JP4202632B2 - 一括封止型半導体パッケージの樹脂封止構造およびその製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一括封止型半導体パッケージの樹脂封止構造・製造装置に係わり、特にトランスファモールド法により一括封止を行った一括封止型半導体パッケージの樹脂封止構造・製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体パッケージの製造方法の一つに、フレームに搭載された複数の半導体製品をトランスファモールド法で一括して樹脂封止した後に、個々の半導体製品に切断する方法がある。
【0003】
この方法は、半導体製品を個々に樹脂封止する方法に比べて、フレーム上の半導体製品密度を向上させることが可能となり、フレームコストが抑えられる。また、フレームサイズと樹脂封止厚さが変わらない場合は、半導体製品のサイズやレイアウトが変わっても成形金型の共用化が可能であるため、設備投資削減や開発期間短縮が可能となる。対象となる半導体製品は、フレームにTABテープ、多層基板、セラミック基板等あるいは高価な部材を使用するものが多い。
【0004】
トランスファモ−ルド法は、上下一対の成形金型にキャビティ(成型部)を設け、溶融した熱硬化性樹脂を樹脂供給路、樹脂供給口を通じてキャビティに流し込んで成型する方法である。その後、成形金型を開いてフレームを取り出すことによって、成形工程は終了する。
【0005】
次に成形工程後の成形品からランナ(樹脂供給路で固化した樹脂)およびゲート(樹脂供給口で固化した樹脂)を分離する前の半導体パッケージの樹脂封止形状について、図面を用いて具体的に説明する。
【0006】
図5は、TABテープ1に搭載された複数の半導体製品2をトランスファーモールド法で一括して樹脂封止し、図示しない成形金型から取り出した後の半導体パッケージの樹脂封止構造の形状(樹脂封止形状)、ランナ3およびゲート4を示す平面図である。この後、樹脂封止された複数の半導体製品2で構成された成形品5をランナ3およびゲートから分離し、成形品5を個々の半導体製品2に切断する。
【0007】
TABテープ1上の半導体製品2の搭載可能箇所6は、TABテープ1の製造上、搬送等で使用する幅方向両端5mm程度の領域7を除く箇所である。この領域7には、2mm□程度のスプロケット穴8が設けられている。
【0008】
成形品5を封止する樹脂9の形状は上から見て四角形であり、成形品5の幅寸法10はTABテープ1の半導体製品2の搭載可能箇所6よりも大きく、スプロケット穴8にかからない比較的狭い範囲で設定されている。
【0009】
成形品5の成形金型からの取り出しは、成形品5内に設けられたエジェクタピン(不図示)を使用するため、成形品5の表面にはエジェクタピンマーク11が付く。ゲート4は、成形品5の一端面に連接されている。
【0010】
しかし、従来の成形工程後の成形品5からランナ3およびゲート4を分離する前の半導体パッケージの樹脂封止形状では、生産効率が低下するという問題がある。その理由は以下の1)〜5)である。
【0011】
成形品5の樹脂封止形状がTABテープ1上の半導体製品2の搭載可能箇所6と極めて近く、成形品5の表面のエジェクタピンマーク11が、半導体製品2のサイズやレイアウトによっては半導体製品2と干渉するため、
1)成形品5を個々の半導体製品2に切断後に、エジェクタピンマーク11が付いた半導体製品2と付いていない半導体製品2とが混在し、選別工数が必要となる、
2)半導体製品2の搭載可能箇所6に一様にエジェクタピンを設けた場合は、半導体製品2のサイズやレイアウトの変更時の成形金型共用化が不可能となり、設備投資・開発期間が増加する、
3)干渉部分(エジェクタピンマーク11が付いた領域)を破棄部分として半導体製品2を搭載しない場合は、TABテープ1上の半導体製品密度が低下するという生産効率悪化の問題が発生する。
【0012】
なお、エジェクタピンを成形品5内の半導体製品の搭載可能箇所6以外の極めて狭い範囲に配置すると、エジェクタピン径が極細となり、座屈破損等が発生する。また、成形品5の幅寸法を広げ、破損しない径のエジェクタピンを半導体製品2の搭載可能箇所6外に配置すると、幅寸法はスプロケット穴8まで広がり、封止時にスプロケット穴8からTABテープ1の裏面に樹脂が回り込み樹脂バリが発生する。
【0013】
また、成形品5の端面のゲート4の位置がTABテープ1上の半導体製品2の搭載可能箇所6と極めて近いため、成形品5からランナ3およびゲート4を分離する際に、
4)特に薄厚の成形品5で、半導体製品2に割れや欠けの成形不良が発生する、
5)TABテープ1上のランナ3およびゲート4の長さがTABテープ1の端から成形品5までの5mm程度となり、TABテープ1と樹脂の密着力により、TABテープ1の変形やゲート残りが発生し、後行程での生産性が悪化するという問題が発生する。
【0014】
以上説明したように、従来の成形工程後の成形品5からランナ3およびゲート4を分離する前の半導体パッケージの樹脂封止形状は、半導体製品選別工数の増加、設備投資・開発期間の増加、フレーム上の半導体製品密度の低下、成形不良、生産性悪化を招き、生産効率を低下させるという問題がある。
