝撃を吸収する。
図5に示すように、パンチガイド12には、上下方向に貫通する複数の貫通孔12a,12b,12cが形成される。複数の貫通孔12aの各々は、複数のフラットパンチ22における複数のパンチ部材24aのうち対応するパンチ部材24aが挿入される位置に設けられる。複数の貫通孔12bの各々は、複数の内パンチピン24bのうち対応する内パンチピン24bが挿入される位置に設けられる。また、複数の貫通孔12cの各々は、複数の外パンチピン24cのうち対応する外パンチピン24cが挿入される位置に設けられる。
各クランプ部材13は、クランプ部材40との間で樹脂封止成形品2を挟持する保持部30と、保持部30の左右方向における2つの端部のうちカル81に近い端部である一端部を回転可能に支持する回転軸31とを備える。ばね14は、保持部30の左右方向における2つの端部のうちカル81から遠い端部である他端部と押圧盤10のベース板21とに架け渡されている。ばね14は、回転軸31を中心に保持部30の他端部をクランプ部材40に近づく方向に付勢する。
各保持部30は、樹脂封止成形品2を構成する2つのリードフレーム80のうち対応するリードフレーム80を含む部分の表面に当接する。回転軸31は、前後方向に延在しており、パンチガイド12に回転可能に支持される。保持部30は、回転軸31を中心として他端部がクランプ部材40から遠ざかる方向に回転可能である。なお、保持部30の他端部は、図1に示す状態から図1におけるクランプ部材40に近づく方向に回転しないように、不図示のストッパに係止されている。また、回転軸31は、パンチガイド12に回転可能に支持され、保持部30は回転軸31に固定されるが、かかる例に限定されない。例えば、回転軸31はパンチガイド12に固定され、保持部30が回転軸31に回転可能に支持されてもよい。
保持部30には、図5に示すように、上下方向に貫通する複数の貫通孔30a,30bが形成される。複数の貫通孔30aの各々は、複数のパンチ部材24aのうち対応するパンチ部材24aが挿入される位置に設けられる。複数の貫通孔30bの各々は、複数の内パンチピン24bのうち対応する内パンチピン24bが挿入される位置に設けられる。
<3.不要樹脂除去装置1の動作>
次に、不要樹脂除去装置1の動作について、図6~図9を参照して具体的に説明する。不要樹脂除去装置1は、各リードフレーム80における複数のランナー82を打ち抜くことによって行われる。以下の説明では、樹脂封止成形品2の一体となっている2枚のリードフレーム80のうち、図1における左方のリードフレーム80について主に説明し、右方のリードフレーム80については説明を省略する。
<3.1.樹脂封止成形品2の載置>
不図示の樹脂成形装置によって成形された樹脂封止成形品2は、図示しない搬送ユニットにより下金型から受け取られて搬送される。搬送ユニットにより搬送された樹脂封止成形品2は、下ブレイク盤4のクランプ部材40に載置される。
図6に示す状態において、樹脂封止成形品2は、各ランナー82が図4に示す排出口52に対応する位置になるように、クランプ部材40の保持部50で保持される。
<3.2.樹脂封止成形品2の保持>
不要樹脂除去装置1の制御部6(図1参照)は、昇降機構5を制御し、図6に示す状態から、上ブレイク盤3を昇降機構5に下降させる。これにより、図7に示すように、樹脂封止成形品2が上ブレイク盤3のクランプ部材13と下ブレイク盤4のクランプ部材40とによって挟持される。
具体的には、樹脂封止成形品2のリードフレーム80(図2参照)は、クランプ部材13の保持部30とクランプ部材40の保持部50とによって挟持される。図7に示す状態において、クランプ部材13の回転軸31とクランプ部材40の回転軸51とは、互いに同軸上に位置し、前後方向に延在する。
また、図7に示す状態では、押圧盤10に設けられた複数のパンチ部材24は、複数のランナー82に対して上下方向で対向する位置にある。なお、不要樹脂除去装置1は、上ブレイク盤3を下降することに代えて、下ブレイク盤4を上昇させることによって図7に示す状態になる構成であってもよい。
<3.3.クランプ部材13,40の回転>
不要樹脂除去装置1の制御部6(図1参照)は、駆動部41を制御し、図7に示す状態からクランプ部材40における保持部50の他端部を駆動部41に押し上げさせる。これにより、図8に示すように、クランプ部材40が回転軸51を中心に図8における時計回りに回転する。