【0015】
図6に、フレームにセラミック基板を使用した場合の図5に相当する平面図を示す。図において、20はセラミック基板、21は複数の半導体製品(不図示)を封止する樹脂、22はゲート、23はランナ、25はカル部をそれぞれ示している。また、図7に、ゲート22およびランナ23を含む部分の図6の断面図を示す。
【0016】
この場合、セラミック基板20上の半導体製品の搭載可能箇所とゲート22との距離が短いため、成形品からランナ23およびゲート22を分離する際に、セラミック基板20と樹脂21との密着力の影響を受け、セラミック基板20に割れ25が発生し易く、生産効率が低下するという問題がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く、従来の成形工程後の成形品からランナおよびゲートを分離する前の半導体パッケージの樹脂封止形状は、フレーム上の半導体製品の搭載可能箇所とゲートとの距離が短いため、成形品からゲート等を分離する際に、フレームと樹脂との密着力の影響を受け、生産効率が低下するという問題がある。
【0018】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、フレームと樹脂との密着力の影響を小さくし、生産効率の低下を防止した一括封止型半導体パッケージの樹脂封止構造およびその製造装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
【0020】
すなわち、上記目的を達成するために、本発明に係る一括封止型半導体パッケージの樹脂封止構造は、半導体製品をフレーム上に樹脂により一括封止してなる半導体パッケージの樹脂封止構造において、前記樹脂は、前記フレーム上に設けられた前記半導体製品を封止する第1の樹脂と、前記フレーム上に設けられ、一端が前記第1の樹脂の端面に繋がれ、他端が前記フレームの端面に設けられたゲートに連接された少なくとも1つ以上の突起状の第2の樹脂とを具備してなることを特徴とする。
【0021】
このような構成によれば、第1の樹脂が第2の樹脂を介してゲートに連結することが可能となるので、フレーム上の半導体製品の搭載可能箇所とゲートとの距離が第2の樹脂の分だけ長くなる。その結果、フレームと樹脂との密着力の影響を小さくでき、生産効率の低下を防止できるようになる。
【0022】
本発明の上記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記載および添付図面によって明らかになるであろう。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態(以下、実施形態という)を説明する。
【0024】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る成形工程後の成形品からランナおよびゲートを分離する前の半導体パッケージの樹脂封止構造の形状を示す図である。なお、図5と対応する部分には図5と同一符号を付してあり、詳細な説明は省略する。
【0025】
図5の従来と異なる点は、複数の半導体製品2を封止する樹脂12の封止形状である。すなわち、樹脂12は、上から見て、従来と同様の四角形の樹脂9(第1の樹脂)と、TABテープ1の幅方向における四角形の樹脂9の両端面に繋がった複数個の突起形状の樹脂(以下、突起部という)13(第2の樹脂)とから構成されている。
【0026】
このような形状の樹脂12を形成するためには、上型および下型に分割可能な樹脂封止用の成形金型の内部に、半導体製品2を搭載したTABテープ1を固定し、成形金型の内部に熱硬化型の樹脂を注入して硬化する一括封止型半導体パッケージの製造装置において、上記成形金型が半導体製品2に対応した第1のキャビティ(第1の成形部)と、TABテープ1の幅方向における第1のキャビティの端面に設けられた複数の突起状の第2のキャビティ(第2の成形部)とを備えているものを用いる。すなわち、従来の一括封止型半導体パッケージの製造装置に、突起部13に対応したキャビティ(成形部)を加えたものを用いる。
【0027】
図8および図9に、本実施形態の一括封止型半導体パッケージの製造装置の具体例を示す。図8は平面図、図9は図8のA−A’断面図である。図において、60はエジェクターピン、61はカルを成形するためのキャビティ、62はランナを成形するためのキャビティ、63はゲートを成形するためのキャビティ、64は第2のキャビティ、65は第1のキャビティ、66は上型エジャクタホルダ、67は上型エジャクタプレート、68はエジャクタ、69は上部キャビティブロック、70はTABテープ、71はパイロットピン、72はキャリア、73は下型キャビティブロック、74は下型キャビティ、75は下型エジャクタホルダ、76は下型エジャクタプレート、77はサポートピン、78はポット、79はプランジャをそれぞれ示している。
【0028】
突起部13の位置は、TABテープ1の幅方向の両端のスプロケット穴間l4である。そのため、TABテープ1上の半導体製品2の搭載可能箇所6とは干渉しない。突起部13の大きさは、スプロケット穴8と同等であり、例えば2mm□程度である。成形金型のエジェクタピンは、突起部13内に収まるように配置してあり、エジェクタピンマーク11も突起部13内に収まるため、TABテープ1上の半導体製品2の搭載可能箇所6と干渉することはない。また、ゲート14は突起部13に連接している。
【0029】
上記の如き構成によれば、成形品5の表面のエジェクタピンマーク11が、半導体製品2のサイズやレイアウトによって、TABテープ1上の半導体製品2の搭載可能箇所6と干渉することがないため、
1)成形品5を個々の半導体製品2に切断後に、エジェクタピンマーク11が付いた半導体製品2は存在せず、エジェクタピンマーク11が付いていない半導体製品2だけとなるので、選別工数が不要となる、
2)半導体製品2の搭載可能箇所6にエジェクタピンマーク11がないため、半導体製品2のサイズやレイアウトの変更時の成形金型共有化が可能であり、設備投資・開発期間の短縮化が可能となる、
3)TABテープ1上の半導体製品密度は、最大で使用可能となる。
【0030】
なお、突起部13の大きさは、スプロケット穴8と同程度は確保できるため、充分なエジェクタピン径を使用することが可能であり、座屈破損等の懸念はない。また、成形品5がスプロケット穴8にかからないので、スプロケット穴8からTABテープ1の裏面に樹脂が回り込むことはなく、樹脂バリは発生しない。
【0031】
さらに、ゲート14が成形品5の突起部13に連接し、ゲート14とTABテープ1上の半導体製品2の搭載可能箇所6の距離が突起部13の分広がるため、成形品5からとゲート14およびランナ15を分離する際には、
4)突起部13に割れや欠けが発生しても、半導体製品2の搭載可能箇所6には影響なく、成形不良は発生しない、
5)TABテープ1上のランナ15およびゲート14の長さが突起部13の分短くなり、TABテープ1と樹脂9の密着力が低下するため、TABテープ1の変形やゲート残りが発生せず、後行程での生産性が悪化することはない。
以上説明したように、本実施形態の突起部13を有する樹脂封止構造では、エジェクタピンマーク11を突起部13内に納めることで半導体製品2の搭載可能箇所6との干渉を解消し、従来の技術で述べた問題点、すなわち、半導体製品2の選別工数の増加、設備投資・開発期間の増加およびフレーム上の半導体製品密度の低下の問題を解決でき、さらにゲート14を突起部13に連接することにより、成形品5からゲート14およびランナ15を分離する際の成形不良や生産性悪化の問題を解決できる。
【0032】
以上説明したように、本実施形態の突起部13を有する樹脂封止構造では、エジェクタピンマーク11を突起部13内に納めることで半導体製品2の搭載可能箇所6との干渉を解消し、従来の技術で述べた問題点、すなわち、半導体製品2の選別工数の増加、設備投資・開発期間の増加およびフレーム上の半導体製品密度の低下の問題を解決でき、さらにゲート14を突起部13に連接することにより、成形品5からゲート14およびランナ15を分離する際の成形不良や生産性悪化の問題を解決できる。
【0033】
(第2の実施形態)
図2および図3は、それぞれ、本発明の第2の実施形態に係る成形工程後の成形品からランナおよびゲートを分離する前の半導体パッケージの樹脂封止構造の形状を示す平面図および断面図である。
【0034】
本実施形態は、フレームにセラミック基板を使用した場合の例であり、図2および図3は、それぞれ、従来の図6および図7に相当する。なお、図6および図7と対応する部分には図6および図7と同一符号を付してあり、詳細な説明は省略する。
【0035】
図6および図7の従来と異なる点は、半導体製品を封止する樹脂27の封止形状である。すなわち、樹脂27は、上から見て、従来と同様の四角形の樹脂21(第1の樹脂)と、この四角形の樹脂21に繋がったゲート辺側に伸びた突起形状の樹脂(以下、突起部という)28(第2の樹脂)とから構成されている。
【0036】
このような形状の樹脂27を形成するためには、例えば上型および下型に分割可能な樹脂封止用の成形金型の内部に、半導体製品を搭載したセラミック基板20を固定し、成形金型の内部に熱硬化型の樹脂を注入して硬化する一括封止型半導体パッケージの製造装置において、成形金型として半導体製品に対応した第1のキャビティと、セラミック基板20の幅方向における第1のキャビティの端面に1つ以上の突起状の第2のキャビティとを備えているものを用いる。すなわち、従来の一括封止型半導体パッケージの製造装置に、突起部27に対応したキャビティを加えたものを用いる。
【0037】
突起部28はセラミック基板20の端面まで伸びており、ゲート22はセラミック基板20の端面に設けている。突起部28の長さは0.4mm以下である。
【0038】