また、保持部50の他端部に対する駆動部41の押し上げ力は、クランプ部材13の保持部50に対するばね14の付勢力よりも大きいため、クランプ部材13は、クランプ部材40の回転に伴ってばね14の付勢力に抗して回転する。
クランプ部材13の回転軸31とクランプ部材40の回転軸51とは上述したように同軸上に位置する。そのため、樹脂封止成形品2は、図8に示すように、クランプ部材13の保持部30とクランプ部材40の保持部50とによって挟持された状態で、押圧盤10に設けられた複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24ほどランナー82に近づく。そして、複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24がカル81に近いパンチ部材24よりも先にランナー82に当接する。
具体的には、カル81から最も遠い内パンチピン24bがリードフレーム80の貫通孔86(図3参照)を貫通して複数のパンチ部材24の中で最初にランナー82に当接する。次に、複数のパンチ部材24aのうちカル81から遠い順に貫通孔85(図3参照)を貫通してランナー82に当接する。
図8に示す例では、カル81から最も遠い内パンチピン24b、複数のパンチ部材24aのうちカル81から最も遠いパンチ部材24a、および複数のパンチ部材24aのうちカル81から2番目に遠いパンチ部材24aがランナー82に当接している。そして、図8に示す状態では、複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24によってランナー82の一部がリードフレーム80から分離された状態になっている。
樹脂封止成形品2は、リードフレーム80が一対のクランプ部材13,40によって略全体が挟持された状態であるため、パンチ部材24がランナー82に当接したときにパンチ部材24に対するランナー82の位置ズレを抑制することができる。
しかも、一対のクランプ部材13,40を回転させることによって、複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24をカル81に近いパンチ部材24よりも先にランナー82に当接させるため、ランナー82のうちカル81を基準として遠い領域のランナー82から順に分離させることができる。そのため、不要樹脂除去装置1では、複数のパンチ部材24を同時にランナー82に当接させる場合に比べ、ランナー82を打ち抜く力を低減することができる。
また、駆動部41は、クランプ部材40の保持部50のうち左右方向の両端部のうち回転軸51から遠い他端部に接触して保持部50を押し上げることから、一対のクランプ部材13,40を容易に回転させることができる。
<3.4.ランナー82の打ち抜き>
不要樹脂除去装置1の制御部6(図1参照)は、昇降機構5を制御し、図9に示すように、押圧盤10を昇降機構5に降下させる。押圧盤10が下降すると緩衝機構部11によってパンチガイド12およびクランプ部材13に対する押圧盤10の相対的な距離が短くなり、複数のパンチ部材24の先端部がクランプ部材13の排出口52に位置する。これにより、複数のパンチ部材24によって、ランナー82の打ち抜きが行われる。
具体的には、カル81から3番目に遠いパンチ部材24aからカル81に最も近いパンチ部材24aまでの複数のパンチ部材24a、カル81に最も近い内パンチピン24b、および外パンチピン24cがカル81から遠い順にランナー82に当接する。
そして、複数のパンチ部材24によってランナー82が下方に押されることによって、複数のパンチ部材24によってランナー82が打ち抜かれ、図9に示すように、ランナー82がリードフレーム80から分離する。リードフレーム80から分離したランナー82は、排出口52へ排出される。カル81は、ランナー82を介してリードフレーム80に接続されているため、リードフレーム80から分離したランナー82と共にリードフレーム80から分離される。