上記の如き構成によれば、ゲート22が突起部28に連接し、セラミック基板20上の半導体製品の搭載可能箇所とゲート22の距離が突起部28の分広がるため、成形品からゲート22、ランナ23およびカル部24を分離する際には、1)セラミック基板20の端面にゲートブレイクのポイントを設けられることにより、セラミック基板20と樹脂27との密着力に影響されることなく、成形品からゲート22、ランナ23およびカル部24を分離でき、セラミック基板20の割れを防止できる。
【0039】
図4に、突起部28の長さと、セラミック基板20と樹脂26との密着力との関係図を示す。図から、本実施形態のように、突起部28の長さを0.4mm以下にすることにより、セラミック基板20と樹脂27との密着力との密着力を十分に小さくできることが分かる。
【0040】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、フレームにTABテープ、セラミック基板を用いた場合について説明したが、多層基板あるいはその他の高価な部材を用いても良い。また、封止方法はトランスファーモールド法に限定されるものではなく、他の一括封止方法を用いても良い。
【0041】
さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決できる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施できる。
【0042】
【発明の効果】
以上詳説したように本発明によれば、フレームと樹脂との密着力の影響を小さくでき、生産効率の低下を防止した一括封止型半導体パッケージの樹脂封止構造およびその製造装置を実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る成形工程後の成形品からランナおよびゲートを分離する前の半導体パッケージの樹脂封止形状を示す平面図
【図2】本発明の第2の実施形態に係る成形工程後の成形品からランナおよびゲートを分離する前の半導体パッケージの樹脂封止形状を示す平面図
【図3】本発明の第2の実施形態に係る成形工程後の成形品からランナおよびゲートを分離する前の半導体パッケージの樹脂封止形状を示す断面図
【図4】突起部の長さと、セラミック基板・樹脂間の密着力との関係を示す図
【図5】従来の成形工程後の成形品からランナおよびゲートを分離する前の半導体パッケージの樹脂封止形状を示す図
【図6】従来の成形工程後の成形品からランナおよびゲートを分離する前の半導体パッケージの樹脂封止形状を示す平面図
【図7】従来の成形工程後の成形品からランナおよびゲートを分離する前の半導体パッケージの樹脂封止形状を示す断面図
【図8】本発明の一括封止型半導体パッケージの樹脂封止構造の製造装置の一例を示す平面図
【図9】図8の製造装置のA−A’断面図
【符号の説明】
1…TABテープ
2…半導体製品
3…ランナ
4…ゲート
5…成形品
6…半導体製品の搭載可能箇所
7…半導体製品搭載不可能箇所
8…スプロケット穴
9…四角形の樹脂(第1の樹脂)
10…成形品の幅寸法
11…エジェクタピンマーク
12…樹脂
13…突起部(第2の樹脂)
14…ゲート
15…ランナ
20…セラミック基板
21…樹脂
22…ゲート
23…ランナ
24…カル部
25…割れ
26…四角形の樹脂(第1の樹脂)
27…樹脂
28…突起部(第2の樹脂)
Claims (5)
- 半導体製品をフレーム上に樹脂により一括封止してなる半導体パッケージの樹脂封止構造において、前記樹脂は、前記フレーム上に設けられた前記半導体製品を封止する第1の樹脂と、前記フレーム上に設けられ、一端が前記第1の樹脂の端面に繋がれ、他端が前記フレームの端面に設けられたゲートに連接された少なくとも1つ以上の突起状の第2の樹脂とを具備してなることを特徴とする一括封止型半導体パッケージの樹脂封止構造。
- 前記第2の樹脂は、前記フレームのうち、前記半導体製品が搭載されていない領域上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の一括封止型半導体パッケージの樹脂封止構造。
- 前記一括封止はトランスファモールド法により行われることを特徴とする請求項1に記載の一括封止型半導体パッケージの樹脂封止構造。
- 前記フレームは、TABテープ、セラミック基板または多層基板であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の一括封止型半導体パッケージの樹脂封止構造。
- 上型および下型に分割可能な樹脂封止用の成形金型の内部に、半導体製品を搭載したフレームを固定し、前記成形金型の内部に熱硬化型の樹脂を注入して硬化する一括封止型半導体パッケージの製造装置において、前記成形金型は前記半導体製品に対応した第1のキャビティと、前記フレームの端面に設けられたゲートを形成するためのキャビティと、一端が前記第1のキャビティの端面に設けられ、他端が前記ゲートを形成するための前記キャビティに連接される少なくとも1つ以上の突起状の第2のキャビティとを具備してなることを特徴とする一括封止型半導体パッケージの製造装置。
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