不要樹脂除去装置1では、パンチ部材24がランナー82に当接する前に、樹脂封止成形品2のリードフレーム80が一対のクランプ部材13,40によって挟持された状態である。そのため、パンチ部材24がランナー82に当接しランナー82を打ち抜くときにパンチ部材24に対するランナー82の位置ズレを抑制することができる。そのため、位置ズレによってパンチ部材24がリードフレーム80に接触することを抑制することができ、また、ランナー82を安定的に分離することができる。
また、不要樹脂除去装置1では、複数のパンチ部材24のうちカル81を基準として遠いパンチ部材24からランナー82に当接させる。そのため、不要樹脂除去装置1では、複数のパンチ部材24を同時にランナー82に当接させてランナー82を打ち抜く場合に比べ、ランナー82を打ち抜く力を低減することができ、例えば、ランナー82が折れてランナー82の一部がリードフレーム80に付着したままになる確率を低減することができる。
このように、不要樹脂除去装置1では、ランナー82を打ち抜く力を低減しつつパンチ部材24に対するランナー82の位置ズレを抑制する。そのため、リードフレーム80に対するランナー82の付着残りを避け、ランナー82の除去を適切に行うことができる。また、複数のパンチ部材24を下降する前に、ランナー82の一部がリードフレーム80から分離された状態になっており且つ一部のパンチ部材24がランナー82に当接している状態である。そのため、一部のパンチ部材24がランナー82に当接していない状態から複数のパンチ部材24を下降する場合に比べ、ランナー82に加わる衝撃を低減することができる。
なお、上述した例では、不要樹脂除去装置1は、一対のクランプ部材13,40を回転軸31,51を中心として所定の角度に回転して複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24をランナー82に当接させるが、かかる例に限定されない。不要樹脂除去装置1は、カル81から遠いパンチ部材24をランナー82に当接させない構成であってもよい。
また、上述した不要樹脂除去装置1では、カル81を基準として遠いパンチ部材24から順に複数のパンチ部材24をランナー82に当接させるが、不要樹脂除去装置1は、カル81を基準として遠いパンチ部材24から順に複数のパンチ部材24をランナー82に当接させる構成でなくてもよい。例えば、不要樹脂除去装置1は、カル81から遠いパンチ部材24をランナー82に当接させた後は、他のパンチ部材24を同時、あるいは、カル81寄りのパンチ部材24よりも外方に位置する複数のパンチ部材24をランナー82に当接させる構成であってもよい。この場合、パンチ部材24の長さはランナー82に当接する順に長くすればよい。
すなわち、不要樹脂除去装置1は、一対のクランプ部材13,40を回転軸31,51を中心として回転させて、複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24ほどランナー82に近づかせる構成であればよく、カル81から遠いパンチ部材24をランナー82に当接させない構成であってもよい。この場合、駆動部41は、回転軸31,51を中心に一対のクランプ部材13,40を所定の角度に回転させて複数のパンチ部材24とランナー82との間に空隙を持たせつつ複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24ほどランナー82に近づける。そして、不要樹脂除去装置1は、一対のクランプ部材13,40を所定の角度に回転させた後、上ブレイク盤3を下降し、複数のパンチ部材24によってランナー82を打ち抜く。
以上のように、実施の形態1に係る不要樹脂除去装置1は、複数の半導体素子が載置されたリードフレーム80が樹脂封止成形されて形成され且つ樹脂封止成形される際に不要樹脂89であるカル81およびカル81に一方の端部が連結されリードフレーム80の主面に沿って延びるランナー82が形成される樹脂封止成形品2における不要樹脂89を除去する。リードフレーム80は、基材の一例である。不要樹脂除去装置1は、互いに対向し基材を挟持する一対のクランプ部材13,40と、ランナー82をリードフレーム80の主面と交わる方向に打ち抜く複数のパンチ部材24と、一対のクランプ部材13,40で基材が挟持された状態で一対のクランプ部材13,40および複数のパンチ部材24のうち少なくとも一方を移動させて、複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24をカル81に近いパンチ部材24よりもランナー82に近づける駆動部41とを備える。複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24は、ランナー82の他方の端部寄りの部分に当接し、複数のパンチ部材24によってランナー82が打ち抜かれる。これにより、不要樹脂除去装置1は、ランナー82を打ち抜く力を低減しつつパンチ部材24に対するランナー82の位置ズレを抑制するため、不要樹脂89の除去を適切に行うことができる。
また、一対のクランプ部材13,40は、回転軸31,51を有する。駆動部41は、回転軸31,51を中心に一対のクランプ部材13,40を回転させることによって、複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24をカル81に近いパンチ部材24よりもランナー82に近づける。これにより、不要樹脂除去装置1は、複数のパンチ部材24に対する一対のクランプ部材13,40の相対位置を一対のクランプ部材13,40が樹脂封止成形品2を保持した状態で容易に変更することができる。
また、駆動部41は、一対のクランプ部材13,40のうちの一方のクランプ部材40を押圧して回転軸51を中心に一方のクランプ部材40を回転させる。一対のクランプ部材13,40のうち他方のクランプ部材13は、一方のクランプ部材40の回転に伴って一方のクランプ部材40によって押圧されて回転軸31を中心に回転する。これにより、不要樹脂除去装置1は、簡易な構成によって、一対のクランプ部材13,40を回転することができる。
また、駆動部41は、回転軸31,51を中心に一対のクランプ部材13,40を所定の角度に回転させて複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24をカル81に近いパンチ部材24よりも先にランナー82に当接させる。複数のパンチ部材24は、一対のクランプ部材13,40が所定の角度に回転された後、ランナー82を打ち抜く。これにより、不要樹脂除去装置1は、一部のパンチ部材24がランナー82に当接していない状態から複数のパンチ部材24を下降する場合に比べ、複数のパンチ部材24を下降する際にランナー82に加わる衝撃を低減することができる。また、不要樹脂除去装置1は、複数のパンチ部材24のうち一部のパンチ部材24をランナー82に当接させた状態で複数のパンチ部材24がランナー82を打ち抜く。そのため、複数のパンチ部材24によってランナー82を剥がすように打ち抜くことができ、ランナー82が折れて樹脂残りが発生することを抑制することができる。
また、駆動部41は、回転軸31,51を中心に一対のクランプ部材13,40を所定の角度に回転させて複数のパンチ部材24とランナー82との間に空隙を持たせつつ複数のパンチ部材24のうちカル81から遠いパンチ部材24ほどランナー82に近づける。複数のパンチ部材24は、一対のクランプ部材13,40が所定の角度に回転した後、ランナー82を打ち抜く。これにより、不要樹脂除去装置1は、ランナー82を打ち抜く力を低減しつつパンチ部材24に対するランナー82の位置ズレを抑制するため、不要樹脂89の除去を適切に行うことができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 不要樹脂除去装置
2 樹脂封止成形品
3 上ブレイク盤
4 下ブレイク盤
5 昇降機構
6 制御部
10 押圧盤
11 緩衝機構部
12 パンチガイド
12a,12b,12c,30a,30b,85,86 貫通孔
13,40 クランプ部材(一対のクランプ部材の一例)
14 ばね
15 支持板
21 ベース板
22 フラットパンチ
23 基部
24,24a パンチ部材
24b 内パンチピン(パンチ部材の一例)
24c 外パンチピン(パンチ部材の一例)
25 固定具
30,50 保持部
31,51 回転軸
41 駆動部
42 支持部
52 排出口
80 リードフレーム(基材の一例)
81 カル
82 ランナー
83 半導体パッケージ
84 ゲート
89 不要樹脂

Claims (7)

  1. 複数の半導体素子が載置された基材が樹脂封止成形されて形成され且つ前記樹脂封止成形される際に不要樹脂であるカルおよび前記カルに一方の端部が連結され前記基材の主面に沿って延びるランナーが形成される樹脂封止成形品における前記不要樹脂を除去する不要樹脂除去装置であって、
    互いに対向し前記基材を挟持する一対のクランプ部材と、
    前記ランナーを前記基材の主面と交わる方向に打ち抜く複数のパンチ部材と、
    前記一対のクランプ部材で前記基材が挟持された状態で前記一対のクランプ部材の回転軸を中心に前記一対のクランプ部材を回転させて、前記複数のパンチ部材のうち前記カルから遠いパンチ部材を前記カルに近いパンチ部材よりも前記ランナーに近づける駆動部と、を備え、
    前記複数のパンチ部材のうち前記カルから遠いパンチ部材は、前記ランナーの他方の端部寄りの部分に当接し、前記複数のパンチ部材によって前記ランナーを打ち抜く
    ことを特徴とする不要樹脂除去装置。
  2. 前記駆動部は、
    前記一対のクランプ部材のうちの一方のクランプ部材を押圧して前記回転軸を中心に前記一方のクランプ部材を回転させ、
    前記一対のクランプ部材のうち他方のクランプ部材は、
    前記一方のクランプ部材の回転に伴って前記一方のクランプ部材によって押圧されて前記回転軸を中心に回転する
    ことを特徴とする請求項に記載の不要樹脂除去装置。
  3. 前記駆動部は、
    前記回転軸を中心に前記一対のクランプ部材を所定の角度に回転させて前記複数のパンチ部材のうち前記カルから遠いパンチ部材を前記カルに近いパンチ部材よりも先に前記ランナーに当接させ、
    前記複数のパンチ部材は、
    前記一対のクランプ部材が前記所定の角度に回転した後、前記ランナーを打ち抜く
    ことを特徴とする請求項またはに記載の不要樹脂除去装置。
  4. 前記駆動部は、
    前記回転軸を中心に前記一対のクランプ部材を所定の角度に回転させて前記複数のパンチ部材と前記ランナーとの間に空隙を持たせつつ前記複数のパンチ部材のうち前記カルから遠いパンチ部材ほど前記ランナーに近づけ、
    前記複数のパンチ部材は、
    前記一対のクランプ部材が前記所定の角度に回転した後、前記ランナーを打ち抜く
    ことを特徴とする請求項またはに記載の不要樹脂除去装置。
  5. 複数の半導体素子が載置された基材が樹脂封止成形されて形成され且つ前記樹脂封止成形される際に不要樹脂であるカルおよび前記カルに一方の端部が連結され前記基材の主面に沿って延びるランナーが形成される樹脂封止成形品における前記不要樹脂を除去する不要樹脂除去方法であって、
    前記基材を一対のクランプ部材で挟持する第1工程と、
    前記一対のクランプ部材によって前記基材が挟持された状態で、前記一対のクランプ部材および複数のパンチ部材のうち少なくとも一方を回転させて、前記複数のパンチ部材のうち前記カルから遠いパンチ部材を前記カルに近いパンチ部材よりも前記ランナーに近づける第2工程と、
    前記複数のパンチ部材のうち前記カルから遠いパンチ部材が前記ランナーの他方の端部寄りの部分に当接し、前記複数のパンチ部材によって前記ランナーを前記基材の主面と交わる方向に打ち抜く第3工程と、を含む
    ことを特徴とする不要樹脂除去方法。
  6. 前記第3工程は、
    前記基材および前記複数のパンチ部材の少なくとも一方を所定の角度に回転させて前記複数のパンチ部材のうち前記カルから遠いパンチ部材を前記カルに近いパンチ部材よりも先に前記ランナーに当接させた後、前記複数のパンチ部材によって前記ランナーを打ち抜く
    ことを特徴とする請求項に記載の不要樹脂除去方法。
  7. 前記第3工程は、
    前記基材および前記複数のパンチ部材の少なくとも一方を所定の角度に回転させて前記複数のパンチ部材と前記ランナーとの間に空隙を持たせつつ前記複数のパンチ部材のうち前記カルから遠いパンチ部材ほど前記ランナーに近づけた後、前記複数のパンチ部材によって前記ランナーを打ち抜く
    ことを特徴とする請求項に記載の不要樹脂除去方法。
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